JPH0674702B2 - 蝶 番 - Google Patents
蝶 番Info
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- JPH0674702B2 JPH0674702B2 JP20029490A JP20029490A JPH0674702B2 JP H0674702 B2 JPH0674702 B2 JP H0674702B2 JP 20029490 A JP20029490 A JP 20029490A JP 20029490 A JP20029490 A JP 20029490A JP H0674702 B2 JPH0674702 B2 JP H0674702B2
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- Japan
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- door
- hinge
- support shaft
- door frame
- guide
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Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、門や玄関等に設置される扉等を門柱や扉枠
等に対して開閉可能に連結する蝶番に関する。
等に対して開閉可能に連結する蝶番に関する。
〈従来の技術〉 従来、扉等を扉枠等に対して開閉可能に連結する蝶番と
しては、一対の羽根板の一方側に一体に設けた筒体に、
他方側の羽根板に設けた支軸を挿入し、支軸を筒体に対
して回動可能に連結するものが提供されている。
しては、一対の羽根板の一方側に一体に設けた筒体に、
他方側の羽根板に設けた支軸を挿入し、支軸を筒体に対
して回動可能に連結するものが提供されている。
このような蝶番において、例えば、扉に支軸を有する羽
根板を取付け、扉枠に筒体を有する羽根板を取り付ける
場合には、支軸と扉の側端および筒体と扉枠の側端とが
平行になるように取り付ける必要があった。これは、蝶
番の取付け後において、扉を扉枠に連結した際に、扉枠
と扉との隙間が均一に保持されていなければ、扉が扉枠
に干渉したり、或いは開閉途中で床に敷設したカーペッ
トや絨毯等に当接するためである。
根板を取付け、扉枠に筒体を有する羽根板を取り付ける
場合には、支軸と扉の側端および筒体と扉枠の側端とが
平行になるように取り付ける必要があった。これは、蝶
番の取付け後において、扉を扉枠に連結した際に、扉枠
と扉との隙間が均一に保持されていなければ、扉が扉枠
に干渉したり、或いは開閉途中で床に敷設したカーペッ
トや絨毯等に当接するためである。
ところで、上記扉枠と扉との隙間を大きくして、扉が扉
枠等と干渉しないように取り付けることも考えられる
が、この場合には気密性の点および見栄えの点において
好ましくない。
枠等と干渉しないように取り付けることも考えられる
が、この場合には気密性の点および見栄えの点において
好ましくない。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、扉枠と扉との隙間が均一に保持されるように上
記蝶番を取り付けることは、非常に困難であった。ま
た、蝶番を取り付けて扉枠に扉を連結した後で、上記蝶
番の取付け位置がずれている場合には、蝶番の取付け位
置の修正を行なう必要があるが、この場合には、羽根板
の取り外し等を行なわなければならず、大変手間がかか
っていた。このため、上記蝶番においては、扉および扉
枠に蝶番を取り付けた後では、その取付け位置の修正を
容易に行なうことができないという問題があった。
記蝶番を取り付けることは、非常に困難であった。ま
た、蝶番を取り付けて扉枠に扉を連結した後で、上記蝶
番の取付け位置がずれている場合には、蝶番の取付け位
置の修正を行なう必要があるが、この場合には、羽根板
の取り外し等を行なわなければならず、大変手間がかか
っていた。このため、上記蝶番においては、扉および扉
枠に蝶番を取り付けた後では、その取付け位置の修正を
容易に行なうことができないという問題があった。
さらに、上記蝶番を扉および扉枠の側端の上下2箇所以
上に取り付けたものにあっては、筒体に挿入した支軸の
先端部が筒体の底部に当接していない場合、即ち、扉の
荷重を一箇所の蝶番だけで支承している場合があった。
このような場合等においては、使用中に扉の取手を有す
る側が垂れ下がり、扉の下框が扉枠と干渉して、扉が開
閉できなくなるという問題があった。
上に取り付けたものにあっては、筒体に挿入した支軸の
先端部が筒体の底部に当接していない場合、即ち、扉の
荷重を一箇所の蝶番だけで支承している場合があった。
このような場合等においては、使用中に扉の取手を有す
る側が垂れ下がり、扉の下框が扉枠と干渉して、扉が開
閉できなくなるという問題があった。
この発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、
扉等への取付け後でも、その取り付け位置を容易に調整
することができる蝶番を提供することを目的とする。
扉等への取付け後でも、その取り付け位置を容易に調整
することができる蝶番を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するためのこの発明の蝶番は、一対の羽
根板の一方側に一体に設けた有底筒体に、他方側の羽根
板に設けた支軸を挿入し、支軸を筒体に対して回動可能
に連結する蝶番において、筒体内に、互いに逆方向に回
動し、上記支軸を軸方向とは直角な方向に移動させて支
軸を筒体内の所定位置に案内するガイド孔を有する大小
2つの筒状ガイド部材を介装させてあり、この大小2つ
の筒状ガイド部材の周面には、互いに向きを異にする斜
状孔を形成してあり、上記筒体底部には、これら大小2
つの筒状ガイド部材の斜状孔に嵌装させた移動部材に螺
合し、回動にて移動部材を筒体内で軸方向に移動させ、
上記大小2つの筒状ガイド部材を互いに逆方向に回動さ
せる調整ネジを設けてなることを特徴としている。
根板の一方側に一体に設けた有底筒体に、他方側の羽根
板に設けた支軸を挿入し、支軸を筒体に対して回動可能
に連結する蝶番において、筒体内に、互いに逆方向に回
動し、上記支軸を軸方向とは直角な方向に移動させて支
軸を筒体内の所定位置に案内するガイド孔を有する大小
2つの筒状ガイド部材を介装させてあり、この大小2つ
の筒状ガイド部材の周面には、互いに向きを異にする斜
状孔を形成してあり、上記筒体底部には、これら大小2
つの筒状ガイド部材の斜状孔に嵌装させた移動部材に螺
合し、回動にて移動部材を筒体内で軸方向に移動させ、
上記大小2つの筒状ガイド部材を互いに逆方向に回動さ
せる調整ネジを設けてなることを特徴としている。
〈作用〉 上記の構成の蝶番によれば、筒状ガイド部材のガイド孔
に支軸を挿通した状態で、筒体底部の調整ネジを回動さ
せ、大小2つの筒状ガイド部材の斜状孔に嵌装させた移
動部材を筒体内で軸方向に移動させることにより、大小
2つの筒状ガイド部材を互いに逆方向に回動させること
ができ、支軸を所定の位置に移動させることができる。
に支軸を挿通した状態で、筒体底部の調整ネジを回動さ
せ、大小2つの筒状ガイド部材の斜状孔に嵌装させた移
動部材を筒体内で軸方向に移動させることにより、大小
2つの筒状ガイド部材を互いに逆方向に回動させること
ができ、支軸を所定の位置に移動させることができる。
例えば、支軸を有する羽根板を扉に取付け、筒体を有す
る羽根板を扉枠に取付けて、扉および扉枠の上下2か所
が蝶番によって連結されている場合において、蝶番にて
連結された側であって、扉枠に対する扉の上部側に隙間
が、扉枠に対する扉の下部側の隙間よりも広い状態で、
扉が扉枠に対して傾斜して取り付けられている場合を想
定する。この場合には、上記上下2か所の蝶番のうち、
上部側の蝶番の調整ネジを回動して、扉を扉枠に近接す
る方向へ移動させると共に、下部側の蝶番の調整ネジを
回動して、扉を扉枠から離間する方向へ移動させること
により、扉枠に対する扉の隙間が均一になるように上記
傾斜を修正することができる。
る羽根板を扉枠に取付けて、扉および扉枠の上下2か所
が蝶番によって連結されている場合において、蝶番にて
連結された側であって、扉枠に対する扉の上部側に隙間
が、扉枠に対する扉の下部側の隙間よりも広い状態で、
扉が扉枠に対して傾斜して取り付けられている場合を想
定する。この場合には、上記上下2か所の蝶番のうち、
上部側の蝶番の調整ネジを回動して、扉を扉枠に近接す
る方向へ移動させると共に、下部側の蝶番の調整ネジを
回動して、扉を扉枠から離間する方向へ移動させること
により、扉枠に対する扉の隙間が均一になるように上記
傾斜を修正することができる。
〈実施例〉 以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第1図はこの発明に係る蝶番Aの分解斜視図を示してお
り、同図において、蝶番Aは一対の羽根板1,2を有して
おり、一方側の羽根板2の側端縁に、金属製の筒状体か
らなる筒体20が一体に設けられている。
り、同図において、蝶番Aは一対の羽根板1,2を有して
おり、一方側の羽根板2の側端縁に、金属製の筒状体か
らなる筒体20が一体に設けられている。
他方側の羽根板1には、上記筒体20に挿入するための支
軸10が設けられている。
軸10が設けられている。
また、上記筒体20には、径を異にする大小2つのガイド
部材3,4が挿入されている。
部材3,4が挿入されている。
この大小2つのガイド部材3,4には、支軸10を所定位置
へ案内するためのガイド孔30,40が軸方向に貫通形成さ
れている。
へ案内するためのガイド孔30,40が軸方向に貫通形成さ
れている。
23は、筒体20の底部を閉塞する円板状の底部材を示して
いる。
いる。
筒体20内壁の底部側の相対向する位置に軸方向への1対
の縦溝21,21′およびこの縦溝21,21′に連通する1対の
横溝22,22′が形成してあって、この横溝22,22′に底部
材23に形成してある突起24,24′が嵌合し、筒体20の底
部が閉塞されるように形成されている。
の縦溝21,21′およびこの縦溝21,21′に連通する1対の
横溝22,22′が形成してあって、この横溝22,22′に底部
材23に形成してある突起24,24′が嵌合し、筒体20の底
部が閉塞されるように形成されている。
第3図〜第5図に示すように、蝶番Aは、支軸10を有す
る羽根板1を扉Bに取付けていると共に、筒体20を有す
る羽根板2が扉枠Cに取付けられており、扉Bを閉めた
状態において、両羽根板1,2が扉Bと扉枠Cとの端面間
で相互に重なり合うように取付けられている。
る羽根板1を扉Bに取付けていると共に、筒体20を有す
る羽根板2が扉枠Cに取付けられており、扉Bを閉めた
状態において、両羽根板1,2が扉Bと扉枠Cとの端面間
で相互に重なり合うように取付けられている。
上記羽根板1,2は、金属製の矩形状の板材からなり、扉
Bおよび扉枠Cに取付けるための取付部材の挿通孔1a,2
aが所定位置に穿孔されている。
Bおよび扉枠Cに取付けるための取付部材の挿通孔1a,2
aが所定位置に穿孔されている。
上記支軸10は金属製であり、その一端10bが支軸保持筒1
1に嵌入され、他端10aが支軸保持筒11から所定長さ突出
するように形成されている。
1に嵌入され、他端10aが支軸保持筒11から所定長さ突出
するように形成されている。
また、上記支軸10の略中間部分には扉Bの荷重を担持す
るための鍔部12が、支軸10と一体に設けられている。
るための鍔部12が、支軸10と一体に設けられている。
上記支軸10は、支軸保持筒11に嵌入したとき、その軸芯
が羽根板1の側面と平行になるように形成されている。
が羽根板1の側面と平行になるように形成されている。
上記径を異にする大小の筒状のガイド部材3,4のそれぞ
れには、その外周面に軸方向とは直角な周方向に適宜間
隔をおいて1対の突起32,32′、42,42′が上下2個所に
形成されており、これら突起32,32′、42,42′によるガ
イド部材3,4の互いの逆方向への偏心回転により、ガイ
ド孔30に挿通した支軸10が筒体20内を直線移動するよう
に形成されている。
れには、その外周面に軸方向とは直角な周方向に適宜間
隔をおいて1対の突起32,32′、42,42′が上下2個所に
形成されており、これら突起32,32′、42,42′によるガ
イド部材3,4の互いの逆方向への偏心回転により、ガイ
ド孔30に挿通した支軸10が筒体20内を直線移動するよう
に形成されている。
また、ガイド部材3,4のそれぞれには、上記突起32,3
2′、42,42′を形成した下方側に、1対の斜状孔31,3
1′、41,41′が形成されている。
2′、42,42′を形成した下方側に、1対の斜状孔31,3
1′、41,41′が形成されている。
このガイド部材3の1対の斜状孔31,31′と、ガイド部
材4の1対の斜状孔41,41′は、それぞれ傾斜方向が互
いに逆になるようにガイド部材3,4の周面にそれぞれ形
成されている。
材4の1対の斜状孔41,41′は、それぞれ傾斜方向が互
いに逆になるようにガイド部材3,4の周面にそれぞれ形
成されている。
さらに、上記ガイド部材3,4は、扉Bを閉めた状態で、
ガイド孔30,40が扉Bの取手を有する側面と平行になる
ように筒体20内に嵌入されている。
ガイド孔30,40が扉Bの取手を有する側面と平行になる
ように筒体20内に嵌入されている。
なお、上記筒状ガイド部材4に嵌入した筒状ガイド部材
3および筒状ガイド部材3に挿通した支軸10は、ガイド
孔40および30のいずれの位置に存在していても、ガイド
部材4,3のガイド孔40,30の壁および突起42,42′、32,3
2′と当接して径方向への移動が規制されており、ガタ
付きを生ずることなく回動可能に支持されている。
3および筒状ガイド部材3に挿通した支軸10は、ガイド
孔40および30のいずれの位置に存在していても、ガイド
部材4,3のガイド孔40,30の壁および突起42,42′、32,3
2′と当接して径方向への移動が規制されており、ガタ
付きを生ずることなく回動可能に支持されている。
5は、前記筒体20の円板状底部材23の中心部にその頭部
を回動自由に保持されている調整ネジであって、筒状移
動部材6の内面の雌ネジ溝60に螺合可能に形成してあ
る。
を回動自由に保持されている調整ネジであって、筒状移
動部材6の内面の雌ネジ溝60に螺合可能に形成してあ
る。
移動部材6は、外周の相対向する位置に垂直に突出した
2本の棒状アーム61,61′を有し、このアーム61,61′
が、前記ガイド部材3,4に形成されている斜状孔31,3
1′、41,41′にそれぞれ挿通可能で、且つアーム61,6
1′の先端が筒体20内面の縦溝21,21′を移動するように
形成してある。
2本の棒状アーム61,61′を有し、このアーム61,61′
が、前記ガイド部材3,4に形成されている斜状孔31,3
1′、41,41′にそれぞれ挿通可能で、且つアーム61,6
1′の先端が筒体20内面の縦溝21,21′を移動するように
形成してある。
上記構成からなる蝶番Aの組立の一例を示すと、 先ず、ガイド部材3をガイド部材4に嵌装する。このと
き、ガイド部材3の斜状孔31はガイド部材4の斜状孔41
とクロスし、ガイド部材3の斜状孔31′はガイド部材4
の斜状孔41′とクロスするように嵌装しておく。
き、ガイド部材3の斜状孔31はガイド部材4の斜状孔41
とクロスし、ガイド部材3の斜状孔31′はガイド部材4
の斜状孔41′とクロスするように嵌装しておく。
次に、移動部材6の1対のアーム61,61′のうち、一方
のアーム61を上記斜状孔31と斜状孔41のクロス部分に挿
通し、他方のアーム61′を上記斜状孔31′と斜状孔41′
のクロス部分に挿通し、移動部材6をガイド部材3内に
嵌入する。
のアーム61を上記斜状孔31と斜状孔41のクロス部分に挿
通し、他方のアーム61′を上記斜状孔31′と斜状孔41′
のクロス部分に挿通し、移動部材6をガイド部材3内に
嵌入する。
そして、これら移動部材6を嵌入したガイド部材3およ
びガイド部材4を筒体20の底部から筒体内に挿入する。
このとき移動部材6のアーム61が筒体20の縦溝21内を移
動し、アーム61′が縦溝21′内を移動できるようにして
挿入する。
びガイド部材4を筒体20の底部から筒体内に挿入する。
このとき移動部材6のアーム61が筒体20の縦溝21内を移
動し、アーム61′が縦溝21′内を移動できるようにして
挿入する。
次に、調整ネジ5を移動部材6の螺合孔60に、螺合させ
るとともに、筒体20の横溝22に底部材23の突起24を、横
溝22′に突起24′をそれぞれ嵌合させ、筒体20の底部を
閉塞する。
るとともに、筒体20の横溝22に底部材23の突起24を、横
溝22′に突起24′をそれぞれ嵌合させ、筒体20の底部を
閉塞する。
この底部を底部材23にて閉塞した筒体20のガイド部材3
内に、一端10bを保持筒11に嵌入した支軸10の他端10aを
挿通する。
内に、一端10bを保持筒11に嵌入した支軸10の他端10aを
挿通する。
上記の構成の蝶番Aを、扉枠Cおよび扉Bの上下2か所
に取り付けた状態を第6図に示す。
に取り付けた状態を第6図に示す。
同図においては、扉Bが扉枠Cに対して傾斜して取り付
けられている状態を誇張して示しており、蝶番Aを有す
る側であって、扉枠Cに対する扉Bの上部側の隙間
(a)が、扉枠Cに対する扉Bの下部側の隙間(b)よ
りも広い状態で、扉Bが扉枠Cに連結されている場合を
示してある。
けられている状態を誇張して示しており、蝶番Aを有す
る側であって、扉枠Cに対する扉Bの上部側の隙間
(a)が、扉枠Cに対する扉Bの下部側の隙間(b)よ
りも広い状態で、扉Bが扉枠Cに連結されている場合を
示してある。
上記場合にあって扉Bの良好な開閉を図るためには、 先ず、上記上下2か所の蝶番Aのうち、上部側の蝶番A
を第3図の状態から第5図の状態にする必要がある。
を第3図の状態から第5図の状態にする必要がある。
即ち、筒体20の底部に設けた調整ネジ5を回動して、移
動部材6を筒体20底部側に移動させる。すると、ガイド
部材3は右まわりに回動し、ガイド部材4は左まわりに
回動する。
動部材6を筒体20底部側に移動させる。すると、ガイド
部材3は右まわりに回動し、ガイド部材4は左まわりに
回動する。
このガイド部材3,4の回動に伴ない、支軸10が筒体20内
を扉枠C側へ直線移動し、扉Bを扉枠Cに近接する方向
へ移動させることができる。
を扉枠C側へ直線移動し、扉Bを扉枠Cに近接する方向
へ移動させることができる。
次に、下部側の蝶番Aにあっては、第3図の状態から第
4図の状態にする必要がある。
4図の状態にする必要がある。
即ち、筒体20の底部に設けた調整ネジ5を上記とは逆方
向に回動して、移動部材6を筒体20底部とは反対側に移
動させる。すると、ガイド部材3は左まわりに回動し、
ガイド部材4は右まわりに回動する。
向に回動して、移動部材6を筒体20底部とは反対側に移
動させる。すると、ガイド部材3は左まわりに回動し、
ガイド部材4は右まわりに回動する。
このガイド部材3,4の回動に伴ない、支軸10が筒体20内
を扉B側へ直線移動し、扉Bを扉枠Cから離間する方向
へ移動させることができる。
を扉B側へ直線移動し、扉Bを扉枠Cから離間する方向
へ移動させることができる。
上記操作を行なうことにより、蝶番Aの取付け後であっ
ても、扉枠Cと扉Bとの隙間が均一になるように上記扉
Bの傾斜を容易に修正することができる。
ても、扉枠Cと扉Bとの隙間が均一になるように上記扉
Bの傾斜を容易に修正することができる。
また、使用中に取手を有する側の扉Bが垂れ下がり、扉
Bを開閉する際に扉Bが絨毯や床等に干渉するような事
態が生じた場合でも、上記蝶番Aの筒体20底部からの調
整ネジ5の回動操作を行なうことによって、扉Bを開閉
可能な最適な位置へ案内することができる。
Bを開閉する際に扉Bが絨毯や床等に干渉するような事
態が生じた場合でも、上記蝶番Aの筒体20底部からの調
整ネジ5の回動操作を行なうことによって、扉Bを開閉
可能な最適な位置へ案内することができる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではな
く、例えば、筒体内に介装させる大小2つの筒状ガイド
部材としては、充実円柱体の内部に偏心孔を形成すると
ともに周面に斜状孔を形成したものであってもよい。
く、例えば、筒体内に介装させる大小2つの筒状ガイド
部材としては、充実円柱体の内部に偏心孔を形成すると
ともに周面に斜状孔を形成したものであってもよい。
斜状孔としても上記実施例では、各ガイド部材の周面に
各々2個所形成したものを示したが、各ガイド部材の周
面に各々1個所だけ形成したものにあっても実施可能で
ある。底部材としても上記突起24,24′と横溝22,22′に
よるもののほか、溶接等にて閉塞してもよい。そして、
上記実施例では、扉Bを閉めた状態において、羽根板1,
2が扉Bと扉枠Cとの端面間で相互に重なり合うように
取付け、扉Bが扉枠Cに対して面一に近接したり、離間
したりするようにしたものを示したが、両羽根板1,2を
拡開した状態で扉枠Cおよび扉Bの側面に取付け、扉B
が扉枠Cに対して直角に近接したり、離間するようにし
たものであってもよい。その他、この発明の要旨を変更
しない範囲で種々の設計変更を施すことができる。
各々2個所形成したものを示したが、各ガイド部材の周
面に各々1個所だけ形成したものにあっても実施可能で
ある。底部材としても上記突起24,24′と横溝22,22′に
よるもののほか、溶接等にて閉塞してもよい。そして、
上記実施例では、扉Bを閉めた状態において、羽根板1,
2が扉Bと扉枠Cとの端面間で相互に重なり合うように
取付け、扉Bが扉枠Cに対して面一に近接したり、離間
したりするようにしたものを示したが、両羽根板1,2を
拡開した状態で扉枠Cおよび扉Bの側面に取付け、扉B
が扉枠Cに対して直角に近接したり、離間するようにし
たものであってもよい。その他、この発明の要旨を変更
しない範囲で種々の設計変更を施すことができる。
〈発明の効果〉 上記構成からなるこの発明の蝶番によれば、ガイド部材
のガイド孔に支軸を挿通した状態で、調整ネジの回動に
よる筒体底部からの調整にて、支軸を筒体内の所定位置
へ移動させることができるので、例えば、蝶番を扉およ
び扉枠に取付け、扉と扉枠とを連結した後であっても、
扉枠に対する扉の取付け位置の調整を容易に行なうこと
ができる等特有の効果を奏する。
のガイド孔に支軸を挿通した状態で、調整ネジの回動に
よる筒体底部からの調整にて、支軸を筒体内の所定位置
へ移動させることができるので、例えば、蝶番を扉およ
び扉枠に取付け、扉と扉枠とを連結した後であっても、
扉枠に対する扉の取付け位置の調整を容易に行なうこと
ができる等特有の効果を奏する。
第1図は蝶番の分解斜視図、 第2図は部分断面図、 第3図〜第5図は平断面図、 第6図は扉枠に対して扉が傾斜して取り付けられた状態
を誇張して示す概略図である。 A……蝶番、 1,2……羽根板、 10……支軸、 21……有底筒体、 3,4……ガイド部材、 30,40……ガイド孔、 31,31′、41,41′……斜状孔、 5……調整ネジ、 6……移動部材
を誇張して示す概略図である。 A……蝶番、 1,2……羽根板、 10……支軸、 21……有底筒体、 3,4……ガイド部材、 30,40……ガイド孔、 31,31′、41,41′……斜状孔、 5……調整ネジ、 6……移動部材
Claims (1)
- 【請求項1】一対の羽根板の一方側に一体に設けた有底
筒体に、他方側の羽根板に設けた支軸を挿入し、支軸を
筒体に対して回動可能に連結する蝶番において、筒体内
に、互いに逆方向に回動し、上記支軸を軸方向とは直角
な方向に移動させて支軸を筒体内の所定位置に案内する
ガイド孔を有する大小2つの筒状ガイド部材を介装させ
てあり、該大小2つの筒状ガイド部材の周面には、互い
に向きを異にする斜状孔を形成してあり、上記筒体底部
にはこれら大小2つの筒状ガイド部材の斜状孔に嵌装さ
せた移動部材に螺合し、回動にて移動部材を筒体内で軸
方向に移動させ、上記大小2つの筒状ガイド部材を互い
に逆方向に回動させる調整ネジを設けてなることを特徴
とする蝶番。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20029490A JPH0674702B2 (ja) | 1990-07-26 | 1990-07-26 | 蝶 番 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20029490A JPH0674702B2 (ja) | 1990-07-26 | 1990-07-26 | 蝶 番 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0485467A JPH0485467A (ja) | 1992-03-18 |
JPH0674702B2 true JPH0674702B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=16421926
Family Applications (1)
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JP20029490A Expired - Fee Related JPH0674702B2 (ja) | 1990-07-26 | 1990-07-26 | 蝶 番 |
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JP (1) | JPH0674702B2 (ja) |
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JP4962805B2 (ja) * | 2009-11-17 | 2012-06-27 | 株式会社Kalbas | コピー防止シート |
-
1990
- 1990-07-26 JP JP20029490A patent/JPH0674702B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH0485467A (ja) | 1992-03-18 |
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