JPH0674625A - 自動製氷装置及びその製氷方法 - Google Patents
自動製氷装置及びその製氷方法Info
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- JPH0674625A JPH0674625A JP22618292A JP22618292A JPH0674625A JP H0674625 A JPH0674625 A JP H0674625A JP 22618292 A JP22618292 A JP 22618292A JP 22618292 A JP22618292 A JP 22618292A JP H0674625 A JPH0674625 A JP H0674625A
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- making
- ice making
- ice tray
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 離氷時の氷の割れを少なくし、製氷皿から氷
を離氷し易くする。 【構成】 変形可能な製氷皿8の一側に、駆動機構7を
配設する。この駆動機構7によって、製氷行程の途中
で、製氷皿8は係止片12Bと凸部12が当接する方向に回
動し、変形する。このとき、製氷皿8と氷との間に空隙
部が形成され、氷の上部に残った水が浸透する。 【効果】 製氷皿8と氷との間に空気層が形成され、こ
の製氷皿と氷間の密着性は弱まる。
を離氷し易くする。 【構成】 変形可能な製氷皿8の一側に、駆動機構7を
配設する。この駆動機構7によって、製氷行程の途中
で、製氷皿8は係止片12Bと凸部12が当接する方向に回
動し、変形する。このとき、製氷皿8と氷との間に空隙
部が形成され、氷の上部に残った水が浸透する。 【効果】 製氷皿8と氷との間に空気層が形成され、こ
の製氷皿と氷間の密着性は弱まる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透明な氷を得ることの
できる自動製氷装置及びその製氷方法に関する。
できる自動製氷装置及びその製氷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭用冷蔵庫などに設けられる自
動製氷装置は、例えば特開平4−62368号公報など
に開示されるように、給水装置から供給された水を変形
可能な製氷皿に貯溜して製氷し、製氷後に前記製氷皿を
駆動機構により回転させて上下反転させることにより、
製氷皿内の氷をアイスボックス等の氷貯溜部に落下さ
せ、離氷動作を行っている。また、この自動製氷装置は
製氷皿に水平方向の振動を付与する振動付与機構と、製
氷皿の上面に設けられたヒータを備えた蓋とを備え、製
氷行程時に製氷皿を振動させてこの製氷皿内の水中に含
まれる気泡を脱気し、かつ、閉蓋状態でヒータを加熱す
ることにより製氷皿の下部側から順次製氷を行って、透
明な氷を得るようにしている。
動製氷装置は、例えば特開平4−62368号公報など
に開示されるように、給水装置から供給された水を変形
可能な製氷皿に貯溜して製氷し、製氷後に前記製氷皿を
駆動機構により回転させて上下反転させることにより、
製氷皿内の氷をアイスボックス等の氷貯溜部に落下さ
せ、離氷動作を行っている。また、この自動製氷装置は
製氷皿に水平方向の振動を付与する振動付与機構と、製
氷皿の上面に設けられたヒータを備えた蓋とを備え、製
氷行程時に製氷皿を振動させてこの製氷皿内の水中に含
まれる気泡を脱気し、かつ、閉蓋状態でヒータを加熱す
ることにより製氷皿の下部側から順次製氷を行って、透
明な氷を得るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の自動製
氷装置は、透明氷の製氷過程において、水中に含まれる
気泡を取り除きながら、製氷皿の下部から氷を一方向成
長させるため、製氷皿内の水は不純物のない状態とな
る。この場合、水の分子間引力、すなわちファンデルワ
ールス力はより大きくなり、氷が製氷皿から離れにくく
なるため、離氷時に氷の割れが多く発生して、氷の品位
が著しく低下したり、あるいは、製氷皿内に氷が残っ
て、再び給水動作が行われたときに製氷皿から水が溢れ
出す等といった問題点を有する。
氷装置は、透明氷の製氷過程において、水中に含まれる
気泡を取り除きながら、製氷皿の下部から氷を一方向成
長させるため、製氷皿内の水は不純物のない状態とな
る。この場合、水の分子間引力、すなわちファンデルワ
ールス力はより大きくなり、氷が製氷皿から離れにくく
なるため、離氷時に氷の割れが多く発生して、氷の品位
が著しく低下したり、あるいは、製氷皿内に氷が残っ
て、再び給水動作が行われたときに製氷皿から水が溢れ
出す等といった問題点を有する。
【0004】そこで、本発明は上記問題点を解決して、
透明な氷を製氷する際において、離氷時における氷の割
れが少なく、製氷皿からの氷の離氷性に優れた自動製氷
装置を提供することを目的とする。
透明な氷を製氷する際において、離氷時における氷の割
れが少なく、製氷皿からの氷の離氷性に優れた自動製氷
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の自動製氷装置は、製氷皿に水平方向の振動
を付与する振動付与機構と、前記製氷皿の上面に設けら
れたヒータを備えた蓋とにより、前記製氷皿内の水中に
含まれる気泡を脱気しこの製氷皿の下部側から順次製氷
して透明な氷を得るようにした自動製氷装置において、
前記製氷皿に対して所定のひねり力を加えるひねり手段
と、前記製氷皿内の氷の上部に水が残っている状態で前
記ひねり手段を駆動させ前記製氷皿と氷との間に水を浸
透させる制御手段とを備えたものである。
に、本発明の自動製氷装置は、製氷皿に水平方向の振動
を付与する振動付与機構と、前記製氷皿の上面に設けら
れたヒータを備えた蓋とにより、前記製氷皿内の水中に
含まれる気泡を脱気しこの製氷皿の下部側から順次製氷
して透明な氷を得るようにした自動製氷装置において、
前記製氷皿に対して所定のひねり力を加えるひねり手段
と、前記製氷皿内の氷の上部に水が残っている状態で前
記ひねり手段を駆動させ前記製氷皿と氷との間に水を浸
透させる制御手段とを備えたものである。
【0006】また、上記目的を達成するために、本発明
の製氷方法は、製氷皿に水平方向の振動を付与する振動
付与機構と、前記製氷皿の上面に設けられたヒータを備
えた蓋とにより、前記製氷皿内の水中に含まれる気泡を
脱気しこの製氷皿の下部側から順次製氷して透明な氷を
得るようにした自動製氷装置において、前記製氷皿内の
氷の上部に水が残っている状態でこの製氷皿に対してひ
ねりを加え、前記製氷皿と氷との間に水を浸透させるよ
うにしたものである。
の製氷方法は、製氷皿に水平方向の振動を付与する振動
付与機構と、前記製氷皿の上面に設けられたヒータを備
えた蓋とにより、前記製氷皿内の水中に含まれる気泡を
脱気しこの製氷皿の下部側から順次製氷して透明な氷を
得るようにした自動製氷装置において、前記製氷皿内の
氷の上部に水が残っている状態でこの製氷皿に対してひ
ねりを加え、前記製氷皿と氷との間に水を浸透させるよ
うにしたものである。
【0007】
【作用】前記構成により、製氷途中で製氷皿にひねりを
加えることによって、製氷皿と氷との間に空隙部が形成
され、この空隙部に氷の上部に残った水が浸透する。そ
して、引続き製氷動作を行うと、製氷皿と氷とに間にお
いて部分的に空気層が形成され、製氷皿と氷との密着性
は弱くなる。
加えることによって、製氷皿と氷との間に空隙部が形成
され、この空隙部に氷の上部に残った水が浸透する。そ
して、引続き製氷動作を行うと、製氷皿と氷とに間にお
いて部分的に空気層が形成され、製氷皿と氷との密着性
は弱くなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。図1乃至図12は本発明の一実施例を示し、
図中1は製氷室であり、この製氷室は冷却器(図示せ
ず)によって冷却されている。2は前記製氷室1内の上
部に配設された矩形箱状をなす機体で、後方へ向けて突
出するコ字状の支持部材3が設けられている。前記機体
2の内部には、駆動モータ4、ギア機構5及びスラスト
ワッシャ6Aを介して取り付けられた出力軸6を有する
ひねり手段たる駆動機構7が設けられており、この駆動
機構7は前記モータ4の回転をギア機構5により減速し
て、出力軸6と一体に形成された駆動ギア5Aに伝達す
る構成となっている。8は例えばプラスチック製の変形
可能な製氷皿であり、この製氷皿8はその上面が開口し
た薄型の矩形容器状をなし、内部が複数個のブロック9
により区画形成されている。この製氷皿8は一側の前部
中央部に前記出力軸6が接続されるとともに、他側の後
部中央部に支軸10を介して支持部材3に接続され、出力
軸6及び支軸10の軸方向に水平移動可能な状態で、か
つ、この出力軸6及び支軸10を中心にして回動可能に支
持されている。なお、11は製氷皿8と支持部材3との間
に位置して巻装される圧縮コイルばねである。前記製氷
皿8の後部の一端部には凸部12が突設されており、後述
する離氷行程において、製氷皿8が反転方向たる矢印S
方向へ回動されたときに、その凸部12が支持部材3に設
けた受け部12Aに当接することにより、その回動を規制
するようになっている。また、支持部材3には係止片12
Bが形成されており、製氷皿8が水平状態のときに駆動
機構7によって製氷皿8を前記矢印S方向と反対に回動
させると、この係止片12Bと凸部12が当接して製氷皿8
の回動が規制されるため、係止片12Bを支点として製氷
皿8に対してひねり力が加えられるようになっている。
説明する。図1乃至図12は本発明の一実施例を示し、
図中1は製氷室であり、この製氷室は冷却器(図示せ
ず)によって冷却されている。2は前記製氷室1内の上
部に配設された矩形箱状をなす機体で、後方へ向けて突
出するコ字状の支持部材3が設けられている。前記機体
2の内部には、駆動モータ4、ギア機構5及びスラスト
ワッシャ6Aを介して取り付けられた出力軸6を有する
ひねり手段たる駆動機構7が設けられており、この駆動
機構7は前記モータ4の回転をギア機構5により減速し
て、出力軸6と一体に形成された駆動ギア5Aに伝達す
る構成となっている。8は例えばプラスチック製の変形
可能な製氷皿であり、この製氷皿8はその上面が開口し
た薄型の矩形容器状をなし、内部が複数個のブロック9
により区画形成されている。この製氷皿8は一側の前部
中央部に前記出力軸6が接続されるとともに、他側の後
部中央部に支軸10を介して支持部材3に接続され、出力
軸6及び支軸10の軸方向に水平移動可能な状態で、か
つ、この出力軸6及び支軸10を中心にして回動可能に支
持されている。なお、11は製氷皿8と支持部材3との間
に位置して巻装される圧縮コイルばねである。前記製氷
皿8の後部の一端部には凸部12が突設されており、後述
する離氷行程において、製氷皿8が反転方向たる矢印S
方向へ回動されたときに、その凸部12が支持部材3に設
けた受け部12Aに当接することにより、その回動を規制
するようになっている。また、支持部材3には係止片12
Bが形成されており、製氷皿8が水平状態のときに駆動
機構7によって製氷皿8を前記矢印S方向と反対に回動
させると、この係止片12Bと凸部12が当接して製氷皿8
の回動が規制されるため、係止片12Bを支点として製氷
皿8に対してひねり力が加えられるようになっている。
【0009】13は製氷位置での前記製氷皿8の上面を覆
う蓋であり、これは上面が開口した容器状の底板14と、
この底板14の上面を覆うカバー15と、これらの間に配設
された発泡スチロールなどの断熱材16とにより構成され
ている。この蓋13の前記凸部12に対向する一側は、金属
あるいは柔軟性のあるゴムなどからなる可撓性のヒンジ
部材17を介して、前記支持部材3の一側に回動自在に設
けられている。18,19は、前記ヒンジ部材17と蓋13及び
支持部材3を各々接続するための取付板及びリベットで
ある。さらに、蓋13の内部においては、底板14の上面に
ヒータ20がアルミ箔テープ21などによって貼り付けられ
ている。
う蓋であり、これは上面が開口した容器状の底板14と、
この底板14の上面を覆うカバー15と、これらの間に配設
された発泡スチロールなどの断熱材16とにより構成され
ている。この蓋13の前記凸部12に対向する一側は、金属
あるいは柔軟性のあるゴムなどからなる可撓性のヒンジ
部材17を介して、前記支持部材3の一側に回動自在に設
けられている。18,19は、前記ヒンジ部材17と蓋13及び
支持部材3を各々接続するための取付板及びリベットで
ある。さらに、蓋13の内部においては、底板14の上面に
ヒータ20がアルミ箔テープ21などによって貼り付けられ
ている。
【0010】22は、前記製氷皿8に軸方向への振動を付
与する振動付与機構である。この振動付与機構22は、機
体2内に設けられるパルスモータ23と、このパルスモー
タ23の回転軸24に装着され、突部25を前記出力軸6側に
対向可能に設けたカム26と、一端27が前記カム26に当接
し、他端28が前記製氷皿8の前部に形成された凹部29に
当接可能で、かつ、前記ギア機構5の駆動ギア5Aの軸
心を回動自在に貫通した軸状の振動伝達部材30とから構
成されており、前記振動伝達部材30の一端27には鋼球な
どのボール31がかしめなどにより回動可能に設けられて
いる。振動伝達部材30はパルスモータ23を作動するとカ
ム26の突部25に一端27が当接して、圧縮コイルばね11の
ばね力に抗して振動伝達部材30、ひいては製氷皿8を後
側へ移動させ、また、カム26の回転に伴いカム26の突部
25以外の箇所に一端27が当接すると圧縮コイルばね11の
ばね力により、製氷皿8を反対方向へ移動させ、これを
繰り返すことにより製氷皿8を軸方向へ振動させる。そ
して、前記製氷皿8の振動数は5乃至15ヘルツでその
振幅は1乃至4mmに設定され、振幅の2倍と振動数を
乗じた平均移動速度は20乃至80ミリメートル/秒に
設定されている。
与する振動付与機構である。この振動付与機構22は、機
体2内に設けられるパルスモータ23と、このパルスモー
タ23の回転軸24に装着され、突部25を前記出力軸6側に
対向可能に設けたカム26と、一端27が前記カム26に当接
し、他端28が前記製氷皿8の前部に形成された凹部29に
当接可能で、かつ、前記ギア機構5の駆動ギア5Aの軸
心を回動自在に貫通した軸状の振動伝達部材30とから構
成されており、前記振動伝達部材30の一端27には鋼球な
どのボール31がかしめなどにより回動可能に設けられて
いる。振動伝達部材30はパルスモータ23を作動するとカ
ム26の突部25に一端27が当接して、圧縮コイルばね11の
ばね力に抗して振動伝達部材30、ひいては製氷皿8を後
側へ移動させ、また、カム26の回転に伴いカム26の突部
25以外の箇所に一端27が当接すると圧縮コイルばね11の
ばね力により、製氷皿8を反対方向へ移動させ、これを
繰り返すことにより製氷皿8を軸方向へ振動させる。そ
して、前記製氷皿8の振動数は5乃至15ヘルツでその
振幅は1乃至4mmに設定され、振幅の2倍と振動数を
乗じた平均移動速度は20乃至80ミリメートル/秒に
設定されている。
【0011】前記機体2には、内部に回路基板(図示せ
ず)が設けられている。また、出力軸6の近傍には、製
氷皿8の水平位置を検出する水平位置検出スイッチ32、
製氷皿8が矢印S方向へ回動されたときに製氷皿8の反
転位置を検出する反転位置検出スイッチ33、及び製氷皿
8が矢印S方向と反対に回動されたときに製氷皿8の反
転位置を検出する反転位置検出スイッチ33Aがそれぞれ
設けられている。一方、製氷皿8の裏面上部側には温度
センサ34が設けられ、この温度センサ34により製氷皿8
の上部の温度を検出するようにしている。また、36は製
氷皿8の下方において製氷室1内に出し入れ可能に収納
されたアイスボックス、37は機体2に回動可能に支持さ
れた貯氷検知アーム、38は先端が前記蓋13の切欠き部39
を介して製氷皿8に臨んだ後述する給水パイプとともに
給水装置を構成する給水管であり、これは冷蔵室(図示
せず)内に収納された給水タンク(図示せず)に水を、
給水ポンプ(図示せず)を介して製氷皿8へ供給するよ
うに構成されている。また、製氷室1内へ冷気を供給す
る冷気供給口40は前記製氷皿8の下側へ冷気を流すよう
になっている。
ず)が設けられている。また、出力軸6の近傍には、製
氷皿8の水平位置を検出する水平位置検出スイッチ32、
製氷皿8が矢印S方向へ回動されたときに製氷皿8の反
転位置を検出する反転位置検出スイッチ33、及び製氷皿
8が矢印S方向と反対に回動されたときに製氷皿8の反
転位置を検出する反転位置検出スイッチ33Aがそれぞれ
設けられている。一方、製氷皿8の裏面上部側には温度
センサ34が設けられ、この温度センサ34により製氷皿8
の上部の温度を検出するようにしている。また、36は製
氷皿8の下方において製氷室1内に出し入れ可能に収納
されたアイスボックス、37は機体2に回動可能に支持さ
れた貯氷検知アーム、38は先端が前記蓋13の切欠き部39
を介して製氷皿8に臨んだ後述する給水パイプとともに
給水装置を構成する給水管であり、これは冷蔵室(図示
せず)内に収納された給水タンク(図示せず)に水を、
給水ポンプ(図示せず)を介して製氷皿8へ供給するよ
うに構成されている。また、製氷室1内へ冷気を供給す
る冷気供給口40は前記製氷皿8の下側へ冷気を流すよう
になっている。
【0012】図4は電気回路図を示しており、同図にお
いて、41は後述する製氷に係わる各行程を制御するため
のマイクロコンピュータであり、製氷皿8内の氷の上部
に水が残っている状態で駆動機構7のモータ4を駆動さ
せ、製氷皿8と氷との間に水を浸透させる制御手段を備
えている。このマイクロコンピュータ41には、温度セン
サ34により製氷皿8の検出温度に基づく電圧信号、及び
製氷皿8の給水完了温度(例えば−1℃)に相当する基
準電圧を発生する基準電圧発生回路42からの基準電圧、
並びに、製氷皿8の製氷完了温度(例えば−13.5
℃)に相当する基準電圧を発生する基準電圧発生回路43
からの基準電圧が与えられるようになっている。また、
マイクロコンピュータ41には、前記水平位置検出スイッ
チ32、反転位置検出スイッチ33,33A、及び貯氷検知レ
バー37に応動する貯氷検知スイッチ44からの検出信号が
与えられるようになっている。前記モータ4はモータ駆
動回路45を介してマイクコンピュータ41に接続され、ま
た、振動付与機構22のパルスモータ23がパルスモータ駆
動回路46を介してマイクコンピュータ41に接続されてい
る。さらに、給水ポンプ47及び蓋13に備えられるヒータ
20が、各々トランジスタ48,49を介してマイクロコンピ
ュータ41に接続されている。そして、モータ4、パルス
モータ23、ヒータ20及び給水ポンプ47は、マイクロコン
ピュータ41により後述するように制御されている。
いて、41は後述する製氷に係わる各行程を制御するため
のマイクロコンピュータであり、製氷皿8内の氷の上部
に水が残っている状態で駆動機構7のモータ4を駆動さ
せ、製氷皿8と氷との間に水を浸透させる制御手段を備
えている。このマイクロコンピュータ41には、温度セン
サ34により製氷皿8の検出温度に基づく電圧信号、及び
製氷皿8の給水完了温度(例えば−1℃)に相当する基
準電圧を発生する基準電圧発生回路42からの基準電圧、
並びに、製氷皿8の製氷完了温度(例えば−13.5
℃)に相当する基準電圧を発生する基準電圧発生回路43
からの基準電圧が与えられるようになっている。また、
マイクロコンピュータ41には、前記水平位置検出スイッ
チ32、反転位置検出スイッチ33,33A、及び貯氷検知レ
バー37に応動する貯氷検知スイッチ44からの検出信号が
与えられるようになっている。前記モータ4はモータ駆
動回路45を介してマイクコンピュータ41に接続され、ま
た、振動付与機構22のパルスモータ23がパルスモータ駆
動回路46を介してマイクコンピュータ41に接続されてい
る。さらに、給水ポンプ47及び蓋13に備えられるヒータ
20が、各々トランジスタ48,49を介してマイクロコンピ
ュータ41に接続されている。そして、モータ4、パルス
モータ23、ヒータ20及び給水ポンプ47は、マイクロコン
ピュータ41により後述するように制御されている。
【0013】次に、上記構成の作用に付いて、マイクロ
コンピュータ41の制御を示した図5乃至図7のフローチ
ャートに基づいて説明する。先ず、図5のフローチャー
トに示す給水行程では、ステップS1で給水ポンプ47が
一定時間駆動され、製氷皿8への給水が行われる。そし
て、ステップ2で、温度センサ34の検出温度に基づい
て、給水が完了したか否かを判断する。すなわち、この
温度センサ34の検出温度が給水完了温度よりも低い場合
には給水が行われていない、例えば、給水タンクの水が
ないために製氷皿8へ給水されない等と判断され、給水
異常の報知がなされて停止し(ステップS3,S4)、
一方、高い場合には給水が完了したと判断され、製氷行
程へ移行する。
コンピュータ41の制御を示した図5乃至図7のフローチ
ャートに基づいて説明する。先ず、図5のフローチャー
トに示す給水行程では、ステップS1で給水ポンプ47が
一定時間駆動され、製氷皿8への給水が行われる。そし
て、ステップ2で、温度センサ34の検出温度に基づい
て、給水が完了したか否かを判断する。すなわち、この
温度センサ34の検出温度が給水完了温度よりも低い場合
には給水が行われていない、例えば、給水タンクの水が
ないために製氷皿8へ給水されない等と判断され、給水
異常の報知がなされて停止し(ステップS3,S4)、
一方、高い場合には給水が完了したと判断され、製氷行
程へ移行する。
【0014】製氷行程では、ステップ5でマイクロコン
ピュータ41からパルスモータ駆動回路46を介してパルス
モータ23に駆動信号が出力され、振動付与機構22により
製氷皿8が軸方向へ振動される。すなわち、カム26の回
転に伴い振動伝達部材30が軸方向へ振動し、該伝達部材
30の振動が製氷皿8へ伝達できるようになっている。ま
た、ステップS6において、トランジスタ49を介してヒ
ータ20が通電される。このとき、冷気供給口40からの冷
気が主に製氷皿8の下側に向けて供給されるとともに、
製氷皿8の上面は蓋13により覆われてヒータ20により加
熱され、しかも、製氷皿8の振動に伴い水が振動される
ため、水に含まれた気泡を逃がし、かつ、水面側の氷の
形成が遅れ、氷は製氷皿8の底部側から製氷皿8に密着
しながら順次一方向に成長し、透明な氷が形成される。
ピュータ41からパルスモータ駆動回路46を介してパルス
モータ23に駆動信号が出力され、振動付与機構22により
製氷皿8が軸方向へ振動される。すなわち、カム26の回
転に伴い振動伝達部材30が軸方向へ振動し、該伝達部材
30の振動が製氷皿8へ伝達できるようになっている。ま
た、ステップS6において、トランジスタ49を介してヒ
ータ20が通電される。このとき、冷気供給口40からの冷
気が主に製氷皿8の下側に向けて供給されるとともに、
製氷皿8の上面は蓋13により覆われてヒータ20により加
熱され、しかも、製氷皿8の振動に伴い水が振動される
ため、水に含まれた気泡を逃がし、かつ、水面側の氷の
形成が遅れ、氷は製氷皿8の底部側から製氷皿8に密着
しながら順次一方向に成長し、透明な氷が形成される。
【0015】次いで、ステップS7では、温度センサ34
の検出温度に基づいて、温度センサ37の検出温度が−3
℃に達したか否かを判断する。そして、検出温度が−3
℃以下ならば、製氷皿8内は氷Aの上部に水Bが残って
いる状態であると判断して、パルスモータ23を断電して
製氷皿8の振動を一旦停止する(ステップS8)ととも
に、ヒータ20を断電し(ステップS9)、図6のフロー
チャートに示す氷浮し行程へ移行する。
の検出温度に基づいて、温度センサ37の検出温度が−3
℃に達したか否かを判断する。そして、検出温度が−3
℃以下ならば、製氷皿8内は氷Aの上部に水Bが残って
いる状態であると判断して、パルスモータ23を断電して
製氷皿8の振動を一旦停止する(ステップS8)ととも
に、ヒータ20を断電し(ステップS9)、図6のフロー
チャートに示す氷浮し行程へ移行する。
【0016】この氷浮し行程において、先ず、ステップ
S10では、マイクロコンピュータ41がモータ駆動回路55
に対してモータ4を駆動させる出力信号を供給し、製氷
皿8を矢印S方向の反対に回動させるいわゆる逆ひねり
動作を行う。このとき、係止片12Bと凸部12が当接して
製氷皿8の回動が規制され、製氷皿8は係止片12Bを支
点としてひねられ、変形する。そして、製氷皿8内の氷
Aが割れない程度に製氷皿8にひねり力を与えると、図
9に示すように製氷皿8の各ブロック9と氷A間に空隙
部が形成され、この空隙部に氷Aの上部に残った水Bが
浸透して、氷Aは製氷皿8から浮いた状態となる。その
後、ステップS11において、反転検出スイッチ33Aによ
り製氷皿8の逆ひねり状態の反転位置が検出されると、
ステップS12へ移行し、モータ駆動回路45を介してモー
タ4を前記逆ひねり動作時と逆方向に回転させ、製氷皿
8を矢印S方向へ回動させる。ステップS13で水平位置
検出スイッチ32により製氷皿8の元の位置が検出される
と、モータ4が断電され、かつ、製氷皿8の回動が停止
されて、製氷皿8は製氷位置に保持される(ステップS
14)。
S10では、マイクロコンピュータ41がモータ駆動回路55
に対してモータ4を駆動させる出力信号を供給し、製氷
皿8を矢印S方向の反対に回動させるいわゆる逆ひねり
動作を行う。このとき、係止片12Bと凸部12が当接して
製氷皿8の回動が規制され、製氷皿8は係止片12Bを支
点としてひねられ、変形する。そして、製氷皿8内の氷
Aが割れない程度に製氷皿8にひねり力を与えると、図
9に示すように製氷皿8の各ブロック9と氷A間に空隙
部が形成され、この空隙部に氷Aの上部に残った水Bが
浸透して、氷Aは製氷皿8から浮いた状態となる。その
後、ステップS11において、反転検出スイッチ33Aによ
り製氷皿8の逆ひねり状態の反転位置が検出されると、
ステップS12へ移行し、モータ駆動回路45を介してモー
タ4を前記逆ひねり動作時と逆方向に回転させ、製氷皿
8を矢印S方向へ回動させる。ステップS13で水平位置
検出スイッチ32により製氷皿8の元の位置が検出される
と、モータ4が断電され、かつ、製氷皿8の回動が停止
されて、製氷皿8は製氷位置に保持される(ステップS
14)。
【0017】その後、ステップS15に移行して、再度製
氷行程が実行される。先ず、振動付与機構22により製氷
皿8が軸方向へ振動されるとともに、ヒータ20が通電さ
れ、図10に示すように、氷Aと製氷皿8間に空気層C
が部分的に形成されながら、透明氷の製氷が行われる。
次いで、ステップS16に移行し、温度センサ34の検出温
度に基づいて、製氷が完了したか否かを判断する。温度
センサ34の検出温度が製氷完了温度である−13.5℃
以下になると、製氷が完了したと判断され、パルスモー
タ23が断電されて製氷皿8の振動が停止されるととも
に、ヒータ20が断電され(ステップS17)、図7のフロ
ーチャートに示す離氷行程へ移行する。
氷行程が実行される。先ず、振動付与機構22により製氷
皿8が軸方向へ振動されるとともに、ヒータ20が通電さ
れ、図10に示すように、氷Aと製氷皿8間に空気層C
が部分的に形成されながら、透明氷の製氷が行われる。
次いで、ステップS16に移行し、温度センサ34の検出温
度に基づいて、製氷が完了したか否かを判断する。温度
センサ34の検出温度が製氷完了温度である−13.5℃
以下になると、製氷が完了したと判断され、パルスモー
タ23が断電されて製氷皿8の振動が停止されるととも
に、ヒータ20が断電され(ステップS17)、図7のフロ
ーチャートに示す離氷行程へ移行する。
【0018】離氷行程では、前記ステップS10,S11と
同様に、製氷皿8の逆ひねり動作(ステップS18)に引
き続いて、反転検出スイッチ33Aによる製氷皿8の逆ひ
ねり状態の反転位置検出が行われ(ステップS19)。こ
の製氷皿8の反転位置が検出されると、ステップS20に
移行し、モータ駆動回路45を介してモータ4が通電され
て回転し、駆動機構7により製氷皿8が矢印S方向に回
動する。すると、図10乃至図12に示すように、始め
は製氷皿8の回動に伴って、蓋13はヒンジ部材17を介し
製氷皿8に対して相対的に回動されて製氷皿8の上面を
開放するようになる。そして、製氷皿8が上下反転され
て凸部12が支持部材3の受け部12Aに当接してひねられ
ることにより、製氷皿8内の氷Aがアイスボックス36内
に落とされる離氷動作が行われる。このとき、前記製氷
行程時において形成された空気層Cによって、製氷皿8
と氷A間の密着性は弱まり、氷Aの一部が割れて製氷皿
8内に残ることなく、製氷皿8より完全に離氷されるこ
とになる。
同様に、製氷皿8の逆ひねり動作(ステップS18)に引
き続いて、反転検出スイッチ33Aによる製氷皿8の逆ひ
ねり状態の反転位置検出が行われ(ステップS19)。こ
の製氷皿8の反転位置が検出されると、ステップS20に
移行し、モータ駆動回路45を介してモータ4が通電され
て回転し、駆動機構7により製氷皿8が矢印S方向に回
動する。すると、図10乃至図12に示すように、始め
は製氷皿8の回動に伴って、蓋13はヒンジ部材17を介し
製氷皿8に対して相対的に回動されて製氷皿8の上面を
開放するようになる。そして、製氷皿8が上下反転され
て凸部12が支持部材3の受け部12Aに当接してひねられ
ることにより、製氷皿8内の氷Aがアイスボックス36内
に落とされる離氷動作が行われる。このとき、前記製氷
行程時において形成された空気層Cによって、製氷皿8
と氷A間の密着性は弱まり、氷Aの一部が割れて製氷皿
8内に残ることなく、製氷皿8より完全に離氷されるこ
とになる。
【0019】その後、ステップS21で反転検出スイッチ
33により製氷皿8の反転位置が検出されると、ステップ
S22へ移行する。このステップS22では、モータ駆動回
路45を介してモータ4を前記反転時とは逆方向へ回転さ
せ、製氷皿8が矢印Sとは反対方向へ回動され、これに
伴って蓋13は戻されるようになる。そして、ステップS
23で水平位置検出スイッチ32により製氷皿8の元の位置
が検出されると、モータ4が断電され、製氷皿8の回動
が停止されて、製氷皿8は製氷位置に保持される(ステ
ップS24)。次いで、ステップS25で貯氷検知スイッチ
44により、アイスボックス36内に貯溜された氷が満杯か
否かが判断され、満杯でないと判断された場合にはステ
ップS1へ戻り、満杯であると判断された場合にはその
まま待機する。
33により製氷皿8の反転位置が検出されると、ステップ
S22へ移行する。このステップS22では、モータ駆動回
路45を介してモータ4を前記反転時とは逆方向へ回転さ
せ、製氷皿8が矢印Sとは反対方向へ回動され、これに
伴って蓋13は戻されるようになる。そして、ステップS
23で水平位置検出スイッチ32により製氷皿8の元の位置
が検出されると、モータ4が断電され、製氷皿8の回動
が停止されて、製氷皿8は製氷位置に保持される(ステ
ップS24)。次いで、ステップS25で貯氷検知スイッチ
44により、アイスボックス36内に貯溜された氷が満杯か
否かが判断され、満杯でないと判断された場合にはステ
ップS1へ戻り、満杯であると判断された場合にはその
まま待機する。
【0020】このように上記実施例では、製氷皿8内の
氷Aの上部に水Bが残っている状態で、駆動機構7を介
して製氷皿8にひねりを加え、製氷皿8と氷Aとの間に
形成された空隙部に水Bを浸透させることによって、こ
の製氷皿8と氷Aとの密着性を弱めるようにしているた
め、離氷時において氷Aの一部分が割れることはなく、
氷Aを製氷皿8より良好に離氷することができる。ま
た、製氷皿8内に氷Aが残ることもなくなるため、給水
時に残氷による製氷皿8からの水の溢れ出しを防止する
ことも可能となる。
氷Aの上部に水Bが残っている状態で、駆動機構7を介
して製氷皿8にひねりを加え、製氷皿8と氷Aとの間に
形成された空隙部に水Bを浸透させることによって、こ
の製氷皿8と氷Aとの密着性を弱めるようにしているた
め、離氷時において氷Aの一部分が割れることはなく、
氷Aを製氷皿8より良好に離氷することができる。ま
た、製氷皿8内に氷Aが残ることもなくなるため、給水
時に残氷による製氷皿8からの水の溢れ出しを防止する
ことも可能となる。
【0021】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実施
が可能である。例えば、実施例中においては、製氷皿8
の回動に伴い係止部21と舌片18との係止構造によって蓋
13を開放するように構成したが、蓋13を固定状態に保持
し、製氷皿8の傾斜回動のみによって製氷皿8と蓋13と
を離間させるようにしてもよい。また、回転軸と製氷皿
とをスプライン軸のように接続してもよい。
ではなく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実施
が可能である。例えば、実施例中においては、製氷皿8
の回動に伴い係止部21と舌片18との係止構造によって蓋
13を開放するように構成したが、蓋13を固定状態に保持
し、製氷皿8の傾斜回動のみによって製氷皿8と蓋13と
を離間させるようにしてもよい。また、回転軸と製氷皿
とをスプライン軸のように接続してもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明は、変形可能な製氷皿に水平方向
の振動を付与する振動付与機構と、前記製氷皿の上面に
設けられたヒータを備えた蓋とにより、前記製氷皿内の
水中に含まれる気泡を脱気しこの製氷皿の下部側から順
次製氷して透明な氷を得るようにした自動製氷装置にお
いて、前記製氷皿に対して所定のひねり力を加えるひね
り手段と、前記製氷皿内の氷の上部に水が残っている状
態で前記ひねり手段を駆動させ前記製氷皿と氷との間に
水を浸透させる制御手段とを備えたものであり、透明な
氷を製氷する際において、離氷時における氷の割れが少
なく、製氷皿からの氷の離氷性に優れた自動製氷装置を
提供できる。
の振動を付与する振動付与機構と、前記製氷皿の上面に
設けられたヒータを備えた蓋とにより、前記製氷皿内の
水中に含まれる気泡を脱気しこの製氷皿の下部側から順
次製氷して透明な氷を得るようにした自動製氷装置にお
いて、前記製氷皿に対して所定のひねり力を加えるひね
り手段と、前記製氷皿内の氷の上部に水が残っている状
態で前記ひねり手段を駆動させ前記製氷皿と氷との間に
水を浸透させる制御手段とを備えたものであり、透明な
氷を製氷する際において、離氷時における氷の割れが少
なく、製氷皿からの氷の離氷性に優れた自動製氷装置を
提供できる。
【図1】本発明の一実施例を示す一部切欠き平面図であ
る。
る。
【図2】同上縦断面図である。
【図3】同上一部切欠き側面図である。
【図4】同上回路構成図である。
【図5】同上給水行程及び製氷行程におけるフローチャ
ートである。
ートである。
【図6】同上氷浮し及び製氷行程におけるフローチャー
トである。
トである。
【図7】同上離氷行程におけるフローチャートである。
【図8】同上製氷行程において、製氷皿内の氷の上部に
水が残っている状態の作用説明図である。
水が残っている状態の作用説明図である。
【図9】同上製氷行程において、製氷皿をひねった状態
の作用説明図である。
の作用説明図である。
【図10】同上製氷行程において、製氷皿を水平状態に
戻した状態における要部の作用説明図である。
戻した状態における要部の作用説明図である。
【図11】同上離氷行程時における作用説明図である。
【図12】同上離氷行程時における作用説明図である。
7 駆動機構(ひねり手段) 8 製氷皿 13 蓋 20 ヒータ 22 振動付与機構 51 マイクロコンピュータ(制御手段)
Claims (2)
- 【請求項1】 変形可能な製氷皿に水平方向の振動を付
与する振動付与機構と、前記製氷皿の上面に設けられた
ヒータを備えた蓋とにより、前記製氷皿内の水中に含ま
れる気泡を脱気しこの製氷皿の下部側から順次製氷して
透明な氷を得るようにした自動製氷装置において、前記
製氷皿に対して所定のひねり力を加えるひねり手段と、
前記製氷皿内の氷の上部に水が残っている状態で前記ひ
ねり手段を駆動させ前記製氷皿と氷との間に水を浸透さ
せる制御手段とを備えたことを特徴とする自動製氷装
置。 - 【請求項2】 変形可能な製氷皿に水平方向の振動を付
与する振動付与機構と、前記製氷皿の上面に設けられた
ヒータを備えた蓋とにより、前記製氷皿内の水中に含ま
れる気泡を脱気しこの製氷皿の下部側から順次製氷して
透明な氷を得るようにした自動製氷装置において、前記
製氷皿内の氷の上部に水が残っている状態でこの製氷皿
に対してひねりを加え、前記製氷皿と氷との間に水を浸
透させるようにしたことを特徴とする自動製氷装置の製
氷方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22618292A JPH0674625A (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 自動製氷装置及びその製氷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22618292A JPH0674625A (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 自動製氷装置及びその製氷方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0674625A true JPH0674625A (ja) | 1994-03-18 |
Family
ID=16841177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22618292A Pending JPH0674625A (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 自動製氷装置及びその製氷方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0674625A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009243826A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Toshiba Home Technology Corp | 製氷装置 |
JP2010091170A (ja) * | 2008-10-07 | 2010-04-22 | Mitsubishi Electric Corp | 冷蔵庫および被冷却物の製造方法 |
JP2010112569A (ja) * | 2008-11-04 | 2010-05-20 | Mitsubishi Electric Corp | 自動製氷装置及びこれを備えた冷蔵庫 |
-
1992
- 1992-08-25 JP JP22618292A patent/JPH0674625A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009243826A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Toshiba Home Technology Corp | 製氷装置 |
JP2010091170A (ja) * | 2008-10-07 | 2010-04-22 | Mitsubishi Electric Corp | 冷蔵庫および被冷却物の製造方法 |
JP2010112569A (ja) * | 2008-11-04 | 2010-05-20 | Mitsubishi Electric Corp | 自動製氷装置及びこれを備えた冷蔵庫 |
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