JPH0460363A - 自動製氷装置 - Google Patents
自動製氷装置Info
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- JPH0460363A JPH0460363A JP17046190A JP17046190A JPH0460363A JP H0460363 A JPH0460363 A JP H0460363A JP 17046190 A JP17046190 A JP 17046190A JP 17046190 A JP17046190 A JP 17046190A JP H0460363 A JPH0460363 A JP H0460363A
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Landscapes
- Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的コ
(産業上の利用分野)
本発明は透明な氷を自動的に作るようにした自動製氷装
置に関する。
置に関する。
(従来の技術)
従来、家庭用冷蔵庫などに設けられる自動製氷装置によ
り作られる氷は、製氷皿に貯留された水か全面から略均
等に凍るため内部に気泡か含まれた不透明な氷しか作る
ことかできなかった。
り作られる氷は、製氷皿に貯留された水か全面から略均
等に凍るため内部に気泡か含まれた不透明な氷しか作る
ことかできなかった。
このような問題点を解決するものとして、特開平1−1
81047号公報には、製氷皿に冷却手段と加熱手段と
を備え、前記冷却手段による冷却量変化に対応して前記
加熱手段による加熱量を制御して、製氷皿内の水の凍結
速度を2〜3 m / hに維持するようにした透明氷
の製氷方法が提案されている。また実公昭46−597
9号公報には製氷中水中の気泡を除去する手段として、
二折に折曲した板状片の上段に製氷皿を載置し、該上段
部を電磁石により上下方向の振動を付与して透明氷を作
る製氷装置が提案されている。
81047号公報には、製氷皿に冷却手段と加熱手段と
を備え、前記冷却手段による冷却量変化に対応して前記
加熱手段による加熱量を制御して、製氷皿内の水の凍結
速度を2〜3 m / hに維持するようにした透明氷
の製氷方法が提案されている。また実公昭46−597
9号公報には製氷中水中の気泡を除去する手段として、
二折に折曲した板状片の上段に製氷皿を載置し、該上段
部を電磁石により上下方向の振動を付与して透明氷を作
る製氷装置が提案されている。
〈発明が解決しようとする課題)
前者の従来技術においては、製氷皿内の水の凍結速度を
2〜3 fl/hに維持するようにして製氷するもので
あったため、製氷時間が長くかかり製氷能力か低下する
という問題点かあった。また後者の従来技術においては
製氷皿に貯留された水か上下方向に振動するため原水が
製氷皿より溢れるという虞れがあった6 そこで本発明は、製氷時間の短縮化を図るとともに、形
状が良好な透明な水を作る自動製氷装置を提供すること
を目的とする。
2〜3 fl/hに維持するようにして製氷するもので
あったため、製氷時間が長くかかり製氷能力か低下する
という問題点かあった。また後者の従来技術においては
製氷皿に貯留された水か上下方向に振動するため原水が
製氷皿より溢れるという虞れがあった6 そこで本発明は、製氷時間の短縮化を図るとともに、形
状が良好な透明な水を作る自動製氷装置を提供すること
を目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明の自動製氷装置は製氷位置での製氷8の上面を覆
うし−タ20を備えた蓋13を設け、前記製氷皿8に水
平方向の振動を付与する電磁石24駆動の振動付与機構
22を設け、かつ該振動付与機構22による製氷皿8の
振動移動速度を20乃至80ミリメートル/秒としたも
のである。
うし−タ20を備えた蓋13を設け、前記製氷皿8に水
平方向の振動を付与する電磁石24駆動の振動付与機構
22を設け、かつ該振動付与機構22による製氷皿8の
振動移動速度を20乃至80ミリメートル/秒としたも
のである。
(作 用)
前記構成により、電磁石24により製氷皿8に貯留され
た水は水平振動を受けて水に含まれた気泡は水面上に逃
かれ、またヒータ20を備えたfi13により製氷時に
おいては製氷皿8の下部側から順次製氷されて透明な氷
を作ることかできる。
た水は水平振動を受けて水に含まれた気泡は水面上に逃
かれ、またヒータ20を備えたfi13により製氷時に
おいては製氷皿8の下部側から順次製氷されて透明な氷
を作ることかできる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。
第1図乃至第10図は本発明の第1実施例を示しており
、図中1は製氷室であり、この製氷室1には冷却器(図
示せず)により冷却されている。2は前記製氷室1内の
上部に配設された矩形箱状をなす機体で、後方へ向けて
突出するコ字状の支持部材3が設けられている。前記機
体2の内部にはモータ4、及びギア機構5を介して取り
付けられた出力軸6からなる駆動m楕7が設けられてお
り、この駆動機構7は前記モータ4の回転をギアm構5
により減速して出力軸6と一体に形成された駆動ギア5
Aに伝達する構成となっている。
、図中1は製氷室であり、この製氷室1には冷却器(図
示せず)により冷却されている。2は前記製氷室1内の
上部に配設された矩形箱状をなす機体で、後方へ向けて
突出するコ字状の支持部材3が設けられている。前記機
体2の内部にはモータ4、及びギア機構5を介して取り
付けられた出力軸6からなる駆動m楕7が設けられてお
り、この駆動機構7は前記モータ4の回転をギアm構5
により減速して出力軸6と一体に形成された駆動ギア5
Aに伝達する構成となっている。
8は例えばプラスチック製の製氷皿で、上面が開口した
薄型の矩形容器状を成し、内部か複数個の小室に区画さ
れている。この製氷皿8は前部中央部が前記出力軸6に
、また後部中央部が支軸9を介して前記支持部材3に軸
方向へ水平移動可能な状態で且つそれらの出力軸6及び
支軸9を中心に回動可能に支持されており、出力軸6に
より回動されるようになっている。尚9Aは前記支持部
9が摺動可能なブツシュである。そして前記出力軸6に
は製氷皿8と機体2との間に位置させて圧縮コイルばね
10が巻装され、また支軸9には製氷皿8と支持部材3
との間に位置させて圧縮コイルばね11が巻装されてい
る。前記製氷皿8の後部の一端部には凸部12が突設さ
れており、製氷皿8が反転方向たる矢印A方向へ回動さ
れたときに、その凸部12が支持部材3に設けた受は部
12Aに当接することにより、その回動を規制するよう
になっている。
薄型の矩形容器状を成し、内部か複数個の小室に区画さ
れている。この製氷皿8は前部中央部が前記出力軸6に
、また後部中央部が支軸9を介して前記支持部材3に軸
方向へ水平移動可能な状態で且つそれらの出力軸6及び
支軸9を中心に回動可能に支持されており、出力軸6に
より回動されるようになっている。尚9Aは前記支持部
9が摺動可能なブツシュである。そして前記出力軸6に
は製氷皿8と機体2との間に位置させて圧縮コイルばね
10が巻装され、また支軸9には製氷皿8と支持部材3
との間に位置させて圧縮コイルばね11が巻装されてい
る。前記製氷皿8の後部の一端部には凸部12が突設さ
れており、製氷皿8が反転方向たる矢印A方向へ回動さ
れたときに、その凸部12が支持部材3に設けた受は部
12Aに当接することにより、その回動を規制するよう
になっている。
13は製氷位置での前記製氷皿8の上面を覆う蓋であり
、これは上面が開口した容器状の底板14と、この底板
14の上面を覆うカバー15と、これらの間に配設され
た発泡スチロールなどの断熱材16とにより構成されて
いる。この蓋13の前記凸部12に対向する一例は、金
属または柔軟性のあるゴムなどからなるヒンジ部材17
を介して前記支持部材3の一側に回動自在に設けられて
いる。18.19は前記ヒンジ部材17と藍13および
支持部材3を各々接続するための取付板およびリベット
である。さらに前記蓋13の内部においては、底板14
の上面にはヒータ20がアルミ箔テープ21などにより
貼り付けられている。
、これは上面が開口した容器状の底板14と、この底板
14の上面を覆うカバー15と、これらの間に配設され
た発泡スチロールなどの断熱材16とにより構成されて
いる。この蓋13の前記凸部12に対向する一例は、金
属または柔軟性のあるゴムなどからなるヒンジ部材17
を介して前記支持部材3の一側に回動自在に設けられて
いる。18.19は前記ヒンジ部材17と藍13および
支持部材3を各々接続するための取付板およびリベット
である。さらに前記蓋13の内部においては、底板14
の上面にはヒータ20がアルミ箔テープ21などにより
貼り付けられている。
22は前記製氷皿8に軸方向への振動を付与する振動付
与amであり、これは機体2の前記駆動ギア5Aの前方
に固定金具23により配設される電磁石24と、この電
磁石24により進退自在に駆動される可動鉄心24Aと
、該可動鉄心24Aに応動する軸状の振動伝達部材25
と復帰用圧縮コイルばね25Aから構成されており、前
記振動伝達部材25は前記駆動ギア5Aの軸心に形成し
た貫通孔26に摺動自在に貫挿されており、そしてその
一端26は前記製氷皿8の前部に形成された凹部27に
当接して前記進退運動を前記製氷皿8に伝達できるよう
になってる。この振動付与機構22は電磁石24を通電
されると可動鉄心24Aが吸引移動させ、また前記電磁
石24が断電すると反対方向へ移動させ、これを繰り返
すことにより製氷皿8を軸方向へ振動させるものである
。そして後述するように前記製氷皿8の平均移動速度は
例えば20乃至80ミリメートル/秒に設定されている
6尚、29はスラストワッシャ、30は取付板である。
与amであり、これは機体2の前記駆動ギア5Aの前方
に固定金具23により配設される電磁石24と、この電
磁石24により進退自在に駆動される可動鉄心24Aと
、該可動鉄心24Aに応動する軸状の振動伝達部材25
と復帰用圧縮コイルばね25Aから構成されており、前
記振動伝達部材25は前記駆動ギア5Aの軸心に形成し
た貫通孔26に摺動自在に貫挿されており、そしてその
一端26は前記製氷皿8の前部に形成された凹部27に
当接して前記進退運動を前記製氷皿8に伝達できるよう
になってる。この振動付与機構22は電磁石24を通電
されると可動鉄心24Aが吸引移動させ、また前記電磁
石24が断電すると反対方向へ移動させ、これを繰り返
すことにより製氷皿8を軸方向へ振動させるものである
。そして後述するように前記製氷皿8の平均移動速度は
例えば20乃至80ミリメートル/秒に設定されている
6尚、29はスラストワッシャ、30は取付板である。
前記機体2には、内部に回路基板31か設けられている
と共に、出力軸6の近傍に製氷皿8の水平位置を検出す
る水平位置検出スイッチ32及び製氷皿8の反転位置す
る反転位置検出スイッチ33が設けられている。、tた
製氷皿8の上部側には、温度センサ34が設けられ、該
温度センサ34により製氷皿8の裏面上部の温度を検出
するようにしている6また36は製氷皿8の下方におい
て製氷室1内に出し入れ可能に収納されたアイスボック
ス、37は機体2に回動可能に支持された貯水検知レバ
ー38は先端が前記菩13の切欠き部39を介して製氷
皿8に臨んな後述する給水ポンプとともに給水装置を構
成する給水管であり、これは冷蔵室(図示せず)内に収
納された給水タンク(図示せず)の水を給水ポンプ(図
示せず)を介して製氷皿8へ供給するように構成されて
いる。また製氷室1内へ冷気を供給する冷気供給口41
は前記製氷皿8の下側へ冷気を流すようになっている。
と共に、出力軸6の近傍に製氷皿8の水平位置を検出す
る水平位置検出スイッチ32及び製氷皿8の反転位置す
る反転位置検出スイッチ33が設けられている。、tた
製氷皿8の上部側には、温度センサ34が設けられ、該
温度センサ34により製氷皿8の裏面上部の温度を検出
するようにしている6また36は製氷皿8の下方におい
て製氷室1内に出し入れ可能に収納されたアイスボック
ス、37は機体2に回動可能に支持された貯水検知レバ
ー38は先端が前記菩13の切欠き部39を介して製氷
皿8に臨んな後述する給水ポンプとともに給水装置を構
成する給水管であり、これは冷蔵室(図示せず)内に収
納された給水タンク(図示せず)の水を給水ポンプ(図
示せず)を介して製氷皿8へ供給するように構成されて
いる。また製氷室1内へ冷気を供給する冷気供給口41
は前記製氷皿8の下側へ冷気を流すようになっている。
第4図は電気回路を示しており、同図において42は後
述する製氷に係わる各行程を制御するためのマイクロコ
ンピュータであり、このマイクロコンピュータ42には
、温度センサ34による製氷皿8の検出温度に基づく電
圧信号、および製氷皿8の給水完了温度(例えば9.5
°C)に相当する基21!電圧を発生する基準電圧発生
回路43からの基準電圧、並びに製氷皿8の製氷完了温
度(例えば−12,5℃)に相当する基準電圧を発生す
る基準電圧発生回路44からの基準電圧が与えられるよ
うになっている。またマイクロコンピュータ42には、
前記水平位置検出スイッチ32、反転位置検出スイッチ
33、及び貯水検知レバー37に応動する貯水検出スイ
ッチ45からの検出信号が与えられるようになっている
。さらにマイクロコンピュータ42には前記モータ4が
モータ駆動回路46を介して接続されているとともに、
電磁石24、給水ポンプ40並びにヒータ20か各々ト
ランジスタ47.48.49を介して#続されており、
それらモータ4、電磁石24、給水ポンプ40並びにヒ
ータ20はマイクロコンピュータ42により後述するよ
うに制御されるようになっている。
述する製氷に係わる各行程を制御するためのマイクロコ
ンピュータであり、このマイクロコンピュータ42には
、温度センサ34による製氷皿8の検出温度に基づく電
圧信号、および製氷皿8の給水完了温度(例えば9.5
°C)に相当する基21!電圧を発生する基準電圧発生
回路43からの基準電圧、並びに製氷皿8の製氷完了温
度(例えば−12,5℃)に相当する基準電圧を発生す
る基準電圧発生回路44からの基準電圧が与えられるよ
うになっている。またマイクロコンピュータ42には、
前記水平位置検出スイッチ32、反転位置検出スイッチ
33、及び貯水検知レバー37に応動する貯水検出スイ
ッチ45からの検出信号が与えられるようになっている
。さらにマイクロコンピュータ42には前記モータ4が
モータ駆動回路46を介して接続されているとともに、
電磁石24、給水ポンプ40並びにヒータ20か各々ト
ランジスタ47.48.49を介して#続されており、
それらモータ4、電磁石24、給水ポンプ40並びにヒ
ータ20はマイクロコンピュータ42により後述するよ
うに制御されるようになっている。
次に上記構成の作用について、マイクロコンピュータ4
2の制御内容を示した第5図のフローチャートに基づい
て説明する。
2の制御内容を示した第5図のフローチャートに基づい
て説明する。
ます、給水行程では、ステラ7SLでトランジスタ48
を介して給水ポンプ40が一定時間駆動され、製氷皿8
への給水が行われる。そして、ステップS2で、温度セ
ンサ34の検出温度に基づく電圧信号と給水完了温度用
の基11!電圧発生回路43からの基準電圧とを比較し
、給水が完了したか否かを判断する。即ち、温度センサ
34の検出温度が給水完了温度よりも低い場合には給水
が行われていない、例えば給水タンクの水がないために
製氷皿8へ給水されない等と判断され、給水異常の報知
かなされて停止され(ステップS3.S4)、方、高い
場合には給水が完了しなと判断され、製氷行程へ移行す
る。
を介して給水ポンプ40が一定時間駆動され、製氷皿8
への給水が行われる。そして、ステップS2で、温度セ
ンサ34の検出温度に基づく電圧信号と給水完了温度用
の基11!電圧発生回路43からの基準電圧とを比較し
、給水が完了したか否かを判断する。即ち、温度センサ
34の検出温度が給水完了温度よりも低い場合には給水
が行われていない、例えば給水タンクの水がないために
製氷皿8へ給水されない等と判断され、給水異常の報知
かなされて停止され(ステップS3.S4)、方、高い
場合には給水が完了しなと判断され、製氷行程へ移行す
る。
製氷行程では、ステップS5でマイクロコンピュータ4
2からトランジスタ47へ第4図に示すような波形の電
圧信号が出力され、これに伴いトランジスタ47を介し
て電磁石24が通電、断電され、振動付与機構22によ
り製氷皿8が振動される。また、ステップS6でトラン
ジスタ49を介してヒータ20が通電される。
2からトランジスタ47へ第4図に示すような波形の電
圧信号が出力され、これに伴いトランジスタ47を介し
て電磁石24が通電、断電され、振動付与機構22によ
り製氷皿8が振動される。また、ステップS6でトラン
ジスタ49を介してヒータ20が通電される。
この製氷行程では、冷気供給口41からの冷気が主に製
氷皿8の下側に向けて供給されると共に、製氷皿8の上
面は菅13により覆われており、しかも製氷皿8の振動
に伴い水が振動されて水に含まれた気泡を逃がし、また
、ヒタ20により水面側か加熱されるから、水面側の氷
の形成が遅れ、氷は製氷皿8の底部側から順次製氷され
て透明な氷が形成される。
氷皿8の下側に向けて供給されると共に、製氷皿8の上
面は菅13により覆われており、しかも製氷皿8の振動
に伴い水が振動されて水に含まれた気泡を逃がし、また
、ヒタ20により水面側か加熱されるから、水面側の氷
の形成が遅れ、氷は製氷皿8の底部側から順次製氷され
て透明な氷が形成される。
そして、ステップS7で、温度センサ34の検出温度に
基づく電圧信号と製氷完了温度用の基準電圧発生回路4
4からの基準電圧とを比較し、製氷が完了したか否かを
判断する。温度センサ34の検出温度が製氷完了温度以
下になると、製氷が完了したと判断され、電磁コイル2
4が断電されて製氷皿8の振動が停止される(ステップ
S8)と共に、ヒータ20′h(断電され(ステップS
9)、次の離氷行程へ移行する。
基づく電圧信号と製氷完了温度用の基準電圧発生回路4
4からの基準電圧とを比較し、製氷が完了したか否かを
判断する。温度センサ34の検出温度が製氷完了温度以
下になると、製氷が完了したと判断され、電磁コイル2
4が断電されて製氷皿8の振動が停止される(ステップ
S8)と共に、ヒータ20′h(断電され(ステップS
9)、次の離氷行程へ移行する。
ステップS10ではモータ駆動回路46を介してモータ
4が通電されて回転し、駆動機構7により製氷皿8が第
6図中矢印A方向へ回動される。すると、第6図(A)
乃至(C)に示すように、始めは製氷皿8の回動に伴っ
て蓋13はヒンジ部材17を介し製氷皿8に対して相対
的に回動されて製氷皿8の上面を開放するようになる。
4が通電されて回転し、駆動機構7により製氷皿8が第
6図中矢印A方向へ回動される。すると、第6図(A)
乃至(C)に示すように、始めは製氷皿8の回動に伴っ
て蓋13はヒンジ部材17を介し製氷皿8に対して相対
的に回動されて製氷皿8の上面を開放するようになる。
そして、製氷皿8か上下反転されて凸部12が支持部材
3の受部12Aに当接してひねられることにより、製氷
皿8内の水がアイスボックス36内へ落とされる離氷動
作が行われる。そして、ステップS11で反転位置検出
スイッチ33により製氷皿8の反転位置が検出されると
、ステップS12へ移行する。
3の受部12Aに当接してひねられることにより、製氷
皿8内の水がアイスボックス36内へ落とされる離氷動
作が行われる。そして、ステップS11で反転位置検出
スイッチ33により製氷皿8の反転位置が検出されると
、ステップS12へ移行する。
ステップS12ではモータ駆動回路46を介してモータ
4を前記反転時とは逆方向へ回転させ、製氷皿8が矢印
Aとは反対方向へ回動され、これに伴いM2Sは戻され
るようになる。そして、ステップS13で水平位置検出
スイッチ32により製氷皿8の元の水平位置が検出され
ると、モータ4が断電され、製氷皿8の回動が停止され
て製氷皿8は製氷位置に保持される〈ステップ514)
。
4を前記反転時とは逆方向へ回転させ、製氷皿8が矢印
Aとは反対方向へ回動され、これに伴いM2Sは戻され
るようになる。そして、ステップS13で水平位置検出
スイッチ32により製氷皿8の元の水平位置が検出され
ると、モータ4が断電され、製氷皿8の回動が停止され
て製氷皿8は製氷位置に保持される〈ステップ514)
。
さらに、ステップS15で貯水検出スイッチ45により
アイスボックス36内に貯溜された水か満杯か否かが判
断され、満杯でないと判断された場合にはステップS1
へ戻り、満杯であると判断された場合にはそのまま待機
する。
アイスボックス36内に貯溜された水か満杯か否かが判
断され、満杯でないと判断された場合にはステップS1
へ戻り、満杯であると判断された場合にはそのまま待機
する。
第7図及び第8図は振動数が5ヘルツ、10ヘルツの場
合の振幅と製氷の平均時間により水の透明度と形状を各
々示したものであり、同図においてX印は不良、O印は
良好な製氷状態を示している。第7図(A)、第8図(
A)において示された2次曲線より上方領域においては
良好な透明度の製氷状態となり、該良好な製氷状態は振
幅か11w11以上であることが判明する。また第7図
(B)、第8図(B)に示された直線よりも上方領域に
おいては良好な形状の製氷状態となり、該良好な製氷状
態は@幅か4+m以下であることか判明する。さらに第
9図は振動数が15ヘルツの場合の氷の透明度と形状を
各々示したものであり、第9図(A)に示された2次曲
線より上方領域では良好な透明度の製氷状態となり、該
良好な製氷状態は振幅が1市以上であることが判明する
。また第9図(B)に示された2次曲線よりも上方領域
で良好な形状の製氷状態となっており、該良好な製氷状
態は振幅が4關以下であることが判明する。また製氷状
態が良好な振動数は5乃至15ヘルツの範囲であること
も判明する。
合の振幅と製氷の平均時間により水の透明度と形状を各
々示したものであり、同図においてX印は不良、O印は
良好な製氷状態を示している。第7図(A)、第8図(
A)において示された2次曲線より上方領域においては
良好な透明度の製氷状態となり、該良好な製氷状態は振
幅か11w11以上であることが判明する。また第7図
(B)、第8図(B)に示された直線よりも上方領域に
おいては良好な形状の製氷状態となり、該良好な製氷状
態は@幅か4+m以下であることか判明する。さらに第
9図は振動数が15ヘルツの場合の氷の透明度と形状を
各々示したものであり、第9図(A)に示された2次曲
線より上方領域では良好な透明度の製氷状態となり、該
良好な製氷状態は振幅が1市以上であることが判明する
。また第9図(B)に示された2次曲線よりも上方領域
で良好な形状の製氷状態となっており、該良好な製氷状
態は振幅が4關以下であることが判明する。また製氷状
態が良好な振動数は5乃至15ヘルツの範囲であること
も判明する。
第10図は製氷皿8の平均移動速度(IwII/s)と
製氷平均時間との相関関係を示したグラフであり、製氷
皿の平均移動速度は、前記第7図から第9図で説明した
振幅の2倍と振動数を乗じたもので表わされる。
製氷平均時間との相関関係を示したグラフであり、製氷
皿の平均移動速度は、前記第7図から第9図で説明した
振幅の2倍と振動数を乗じたもので表わされる。
この第10図において、曲線Aは透明氷ができる境界を
表わし、曲線Aの右側では透明水ができ、曲線Aより左
側では不透明な氷となる。曲線Bは形状か良好となる境
界を表わし、曲線Bの左側では形状が良好で、曲線Bよ
り右側では形状が不良となる。
表わし、曲線Aの右側では透明水ができ、曲線Aより左
側では不透明な氷となる。曲線Bは形状か良好となる境
界を表わし、曲線Bの左側では形状が良好で、曲線Bよ
り右側では形状が不良となる。
そして、この曲線Aの右側で曲線Bの左側の領域が最適
条件で透明性、形状共に優れた製氷状態となる。
条件で透明性、形状共に優れた製氷状態となる。
このように前記実施例においては、電磁石24により進
退運動を行う可動鉄心25を介して製氷皿8に水平振動
を付与することにより、製氷時貯溜された水が製氷皿8
より溢れることなく水中に含まれる気泡を脱気して透明
な氷を作ることができるとともに、製氷時間の短縮化や
製氷能力の低下防止を図ることかできる。また前記振動
付与Wi構22による製氷皿8の振動条件が、振動の振
幅と振動数の平均移動速度を20乃至80ミリメートル
/秒とすることにより、形状、透明度ともに優れる氷を
作ることかできる6 さらに前記振動付与機構22は出力軸6内を貫挿した振
動伝達部材25を介して一端26を製氷皿8に接続して
水平振動を製氷皿8に付与するようにしたため装置の小
型化を図ることができる。しかも製氷時、製氷皿8の上
面には、ヒータ20を備えたItllを設けたことによ
り、製氷皿8の下部側から製氷か始まり、確実に透明な
氷を作ることができる。
退運動を行う可動鉄心25を介して製氷皿8に水平振動
を付与することにより、製氷時貯溜された水が製氷皿8
より溢れることなく水中に含まれる気泡を脱気して透明
な氷を作ることができるとともに、製氷時間の短縮化や
製氷能力の低下防止を図ることかできる。また前記振動
付与Wi構22による製氷皿8の振動条件が、振動の振
幅と振動数の平均移動速度を20乃至80ミリメートル
/秒とすることにより、形状、透明度ともに優れる氷を
作ることかできる6 さらに前記振動付与機構22は出力軸6内を貫挿した振
動伝達部材25を介して一端26を製氷皿8に接続して
水平振動を製氷皿8に付与するようにしたため装置の小
型化を図ることができる。しかも製氷時、製氷皿8の上
面には、ヒータ20を備えたItllを設けたことによ
り、製氷皿8の下部側から製氷か始まり、確実に透明な
氷を作ることができる。
また前記若13はヒンジ部材17を介して支持部材3に
接続しているため、製氷皿8の回転時には自動的に開蓋
し、そして反転時には自動的に閉蓋することができる。
接続しているため、製氷皿8の回転時には自動的に開蓋
し、そして反転時には自動的に閉蓋することができる。
尚、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、例
えば可動鉄心の先端に別体の振動伝達部材を接続しても
よいなど種々の変形が可能である。また回転軸と製氷皿
をスプライン軸のように接続してもよい。
えば可動鉄心の先端に別体の振動伝達部材を接続しても
よいなど種々の変形が可能である。また回転軸と製氷皿
をスプライン軸のように接続してもよい。
[発明の効果]
本発明は、水平方向の振動を製氷皿に付与する電磁コイ
ル駆動の振動付与装置を設けて製氷皿を水平振動させる
とともに前記製氷皿の平均移動速度を20乃至80ミリ
メートル/秒としたことにより、製氷皿に貯溜された水
に含まれる気泡を効率良く脱気して比較的短時間に透明
な氷を良好に作ることができ、しかも製氷時に製氷皿の
上面をヒータを備えた蓋によって覆うようにしたことに
より製氷皿の底部側から順次製氷して確実に透明な氷を
作ることができる。
ル駆動の振動付与装置を設けて製氷皿を水平振動させる
とともに前記製氷皿の平均移動速度を20乃至80ミリ
メートル/秒としたことにより、製氷皿に貯溜された水
に含まれる気泡を効率良く脱気して比較的短時間に透明
な氷を良好に作ることができ、しかも製氷時に製氷皿の
上面をヒータを備えた蓋によって覆うようにしたことに
より製氷皿の底部側から順次製氷して確実に透明な氷を
作ることができる。
第1図乃至第10図は本発明の一実施例を示しており、
第1図は縦断面図、第2図は一部切欠き平面図、第3図
は一部切欠き側面図、第4図は電気回路図、第5図は機
能説明用のフローチャート、第6図(A)乃至(C)は
作用説明図、第7図(A>は振動数が5ヘルツの場合の
氷の透明度の良否を示すグラフ、第7図(B)は量水の
形状良否を示すグラフ、第8図(A>は振動数が10ヘ
ルツの場合の氷の透明度の良否を示すグラフ、第8図(
B)は量水の形状良否を示すグラフ、第9図(A)は振
動数が15ヘルツの場合の氷の透明度の良否を示すグラ
フ、第9図(B)は量水の形状良否を示すグラフ、第1
0図は平均移動速度と製氷平均時間の相関グラフである
。 7・・・駆動機構 8・・・製氷皿 13・・・蓋 20・・・ヒータ 22・・・振動付与装置 24・・・電磁石 39・・・給水管(給水装置) 特許出V 人 東芝熱器具株式会社 代 理 同 人 弁理士
第1図は縦断面図、第2図は一部切欠き平面図、第3図
は一部切欠き側面図、第4図は電気回路図、第5図は機
能説明用のフローチャート、第6図(A)乃至(C)は
作用説明図、第7図(A>は振動数が5ヘルツの場合の
氷の透明度の良否を示すグラフ、第7図(B)は量水の
形状良否を示すグラフ、第8図(A>は振動数が10ヘ
ルツの場合の氷の透明度の良否を示すグラフ、第8図(
B)は量水の形状良否を示すグラフ、第9図(A)は振
動数が15ヘルツの場合の氷の透明度の良否を示すグラ
フ、第9図(B)は量水の形状良否を示すグラフ、第1
0図は平均移動速度と製氷平均時間の相関グラフである
。 7・・・駆動機構 8・・・製氷皿 13・・・蓋 20・・・ヒータ 22・・・振動付与装置 24・・・電磁石 39・・・給水管(給水装置) 特許出V 人 東芝熱器具株式会社 代 理 同 人 弁理士
Claims (1)
- 給水装置から供給された水を製氷皿に貯留して製氷し、
製氷後に駆動機構により製氷皿を回動させて上下反転さ
せることにより離氷させるようにした自動製氷装置にお
いて、前記製氷位置での製氷皿の上面を覆うヒータを備
えた蓋と、前記製氷皿に水平方向の振動を付与する電磁
石駆動の振動付与機構とを設け、かつ該振動付与機構に
よる製氷皿の平均移動速度が20乃至80ミリメートル
/秒であることを特徴とする自動製氷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17046190A JPH0460363A (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | 自動製氷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17046190A JPH0460363A (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | 自動製氷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0460363A true JPH0460363A (ja) | 1992-02-26 |
Family
ID=15905370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17046190A Pending JPH0460363A (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | 自動製氷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0460363A (ja) |
-
1990
- 1990-06-27 JP JP17046190A patent/JPH0460363A/ja active Pending
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