JPH0673692B2 - ロール装置 - Google Patents

ロール装置

Info

Publication number
JPH0673692B2
JPH0673692B2 JP63175794A JP17579488A JPH0673692B2 JP H0673692 B2 JPH0673692 B2 JP H0673692B2 JP 63175794 A JP63175794 A JP 63175794A JP 17579488 A JP17579488 A JP 17579488A JP H0673692 B2 JPH0673692 B2 JP H0673692B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
support mechanism
wheels
work roll
work
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63175794A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0225213A (ja
Inventor
政美 大城
章 斉藤
Original Assignee
スカイアルミニウム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by スカイアルミニウム株式会社 filed Critical スカイアルミニウム株式会社
Priority to JP63175794A priority Critical patent/JPH0673692B2/ja
Publication of JPH0225213A publication Critical patent/JPH0225213A/ja
Publication of JPH0673692B2 publication Critical patent/JPH0673692B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば圧延工程における仕上げライン等に用
いられるロール装置に係わり、特に、ロールの交換時を
考慮して構成されたロール装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のロール装置を仕上げラインにおけるフィード(送
り)ロールを例にとって以下に説明する。第5図におい
て全体として符号Rで示すものがフィールドロール装置
で、符号1は上ワークロール、符号2は下ワークロー
ル、符号40は両ワークロール1,2の両端部に位置してロ
ールの支持部等を構成するフレーム(ロールスタンド)
である。図はフィードロール装置の一端側のみを表して
いるが、他端側にも同様のフレーム40が構成されてい
る。
前記上ワークロール(以下“上ロール”と略す)1は上
ワークロール支持機構(以下“上ロール支持機構”と略
す)3により、両端部の軸受ハウジング5を懸吊支持さ
れている。この場合の上ロール支持機構3は、エアー式
のアチュエータ7を主として構成されたもので、前記軸
受ハウジング5がコネクタ9を介して、このアクチュエ
ータ7の伸縮可能なロッド7aの先端に設けられている。
符号11a,11bはアクチュエータ7作動用のエアホースで
ある。前記軸受ハウジング5は、フレーム40に取り付け
られた案内板13に係合しており、これによって上ロール
1は、軸方向の移動を拘束されるとともにこの案内板13
に沿った上下動が可能なものとなっている。なお、上記
上ワークロール支持機構3は、主として、該ロール装置
Rの運転中において上ロール1を下ロール2に圧接する
ために作動されるものである。
一方、前記下ワークロール(以下、“下ロール”と略
す)2は、下ワークロール支持機構(以下、“下ロール
支持機構”と略す)4により、両端部の軸受ハウジング
6部分を支持されたものとなっている。この場合の下ロ
ール支持機構4は、ボルト8およびナット10を主体とし
て構成されたもので、前記軸受ハウジング6がボルト8
の先端部上に載置された状態となっている。軸受ハウジ
ング6は、フレーム40に取り付けられた案内板12に係合
しており、これによって下ロール2は、横方向の移動を
拘束されるとともにこの案内板12に沿った上下動が可能
なものとなっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記構成となる従来のロール装置Rにおいて
は、その上下ロール1,2の補修を行うにあたり、それら
ロール1,2を上方に抜き出さなければならなかった。す
なわち、まず前記上ロール支持機構3のエアホース11a,
11bを外してアクチュエータ7をフレーム40から撤去し
た後、クレーン等の揚重手段を用いて上ロール1を上方
に引き抜き、次いで下ロール2を同様に揚重手段を用い
て上方に抜き出す。
しかしながら、これらの懸吊作業は周知のとおり非常に
煩わしい上に危険性も伴うものである。しかも、下ロー
ル2のみの補修を行う場合であっても上ロール1の抜き
出しを実施しなければならないばかりか、補修時にはラ
イン内のストリップ(被加工品)を切断しなければなら
ず、甚大な損害を招くおそれがある、などといった問題
があった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、補修時等
におけるロールの抜き出し・組み込みを簡単かつ安全に
行えるとともに、ライン内ストリップを切断するといっ
た無駄を生じせしめないロール装置を提供することを目
的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1に係るロール装置は、伸縮機能を有する上ロー
ル支持機構により両端部を上方から押圧される上ワーク
ロールと、レベル調製機構を有する下ロール支持機構に
より両端部を下方から支持された下ワークロールとを備
えてなるロール装置において、前記上ロール支持機構の
下端に前記上ワークロールと平行に延びる上ロール用ガ
イドレールを設け、かつ上ワークロールの両端部に前記
上ロール支持機構を収縮させたときに前記上ロール用ガ
イドレールに係合する車輪をそれぞれ設ける一方、前記
下ワークロールの下方に該下ワークロールと平行に延び
る下ロール用ガイドレールを設けるとともに、下ワーク
ロールの両端部に該下ワークロールがレベル降下された
時に前記下ロール用ガイドレールに係合する車輪をそれ
ぞれ設けたことを特徴とするものである。
また、請求項2に係るロール装置は、上記請求項1記載
のロール装置において、前記下ロール支持機構の上端部
近傍に、前記下ワークロールの両端部に設けられる前記
車輪の上方に位置しかつ通常は該車輪と離間した状態と
され、前記下ワークロール両端部と該下ロール支持機構
とが離間する状態となった時に前記車輪の上部に当接す
るロール押下げ板を設けたことを特徴とするものであ
る。
〔作用〕
上ワークロールは、上ロール支持機構を操作してこれを
収縮することにより上ロール用ガイドレールに車輪を介
して懸吊される状態となる一方、下ワークロールは、下
ロール支持機構を操作することにより下ロール用ガイド
レール上に車輪を介して載置される状態となり、これら
上ワークロールおよび下ワークロールは、共にそれぞれ
のガイドレールに沿った軸方向への抜き出しが可能とな
る。
また、前記下ロール支持機構の上端部近傍にロール押下
げ板を設けた場合には、例え下ロール支持機構を作動さ
せて下ワークロールのレベル降下操作を行っても下ワー
クロールが自重により下方移動しないような状況であっ
ても、前記下ロール支持機構と下ワークロール端部とが
離間することにより前記ロール押下げ板が前記車輪の上
部に当接し、これにより下ワークロールを強制的に下方
に移動させて下ロール用ガイドレール上に載置させるこ
とができるものとなる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の第1実施例によるロール装置を示す部
分斜視図で、本発明をフィードロール装置に適用したも
のを示したものである。図において全体として符号Rで
示すものがフィードロール装置で、上記第5図に示した
ものと同じ構成要素には同符号を付しており、その説明
を簡略化する。また、図はフィードロール装置Rの一端
側のみを表したものである。
本実施例のものにおいて、上ロール1は上記従来のもの
と同様、伸縮機能を有した上ロール支持機構3により、
両端部の軸受ハウジング5を下方に押圧されるものとな
っている。
上ロール支持機構3は、エアー式のアクチュエータ7を
主として構成されており、該アクチュエータ7の伸縮ロ
ッド7aの先端にはコネクタ9を介してレール支持体15が
設けられている。レール支持体15は、ロッド7aの先端部
に設けられたコネクタ9にロール1,2の軸心方向と直交
するピン17により軸着されたもので、このピン17回りに
回動自在となっている。また、該レール支持体15は前記
ロッド7aの伸張操作により前記軸受ハウジング5の上面
に当接するものであるが該軸受ハウジング5と連結はさ
れていない。このレール支持体15の両側には2本のレー
ル(上ロール用ガイドレール)19,19が、双方のレール
支持体15,15(一方のみ図示)間に上ワークロール1と
平行となるように、かつ双方のルール19どうしも平行と
なるように架設されている。この場合のレール19は、山
形鋼(アングル材)により構成したものとなっている。
また、軸受ハウジング5の上部には、前記2本のレール
19にそれぞれ係合する車輪21,21が各々ステー23,23を介
して設けられている。ここで、前記車輪21は、前記上ロ
ール支持機構3の操作により前記ロッド7aをを収縮させ
た時において前記上ロール用ガイドレール19,19上に当
接するものであり、したがって、通常運転時においては
これら車輪21とレール19とは離間したものとなってい
る。軸受ハウジング5の外面側には、フレーム40にボル
ト結合等により着脱自在に取り付けられた押え板25が当
接しており、この押え板25に軸方向移動を拘束された状
態での上下動が可能なものとなっている。
一方、下ロール2は、上記従来のロール装置Rと同様、
下ロール支持機構4により両端部の軸受ハウジング6部
分を支持されたものであるが、本実施例のものにおいて
下ロール支持機構4は、前記上ロール機構3同様エアー
式のアクチュエータ14を主体として構成されたものとな
っており、前記軸受ハウジング6が該アクチュエータ14
のロッド14aの先端部上端に載置された状態となってい
る。ここで、この軸受ハウジング6は飽くまでロッド14
a上に載置されているだけであって結合はされていな
い。軸受ハウジング6の外面側には、フレーム40にボル
ト結合等により着脱自在に取り付けられた押え板16が当
接しており、これによって下ロール2は平常時における
軸方向の移動が拘束されるとともに、この押え板16に沿
った上下動が可能なものとなっている。さらに、下ロー
ル2の下方には、2本のレール(下ロール用ガイドレー
ル)20,20が下ロール2の軸心とほぼ平行となるように
設けられている。レール20は、前述のレール19と同様、
山形鋼により構成したものである。そして、軸受ハウジ
ング6の下部には、下ロール2が前記下ロール支持機構
4の作動によってレベル降下された時に前記2本のレー
ル20,20にそれぞれ係合する車輪22,22が各々ステー24,2
4を介して設けられている。
次に、上記の如く構成されたロール装置Rの作用につい
て説明する。
このロール装置Rの通常のライン運転時における操作は
従来のものと全く同じである。すなわち、上ロール1の
押圧力調製、および下ロール2のレベル調整等は、上ロ
ール支持機構3および下ロール支持機構4をそれぞれ操
作することによって従来どおり可能である。
補修等に伴うロールの抜き出しは下記の如く行うことが
できる。
上ロール1を抜き出す場合は、前記押え板25をフレーム
40から取り外した後、上ロール支持機構3のアクチュエ
ータ7を操作することによりロッド7aを収縮させる。こ
れによって前記レール支持体15が、当接していた軸受ハ
ウジング5の上面より離間し、やがてこのレール支持体
15と共に上方に移動された上ロール用ガイドレール19に
前記車輪21,21が係合し、上ロール1は実質的にそれら
車輪21を介して上ロール用ガイドレール19に懸吊支持さ
れた状態となる。よって、あとは上ロール1をその軸線
方向に引き出すだけでよい。これにより上ロール1はレ
ール19に沿ってスムーズに移動することができる。なお
この際、本実施例のものでは、レール支持体15がコネク
タ9に対してピン結合されているため、ロール引き出し
操作によりレール19に加わるフレーム外方への力がアク
チュエータ7のロッド7aに伝わらず、ロッド7aの曲がり
等を確実に防止できる構成となっている。
下ロール2を抜き出す場合には、まず下ロール支持機構
4を作動させて下ロール2を下方に移動させる。やがて
下ロール2は車輪22を介してレール20上に載置され、か
つ下ロール支持機構4(ロッド14a)との縁が切られ
る。後は、上記上ロール1の場合と同様に、押え板16を
取り外した後、下ロール2をその軸線方向に引き出せば
よい。これによって下ロール2はレール20に沿ってスム
ーズに移動することができる。
また、上記作業を行うに際しては、前記上ロール用ガイ
ドレール19および下ロール用ガイドレール20のそれぞれ
に対応した延長用レールを有した台車を、このロール装
置Rにおけるロール抜き出し方向に横付けすることによ
り、ロール抜き出し作業を極めて簡単に行うことができ
る。この際、第2図に示すように、上記の双方のロール
用ガイドレール19,20(図示は上ロール用ガイドレール1
9のみ)を軸受ハウジング5の端面よりも突出させると
共に、その突出した先端部に、ピン挿入孔26aを形成し
た筒体26を付設する一方、前記台車27に設けられる延長
用レール28の前記ガイドレール19に接続させる側の端面
に、前記ピン挿入孔26aに挿入されるピン29を付設す
る、等の手段により、延長用レール28のガイドレール19
(20)に対する位置決めを確実に行うことができる。
組み込み作業は、上記の抜き出し作業と逆の手順に従っ
て行うことができるから同様に極めて容易である。
このように、上記ロール装置Rによれば、補修時等にお
けるロールの抜き出し・組み込み作業を極めて簡単かつ
短時間に行うことができ、しかも現場において揚重手段
を使用することもできないので、安全な上、機器類に損
傷を与える心配もない。また、各ロール1,2は各々の軸
方向に抜き出し・組み込みされるものであるため、下ロ
ール2を補修する際に上ロール1を撤去す必要がなく、
下ロール2のみの抜き出し・組み込みが可能であると同
時に、ライン内ストリップを切断する必要もなく、生産
上重大な損害を与えることもない。さらに本ロール装置
Rは、上ロール1の上方および下ロール2の下方にガイ
ドレール19,20を設置し、かつ各ロールの軸受ハウジン
グ5,6に車輪を設けるといった極めて簡単な構成でもっ
て上記作用を発揮できるばかりでなく、ロール装置が元
来備えるロール支持機構を利用して行えるようにした極
めて有機的な構成のものとなっている。
次に、第3図は本発明の第2実施例を示すもので、本実
施例によるロール装置Rの下ロール2の下部を示す正面
図である。なお本図において、上記第1実施例に示した
ものと同じ構成要素には同符号を付してその説明を簡略
化する。
本実施例のものでは、下ロール支持機構4を構成する前
記アクチュエータ14のロッド14aの先端部(上端部)近
傍に、ロール押下げ板30を設けた構成としている。
前記ロール押下げ板30は、下ロール2の両端部に位置す
る前記軸受ハウジング6に設けられたる前記車輪22,22
の上方に、これら各車輪22に対応して設けられ、通常状
態、すなわち前記軸受ハウジング6の下面がロッド14a
の先端部に当接することにより下ロール2が下ロール支
持機構4に支持されている状態においては、車輪22とは
離間した状態にあるものとなっている。その他の構成は
上記第1実施例のものと同じである。
この第2実施例をものでは、下記の如き作用効果を得る
ことができるものとなる。
すなわち、いま、第1実施例と同様、下ロール2を抜き
出すために該下ロール2を下ロール用ガイドレール20上
に載置させるべく、下ロール支持機構4を作動させて前
記ロッド14aを下方に収縮させたとする。このとき、下
ロール用の軸受ハウジング6が、そのサイド部の摺動抵
抗あるいはロールの傾き等が原因して自重のみでは下方
に滑り落ちない場合がある。そこで、本実施例の構成の
ものでは、ロッド14aを下方に収縮させても下ロール2
(軸受ハウジング6)が下方に移動されない場合には、
該ロッド14aと軸受ハウジング6とは結合されていない
ので、まず前記ロッド14aのみが下方に収縮し、該ロッ
ド14a先端部が軸受ハウジング6下面より離間するもの
となる。ロッド14aがこのように軸受ハウジング6より
離間してさらに下方に移動すると、該ロッド14aの先端
部近傍には前記ロール押下げ板30,30が前記車輪22,22の
上方にそれぞれ対応して設けられているから、これらロ
ール押下げ板30が車輪22の上部に当接するものとなる。
したがって、この状態よりさらにロッド14aを収縮させ
れば、それら車輪22が設けられている。前記軸受ハウジ
ング6は、ロール押下げ板30の押圧力により下方に移動
するものとなるわけである。よって、軸受ハウジング6
が自重により下方に移動されない場合でも、下ロール2
を強制的に下方移動させ、同図に鎖線で示す如く下ロー
ル用ガイドレール20上に載置させることができるものと
なる。
次に、第4図は本発明の第3実施例を示すもので、上ロ
ール1の一端部の平面図である。本図において第1図の
ものと同一構成要素には同符号を付してその説明を簡略
化する。本実施例のものでは、車輪21を支持するための
ステー23を上記実施例のものよりガイドレール19の長手
方向に延長させるとともに、車輪21を1つのステー23に
対して前後2列に設けたものとしている。さらにそれら
2列に設けられた車輪21の間には、鉛直方向に設けられ
た軸回りに回転する補助車輪31が各々設けられており、
これら補助車輪31,31は、前記車輪21がガイドレール19
上に載った時に該ガイドレール19の立ち上がった側壁に
対応する構成となっている。
上記第3実施例による構成によれば、ワークロール1を
ガイドレール19および延長用レール28に添わせて移動さ
せる際、1個の車輪21の負担する重量を軽減し得る上
に、特に補助車輪31の作用によりロール1の横方向のず
れを極力防止し得、よりスムーズな抜き出しが行えるも
のとなる。また、上記説明は上ロール1についてのみ行
ったが、下ロール2についても同様である。
なお上記3つの実施例においてはいずれも、下ロール支
持機構4を上ロール支持機構3と同じようにアクチュエ
ータにより構成したものとしているが、これを、第5図
のものの如くボルト・ナット等によって構成しても良
い。また実施例では、本発明を、ストリップを送るため
のフィードロールに適用した例を示したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、その他のロール装置、例
えばリンガーロール、デフレクタロール、ピンチロール
等にも適用可能であることは勿論である。
〔発明の効果〕
以上説明したとおり請求項1のロール装置によれば、補
修時等におけるロールの抜き出し・組み込み作業を極め
て簡単かつ極めて短時間に行うことができ、しかも現場
において揚重手段を使用することもないので安全な上、
機器類に損傷を与える心配もない。また、各ロールは各
々の軸方向に抜き出し・組み込みされるものであるた
め、下ロールのみの抜き出し・組み込みが可能であると
同時に、ライン内ストリップを切断する必要もなく、生
産上重大な損害を与えることがない。さらに本ロール装
置は、上ロールの上方および下ロールの下方にガイドレ
ールを設置するとともに各ロールの軸受ハウジングに車
輪を設けるといった極めて簡単な構成でもって上記作用
を発揮できるばかりでなく、ロール装置が元来備えるロ
ール支持機構を利用することにより補修時におけるロー
ルのレベルを変えることができるといった有機的な構成
を実現できる、等の優れた効果を奏する。
またさらに、請求項2のロール装置によれば、下ワーク
ロールが自重で降下しない場合においても該下ワークロ
ールを強制的に下方移動させることが可能となり、作業
の能率化を図れるものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例によるロール装置を示す部
分斜視図、第2図は上ロール用ガイドレール19および延
長用レール28のそれぞれの端部を示す部分斜視図、第3
図は本発明の第2実施例にるロール装置の一部を示すも
ので、ロール押下げ板を下ワークロールの下部近傍と共
に示す部分正面図、第4図は本発明の第3実施例による
ロール装置の一部を示すもので、上ワークロールの端部
近傍を示す部分平面図、第5図は従来のロール装置を示
す部分斜視図である。 R……ロール装置、1……上ワークロール、 2……下ワークロール、 3……上ワークロール支持機構、 4……下ワークロール支持機構、 19……上ワークロール用ガイドレール、 20……下ワークロール用ガイドレール、 21……車輪、22……車輪。 30……ロール押下げ板。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伸縮機能を有する上ロール支持機構により
    両端部を上方から押圧される上ワークロールと、レベル
    調整機構を有する下ロール支持機構により両端部を下方
    から支持された下ワークロールとを備えてなるロール装
    置において、 前記上ロール支持機構の下端には前記上ワークロールと
    平行に延びる上ロール用ガイドレールが設けられ、かつ
    上ワークロールの両端部には、前記上ロール支持機構が
    収縮されたときに前記上ロール用ガイドレールに係合す
    る車輪がそれぞれ設けられる一方、前記下ワークロール
    の下方には該下ワークロールと平行に延びる下ロール用
    ガイドレールが設けられるとともに、下ワークロールの
    両端部には、該下ワークロールがレベル降下された時に
    前記下ロール用ガイドレールに係合する車輪がそれぞれ
    設けられていることを特徴とするロール装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のロール装置において、前記
    下ロール支持機構の上端部近傍には、前記下ワークロー
    ルの両端部に設けられる前記車輪の上方に位置し、かつ
    通常は該車輪と離間した状態とされ、前記下ワークロー
    ル両端部と該下ロール支持機構とが離間する状態となっ
    た時に前記車輪の上部に当接するロール押下げ板が設け
    られていることを特徴とするロール装置。
JP63175794A 1988-07-14 1988-07-14 ロール装置 Expired - Lifetime JPH0673692B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63175794A JPH0673692B2 (ja) 1988-07-14 1988-07-14 ロール装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63175794A JPH0673692B2 (ja) 1988-07-14 1988-07-14 ロール装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0225213A JPH0225213A (ja) 1990-01-26
JPH0673692B2 true JPH0673692B2 (ja) 1994-09-21

Family

ID=16002364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63175794A Expired - Lifetime JPH0673692B2 (ja) 1988-07-14 1988-07-14 ロール装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0673692B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0715602Y2 (ja) * 1989-02-25 1995-04-12 川崎重工業株式会社 圧延機
JP3480673B2 (ja) 1998-05-14 2003-12-22 Tdk株式会社 コイル装置
KR100944961B1 (ko) * 2009-07-21 2010-03-02 (주)범용테크놀러지 판세척장치
CN106623491B (zh) * 2016-12-01 2018-11-13 中国重型机械研究院股份公司 一种大开口度全自动控制的汇合夹送辊
CN108580582A (zh) * 2018-05-21 2018-09-28 山东钢铁集团日照有限公司 一种长寿命卷取机侧导板

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5648241A (en) * 1979-09-26 1981-05-01 Mitsubishi Chem Ind Ltd Deoxidizer
JPS5910850A (ja) * 1982-07-10 1984-01-20 Kyoto Daiichi Kagaku:Kk 分析用具

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0225213A (ja) 1990-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4616454A (en) Slant service rig
KR910007124B1 (ko) 차체수리방법과 차체수리장치
JPH0673692B2 (ja) ロール装置
RU2102169C1 (ru) Оборудование для установки транспортного средства на опорной поверхности в горизонтальном положении и способ установки транспортного средства
WO1994013429A1 (en) Heat exchanger bundle extractor assembly and method
CN211790359U (zh) 一种配电柜门的安装工装
JP2961270B2 (ja) ケーブル延線作業車
JP3317632B2 (ja) ロールチョック抜取装置
US5479460A (en) Method for handling equipment
JP5059567B2 (ja) 壁面パネル地組装置及び壁面パネルの地組方法
JP2002361313A (ja) 形鋼圧延機用ガイド装置
JPH07308050A (ja) エレベータ用電動機の取外し組付け装置
KR102070254B1 (ko) 배전선로의 처짐 복원장치
CN117052451B (zh) 综采回撤工作面掩护与牵引系统
CN218698542U (zh) 一种人防门安装框架
US2987890A (en) Method and apparatus for constructing and setting trench cribbing
JPH10102996A (ja) 支保工の建付け方法および同建て付け装置
CN220341824U (zh) 配电设备台架
CN110077991B (zh) 一种用于转换梁施工的移动设备及其使用方法
JPH0226580Y2 (ja)
JP3171288B2 (ja) 型枠据付機
JP3251544B2 (ja) 杭打機用作業台昇降装置
JPS63107657A (ja) 架設用鋼材の組み立て装置
JP2795594B2 (ja) ローラー矯正装置におけるロール交換方法および装置
JPH084169Y2 (ja) 支持スタンド固定装置