JPH0672968U - ターンテーブル - Google Patents
ターンテーブルInfo
- Publication number
- JPH0672968U JPH0672968U JP1149793U JP1149793U JPH0672968U JP H0672968 U JPH0672968 U JP H0672968U JP 1149793 U JP1149793 U JP 1149793U JP 1149793 U JP1149793 U JP 1149793U JP H0672968 U JPH0672968 U JP H0672968U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- sliding contact
- holding
- rotating frame
- contact surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Specific Conveyance Elements (AREA)
- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 摺接面全域にわたって均等に潤滑油を塗付す
ることが出来、しかも前記摺接面への潤滑油の塗付が回
動枠の保持枠に対する回動により自動的に行えるように
する。 【構成】 環状の回動枠1に、保持枠2の摺接面5に摺
接する摺接部31を有する滑り体3を設けて、該滑り体
3を介して前記回動枠1を前記保持枠2に対して回動自
由に支持する一方、前記回動枠1に、潤滑油の保持部6
を設けて、該保持部6に、前記摺接面5に潤滑油を徐々
に給油する緩給油部7を設ける。
ることが出来、しかも前記摺接面への潤滑油の塗付が回
動枠の保持枠に対する回動により自動的に行えるように
する。 【構成】 環状の回動枠1に、保持枠2の摺接面5に摺
接する摺接部31を有する滑り体3を設けて、該滑り体
3を介して前記回動枠1を前記保持枠2に対して回動自
由に支持する一方、前記回動枠1に、潤滑油の保持部6
を設けて、該保持部6に、前記摺接面5に潤滑油を徐々
に給油する緩給油部7を設ける。
Description
【0001】
本考案は、テレビ等の物品を回転自由に支持するターンテーブルに関する。
【0002】
一般にこの種のターンテーブルは、物品を載置する環状の回動枠と、該回動 枠に対向する環状の保持枠とを備え、前記保持枠に、前記回動枠に摺接する摺接 部を有する滑り体を設けて、該滑り体を介して前記回動枠を前記保持枠に対して 回動自由に支持する一方、前記摺接部が摺接する前記回動枠の摺接面に潤滑油を 塗るようにしている。
【0003】
ところで以上のターンテーブルにあっては、前記摺接面に刷毛等で予め潤滑 油を塗っておくことから、例えばかかるターンテーブルを立てて保管しておくと 、前記摺接面に塗った潤滑油が下方に垂れ落ちて、ともすると前記保持枠の外面 側に流れ出したりする不具合があるし、前記摺接面に均一に潤滑油が塗付されな い場合や、該摺接面への潤滑油の塗付量が少ない場合には、前記回動枠の前記保 持枠に対する回転がスムーズに行えなくなって、再度、前記回動枠を前記保持枠 から取り外して、前記摺接面に潤滑油を塗付する必要も生じる。
【0004】 本考案は以上の実情に鑑みて開発したものであって、前記摺接面全域にわた って均等に潤滑油を塗付することが出来、しかも前記摺接面への潤滑油の塗付が 前記回動枠の前記保持枠に対する回動により、自動的に行えるようにしたターン テーブルを提供するにある。
【0005】
しかして本考案は物品を載置する環状の回動枠1と、該回動枠1に対向する 環状の保持枠2とを備え、前記回動枠1と保持枠2の何れか一方に、他方に摺接 する摺接部31を有する滑り体3を設けて、該滑り体3を介して前記回動枠1を 前記保持枠2に対して回動自由に支持する一方、前記滑り体3を設ける枠1に、 潤滑油の保持部6を設けて、該保持部6に、前記摺接部31が摺接する摺接面5 に潤滑油を徐々に給油する緩給油部7を設けていることを特徴とするものである 。
【0006】
本考案によれば、前記滑り体3を介して前記回動枠1を前記保持枠2に対し て回転させるに伴い、前記緩給油部7により潤滑油が常に前記摺接面5全域にわ たってしかも均一に塗付されるので、前記滑り体3の前記摺接面5に対する滑動 が常時円滑となるのである。
【0007】
図に示すターンテーブルは、基本的には、物品Aが載置可能な平面視環状の 回動枠1と、該回動枠1に対向する平面視環状の保持枠2と、前記回動枠1に設 ける複数の滑り体3とから成る。
【0008】 前記回動枠1は、鉄板製で、前記物品Aが載置可能な平面視環状の上壁11 と、該上壁11の内周縁から下方に延びる内側壁12と、前記上壁11の外周縁 から下方に延びる外側壁13とを備えた断面ほぼ逆U字状に形成し、前記上壁1 1の下面に、前記滑り体3を前記回動枠1側に組付ける有底筒状のホルダー4を 設けている。前記ホルダー4は、その上端部に突設した突部41を、前記上壁1 1に形成した貫通孔14に嵌着することで、前記上壁11の下面に組付けている 。
【0009】 また前記保持枠2は、前記回動枠1と同じく鉄板製で、平面視環状の底壁2 1と、該底壁21の内周縁から上方に延びる内側壁22と、前記底壁21の外周 縁から上方に延びる外側壁23と、前記内側壁22の上端から径方向内方に延び るフランジ24とを備えているのであって、前記回動枠1の前記保持枠2への組 付は、該保持枠2の上方に前記回動枠1を配置して、該回動枠1の内側壁12と 外側壁13との間に、前記保持枠2の内側壁22、外側壁23並びにフランジ2 4を介装することで、これら回動枠1と保持枠2との間に環状室Sを形成する一 方、前記回動枠2の内側壁22に形成した透孔25に樹脂ピン26を嵌着して、 該樹脂ピン26の先端部を、前記保持枠2のフランジ24と上下方向においてラ ップさせることで、前記回動枠1を前記保持枠2に一体的に組付けるようにして いる。
【0010】 一方、前記滑り体3は、耐油性及び耐摩耗性に優れた合成樹脂材から円柱状 に形成して、その長さ方向一端部に半球状の摺接部31を設けたものであり、こ の滑り体3を、前記回動枠1に組付けた前記ホルダー4内に嵌合して、該ホルダ ー4から下方に突出する前記摺接部31を、前記保持枠2の底壁21上面に当接 させて、該保持枠2の底壁21上面を摺接面5として前記回動枠1を前記滑り体 3を介して前記保持枠2に対し回転可能に支持している。
【0011】 しかして以上の構成において、図に示す実施例では、前記ホルダー4の一側 に、下方に開口する凹所61を備えた潤滑油の保持部6を一体形成して、該保持 部6の凹所61内に、前記摺接面5に潤滑油を徐々に給油する緩給油部7を組み 込んだのである。
【0012】 図に示す前記緩給油部7は、スポンジ材に潤滑油を吸い込ませたものを用い て、該緩給油部7を前記凹所61内に挿嵌すると共に、該緩給油部7の下端部を 前記摺接面5に弾接させ、前記回動枠1の前記保持枠2に対する回動に伴い、該 緩給油部7に吸い込ませている潤滑油を前記摺接面5に塗付するようにしている 。
【0013】 以上の構成から成るターンテーブルにあっては、前記滑り体3を介して前記 回動枠1を前記保持枠2に対して回転させるに伴い、前記緩給油部7を構成する スポンジ材に吸収させている潤滑油が前記摺接面5全域にわたってしかも均一に 塗付されるので、前記滑り体3の前記摺接面5に対する滑動が円滑となり、前記 回動枠1が前記保持枠2に対して常時スムーズに回転するのである。
【0014】 以上の実施例では、保持部6の凹所61内に、潤滑油を吸い込ませたスポン ジ材から成る緩給油部7を挿嵌したが、例えば図6に概略的に示すように、前記 凹所61内を潤滑油の貯留部として、前記凹所61の下方開口にスポンジ材から 成る緩給油部7を組み込み、前記回動枠1の前記保持枠2に対する回動に伴い、 前記凹所61内に貯留している潤滑油を前記緩給油部7を介して前記摺接面5に 順次塗付するようにしてもよい。この場合、前記回動枠1の上壁11並びに前記 保持部5の上部に、前記凹所61内に潤滑油を補給するための給油口15を形成 して、常時は該給油口15をキャップ16で閉鎖するようにしてもよい。
【0015】 また以上の実施例では、前記保持部6を前記ホルダー4に一体形成したが、 別体に形成してもよい。
【0016】 また以上の実施例では、前記滑り体3を回動枠1に組付けて、前記保持枠2 の底壁21上面を摺接面5としたが、前記滑り体3を前記保持枠2に組付けて、 前記回動枠1の上壁11下面を摺接面5としてもよい。
【0017】
以上のごとく本考案は、物品を載置する環状の回動枠1と、該回動枠1に対 向する環状の保持枠2との何れか一方に、他方に摺接する摺接部31を有する滑 り体3を設けて、該滑り体3を介して前記回動枠1を前記保持枠2に対して回動 自由に支持する一方、前記滑り体3を設ける枠1に、潤滑油の保持部6を設けて 、該保持部6に、前記摺接部31が摺接する摺接面5に潤滑油を徐々に給油する 緩給油部7を設けたことにより、前記滑り体3を介して前記回動枠1を前記保持 枠2に対して回転させるに伴い、前記緩給油部7により潤滑油が前記摺接面5全 域にわたってしかも均一に塗付されるので、前記滑り体3の前記摺接面5に対す る滑動が円滑となり、前記回動枠1を前記保持枠2に対して常時スムーズに回転 させることが出来るし、しかも前記摺接面5には、必要以上に潤滑油が塗付され ることがないので、例えばターンテーブルを立てて保管した場合でも、前記潤滑 油がターンテーブルの外面に漏出する虞は少ないのである。
【図1】ターンテーブルの平面図。
【図2】図1におけるXーX線拡大断面図。
【図3】図1におけるYーY線拡大断面図。
【図4】緩給油部を組付けた保持部及び滑り体の概略底
面図。
面図。
【図5】ターンテーブルの正面図。
【図6】ターンテーブルの別実施例を示す要部の拡大断
面図。
面図。
1 回動枠 2 保持枠 3 滑り体 31 摺接部 5 摺接面 6 保持部 7 緩給油部
Claims (1)
- 【請求項1】 物品を載置する環状の回動枠(1)と、
該回動枠(1)に対向する環状の保持枠(2)とを備
え、前記回動枠(1)と保持枠(2)の何れか一方に、
他方に摺接する摺接部(31)を有する滑り体(3)を
設けて、該滑り体(3)を介して前記回動枠(1)を前
記保持枠(2)に対して回動自由に支持する一方、前記
滑り体(3)を設ける枠(1)に、潤滑油の保持部
(6)を設けて、該保持部(6)に、前記摺接部(3
1)が摺接する摺接面(5)に潤滑油を徐々に給油する
緩給油部(7)を設けていることを特徴とするターンテ
ーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1149793U JP2506471Y2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | タ―ンテ―ブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1149793U JP2506471Y2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | タ―ンテ―ブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0672968U true JPH0672968U (ja) | 1994-10-11 |
JP2506471Y2 JP2506471Y2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=11779671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1149793U Expired - Lifetime JP2506471Y2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | タ―ンテ―ブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2506471Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001200986A (ja) * | 2000-01-14 | 2001-07-27 | Kuroda Precision Ind Ltd | 潤滑液供給方法および潤滑液供給装置 |
JP2004031714A (ja) * | 2002-06-27 | 2004-01-29 | Shinko Seisakusho Co Ltd | 機器用回転台 |
JP2006120963A (ja) * | 2004-10-25 | 2006-05-11 | Shinko Seisakusho Co Ltd | 機器用回転台 |
-
1993
- 1993-03-16 JP JP1149793U patent/JP2506471Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001200986A (ja) * | 2000-01-14 | 2001-07-27 | Kuroda Precision Ind Ltd | 潤滑液供給方法および潤滑液供給装置 |
JP2004031714A (ja) * | 2002-06-27 | 2004-01-29 | Shinko Seisakusho Co Ltd | 機器用回転台 |
JP2006120963A (ja) * | 2004-10-25 | 2006-05-11 | Shinko Seisakusho Co Ltd | 機器用回転台 |
JP4511309B2 (ja) * | 2004-10-25 | 2010-07-28 | 株式会社新興製作所 | 機器用回転台 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2506471Y2 (ja) | 1996-08-07 |
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Legal Events
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R250 | Receipt of annual fees |
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