JPH0672804A - 農薬錠剤 - Google Patents

農薬錠剤

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JPH0672804A
JPH0672804A JP2797193A JP2797193A JPH0672804A JP H0672804 A JPH0672804 A JP H0672804A JP 2797193 A JP2797193 A JP 2797193A JP 2797193 A JP2797193 A JP 2797193A JP H0672804 A JPH0672804 A JP H0672804A
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JP
Japan
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parts
tablet
acid
production example
tablets
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JP2797193A
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English (en)
Inventor
Masao Ogawa
雅男 小川
Ikuko Kawabata
郁子 川端
Manabu Tagami
学 田上
Toshiro Otsubo
敏朗 大坪
Shigenori Tsuda
重典 津田
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Priority to EP93302721A priority patent/EP0565354A1/en
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N25/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests
    • A01N25/34Shaped forms, e.g. sheets, not provided for in any other sub-group of this main group

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】a)有害生物防除活性成分または植物生長調節
活性成分である農薬活性成分の1種以上、b)界面活性
剤、c)炭酸塩、d)固体酸、e)タルク、ステアリン
酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウムおよび酸化チ
タンから選ばれる1種以上、およびf)低置換度ヒドロ
キシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロースカルシウム、架橋した
カルボキシメチルセルロースナトリウムおよび架橋した
カルボキシメチルスターチから選ばれる1種以上を含有
し、その構成成分c)、d)のうち少なくとも一方が水
溶性である農薬錠剤。 【効果】本発明錠剤は、その構成成分a)、b)、
c)、d)、e)およびf)を含有することから連続的
に製造され、水中拡散性に優れ、省力散布できる錠剤で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】本発明は、発泡性農薬錠剤に関するもの
である。発泡性の錠剤は、粉剤、粒剤等に比較して粉だ
ちがなく、かつ手等で投げ入れられる等の省力散布が図
れる反面、錠剤であることから、打錠機、ブリケッティ
ングマシンを用いて錠剤化する際に、その杵またはロー
ルへの付着等によるキャッピング、ラミネーティング等
の打錠障害が発生し、連続的に錠剤を製造することが困
難であるという課題を抱えており、工業的に連続製造の
可能な錠剤の開発が望まれている。
【0002】
【発明の構成】本発明者らはこのような状況に鑑み、鋭
意検討した結果、a)有害生物防除活性成分または植物
生長調節活性成分である農薬活性成分の1種以上、b)
界面活性剤、c)炭酸塩、d)固体酸、e)タルク、ス
テアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウムおよ
び酸化チタンから選ばれる1種以上、およびf)低置換
度ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロースカルシウム、架
橋したカルボキシメチルセルロースナトリウムおよび架
橋したカルボキシメチルスターチから選ばれる1種以上
を含有する組成が良好な錠剤を連続的に製造することに
適していることを見出し、本発明に至った。
【0003】すなわち、本発明は、a)有害生物防除活
性成分または植物生長調節活性成分である農薬活性成分
の1種以上、b)界面活性剤、c)炭酸塩、d)固体
酸、e)タルク、ステアリン酸カルシウム、ステアリン
酸マグネシウムおよび酸化チタンから選ばれる1種以
上、およびf)低置換度ヒドロキシプロピルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロースカルシウム、架橋したカルボキシメチルセルロ
ースナトリウムおよび架橋したカルボキシメチルスター
チから選ばれる1種以上を含有し、その構成成分c)、
d)のうち少なくとも一方が水溶性である農薬錠剤(以
下、本発明錠剤と記す。)およびその農薬錠剤の連続製
造に適した組成を有する組成物(以下、本発明組成物と
記す。)に関するものである。
【0004】本発明において用いられる農薬活性成分と
は農業・園芸分野で用いられる殺虫剤、殺菌剤、除草剤
等の有効成分である有害生物防除活性成分または植物生
長調節活性成分、または家庭防疫・公衆衛生分野で用い
られる殺虫剤等の有効成分である有害生物防除活性成分
等を意味し、特に限定されるものではないが、例えば、
次に示すような化合物およびそれらの活性な異性体また
は該混合物が挙げられる。以下、化合物番号と共に化合
物例を示す。
【0005】(1) α−シアノ−3−フェノキシベン
ジル 2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブチラ
ート (2) (S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル
(S)−2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブ
チラート (3) α−シアノ−3−フェノキシベンジル 2,
2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシラ
ート (4) 3−フェノキシベンジル 3−(2,2−ジク
ロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボ
キシラート (5) 3−フェノキシベンジル クリサンテマート
【0006】(6) 3−フェノキシベンジル (1
R)−クリサンテマート (7) α−シアノ−3−フェノキシベンジル 3−
(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロ
プロパンカルボキシラート (8) α−シアノ−3−(4−ブロモフェノキシ)ベ
ンジル 3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジ
メチルシクロプロパンカルボキシラート (9) α−シアノ−3−(4−フルオロフェノキシ)
ベンジル 3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−
ジメチルシクロプロパンカルボキシラート (10) α−シアノ−3−(3−ブロモフェノキシ)
ベンジル 3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−
ジメチルシクロプロパンカルボキシラート
【0007】(11) α−シアノ−3−(4−クロロ
フェノキシ)ベンジル 3−(2,2−ジクロロビニ
ル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシラー
ト (12) α−シアノ−3−フェノキシベンジル クリ
サンテマート (13) α−シアノ−3−フェノキシベンジル (1
R)−クリサンテマート (14) α−シアノ−3−(4−ブロモフェノキシ)
ベンジル 2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブ
チラート (15) α−シアノ−3−(3−ブロモフェノキシ)
ベンジル 2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブ
チラート
【0008】(16) α−シアノ−3−(4−クロロ
フェノキシ)ベンジル 2−(4−クロロフェニル)−
3−メチルブチラート (17) α−シアノ−3−(4−フルオロフェノキ
シ)ベンジル 2−(4−クロロフェニル)−3−メチ
ルブチラート (18) α−シアノ−3−フェノキシベンジル 2−
(4−ブロモフェニル)−3−メチルブチラート (19) α−シアノ−3−フェノキシベンジル 2−
(4−tert−ブチルフェニル)−3−メチルブチラ
ート (20) α−シアノ−3−フェノキシベンジル 2−
(3,4−メチレンジオキシフェニル)−3−メチルブ
チラート
【0009】(21) α−シアノ−4−フルオロ−3
−フェノキシベンジル 3−(2,2−ジクロロビニ
ル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシラー
ト (22) α−シアノ−3−フェノキシベンジル 2−
(2−クロロ−4−トリフルオロメチルアニリノ)−3
−メチルブチラート (23) α−シアノ−3−フェノキシベンジル 2−
(4−ジフルオロメトキシフェニル)−3−メチルブチ
ラート (24) α−シアノ−3−フェノキシベンジル
(S)−2−(4−ジフルオロメトキシフェニル)−3
−メチルブチラート (25) シアノ−(5−フェノキシ−2−ピリジル)
メチル 3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジ
メチルシクロプロパンカルボキシラート
【0010】(26) α−シアノ−3−フェノキシベ
ンジル 2,2−ジメチル−3−(1,2,2,2−テ
トラブロモエチル)シクロプロパンカルボキシラート (27) α−シアノ−3−フェノキシベンジル 2,
2−ジメチル−3−(1,2−ジクロロ−2,2−ジブ
ロモエチル)シクロプロパンカルボキシラート (28) α−シアノ−3−フェノキシベンジル 1−
(4−エトキシフェニル)−2,2−ジクロロシクロプ
ロパンカルボキシラート (29) α−シアノ−3−フェノキシベンジル 2,
2−ジメチル−3−(2−クロロ−2−トリフルオロメ
チルビニル)シクロプロパンカルボキシラート (30) 2−(4−エトキシフェニル)−2−メチル
プロピル 3−フェノキシベンジル エーテル
【0011】(31) 2−(4−エトキシフェニル)
−3,3,3−トリフルオロプロピル3−フェノキシベ
ンジル エーテル (32) 2−メチル−3−フェニルベンジル (1
R,トランス)−2,2−ジメチル−3−(2−クロロ
−2−トリフルオロメチルビニル)シクロプロパンカル
ボキシラート (33) 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチ
ルベンジル (1R,トランス)−2,2−ジメチル−
3−(2−クロロ−2−トリフルオロメチルビニル)シ
クロプロパンカルボキシラート (34) 3,4,5,6−テトラヒドロフタルイミド
メチル クリサンテマート (35) 3,4,5,6−テトラヒドロフタルイミド
メチル (1R)−クリサンテマート
【0012】(36) 3−アリル−2−メチル−4−
オキソシクロペント−2−エンイルクリサンテマート (37) 3−アリル−2−メチル−4−オキソシクロ
ペント−2−エンイル(1R)−クリサンテマート (38) (S)−2−メチル−4−オキソ−3−(2
−プロピニル)シクロペント−2−エンイル (1R)
−クリサンテマート (39) 1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル
(1R)−クリサンテマート (40) 5−ベンジル−3−フリルメチル クリサン
テマート
【0013】(41) 5−ベンジル−3−フリルメチ
ル (1R)−クリサンテマート (42) α−シアノ−3−(4−ブロモフェノキシ)
ベンジル 3−(2,2−ジブロモビニル)−2,2−
ジメチルシクロプロパンカルボキシラート (43) O,O−ジメチル O−(3−メチル−4−
ニトロフェニル) ホスホロチオエート (44) O,O−ジメチル S−〔1,2−ジ(エト
キシカルボニル)エチル〕 ホスホロジチオエート (45) O,O−ジメチル O−(4−シアノフェニ
ル) ホスホロチオエート
【0014】(46) O,O−ジメチル S−(α−
エトキシカルボニルベンジル) ホスホロジチオエート (47) O,O−ジエチル O−(2−イソプロピル
−4−メチル−6−ピリミジニル) ホスホロチオエー
ト (48) O,O−ジメチル O−〔3−メチル−4−
(メチルチオ)フェニル〕 ホスホロチオエート (49) O−(4−ブロモ−2,5−ジクロロフェニ
ル) O,O−ジエチルホスホロチオエート (50) 2−メトキシ−4H−1,3,2−ベンゾオ
キサホスホリン−2−スルフィド
【0015】(51) O,O−ジメチル O−(2,
4,5−トリクロロフェニル) ホスホロチオエート (52) O,O−ジエチル O−(3,5,6−トリ
クロロ−2−ピリジル)ホスホロチオエート (53) O,O−ジメチル O−(3,5,6−トリ
クロロ−2−ピリジル)ホスホロチオエート (54) O,O−ジメチル O−(4−ブロモ−2,
5−ジクロロフェニル)ホスホロチオエート (55) ジメチル 2,2−ジクロロビニルホスフェ
ート
【0016】(56) O,S−ジメチル N−アセチ
ルホスホロアミドチオエート (57) O−(2,4−ジクロロフェニル) O−エ
チル S−プロピル ホスホロジチオエート (58) O,O−ジメチル S−(5−メトキシ−
1,3,4−チアジアゾリン−2−オン−3−イルメチ
ル) ホスホロジチオエート (59) ジメチル 2,2,2−トリクロロ−1−ヒ
ドロキシエチルホスホネート (60) O−エチル O−(4−ニトロフェニル)
ベンゼンホスホノチオエート
【0017】(61) O,O−ジメチル S−(N−
メチルカルバモイルメチル) ホスホロジチオエート (62) 2−sec−ブチルフェニル N−メチルカ
ーバメート (63) 3−メチルフェニル N−メチルカーバメー
ト (64) 3,4−ジメチルフェニル N−メチルカー
バメート (65) 2−イソプロポキシフェニル N−メチルカ
ーバメート
【0018】(66) 1−ナフチル N−メチルカー
バメート (67) 2−イソプロピルフェニル N−メチルカー
バメート (68) O,O−ジエチル S−〔2−(エチルチ
オ)エチル〕 ホスホロジチオエート (69) S−メチル N−〔(メチルカルバモイル)
オキシ〕チオアセトイミデート (70) トランス−5−(4−クロロフェニル)−N
−シクロヘキシル−4−メチル−2−オキソチアゾリジ
ン−3−カルボキサミド
【0019】(71) 2,3−ジヒドロ−2,2−ジ
メチル−7−ベンゾフラニル N−ジブチルアミノチオ
−N−メチルカーバメート (72) N,N,−ジメチル−1,2,3−トリチア
ン−5−イルアミン (73) 1,3−ビス(カルバモイルチオ)−2−
(N,N−ジメチルアミノ)プロパン塩酸塩 (74) エチル N−〔2,3−ジヒドロ−2,2−
ジメチルベンゾフラン−7−イルオキシカルボニル(メ
チル)アミノチオ〕−N−イソプロピル−β−アラニナ
ート (75) 1−〔3,5−ジクロロ−4−(3−クロロ
−5−トリフルオロメチル−2−ピリジルオキシ)フェ
ニル〕−3−(2,6−ジフルオロベンゾイル)ウレア
【0020】(76) 1−(3,5−ジクロロ−2,
4−ジフルオロフェニル)−3−(2,6−ジフルオロ
ベンゾイル)ウレア (77) 1−〔3,5−ジクロロ−4−(1,1,
2,2−テトラフルオロエトキシ)フェニル〕−3−
(2,6−ジフルオロベンゾイル)ウレア (78) エチル 2−(4−フェノキシフェノキシ)
エチルカーバメート (79) 2−tert−ブチル−5−(4−tert
−ブチルベンジルチオ)−4−クロロピリダジン−3
(2H)−オン (80) 1−〔4−(2−クロロ−4−トリフルオロ
メチルフェノキシ)−2−フルオロフェニル〕−3−
(2,6−ジフルオロベンゾイル)ウレア
【0021】(81) tert−ブチル (E)−α
−(1,3−ジメチル−5−フェノキシピラゾール−4
−イルメチレンアミノオキシ)−p−トルエート (82) 3,7,9,13−テトラメチル−5,11
−ジオキサ−2,8,14−トリチア−4,7,9,1
2−テトラアザペンタデカ−3,12−ジエン−6,1
0−ジオン (83) 1−(6−クロロ−3−ピリジルメチル)−
N−ニトロイミダゾリジン−2−イリデンアミン (84) 5−エトキシ−3−トリクロロメチル−1,
2,4−チアジアゾール (85) O,O−ジイソプロピル S−ベンジル ホ
スホロチオラート
【0022】(86) O−エチル S,S−ジフェニ
ル ジチオホスフェート (87) ポリオキシン (88) ブラストサイジンS (89) 3,4−ジクロロプロピオンアニリド (90) イソプロピル N−(3−クロロフェニル)
カーバメート
【0023】(91) S−エチル N,N−ジプロピ
ルチオールカーバメート (92) 3−メトキシカルボニルアミノフェニル N
−(3−メチルフェニル)カーバメート (93) N−メトキシメチル−2−クロロ−2’,
6’−ジエチルアセトアニリド (94) 2,6−ジニトロ−N,N−ジプロピル−4
−トリフルオロメチルアニリン (95) S−(4−クロロベンジル) N,N−ジエ
チルチオールカーバメート
【0024】(96) S−エチル N,N−ヘキサメ
チレンチオールカーバメート (97) N−(1,1,3−トリメチル−2−オキサ
−4−インダニル)−5−クロロ−1,3−ジメチルピ
ラゾール−4−カルボキサミド (98) 3’−イソプロポキシ−2−(トリフルオロ
メチル)ベンズアニリド (99) ジイソプロピル 1,3−ジチオラン−2−
イリデンマロネート (100) 1,2,5,6−テトラヒドロピロロ
[3,2,1−i,j]キノリン−4−オン
【0025】(101) 3−アリルオキシ−1,2−
ベンゾイソチアゾール−1,1−ジオキシド (102) 5−メチル[1,2,4]トリアゾロ
[3,4−b]ベンゾチアゾール (103) 1,2−ビス(3−メトキシカルボニル−
2−チオウレイド)ベンゼン (104) 1−(4−クロロベンジル)−1−シクロ
ペンチル−3−フェニルウレア (105) バリダマイシンA
【0026】(106) 6−(3,5−ジクロロ−4
−メチルフェニル)−3(2H)−ピリダジノン (107) カスガマイシン塩酸塩 (108) メチル 1−(ブチルカルバモイル)ベン
ズイミダゾール−2−カーバメート (109) 3−(3,5−ジクロロフェニル)−N−
イソプロピル−2,4−ジオキソイミダゾリジン−1−
カルボキサミド (110) 3−(3,5−ジクロロフェニル)−5−
メチル−5−ビニル−1,3−オキサゾリジン−2,4
−ジオン
【0027】(111) エチレンビスジチオカルバミ
ン酸マンガン (112) エチレンビスジチオカルバミン酸マンガン
および亜鉛 (113) N−(トリクロロメチルチオ)シクロヘキ
サ−4−エン−1,2−ジカルボキシミド (114) 3’−イソプロポキシ−2−メチルベンズ
アニリド (115) 3−ヒドロキシ−5−メチルイソオキサゾ
ール
【0028】(116) テトラクロロイソフタロニト
リル (117) 1,1’−イミノジ(オクタメチレン)ジ
グアニジン (118) 1−(4−クロロフェノキシ)−3,3−
ジメチル−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1
−イル)ブタノン (119) (E)−4−クロロ−2−(トリフルオロ
メチル)−N−〔1−(イミダゾール−1−イル)−2
−プロポキシエチリデン〕アニリン (120) メチル N−(メトキシアセチル)−N−
(2,6−ジメチルフェニル)アラニナート
【0029】(121) 3−クロロ−N−(3−クロ
ロ−5−トリフルオロメチル−2−ピリジル)−2,6
−ジニトロ−4−メチルアニリン (122) N−ブトキシメチル−2−クロロ−2’,
6’−ジエチルアセトアニリド (123) O−エチル O−(5−メチル−2−ニト
ロフェニル)−sec−ブチル ホスホロアミドチオエ
ート (124) エチル N−クロロアセチル−N−(2,
6−ジエチルフェニル)グリシナート (125) 2−〔1−メチル−2−(4−フェノキシ
フェノキシ)エトキシ〕ピリジン
【0030】(126) (E)−1−(4−クロロフ
ェニル)−4,4−ジメチル−2−(1H−1,2,4
−トリアゾール−1−イル)−1−ペンテン−3−オー
ル (127) 1−(4−クロロフェニル)−4,4−ジ
メチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−
イル)ペンタン−3−オール (128) 2−ブロモ−N−(α,α−ジメチルベン
ジル)−3,3−ジメチルブタンアミド (129) 1−(1−メチル−1−フェニルエチル)
−3−(p−トリル)ウレア (130) 2−(2−ナフトキシ)プロピオンアニリ
【0031】(131) 2−(2,4−ジクロロ−3
−メチルフェノキシ)プロピオンアニリド (132) 4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−
1,3−ジメチル−5−ピラゾリル p−トルエンスル
ホナート (133) 4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−
1,3−ジメチル−5−フェナシルオキシピラゾール (134) 4−(2,4−ジクロロ−3−メチルベン
ゾイル)−1,3−ジメチル−5−(4−メチルフェナ
シルオキシ)ピラゾール (135) 2,4,6−トリクロロフェニル 4−ニ
トロフェニル エーテル
【0032】(136) 2,4−ジクロロフェニル
3−メトキシ−4−ニトロフェニルエーテル (137) 2,4−ジクロロフェニル 3−メトキシ
カルボニル−4−ニトロフェニル エーテル (138) 2−ベンゾチアゾール−2−イルオキシ−
N−メチルアセトアニリド (139) 2’,3’−ジクロロ−4−エトキシメト
キシベンズアニリド (140) 5−tert−ブチル−3−(2,4−ジ
クロロ−5−イソプロポキシフェニル)−1,3,4−
オキサジアゾール−2(3H)−オン
【0033】(141) 2−アミノ−3−クロロ−
1,4−ナフトキノン (142) メチル 2−〔3−(4,6−ジメトキシ
ピリミジン−2−イル)ウレイドスルホニルメチル〕ベ
ンゾエート (143) 3,7−ジクロロキノリン−8−カルボン
酸 (144) エチル 5−〔3−(4,6−ジメトキシ
ピリミジン−2−イル)ウレイドスルホニル〕−1−メ
チルピラゾール−4−カルボキシラート (145) 3−クロロ−2−〔4−クロロ−2−フル
オロ−5−(2−プロピニルオキシ)フェニル〕−4,
5,6,7−テトラヒドロ−2H−インダゾール
【0034】(146) O−(4−tert−ブチル
フェニル) N−(6−メトキシ−2−ピリジル)−N
−メチルチオノカーバメート (147) O−(3−tert−ブチルフェニル)
N−(6−メトキシ−2−ピリジル)−N−メチルチオ
ノカーバメート (148) O−(4−クロロ−3−エチルフェニル)
N−(6−メトキシ−2−ピリジル)−N−メチルチ
オノカーバメート (149) O−(4−ブロモ−3−エチルフェニル)
N−(6−メトキシ−2−ピリジル)−N−メチルチ
オノカーバメート (150) O−(3−tert−ブチル−4−クロロ
フェニル) N−(6−メトキシ−2−ピリジル)−N
−メチルチオノカーバメート
【0035】(151) O−(4−トリフルオロメチ
ルフェニル) N−(6−メトキシ−2−ピリジル)−
N−メチルチオノカーバメート (152) 1−(2−クロロベンジル)−3−(α,
α−ジメチルベンジル)ウレア (153) N−(3,5−ジクロロフェニル)−1,
2−ジメチルシクロプロパン−1,2−ジカルボキシイ
ミド (154) O−(2,6−ジクロロ−4−メトキシフ
ェニル) O,O−ジメチル ホスホロチオエート (155) 1−エチル−1,4−ジヒドロ−6,7−
メチレンジオキシ−4−オキソ−3−キノリンカルボン
【0036】(156) (E)−1−(2,4−ジク
ロロフェニル)−4,4−ジメチル−2−(1H−1,
2,4−トリアゾール−1−イル)−1−ペンテン−3
−オール (157) イソプロピル 3,4−ジエトキシフェニ
ルカーバメート (158) N−〔4−クロロ−2−フルオロ−5−
(1−メチル−2−プロピニルオキシ)フェニル〕−
3,4,5,6−テトラヒドロフタルイミド (159) N−〔4−クロロ−2−フルオロ−5−
(ペンチルオキシカルボニルメトキシ)フェニル〕−
3,4,5,6−テトラヒドロフタルイミド (160) 7−フルオロ−6−(3,4,5,6−テ
トラヒドロフタルイミド)−4−(2−プロピニル)−
3,4−ジヒドロ−1,4−ベンゾオキサジン−3(2
H)−オン
【0037】(161) 2−〔1−(エトキシイミ
ノ)エチル〕−3−ヒドロキシ−5−〔2−〔4−(ト
リフルオロメチル)フェニルチオ〕エチル〕−2−シク
ロヘキセン−1−オン (162) 1−(4−クロロフェニル)−3−(2,
6−ジフルオロベンゾイル)ウレア (163) イソプロピル (2E,4E)−11−メ
トキシ−3,7,11−トリメチル−2,4−ドデカジ
エノエート (164) 2−tert−ブチルイミノ−3−イソプ
ロピル−5−フェニル−3,4,5,6−テトラヒドロ
−2H−1,3,5−チアジアジン−4−オン (165) 2−フェノキシ−6−(ネオペンチルオキ
シメチル)ピリジン
【0038】(166) 3−クロロ−2−〔7−フル
オロ−4−(2−プロピニル)−3,4−ジヒドロ−
1,4−ベンゾオキサジン−3(2H)−オン−6−イ
ル〕−4,5,6,7−テトラヒドロ−2H−インダゾ
ール (167) 4’−クロロ−2’−(α−ヒドロキシベ
ンジル)イソニコチン酸アニリド (168) 6−(ベンジルアミノ)プリン (169) 5−クロロ−3−メチル−4−ニトロ−1
H−ピラゾール (170) 2−クロロエチルトリメチルアンモニウム
クロリド
【0039】(171) 2−(3−クロロフェノキ
シ)プロピオン酸 (172) 3−(4−クロロフェニル)−1,1−ジ
メチルウレア (173) 2,4−ジクロロフェノキシ酢酸 (174) 3−(3,4−ジクロロフェニル)−1,
1−ジメチルウレア (175) 1,1’−エチレン−2,2’−ビピリジ
ニウム ジブロミド
【0040】(176) マレイン酸ヒドラジド (177) 2,4−ジニトロ−6−sec−ブチルフ
ェノール (178) 2,4−ジメチル−5−(トリフルオロメ
チルスルホニルアミノ)アセトアニリド (179) 6−(フルフリルアミノ)プリン (180) βーヒドロキシエチルヒドラジン
【0041】(181) 3−インドール酢酸 (182) 3−メチル−5−(1−ヒドロキシ−4−
オキソ−2,6,6−トリメチル−2−シクロヘキセン
−1−イル) シス、トランス−2,4−ペンタジエン
酸 (183) 1−ナフトキシ酢酸 (184) 7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタ
ン−2,3−ジカルボン酸 モノアルキルアミン塩 (185) 1−フェニル−3−〔4−(2−クロロピ
リジル)〕ウレア
【0042】(186) 5−クロロ−1H−インダゾ
ール−3−イル酢酸ナトリウム (187) S,S−ジメチル 2−(ジフルオロメチ
ル)−4−(2−メチルプロピル)−6−(トリフルオ
ロメチル)ピリジン−3,5−ジカルボチオアート (188) 3−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−
トリアジン−2−イル)−1−〔2−(2−メトキシエ
トキシ)フェニルスルホニル〕ウレア (189) エキソ−1−メチル−4−(1−メチルエ
チル)−2−(2−メチルフェニルメトキシ)−7−オ
キサビシクロ[2.2.1]ヘプタン (190) 2’,6’−ジエチル−N−〔(2−シス
−ブテノキシ)メチル〕−2−クロロアセトアニリド
【0043】(191) 2,3−ジヒドロ−3,3−
ジメチル−5−ベンゾフラニル エタンスルホナート (192) 2’,6’−ジメチル−N−(3−メトキ
シ−2−テニル)−2−クロロアセトアニリド (193) 1−(2−クロロイミダゾ[1,2−a]
ピリジン−3−イルスルホニル)−3−(4,6−ジメ
トキシ−2−ピリミジニル)ウレア (194) 3−イソプロピル−1H−2,1,3−ベ
ンゾチアジアジン−4(3H)−オン−2,2−ジオキ
シド (195) 2−(1−エトキシイミノブチル)−5−
〔2−(エチルチオ)プロピル〕−3−ヒドロキシシク
ロヘキサ−2−エン−1−オン
【0044】(196) 2’,6’−ジエチル−N−
(2−プロポキシエチル)−2−クロロアセトアニリド (197) 1,1’−ジメチル−4,4’−ビピリジ
ニウム ジクロリド (198) S−(1−メチル−1−フェニルエチル)
ピペリジン−1−カルボチオアート (199) S−(2−メチル−1−ピペリジンカルボ
ニルメチル) O,O−ジプロピル ジチオホスフェー
ト (200) S−ベンジル N−エチル−N−(1,2
−ジメチルプロピル)チオールカーバメート
【0045】(201) 2−クロロ−4−エチルアミ
ノ−6−イソプロピルアミノ−1,3,5−トリアジン (202) 2−メチルチオ−4,6−ビス(エチルア
ミノ)−1,3,5−トリアジン (203) アンモニウム ホモアラニン−4−イル
(メチル)ホスフィナート (204) 2−クロロ−4,6−ビス(エチルアミ
ノ)−1,3,5−トリアジン (205) L−2−アミノ−4−〔(ヒドロキシ)
(メチル)ホスフィノイル〕ブチリル−L−アラニル−
L−アラニンナトリウム
【0046】(206) イソプロピルアンモニウム
N−(ホスホノメチル)グリシナート (207) トリメチルスルホニウム N−(ホスホノ
メチル)グリシナート (208) 2−メチルチオ−4−エチルアミノ−6−
(1,2−ジメチルプロピルアミノ)−1,3,5−ト
リアジン (209) コハク酸2,2−ジメチルヒドラジド (210) 3−〔2−(3,5−ジメチル−2−オキ
ソシクロヘキシル)−2−ヒドロキシメチル〕グルタル
イミド
【0047】本発明組成物において、農薬活性成分は一
種単独、または二種以上を混合して用いることができ、
混合して用いる場合、その混合割合は任意に選択するこ
とができる。これらの活性成分の含有量は成分の種類に
よって異なるが、一般には本発明組成物の全重量に対し
て0.01〜80重量%、好ましくは 0.1〜50重量%であ
る。尚、これらの農薬活性成分が液状の場合または農薬
活性成分を溶媒に溶解して用いる場合、この液状分の含
有量は本発明組成物の全重量に対して通常0.01〜60重
量%、好ましくは 0.1〜40重量%である。
【0048】本発明組成物に用いられる界面活性剤とし
ては、農薬活性成分等を乳化、分散させ得るものが用い
られ、例えばアルキルアリールスルホン酸塩、アルキル
ナフタレンスルホン酸塩、リグニンスルホン酸塩、ジア
ルキルスルホサクシネート、ポリオキシエチレンアルキ
ルアリールエーテル硫酸エステル塩、カルボキシル基を
有する共重合体のアルカリ金属塩、脂肪酸塩等のアニオ
ン性界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポ
リオキシエチレンスチリルフェニルエーテル、ポリオキ
シエチレンアルキルエステル、ソルビタンアルキルエス
テル、ポリオキシエチレンソルビタンアルキルエステル
等のノニオン性界面活性剤等を挙げることができる。ま
た、必要に応じてカチオン性界面活性剤、両イオン性界
面活性剤等を用いてもよい。これらの界面活性剤は、一
種単独でまたは二種以上を混合して用いられる。用いら
れる界面活性剤の量は、本発明組成物の全重量に対して
通常0.1〜70重量%、好ましくは1〜40重量%、
より好ましくは3〜20重量%である。
【0049】本発明組成物に用いられる炭酸塩として
は、例えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチウ
ム、炭酸アンモニウム、炭酸カルシウム、炭酸水素ナト
リウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素リチウム、炭酸水
素アンモニウム、セスキ炭酸ナトリウム、セスキ炭酸カ
リウム、セスキ炭酸アンモニウム等が挙げられ、特に、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、
炭酸水素カリウムが好ましい。該炭酸塩は粒径74μm
〜2000μmの粒子を50%以上、特に70%以上含
有するものが好ましく、また、打錠前に行う混合の均一
性をよくするために粒径1000μm以上の粒子を5%
以下、さらに3%以下含有するものがより好ましい。
尚、上記の炭酸塩は一種単独、または二種以上を任意の
割合に混合して用いることができる。
【0050】また、本発明組成物に用いられる固体酸と
しては、例えばクエン酸、コハク酸、マレイン酸、フマ
ル酸、酒石酸、シュウ酸、マロン酸、リンゴ酸、アジピ
ン酸、ホウ酸、リン酸二水素ナトリウム、リン酸二水素
カリウム、安息香酸、スルファミン酸、サリチル酸、ア
スコルビン酸、グルタミン酸、アスパラギン酸、ソルビ
ン酸、ニコチン酸、フェニル酢酸等が挙げられるが、特
にマレイン酸、フマル酸、クエン酸、コハク酸、リンゴ
酸、酒石酸が好ましい。これらの酸は一種単独、または
二種以上を任意の割合に混合して用いることができる。
【0051】該炭酸塩および固体酸の量は、その合計量
が本発明組成物の全重量に対して通常5〜90重量%、
好ましくは10〜70重量%、より好ましくは20〜6
0重量%である。また炭酸塩と固体酸との重量比は通常
1:10〜10:1、好ましくは1:5〜5:1、より
好ましくは1:3〜3:1の範囲である。
【0052】本発明組成物に用いられるタルク、ステア
リン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、酸化チ
タンは一種単独、または二種以上を混合して用いられ、
特にタルクの使用が好ましい。これらの合計重量は、本
発明組成物の全重量に対して通常、 0.1〜20重量%、
好ましくは 0.3〜10重量%である。
【0053】本発明組成物に用いられる低置換度ヒドロ
キシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロースカルシウム、架橋した
カルボキシメチルセルロースナトリウム、架橋したカル
ボキシメチルスターチは一種単独、または二種以上を混
合して用いられ、特に低置換度ヒドロキシプロピルセル
ロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロースカルシウム、架橋したカルボキシメチルセ
ルロースナトリウムの使用が好ましい。これらの合計重
量は、本発明組成物の全重量に対して通常、 0.3〜30
重量%、好ましくは 0.5〜20重量%である。低置換度
ヒドロキシプロピルセルロースとしてはヒドロキシプロ
ポキシル基の含量が約 5.0〜16.0重量%であるものが好
ましく、例えばL−HPC LH11、L−HPC L
H−20、L−HPC LH21、L−HPC LH−
22、L−HPC LH−31(全て信越化学工業
(株)製)等が挙げられる。カルボキシメチルセルロー
スとしてはエーテル化度が約 0.2〜 0.6%であるものが
好ましく、例えばNS−300 (ニチリン化学工業製)等
が挙げられる。カルボキシメチルセルロースカルシウム
としては、例えばE.C.G.−505 (ニチリン化学工
業製)が挙げられる。架橋したカルボキシメチルセルロ
ースナトリウムとしては、例えばAc−Di−Sol
(旭化成工業(株)製)が挙げられる。架橋したカルボ
キシメチルスターチとしては、例えばPRIMOJEL
(AVEBE社製)が挙げられる。
【0054】本発明組成物には必要に応じて溶媒、シリ
カ、珪酸カルシウム、乾燥剤、水溶性担体、水溶性高分
子、鉱物質担体、植物性担体を添加することができる。
【0055】農薬活性成分の融点が70℃未満の場合
は、錠剤製造時の粘度を下げ、また、低温で保存した際
の農薬活性成分の結晶化を防ぐために、必要に応じて溶
媒を添加する。該溶媒としては、通常、不揮発性または
低揮発性の有機溶媒が用いられる。このような粘度調節
および農薬活性成分の結晶化防止の目的で用いられる溶
媒としては、農薬活性成分と均一に混合するもの、例え
ばフェニルキシリルエタン、アルキルベンゼン、メチル
ナフタレン等の芳香族炭化水素類、ケトン類、アジピン
酸ジイソデシル、フタル酸ジトリデシル、フタル酸ジア
ルキル等のエステル類、植物油、鉱物油、流動パラフィ
ン、平均分子量200〜600程度の室温で液状を呈す
るポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ポリプロピレングリコールメチルエーテル等のグリ
コールエーテル類およびそのアセテート等が挙げられ、
特にフェニルキシリルエタン、アルキルベンゼン、メチ
ルナフタレン等の芳香族炭化水素類、エステル類、グリ
コールエーテル類、グリコールエーテル類のアセテート
が好ましい。なお、活性成分の融点にかかわらず、有効
成分の水中拡散性の向上または効力向上を目的として該
溶媒を添加することもできる。この際の溶媒は、活性成
分と均一に混合し、なおかつ比重が 1.0以下のものが活
性成分を浮遊させて水中拡散性を向上させる目的からよ
り好ましい。該溶媒の量は農薬活性成分に対して、通常
10〜1000重量%、好ましくは30〜200重量%
である。
【0056】農薬活性成分の融点が70℃未満の場合ま
たは溶媒を添加した場合は、湿式法シリカの焼成品、乾
式法シリカ、加工澱粉または珪酸カルシウムを必要に応
じて添加することができる。該湿式法シリカの焼成品、
乾式法シリカ、加工澱粉または珪酸カルシウムの量は、
農薬活性成分が液状の場合、農薬活性成分を溶媒に溶解
させた場合等、液状成分を用いる場合、その全液状分に
対して通常50〜200重量%、好ましくは60〜10
0重量%である。湿式法シリカの焼成品としては、例え
ばトクシールGU−N、トクシールU、トクシールG
U、トクシールN(全て徳山曹達(株)製)、カープレ
ックス#80、カープレックス#67、カープレックス
#1120、カープレックス#100、カープレックス
22S、カープレックスFPS−1、カープレックスF
PS−2、カープレックスFPS−3、カープレックス
FPS−4(全て塩野義製薬(株)製)、ニップシール
(日本シリカ社製)、Ultrasil(Deguss
a社製)等の合成含水酸化珪素(湿式法シリカ)を70
0〜900℃、好ましくは800〜900℃で焼成した
ものが挙げられる。また、市販のカープレックスCS−
5、カープレックスCS−7(全て塩野義製薬(株)
製)、ファインシールP−8(徳山曹達(株)製)等を
そのまま用いてもよい。乾式法シリカとしては、乾式法
で得られる軽質無水珪酸、例えばAEROSIL20
0、AEROSIL300(Degussa社製)が挙
げられ、加工澱粉としては、例えばパインフロー、パイ
ンデックス♯2(共に松谷化学(株)製)等が挙げら
れ、珪酸カルシウムとしては、例えばフローライトR
(徳山曹達(株)製)が挙げられる。
【0057】本発明組成物に用いられる乾燥剤として
は、例えば酸化ホウ素、メタホウ酸、酸化バリウム、酸
化マグネシウム、酸化アルミニウム、酸化カルシウム、
アルミン酸ナトリウムが挙げられる。水溶性担体として
は、例えば尿素、乳糖、硫安、ショ糖、デキストリン、
食塩、芒硝が挙げられる。水溶性高分子としては、例え
ばヒドロキシプロピルセルロース、アラビアガム、メチ
ルセルロース、メチルエチルセルロース、ポリビニルア
ルコール、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピル
メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリ
ウム、平均分子量6000〜20000のポリエチレン
グリコールが挙げられる。鉱物質担体としては、例えば
カオリンクレー、珪藻土、ろう石、モンモリロナイトク
レー、酸性白土、活性白土、アタパルジャイトクレー、
パイロフィライト、ベントナイト、セリサイト等が挙げ
られる。植物性担体としては、例えば小麦粉、木粉、澱
粉が挙げられる。これらの乾燥剤、水溶性担体、水溶性
高分子、鉱物質担体、植物性担体を添加する場合、その
添加量は本発明組成物の全重量に対して通常 0.1〜30
重量%、好ましくは 0.5〜20重量%である。
【0058】その他、本発明組成物には適宜、誤飲防止
の苦み剤、安定化剤、効力増強剤、薬害軽減剤、着色
剤、香料、ビルダー等を含有させることもできる。
【0059】本発明錠剤は、本発明組成物をリボンミキ
サー、ヘンシェルミキサー、タンブラーミキサー、レー
ディゲーミキサーまたはV型混合機等の混合機等を用い
てよく混合した後、打錠機(タブレッティングマシン)
またはブリケッティングマシンで成型することにより連
続的に製造することができる。この際、打錠機の下杵お
よび上杵の入りを調節したり、ブリケッティングマシン
の供給速度、ロール圧力やロール回転数を調節すること
により錠剤の密度を調節することができ、通常、かさ密
度(みかけの密度)は 1.1〜 1.7g/cm3 であり、 1.2
〜 1.6g/cm3とすることより好ましい。この際、錠剤
のかさ体積に対する空間体積の割合である空隙率は10〜
45%、好ましくは15〜35%である。空隙率は錠剤を製造
する前の粉末あるいは顆粒の真密度(物質の重量を物質
の実体積で割って求めた物質そのものの密度)を真密度
計を用いて測定し、以下の式を用いて求められる。
【式1】
【0060】また、錠剤化する前に、本発明組成物の構
成成分の一部または全てをローラーコンパクター、スラ
ッグマシン等で30kg/cm2 以上、好ましくは50kg/
cm2以上の圧力をかけて成型した後解砕して得た顆粒状
造粒物を、打錠機またはブリケッティングマシンで連続
的に成型して一定重量の本発明錠剤を製造することもで
きる。このとき、該顆粒状造粒物の粒径はその70%以
上が100〜3000μmの間に含まれていることが好
ましく、さらに100〜2000μmの間に含まれてい
ることがより好ましい。特に、該顆粒状造粒物の最大粒
径は5000μm以下であることが好ましい。
【0061】農薬活性成分の融点が70℃未満の場合
は、該農薬活性成分を加熱溶融、溶媒に溶解させる等で
液状とし、シリカに吸油させた後、混合機中でよく混合
することが好ましい。農薬活性成分の融点が70℃以上
の場合は、該農薬活性成分のみ、または農薬活性成分と
粉末状の界面活性剤等と混合したものをあらかじめジェ
ットマイザー、ピンミル、ハンマーミル等の乾式粉砕機
で粉砕し、平均粒径が約30μm以下、好ましくは15
μm以下とした後、上記と同様の方法により本発明錠剤
を製造することが好ましい。
【0062】このようにして得られる錠剤の形状は、円
盤型でふちどりのないもの、隅角のもの、隅丸のもの、
レンズ型でその曲率の浅いものから深いものまで、ピロ
ウ型、アーモンド型、フィンガー型、三角形、四角形、
五角形、カプセル状のもの等種々可能であるが、その重
量は一錠当り5g〜100g程度が好ましい。
【0063】本発明錠剤はそのまま湛水下水田、川、
池、沼、堀、畑地、芝生、果樹園、非農耕地などに施用
するか、水で適当な希釈倍率に希釈して使用する。本発
明錠剤を湛水下水田に施用する場合、その施用量は活性
成分の種類や量により異なるが、通常10アール当り約
50〜2000g、好ましくは約500〜1000gで
ある。
【0064】本発明錠剤をそのまま施用する場合は、通
常なんら特殊な器具を必要としない。例えば、本発明錠
剤を湛水下水田に施用する場合、施用者が水田に入り、
均一にまたは水田の1ケ所以上の地点に本発明錠剤を施
用したり、水田に入ることなく畦の辺や水田の水口に施
用したり、畦から投入することにより活性成分を水田全
体にいきわたらせることができる。田植機の上から手で
投入したり、田植機から一定距離ごとに落下させるよう
にしてもよい。また、船やボートで池、堀、沼、川等に
入って本発明錠剤を投入したり、ヘリコプター、飛行
機、ラジコンの飛行機等を用いて空中から散布すること
もできる。
【0065】本発明錠剤を湛水下水田に施用する場合、
その施用時期は活性成分の種類により異なるが、通常代
掻き直後から出穂後2週間程度までの間である。特に除
草活性成分を含有する本発明錠剤の施用時期は、一般に
代掻き直後から田植え後約15日までの間である。
【0066】本発明錠剤は、湛水下水田、池、川等に施
用した時炭酸ガスを発生して移動し、活性成分が水中に
速やかにかつ均一に拡散するので有害生物(病害虫、病
害菌、雑草等)防除成分が有害生物に対し、または植物
生長調節活性成分が作物に対し充分な効果を発揮し、し
かも均一に拡散するので作物に対する薬害の軽減という
点でも優れたものである。また、本発明錠剤は水田に施
用される場合、従来の施用量(例えば粒剤の場合10ア
ール当り3000〜4000g)に比べて、その施用量
を大幅に低減化できるため、製品の製造、輸送、保管お
よび省力散布の面からも利用価値の高いものである。さ
らに、本発明錠剤を水で希釈して使用する場合、水中で
炭酸ガスを発生して、崩壊、分散、乳化などが容易な
為、取り扱いが便利である。
【0067】次に、製造例および試験例を挙げて本発明
をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例の
みに限定されるものではない。尚、製造例における部は
重量部を表す。
【0068】まず、本発明錠剤の製造例を示す。 <製造例1>化合物(128)9部およびドデシルベン
ゼンスルホン酸ナトリウム:カープレックスCS−7=
1:1の噴霧乾燥品(ドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウムの水溶液にカープレックスCS−7を分散後、ス
プレードライヤーで噴霧乾燥して粉末としたもの,以下
同様)10部をケミカルミキサー(国産遠心器製,以下
同様)を用いてよく混合した後、ジェットマイザーで粉
砕し、平均粒径を 3.2μmとした(コールターカウンタ
ーTAII型(コールターエレクトロニクス社製)で測
定)。一方、化合物(123)10.5部およびカープレッ
クスCS−7 8部をケミカルミキサーでよく混合し
た。次に、上記で得られた化合物(128)の混合物お
よび化合物(123)の混合物、ドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム:カープレックスCS−7=1:1の
噴霧乾燥品5部、L−HPC LH−11 10部、局
方タルク5部、炭酸ナトリウム(徳山曹達(株)製粒
灰、以下同様)20部、マレイン酸20部および乳糖
2.5部をケミカルミキサーに入れ、低速回転(200r
pm)で混合した。得られた混合物を打錠機(菊水製作
所製7A−SM型,以下同様)のホッパーに入れ、錠剤
一錠が50gになるように充填の深さを設定して打錠を
試みたところ、打錠障害もなく良好な錠剤を連続的に得
ることができた。この錠剤は直径が50mmで厚みが約18mm
の円盤状であり、かさ密度は1.41g/cm3 、空隙率
は24%であった。
【0069】<製造例2>製造例1で得られた化合物
(128)の混合物および化合物(123)の混合物
に、GEROPON SC−211 (ローヌ・プーラン社
製カルボキシル基を有する共重合体のカリウム塩)5
部、L−HPC LH−11 8部、タルク5部、ステ
アリン酸カルシウム1部、酸化ホウ素 3.5部、炭酸ナト
リウム20部およびマレイン酸20部を加えた混合物を
用いた以外は製造例1と同様の操作を行い、一錠50g
の錠剤を連続的に得た。この錠剤は直径が50mmで厚みが
約18.5mmの円盤状であり、かさ密度は1.38g/c
m3 、空隙率は26%であった。
【0070】<製造例3>製造例2において、マレイン
酸のかわりにフマル酸を用いた以外は製造例2と同様の
操作を行い、一錠50gの錠剤を連続的に得た。この錠
剤は直径が50mmで厚みが約18mmの円盤状であった。 <製造例4>製造例2において、マレイン酸のかわりに
クエン酸を用いた以外は製造例2と同様の操作を行い、
一錠50gの錠剤を連続的に得た。この錠剤は直径が50
mmで厚みが約18mmの円盤状であった。 <製造例5>製造例1において、L−HPC LH−1
1のかわりにE.C.G. −505を用いた以外は製造
例1と同様の操作を行い、一錠50gの錠剤を連続的に
得た。この錠剤は直径が50mmで厚みが約18mmの円盤状で
あった。 <製造例6>製造例1において、L−HPC LH−1
1のかわりにNS−300 を用いた以外は製造例1と同様
の操作を行い、一錠50gの錠剤を連続的に得た。この
錠剤は直径が50mmで厚みが約18mmの円盤状であった。 <製造例7>製造例1において、錠剤一錠の重量が25
gになるように充填の深さを設定した以外は製造例1と
同様の操作を行い、一錠25gの錠剤を連続的に得た。
この錠剤は直径が50mmで厚みが約18mmの円盤状であっ
た。
【0071】<製造例8>製造例1において、打錠前に
構成成分の混合物をローラーコンパクターTF−MIN
I型(フロイント産業製)を用いて150Kg/cm2 の圧力で
シート状造粒物とし、2000μmのスクリーンのついたブ
レーカー(フロイント産業製解砕機)で解砕して顆粒造
粒物とした以外は製造例1と同様の操作を行い、一錠5
0gの錠剤を連続的に得た。この錠剤は直径が50mmで厚
みが約18mmの円盤状であった。 <製造例9>製造例1で得られた化合物(128)の混
合物、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム:カープ
レックスCS−7=1:1の噴霧乾燥品5部、GERO
PON SC−211 5部、L−HPC LH−11 1
0部、酸化ホウ素5部、タルク5部、ステアリン酸カル
シウム 0.5部、セロゲン7A(第一工業製薬(株)製カ
ルボキシメチルセルロースナトリウム)2部、炭酸ナト
リウム25部およびマレイン酸23.5部を加えた混合物を
用いた以外は製造例1と同様の操作を行い、一錠50g
の錠剤を連続的に得た。この錠剤は直径が50mmで厚みが
約18mmの円盤状であり、かさ密度は1.41g/cm3
空隙率は28%であった。
【0072】<製造例10>化合物(128)9部およ
びドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム:カープレッ
クスCS−7=1:1の噴霧乾燥品2部をヘンシェルミ
キサー(三井三池化工機(株)製、以下同様)でよく混
合した後、ジェットマイザーで粉砕した。これをコール
ターカウンターTAII型を用いて平均粒子径を測定した
ところ 3.0μmであった(以下、化合物(128)の粉
砕プレミックスと記す。)。一方、化合物(123)1
0.5部およびカープレックスCS−7 8部をビーカー
中スパーテルでよく混合した(以下、化合物(123)
のプレミックスと記す。)。次に、上記化合物(12
8)の粉砕プレミックス11部と化合物(123)のプレ
ミックス18.5部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム:カープレックスCS−7=1:1の噴霧乾燥品10.5
部およびマレイン酸20部を高速回転(1200rpm)
のヘンシェルミキサーでよく混合した後、ローラーコン
パクターTF−MINI型を用いて50Kg/cm2 の圧力で
シート状造粒物とした後、1410μmのスクリーンの
付いたブレーカーで解砕して、顆粒状造粒物を得た。該
顆粒状造粒物40部に局方タルク5部、E.C.G−50
5 2部および炭酸ナトリウム53部を加えて袋混合し
た。この混合物を打錠機のホッパーに入れ、錠剤一錠が
50gになるように充填の深さを設定して打錠を試みたと
ころ、打錠障害もなく良好な錠剤を連続的に得ることが
できた。この錠剤は直径が50mmで厚みが約18mmの隅角の
円盤状であった。
【0073】<製造例11>製造例10で得られた化合
物(128)の粉砕プレミックス11部と化合物(12
3)のプレミックス18.5部、ドデシルベンゼンスルホン
酸ナトリウム:カープレックスCS−7=1:1の噴霧
乾燥品 0.5部、MORWET EFW(DESOTO社
製界面活性剤) 7.5部およびマレイン酸20部を高速回転
(1200rpm)のヘンシェルミキサーでよく混合し
た後、ローラーコンパクターTF−MINI型を用いて
50Kg/cm2 の圧力でシート状造粒物とした後、1410μm
のスクリーンの付いたブレーカーで解砕して、顆粒状造
粒物を得た。該顆粒状造粒物57.5部に局方タルク10部、
PRIMOJEL 5部および炭酸ナトリウム27.5部を
加えて袋混合した。この混合物を打錠機のホッパーに入
れ、錠剤一錠が50gになるように充填の深さを設定して
打錠を試みたところ、打錠障害もなく良好な錠剤を連続
的に得ることができた。この錠剤は直径が50mmで厚みが
約18.5mmの隅角の円盤状であった。
【0074】<製造例12>製造例10で得られた化合
物(128)の粉砕プレミックス11部と化合物(12
3)のプレミックス18.5部、ドデシルベンゼンスルホン
酸ナトリウム:カープレックスCS−7=1:1の噴霧
乾燥品 0.5部、MORWET EFW 7.5部、マレイン
酸20部および酸化ホウ素5部を高速回転(1200rp
m)のヘンシェルミキサーでよく混合した。次に、ロー
ラーコンパクターTF−MINI型を用いて50Kg/cm2
の圧力でシート状造粒物とした後、1410μmのスクリー
ンの付いたブレーカーで解砕して顆粒状造粒物を得た。
該顆粒状造粒物62.5部に局方タルク5部、NS−300
3部、炭酸ナトリウム29.5部を加えて袋混合した。該
混合物を打錠機のホッパーに入れ、錠剤一錠が50gにな
るように充填の深さを設定して打錠を試みたところ、打
錠障害もなく良好な錠剤を連続的に得ることができた。
この錠剤は直径が50mmで厚みが約18.5mmの隅角の円盤状
であった。
【0075】<製造例13>化合物(97)6部および
マレイン酸2部をヘンシェルミキサーでよく混合した
後、ジェットマイザーで粉砕した。これをコールターカ
ウンターTAII型を用いて平均粒子径を測定したところ
3.1μmであった(以下、化合物(97)の粉砕プレミ
ックスと記す。)。上記化合物(97)の粉砕プレミッ
クス8部、パインデックス#2 22部、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム:カープレックスCS−7=
1:1の噴霧乾燥品5部、局方タルク2部、NS−30
0 3部、マレイン酸27部および酸化ホウ素5部を高速
回転(1200rpm)のヘンシェルミキサーでよく混
合した後、炭酸ナトリウム28部を加え、ヘンシェルミキ
サーを用いて低速回転(700rpm)でよく混合し
た。該混合物を打錠機のホッパーに入れ、錠剤一錠が50
gになるように充填の深さを設定して打錠を試みたとこ
ろ、打錠障害もなく良好な錠剤を連続的に得ることがで
きた。この錠剤は直径が50mmで厚みが約19mmの隅角の円
盤状であった。
【0076】<製造例14>製造例13において、錠剤
の厚みを約18.5mmとする以外は製造例13と同様の操作
を行い、隅角で円盤状の錠剤を得た。 <製造例15>製造例13において、錠剤の厚みを約1
9.5mmとする以外は製造例13と同様の操作を行い、隅
角で円盤状の錠剤を得た。
【0077】<製造例16>製造例13で得られた化合
物(97)の粉砕プレミックス8部、ドデシルベンゼン
スルホン酸ナトリウム:カープレックスCS−7=1:
1の噴霧乾燥品5部、マレイン酸28部、局方タルク5
部、E.C.G−505 5部、メタホウ酸2部および
ろう石29部を高速回転(1200rpm)のヘンシェル
ミキサーでよく混合した後、炭酸ナトリウム28部を加
え、ヘンシェルミキサーを用いて低速回転(700rp
m)でよく混合した。該混合物を打錠機のホッパーに入
れ、錠剤一錠が50gになるように充填の深さを設定して
打錠を試みたところ、打錠障害もなく良好な錠剤を連続
的に得ることができた。この錠剤は直径が50mmで厚みが
約20mmの隅角の円盤状であった。
【0078】<製造例17>製造例10で得られた化合
物(128)の粉砕プレミックス55部、ステアリン酸カ
ルシウム1部、NS−300 4部、局方タルク1部お
よびマレイン酸19部を高速回転(1200rpm)のヘ
ンシェルミキサーでよく混合した後、炭酸ナトリウム20
部を加え、ヘンシェルミキサーを用いて低速回転(70
0rpm)でよく混合した。該混合物を打錠機のホッパ
ーに入れ、錠剤一錠が25gになるように充填の深さを設
定して打錠を試みたところ、打錠障害もなく良好な錠剤
を連続的に得ることができた。この錠剤は直径が50mmで
厚みが約11mmの隅角の円盤状であり、かさ密度は1.2
1g/cm3 、空隙率は22%であった。
【0079】<製造例18>化合物(125)5部およ
びフェニルキシリルエタン10部を混合して化合物(1
25)の溶液を得た。次に、カープレックスCS−7
11部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム:カー
プレックスCS−7=1:1の噴霧乾燥品10部、酸化
ホウ素5部およびフマル酸28部を高速回転(1200r
pm)のヘンシェルミキサーでよく混合した後、さらに
上記化合物(125)の溶液15部を加えてよく混合し
た。これをローラーコンパクターTF−MINI型を用
いて50Kg/cm2 の圧力でシート状造粒物とした後、1410
μmのスクリーンのついたブレーカー(解砕機)で解砕
して顆粒状造粒物を得た。さらに、該顆粒状造粒物69部
に局方タルク5部、E.C.G−505 2部および炭
酸ナトリウム24部を加えて袋混合した。次に、該混合物
を打錠機のホッパーに入れ、錠剤一錠が50gになるよう
に充填の深さを設定して打錠を試みたところ、打錠障害
もなく良好な錠剤を連続的に得ることができた。この錠
剤は直径が50mmで厚みが約17.5mmの隅角の円盤状であっ
た。
【0080】<製造例19>製造例18においてフェニ
ルキシリルエタンのかわりにSolvesso 150
(エクソン化学(株)製溶媒)を用いる以外は製造例1
8と同様の操作を行い、隅角で円盤状の錠剤を得た。 <製造例20>化合物(125)5部、ビニサイザー4
0(花王(株)製溶媒)10部、Sorpol 359
8(東邦化学(株)製界面活性剤)3部を混合して化合
物(125)の溶液を得た。次に、パインフロー27
部、酸化ホウ素 2.5部、マレイン酸22部、局方タルク
5部、ステアリン酸マグネシウム 0.5部、NS−300
3部および炭酸ナトリウム22部をヘンシェルミキサー
でよく混合した後、さらに上記化合物(125)の溶液
18部を加えてよく混合した。次に、該混合物を打錠機
のホッパーに入れ、錠剤一錠が50gになるように充填
の深さを設定して打錠を試みたところ、打錠障害もなく
良好な錠剤を連続的に得ることができた。この錠剤は直
径が50mmで厚みが約18mmの隅角の円盤状であった。
【0081】<製造例21>化合物(128)45部お
よびドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム:カープレ
ックスCS−7=1:1の噴霧乾燥品 4.5部をヘンシェ
ルミキサーでよく混合した後、遠心粉砕機で粉砕した。
これをコールターカウンターTAII型を用いて平均粒子
径を測定したところ11.4μmであった。次に、上記化合
物(128)の粉砕混合物49.5部、ドデシルベンゼンス
ルホン酸ナトリウム:カープレックスCS−7=1:1
の噴霧乾燥品 0.5部、酸化ホウ素2部およびマレイン酸
20部を高速回転(1200rpm)のヘンシェルミキ
サーでよく混合した後、さらに局方タルク3部、E.
C.G−505 5部および炭酸ナトリウム20部を加
えてよく混合した。次に、該混合物を打錠機のホッパー
に入れ、錠剤一錠が50gになるように充填の深さを設
定して打錠を試みたところ、打錠障害もなく良好な錠剤
を連続的に得ることができた。この錠剤は直径が50mm
で厚みが約21.5mmの隅角の円盤状であった。
【0082】<製造例22>まず、化合物(2)5部、
フェニルキシリルエタン10部、Sorpol 359
8 3部を混合して化合物(2)の溶液を得た。次に、
パインフロー27部、酸化ホウ素10部、マレイン酸1
8部、局方タルク5部、ステアリン酸カルシウム 0.5部
およびE.C.G−505 3部をケミカルミキサーに
入れ500rpmで5分間混合した後、さらに炭酸ナト
リウム18.5部および上記化合物(2)の溶液18部
を加えて300rpmで5分間混合した。該混合物を打
錠機のホッパーに入れ、錠剤一錠が20gになるように
充填の深さを設定して打錠を試みたところ、打錠障害も
なく良好な錠剤を連続的に得ることができた。この錠剤
は直径が40mmで厚みが約11.5mmの隅角の円盤状で
あり、かさ密度は1.4g/cm3 、空隙率は15%であ
った。
【0083】<製造例23>製造例22において、化合
物(2)のかわりに化合物(3)を用いる以外は製造例
22と同様の操作を行なったところ、打錠障害もなく良
好な錠剤を連続的に得ることができた。この錠剤は直径
が40mmで厚みが約11.5mmの隅角の円盤状であっ
た。 <製造例24>製造例22において、化合物(2)のか
わりに化合物(4)を用いる以外は製造例22と同様の
操作を行なったところ、打錠障害もなく良好な錠剤を連
続的に得ることができた。この錠剤は直径が40mmで厚
みが約11.5mmの隅角の円盤状であった。 <製造例25>製造例22において、化合物(2)のか
わりに化合物(5)を用いる以外は製造例22と同様の
操作を行なったところ、打錠障害もなく良好な錠剤を連
続的に得ることができた。この錠剤は直径が40mmで厚
みが約11.5mmの隅角の円盤状であった。
【0084】<製造例26>製造例22において、化合
物(2)のかわりに化合物(6)を用いる以外は製造例
22と同様の操作を行なったところ、打錠障害もなく良
好な錠剤を連続的に得ることができた。この錠剤は直径
が40mmで厚みが約11.5mmの隅角の円盤状であっ
た。 <製造例27>製造例22において、マレイン酸のかわ
りにクエン酸を用いる以外は製造例22と同様の操作を
行なったところ、打錠障害もなく良好な錠剤を連続的に
得ることができた。この錠剤は直径が40mmで厚みが約
11mmの隅角の円盤状であった。 <製造例28>製造例22において、マレイン酸のかわ
りにDL−リンゴ酸を用いる以外は製造例22と同様の
操作を行なったところ、打錠障害もなく良好な錠剤を連
続的に得ることができた。この錠剤は直径が40mmで厚
みが約12mmの隅角の円盤状であった。
【0085】<製造例29>化合物(153)40部お
よびドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム:カープレ
ックスCS−7=1:1の噴霧乾燥品4部をケミカルミ
キサーに入れ、1000rmで10分間混合した後、ピ
ンミルで粉砕した。これをコールターカウンターTAII
型を用いて平均粒子径を測定したところ4.9μmであ
った。次に、上記化合物(153)の粉砕混合物44
部、MORWET EFW10部、酸化ホウ素3部およ
びマレイン酸17部をケミカルミキサーに入れ、100
0rpmで5分間混合した後、さらに、酸化チタン3
部、Ac−Di−Sol 5部および炭酸ナトリウム1
8部を加えて200rpmで2分間混合した。該混合物
を打錠機のホッパーに入れ、錠剤一錠が20gになるよ
うに充填の深さを設定して打錠を試みたところ、打錠障
害もなく良好な錠剤を連続的に得ることができた。この
錠剤は直径が40mmで厚みが約13.5mmの隅角の円盤
状であり、かさ密度は1.21g/cm3 、空隙率は26
%であった。
【0086】<製造例30>化合物(154)40部お
よびドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム:カープレ
ックスCS−7=1:1の噴霧乾燥品4部をヘンシェル
ミキサーでよく混合した後、ピンミルで粉砕した。これ
をコールターカウンターTAII型を用いて平均粒子径を
測定したところ5.2μmであった。次に、上記化合物
(154)の粉砕混合物44部、MORWET EFW
10部、酸化ホウ素4部およびマレイン酸16部をケミ
カルミキサーに入れ、1000rpmで5分間混合した
後、局方タルク3部、E.C.G−505 7部および
炭酸ナトリウム16部を加えて200rpmで2分間混
合した。該混合物を打錠機のホッパーにいれ、錠剤一錠
が20gになるように充填の深さを設定して打錠を試み
たところ、打錠障害もなく良好な錠剤を連続的に得るこ
とができた。この錠剤は直径が40mmで厚みが約13.
5mmの隅角の円盤状であった。
【0087】<製造例31>化合物(155)40部お
よびドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム:カープレ
ックスCS−7=1:1の噴霧乾燥品4部をヘンシェル
ミキサーでよく混合した後、ピンミルで粉砕した。これ
をコールターカウンターTAII型を用いて平均粒子径を
測定したところ4.2μmであった。次に、上記化合物
(155)の粉砕混合物44部、MORWET EFW
5部、酸化ホウ素5部およびフマル酸16部をケミカル
ミキサーに入れ、1000rpmで5分間混合した後、
さらに局方タルク3部、E.C.G−505 5部およ
び炭酸ナトリウム22部を加えて200rpmで2分間
混合した。該混合物を打錠機のホッパーに入れ、錠剤一
錠が20gになるように充填の深さを設定して打錠を試
みたところ、打錠障害もなく良好な錠剤を連続的に得る
ことができた。この錠剤は直径が40mmで厚みが約14
mmの隅角の円盤状であった。
【0088】<製造例32>化合物(156)40部お
よびドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム:カープレ
ックスCS−7=1:1の噴霧乾燥品4部をヘンシェル
ミキサーでよく混合した後、ピンミルで粉砕した。これ
をコールターカウンターTAII型を用いて平均粒子径を
測定したところ5.5μmであった。次に、上記化合物
(156)の粉砕混合物44部、MORWET EFW
5部、酸化ホウ素5部およびクエン酸22部をケミカル
ミキサーに入れ、1000rpmで5分間混合した後、
局方タルク3部、E.C.G−505 5部および炭酸
ナトリウム16部を加えて200rpmで2分間混合し
た。該混合物を打錠機のホッパーに入れ、錠剤一錠が2
0gになるように充填の深さを設定して打錠を試みたと
ころ、打錠障害もなく良好な錠剤を連続的に得ることが
できた。この錠剤は直径が40mmで厚みが約13.5mm
の隅角の円盤状であった。
【0089】<製造例33>化合物(157)40部お
よびドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム:カープレ
ックスCS−7=1:1の噴霧乾燥品4部をケミカルミ
キサーに入れ、1000rpmで10分間混合した後、
ピンミルで粉砕した。これをコールターカウンターTA
II型を用いて平均粒子径を測定したところ5.1μmで
あった。次に、上記化合物(157)の粉砕混合物44
部、MORWET EFW10部、酸化ホウ素3部およ
びマレイン酸17部をケミカルミキサーに入れ、100
0rpmで5分間混合した後、局方タルク3部、Ac−
Di−Sol 5部および炭酸ナトリウム18部を加え
て200rpmで2分間混合した。該混合物を打錠機の
ホッパーに入れ、錠剤一錠が20gになるように充填の
深さを設定して打錠を試みたところ、打錠障害もなく良
好な錠剤を連続的に得ることができた。この錠剤は直径
が40mmで厚みが約13.5mmの隅角の円盤状であっ
た。
【0090】<製造例34>化合物(159)40部お
よびドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム:カープレ
ックスCS−7=1:1の噴霧乾燥品4部をケミカルミ
キサーにいれ1000rpmで10分間混合した後、ピ
ンミルで粉砕した。これをコールターカウンターTAII
型を用いて平均粒子径を測定したところ4.9μmであ
った。この化合物(159)の粉砕混合物44部、MO
RWET EFW5部、酸化ホウ素3部およびマレイン
酸20部をケミカルミキサーに入れ、1000rpmで
5分間混合した後、局方タルク3部、E.C.G−50
5 5部および炭酸ナトリウム20部を加えて200r
pmで2分間混合した。該混合物をホッパーに入れ、錠
剤一錠が20gになるように充填の深さを設定して打錠
を試みたところ、打錠障害もなく良好な錠剤を連続的に
得ることができた。この錠剤は直径が40mmで厚みが約
13.5mmの隅角の円盤状であった。
【0091】<製造例35>化合物(160)40部お
よびドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム:カープレ
ックスCS−7=1:1の噴霧乾燥品4部をケミカルミ
キサーに入れ、1000rpmで10分間混合した後、
ピンミルで粉砕した。これをコールターカウンターTA
II型を用いて平均粒子径を測定したところ5.5μmで
あった。次に、上記化合物(160)の粉砕混合物44
部、MORWET EFW5部、酸化ホウ素3部および
マレイン酸20部をケミカルミキサーに入れ、1000
rpmで5分間混合した後、局方タルク3部、E.C.
G−505 5部および炭酸ナトリウム20部を加えて
200rpmで2分間混合した。該混合物を打錠機のホ
ッパーに入れ、錠剤一錠が20gになるように充填の深
さを設定して打錠を試みたところ、打錠障害もなく良好
な錠剤を連続的に得ることができた。この錠剤は直径が
40mmで厚みが約13.5mmの隅角の円盤状であった。
【0092】次に試験例を示す。 <試験例1>製造例1〜9で得られた錠剤各10個を
0.5mの高さからコンクリートの床に落下させたとこ
ろ、いずれの錠剤もほとんど割れなかった。この結果か
ら、これらの錠剤は硬度が十分であるといえる。 <試験例2>製造例1〜9で得られた錠剤各1個を水8
0lの入ったポリ容器(縦 115cm、横70cm、高さ19cm)
のほぼ中央に投入したところ、これらの錠剤は炭酸ガス
を発生しながら溶解し、ポリ容器内にほぼ均一に拡散し
た。
【0093】<試験例3>製造例10〜17で得られた
錠剤各1個を、約20℃の水道水が水深約5cmとなるよう
に入った縦約70cm、横約 115cmのとろ箱の中央にスポッ
ト施用したところ、いずれの錠剤も10〜60分で完全に崩
壊分散し、とろ箱中にほぼ均一に拡散した。
【0094】
【発明の効果】本発明組成物は、その組成により良好な
錠剤を連続的に製造することができ、製造された本発明
錠剤は散布時の省力化に適しており、かつ水中崩壊分散
性や水中拡散性に優れたものであり、病害虫、雑草等の
防除剤および植物生長調節剤として安定した効果を示す
ものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大坪 敏朗 兵庫県宝塚市高司4丁目2番1号 住友化 学工業株式会社内 (72)発明者 津田 重典 大阪市中央区北浜四丁目5番33号 住友化 学工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)有害生物防除活性成分または植物生長
    調節活性成分である農薬活性成分の1種以上、b)界面
    活性剤、c)炭酸塩、d)固体酸、e)タルク、ステア
    リン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウムおよび酸
    化チタンから選ばれる1種以上、およびf)低置換度ヒ
    ドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロ
    ース、カルボキシメチルセルロースカルシウム、架橋し
    たカルボキシメチルセルロースナトリウムおよび架橋し
    たカルボキシメチルスターチから選ばれる1種以上を含
    有し、その構成成分c)、d)のうち少なくとも一方が
    水溶性である農薬錠剤。
  2. 【請求項2】錠剤の重量が1錠あたり5〜100 gである
    請求項1記載の農薬錠剤。
  3. 【請求項3】a)有害生物防除活性成分または植物生長
    調節活性成分である農薬活性成分の1種以上、b)界面
    活性剤、c)炭酸塩、d)固体酸、e)タルク、ステア
    リン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウムおよび酸
    化チタンから選ばれる1種以上、およびf)低置換度ヒ
    ドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロ
    ース、カルボキシメチルセルロースカルシウム、架橋し
    たカルボキシメチルセルロースナトリウムおよび架橋し
    たカルボキシメチルスターチから選ばれる1種以上を含
    有し、その構成成分c)、d)のうち少なくとも一方が
    水溶性である組成物。
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