JPH067276U - スプレー式フラクサー - Google Patents

スプレー式フラクサー

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Publication number
JPH067276U
JPH067276U JP7767091U JP7767091U JPH067276U JP H067276 U JPH067276 U JP H067276U JP 7767091 U JP7767091 U JP 7767091U JP 7767091 U JP7767091 U JP 7767091U JP H067276 U JPH067276 U JP H067276U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluxer
spray
circuit board
printed circuit
range hood
Prior art date
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Pending
Application number
JP7767091U
Other languages
English (en)
Inventor
浩司 大橋
俊光 巻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP7767091U priority Critical patent/JPH067276U/ja
Publication of JPH067276U publication Critical patent/JPH067276U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、吸塵装置を使用せずに、リターンシ
ャワーの防止を行なうことにより、小型で且つ騒音が小
さく、電力消費,占有面積等を少なくして、コストが低
減され得るようにした、スプレー式フラクサーを提供す
ることを目的とする。 【構成】スプレー式フラクサー10において、フラクサ
ー本体13の上端に備えられた、内部から上方に向かっ
て空気を排出するレンジフード15と、レンジフード1
5の下方に設けられたフィルター16と、スプレーノズ
ル14のプリント基板11の搬送方向に関してその前後
に備えられた、上方に向かって空気を噴出してエアカー
テンを形成するファン17,18とを備えているよう
に、スプレー式フラクサーを構成したので装置を小型化
できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動ハンダ付け装置に使用されるスプレー式フラクサーに関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来、このようなスプレー式フラクサーは、例えば、図3に示すように構成さ れている。即ち、図3において、スプレー式フラクサー1は、中空のフラクサー 本体2内に、フラックスを塗布すべきプリント基板3等を搬送装置4により順次 搬送する。
【0003】 次いで、該プリント基板3の下方から公知の構成のスプレーノズル5により上 方に向かって液状フラックスを噴霧すると共に、該フラクサー本体2の上端に、 ダクト6を介して吸塵装置7を接続し、該フラクサー本体2の側壁に設けられた 空気取り入れ口2aから該フラクサー本体2内に導入される空気を、該吸塵装置 7により吸引することにより、該プリント基板3の周辺に上昇気流を発生せしめ て、一旦上方に上がったフラックスの粒子が下方に落下する、所謂リターンシャ ワーを防止するようにしていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このように構成された従来のスプレー式フラクサー1において は、リターンシャワーの防止のために、吸塵装置7を使用していることから、装 置全体が大型化してしまい、大きな騒音が発生すると共に、該吸塵装置5を運転 するための電力消費も比較的大きくなってしまい、さらに比較的広い場所を必要 とする等、コストの点でも問題があった。
【0005】 本考案は、以上の点に鑑み、吸塵装置を使用せずに、リターンシャワーの防止 を行なうことにより、小型で且つ騒音が小さく、電力消費,占有面積等を少なく して、コストが低減され得るようにした、スプレー式フラクサーを提供すること を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、本考案によれば、フラックスを塗布すべきプリント基板等が順次 搬送され得る中空のフラクサー本体と、該フラクサー本体内にてプリント基板等 の下方に位置するように備えられたスプレーノズルと、を含んでいる、スプレー 式フラクサーにおいて、該フラクサー本体の上端に備えられた、内部から上方に 向かって空気を排出するレンジフードと、該レンジフードの下方に設けられたフ ィルターと、該スプレーノズルのプリント基板の搬送方向に関してその前後に備 えられた、上方に向かって空気を噴出してエアカーテンを形成するファンとを備 えていることを特徴とする、スプレー式フラクサーにより、達成される。
【0007】
【作用】
上記構成によれば、フラクサー本体の上部に備えられたレンジフードとスプレ ーノズルの前後に備えられたエアノズルの作用によって、該フラクサー本体の内 部にて、上昇気流が形成されることにより、スプレーノズルから噴射されるフラ ックスは、該上昇気流によって、上方に吹き上げられ、これにより該フラクサー 本体内に順次搬送されるプリント基板等の下面にフラックスを均一に塗布するこ とになり、このようにして該フラクサー本体の上方に吹き上げられたフラックス の粒子は、レンジフードの作用によりフィルターにより補集されることとなり、 プリント基板等の表面には落下しないので、リターンシャワーが実質的に排除さ れることになる。
【0008】 従って、従来のように吸塵装置を使用した場合に比較して、小型で且つ騒音が 小さくなり、従って電力消費,占有面積等も少なくなり、コストが低減され得る こととなる。
【0009】
【実施例】 以下、図面に示した実施例に基づいて、本考案を詳細に説明する。
【0010】 図1は、本考案によるスプレー式フラクサーの一実施例を示している。
【0011】 スプレー式フラクサー10は、フラックスを塗布すべきプリント基板11等が 搬送装置12により順次搬送され得る中空のフラクサー本体13と、該フラクサ ー本体13内にてプリント基板11等の下方に位置するように備えられた公知の 構成のスプレーノズル14と、該フラクサー本体13の上端に備えられた、内部 から上方に向かって空気を排出するレンジフード15と、該レンジフード15の 下方にて僅かに傾斜して(図2参照)設けられたフィルター16と、該スプレー ノズル14のプリント基板の搬送方向に関してその前後に備えられた、上方に向 かって空気を噴出してエアカーテンを形成するファン17,18と、搬送装置1 2を洗浄するためのイソプロピルアルコール等が入った洗浄槽24とから構成さ れている。
【0012】 該スプレーノズル14は、噴射口を多数配設した内管20と外管21との二重 構造に、加えてその外周に網状ドラム19とにより均一に噴射できるように構成 され、網状ドラム19はフラックス槽22の液面に浸漬できる程度に配設され、 モータ23により回転駆動されるようになっている。
【0013】 本考案によるスプレー式フラクサー10は以上のように構成されており、フラ クサー本体13の上部に備えられたレンジフード15と、スプレーノズル14の 前後に備えられたファン17,18の作用によって、該フラクサー本体13の内 部には、上昇気流Aが形成されることになる。
【0014】 従って、該スプレーノズル14から噴射されるフラックスは、該上昇気流によ って、上方に吹き上げられ、これにより、搬送装置12により該フラクサー本体 13内に順次搬送されるプリント基板11等は、その下面にフラックスが均一に 塗布されることになる。
【0015】 このようにして、該フラクサー本体13の上方に吹き上げられたフラックスの 粒子は、レンジフード15の作用によりフィルター16により補集されることと なり、プリント基板11等の表面に落下するようなことはない。
【0016】 ここで、該フィルター16に補集されたフラックス粒子は、凝集して液滴とな るが、該フィルター16が図2に示すように僅かに傾斜していることから、該フ ィルター16の傾斜に沿って最も低い縁部まで流れることになるため、該フィル ター16の中央付近から、その下方にあるプリント基板等の上に落下するような ことがない。かくして、リターンシャワーが確実に排除され得ることとなる。
【0017】 尚、図示の場合、該フィルター16の右側の最も低い縁部の下方に、フラック ス液滴を受けるための樋16aが備えられており、これによって使用されなかっ たフラックスが回収され、再循環等により再利用されるようになっている。
【0018】 かくして、リターンシャワーが確実に排除され得ることとなる。
【0019】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、吸塵装置を使用せずに、リターンシャワ ーの防止を行なうことにより、小型で且つ騒音が小さく、電力消費,占有面積等 を少なくして、コストが低減され得るようにした、極めて優れたスプレー式フラ クサーが提供され得ることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるスプレー式フラクサーの一実施例
を示す概略断面図である。
【図2】従来のスプレー式フラクサーの一例を示す概略
断面図である。
【符号の説明】
10 スプレー式フラクサー 11 プリント基板 12 搬送装置 13 フラクサー本体 14 スプレーノズル 15 レンジフード 16 フィルター 17 ファン 18 ファン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるスプレー式フラクサーの一実施例
を示す概略断面図である。
【図2】本考案によるスプレー式フラクサーの一実施例
を示す側面の概略断面図である。
【図3】従来のスプレー式フラクサーの一例を示す概略
断面図である。
【符号の説明】 10 スプレー式フラクサー 11 プリント基板 12 搬送装置 13 フラクサー本体 14 スプレーノズル 15 レンジフード 16 フィルター 17 ファン 18 ファン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラックスを塗布すべきプリント基板等
    が順次搬送され得る中空のフラクサー本体と、該フラク
    サー本体内にてプリント基板等の下方に位置するように
    備えられたスプレーノズルと、を含んでいる、スプレー
    式フラクサーにおいて、 該フラクサー本体の上端に備えられた、内部から上方に
    向かって空気を排出するレンジフードと、該レンジフー
    ドの下方に設けられたフィルターと、該スプレーノズル
    のプリント基板の搬送方向に関してその前後に備えられ
    た、上方に向かって空気を噴出してエアカーテンを形成
    するファンとを備えていることを特徴とする、スプレー
    式フラクサー。
JP7767091U 1991-08-30 1991-08-30 スプレー式フラクサー Pending JPH067276U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7767091U JPH067276U (ja) 1991-08-30 1991-08-30 スプレー式フラクサー

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JP7767091U JPH067276U (ja) 1991-08-30 1991-08-30 スプレー式フラクサー

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Publication Number Publication Date
JPH067276U true JPH067276U (ja) 1994-01-28

Family

ID=13640320

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JP7767091U Pending JPH067276U (ja) 1991-08-30 1991-08-30 スプレー式フラクサー

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JP (1) JPH067276U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52141292U (ja) * 1976-04-20 1977-10-26
JPS54129195U (ja) * 1978-02-28 1979-09-07
JP2000288441A (ja) * 1999-04-09 2000-10-17 Osaka Asahi Kagaku Kk スプレーフラクサー装置
WO2010116654A1 (ja) * 2009-03-30 2010-10-14 芝浦メカトロニクス株式会社 薄膜形成装置及び薄膜形成方法

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