JPH0672620B2 - 摩擦クラッチの冷却装置 - Google Patents

摩擦クラッチの冷却装置

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JPH0672620B2
JPH0672620B2 JP19219789A JP19219789A JPH0672620B2 JP H0672620 B2 JPH0672620 B2 JP H0672620B2 JP 19219789 A JP19219789 A JP 19219789A JP 19219789 A JP19219789 A JP 19219789A JP H0672620 B2 JPH0672620 B2 JP H0672620B2
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実 竹内
智洋 佐伯
理 野▲崎▼
直史 草野
哲雄 二村
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    • F16D13/00Friction clutches
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    • F16D13/72Features relating to cooling

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車等においてエンジンと変速機間の動力
断続を行う摩擦クラッチの冷却装置に関する。
〔従来の技術〕
摩擦クラッチの冷却装置としては、従来、例えば、実公
昭46-16654号公報にて、クラッチハウジングに、これを
貫通して比較的長い通風管を設け、又クラッチカバーの
穴の外周に空気導入羽根板を、その羽根が穴に突出する
如くしてとりつけるとともに、フライホイール外周壁全
周に多数の孔を、又同ハウジングに比較的大なる孔を1
個以上あけたものが提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕 上記した従来の冷却装置においては、外気をクラッチハ
ウジング内のフライホイールとクラッチカバーによって
形成される空間部分に導入したのち、フライホイールに
設けた孔とクラッチハウジングに設けた孔を通してクラ
ッチハウジング外に空気を排出させることができて、当
該摩擦クラッチを冷却することができるものの、クラ
ッチカバーに設けた空気導入羽根板のみで空気を流動さ
せる構成であるため、強力な空気流を得ることが難し
く、冷却空気量を十分に確保できない。クラッチカバ
ーの外周とクラッチハウジング間の空間に空気が淀んで
流動せず、クラッチカバーは外側から積極的に冷却され
ない。等の問題があって当該摩擦クラッチを充分に冷却
できないことがある。
本発明は、上記した問題に対処すべくなされたものであ
り、冷却空気量を十分に確保できるとともに、クラッチ
カバーの外周とクラッチハウジング間の空間にも空気を
流すことができて、当該摩擦クラッチを充分に冷却し得
る冷却装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記した目的を達成するために、本発明においては、ク
ラッチハウジング内にて、駆動軸に固着されたフライホ
イールに対して同軸的に配設した被駆動軸上にスプライ
ン嵌合したクラッチディスクを、前記フライホイールの
外周に固着したクラッチカバーに一体回転可能に組付け
られてスプリングにより前記フライホイールに向けて押
圧されるプレッシャプレートと前記フライホイールとに
より挾持して、前記駆動軸と被駆動軸を動力伝達可能に
連結する摩擦クラッチにおいて、前記クラッチハウジン
グの前記クラッチカバーより背部の部位に空気導入口を
設けるとともに、前記クラッチハウジングの前記クラッ
チカバー外周部位に空気排出口を設け、かつ前記クラッ
チカバーの背面に空気を軸方向へ流す背面フィンを設け
るとともに、前記クラッチカバーの外周部に空気を前記
空気排出口に向けて流すとともに前記クラッチカバーの
背部に向けて流す側面フィンを設けた。
〔発明の作用・効果〕
本発明による冷却装置においては、クラッチカバーの回
転時、クラッチカバーの背面に設けた背面フィンによっ
てクラッチカバーの背部の空気(空気導入口から導入さ
れた空気と後述する還流空気)がフライホイールとクラ
ッチカバーによって形成される空間内に送り込まれ、ま
たクラッチカバーの外周部に設けた側面フィンにより上
記空気が吸引されて空気排出口に排出されるとともに、
その一部がクラッチカバーとクラッチハウジング間の空
間に向けて押し流され還流空気としてクラッチカバーの
背部に流れる。このため、前記両フィンによりクラッチ
ハウジングに設けた空気導入口から空気排出口に至るま
で強力な空気流を形成することができて冷却空気量を十
分に確保でき、また側面フィンによりクラッチカバーと
クラッチハウジング間の空間に空気を強制的に流してク
ラッチカバーを外側からも積極的に冷却することができ
て、当該摩擦クラッチを充分に冷却することができる。
したがって、クラッチ摩擦部の温度上昇を的確に防いで
クラッチディスクにおけるフェーシングの摩擦寿命を向
上させることができる。
〔実施例〕
以下に、本発明の一実施例を図面に基いて説明する。
第1図は本発明による冷却装置を備えた自動車用乾式摩
擦クラッチを示していて、同摩擦クラッチにおいては、
エンジンのシリンダブロック11に固着されるクラッチハ
ウジング21内にて、エンジンのクランク軸12(第1図の
右方からみて反時計方向に回転する)に固着されたフラ
イホイール13に対して変速機の入力軸31が軸受32を介し
て同軸的かつ相対回転可能に配設されており、同軸31上
にはクラッチディスク22がスプライン嵌合されて軸方向
へ移動可能とされている。また、フライホイール13の外
周背面には、クラッチカバー23が固着されていて、同ク
ラッチカバー23には周知のようにしてプレッシャプレー
ト24が短冊状のストラッププレート25(第3図参照)を
介して一体回転可能かつ軸方向へ相対移動可能に組付け
られるとともに一対のピボットリング26とダイアフラム
スプリング27がタブ部23aにて組付けられていて、ダイ
アフラムスプリング27によりプレッシャプレート24がフ
ライホイール13に向けて押圧されている。これにより、
当該摩擦クラッチにおいては、クラッチディスク22がそ
のフェーシング22aにてフライホイール13とプレッシャ
プレート24により挾持されて、クランク軸12と変速機入
力軸31が動力伝達可能に連結されている。
しかして、本実施例においては、クラッチハウジング21
のクラッチカバー23より背部の部位(第1図右方の部
位)に空気導入口21aが設けられるとともに、クラッチ
ハウジング21のクラッチカバー外周部位に空気排出口21
bが設けられている。空気導入口21aは開口を背部に向け
て設けられ、また空気排出口21bは開口を第2図に示し
たように周方向(エンジン回転方向)に向けて(第1図
の右方からみて反時計方向に向けて)設けられていて、
異物の侵入防止と排気効率の向上が図られている。
また、本実施例においては、第1図,第3図及び第4図
に示すごとく、クラッチカバー23の背面に空気を第1図
矢印のごとく軸方向へ流す環状の背部フィン41が設けら
れるとともに、クラッチカバー23の外周部に空気を第1
図矢印のごとく空気排出口21bに向けて流すとともにク
ラッチカバー23の背部に向けて流す三個の側面フィン42
が設けられている。背面フィン41は、クラッチカバー23
に設けた三個の通孔23bに対応して設けた三個の膨出開
口部41aとクラッチカバー23の内周部より内方へ突出形
成した多数の翼片41bを有して環状に形成されていて、
ピボットリング26とダイアフラムスプリング27がクラッ
チカバー23のタブ部23aにカシメ止めされた後において
第5図に示したようにそれ自体公知のポップリベット28
によりクラッチカバー23の背面に組付けられており、タ
ブ部23aの折り曲げ時において邪魔とならないようにな
っている。側面フィン42は、両端に翼片42aを有してコ
字状に形成されていて、クラッチカバー23に一対のリベ
ット29により組付けられている。
なお、本実施例においては、プレッシャプレート24の背
面に、第6図に示したように、多数の溝24aが形成され
ていて、冷却効率の向上と空気の流動性向上が図られて
いる。
上記のように構成した本実施例においては、クラッチカ
バー23の回転時、クラッチカバー23の背面に設けた背面
フィン41によってクラッチカバー23の背部の空気(空気
導入口21aから導入された空気と後述する還流空気)が
フライホイール13とクラッチカバー23によって形成され
る空間(クラッチディスク22,プレッシャプレート24等
が組付けられている空間)内に送り込まれ、またクラッ
チカバー23の外周部に設けた側面フィン42により上記空
気が吸引されて空気排出口21bに排出されるとともに、
その一部がクラッチカバー23とクラッチハウジング21間
の空間に向けて押し流され還流空気としてクラッチカバ
ー23の背部に流れる。このため、前記両フィン41,42に
よりクラッチハウジング21に設けた空気導入口21aから
空気排出口21bに至るまで強力な空気流を形成すること
ができて冷却空気量を十分に確保でき、また側面フィン
42によりクラッチカバー23とクラッチハウジング21間の
空間に空気を強制的に流してクラッチカバー23を外側か
らも積極的に冷却することができて、当該摩擦クラッチ
を充分に冷却することができる。したがって、クラッチ
摩擦部の温度上昇を的確に防いでクラッチディスク22に
おけるフェーシング22aの摩擦寿命を向上させることが
できる。
本発明の実施に際して、第1図に示したように、フライ
ホイール13の内周ディスク部に軸方向の孔13aを複数個
設けておけば、背面フィン41の翼片41bによる空気流の
一部を仮想線に示すごとくフライホイール13の第1図左
側を通して外周にまで流すことができて、フライホイー
ル13を外側からも直接冷却することができ、当該摩擦ク
ラッチを更に効率よく冷却することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による冷却装置を備えた自動車用乾式摩
擦クラッチの縦断側面図、第2図は第1図の部分縦断背
面図、第3図はクラッチカバー及びこれに組付けたプレ
ッシャプレート,ピボットリング,ダイアフラムスプリ
ング,背面フィン,側面フィン等の部分破断背面図、第
4図は第3図の部分底面図、第5図は背面フィンのクラ
ッチカバーへの組付工程を示す図、第6図はプレッシャ
プレートの背面図である。 符号の説明 12……クランク軸(駆動軸)、13……フライホイール、
21……クラッチハウジング、21a……空気導入口、21b…
…空気排出口、22……クラッチディスク、23……クラッ
チカバー、24……プレッシャプレート、27……ダイアフ
ラムスプリング、31……変速機入力軸(被駆動軸)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 草野 直史 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 二村 哲雄 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (56)参考文献 実公 昭46−16654(JP,Y2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クラッチハウジング内にて、駆動軸に固着
    されたフライホイールに対して同軸的に配設した被駆動
    軸上にスプライン嵌合したクラッチディスクを、前記フ
    ライホイールの外周に固着したクラッチカバーに一体回
    転可能に組付けられてスプリングにより前記フライホイ
    ールに向けて押圧されるプレッシャプレートと前記フラ
    イホイールとにより挾持して、前記駆動軸と被駆動軸を
    動力伝達可能に連結する摩擦クラッチにおいて、前記ク
    ラッチハウジングの前記クラッチカバーより背部の部位
    に空気導入口を設けるとともに、前記クラッチハウジン
    グの前記クラッチカバー外周部位に空気排出口を設け、
    かつ前記クラッチカバーの背面に空気を軸方向へ流す背
    面フィンを設けるとともに、前記クラッチカバーの外周
    部に空気を前記空気排出口に向けて流すとともに前記ク
    ラッチカバーの背部に向けて流す側面フィンを設けたこ
    とを特徴とする摩擦クラッチの冷却装置。
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