JP5272660B2 - ハウジングおよび動力伝達装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ハウジングおよび動力伝達装置に関し、特に、ハウジング内の冷却の向上が図られたハウジングおよび動力伝達装置に関する。
従来からクラッチハウジング内の冷却の向上のために、各種クラッチハウジングや動力伝達装置の冷却構造等が各種提案されている。
たとえば、特開2000−85383号公報に記載されたクラッチハウジングは、クラッチハウジングの外周側壁部に形成されたダクトを備えている。このダクトは、ダクトの一端部に設けられた内側開口部によりクラッチ室に連通し、他端部に設けられた外側開口部により外部に連通している。
このクラッチハウジングにおいては、クラッチや出力軸の回転によりクラッチ等の周囲には空気流が生じる。そして、クラッチの摩擦熱等によって暖められた空気が内側開口部からダクト内に流入する。その後、ダクト内を通り外部に排気される。
また、特開2001−248714号公報に記載された電磁クラッチ冷却構造においては、エンジンに連結し、トランスミッションのミッションケースにクランク軸と同軸心上に設けられた入力軸と、ミッションケースのクラッチハウジングのハウジング室内に設けられ、クランク軸と入力軸とを連絡する電磁クラッチと、電磁クラッチのクラッチケーシングに設けられた放熱フィンと、クラッチハウジングに設けられた空気取入孔および空気排出孔と、クラッチハウジングに設けられ、ハウジング室の空気を空気排出孔に導くガイド用リブとを備えている。
特開平7−71477号公報に記載されたクラッチ冷却装置は、円周上に一定の間隔に切欠凹部が形成されたフライホイールと、このフライホイールと対向するフライホイールハウジングとを備え、クラッチハウジングの下部には、排気口が形成されている。
この排気口の上面には第1カバーが設けられ、排気口の下面には第2カバーが設けられている。第2カバーは、排気口近傍に空気を流通させることで、排気口を負圧状態とする。ここで、フライホイールの回転によって、フライホイールの円周上に設けられている切欠凹部がフィンの作用を行い、クラッチハウジングの上部に開口している吸気口から外気をフライホイールハウジング内に吸引している。
特開2000−85383号公報 特開2001−248714号公報 特開平7−71477号公報
しかし、上記特開2000−85383号公報に記載されたクラッチハウジングにおいては、クラッチハウジング内に外部の空気を取り込む取込口について記載されていない。その一方で、外部の空気を良好にクラッチハウジング内に取り込むことができなければ、排気も促進されず、クラッチハウジング内の冷却が困難なものとなる。
特開2001−248714号公報に記載された電磁クラッチ冷却構造では、クラッチが回転することでクラッチハウジング内に空気の旋回流が生じ、空気の流れによっては空気取入孔からクラッチハウジング内の空気が外部に排気されたり、外部の空気が空気取入孔からクラッチハウジング内に入り込み難かったりする場合が生じる。
上記特開平7−71477号公報に記載されたクラッチ冷却装置においても、フライホイールの旋回によってクラッチハウジング内の空気も旋回する。そして、旋回する空気がクラッチハウジングの内表面に当たり、空気の流れによっては、クラッチハウジング内の空気が吸気口から外部に排気されたり、外部の空気が吸気口から入り込み難い場合が生じる。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、クラッチ等の回転体を収容し、外部の空気を取り込むための取込口が形成されたハウジングであって、取込口から吸入される外気の吸入量の確保および向上が図られたハウジングおよびこのハウジングを備えた動力伝達装置を提供することである。
本発明に係るハウジングは、1つの局面では、環状に形成された周壁部および周壁部の一方の開口端を覆うように形成された隔壁部を含み、隔壁部に回転可能に支持された入力軸および該入力軸が接続された回転体を収容可能な収容部を規定するハウジングである。そして、上記周壁部には、外部と収容部とを連通する連通路が形成され、収容部に開口する連通路の内側開口部は、回転体よりも隔壁部側に位置すると共に、周壁部の他方の開口端に向けて開口する。さらに、上記収容部を規定する周壁部の内周面のうち、内側開口部よりも他方の開口端側に位置する部分であって、回転体よりも隔壁部側に位置する部分には、周壁部から張り出す張出部が形成される。
上記回転体は、クラッチであって、ハウジングは、クラッチを操作するレリーズ装置を収容し、レリーズ装置は、クラッチの隔壁部側に位置する。そして、上記入力軸の回転中心線方向から平面視すると、張出部は内側開口部の一部を覆うように形成される。
上記隔壁部には、入力軸が挿入される入力軸挿入孔が形成され、隔壁部のうち、入力軸挿入孔の周囲には、複数の入力軸孔補強リブが形成される。そして、上記内側開口部および張出部は、入力軸孔補強リブよりも他方の開口端側に位置する。
上記入力軸は、変速機に接続され、隔壁部のうち、内側開口部よりも回転体の回転方向前方側に位置する領域には、変速機に接続された出力軸を支持する出力軸支持部が形成される。そして、上記隔壁部のうち、出力軸支持部の周囲には、入力軸孔補強リブよりも、他方の開口端側に突出する複数の支持部補強リブが形成され、内側開口部および張出部は、支持部補強リブの他方の開口端側の端部よりも隔壁部側に位置する。
上記ハウジングの内表面のうち、内側開口部より回転体の回転方向前方側には、内側開口部と隣り合う位置からレリーズ装置に向けて延びる案内壁部が形成される。
好ましくは、上記隔壁部には、入力軸が挿入される入力軸挿入孔が形成され、
隔壁部のうち、入力軸挿入孔の周囲には、複数の入力軸孔補強リブが形成され、案内壁部は、入力軸孔補強リブよりも他方の開口端側にまで達する。
好ましくは、上記入力軸は、変速機に接続され、隔壁部のうち、内側開口部よりも回転体の回転方向前方側に位置する領域には、変速機に接続された出力軸が挿入される出力軸支持部が形成される。そして、上記隔壁部のうち、出力軸支持部の周囲には、入力軸孔補強リブよりも、他方の開口端側に突出する複数の支持部補強リブが形成され、案内壁部の他方の開口端側の端部は、出力孔補強リブの他方の開口端側の端部よりも、隔壁部側に位置する。
好ましくは、上記周壁部の内周面のうち、内側開口部と張出部との間には、内側開口部に向けて突出する突出部が形成される。好ましくは、上記ハウジングは、車両に搭載された動力源と隣り合うと共に、動力源の車両の幅方向に位置し、外部に開口する連通路の外側開口部は、車両の前方に向けて開口する。
本発明に係るハウジングは、環状に形成された周壁部および周壁部の一方の開口端を覆うように形成された隔壁部を含み、隔壁部に回転可能に支持された入力軸、該入力軸が接続されたクラッチ、およびクラッチに対して隔壁部側に位置し、クラッチを操作するレリーズ装置を収容する収容部を規定するハウジングである。そして、上記周壁部には、外部と収容部とを連通する連通路が形成され、収容部に開口する連通路の内側開口部は、クラッチよりも隔壁部側に位置すると共に、周壁部の他方の開口端側に向けて開口する。さらに、上記ハウジングの内表面のうち、内側開口部よりもクラッチの回転方向前方側に位置する部分には、内側開口部と隣り合う位置からレリーズ装置に向けて延びる案内部材が設けられる。
本発明に係る動力伝達装置は、上記ハウジングと、クラッチとされた回転体と、入力軸とを備える。
本発明に係るハウジングおよび動力伝達装置によれば、ハウジング内の冷却効率の向上を図ることができる。
本実施の形態に係るクラッチハウジング320およびこのクラッチハウジング320を備えた動力伝達装置について、図1から図7を用いて、説明する。
なお、以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。また、以下の実施の形態において、各々の構成要素は、特に記載がある場合を除き、本発明にとって必ずしも必須のものではない。また、以下に複数の実施の形態が存在する場合、特に記載がある場合を除き、各々の実施の形態の特徴部分を適宜組合わせることは、当初から予定されている。
図1は、本発明の実施の形態に係るクラッチハウジングおよびクラッチを備えた車両の概略構成を示すブロック図である。
この図1に示すように、車両は、エンジン100で発生した駆動力が、動力伝達装置250、変速機300、デファレンシャルギヤ400およびドライブシャフト402を介して車輪404に伝達されることにより走行する。
クラッチハウジング320は、一方端がトランスミッションケースに固定され、他方端がエンジンケースに固定されている。
動力伝達装置250は、クラッチ200およびレリーズシリンダと、これらを収容するクラッチハウジング320とを備えている。
クラッチ200は、エンジン100のクランクシャフト600に連結されている。クラッチ出力軸(入力軸)202は、スプライン等を介して変速機300の入力軸302に連結されており、回転中心線Oを中心に回転可能に設けられている。
変速機300は、常時噛合い式のギヤトレーンから構成されている。なお、本発明は、コンベンショナルなトランスミッション(MT:Manual transmission)のみならず、ATM(Automatic Manual Transmission)やCVT(Continuously Variable Transmission)等のAT(Automatic Transmission)にも適用することができる。
図2は、クラッチハウジング320およびデファレンシャルケースを模式的に示す正面図であって、エンジン側から正面視した正面図である。図3は、クラッチハウジング320およびデファレンシャルケースを模式的に示す正面図であって、トランスミッションケース側から見た背面図である。さらに、図4は、図2におけるIV−IV線における断面図である。これら図2から図4に示すように、クラッチハウジング320は、環状に形成された周壁部321と、この周壁部321の一方の開口端を覆うように形成された隔壁部322とを備えている。隔壁部322には、クラッチ出力軸202および出力軸306が挿入され、隔壁部322は、図1に示すクラッチ出力軸202および出力軸306を回転可能に支持している。
そして、隔壁部322および周壁部321によって、クラッチ200と、クラッチ200を操作するレリーズシリンダ700とを収容する収容部243が規定される。
クラッチ200は、クラッチ出力軸202に接続されており、レリーズシリンダ700は、クラッチ200に対して隔壁部322側に配置されている。
クラッチ200は、クラッチ出力軸202に接続されて、クラッチ出力軸202と一体的に回転するクラッチディスク204と、エンジン100の出力軸に接続されて、当該出力軸と一体に回転するクラッチカバー206とを備えている。
クラッチカバー206には、クラッチディスク204と係合可能なプレッシャプレート208とダイヤフラムスプリング210が設けられており、ダイヤフラムスプリング210は、環状に形成されており、周方向に間隔を隔てて径方向に延びるスリットが形成されている。
クラッチカバー206には、環状に延びる支点220が設けられており、ダイヤフラムスプリング210の径方向中央部が支点220と接触している。
このため、ダイヤフラムスプリング210の径方向内方側の内周縁部がクラッチディスク204に向けて押圧されることで、プレッシャプレート208がクラッチディスク204から離れる。プレッシャプレート208とクラッチディスク204とが互いに離れると、クラッチカバー206に伝達されたエンジン100からの動力は、クラッチディスク204およびクラッチ出力軸202に伝達されなくなる。
そして、ダイヤフラムスプリング210の径方向内方側の内周縁部が押圧されていない状態では、ダイヤフラムスプリング210は、プレッシャプレート208をクラッチディスク204に押し付けるように付勢している。プレッシャプレート208がクラッチディスク204に押し付けられることで、プレッシャプレート208とクラッチディスク204とが互いに係合し、クラッチカバー206に伝達されたエンジン100からの動力は、プレッシャプレート208およびクラッチディスク204を介して、クラッチ出力軸202に伝達される。
そして、レリーズシリンダ700は、ダイヤフラムスプリング210の径方向内方の内周縁部およびその周囲に位置する部分を押圧したり、ダイヤフラムスプリング210から離れたりすることで、クラッチ200の係合状態および非係合状態とを切り替える。
レリーズシリンダ700は、クラッチ出力軸202を受け入れ可能な貫通孔が形成されたインナボディ(インナシリンダ)および、このインナボディの外周側に配置され、アウターボディ(アウタシリンダ)を含むシリンダを備えている。レリーズシリンダ700は、インナボディとアウターボディとによって形成された空隙部内に配置された環状のピストンを備えており、このピストンの端部には、ベアリング218が装着されている。なお、ピストンは、当該ピストンによって上記空隙部内に形成された油室からの油圧によって、移動可能とされている。そして、ベアリング218は、ピストンに固定されており、ピストンが回転中心線O方向に変位することで、ピストン217と共に回転中心線O方向に変位する。そして、ベアリング218は、回転中心線O方向に変位することで、図2に示すダイヤフラムスプリング210の内周側端部を押圧する。これにより、レリーズシリンダ700は、クラッチ200によるクラッチ出力軸202とクランクシャフト600との断接を切り替える。
周壁部321には、クラッチハウジング320の外部と収容部243とを連通する吸気部350が形成されている。
図4に示すように、吸気部350は、収容部243内に開口する吹出口(内側開口部)352と、クラッチハウジング320の外部に開口する吸入口(外側開口部)351と、吹出口352および吸入口351を接続する吸気通路353とを備えている。
吹出口352は、周壁部321の内周面のうち、クラッチ200に対して隔壁部322側に位置する部分に形成されており、クラッチハウジング320の開口端290に向けて開口している。
そして、周壁部321の内周面のうち、吹出口352に対して開口端290側に隣り合う部分には、周壁部321の内表面から張り出す張出部341(リブ340)が形成されている。
このため、吹出口352から収容部243内に入り込む空気は、開口端290に向けて吹き出され、吹出口352から吹出された空気の少なくとも一部は、張出部341によって、径方向内方に向けて案内される。
外気を径方向内方に向けて案内することで、レリーズシリンダ700を良好に冷却することができる。レリーズシリンダ700を冷却することで、上記ピストンの熱劣化や当該劣化に伴うオイル漏れ等を抑制することができる。
張出部341は、吹出口352に対して開口端290側に隣り合う部分であって、クラッチ200よりも、隔壁部322側に位置する部分に形成されている。収容部243内では、クラッチ200のクラッチカバー206が回転することで、クラッチカバー206の周囲の空気がクラッチカバー206の旋回に追従し、空気の旋回流が生じる。この旋回する空気が周壁部321の内周面に達すると、開口端290側に向かう空気と隔壁部322側に向かう空気とに大きく分流する。
そして、クラッチ200と吹出口352との間に位置する部分に、張出部341が形成されているので、隔壁部322側に分流した空気は張出部341によって径方向内方に向けて案内され、吹出口352に達することが抑制されている。
これにより、収容部243から空気が外部に排気されたり、さらに、収容部243内の空気の流れに阻害されることなく、外気は吹出口352から収容部243内に入り込むことができる。
図5は、吹出口352およびその周囲の構成を示す斜視図である。この図5に示すように、回転中心線Oから平面視すると、張出部341は吹出口352の一部を覆うように形成されている。
このため、吹出口352から収容部243内に入り込む外気の一部は、張出部341によって径方向内方に案内される一方で、残りの外気は回転中心線O方向に吹出すことになり、クラッチ200に外気が供給される。
このように、張出部341が吹出口352の一部を覆うように張り出すことで、クラッチ200およびレリーズシリンダ700のいずれにも外気を吹き付けることができ、クラッチ200およびレリーズシリンダ700の冷却を図ることができる。
なお、図5に示すように、吹出口352および張出部341は、周壁部321に形成された凹部291内に形成されている。そして、吹出口352は、周壁部321の内表面のうち、凹部291と周方向に隣り合う部分に位置する部分よりも、径方向外方側に位置している。これにより、周壁部321の周面に沿って流れる空気が吹出口352に達することを抑制することができ、吹出口352から収容部243内に入り込む外気の流れに与える影響を低減することができ、吹出口352から良好に収容部243内に外気が供給される。
図2および図4において、入力軸孔240の周囲には、複数の補強リブ(入力軸孔補強リブ)331が複数形成されており、補強リブ331は入力軸孔240を中心として放射状に形成されている。
補強リブ331は、隔壁部322の表面から膨出すると共に、回転中心線Oを中心として径方向に延びており、入力軸孔240の周囲の剛性の向上が図られている。
ここで、上記のようにクラッチ200が回転することで生じる空気の旋回流が補強リブ331に衝突することで、補強リブ331の近傍では空気が乱流状態となっている。
その一方で、図4に示すように、吹出口352および張出部341は、補強リブ331の上端部H1よりも、開口端290側に位置している。このため、補強リブ331の近傍で空気が乱流状態となったとしても、吹出口352の周囲の空気までも乱流状態となることが抑制されており、吹出口352内に収容部243内の空気が入り込んだり、吹出口352から外部の空気が入り込むことが阻害されることを抑制することができる。これにより、吹出口352から外気が良好に収容部243内に入り込むことができる。
なお、図5等に示す例においては、吸入口351および張出部341は、周方向に長尺に形成されているが、回転中心線O方向に長尺に形成されていてもよい。
ここで、図2に示すように、隔壁部322には、出力軸306を受け入れると共に、出力軸306を回転可能に支持する出力軸支持部241が形成されている。この出力軸支持部241は、隔壁部322に形成されており、凹部形状とされている。そして、出力軸支持部241は、変速機300が収容された収容室内に向けて開口し、出力軸306の一端を受け入れると共に出力軸306を回転可能に支持している。
そして、収容部243側に位置する隔壁部322の表面のうち、出力軸支持部241の周囲に位置する部分には、複数の補強リブ(支持部補強リブ)332が形成されている。この補強リブ332は、出力軸支持部241の周囲の剛性を確保するために設けられている。出力軸支持部241に挿入される出力軸306は、クラッチ出力軸202よりも大きなトルクが加えられるため、補強リブ332は、補強リブ331よりも周方向の幅が大きくさらに、高さも高くなるように形成されている。
具体的には、図4に示すように、補強リブ332の上端部H2は、補強リブ331の上端部H1よりも開口端290側に位置しており、吹出口352は上端部H1と上端部H2との間に位置している。
ここで、図2において、補強リブ332および出力軸支持部241は、吹出口352に対してクラッチ200の回転方向R前方側に位置する。そして、補強リブ332が形成された領域に対して、回転方向R前方側に、複数の補強リブ331が形成されている。
このため、収容部243内の空気はクラッチ200が回転することで旋回し、高さの高い補強リブ332と接触し流速が抑えられる。このため、補強リブ332よりも、隔壁部322側に位置する領域であって、補強リブ332よりも旋回流の下流側に位置する領域では、空気の流速が抑えられる。
さらに、補強リブ332が形成された領域に対して旋回流の下流側に位置する領域には、高さの低い補強リブ331が形成されている。このため、補強リブ332が形成された領域に対して旋回流の下流側に位置する領域であって、補強リブ331よりも開口端290側に位置する領域では、空気の流れが穏やかであって、大きな乱流が生じることが抑制されている。
そして、上記のように、吹出口352は、補強リブ332の上端部H2よりも隔壁部322側に位置し、さらに、補強リブ331の上端部H1よりも開口端290側に位置しているので、吹出口352の周囲に位置する領域では、補強リブ332により流速が抑えられ、さらに、補強リブ331による乱流の影響が小さく抑えられている。
図2において、クラッチハウジング320の内表面のうち、吹出口352に対して回転方向R前方側には、当該吹出口352に対して隣り合う部分からレリーズシリンダ700に向けて延びるガイド(案内壁部)330が形成されている。
そして、吹出口352から収容部243内に吹出された外気のうち、張出部341によって径方向に案内される空気は、さらに、ガイド330によって、レリーズシリンダ700に向けて案内される。これにより、レリーズシリンダ700に向かわせる外気の指向性を高めることができ、レリーズシリンダ700を良好に冷却することができる。
また、図4に示すように、ガイド330は、補強リブ331よりも開口端290側にまで延びている。このため、補強リブ331よりも開口端290に位置する領域を流れる空気の一部がガイド330に当接し、レリーズシリンダ700に向けて案内され、レリーズシリンダ700の冷却効率の向上が図られている。
ここで、収容部243内のうち、補強リブ332よりも、開口端290側に位置する領域では、旋回する空気が補強リブ332に衝突せず、空気の流速は非常に速くなっている。そして、ガイド330は、補強リブ332よりも隔壁部322側に位置しており、流速の速い空気がガイド330に衝突することが抑制されている。
そして、流速の速い空気がガイド330に衝突することによりガイド330に沿って吹出口352に案内される空気の流速が速くなることを抑制することができ、収容部243内の空気が吹出口352を通って外部に排気されることが抑制されている。
入力軸孔240の周囲の剛性を高める必要性は出力軸支持部241の周囲の剛性を高める必要性よりも低いため、補強リブ331の高さは補強リブ332の高さよりも低く抑えることができる。そして、補強リブ331の高さを補強リブ332よりも低くすることで、クラッチハウジング320自体を構成する材料を低減することができる。さらに、補強リブ331の高さを補強リブ332よりも低くすることで、補強リブ331が位置する領域では空気の流れを緩やかにすることができる。
ここで、図5に示すように、周壁部321の内表面のうち、吹出口352と張出部341との間に位置する部分には、吹出口352に向けて突出する突出部342が形成されている。
突出部342は、吹出口352の一部を閉塞するように形成されており、吹出口352を通って小石等の異物が、収容部243内に入り込むことを抑制している。なお、突出部342は、吹出口352の幅方向(周方向)中央部に位置しており、吹出口352の径方向外方側の外周縁部から径方向内方に向けて突出し、吹出口352の径方向中央部にまで達している。なお、本実施の形態においては、突出部342は張出部341に接続されており、突出部342および張出部341によってT字形状のリブ340が形成されている。
図6は、吸気部350およびその周囲の構成を示す断面図であって、回転中心線O方向に沿った断面図である。この図6および上記図3に示すように、外部に位置する吸入口351は、クラッチハウジング320の外表面のうち、回転中心線Oよりも車両前方F側に位置する部分に形成されている。
このため、車両が走行することで、外部の空気が吸入口351に吹き付けられ、吸入口351内に外気が良好に供給される。特に、吸気部350の吸入口351は、エンジン側から変速機側に向かうにしたがって、車両後方側に向かうようにテーパ状に形成されている。吸入口351は車両の前方に向けても開口しており、車両が走行することで吸入口351内に外気が良好に入り込み、クラッチハウジング320内に外気が良好に供給される。さらに、図3に示すように、吸入口351は、回転中心線Oよりも下方に位置しており、たとえば、雨水等が吸入口351からクラッチハウジング320内に入り込むことが抑制されている。
図7は、エンジンケースとクラッチハウジング320との接合面およびその近傍を示す側面図である。
この図7および上記図2において、隔壁部322と反対側に位置する周壁部321の開口縁部242には、図示されないボルト孔が間隔を隔てて複数形成されており、複数のボルトによってクラッチハウジング320がエンジンケースに固定されている。そして、エンジンケースの外表面とクラッチハウジング320とによって、収容部243が外部から区画されている。開口縁部242のうち、回転中心線Oより下方に位置する部分には、周方向に間隔を隔てて複数の切欠凹部360が形成されている。
そして、開口縁部242がエンジンケースに接合されることで、エンジンケースの外表面および切欠凹部360によって、外気を排気可能な排気口361が形成されている。
そして、排気口361は回転中心線Oおよび吹出口352よりも鉛直方向下方D側に位置しており、たとえば、クラッチハウジング320内に雨水や小石等が入り込んだとしても、排気口361から外部に排出可能となっている。
なお、排気口361(切欠凹部360)は、回転方向R前方側に向かうにしたがって、径方向外方に向かうように傾斜している。
このように、排気口361を傾斜させることで、クラッチハウジング320内を旋回する空気が良好に外部に排気される。クラッチハウジング320内の空気が排気されることで、クラッチハウジング320内の空気を順次換気することができ、新たな外気をクラッチハウジング320内に取り込むことができる。
なお、図4に示すように、クラッチハウジング320の内表面は、概ねすり鉢状に形成されており、回転中心線Oに対して垂直なクラッチハウジング320の開口面は、隔壁部322側から開口縁部242側に向かうにしたがって、大きくなるように形成されている。さらに、周壁部321の内周面は、回転中心線Oを中心とする円弧状に形成されており、隔壁部322から開口縁部242に向けて拡径するように形成されている。
そして、切欠凹部360(排気口361)は、吹出口352よりもクラッチ200に近接しており、切欠凹部360は、クラッチ200に対して径方向外方側に位置している。このため、切欠凹部360の周囲を流れる空気の流速は、吹出口352の周囲を流れる空気の流速よりも速く、排気口361から良好に空気が外部に排気される。
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。さらに、上記数値などは、例示であり、上記数値および範囲にかぎられない。
本発明は、クラッチハウジングおよび動力伝達装置に適用することができる。
本発明の実施の形態1に係るクラッチハウジングおよびクラッチを備えた車両の概略構成を示すブロック図である。 クラッチハウジングおよびデファレンシャルケースを模式的に示す正面図であって、エンジン側から正面視した正面図である。 クラッチハウジングおよびデファレンシャルケースを模式的に示す正面図であって、トランスミッションケース側から見た正面図である。 図2におけるIV−IV線における断面図である。 吹出口およびその周囲の構成を示す斜視図である。 吸気部およびその周囲の構成を示す断面図であって、回転中心線O方向に沿った断面図である。 エンジンケースとクラッチハウジングとの接合面およびその近傍を示す側面図である。
符号の説明
100 エンジン、200 クラッチ、202 クラッチ出力軸、204 クラッチディスク、206 クラッチカバー、208 プレッシャプレート、210 ダイヤフラムスプリング、217 ピストン、218 ベアリング、220 支点、240 入力軸孔、241 出力軸支持部、242 開口縁部、243 収容部、250 動力伝達装置、290 開口端、291 凹部、300 変速機、302 入力軸、304 アクチュエータ、306 出力軸、320 クラッチハウジング、321 周壁部、322 隔壁部、330 ガイド、331,332 補強リブ、340 リブ、341 張出部、342 突出部、350 吸気部、351 吸入口、352 吹出口、353 吸気通路、360 切欠凹部、361 排気口。

Claims (7)

  1. 環状に形成された周壁部および前記周壁部の一方の開口端を覆うように形成された隔壁部を含み、前記隔壁部に回転可能に支持された入力軸および該入力軸が接続された回転体を収容可能な収容部を規定するハウジングであって、
    前記周壁部には、外部と前記収容部とを連通する連通路が形成され、
    前記収容部に開口する前記連通路の内側開口部は、前記回転体よりも前記隔壁部側に位置すると共に、前記周壁部の他方の開口端に向けて開口し、
    前記収容部を規定する前記周壁部の内周面のうち、前記内側開口部よりも前記他方の開口端側に位置する部分であって、前記回転体よりも前記隔壁部側に位置する部分には、前記周壁部から張り出す張出部が形成され
    前記回転体は、クラッチであって、
    前記ハウジングは、前記クラッチを操作するレリーズ装置を収容し、
    前記レリーズ装置は、前記クラッチの前記隔壁部側に位置し、
    前記入力軸の回転中心線方向から平面視すると、前記張出部は前記内側開口部の一部を覆うように形成され、
    前記隔壁部には、前記入力軸が挿入される入力軸挿入孔が形成され、
    前記隔壁部のうち、前記入力軸挿入孔の周囲には、複数の入力軸孔補強リブが形成され、
    前記内側開口部および前記張出部は、前記入力軸孔補強リブよりも前記他方の開口端側に位置し、
    前記入力軸は、変速機に接続され、
    前記隔壁部のうち、前記内側開口部よりも前記回転体の回転方向前方側に位置する領域には、前記変速機に接続された出力軸を支持する出力軸支持部が形成され、
    前記隔壁部のうち、前記出力軸支持部の周囲には、前記入力軸孔補強リブよりも、前記他方の開口端側に突出する複数の支持部補強リブが形成され、
    前記内側開口部および前記張出部は、前記支持部補強リブの前記他方の開口端側の端部よりも前記隔壁部側に位置し、
    前記ハウジングの内表面のうち、前記内側開口部より前記回転体の回転方向前方側には、前記内側開口部と隣り合う位置から前記レリーズ装置に向けて延びる案内壁部が形成された、ハウジング。
  2. 前記隔壁部には、前記入力軸が挿入される入力軸挿入孔が形成され、
    前記隔壁部のうち、前記入力軸挿入孔の周囲には、複数の入力軸孔補強リブが形成され、
    前記案内壁部は、前記入力軸孔補強リブよりも前記他方の開口端側にまで達する、請求項に記載のハウジング。
  3. 前記入力軸は、変速機に接続され、
    前記隔壁部のうち、前記内側開口部よりも前記回転体の回転方向前方側に位置する領域には、前記変速機に接続された出力軸が挿入される出力軸支持部が形成され、
    前記隔壁部のうち、前記出力軸支持部の周囲には、前記入力軸孔補強リブよりも、前記他方の開口端側に突出する複数の支持部補強リブが形成され、
    前記案内壁部の前記他方の開口端側の端部は、前記支持部補強リブの前記他方の開口端側の端部よりも、前記隔壁部側に位置する、請求項または請求項に記載のハウジング。
  4. 前記周壁部の内周面のうち、前記内側開口部と前記張出部との間には、前記内側開口部に向けて突出する突出部が形成された、請求項1から請求項のいずれかに記載のハウジング。
  5. 前記ハウジングは、車両に搭載された動力源と隣り合うと共に、前記動力源の前記車両の幅方向に位置し、
    外部に開口する前記連通路の外側開口部は、前記車両の前方に向けて開口する、請求項1から請求項のいずれかに記載のハウジング。
  6. 環状に形成された周壁部および前記周壁部の一方の開口端を覆うように形成された隔壁部を含み、前記隔壁部に回転可能に支持された入力軸、該入力軸が接続されたクラッチ、および前記クラッチに対して前記隔壁部側に位置し、前記クラッチを操作するレリーズ装置を収容する収容部を規定するハウジングであって、
    前記周壁部には、外部と前記収容部とを連通する連通路が形成され、
    前記収容部に開口する前記連通路の内側開口部は、前記クラッチよりも前記隔壁部側に位置すると共に、前記周壁部の他方の開口端側に向けて開口し、
    前記ハウジングの内表面のうち、前記内側開口部よりも前記クラッチの回転方向前方側に位置する部分には、前記内側開口部と隣り合う位置から前記レリーズ装置に向けて延びる案内部材が設けられた、ハウジング。
  7. 請求項1から請求項のいずれかに記載のハウジングと、
    クラッチとされた前記回転体と、前記入力軸とを備えた、動力伝達装置。
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