JPH0612784U - 気体用回転ポンプ - Google Patents

気体用回転ポンプ

Info

Publication number
JPH0612784U
JPH0612784U JP821492U JP821492U JPH0612784U JP H0612784 U JPH0612784 U JP H0612784U JP 821492 U JP821492 U JP 821492U JP 821492 U JP821492 U JP 821492U JP H0612784 U JPH0612784 U JP H0612784U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling air
cooling
housing
bearing
flow path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP821492U
Other languages
English (en)
Inventor
恒夫 熊木
和美 佐々木
Original Assignee
ジェーピーイー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ジェーピーイー株式会社 filed Critical ジェーピーイー株式会社
Priority to JP821492U priority Critical patent/JPH0612784U/ja
Publication of JPH0612784U publication Critical patent/JPH0612784U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】冷却空気との熱交換効率を向上させ、ハウジン
グや軸受部を十分に冷却し、軸受の焼付の事故が起こら
ないようにする事を目的とする。 【構成】駆動モータ1とは別個に冷却用ファン9を内蔵
し、ハウジング12の外側をカバー11で密閉して冷却
空気の流路を形成し、その冷却空気の一部を前部軸受の
近傍に穿設した複数個の貫通孔から前記冷却用ファン9
の上流側に戻して循環させ、加えて後部軸受を冷却空気
の流路に突出させた構造としたことを特徴とする気体用
回転ポンプ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は気体用回転ポンプの冷却に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のポンプは内部の気体が高温になるので、ハウジングや軸受部の強制冷 却のための冷却空気用ファンが内蔵されている。しかしながら冷却空気用ファン には、駆動モータの内部の冷却をも兼ねるものとか、駆動モータとは別個に冷却 用ファンを内蔵するものなどがあるが、前者は肝心のハウジングや軸受部を冷却 するときには冷却空気の温度はすでに上昇しており、また後者は冷却用ファンに よる強制冷却とフィン等による放熱冷却によるため、何れも熱交換効率が悪く、 ハウジングはもとより軸受部の温度が上昇して十分な冷却が出来ない。特に軸受 部の周囲が冷却空気の流路から離れている場合には冷却が十分になされないため 、軸受の温度が上昇して焼付等の事故を起こすという問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は冷却空気との熱交換効率を向上させ、ハウジングや軸受部を十分に冷 却し、軸受の焼付等の事故が起こらないようにすることを目的としたものである 。
【0004】
【課題を解決するための手段】
駆動モータとは別個に冷却用ファンを内蔵し、ハウジングの外側をカバーで密 閉して冷却空気の流路を形成し、その冷却空気の一部を前部軸受の近傍に穿設し た複数個の貫通孔から前記冷却用ファンの上流側に戻して循環させ、加えて後部 軸受を冷却空気の流路に突出させる事により解決するものである。
【0005】
【作用】
冷却空気吸入口より流入した冷却空気は冷却用ファンにより、ハウジングの外 側とカバーとの間の流路を通り、ハウジングや軸受部を冷却して外部に排出され る。前記の流路の冷却空気の一部は、前部サイドプレートの軸受部の近傍部に穿 設された複数個の貫通孔を通って冷却用ファンの上流側に戻されることにより、 前部軸受を十分に冷却し、加えて後部軸受は、後部サイドプレートの突出した軸 受部を大部分の冷却空気が通ることにより、十分に冷却が行われる。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例について図1により説明する。気体用回転ポンプの内部は駆動 用モータ1と本体部2及び図示しない吸排気部より構成される。本体部2は前部 サイドプレート3により、冷却空気入口部4とポンプ本体部5に分かれている。 冷却空気入口部4の上方及び下方には空気取入口6が設けられ、周囲の空気が内 部に導入される。また、冷却空気入口部4の内部において、駆動モータ1とロー ター軸7とはカップリング8により連結され、ロータ軸7には冷却用ファン9が キー10により固定されている。前部サイドプレート3は外周部が開口しており 、外側で冷却空気入口部4及びカバー11とボルトにて固着され、冷却空気の流 路を形成する。また、ハウジング12ともボルトにて固着され、同様に前記ハウ ジング12とボルトにて固着されている後部サイドプレート13とともに、ポン プハウジングを形成する。前記ポンプハウジングは前記ロータ軸7に偏心して付 設され、ロータ軸7にはロータ14が固着され、ロータ14に放射状に配設され た溝にはブレード15が滑合自在に取り付けられて、気体用回転ポンプが構成さ れている。
【0007】 次に、前部軸受部の冷却について図2により説明する。即ち冷却空気の一部は A、B、C、D、E、F、G、H、Iの経路を通って矢印のようにポンプ本体部 5から冷却空気入口部4へ戻され軸受の冷却が行われる。A、B及びCは前部サ イドプレート3と冷却用ファン9の隙間を、D、E及びGは軸受ハウジング16 に穿設された複数個の貫通孔を、FとHはそれぞれ軸受ハウジング16と前部サ イドプレート3及び冷却用ファン9との隙間を、Iは冷却用ファン9のボス部に 穿設された複数個の貫通孔を示す。
【0008】 尚、後部軸受部は図1に示すように冷却空気の流路へ突出させた構造となって いる。
【0009】
【考案の効果】
駆動モータとは別個に冷却用ファンを内蔵し、ハウジングの外側をカバーで密 閉したので熱交換の効率がよく、前部軸受は一部の冷却空気を循環させて冷却し 、加えて後部軸受は軸受部を突出させて効果的な熱交換を行うので、軸受の温度 が降下して焼付の問題がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】気体用回転ポンプの実施例を示す断面図。
【図2】図1の前部軸受部及び前部サイドプレート付近
の一部拡大断面図。
【符号の説明】
1 駆動用モータ 2 本体部 3 前部サイドプレート 4 冷却空気入口部 5 ポンプ本体部 6 空気取入口 7 ロータ軸 8 カップリング 9 冷却用ファン 10 キー 11 カバー 12 ハウジング 13 後部サイドプレート 14 ロータ 15 ブレード 16 軸受ハウジング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動モータとは別個に冷却用ファンを内
    蔵し、ハウジングの外側をカバーで密閉して冷却空気の
    流路を形成し、その冷却空気の一部を前部軸受の近傍に
    穿設した複数個の貫通孔から前記冷却用ファンの上流側
    に戻して循環させ、加えて後部軸受を冷却空気の流路に
    突出させたことを特徴とする気体用回転ポンプ。
JP821492U 1992-02-25 1992-02-25 気体用回転ポンプ Pending JPH0612784U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP821492U JPH0612784U (ja) 1992-02-25 1992-02-25 気体用回転ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP821492U JPH0612784U (ja) 1992-02-25 1992-02-25 気体用回転ポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0612784U true JPH0612784U (ja) 1994-02-18

Family

ID=11686983

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP821492U Pending JPH0612784U (ja) 1992-02-25 1992-02-25 気体用回転ポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0612784U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005009486A (ja) * 2003-05-29 2005-01-13 Tokico Ltd スクロール式流体機械
WO2023286466A1 (ja) * 2021-07-16 2023-01-19 オリオン機械株式会社 パッケージ型回転ポンプユニット
JP2023061349A (ja) * 2021-10-19 2023-05-01 オリオン機械株式会社 パッケージ型回転ポンプユニット
JP2023061342A (ja) * 2021-10-19 2023-05-01 オリオン機械株式会社 パッケージ型回転ポンプユニット

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005009486A (ja) * 2003-05-29 2005-01-13 Tokico Ltd スクロール式流体機械
JP4658245B2 (ja) * 2003-05-29 2011-03-23 株式会社日立製作所 スクロール式流体機械
WO2023286466A1 (ja) * 2021-07-16 2023-01-19 オリオン機械株式会社 パッケージ型回転ポンプユニット
CN115768984A (zh) * 2021-07-16 2023-03-07 奥利安机械股份有限公司 封装型旋转泵单元
JP2023061349A (ja) * 2021-10-19 2023-05-01 オリオン機械株式会社 パッケージ型回転ポンプユニット
JP2023061342A (ja) * 2021-10-19 2023-05-01 オリオン機械株式会社 パッケージ型回転ポンプユニット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09112268A (ja) エンジン冷却装置及び建設機械
US8313282B1 (en) Compact air-plus-liquid thermal management module
CN216844922U (zh) 一种通风装置及移动空调
CN112930443A (zh) 用于机动车辆的风扇设施
JPH0612784U (ja) 気体用回転ポンプ
CN212935650U (zh) 一种燃料电池离心式空压机冷却结构
JPS5983557A (ja) 車輌用発電機における冷却構造
US7004732B2 (en) Fan shroud assembly
JP2510674B2 (ja) パッケ―ジ形スクリュ―圧縮機
JPH0619977Y2 (ja) 回転型放熱器
JPH0672620B2 (ja) 摩擦クラッチの冷却装置
JPH04161034A (ja) 主軸モータ
CN220336969U (zh) 一种发动机复合式冷却系统
JPH10169439A (ja) エンジン冷却装置及び建設機械
CN111005885A (zh) 一种新型高速风机结构
RU2329171C1 (ru) Охлаждающее устройство силовой установки (варианты)
CN217002315U (zh) 一种气悬浮鼓风机的风冷结构
JPS5749344A (en) Cooler for motor
CN218467699U (zh) 发电机风冷散热系统
KR102216356B1 (ko) 복합 냉각유닛을 갖는 공기압축기
JPH0442494Y2 (ja)
CN220488148U (zh) 一种高效散热离合器壳体结构
CN216895070U (zh) 一种气悬浮鼓风机壳体结构
CN211266685U (zh) 一种双吸分流式超高效电机
JPH0723614Y2 (ja) 空冷式軸受装置