JPH0672544A - 缶シーマの給缶装置 - Google Patents

缶シーマの給缶装置

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JPH0672544A
JPH0672544A JP2075492A JP2075492A JPH0672544A JP H0672544 A JPH0672544 A JP H0672544A JP 2075492 A JP2075492 A JP 2075492A JP 2075492 A JP2075492 A JP 2075492A JP H0672544 A JPH0672544 A JP H0672544A
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JP
Japan
Prior art keywords
turret
seaming
seamer
seaming turret
finger
Prior art date
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Pending
Application number
JP2075492A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyoshi Kato
直義 加藤
Tsugunori Tamiya
世紀 田宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Mitsubishi Materials Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd, Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2075492A priority Critical patent/JPH0672544A/ja
Priority to CH03359/92A priority patent/CH687248A5/de
Priority to US07/968,572 priority patent/US5341620A/en
Priority to DE4236784A priority patent/DE4236784C2/de
Publication of JPH0672544A publication Critical patent/JPH0672544A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 缶が缶リフタに乗り移ろうとする時に、缶が
ふらついて充填液がこぼれたり、缶胴に傷や凹みが生じ
たりする虞れのない缶シーマの給缶装置の提供。 【構成】 両側にガイド6,13をもつ板レール5上
を、駆動チェン4のフィンガ4aによって缶1を滑らせ
ながらシーミングタレット7に供給する構造の缶シーマ
において、シーミングタレット7又はシーミングタレッ
ト7と向かい合う対向タレット8、或いはこの両者の外
周部に、ピッチ円より外側に突き出し、その突き出す部
分15aの形状を缶胴を突き破らない形状のサイクロイ
ド曲線で形成する爪15を設けてなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は缶詰生産ラインにおい
て、缶フィラーより缶シーマに供給される缶のコンベア
上の走行安定を図る缶シーマの給缶装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図7は従来缶詰生産ラインにおいて通常
採用されている缶シーマ周りのレイアウト、即ち缶シー
マ上流の缶供給コンベアから缶がシーマのシーミングタ
レットに送られ、同シーミングタレットから排出タレッ
トにより次工程に送られる各機器の配置を示すものであ
る。そして図示省略の充填機で内容物を充填された缶胴
1は、缶供給コンベア3で矢印Aの方向に搬送されて、
シーミングタレット7に送り込まれる。缶供給コンベア
3はフィンガ付ローラチェン4によって、缶胴1をレー
ル5の上をガイド6に沿って滑らせながら一定ピッチで
押し運ぶ機能をもっている。またシーミングタレット7
の外周部には、缶胴1に合う半円形の凹部7aが多数設
けられていて缶胴1はこの凹部7aに嵌められる。また
凹部7aと同じ形状の凹部8aを外周部に持つ対向タレ
ット8が、シーミングタレット7に接して設けられてい
て、同両タレットの中心を結ぶ直線F−F上で凹部7a
と凹部8aが缶胴1を正しい位置に保持するようになっ
ており、この位置で図示省略の缶蓋供給装置によって缶
蓋2が缶胴1に被せられる。シーミングタレット7に入
った缶胴1と缶蓋2は図示省略のシーミングロールによ
って巻締めされ、次いで排出タレット9を経て缶シーマ
外に送り出される。なお、前記の充填機、シーミングタ
レット7、対向タレット8、排出タレット9及び缶供給
コンベア3は同期して運転されるようになっており、か
つ相対的な位置、即ち位相も一定に調整されてることは
勿論である。また10は前記フィンガ付ローラチェン4
の駆動スプロケット、11はシーミングタレット7等と
同期して駆動スプロケット10を駆動するギヤボックス
である。
【0003】次に缶胴1が缶供給コンベア3からシーミ
ングタレット7に受け渡される時の周辺部品の動作と缶
胴1への作用を説明すると、図8に示したように缶コン
ベア3のレール5は斜めに大きな円弧で切られ、その切
断された空間にシーミングタレット7の構成部品である
缶リフタ12が回り込んで進入してくる。缶リフタ12
の上面は前記コンベア3の下側レール5の上面と同一面
となっており、缶リフタ12は矢印Cで示したようにそ
れ自体反時計回りに高速回転している。缶胴1はコンベ
ア3の駆動チェン4のフィンガ4aにより押されて、側
面と下側をガイドされながら直進し、回り込んでくるシ
ーミングタレット7に属する缶リフタ12に乗り移りな
がら、シーミングタレット7の凹部7aと対向タレット
8の凹部8aとで形成される円形空間に嵌入し、図示省
略のシーミングヘッドに対してセンタリングされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】充填液を満たした缶胴
1が缶供給コンベア3の駆動チェンのフィンガ4aによ
り押されて、シーミングタレット7の凹部7aに嵌入す
る過程において、缶胴1がコンベアの下側のレール5か
ら、反時計回り方向に高速に回転している缶リフタ12
に乗り移ろうとする時に、図8の白抜きの矢印Dで示し
たように、缶の底に急激に反時計回りの回転摩擦力が付
加され、缶は一瞬進行方向に加速されて駆動チェンのフ
ィンガ4aから離れて前進する(2点鎖線で表わした缶
1′で缶が進んだ状態を示す)。缶胴1が両タレットの
凹部に嵌入するタイミングは、缶胴1が駆動チェンのフ
ィンガ4aに接したまま押されて前進した場合に合わせ
て調整されているので、前記したように缶胴1がフィン
ガ4aを離れて早く進んだ時には、缶胴1はシーミング
タレット7及び対向タレット8の外周と凹部で形成され
ている角7b,8bに突き当たり、缶胴1がふらついて
充填液がこぼれたり、缶胴1に傷や凹みを生じたりする
虞れがあった。特に小径の缶に型換えしたときや、缶胴
の真円度が不十分で、両側ガイドをやや広げてある場合
には、缶胴1は角7bと8bの間に深く入り込み、角7
bと8bが近寄って来たときに噛み込まれて凹み傷を生
ずる不具合を起こし易い欠点があった。本発明はシーミ
ングタレット又は対向タレット、或いはこの両方に、外
側に突き出る爪を設けるようにした缶シーマの給缶装置
を提供し、前記従来の課題を解決しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、両側
にガイドをもつ板レール上を、駆動チェンのフィンガに
よって缶を滑らせながらシーミングタレットに供給する
構造の缶シーマにおいて、シーミングタレット又はシー
ミングタレットと向かい合う対向タレット、或いはこの
両者の外周部に、ピッチ円より外側に突き出し、その突
き出す形状を缶胴を突き破らない形状のサイクロイド曲
線で形成する爪を設けてなるもので、これを課題解決の
ための手段とするものである。
【0006】
【作用】本発明では、缶が缶リフタに受け渡される位置
において、シーミングタレットと対向タレットの角部の
間隔が小さくなり、缶胴がフィンガを離れて先に進み得
る距離が短くなるので、缶のふらつきや缶がタレットの
角部に突き当たる衝撃も小さくなり、また両タレットの
角部の間に深く入り込んで噛み込まれることもなくな
る。
【0007】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1は缶シーミングライン全体の斜視図である。さ
て図1において図示省略の充填機で内容物を充填された
缶胴1が、缶供給コンベア3のレール5上を駆動チェン
4に取付けられたフィンガ4aによって押され、ガイド
6とチェン側ガイド13とで両側を案内されつつ、前記
コンベア3と同期して動いている缶シーマの缶リフタ1
2の上に乗せられ、シーミングタレット7の凹部7aに
入る。このときシーミングタレット7と対称の位置に置
かれ、同タレット7と同期して逆方向に回転する対向タ
レット8の凹部8aとシーミングタレットの凹部7aと
が図1のF−F線上で缶胴1を両側から挟んでシーミン
グの動作のために正しい位置にセンタリングし、同時に
図示省略の缶蓋供給装置によって缶蓋2が缶胴1に被せ
られる。この後図示省略のシーミングロールによって缶
蓋2が缶胴1に巻締めされた後、缶は排出タレット9を
経て缶排出コンベア14に移動し次工程に送られる。な
お、ここまでの説明は従来の缶シーミングラインと殆ど
同じであるので、同じ作用をする装置、部品について
は、前記従来の図7及び図8の符号と同一の符号を用い
ている。
【0008】図2は缶胴1が缶供給コンベア3からシー
ミングタレット7に受け渡される部分の第1実施例の平
面図であり、シーミングタレット7の角7b部(図8)
の外周側に、缶胴を突き破らない様に缶の進行を防げな
い形状のサイクロイド曲線をなす部分15aを有する爪
15が設けられている。即ち、この爪15はピッチ円よ
り外側に突き出しており、その突き出す部分15aの形
状はサイクロイド曲線となっている。なお、実際はタレ
ットの凹部円中心のピッチサークルから描かれたサイク
ロイド曲線上を、凹部の半径を持った円の中心が通った
ときの円周の包絡線であるが、便宜上これをサイクロイ
ド曲線と称することにする。爪15は図ではタレットと
同心の円弧で進行方向の凹部までを巾としてあるが、巾
は任意でもよい。また缶胴1はフィンガ4aで押されて
移動している正しい位置を、缶胴1′(2点鎖線)は従
来のシーミングタレットの場合でフィンガ4aを離れて
前進し、シーミングタレット7の角7b(図8)に当接
した位置を、缶胴1″(1点鎖線)は本発明のシーミン
グタレットの場合でシーミングタレット7の爪15に当
接した位置を示している。なお、同爪15は対向タレッ
ト8に設けてもよく、この場合は図2と対称となる。図
3はシーミングタレットの角7b部(図8)と対向タレ
ットの角8b部(図8)の両方に爪15(本図では巾を
小さくしてある)を設けた場合を示しており、チェン側
ガイド13がない場合に効果がある。なお、前記爪15
は部品としてタレットに取付けてもよいし、タレットと
一体に作ってもよい。
【0009】図4〜図6は爪15部のシーミングタレッ
ト7と対向タレット8に対する関係位置を示す縦断面図
で、図4は図2のG〜G断面であり、爪15をシーミン
グタレット7の下側に取付けた場合を示し、図5はシー
ミングタレット7の厚みの中に収めた場合を示し、図6
は図3のG′〜G′断面であり、爪15をシーミングタ
レット7と対向タレット8の両方に設けた場合の実施例
を示す。しかし何れの場合も、爪15と相手側のタレッ
トとが干渉しないように、相手側のタレットに逃げスペ
ースを設けておく必要がある。ついでながら排出タレッ
トにおいても同様に逃げスペースが必要となる。さて図
2及び図3に示すように本発明のシーミングタレット7
及び対向タレット8を用いた場合は、缶胴1が缶リフタ
12によって進行方向に加速されても、フィンガ4aを
離れて移動できる距離は短く制限されているので、缶胴
1の姿勢の傾き、即ちふらつきは小さくなり、シーミン
グタレット7や対向タレット8と突き当たるときの衝撃
は少なくなり、またシーミングタレット7と対向タレッ
ト8の間に噛み込まれることもなくなる。
【0010】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明では、缶
がフィンガより離れて先行する距離が短く規制されるの
で、缶のふらつきや、タレットの角に当たる衝撃で液こ
ぼれが生じたり、缶に傷がつくことがない。また缶がシ
ーミングタレットと対向タレットの間に深く入り込むこ
とがないので、両者に噛み込まれることがなく、缶に凹
み傷を作ることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る缶シーミングラインの斜
視図である。
【図2】本発明の第1実施例における缶受け渡し部の平
面図である。
【図3】本発明の第2実施例における缶受け渡し部の平
面図である。
【図4】図2のG〜G断面図である。
【図5】図4と異なる実施例の縦断面図である。
【図6】図3のG′〜G′断面図である。
【図7】従来の缶シーミングラインの斜視図である。
【図8】図7における缶受け渡し部の平面図である。
【符号の説明】
1 缶胴 2 缶蓋 3 缶供給コンベア 4 フィンガ付駆動チェン 4a フィンガ 5 滑り板レール 6 ガイド 7 シーミングタレット 8 対向タレット 13 チェン付ガイド 15 爪

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側にガイドをもつ板レール上を、駆動
    チェンのフィンガによって缶を滑らせながらシーミング
    タレットに供給する構造の缶シーマにおいて、シーミン
    グタレット又はシーミングタレットと向かい合う対向タ
    レット、或いはこの両者の外周部に、ピッチ円より外側
    に突き出し、その突き出す形状を缶胴を突き破らない形
    状のサイクロイド曲線で形成する爪を設けたことを特徴
    とする缶シーマの給缶装置。
JP2075492A 1991-10-30 1992-01-10 缶シーマの給缶装置 Pending JPH0672544A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2075492A JPH0672544A (ja) 1992-01-10 1992-01-10 缶シーマの給缶装置
CH03359/92A CH687248A5 (de) 1991-10-30 1992-10-27 Dosenzufuehreinrichtung fuer eine Dosenverschliessmaschine.
US07/968,572 US5341620A (en) 1991-10-30 1992-10-29 Can feeding apparatus for a can seamer
DE4236784A DE4236784C2 (de) 1991-10-30 1992-10-30 Dosenzuführeinrichtung für eine Dosenverschließmaschine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2075492A JPH0672544A (ja) 1992-01-10 1992-01-10 缶シーマの給缶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0672544A true JPH0672544A (ja) 1994-03-15

Family

ID=12035982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2075492A Pending JPH0672544A (ja) 1991-10-30 1992-01-10 缶シーマの給缶装置

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JP (1) JPH0672544A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109482769A (zh) * 2018-12-06 2019-03-19 江苏奥瑞金包装有限公司 一种罐体生产线
WO2021235013A1 (ja) * 2020-05-22 2021-11-25 東洋製罐グループエンジニアリング株式会社 ピッチ測定機構
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000321