JP2831188B2 - 缶シーマの給缶装置 - Google Patents

缶シーマの給缶装置

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JP2831188B2 JP3334600A JP33460091A JP2831188B2 JP 2831188 B2 JP2831188 B2 JP 2831188B2 JP 3334600 A JP3334600 A JP 3334600A JP 33460091 A JP33460091 A JP 33460091A JP 2831188 B2 JP2831188 B2 JP 2831188B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、缶詰生産ラインにおい
て、缶フィラーより缶シーマに供給される缶のコンベア
上の缶の走行安定機構に適用して有効な缶シーマの給缶
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来一般的に缶詰生産ラインにおいて通
常採用されている缶シーマ回りのレイアウト、即ち缶シ
ーマ上流の缶供給コンベア3から缶がシーマのシーミン
グターレット7に送られ、同シーミングターレット7か
ら排出ターレット9により次工程に送られる各機器の配
置を図4に示している。図4において、図示省略の充填
機で内容物を充填された缶胴1は、缶供給コンベア3で
矢印Aの方向に搬送されてシーミングターレット7に送
り込まれる。缶供給コンベア3はフィンガ付ローラチエ
ン4によって、缶胴1をレール5の上をガイド6に沿っ
て滑らせながら一定ピッチで押し運ぶ機能を持ってい
る。シーミングターレット7の外周部には、缶胴1に合
う半円形の凹部7aが多数設けられており、缶胴1はこ
の凹部7aに嵌められる。また凹部7aと同じ形状の凹
部8aを外周部に持つ対向ターレット8が、シーミング
ターレット7に接して設けられており、、同両ターレッ
トの中心を結ぶ直線F−F上で凹部7aと凹部8aが缶
胴1を正しい位置に保持するようになっている。シーミ
ングターレット7に入った缶胴1と缶蓋2は、図示省略
のシーミングローラによって巻締めされると共に、排出
ターレット9を経て缶シーマ外に送り出される。なお、
前記の充填機、シーミングターレット7、対向ターレッ
ト8、排出ターレット9及び缶供給コンベア3は同期し
て運転されるようになっており、また相対的な位置、即
ち位相も一定に調整されるていることは勿論である。ま
た10は前記フィンガ付ローラチエン4の駆動スプロケ
ット、13はシーミングターレット7等と同期して駆動
スプロケット10を駆動するギアボックスである。
【0003】次に缶胴1が缶供給コンベア3からシーミ
ングターレット7に受け渡される時の周辺部品の動作
と、缶胴1への作用を説明すると、図5に示したように
缶コンベア3のレール5は斜めに大きな円弧で切られ、
その切断された空間にシーミングターレット7の構成部
品である缶リフタ18が回り込んで進入してくる。この
缶リフタ18の上面は前記コンベア3の下側のレール5
の上面と同一面となっており、缶リフタ18は矢印Cで
示したようにそれ自体反時計回りに高速回転している。
また缶胴1はコンベア3の駆動チエン4のフィンガ4a
により押されて側面と下側をガイドされながら直進し、
回り込んでくるシーミングターレット7に属する缶リフ
タ18に乗り移りながら、シーミングターレット7の凹
部7aと対向ターレット8の凹部8aとで形成される円
形空間に嵌入し、図示しないシーミングヘッドに対して
センタリングされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】充填液を満たした缶胴
1が、缶供給コンベア3の駆動チエンのフィンガ4aに
より押されてシーミングターレットの凹部7aに嵌入す
る過程において、同缶胴1がコンベアの下側のレール5
から、反時計回り方向に高速回転している缶リフタ18
に乗り移ろうとする時には、缶の底に急激に反時計回り
の回転摩擦力が付加されるため、缶は一瞬図5の矢印D
で示す進行方向に加速されて駆動チエンのフィンガ4a
から離れて前進する(2点鎖線で示した缶1′で缶が進
んだ状態を示す。)缶胴1が両ターレットの凹部に嵌入
するタイミングは、缶胴1が駆動チエンのフィンガ4a
に接したまま押されて前進した場合に合わせて調整され
ているので、前記のように缶胴1がフィンガ4aを離れ
て早く進んだ時には、缶胴1はシーミングターレット7
及び対向ターレット8の外周と凹部で形成されている角
7b,8bに突き当たり、缶胴1がふらついて充填液が
こぼれたり、缶胴1に傷や凹みを生じたりする虞れがあ
った。特に小径の缶に型換えしたときや、缶胴の真円度
が不十分で両側ガイドをやや広げてある場合に不具合を
起こし易かった。本発明は前記従来の問題を解決するた
めに提案されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、磁性
材製の缶を、フィンガ付き駆動チエンのフィンガによっ
てレール上を滑らせながら缶シーマへ供給する機構の缶
コンベアを有し、同缶コンベアから缶が送られて缶シー
マの缶リフタに受け渡される位置において、缶シーマ側
の側面缶ガイドに板状の磁石を、同缶ガイドのガイド面
と同一面となるように取付けてなるもので、これを課題
解決のための手段とするものである。また本発明は、
求項1に記載の缶シーマの給缶装置において、フィンガ
付き駆動チエンのフィンガによってレール上を滑らせな
がら缶シーマへ缶を供給する缶コンベアを有し、同缶コ
ンベアから缶が送られて缶シーマの缶リフタに受け渡さ
れる位置において、駆動チエン側の缶ガイドに走行する
缶の胴を走行方向と直角水平に押すようにブラシを取付
けてなるもので、これを課題解決のための手段とするも
のである。
【0006】
【作用】請求項1の発明では、缶胴が磁性材で作られて
いるので、缶がレールから缶リフタに受け渡される場所
を通過する時、缶底に進行方向の加速力を加えられて
も、缶ガイドに取付けられた磁石により缶にブレーキが
かけれらるので、缶が駆動チエンのフィンガから離れる
事態を避けられる。また請求項2の発明では、缶胴の真
円度が不十分で、缶ガイドの幅がやや広く設定されてい
て、缶胴がガイドから離れて前記の磁石のブレーキの効
果が薄れる虞れのあるとき、或いは非磁性缶の場合は、
磁石と反対側に取付けたブラシによって缶胴を磁石側に
押し付け、缶胴に対する磁石の動きを確実にしたり、或
いはブラシによるブレーキ力が缶胴に作用するようにす
る。
【0007】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1〜図3は本発明の実施例を示す。図1は缶シー
ミングライン全体の斜視図を示し、図4の従来装置と同
一部分には同一の符号を用いて説明することにする。さ
て図示されていない充填機において液を充填済み缶胴1
が缶供給コンベア3のレール5上を駆動チエン4に取付
けられたフィンガ4aによって押され、ガイド6とチエ
ン側ガイド15とで両側を案内されつつ、前記コンベア
3と同期して動いている缶シーマの缶リフタ18の上に
乗せられ、シーミングターレット7の凹部7aに入る。
この時シーミングターレット7と対称の位置に置かれ同
ターレット7と同期して逆方向に回転する対向ターレッ
ト8の凹部8aとシーミングターレットの凹部7aと
が、図1のF−F線上で缶胴1を両側から挟んでシーミ
ングの動作のための正しい位置にセンタリングし、同時
に図示していないシーミングロールによって缶蓋2が缶
胴1に巻締めされた後、缶は排出ターレット9を経て缶
排出コンベア14に移動し次工程に送られる。ここまで
の構成、作用は従来の缶シーミングラインと殆ど同じで
ある。
【0008】図2に本発明を、缶胴1が缶供給コンベア
3からシーミングターレット7に受け渡される部分に適
用した第1実施例を示す。16は磁石で缶のガイド6に
取付けられ、缶リフタ18がレール5の延長面にはいっ
てくる位置から缶胴1がターレットの凹部に半ば入るま
での間、缶胴1に磁力が作用するような位置に配置され
る。図2のEは缶胴1にブレーキが効いている点を示
し、このブレーキ力が缶リフタ18の回転による進行方
向の缶底の摩擦力を打ち消し、缶胴1が加速されてフィ
ンガ4aから離れ、ふらつきによる液こぼれや、缶胴1
がターレットの角に当たって傷つくのを防ぐ働きをす
る。図3は図2の第1実施例における缶ガイド6に取付
けられた磁石16に付加して、駆動チエン側のガイド1
5にブラシ17を毛先を缶走路に向けて取付けた第2実
施例を示す。缶胴の真円度にバラツキのある缶をやむを
得ず使用するときには、缶胴1が通る幅を少し広げる必
要があり、このとき缶胴1が回転している缶リフトの上
面に引かれて、磁石16の磁力の効かない距離に離れる
可能性があるが、磁石16と向かい側のガイド15に設
けたブラシ17が缶胴1を押すように作用すれば、缶胴
1は磁石16に接し確実に缶に対するブレーキとなる。
なお、図3において非磁性材製のアルミ缶の場合には、
磁石には吸着されないので磁石によるブレーキ力は作用
しないが、缶胴はブラシ17により対向面に押し付けら
れ、この押付力とブラシによる摩擦力によって缶胴にブ
レーキ力が作用する。
【0009】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明は、缶シ
ーマ側の側面缶ガイドに磁石を、また走行する缶の胴を
走行方向と直角水平に押すようにブラシを取付け、缶の
搬送振れを磁性力で規制し、また回転体への乗り移りで
磁性力の効果が薄れる虞れに対し、ブラシにより押し付
け規制させるので、回転体への乗り移り部で容器を安定
搬送させることができる。即ち、缶供給コンベアの下側
レールからシーミングターレットの缶リフタへ缶が乗り
移る場所において、缶は駆動チエンのフィンガに接した
まま、またシーマ側の側面ガイドに接したまま、即ち、
決められた条件に拘束された状態で送られるので、缶が
シーミングターレット、対向ターレットの凹部に入るタ
イミングが確実に合い、缶のふらつきは無くなり、充填
液のこぼれも生じない。また缶サイズの型換えをして小
径の缶を缶シーミングラインに流す場合にも缶胴がター
レットの角に当たって傷つくことも無く、真円度が不十
分な缶をやむを得ずラインに流す場合で、缶ガイドをや
や広げてあっても確実に缶を拘束して送り、ターレット
へ入るタイミングを外す虞れは無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る缶シーミングラインの斜
視図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る缶受渡し部の平面図
である。
【図3】本発明の第2実施例に係る缶受渡し部の平面図
である。
【図4】従来技術の缶シーミングラインの斜視図であ
る。
【図5】従来技術の缶受渡し部の平面図である。
【符号の説明】
1 缶(缶胴) 3 缶供給コンベア 4 フィンガ付駆動チエン 4a フィンガ 5 レール 6 ガイド 15 駆動チエン側ガイド 16 磁石 17 ブラシ 18 缶リフタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 21/20 B65G 47/84 B21D 51/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性材製の缶を、フィンガ付き駆動チエ
    ンのフィンガによってレール上を滑らせながら缶シーマ
    へ供給する機構の缶コンベアを有し、同缶コンベアから
    缶が送られて缶シーマの缶リフタに受け渡される位置に
    おいて、缶シーマ側の側面缶ガイドに板状の磁石を、同
    缶ガイドのガイド面と同一面となるように取付けたこと
    を特徴とする缶シーマの給缶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の缶シーマの給缶装置に
    おいて、フィンガ付き駆動チエンのフィンガによってレ
    ール上を滑らせながら缶シーマへ缶を供給する缶コンベ
    アを有し、同缶コンベアから缶が送られて缶シーマの缶
    リフタに受け渡される位置において、駆動チエン側の缶
    ガイドに走行する缶の胴を走行方向と直角水平に押すよ
    うにブラシを取付けたことを特徴とする缶シーマの給缶
    装置。
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CN109482768B (zh) * 2018-12-06 2023-10-03 江苏奥瑞金包装有限公司 一种罐体生产线及其翻边封口装置
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