JPH0672333A - 計画修正方法 - Google Patents

計画修正方法

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JPH0672333A
JPH0672333A JP23092992A JP23092992A JPH0672333A JP H0672333 A JPH0672333 A JP H0672333A JP 23092992 A JP23092992 A JP 23092992A JP 23092992 A JP23092992 A JP 23092992A JP H0672333 A JPH0672333 A JP H0672333A
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▲清▼美 岸
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賢一 石井
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英児 西島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 指令員の判断を支援する情報を豊富に提供可
能で操作性の良い計画修正システムを提供する。 【構成】 列車の運転計画や運行実績、運行予想などを
表示する監視表示部121、列車の運行予測結果を表示
する予測表示部122、予測内容のチェック結果を表示
するマーク表示部123や回復計画の提案内容を表示す
る提案表示部124などから構成される表示部12など
を含む中央処理装置1と、表示モード42、提案モード
43、一括提案モード44、予測戦略記憶エリア41な
どを含む記憶装置2と、画面を表示する表示装置3とデ
ータを入力するためのマウス4から構成される。 【効果】 指令員に運行状況や運行予測内容のチェック
結果や回復計画の提案などの情報を豊富に提供できるた
めに、操作性が良くなるという効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、列車、バス、航空機ダ
イヤなど、計画立案システムにおける計画修正方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】
第1回鉄道電気技術研究発表会III−1(1991)「 帰納学習手法の運転整理エキスパートシステムへの適
用」において、列車の回復計画(運転整理)を作成する
場合に、列車の運転状況から列車の走行を予測し、不具
合を検出し、不具合内容を解消可能な運転整理案を自動
的に作成後、表示を行なうシステムが公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記システムにおいて
は、運転整理案を作成後に、作成した整理案の表示を行
なう。しかしながら、運転整理を行う場合においては、
不具合を解消するための運転整理案は複数考えられる場
合が殆どであるため、複数の運転整理案の評価選択に時
間がかかる。しかも、不具合が複数存在する場合には、
不具合同志が相互に関係をもつ場合が多いため、全体を
考慮した運転整理案を自動的に作成するのは難しい。さ
らに、運転整理の実行は実際の鉄道の運行計画の変更を
意味するために、その操作には安全性の確認、および社
会的影響を考慮する必要がある。従って、指令員に対す
る情報提供および指令員の判断の入力が容易であること
が必要不可欠である。
【0004】本発明の目的は、指令員の判断を容易とす
るための情報を豊富に提供可能でかつ、操作性の良い計
画修正方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、運行状況を
表示する処理と、運行状況を予測する処理と、予測結果
をチェックする処理と、チェック結果を表示する処理
と、回復計画を提案する処理を設け、運行状況を表示す
る場合には、指令員の要求により運行計画、運行実績、
運行予想を重ね合わせて表示したり別々に表示したりす
る表示モードを選択可能で、運行状況を予測する場合に
おいては、複数の予測戦略の中から指令員が状況に適し
た予測戦略を選択可能で、予測のチェック結果を支障マ
ークや自動提案マークとして表示し、表示された支障マ
ークや自動提案マークをマウスでピックすることにより
マークの内容説明や回復計画の提案を行なうことにより
達成される。
【0006】
【作用】計画修正システムでは、指令員の要求に合わせ
て、運行計画、運行実績、運行予想の表示が可能なた
め、参照したい時に、表示し、不要な時には消すことが
可能である。従って、指令員の判断や操作を助けるため
の情報提供が可能となる。また、状況に適した予測戦略
を選択可能であるため、予測時の自動提案レベルなども
指令員の好みや遅延状況の複雑さや路線の複雑さに合わ
せたものが選択でき、操作性が良い。しかも、支障マー
クや自動提案マークを表示するために、指令員に支障内
容や自動提案内容の情報を提供可能である。さらに、表
示された支障マークを直接マウスでピックすることによ
り、回復計画の提案を要求可能であるため、指令員が支
障内容から必要と考える回復操作(整理操作)を実行す
るために、駅や運行軌跡を毎回指定する必要がなく、操
作性が良い。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を説明する。
【0008】図1は、列車の運行計画が乱れた場合の回
復計画を立案する(運転整理)場合の全体構成図であ
る。
【0009】1は、指令員5がマウス4を用いて指示し
たデータを記憶装置2に書き込んだり、記憶装置2から
データを読み込み表示装置3に表示させたりするための
中央処理装置であり、設備6から通信ケーブル7を介し
て送られる列車の各駅着発時刻などの運転実績を受信
し、実績/予想ダイヤテーブル22に書き込んだり、運
行計画やその変更内容を受信し計画ダイヤテーブル21
や実施ダイヤテーブル23に書き込む運行監視部11
と、表示装置3に画面を表示したりマウス4から入力を
行う表示部12と、予測目的・戦略記憶エリア41から
目的や状況に応じて選択された予測あるいは運転整理の
目的や戦略を状況や目的に対応して選択し、これに沿っ
て、かつ後述の自動レベル(後述)の限界内で、必要な
運転整理操作を予測する予測部15と予測結果をチェッ
クするチェック部13と、提案モード43、一括提案モ
ード44の内容に沿って運転整理案を提案する提案部1
4などを含む。表示部12は列車の各駅着発時刻などの
運行計画(計画ダイヤ)や、運行実績や運行予想(実績
/予想ダイヤ)などを表示モード42の内容により表示
する監視表示部121や、列車の運行予測結果を表示す
る予測表示部122や予測内容のチェック結果を表示す
るマーク表示部123や回復計画(運転整理案)の提案
内容などを表示する提案表示部124を含む。ここで、
運行計画とは、あらかじめ計画され登録されている計画
ダイヤをいい、運行実績とは、実際の列車の走行状況ま
たはシミュレータの作成した列車の走行状況をいい、運
行予想とは、運行実績の各列車の遅延状況から今後の列
車の遅延や遅延の波及状況の予想をいい、運行予測と
は、運転整理案作成時に各列車の遅延状況から今後発生
する問題点やその解決手段(つまり運転整理手段)やそ
の手段の適用結果を予測したものをいう。
【0010】2はデータを記憶するための記憶装置であ
り、計画ダイヤを記憶する計画ダイヤテーブル21、実
績/予想ダイヤを記憶する実績/予想ダイヤテーブル2
2、列車の運行状況の乱れを回復するために実際に実行
する実施ダイヤを記憶するための実施ダイヤテーブル2
3、運転整理案を立案するために必要な判断知識を記憶
する提案判断知識記憶エリア24、運転整理案に不都合
が発生した場合に表示する支障マークの形、色、大きさ
などを記憶する支障マーク登録エリア25、予測部15
が運行予測作成時に運転整理案を自動提案した場合に表
示される自動提案マークの形、色、大きさなどを記憶す
る自動提案マーク登録エリア26、支障マーク表示時の
支障内容を記憶する支障内容保存エリア27、自動提案
マーク表示時の自動提案内容を記憶する自動提案内容保
存エリア28、運転整理案作成時の指令員5の操作およ
び実行した提案内容を記憶するための操作履歴記憶エリ
ア29、運行状況監視画面の表示モードを記憶する表示
モード42、回復計画提案時の提案モードを記憶する提
案モード43、提案モードが一括提案モードの場合の一
括提案モードを記憶する一括提案モード44および運行
状況予測時の予測戦略を記憶する予測戦略記憶エリア4
1、予測ダイヤを記憶する予測ダイヤテーブル45,作
成した運転整理案を一時的に保存する仮ダイヤテーブル
48などを含む。80は、目的をキューイングするため
のキュー(先入れ先出し記憶域)、82は支障や要求と
それに対応して生成される目的との関係を示すテーブル
であり、目的生成表と呼ぶ。
【0011】図2は、運転整理案作成システムの概略処
理フローである。まず、システムがスタートすると、ブ
ロック20010で実績/予想ダイヤテーブル22から
列車の運行実績を読み込み、運行状況監視画面を表示
し、列車の運行状況を監視する。運行状況監視画面の詳
細は図3に示す。ブロック20020で指令員5がマウ
ス4を用いて運行状況監視画面中の「予測」メニューを
選択した場合は、ブロック20030で列車の運行を予
測し、ブロック20040で予測結果の内容をチェック
し、ブロック20050で運行状況予測画面に予測結果
およびチェック結果を表示する。ブロック20040の
内容詳細は図11に、ブロック20050の運行状況予
測面例を図12に示す。次に、ブロック20060で運
転整理案提案処理を行なう。運転整理案提案処理の詳細
は図14に示す。ブロック20070ではブロック20
060で作成した運転整理案の結果についての指令員5
の判断結果(例えば、問題スジ12014とその変更ス
ジ12114が本システムにより表示され、それを比較
した結果)を入力する。指令員が運行状況予測画面中の
「承認」メニューを選択した場合は、ブロック2008
0で、ブロック20060で作成した運転整理案を実施
ダイヤテーブル23に登録し、仮ダイヤテーブル48を
クリヤーし、ブロック20010に戻る。ブロック20
070において、運行状況予測画面中の「破棄」メニュ
ーを選択した場合は、ブロック20060で作成した運
転整理案を登録せずにブロック20010に戻る。ま
た、ブロック20070において、運行状況予測画面中
の「代替案」や、「再実行」、「実行」メニューを選択
した場合は、ブロック20030へ戻る。「再実行」ピ
ック時は現在の戦略や目的を変えずに「代替案」ピック
の場合は他の戦略あるいは目的を選択して運行予測作成
20030以下が行なわれ、承認してない手動修正結果
は失われる。「実行」をピックしたときは予測モード5
0として実行モードを設定し20030に戻り手動修正
結果を残して、自動提案なしの予測を行なう。ここで、
「保存」が選択されたときは、ブロック20092で作
成した運転整理案を仮ダイヤテーブル48に登録して、
ブロック20070に戻る。また、「回復」が選択され
たときは、仮ダイヤテーブル48に運転整理案が登録し
てある時は、ブロック20091で、画面31上にその
運転整理案をマルチ画面で表示してブロック20070
に戻る。ブロック20092での運転整理案の保存は、
登録順にインデックスを付けて保存する。ブロック20
091での呼出しは、自動レベル46で指定された数だ
けインデックスを指定することにより呼び出される。一
方、ブロック20020で運行状況監視画面中の「表示
モード設定」メニューを選択した場合は、ブロック20
100で表示モード設定画面を表示し、ブロック200
10では設定された表示モードに沿って、画面の表示を
行なう。表示モード設定画面の詳細は図4に、ブロック
20100での設定結果に従ってブロック20010で
表示される画面例を図5から図6に示す。ブロック20
020で運行状況監視画面中の「目的・戦略設定」メニ
ューを選択した場合は、ブロック20200で目的・戦
略設定画面を表示し、目的や戦略の設定を行なう。目的
・戦略設定画面の例を図7に示す。目的の分割や実行を
戦略の選択を自動的に行なうための目的戦略ネットを図
8に示す。ブロック20020で運行状況監視画面中の
「マーク設定」メニューが選択された場合は、ブロック
20300でマーク設定画面を表示し、支障マーク登録
エリア27または自動提案マーク登録エリア28に設定
された内容を登録する。マーク設定画面の例は図9に、
支障マーク登録エリア27および自動提案マーク登録エ
リア28の構成は図10に示す。ブロック20020で
運行状況監視画面中の「終了」メニューを選択された場
合はシステムは終了する。
【0012】図3は、列車の運行状況の監視を行なう運
行状況監視画面例であり、31は表示装置3に表示され
る画面の枠を示し、32は指令員5が操作する操作メニ
ューを表示するためのメニュー表示エリアであり、33
は駅名を表示する駅名表示エリア、34はA駅での列車
の使用番線を表示するための番線表示エリアであり、3
5は現在時刻を示すラインであり、36、37は列車の
実際に走行したあるいはシミュレータによる走行模擬出
力による運行軌跡(スジ)であり、このうち、36は遅
延の発生している列車の運行軌跡を示し、37は計画通
りに走行している列車の運行軌跡を示す。また、38は
メニュー表示エリア32に表示されたメニューを指令員
5が選択した場合に、サブメニューが必要な場合にサブ
メニューを表示するためのサブメニュー表示エリアであ
り、サブメニューの大きさは表示される内容により違
う。また、サブメニューが不用な場合は、表示されな
い。サブメニュー表示エリアは、サブメニュー中の「移
動」メニュー39をマウス4でピックしたのち、移動し
たい位置をピックすることにより、移動したい位置に移
動可能である。この時、36のごとく遅延の発生してい
るスジは高輝度で、37のごとく計画通りに走行してい
るスジは低輝度で表示する。また、この運行状況監視画
面は、運行状況が変更される(実績/予想テーブル22
の実績データが運行監視部11により更新される)都
度、その変更内容に合わせて変更表示される。
【0013】図4は、図2におけるブロック20100
で表示される表示モード設定サブメニュー画面例であ
り、図3における運行状況監視画面において、「表示モ
ード設定」メニューを選択された場合に、サブメニュー
表示エリア38に、サブメニューとして表示される。こ
こで、40010,40020,40030は計画ダイ
ヤの表示モードを表示するエリアであり、現在計画ダイ
ヤが表示されていない場合には、40010のエリアに
「丸印」が表示され、40020,40030には「バ
ツ印」が表示される。40110,40120,401
30は予想ダイヤの表示モードを表示するエリアであ
り、現在予想ダイヤが表示されていない場合には、40
110のエリアに「丸印」が表示され、40120,4
0130には「バツ印」が表示される。ここで、表示モ
ードを変更したい場合、たとえば、計画ダイヤを実績ダ
イヤと重ねあわせて表示したい場合には、40020を
マウス4を用いてピックする。すると40020に「丸
印」が表示され、40010には「バツ印」が表示され
る。同様に、他の表示モードを選択した場合にも、マウ
ス4でピックされたエリアに「丸印」、その他のエリア
に「バツ印」が表示される。すなわち、計画ダイヤおよ
び予想ダイヤ各々1種類の表示モードの選択が可能であ
る。表示モードを選択後、「実行」メニュー40210
をピックすると表示モード42の内容が変更され、指定
したモードで運行状況監視画面が表示される。「取消」
メニュー40220をピックした場合は設定は取り消さ
れ、元の表示モードに戻る。
【0014】図5は、図4において、計画ダイヤの重ね
あわせモードが選択された場合の画面例である。すなわ
ち、図3の運行状況監視画面中に、計画ダイヤテーブル
21に記憶する計画スジ51から55を重ねあわせて表
示する。この時、計画スジ51から55は実績スジと区
別するために表示色を実績スジ56から59と変え、細
線で表示する。
【0015】図6(A)は、図4において、予想ダイヤ
重ねあわせモードが選択された場合の画面例であり、図
3の運行状況監視画面中に、実績/予想ダイヤテーブル
22中の予想スジを表示する。図6(A)において太線
で示した61から64が実績スジであり、破線で示した
65から68が予測スジである。予測スジは実績スジと
区別するために表示色を実績スジと変えたり太さを変え
たりする。予想スジの内容は、実績/予想ダイヤテーブ
ル22の実績スジの内容が更新される度に作成し、実績
/予想ダイヤテーブル22に記憶する。従って、図3の
運行状況監視画面が更新される度に予想スジの内容も更
新表示される。
【0016】図6(B)は、図4において、計画ダイヤ
および予想ダイヤ共に別ウィンドウ表示モードを選択さ
れた場合の画面例である。70010は図3の運行状況
監視画面を示し、70020は計画ダイヤテーブル21
の内容を表示する計画ダイヤ画面であり、表示内容は図
5において実績スジ56から59および現在時刻35を
除いた場合と同様である。70030は実績/予想ダイ
ヤテーブル22の予想ダイヤを表示する予想ダイヤ画面
であり、表示内容は図6(A)と同様である。
【0017】図7は、図2におけるブロック20200
で表示される目的・戦略設定サブメニュー画面例であ
り、図3における運行状況監視画面において、「目的・
戦略設定」メニューをピックされた場合にサブメニュー
表示エリア38に表示される。ここで、80000は図
2におけるブロック20030で行なわれる予測目的を
指定するエリアであり、予測目的の最上段の目的(本図
では早期回復)の代替戦略をデフォルトとしてここに表
示する。予測目的をピックすると、その目的(例えば、
乗務員確保)が変色され対応する予測戦略を代替戦略と
して80010に表示する。80020は図2における
ブロック20060で提案を行なう場合のデフォルト提
案モードを設定するエリアであり、80030は図2に
おけるブロック20060で一括提案を行なう場合の一
括提案モードを設定するエリアであり、設定方法は、予
測戦略の設定と同様である。「実行」80041がピッ
クされると本メニューでの修正結果が反映される。「ネ
ット」80042がピックされると予測目的で変色され
ている目的に対応する目的戦略ネットを表示する。「リ
セット」80043がピックされると「目的・戦略設
定」ピック時の表示状態に戻す。「変更」80044が
ピックされると目的や戦略の変更用目的や戦略の(フレ
ームやテーブル)内容が表示され、変更可能となる。設
定された予測目的、設定された予測戦略、デフォルト提
案モード、一括提案モードは、予測目的戦略記憶エリア
41、提案モード43、一括提案モード44に登録され
る。また、「終了」メニュー80040をピックされる
とサブメニューを消去し処理を終了する。
【0018】図8は、80042「ネット」及び180
2「ネット表示」ピック時に表示される目的戦略ネット
の例ある。目的戦略ネットの動作原理・構成等の詳細は
特願昭63−162554「情報処理システム」にあ
る。
【0019】図9は、図2におけるブロック20300
で表示されるマーク設定画面例であり、図3における運
行状況監視画面において、「マーク設定」メニューをピ
ックされた場合にサブメニュー表示エリア38に表示さ
れる。90010は支障マークの種別と形状を表示する
エリアであり、支障種別毎に現在登録されている形、
色、大きさで支障マークが表示される。90020は自
動提案マークの種別と形状を表示するエリアであり、自
動提案種別毎に現在登録されている形、色、大きさで自
動提案マークが表示される。90030は形指定エリア
であり、設定可能なマークの形が表示される。9004
0は色指定エリアであり、設定可能な表示色でマークが
表示される。90050は大きさ指定エリアであり、マ
ークの大きさを指定する。たとえば、出発順序変更の自
動提案マークを変更したい場合以下の手順で行なう。ま
ず、90020の出発順序変更と表示されている部分を
マウス4でピックする。すると、ピックされた部分の種
別、およびマークが反転表示され、色指定エリア900
40に、設定可能な各色で現在登録されているマークの
形(たとえばダイヤ型)が表示される。次に、形を変更
したい場合は、形指定エリア90030中の指定したい
形をピックし、色を変更したい場合は、色指定エリア9
0040中の指定したい色をピックし、大きさを大きく
したい場合は、90050の「大きく」メニューをピッ
クする。ピックすると、各々の指定された内容に、90
020中のマークが変更表示される。設定終了で、「終
了」メニュー90060をピックすると、図3の運行状
況監視画面に戻る。「取消」メニュー90070をピッ
クした場合は、設定内容が取り消され元の内容となる。
【0020】図10は、支障マーク登録エリア25およ
び自動変更マーク登録エリア26の構成を示す図であ
り、登録中の種別数を1010に、各々の種別のN
o.、名称、形コード、色コード、大きさを1020,
1030,1040,1050,1060に記憶する。
【0021】図11は、図2におけるブロック2004
0の予測結果のチェック処理の詳細フローである。ブロ
ック11010で各チェック項目について不都合の有無
を判定し、不都合があった場合に、ブロック11020
で支障内容を支障内容保存エリア27登録し、ブロック
11030へ行く。不都合がない場合には直接ブロック
11030へ行く。ブロック11030では、全てのチ
ェック項目についてのチェックを行なったか否かを判定
し、総べのチェック項目についてのチェックが終了した
場合には、図2のブロック20050へ戻る。
【0022】図12は、図2におけるブロック2005
0で表示される運行状況予測画面例であり、1201
0,12011,11012,12013,1201
4,12015は列車の運行状況予測結果を示す予測ス
ジであり、このうち、太線で示した12010,120
11,12013は遅延が予測されるスジであり高輝度
で表示され、12012,12014,12015は計
画通りの走行が予想されるスジであり低輝度で表示され
る。12020,12021,12022は予測のチェ
ック結果で不都合が発生した位置に表示される支障マー
クである。運行状況予測画面が表示されると、自動的に
デフォルト提案モードになり、デフォルト提案モードが
個別提案であれば、メニュー表示エリア32中の「個別
提案」メニューの表示色が変わる。デフォルト提案モー
ドが一括提案であれば、メニュー表示エリア32中の
「一括提案」メニューの表示色が変わる。また、ブロッ
ク20030の予測戦略が自動提案付きの戦略であった
場合には、支障マークの他に自動提案を行なった位置に
自動提案マークを表示する。
【0023】図13は、支障内容保存エリア27およ
び、自動提案内容保存エリア28の構成を示す図であ
り、13010は保存されているマークの数を、130
20は、各々のマークのデータを記憶する。13020
は、マークの種別13021、マークのx座標、y座標
を記憶する表示位置13022、マークに関係する駅、
列車などを記憶する関連データ13023から構成され
る。
【0024】図14は、図2におけるブロック2006
0の運転整理案提案処理の詳細フローである。まず、ブ
ロック14005で図12に示す運行状況予測画面にお
いてマウス4の入力を行なう。この時、運行状況予測画
面中のメニュー表示エリア32中の「承認」、「破
棄」、「再実行」、「終了」メニューをピックされた場
合は、図2のブロック20070へ戻る。メニュー以外
がピックされた場合は、ブロック14010でピックさ
れた位置からどのマークをピックされたか判定する。こ
の時、該当するマークが存在しない場合は、ブロック1
4005へ戻る。マークがピックされた場合は、ブロッ
ク14020で、マークの内容説明を行なうか提案を行
なうかを判定する。すなわち、ピックされたマークが自
動提案マークの場合は、マークの内容説明を行ない、ピ
ックされたマークが支障マークの場合は、マウス4の右
ボタンでピックされた場合は支障マークの内容説明を、
左ボタンでピックされた場合は提案を行なう。ここで、
マウスのボタンが1つしかない場合には、ボタンを1回
ピックしたか2回ピックしたかで判定可能である。提案
を行なう場合には、ブロック14030で支障マーク内
容記憶エリアまたは自動提案内容記憶エリアからマーク
内容を読み込む。ブロック14040で提案モードを判
定し、提案モードが個別提案モードの場合は、ブロック
14050で提案判断知識24を用いて提案内容を推論
しもっとも重要と思われる整理操作を1つ決定し、ブロ
ック14060でブロック14050で決定した提案内
容をサブメニュー表示エリア38に表示したのち、ブロ
ック14070で提案内容に修正がある場合の修正設定
を行なう。一括提案モードの場合は、ブロック1410
0で提案判断知識24を用いて複数の整理操作を操作シ
ーケンスと共に推論し、ブロック14110でブロック
14100で推論した結果をサブメニュー表示エリア3
8に表示する。ブロック14120で一括提案モードが
ガイド有の場合はブロック14130でガイド画面を表
示し、ブロック14140で提案内容に修正がある場合
は修正設定を行なう。また、ブロック14020で内容
説明と判定された場合には、ブロック14200で支障
マークあるいは自動提案マークの内容説明画面を表示す
る。また、ブロック14005で図12に示した運行状
況予測画面中のメニュー表示エリア32中の「順序変
更」などの手動設定メニューをピックされた場合は、ブ
ロック14300で要求された手動設定操作を行なう。
また、ブロック14005で図12に示した運行状況予
測画面中のメニュー表示エリア32中の「個別提案」ま
たは「一括提案」メニューをピックされた場合は、ピッ
クされた内容に提案モードを変更する。たとえば、「一
括提案」メニューをピックされた場合には、提案モード
が一括提案モードに変更される。また、ブロック140
05で図12に示した運行状況予測画面中のメニュー表
示エリア32中の「操作履歴」メニューをピックされた
場合は、ブロック14500でサブメニュー表示エリア
38に操作履歴を表示する。表示内容は一括提案モード
の場合の提案サブメニューと同様である。また、表示さ
れた操作履歴は、一括提案の場合と同様に修正設定可能
である。
【0025】図15は、提案判断のための提案判断知識
24の内容例である。
【0026】図16は、図14のブロック14060,
14110および14200で表示される提案表示、あ
るいはマークの内容説明表示画面の例である。ここで
は、図12において12020のマークをピックされた
場合の例を示す。スジ12114は、C駅でスジ120
14を待避させる提案による、提案スジである。ここ
で、ダイヤ図表示エリア30は指定されたマークに関連
する部分を拡大表示している。もちろん、記憶装置2の
自動レベル46の設定を変えることにより拡大表示を行
わない様にもできる。関連する部分とは、例えば、支障
の生じた駅の前駅から行先駅まで、および支障の生じた
スジの前後数本のスジの範囲をいう。また、駅名表示エ
リア33はダイヤ図表示エリア30の縦方向の拡大に合
わせて駅の表示間隔を広げて表示する。番線表示エリア
34は横方向の表示間隔のみを拡大して表示する。この
時、ピックされたマークおよび関連する駅、スジなどを
高輝度または変色表示する。また、サブメニュー表示エ
リア38に提案内容あるいは説明内容を表示する。メニ
ュー表示エリア32中の「ズーム」「リズーム」メニュ
ーをピックすることにより、画面の拡大、縮小が可能で
ある。拡大方法はマークピック時と同様、ピックされた
位置を中心にダイヤ図表示エリア30の拡大を行ない、
番線表示エリア34は横方向、駅名表示エリア33は縦
方向に拡大する。縮小の場合は拡大と逆である。
【0027】図17は、列車の出発順序変更を提案する
場合の個別提案のサブメニューの一例であり、サブメニ
ュー表示エリア38に表示する。17100は提案内容
表示エリアであり、ここではは列車A001とB003
をC駅で順序変更することを提案する場合の例を示す。
17100中のアンダーラインを付した17110,1
7120,17130は変更設定可能なエリアであり、
色反転して表示される。変更設定可能なエリアおよびデ
ータは提案する操作の内容により変更される。1711
0,17120,17130の内容を変更したい場合
は、たとえば17110を変更する場合、マウス4で1
7110のエリアをピックした後、駅名表示エリア33
中の変更したい駅をピックすることにより行なう。17
200はメニュー表示エリアであり、「実行」をピック
されると提案内容の操作が実行され実行結果がダイヤ表
示エリア30および番線表示エリア34に反映される。
「終了」をピックされると提案処理は終了し、サブメニ
ューは消去される。「代案」をピックされると提案中の
内容と違った提案が提案内容表示エリア17100に表
示される。すなわち、提案内容を「実行」せずに「終
了」をピックすれば提案内容は取り消される。
【0028】図18は、支障マークの内容説明のサブメ
ニュー表示例であり、サブメニュー表示エリア38に表
示する。「目的戦略表示」18010がピックされる
と、支障解消の目的とその解消戦略を表示する。「ネッ
ト表示」18020がピックされると対応する目的戦略
ネットを表示する。「自動レベル変更」18030がピ
ックされると自動レベル46が変更できる。「終了」メ
ニューをピックするとサブメニューを消去し、処理を終
了する。
【0029】図19は、自動提案マークの内容説明のサ
ブメニュー表示例であり、サブメニュー表示エリア38
に表示する。「目的戦略表示」18010がピックされ
ると、提案内容の目的と戦略を表示する。「ネット表
示」18020がピックされると対応する目的戦略ネッ
トを表示する。「自動レベル変更」18030がピック
されると自動レベル46が変更できる。「終了」メニュ
ーをピックするとサブメニューを消去し、処理を終了す
る。
【0030】図20は、一括提案の場合のサブメニュー
表示例であり、サブメニュー表示エリア38に表示す
る。20010は操作シーケンスを表示するシーケンス
表示エリアであり、20020は操作内容を表示する提
案操作表示エリアであり、20030はメニュー表示エ
リアである。「実行」「終了」「代案」メニューの内容
は図17の個別提案の場合と同様である。「削除」メニ
ューは提案内容の一部を削除したい場合に用い、「削
除」メニューピック後削除したい操作のシーケンス表示
エリア20010をピックすると、指定した操作メニュ
ーが削除される。「追加」メニューは提案内容に操作を
追加する場合に用いられ、「追加」メニューピック後に
挿入したい位置のシーケンス表示エリア20010をピ
ックすることにより、指定した位置に操作が追加され
る。操作内容の指定は、メニュー表示エリア32中の手
動設定メニューを用いて指定する。提案内容を修正した
い場合は、修正したい操作のシーケンス表示エリア20
010をピックしたのち、個別提案モードにおける修正
操作と同様な操作を行なう。
【0031】図21は、一括提案(ガイドモード)の場
合の画面例である。21100は提案内容スジ表示エリ
アであり、サブメニュー表示エリア38に表示されてい
る提案内容をグラフィック表示する。21100の表示
内容はサブメニュー表示エリア38に表示されている提
案内容が変更されると、自動的に変更内容に合わせて変
更される。
【0032】次に、運転整理案立案時の操作を図2の流
れに沿って説明する。まず、通常はブロック20010
において列車の運行状況を監視するが、運行状況に乱れ
が生じた場合に指令員5がマウス4を用いて図3に示す
運行状況監視画面中の「予測」メニューをピックする。
乱れが生じたときシステムが自動的に警告することも可
能である。すると、ブロック20030,20040で
運行予測を作成し、作成内容のチェックを行ない、ブロ
ック20050で運行状況予測画面を支障マークおよび
自動提案マークとともに表示する。ブロック20060
で指令員5は表示された運行状況予測画面中の支障マー
クをマウス4でピックすることにより提案される運転整
理案を修正したりしながら、状況に合った運転整理案を
作成し、作成結果を登録したい場合にはブロック200
70で運行状況予測画面中の「承認」メニューをピック
することにより、ブロック20080で作成内容が登録
され運転整理(ダイヤ変更)が実施され、ブロック20
010に戻り、運行状況監視画面が表示される。ブロッ
ク20060での作成結果を破棄したい場合には「破
棄」メニューをピックすることにより、運転整理は実施
されず、ブロック20010に戻り、運行状況監視画面
が表示される。再度運転整理案を始めから作成し直す場
合には「再実行」メニューをピックする。また、運行状
況監視画面の表示モードを変更したい場合はブロック2
0020で「表示モード設定」メニューを選択すること
により、ブロック20100で表示モードの変更が可能
である。ブロック20030での運行状況予測時の目的
や戦略を変更したい場合には、ブロック20020で
「目的・戦略設定」メニューを選択する。支障マークや
自動提案マークの形、色、大きさを変更したい場合には
「マーク設定」メニューを選択する。
【0033】本実施例によれば、状況に適した運転整理
案を作成可能な操作性の良い列車運転整理システムの提
供が可能である。
【0034】以下、本発明を列車運転整理システムに適
用した場合の第2の実施例を説明する。
【0035】システムの全体構成は実施例1と同様であ
り、その内容は図1に示す。
【0036】図22は、運転整理システムの概略処理フ
ローである。まず、システムがスタートすると、ブロッ
ク2205で実績/予想ダイヤテーブル22に記憶され
ている運転実績や計画ダイヤテーブル21に記憶されて
いる運転計画から予測ダイヤを作成し、表示装置3に表
示する。作成した予測ダイヤは予測ダイヤテーブル45
に記憶する。ブロック2215では予測ダイヤ作成時に
自動的に計画ダイヤの変更を提案している場合(つまり
予測ダイヤが着発遅れ以外の点で計画ダイヤと異なって
いる場合)に自動変更を提案している位置に提案マーク
を表示する。つぎに、ブロック2220で予測ダイヤの
内容をチェックし、支障(例えば、番線競合等)がある
場合には支障の生じている位置に支障マークを表示す
る。予測ダイヤおよび提案マークおよび支障マークの表
示画面例(何を支障とするかは戦略によって異なる)を
図28に示す。ブロック2225で支障マークの表示の
有無を判定し、支障マークが存在しない場合、または、
運転整理案作成を行なっていない初回作成の予測ダイヤ
の場合には表示中の予測ダイヤを運転整理案とみなし、
ブロック2230で運転整理案の総合評価指標を表示す
る。総合評価指標の表示例を図27に示す。つぎに、ブ
ロック2235で指令員5のマウス4による選択結果を
入力する。画面中の提案マークをピックされた場合には
ブロック2240で提案内容の表示を行なう。提案内容
の表示画面例を図41、図42(提案内容表示画面は指
令員による手動提案時のサブメニューに自動的に値を設
定したものである。)に示す。ブロック2235で「支
障マーク」をピックされた場合にはブロック2245で
支障内容を解消するための限定自動提案処理(以下で
は、限定自動修正処理とも呼ぶ)を行なう。限定自動修
正処理の詳細は図23に示す。ブロック2235で「提
案歴表示」がピックされた場合はブロック2250で未
承認提案内容表示処理を行なう。未承認提案内容表示処
理の詳細は図24に示す。ブロック2235で「承認」
メニューをピックされた場合には、ブロック2255で
これまでの限定自動修正内容や自動提案内容を実行した
結果の予測ダイヤテーブル45の内容を実施ダイヤテー
ブル23にコピーし、ブロック2260で限定自動修正
内容や自動提案内容を記憶した操作履歴テーブル29を
クリアする。ブロック2235で「不承認」メニューが
ピックされたときは、ブロック2260で限定自動修正
内容や自動提案内容を記憶した操作履歴テーブル29を
クリアする。ブロック2235で「レベル変更」メニュ
ーをピックされた場合は、ブロック2265で自動レベ
ル46およびチェックレベル47の変更値を入力し、ブ
ロック2270で入力した値を設定、登録する。自動レ
ベル46およびチェックレベル47の変更値を入力方法
は図45に示す。ブロック2235で「終了」メニュー
をピックされた場合は、システムを終了する。
【0037】図23は、限定自動修正処理2245の流
れ図である。ブロック2305ではピックされた支障マ
ークの示す支障内容を回復するための整理案を推論す
る。これは、提案判断知識記憶エリア24の知識を用い
て提案部14にて推論される。例えば、図54の様にピ
ックされた支障マークに対応する目的が要求や支障と目
的の対応を記憶する目的生成表82を用いて生成され目
的キュー80に入れられる(ブロック2370)。ブロ
ック2372で目的キューから目的が取り出され、取り
出された目的に対し、目的戦略ネット(図8)によりこ
の目的に適用可能な戦略が取り出される(ブロック23
74)。この戦略が実行型なら目的が直接実行され整理
案が提案される(ブロック2378)。この戦略が分割
型なら下位目的が生成され、目的キュー80に入れられ
(ブロック2376)、ブロック2372に戻る。ここ
で、これらの下位目的が取り出され、これに適用可能な
戦略が選択される。実行型の戦略が選択されるまで下位
目的への分割が繰り返され、目的が達成(実行)容易な
ように単純化される(図8)。この場合も、最終的に実
行型の戦略により、目的が直接実行され整理案が提案さ
れる(ブロック2378)。ブロック2310で推論結
果を提案メニューとして表示装置3の画面210の提案
メニューエリア601にサブメニューとして表示し、ま
た、提案内容のスジを変色表示する。図54Aは、ブロ
ック2305の整理案推論の流れ図を示す。図55B
は、要求や支障と目的の対応を記憶する目的生成表82
の詳細図である。821は支障名や要求名(id)を記
憶するエリア、822は、生成される目的を記憶する生
成目的記憶エリアである。提案メニューの表示例を図3
1,34,35,39に示す。次に、指令員5によるマ
ウスからの指示をブロック2315で入力する。サブメ
ニューによる提案内容をピックされた場合は、ブロック
2320では指定された提案内容の修正を行ない、ブロ
ック2325では修正案をGDにスジ表示する。図31
を例にすると、「出入庫駅」715がピックされると出
庫駅データ715が変更可能状態になり、図28の駅名
「e3」駅213をピックすると図35、図36に示す
ようにサブメニューの出庫駅に駅名e3駅を表示し、図
30に示したスジ507の出入庫駅をe3として変更表
示する。また、提案メニューの「実行」721がピック
されるとブロック2330で提案内容を操作履歴記憶エ
リア(操作履歴テーブル)29に格納して処理を終了す
る。また、提案メニューの「代案」723が入力される
とブロック2340で代案の提案及び表示処理を行な
う。代案表示例を図33,34に示す。また、提案メニ
ューの「戻し」725が入力されると、ブロック235
0において、図26に示すように操作履歴テーブル29
の内容が2615の状態である場合に、操作履歴テーブ
ル29に最新の「実行」入力により登録された変更案n
+1が消去され、操作履歴テーブルは2610の状態に
戻り、現提案の実行前の状態の予測ダイヤになり、表示
される。限定自動修正の「戻し」では下記は無いが、提
案マークや「提案歴表示」ピック時の処理において、
「戻し」725が入力されたときブロック2345にお
いて操作歴データを全て表示し、ユーザ5がマウス4な
どで指定した操作まで戻すことも可能である。これは自
動レベル5810で戻し自動レベル(デフォルトは設
定)を解除することにより可能である。もちろんこの時
でも自動レベル5810において、例えば後操作削除自
動レベル(デフォルトは設定)が解除されている場合、
該当する提案のみが操作履歴より削除され、前後の提案
はそのまま保存される。また、提案メニューの「終了」
726が入力されると提案(変更案)作成は終了する。
【0038】図24は、図22のブロック2235で提
案歴表示が入力されたときのブロック2250での未承
認提案内容表示フローである。まずブロック2410で
操作履歴テーブル29の内容を表示する。表示例を図4
4に示す。次に、ブロック2415で指令員5のマウス
4による指示を入力する。図44で「スクロール」57
51メニューをピックされた場合には、操作履歴が複数
ページ分存在する場合には、前ページおよび後ぺージの
操作履歴を表示する。1行づつのスクロールも可能とす
る。「前進/後退」をピックされた場合は、ブロック2
440で指令員の前進または後退したい位置の指示を入
力する。入力方法は画面上の前進または後退したい操作
(の表示されている短形エリア)をピックすることによ
り行なわれる。すると、ブロック2445で現在の操作
履歴を記憶する操作履歴ポインタ5710が指定された
位置まで前進または後退し、移動した位置にポインタ5
710が表示される(必要ならポインタスクロール自動
レベルの設定によりポインタが画面の中心に来るように
自動スクロールすることも可能)。ここで、ポインタが
最新の操作履歴の位置にある場合にはこれ以上の前進は
行なわない。次に、ブロック2480では、指示された
ポインタまで操作履歴の内容に沿って運転整理操作が実
行された場合の予測画面が表示される。また、ブロック
2415で「修正」が入力されたときは、ブロック24
60で修正を行なう提案操作の位置を入力する。入力方
法はブロック2440と同様である。次のブロック24
65ではブロック2460で指定された提案操作に対す
る修正メニューを表示し、ブロック2470で指令員5
によるデータの修正を行なった後、ブロック2480で
修正された操作履歴の内容を実行した場合の予測画面を
表示する。修正メニューの内容および修正操作の方法
は、限定自動修正処理と同様である。ブロック2415
で「保留」が入力された場合はブロック2475で現在
の操作列を一時的に記憶装置2に保存する。ブロック2
415で「回復」が入力された場合はブロック2475
で記憶装置2に保存されている操作列を再表示する。
【0039】図25は、計画ダイヤテーブル21、実績
/予想ダイヤテーブル22、実施ダイヤテーブル23、
予測ダイヤテーブル45に共通したテーブル構成図で
(以下、これらを総称してダイヤテーブル2500とい
う)、ダイヤテーブル2500は車両情報、駅情報、ス
ジ情報、出発順テーブルを持っている。駅情報は、駅の
総数に対し、各駅の名称と各駅の上り/下り番線の本数
のデータを持つ。出発順テーブル(SOT)は、各駅の
上り/下りに対してそれぞれその駅を出発する列車順
に、スジ番号が設定されている。スジ情報は、スジの総
数に対し、各スジのスジ番号、始発駅、行先駅、各駅着
発時分情報、列車番号(列番)、着発番線情報、列車種
別(列種)、運休情報、折返し前列車のスジ番号(前リ
ンクスジ)、折返し後列車のスジ番号(後リンクス
ジ)、その他のデータを持つ。駅着発時分情報は、各駅
の着発時分のデータで、着発番線情報は、各駅での該当
列車の着発番線のデータである。運休情報には、運休の
有無を表わす運休フラグと、運休区間情報を持つ。運休
区間情報は、運休開始駅と、終了駅番号を持っている。
【0040】図26は、限定自動修正内容や自動提案内
容や図22のブロック2245で行なわれる提案の変更
案が図23の「実行」入力により操作履歴テーブルに記
憶され(2600〜2615)、「戻し」入力により最
新の提案が破棄され(2610,2615)、図22の
ブロック2235での「承認」入力により操作履歴テー
ブル29に記憶されている全ての操作履歴を実行した結
果の予測ダイヤが、実施ダイヤテーブル23に登録さ
れ、操作履歴テーブル29がクリアされる(2620)
ことを示している。
【0041】図27は、遅延の影響や運転整理案の評価
を表示するメニューで、最大遅延時分2730は、例え
ば計画ダイヤと実績/予測ダイヤの各スジの各駅着発時
分を比較して遅延時分を算出し、遅延時分の最大値を上
り、下りそれぞれ分けて表示する。遅延時分総量270
0は、前記の遅延時分の総量あるいは、計画ダイヤと実
績/予測ダイヤの各スジの終着駅(行先駅のこと)到着
時分を比較して終着駅の遅延時分を算出しその総量を遅
延時分総量として上り、下りそれぞれ分けて表示する。
ダイヤ回復時分2705は前記の各駅、各スジの遅延時
分が零になる時分を表示する。払戻し金額2710は例
えば終着駅の遅延時分が一定時分以上のスジの本数に乗
客定員数を掛けたものに特急料金と払戻し負担係数(デ
フォルト0.5)を掛けた値を表示する。列種別最大遅
延時分2715は上記の最大の遅延時分を列種2715
別に表示する。運休本数2720は予測ダイヤで運休に
なった営業列車(例えば、図25のスジ情報2515の
列種の値が回送でない列車)の本数を予測ダイヤテーブ
ル45の運休情報2548の運休ありの営業列車の数を
計算し算出する。
【0042】図28は図22のブロック2205で表示
される予測ダイヤに提案マークおよび支障マークを表示
した運行予測画面例である。210は背景画面を示し、
207は操作メニューを表示するためのメニュー表示エ
リア、211から215は駅名であり、201,202
は支障マーク、216は提案マーク、204,205,
206はシステムが予測した列車の運行軌跡(予測ス
ジ)である。
【0043】図29は運行予測画面において車両つなぎ
不良の支障マークを表示している場合の画面例であり、
501は車両つなぎ不良の支障マーク、502,50
3,504,506は予測スジでり、506aは列車の
入庫を示す入庫マークである。ここで、つなぎ不良と
は、スジ503の用いる予定の車両が駅e1で必要なの
に、出庫もしてないし前運用スジともリンクして(つな
がって)ないことを示す。
【0044】図30は図29において支障マーク501
をピックされた場合の画面例であり、601は支障マー
ク501の示す車両つなぎ不良を解消するための提案を
システムが表示する提案メニューエリアである。ここ
で、太線で示した508は提案メニューエリアに示した
提案内容をグラフィック表示していることを示し、他の
スジとは異なった色あるいは線種、太さ、輝度を変えて
表示する。
【0045】図31は提案メニューエリア601に臨時
入出庫操作を提案する場合の表示例である。これは、他
の操作の提案の場合も同じだが、図14の14300の
様に指令員5が手動で操作を設定する場合のサブメニュ
ーと同一にして、マンマシン操作の統一をはかってい
る。自動の場合は、メニューの値が自動設定されるとと
もに提案内容がダイヤ図として画面に表示される。ここ
で、臨時入出庫とは、列車を端末駅で折り返し車庫のあ
る駅に入庫させたり(入庫)車庫のある駅から出庫させ
たり(出庫)する操作をいう。701は操作名を表示す
るエリアであり、712は臨時入出庫を行なう駅名を表
示する駅名表示エリア、713は臨時入出庫を行なう列
車の番号を表示する列番表示エリア、714は臨時入出
庫の種別すなわち、出庫、入庫の区別を表示する種別表
示エリアである。715は臨時入出庫の種別が臨時出庫
の場合には出庫駅、臨時入庫の場合には入庫駅を表示す
る出入庫駅名表示エリアであり、出入庫時刻716およ
び発着番線717は臨時出庫の場合には出庫駅での発時
刻および発番線を、臨時入庫の場合には入庫駅および入
庫番線を表示するエリアである。発着時刻718は端末
駅の発時刻であり、編番719は列車の編成番号であ
る。721,723,725,726,727はメニュ
ーを表示する操作メニュー表示エリアである。ここで、
「移動」メニュー727をピックすることで提案メニュ
ーエリア601の表示位置の移動が可能である。移動し
たい場合には、「移動」メニュー727をピック後、移
動先の位置をピックすることにより、ピックされた位置
に提案メニューエリア601を移動させる。
【0046】図32は、図31での提案を実行した場合
の運行予測画面例である。507は臨時入出庫実行の結
果作成された予測スジを示し、507aは507の出庫
マークを示す。ここで、スジ503は駅e1で折り返す
ので、支障マーク501は消える。509は臨時入出庫
操作実行により新たに発生した支障マーク(e1駅への
進出入時のポイントの平面交差支障)を示す。上記メニ
ュー表示と運行予測画面上のスジ表示とは連動してい
る。即ち、上記画面表示で、出庫駅をe2からe3に変
更すると画面上のスジも出庫駅が変更される(図35、
図36)。逆に、画面上のスジの時刻を変更すると、上
記メニューの対応する時刻データが自動的に書換えられ
て表示される。
【0047】図33は図31において「代案」メニュー
をピックされた場合の画面例であり、代案の提案を代案
メニュー表示エリア901に表示すると共に、提案内容
をスジ903,904としてGD表示する。
【0048】図34は代案メニュー表示エリア901に
表示される代案の提案内容例である。内容詳細は提案メ
ニューの場合と同様である。
【0049】図35は、図31での提案内容のうち、入
出庫駅表示エリア715の内容を修正した場合のメニュ
ー例である。
【0050】図36は、図31での提案内容のうち、入
出庫駅表示エリア715の内容を修正した場合の画面例
である。
【0051】図37は、運行予測画面において衝突の支
障マークを表示している場合の画面例であり、150
2,1503,1504,1510は予測スジ、150
0,1501は予測スジ1504が各々1502、15
03と衝突しいてるために表示された支障マークであ
る。
【0052】図38は、図37における支障マーク15
00をマウスでピックした場合にシステムが図22の限
定自動提案2245により順序変更操作を提案メニュー
エリア601に表示した場合の例である。ここで、順序
変更とは、指定した駅における列車の出発順序を変更す
ることをいう。変更されたAレスジ1504は線種や色
を替えて表示する。また例えば、図45の自動レベル5
810の比較確認自動レベルの設定(デフォルトは解
除)により、比較確認の為に、順序変更したAレスジ1
504の元のスジ1504aを線種や色を替えて表示で
きる。これは順序変更以外の操作(例えば、番線変更、
運用変更)に関しても同様である。
【0053】図39は、図38における提案メニューエ
リア601に表示される順序変更操作の提案メニューの
例である。1713は順序変更を実行する駅名を表示す
るエリアであり、1714は、順序変更を実行する駅で
の出発順序を規定するための基準となるスジで、171
5,1716,1717はそれぞれ1714以降にe4
駅1713を出発するスジの列車番号および駅発車時刻
を並べて表示するエリアであり、721,723,72
5,726,727のメニューは臨時入出庫の場合と同
様である。720の「スクロール」メニューをピックさ
れた場合には、順序変更されるスジが多く提案内容が複
数ページにわたる場合にはスクロールを行なう。スクロ
ール方法はたとえばマウスでピックされた位置のデータ
がメニューの中心部に表示されるようにスクロールす
る。
【0054】図40は、図39に示した提案を実行した
場合の運行予測画面例である。確認用の元のスジがあれ
ば消去され、線の太さも他と同じに表示される。
【0055】図41は、図22のブロック2215で提
案マークが表示された場合の画面例であり、4001は
提案マークである。
【0056】図42は、図41で提案マーク4001が
ピックされたときに推論部が自動提案処理した提案内容
を提案メニューエリア601に表示した例である。提案
メニューエリア601の内容詳細は、出発順序変更など
の提案メニューの内容と同様である。但し、「戻し」に
関しては、限定自動提案(修正)処理の場合とそれ以外
では異なるのは、図23における「戻し」の説明に述べ
た通りである。
【0057】図43は、支障マーク及び提案マークの一
例である。5601から5605は支障マークの例であ
り、マーク中のアルファベット、漢字およびカタカナな
どの文字は支障および提案の種別を示す。ここでは、5
601は平面交差支障、5602は番線競合、5603
は折り返し時間不足、5604は追越し支障、5605
はスジの接続に関する支障を示す。5611から561
7は提案マークの例であり、5611は臨時入出庫、5
612は運休、5613は順序変更、5614は番線変
更、5615時刻変更は、5616は運用変更、561
7はスジ設定を示す。
【0058】図44は、提案歴表示画面例であり、57
01は操作歴の表示を行なう操作歴表示エリア、571
0は現在の予測ダイヤテーブル49の内容に対応した最
終操作の位置を示すポインタである。たとえば、操作歴
の前進/後退を実行していない場合は最新の提案を指
し、前進または後退を実行した場合にはポインティング
デバイスで指定されたエリア5715上の提案を指し示
す。5720は提案の順序を示すシーケンスナンバー、
5730は提案操作名称であり、5740は提案の関連
情報、たとえば番線変更操作の提案の場合には変更を行
なった列車の列番、変更前、変更後の番線などを表示す
る。5751,5752,5753,5754,575
5,5756はメニューであり、「スクロール」575
1をピックされた場合には画面のスクロールを行なう。
スクロール方法は提案メニューの場合と同様である。
「修正」5752をピックされた場合は操作内容の内容
修正が可能となる。内容修正方法は、まず、シーケンス
ナンバー表示エリア5720中の修正したい操作シーケ
ンス(番号)をピックする。するとピックされた操作の
内容が表示され、表示内容の修正を行なう。表示内容お
よび表示内容の修正方法は提案メニューの場合と同様で
ある。「前進/後退」5753をピックされた場合は、
次に前進または後退したい位置のシーケンスナンバー表
示エリア5720中の操作シーケンス(番号)をピック
すると指定された位置までポインタ5710が移動し、
ポインタの位置を現在とする予測画面が表示される(ポ
インタ位置以降の操作は自動的に反映される。但し自動
モードにより、ポインタの指す操作のみ取消することも
可能)。「保留」5754をピックされた場合には現在
の提案操作列を記憶装置2に記憶する。「移動」575
5は表示位置の移動であり、移動指定方法は提案メニュ
ーの場合と同様である。「終了」5756をピックされ
た場合には処理を終了し、提案歴表示画面を消去する。
【0059】図45は、自動レベル、提案レベル及びチ
ェックレベルの設定値入力画面例である。5810は自
動レベル表示エリアであり、5840は現在の自動レベ
ルを示すマークである(マークは複数でも可)。581
5は提案レベル表示エリアであり、5845は現在の提
案レベルを示すマークである。5820はチェックレベ
ル表示エリアであり、5830は現在のレベルを表示す
るエリアである。また、5850、5860,586
5,5870はメニューであり、「設定」5850をピ
ックすると設定内容が記憶装置2に登録される。「スク
ロール」5860をピックした場合は指令員5の要求に
合わせて画面をスクロールする。スクロール方法は提案
メニューの場合と同様である。「取消」5865をピッ
クした場合は設定内容が取り消され元に戻る。「終了」
5870をピックした場合は処理を終了しこの画面を消
去する。レベル変更は、たとえば自動レベルを自動提案
無レベルに変更する場合には、自動提案無レベルと表示
されている位置をマウス4でピックする。すると、現在
の自動レベルを示すマーク5840が自動提案無レベル
の表示位置に設定される。自動レベルは、矛盾するもの
はグループ化して記憶し、矛盾するレベルのマークは古
いものが解除される。次に「設定」5850をピックす
ると設定内容が登録される。たとえば、提案レベルをレ
ベル2に設定する場合には、提案レベルが2と表示され
ている位置をマウス4でピックする。すると、現在の提
案レベルを示すマーク5845がレベル2の表示位置に
移動する。次に「設定」5850をピックすると設定内
容が登録される。チェックレベルを変更したい場合に
は、たとえば、折り返し不良チェックレベルを変更した
い場合には、チェックレベル表示エリア5830中の折
り返し不良チェックレベルと表示されている位置をピッ
クする。すると、折り返し不良チェックレベルの各レベ
ルの内容詳細が表示され、変更したいレベルをピックす
ると、ピックされたレベルがレベル表示エリア5830
に表示され、「設定」5850をピックすると設定内容
が登録される。取消したい場合には「取消」5865を
ピックする。
【0060】図46は、図22で支障マーク及び提案マ
ークのピックにより限定自動表示2245や未承認提案
内容表示2250が行なわれた時、操作履歴テーブル2
600に提案が登録されていく一つの例を示した図であ
る。66101、66102、66103、6610
4、66403は、提案マーク、66111、6611
2は、支障マークを表わす。画面66121で支障マー
ク66112をピックし限定自動修正処理2245を行
なった後、2315で「実行」がピックされると提案が
操作履歴テーブル2600に登録される。画面は662
21の様に支障マーク66112が66104に変わ
り、操作履歴テーブルは66120から66220にな
る。次に、画面66221で提案マーク66102がピ
ックされると図22のブロック2240で提案内容が表
示される。提案内容修正後「実行」が入力されると操作
歴テーブル66220上から「提案2」が削除され、新
たに操作歴テーブルに修正された提案2が登録され操作
歴テーブルは66320になる。但しこれは、自動レベ
ル5810において、戻し自動レベルがデフォルト(設
定)の場合であり、これが解除され、後操作削除自動レ
ベルがデフォルト(設定)されている場合、これが解除
され、後操作削除自動レベルがデフォルト(設定)され
ている場合、提案3、4は共に自動解除され、6610
3,66104はどちらも支障マーク66313,66
314となる(図47の66322)。また、自動レベ
ル5810において、例えば既述の後操作削除自動レベ
ルが解除されている場合、操作歴テーブル上の「提案
2」の位置は変化せず、「提案2」の内容だけが変更さ
れる。次に支障マーク66111がピックされると、シ
ステムが図22のブロック2245で支障解消を自動提
案し図23のブロック2315で指令員により「実行」
が入力されると操作歴テーブル2600に提案が登録さ
れ操作履歴テーブルは66420になる。
【0061】図47は、後操作削除自動レベルが設定さ
れている場合の例である。画面66221で提案マーク
66102をピックし、提案内容の確認、修正を行な
い、「実行」を入力すると、画面66322で、「提案
2」以降の提案(「提案3」や「提案4」)が取り消さ
れることを示している。もしこの時支障が生じていれ
ば、支障個所に支障マーク66314,66313を表
示する。
【0062】図48は、図45の提案レベルの設定値の
よって図22のブロック2245で処理される限定自動
提案のレベルが違うことを示した例である。レベル1の
時は、スジ67040と67020を接続する提案をす
るだけである。レベル2の時は、レベル1の提案に加え
てスジ67031を運休にする操作まで提案をしてい
る。レベル3の時は、レベル2の提案に加えてスジ67
051を折り返して入庫する操作まで提案している。
【0063】次に、図22の流れに沿って運転整理を行
なう場合のシステムの動作を説明する。まず、ブロック
2205で列車の遅延状況から作成した初期の予測ダイ
ヤを表示する。予測ダイヤ作成時に自動的に運転整理案
を提案する場合には、システムはブロック2215で提
案マークを表示し、ブロック2220で予測ダイヤのチ
ェックを行ない、支障箇所に支障マークを表示する。初
回の予測ダイヤ作成時にはブロック2230で運転整理
案作成前の総合評価指標(予想ダイヤつまり運転整理を
しないときの遅延の予想値など。もちろんこの時、運転
整理をしない予想ダイヤも同時に表示できることは明ら
かである)を表示する。次に、指令員5が以下の手順で
運転整理案の作成を行なう。まず、表示されている提案
マーク、支障マークから運転整理を行ないたい支障箇所
を選択し、選択した支障マークをマウス4でピックす
る。すると、ブロック2245でシステムが支障を解消
するための提案を提案メニュー(例えば図31)および
提案したスジのグラフィック画面(例えば図32の50
7)として表示する。指令員5は提案内容を判断し、修
正が必要と判断した場合には提案内容の修正を行なった
後、提案メニューの「実行」(例えば図31の「実行」
721)をピックし、提案実行を要求する。提案の表示
および提案の修正についての詳細は図23の流れに沿っ
て後述する。「実行」を要求されると、システムは提案
内容を実行した結果の予測画面をブロック2205に戻
り再度表示する。ここでもまた、提案マークおよび支障
マークの表示を行ない、表示結果について指令員5が運
転整理を行ないたい支障箇所をマウス4でピックし修正
処理行なう。この操作を支障マークがなくなるまで繰り
返すと、ブロック2230で支障マークがなくなった結
果の予測ダイヤ、すなわち運転整理案についての総合評
価指標の表示を行なう。評価結果が満足のいくものと指
令員が判断した場合には、ブロック2235のマウス入
力時に「承認」メニューをピックすると、ブロック22
55でこれまでの操作結果を反映した予測ダイヤ、すな
わち運転整理案が実施ダイヤテーブル23にコピーされ
る。また、作成した運転整理案が不満足であった場合に
は「不承認」メニューをピックすることにより、ブロッ
ク2255の処理をスキップし、実施ダイヤテーブル2
3を変更することなく、これまでの操作を破棄し初期の
予測ダイヤに戻ることが可能である。更に、作成した運
転整理案を途中から作成し直したい場合には、ブロック
2235で「提案歴表示」メニューをピック入力させ、
操作履歴を表示して、操作を戻し、戻した時点から再び
運転整理案の作成を行なうことがブロック2250の処
理により可能である。但し、自動レベル5810で後操
作削除自動レベルがデフォルト(設定)されていること
が条件。表示されている提案マークの内容を知りたい場
合にはブロック2235の処理で提案マークをピック入
力させることにより、提案内容を表示させることがブロ
ック2240の処理によりできる。また、予測ダイヤ作
成時の自動提案の自動化レベルや支障マーク表示時のチ
ェックレベルを変更したい場合には、ブロック2235
の処理で「レベル変更」メニューをピック入力させるこ
とにより、自動化レベル、チェックレベルの変更が22
65,2270の処理により可能である。
【0064】以上、図31,34,35,39の提案や
代案メニュ−において目的戦略表示722や目的戦略ネ
ットの表示(ネット表示724)が可能なことは実施例
1の場合と同様である。
【0065】以下、提案の表示および提案の修正時のシ
ステムの動作についての詳細を説明する。
【0066】第一に、臨時入出庫が提案された場合のシ
ステムの動作を図23の流れに沿って説明する。まず、
ブロック2305で知識(図15)を使って臨時入出庫
操作が必要なことを推論し、ブロック2310でシステ
ムが臨時入出庫操作を提案メニューエリア601に表示
し、また臨時入出庫スジをGD表示することによりダイ
ヤ図としても提案する。提案メニューエリア601の内
容は、例えば図31に示したものである。この場合に、
指令員5が出庫駅を変更したい場合には、図31の入出
庫駅表示エリア715をマウス4でピックしたのち、駅
e3(213)をピックする。するとブロック2320
の処理により図35に示すように入出庫駅表示エリア7
15にe3が表示される。引き続き同時に、ブロック2
325の処理によりダイヤ図のスジ表示も変更される。
ここで、提案された内容を実行したい場合には「実行」
メニュー721をピックする。すると、システムはブロ
ック2330で記憶装置2中の予測ダイヤテーブル45
中のスジの本数2535を増やし、新しく作成したスジ
507のスジ番号2540、始発駅2541、行先駅2
542、各駅での着発時刻、使用番線などの情報を登録
したのち、操作履歴テーブル2600に図26に示すよ
うな方法で提案内容を登録する。また、ブロック231
5で「代案」メニュー723をピックした場合には、図
33に示すような代案を表示する。ブロック2315で
「戻し」メニュー725がピックされた場合には、上記
の「実行」により登録された提案を操作履歴テーブル2
615から削除するとともに、この提案の実行前の状態
に予測ダイヤテーブル45の内容を戻したのち予測ダイ
ヤを表示する。提案メニュー表示エリアにはこの提案の
内容を表示する。すなわち、図31に示した臨時入出庫
操作を実行後、「戻し」メニューをピックされた場合、
提案メニュー表示エリア601に実行された臨時入出庫
の操作メニューが表示され、臨時入出庫実行前の予測画
面(図30)が表示される。ここで、例えば戻し自動レ
ベルを強設定(デフォルトは単なる「設定」)にするこ
とにより、臨時入出庫操作を実行後、この限定自動修正
処理を終了して、次の限定自動修正処理をしているとき
も「戻し」により、臨時入出庫実行前の状態に戻すこと
ができる。しかし通常の場合、即ち戻し自動レベルがデ
フォルト(「設定」)の場合は、終了された限定自動修
正処理で実行された操作を実行前に戻すことはできな
い。つまり、限定自動修正では、自動提案操作数を記憶
装置2に記憶し、これ以上前の操作まで戻すことはしな
い。未承認自動提案の全体に関係する処理は提案マーク
ピックや提案歴表示による未承認提案内容表示2250
などで行なう。ブロック2315で「終了」メニュー7
26をピックされた場合には、提案メニューを消去し、
限定自動修正処理を終了する。
【0067】第二に、順序変更が提案された場合のシス
テムの動作を図23の流れに沿って説明する。まず、ブ
ロック2310でシステムが順序変更操作を提案メニュ
ーエリア601に表示すると共に提案内容のスジを画面
にグラフィック表示することにより提案する。指令員5
は提案内容をリンレの場合と同様に修正可能である。た
とえば、提案メニューエリア601の内容が図39に示
した内容であった場合に、アト1を変更したい場合に
は、図39の列車番号表示エリア1715をマウス4で
ピックしたのち、変更したいスジたとえば図37におけ
るスジ1503をピックする。すると図39の列車番号
表示エリア1715にスジ1503の列車番号が表示さ
れるとともに、ブロック2325で、グラフィック上に
この順番でe4駅を発車するようにスジが表示される。
「実行」メニュー721をピックすると、システムは順
序の変更を行なったスジに対しブロック2330で記憶
装置2中の予測ダイヤテーブル45の関連する駅発着時
刻と出発順序テーブル2520を変更したのち、操作履
歴テーブル2600に図26に示すような方法で提案内
容を登録する。また、ブロック2315で「代案」メニ
ュー723、「戻し」メニュー725、「終了」メニュ
ー726をピックされた場合は、臨時入出庫の場合と同
様である。
【0068】本実施例によれば指令員の入力負荷の少な
い操作性の良い運転整理システムの提供が可能である。
【0069】次に、本発明を列車運転整理システムに適
用した場合の第3の実施例を説明する。
【0070】システムの全体構成は実施例1と同様であ
り、その内容は図1に示す。
【0071】図49は、ブロック72100で運行状況
の監視を行ったときの監視画面である。運行計画の乱れ
の原因となった遅延列車を区別表示している。区別表示
とはスジを表示する線の属性を替えて表示することであ
る。68110、68120、68130、68140
は、ブロック72200のメニューを表わす。6801
0、68020、68030、68040、68050
は、スジを表わし、運行計画の乱れの原因となった遅延
列車のスジ68020が太線で区別表示されている画面
例である。
【0072】図50は、図49で「最大遅延」6811
0がピックされたときに最大遅延列車を区別表示した例
である。69010、69020、69030、690
40、69050は、スジを表わし、最大遅延時分27
30を与えている最大遅延列車69030を太線で区別
表示した画面例である。
【0073】図51は、図49で「遅延大順」6812
0がピックされたときに、あらかじめ記憶装置2に登録
されたスジの本数だけを遅延時分の大きい順に区別表示
した例である。区別表示とはスジを表示する線の属性を
替えて表示することである。70110、70120、
70130、70040、70050は、スジを表わ
し、終着駅での遅延の大きい順に線の属性を変えて表示
している画面例である。
【0074】図52は、図51で「原因/波及」が左ピ
ックされたときに、指定されたスジの遅延原因になって
いるスジを区別表示した画面例である。71010、7
1020、71030、71040、71050は、ス
ジを表わしている。例えばSOT遵守のときに、スジ7
1030がピックされるとスジ71030の遅延要因で
ある前方列車71020が、区別表示される例を示して
いる。「原因/波及」が右ピックされた場合は、遅延波
及スジを区別表示する。
【0075】図53は本実施例における運転整理システ
ムの概略処理フローである。システムがスタートする
と、まず、ブロック72100で運行状況の監視を行な
う。監視画面は図49で示した通りである。次に、ブロ
ック72200で指令員がマウスにより、メニューを選
択する。終了を選択された場合には、システムは終了
し、運転整理を選択された場合にはブロック72300
で運転整理案を作成する。運転整理案作成の内容詳細は
実施例2で説明した通りであり、そのフローは図22に
示した通りである。
【0076】次に、図53の流れに沿ってシステムの動
作を説明する。まず、図49に示すように、画面上で遅
延の発生した列車を区別表示する。区別表示とは、たと
えば表示色を変更したり、線の太さを変更したり、線の
輝度を変更したり、線の種別を変更したりすることをい
う。最も遅延した列車を見たい場合には、図49の「最
大遅延」メニューをマウスで選択すると、図50に示し
たように遅延量が最大の列車を区別表示する。遅延量が
最大の列車とは現在時刻において遅延量が最大の列車を
いう。また、遅延の程度による状況分布を見たい場合に
は、「遅延大順」メニューをマウスで選択すると、図5
1に示したように遅延量が大きい順に区別表示する。遅
延原因となる列車を知りたい場合には、「原因/波及」
メニューを左ピックした後に、遅延しているスジをピッ
クすると、ピックされたスジの遅延原因となっているス
ジを区別表示する。
【0077】本実施例によれば遅延状況の把握が容易に
なるという効果がある。
【0078】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果がある。
【0079】(1)運行状況や運行計画などの情報を指
令員の意図や目的及び外界の状況に応じて提供可能なた
め、指令員の判断が容易になる。
【0080】(2)運行予測結果の支障内容や自動提案
内容を指令員の意図や目的及び外界の状況に応じて作
成、表示できるため、回復計画(運転整理)の的確な立
案が可能となる。
【0081】(3)支障マークや自動提案マークをピッ
クすることにより回復計画の提案を目的や状況に応じて
要求可能なため、迅速でかつ指令員の意図や目的に合っ
た運転整理案の作成が可能となる。
【0082】(4)回復計画の提案の自動化レベルを目
的に応じて設定、選択可能なため、路線の複雑度や運行
状況の乱れ具合により、目的や状況に応じた提案を提供
可能となる。
【0083】(5)運行予測の目的や戦略を選択可能な
ため指令員の意図や目的及び外界の状況変化の反映が容
易である。
【0084】(6)提案操作履歴を表示、変更して再実
行可能なため、大局的に妥当な運転整理操作シーケンス
の編集が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による計画修正システムの全体構成図で
ある。
【図2】システムの概略処理フローである。
【図3】運行状況監視画面の例である。
【図4】表示モード設定サブメニューの例である。
【図5】計画ダイヤ重ねあわせモードの画面例である。
【図6】予想ダイヤ重ねあわせモードの画面例(A)と
別ウィンドウ表示モードの画面例(B)である。
【図7】戦略設定サブメニューの例である。
【図8】目的戦略ネットの例である。
【図9】マーク設定画面例である。
【図10】支障マーク登録エリアおよび自動提案マーク
登録エリアの構成である。
【図11】予測ダイヤのチェック処理のフローである。
【図12】運行状況予測画面の例である。
【図13】支障内容保存エリアおよび自動提案内容保存
エリアの構成である。
【図14】提案処理のフローである。
【図15】提案知識の内容例である。
【図16】提案実行時の画面例である。
【図17】個別提案のサブメニュー画面例である。
【図18】支障内容説明のサブメニュー画面例である。
【図19】自動提案内容説明のサブメニュー画面例であ
る。
【図20】一括提案のサブメニュー画面例である。
【図21】ガイドモード時の一括提案画面例である。
【図22】運転整理システムの概略処理フローである。
【図23】限定自動修正処理フローである。
【図24】未承認提案内容表示フローである。
【図25】計画、実績/予想、予測ダイヤテーブル構成
図である。
【図26】操作履歴テーブルへの登録、削除の動作を示
した図である。
【図27】総合評価指標表示メニューである。
【図28】運行予測の画面例である。
【図29】車両つなぎ不良のある運行予測画面例であ
る。
【図30】支障マークピック時に提案メニューが表示さ
れた画面例である。
【図31】リンレの提案メニューの例である。
【図32】リンレ提案実行時の画面例である。
【図33】代案提案の表示画面例である。
【図34】代案メニューの例である。
【図35】リンレ提案メニューの修正例である。
【図36】提案メニュー修正後の画面例である。
【図37】衝突のある運行予測画面例である。
【図38】支障マークピック時に提案メニューが表示さ
れた画面例である。
【図39】順序変更の提案メニューの例である。
【図40】運行予測画面例である。
【図41】提案マーク表示のある運行予測の画面例であ
る。
【図42】提案マークピック時に変更提案が表示された
画面例である。
【図43】支障マークおよび提案マークの例である。
【図44】提案暦表示画面例である。
【図45】自動レベル/変更レベルの設定値入力画面例
である。
【図46】操作履歴と画面の例である。
【図47】後操作削除自動レベルを設定したときの例で
ある。
【図48】レベルの違いによる自動提案の例である。
【図49】運行状況監視の画面例である。
【図50】最大遅延列車区別表示の画面例である。
【図51】遅延時分の大きい順に区別表示した画面例で
ある。
【図52】指定されたスジの遅延原因になっているスジ
を区別表示した画面例である。
【図53】運行状況監視フローである。
【図54】整理案推論フローである。
【図55】目的生成表の詳細図である。
【符号の説明】
12…表示部、13…チェック部、14…提案部、15
…予測部、25…支障マーク登録エリア、26…自動提
案マーク登録エリア、41…予測戦略記憶エリア、42
…表示モード、43…提案モード、44…一括提案モー
ド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 賢一 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内 (72)発明者 西島 英児 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内

Claims (50)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】列車やバスなどの移動体の運行の計画立案
    を行なうシステムにおいて、遅延により発生した運行計
    画の乱れを回復するための回復計画を立案する計画修正
    の場合に、運行状況を表示する処理と、運行状況を予測
    する処理と、予測結果をチェックする処理と、チェック
    結果を表示する処理と、回復計画を提案する処理と提案
    結果の評価表を出力する処理を含むことを特徴とする計
    画修正方法。
  2. 【請求項2】上記チェック結果を表示する処理は、予測
    結果に不都合があった場合に、不都合の生じた位置に、
    支障マークを表示する請求項1記載の計画修正方法。
  3. 【請求項3】上記運行状況の予測を行う処理は、運行計
    画の変更提案を自動的に行なう請求項1記載の計画修正
    方法。
  4. 【請求項4】上記運行計画の変更提案を上記運行状況を
    予測するステップにおいて自動的に行なった場合に、そ
    こに提案マークを表示する請求項1記載の計画修正方
    法。
  5. 【請求項5】上記回復計画の提案を行なう処理が、上記
    支障マークをポインティングデバイスによりピックされ
    ることにより、その支障だけを解消するための提案を表
    示する処理を含む請求項1記載の計画修正方法。
  6. 【請求項6】提案を実行したら提案した位置に提案マー
    クを表示する請求項1記載の計画修正方法。
  7. 【請求項7】上記提案を表示する処理が提案内容の運行
    軌跡を提案前の状態と重ね合わせて、色、線種、線幅を
    変更して表示する処理と提案内容を文字でも表示するコ
    マンド付きのサブ画面の両方を含み文字でも図でも内容
    を確認する請求項1記載の計画修正方法。
  8. 【請求項8】上記支障マークや提案マークが内容によ
    り、異なった色や形や大きさで表示される請求項1記載
    の計画修正方法。
  9. 【請求項9】上記支障マークや提案マークの形や色や大
    きさが変更できる請求項1記載の計画修正方法。
  10. 【請求項10】上記支障マーク及び提案マークの中に支
    障種別又は提案種別を示す文字を表示する請求項1記載
    の計画修正方法。
  11. 【請求項11】上記支障種別又は提案種別を示す文字
    が、英数字であったり、カタカナ、ひらがな、漢字であ
    ったり、また、それら文字を組み合わせて用いたりする
    請求項1記載の計画修正方法。
  12. 【請求項12】上記運行状況の予測や回復計画の提案を
    行う処理において、少なくとも1つの予測戦略をあらか
    じめ記憶し、記憶した予測戦略の中から1つを選択し、
    選択された予測戦略に基づいて予測を行う請求項1記載
    の計画修正方法。
  13. 【請求項13】上記戦略が予測や提案という目的の達成
    手段であり、かつ目的を下位目的に分割し達成し調整、
    統合する戦略を含みこれらの目的と戦略を統合あるいは
    一つの目的に対して戦略が複数あるときは目的と戦略を
    分割して記述する請求項1記載の計画修正方法。
  14. 【請求項14】上記の戦略や戦略統合型目的の中に、そ
    の戦略の目的とその目的の下位目的あるいは達成手段を
    記述する請求項1記載の計画修正方法。
  15. 【請求項15】上記の目的や戦略を対話的に選択したり
    変更したりする請求項1記載の計画修正方法。
  16. 【請求項16】上記の目的や戦略の階層的ネットワーク
    を表示したり対話編集したりする請求項1記載の計画修
    正方法。
  17. 【請求項17】上記運行状況の予測を行なう処理は、自
    動レベルを設け、自動レベルの内容により運行計画の自
    動提案の内容を変更する請求項1記載の計画修正方法。
  18. 【請求項18】上記自動レベルの値を対話的に変更する
    請求項1記載の計画修正方法。
  19. 【請求項19】上記の提案マークのピックにおいて、上
    記の目的とその代替戦略を表示する請求項1記載の計画
    修正方法。
  20. 【請求項20】上記回復計画の提案を行なう処理におい
    て、上記支障マークをポインティングデバイスでピック
    することにより、支障マークが示す不都合の内容をその
    操作コマンドを付加したサブ画面に表示する処理を含む
    請求項1記載の計画修正方法。
  21. 【請求項21】上記コマンドに支障解消の目的やその分
    割戦略や達成戦略を表示することを要求するコマンドを
    含む請求項1記載の計画修正方法。
  22. 【請求項22】上記回復計画の提案を行なう処理におい
    て、上記提案マークをポインティングデバイスでピック
    することにより、自動変更の内容をその操作コマンドを
    付加した画面として表示する処理を含む請求項1記載の
    計画修正方法。
  23. 【請求項23】上記回復計画の提案を行なう処理におい
    て、提案および操作内容を操作履歴として時系列順に保
    存、表示し、保存内容を時系列順に戻して表示したり変
    更して再実行したりする処理を含む請求項1記載の計画
    修正方法。
  24. 【請求項24】上記操作履歴を変更する場合に、指令員
    が要求した変更内容に関係する変更を自動的に行なう処
    理を含む請求項1記載の計画修正方法。
  25. 【請求項25】上記支障マークまたは提案マークをピッ
    クされた場合に、ピックされた支障マークおよび不都合
    の内容に関係のある部分の表示色や表示輝度や点滅させ
    るなどの線の属性を変更する処理を含む請求項1記載の
    計画修正方法。
  26. 【請求項26】上記支障マークまたは提案マークをピッ
    クされた場合に、ピックされたマークに関係のある部分
    を拡大表示する処理を含む請求項1記載の計画修正方
    法。
  27. 【請求項27】上記拡大表示を行う場合に、画面をxy
    両方向に拡大するグラフエリアと、x方向のみ拡大する
    x軸エリアと、y方向のみ拡大するy軸エリアを設ける
    請求項1記載の計画修正方法。
  28. 【請求項28】上記回復計画の提案を行なう処理におい
    て、提案レベルを設け、提案レベルの内容により、支障
    を解消するための提案内容の自動化レベルをその支障だ
    けの回復のレベルから、他の支障解消も含めたレベルま
    で各レベルにわたって変更する請求項1記載の計画修正
    方法。
  29. 【請求項29】上記を前述の目的や戦略を選択すること
    や目的や戦略と自動化レベルを対応づけることにより可
    能とする請求項1記載の計画修正方法。
  30. 【請求項30】上記提案レベルやチェックレベルを対話
    的に変更する請求項1記載の計画修正方法。
  31. 【請求項31】上記回復計画の提案を行なう処理が、提
    案内容を修正可能なポップアップメニューとして整理操
    作名と共に表示する処理を含む請求項1記載の計画修正
    方法。
  32. 【請求項32】上記ポップアップメニューの表示位置が
    移動可能である請求項1記載の計画修正方法。
  33. 【請求項33】上記回復計画の提案を行なう処理が、指
    令員の要求により、予測を表示させる処理と、指令員の
    取消し要求により提案実行前に戻る処理を含む請求項1
    記載の計画修正方法。
  34. 【請求項34】上記回復計画の提案を行なう処理は、提
    案内容の代案を指令員の要求により提案する請求項1記
    載の計画修正方法。
  35. 【請求項35】上記回復計画の提案を行なう処理は、支
    障マークの不都合内容のうちからもっとも重要な内容を
    選択し、選択した内容に対する指令員の操作内容を提案
    表示する処理を含む請求項1記載の計画修正方法。
  36. 【請求項36】上記回復計画の提案を行なう処理は、複
    数の整理操作を操作シーケンスと共に提案表示する処理
    を含むことを特徴とする請求項1記載の計画修正方法。
  37. 【請求項37】上記整理操作をピックすると、修正用の
    ポップアップメニューが表示され、ピックされた評価だ
    け、あるいはそれ以降の操作を消去して修正設定する請
    求項1記載の計画修正方法。
  38. 【請求項38】上記整理操作をピックすると、関連する
    部分を変色させる処理を含む請求項1記載の計画修正方
    法。
  39. 【請求項39】上記回復計画の提案を行なう処理は、提
    案操作の内容を修正可能なポップアップメニューの他に
    提案操作を実行した場合の運行予測(ダイヤ)図を表示
    する処理を含む請求項1記載の計画修正方法。
  40. 【請求項40】上記ガイド表示の有無を設定可能とする
    請求項1記載の計画修正方法。
  41. 【請求項41】上記運行状況を表示する処理は、表示モ
    ードを設け、表示モードの内容により、運行計画(あら
    かじめ決められた計画ダイヤ)、運行実績(実際に走行
    した結果またはシミュレータによる走行結果)、運行予
    想(運行計画に沿って運行を行なった場合の今後の遅延
    状況の予想結果)を重ね合わせて表示したり、単独で表
    示したりマルチウィンドウ画面上に表示したりする請求
    項1記載の計画修正方法。
  42. 【請求項42】上記表示モードの変更が可能である請求
    項1記載の計画修正方法。
  43. 【請求項43】上記回復計画の内容をチェックする処理
    は、チェックした内容およびマークの表示内容を記憶装
    置に記憶する請求項1記載の計画修正方法。
  44. 【請求項44】上記回復計画の内容をチェックする処理
    は、チェックレベルを設けチェックレベルの内容によ
    り、回復計画の内容をチェックする処理を変更する請求
    項1記載の計画修正方法。
  45. 【請求項45】上記チェックレベルの値を設定変更でき
    る請求項1記載の計画修正方法。
  46. 【請求項46】上記運行状況を表示する処理は、遅延の
    発生した列車の運行軌跡を輝度、色、線種、線幅を変え
    て表示する請求項1記載の計画修正方法。
  47. 【請求項47】上記運行状況を表示する処理は、最大遅
    延の発生した列車の運行軌跡を輝度、色、線種、線幅を
    変えて表示する請求項1記載の計画修正方法。
  48. 【請求項48】上記運行状況を表示する処理は、上記遅
    延列車の運行軌跡を最大遅延の運行軌跡から順に指定さ
    れた数だけ遅延に応じて輝度、色、濃度を変えて表示す
    る請求項1記載の計画修正方法。
  49. 【請求項49】画面上で指定した列車や該列車の遅延原
    因となる列車や該列車が遅延させている列車を色、輝
    度、濃度、線種、線幅を変えて表示する請求項1記載の
    計画修正方法。
  50. 【請求項50】スジ、駅、番線、時刻線、列番などの
    色、輝度、濃度、線種、線幅、さらに必要ならこれらと
    各種サブ画面やウインドの位置や色をユーザが画面操作
    やメニューにより容易に変更する請求項1、24、3
    7、45、46、47、48の計画修正方法。
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