JPH0671931B2 - 円筒形物品搬送用の空気コンベヤ装置 - Google Patents

円筒形物品搬送用の空気コンベヤ装置

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JPH0671931B2
JPH0671931B2 JP63282591A JP28259188A JPH0671931B2 JP H0671931 B2 JPH0671931 B2 JP H0671931B2 JP 63282591 A JP63282591 A JP 63282591A JP 28259188 A JP28259188 A JP 28259188A JP H0671931 B2 JPH0671931 B2 JP H0671931B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、缶詰製造ラインにおける空缶等、円筒形の被
搬送物品を空気で搬送する空気コンベヤ装置に関する。
(従来の技術) 従来、缶や瓶等の円筒物品を空気によって搬送する空気
コンベヤは知られている(例えば、特開昭59−186830号
公報)。空気コンベンヤは、一般に、搬送方向に傾斜す
る多数の空気噴射孔が形成された搬送路床の下面に搬送
方向に沿って圧力空気室を設け、搬送路床上面側に搬送
方向両側部に沿って側壁を立設し、その上方を排気孔を
有するカバープレートで覆って搬送路を形成して構成さ
れ、床面から噴射する圧力空気により被搬送物を床面よ
り浮かせると共に搬送方向に推力を与えることによっ
て、被搬送物品を搬送している。従って、特に被搬送物
品が軽い円筒物品である場合、物品が倒れたりしないよ
うに、圧力空気の噴射方向や圧力等の微妙なコントロー
ルが要求される。そのため、予め床面の圧力空気噴射孔
の大きさや傾き等が規定されていると共に、空気コンベ
ヤ装置のカバープレートの高さ等が搬送物品の高さによ
って調整されている。従来の空気コンベヤ装置におい
て、上記カバープレートは側壁に取付けられており、異
なる高さの搬送物品を搬送する場合は、カバープレート
を側壁に沿って移動させ、その高さ位置に調節してか
ら、再び側壁に固定している。また、一般に被搬送物品
に側壁面との摩擦を軽減するために、側壁に沿って低摩
擦部材で形成されている上下2段の案内ガイドが設けら
れているが、該案内ガイドは固定であり、被搬送物品の
高さに応じてその高さや両者の間隔を調整するのが困難
である。
そして、空気コンベヤとして、従来、被搬送物品の単列
又は複列状態で搬送するものや複列を単列に収束させて
搬送するものは知られているが、単一の複列搬送路下流
が複数の複列分岐搬送路に分岐し、複列状態で複列分岐
搬送路に被搬送物を切替え搬送できるものは知られてい
ない。
一方、缶詰製造ラインにおけるデパレタイザーから充填
機まで空缶を搬送する空缶搬送コンベヤは、搬送路の途
中に搬送路を切り替える切替装置や、充填機のトラブル
等で一時的に缶の搬送を停止させるためにストッパーを
設ける必要があるが、空気コンベヤ装置の場合は搬送路
が密閉型であるため、それらの装置を設けることが困難
であると共に、その調節が困難であるので、従来缶詰製
造ラインの搬送路全体にわたって適用することは困難で
あった。
また、上記従来のストッパーは多数列缶が搬送される幅
広コンベヤ部に突出自在に設けられ、缶の流れを停止す
る場合は、該ストッパーを搬送路に突出させて搬送路を
遮っている。そのため、突出時に該ストッパーが缶に突
き当たり、缶をへこますことがある。また、他の方法と
して、単列搬送路に沿って、片側に固定プレートを配置
しその対向する他方側に平行リンク機構で搬送路内方に
平行移動する移動プレートを設け、缶を停止させる場
合、該平行リンク機構を作動させて、移動プレートを搬
送路側に移動させて、搬送中の缶を他方の固定プレート
側に押しつけることにより、両プレートで缶を挟んで停
止させている。その場合も、プレートの急激な押圧作動
により、缶の胴部に凹みが生じる等の不都合が発生して
いた。この傾向は、特に肉厚が薄いアルミニュームDI缶
等では顕著である。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の空気コンベヤや缶詰製造ラインにおける空缶搬送
コンベヤ装置は次のような問題点を有している。
1)従来の空気コンベヤは、複列状態での被搬送物流れ
の切替装置や、カバープレート調節装置、ストッパー装
置等を設けることが困難であるので、コンベヤ装置とし
てのシステム化が困難であり、缶詰製造ライン等広範囲
の用途に適用することが困難である。
2)カバープレートは側壁に取付けられているので、異
なる高さの搬送物品に切替える場合、コンベヤの調節が
面倒であり調節に長時間を要している。また、案内ガイ
ドが固定であるので、被搬送物品の高さに応じてその高
さを調節するのが困難である。
3)従来の缶詰製造ラインでは、ベルトコンベヤ等で単
列で空缶を搬送しているので、缶種を変更する度に、そ
の缶のサイズに合わせてコンベヤのサイドガイド及びア
ッパーガイドを調整する型替え作業が必要であり、しか
も単列搬送区間が非常に長いので、型替え作業に多大な
時間を要している。また、ベルトコンベヤでの搬送は騒
音が大きい。
4)従来のストッパー装置は、搬送流の停止時に被搬送
物に対する衝撃が大きく、被搬送物に凹みや傷を発生さ
せやすい。
本発明は、上記従来技術の問題点を解消するために創案
されたものであって、空気コンベヤのシステム化と適用
範囲の拡大を図ることができる空気コンベヤ装置、特に
被搬送物品の高さに応じてカバープレートの調整が容易
に且つ確実に出来て型替え作業が容易な空気コンベヤ装
置を提供することを第1の目的とし、さらに、搬送路の
切替も簡単に且つ確実に外部より切替ができ、また柔軟
な被搬送物であっても凹みや傷を発生させることなく流
れを一時的に停止することができ、しかも衛生的で且つ
騒音が小さく缶詰製造ラインに最適な空気コンベヤ装置
を提供することを第2の目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するための本発明の空気コンベヤ装置
は、被搬送物品を搬送する搬送方向に沿って多数の空気
噴射孔が形成されたジェットボードを配置し、該ジェッ
トボードの下面側に圧力空気室を形成すると共に、前記
ジェットボードの上面の両側に搬送方向に沿って側壁を
立設し、且つ該両側壁面に多数の排気孔が形成されたカ
バープレートを被せて搬送路を形成した円筒形物品搬送
用の空気コンベヤ装置において、前記側壁に前記カバー
プレートの高さ調節長孔を形成し、該高さ調節長孔を貫
通して外側に延びる連結具を有するブラケットに前記カ
バープレートを固定し、且つ前記連結具の搬送路外側部
を、前記側壁の搬送路外側に立設された支持体に設けら
れたシリンダ装置のピストンロッドに固定し、さらに前
記支持体に被搬送物品の高さに応じて前記カバープレー
トの高さを規定する位置決めピンを突出自在に設け、前
記シリンダ装置により前記カバープレートを被搬送物品
に応じて上下に調節できるようにしたことを特徴とする
ものである。
前記ブラケットに前記空気搬送路に沿ってのびる側面搬
送ガイドを固定し、前記カバープレートの上下動と同期
して前記側面搬送ガイドも上下に調節できるようにする
のが望ましい。
また、前記搬送路は、円筒形状の被搬送物品を複列状態
で搬送する複列搬送路、該複列搬送路を複数の複列搬送
路に分岐する複列分岐区域、複列の物品流から単列の被
搬送物品流に収束する収束区域、被搬送物品を単列で搬
送する単列搬送路、単一搬送路を搬送されてきた被搬送
物品流を複数の単列搬送路に分岐する単列分岐区域が連
続して構成され、且つ前記分岐区域に搬送路切替装置を
備えて構成することによって缶詰製造ラインへの適用を
容易にした。
前記空気コンベヤ装置は、缶詰製造ラインにおけるデパ
レタイザーと充填装置上流の空缶リンス装置との間に配
置され、段積み包装体から分離された空缶を空缶リンス
装置に搬送するものとして、最適に利用することができ
る。
前記切替装置は、ほぼ長方形状で取付ボス部から先端に
次第に肉厚が薄くなっている切替レバーを、分岐交点に
回動自在に軸受けされた枢軸に固定し、該枢軸の下部に
は、シリンダ装置のピストン先端に回動自在に枢着され
たリンクレバーが固定され、シリンダ装置が作動するこ
とによって、前記切替レバーを2位置に切り替えること
ができるように構成することが望ましい。
また、前記単一搬送路に、該単一搬送路を挟んで設けら
れる一対のストッパープレートの搬送路面側にクッショ
ンを設け、該ストッパープレートを搬送路外方に設けら
れた変位手段に連結し、該変位手段を駆動することによ
り、搬送路を搬送中の被搬送物品を1個以上同時に両側
より狭持して、被搬送物品の流れを停止させるストッパ
ー装置を設けることにより、空缶等を凹みや傷を発生さ
せることなく効果的に一時停止することができる。
(作用) 搬送路中の被搬送物品は、空気コンベヤのジェットボー
ドから噴出する圧力空気により、ジェットボード面から
若干浮上し、且つ搬送方向の推力を付与され搬送され
る。搬送路のカバープレートは、その高さを調節位置の
シリンダ装置を作動させることにより、側壁に形成して
ある案内溝に沿って、上下に移動され、規定位置に突出
する位置決めピンに支持されて被搬送物品の高さに合せ
た規定の位置に簡単に調整される。また、同時に側面案
内ガイドの位置も調整されるので、安定した搬送ができ
る。搬送路切替部には、外部から簡単に操作できる切替
レバーが設けられているので、該切替レバーを操作する
ことによって、搬送路を簡単に切り替えることができ
る。従って、缶詰製造ラインに適用すると、1個のデパ
レタイザーから複数個の充填機に缶種毎に切替搬送がで
きる。
さらに、ストッパーは単列搬送路に設けられ、而もクッ
ションを有するストッパープレートにより両側から被搬
送物品を挟んで停止させる。クッション面が被搬送物品
に当接するから、衝撃が少なく凹み易い空缶であっても
損傷させることなく、一時的に停止させることができ
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は、本発明に係る空気コンベヤ装置を、缶詰製造
ラインにおいて空缶をデパレイタイザーから充填機上流
の空缶リンサー(リンス装置)まで搬送するコンベヤ装
置に適用した場合の実施例を示している。
図中、10は空気コンベヤ装置であり、図示しないデパレ
イタイザーから空缶を充填機1の上流に配置されたリン
サー2まで搬送するように配置されている。図面には単
一の充填機しか示されていないが、複数の充填機が配置
され、単一のテパレタイザーから供給される空缶をその
缶種や内容物等により、充填機を選択して、切り換えて
搬送できるように、搬送路途中に搬送路切替装置が設け
られている。
上記空気コンベヤ装置10は、デパレタイザーで解荷にさ
れて無秩序で搬送されてくる空缶を受入れ、空缶を複列
状態で搬送する複列搬送路3、該複列の缶流を任意の充
填機へ搬送切替する複列搬送分岐区域Aを通って各充填
機ラインに複列の状態で供給する。各充填機ラインで
は、複列搬送路4、該複列搬送路から単列の缶流に収束
する収束区域B、空缶を単列で搬送する単列搬送路5、
単列の缶流をリンサー2内の缶種毎の複数の搬送路6に
分岐する分岐区域Cを有している。分岐区域Cにおいて
後述する切替装置により空缶の流れは、その缶種に応じ
て、リンサーの選択された搬送路を通過することによっ
て、缶が洗浄されて充填機の入口コンベヤ7に達し、充
填機1に供給され内容物が充填される。
上記空気コンベヤ装置10の要部斜視図が第2図に示され
ている。図中、15は空気コンベヤのジェットボードであ
り、搬送方向に傾斜した多数の圧力空気噴射孔16が形成
されている。該噴射孔の傾斜角、孔径、個数等は、物品
を浮かし且つ搬送方向の推進力を付与するのに必要な空
気圧が得られるように、適宜設計されている。前記ジェ
ットボードの裏面は、搬送方向に沿って室状に囲われて
圧力空気室17となっており、図示しない圧力空気源に連
通している。一方、ジェットボード15の上面側は搬送方
向に沿って側壁18、18及びカバープレート19によって囲
まれて搬送路20を構成している。前記カバープレート19
は物品の高さに応じてその高さを調節できるように、前
記側壁に沿って上下動可能に設けられ、その面には搬送
路内の空気圧を制御するための多数の排気孔21が形成さ
れている。該排気孔21の大きさや数等は、物品を搬送す
るのに所望の空気圧が得られるように、適宜設計されて
いる。
第3図及び第4図は、前記カバープレートの上下調節装
置を示している。図中、23は側壁の外側に適宜間隔をお
いて立設された支持体であるシリンダ装置取付ポストで
あり、その内部にカバープレート19を上下動させるシリ
ンダ装置24が設けられている。該シリンダ装置のロッド
25には金具26が取り付けられ、該金具26とカバープレー
トを支持しているブラケット30とを、前記側壁18及びシ
リンダ装置取付ポストに形成された高さ調節長孔27、28
を貫通する連結具であるボルト29で連結してある。ま
た、前記ブラケツト30には、搬送路20の上方の側面搬送
ガイド31が取り付けられており、カバープレートの上下
動と同期して、上方の側面搬送ガイド31の位置も変位し
て、下方の側面搬送ガイド32との間隔を搬送物品の大き
さに合わせて調節できるようになっている。33、34は、
前記シリンダ装置取付ポスト23の側壁に設けられた位置
決め用の位置決ピン装置であり、缶の高さに応じてカバ
ープレートを所定高さに保持するためのものであって、
位置決めピン35が電磁ソレノイド又はシリンダ装置等適
宜の手段によって前記ピストンロッド又は金具の上下動
位置に突出して、その下降を阻止する。それにより、カ
バープレートの高さ位置を正確に位置決めできると共
に、その位置で長期にわたって確実に保持する。実施例
の装置では、500g用缶、及び350g用缶の2種の缶に対応
できるように2個の位置決めピン装置が設けられている
が、必要に応じて適宜設けることができる。それによ
り、缶種の変更に応じて、搬送路の高さを極めて容易に
且つ確実に変更することができる。
第5図乃至第7図は分岐域A設けられる通路切替装置の
実施例を示している。図中、40は搬送路が二又に分岐す
る部分の搬送路内に設けられる切替レバーであり、ナイ
ロン等の合成樹脂で成形され、ほぼ長方形状でボス部か
ら先端に次第に肉厚が薄くなっている。該切替レバー40
は、そのボス部が分岐交点に回動自在に軸受けされた枢
軸41に固定されている。枢軸41の下部には、シリンダ装
置43のピストン先端に回動自在に枢着されたリンクレバ
ー42が固定され、シリンダ装置が作動することによっ
て、前記切替レバー40を第5図の実線で示す位置と1点
破線で示す位置の2位置に切り替えることができる。
第8図は、単列の搬送路を3つの単列搬送路に選択的に
切り替える切替区域Cに設けられる切替装置の実施例を
示している。該実施例では、上流側の単列搬送路の延長
上に中央部に位置する第2分岐路b、その両側に第1分
岐路a、第3分岐路cが設けられ、第1分岐路aと第2
分岐路bとの交点部に第1切替レバー45を、第2分岐路
bと第3分岐路cとの交点に第2切替レバー46がそれぞ
れ揺動可能に設けてある。これらの切替レバーは前記実
施例と同様な手段によって構成され、外部からシリンダ
装置を切り替えることにより、簡単に切り替えることが
できる。
第9図は、同様に単列の搬送路を2つの単列搬送路に選
択的に切り替えする場合の実施例を示し、切替レバー47
の切替手段等は前記実施例と同様な手段が採用されてい
る。
第10図及び第11図は、前記単列搬送路部に適宜設けられ
るストッパー装置の実施例を示している。図中、50はス
トッパー装置であり、搬送路を挟んで一対のストッパー
プレート51をシリンダ装置53で搬送路路に進退させ、連
続搬送中の空缶を1缶以上望ましくは2缶以上同時に両
側より狭持して、空缶の流れを停止させるように構成さ
れている。前記ストッパープレート51はブラケット55に
取り付けられたシリンダ装置53のピストンロッド54の先
端に固定されている。そして、ストッパープレートの搬
送路側面にはスポンジ等のクッション52が貼着されてお
り、空缶を押圧する際の衝撃を緩和して空缶に凹みや傷
が発生するのを防止する。前記クッション52は、本実施
例では、被搬送物係合面は鋸歯状に形成され、円筒物品
との係合状態を高めるようにしてある。なお、該クッシ
ョンの形状は上記形状に限らず、例えば被搬送物に係合
する凹面を形成したり、またはストレートの平行板に形
成する等適宜選択できる。また、必要により第11図に示
すようにストッパープレート51の裏面にガイドロッド56
を固定し、ブラケットに形成された案内孔57に挿通させ
れば、ストッパープレートの搬送路内への進退時のガイ
ドとなり、ストッパープレートの長さが長くても安定し
て作動させることができる。なお、該ストッパー装置
は、空缶の搬送の場合に限らず、実缶やその他の被搬送
物にも適用でき、さらに空気コンベヤに限らずベルトコ
ンベヤ等の各種コンベヤに適用可能である。
前記の各装置のシリンダ装置等の駆動部材の制御は、コ
ンベヤ装置の制御盤から遠隔操作で制御できるように、
適宜制御回路が構成されている。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は該実施例
に限らず、種々の設計変更が可能であることは云うまで
もない。また、上記実施例では、空缶の搬送コンベヤに
適用したが、本発明の各装置は空缶ばかりでなく、実缶
やその他の被搬送物品にも適用できる。
(効果) 本発明は、以上のような構成からなり、次のような顕著
な効果を奏する。
本発明の空気コンベヤ装置によれば、搬送路のカバープ
レートは、被搬送物品の高さに応じてその高さをシリン
ダ装置を作動させるだけで簡単に調節できるので、被搬
送物品の変更に対する対応が短時間にできる。しかも、
その位置で位置決めピンに支持されるので、長期間でも
その高さが変位することなく、安定確実に調節できる。
また、前記ブラケットに被搬送物品側面案内ガイドを取
付けることによって、カバープレートの高さ調節と同時
に側面案内ガイドの位置も調整されるので、安定した搬
送ができる。
さらに、被搬送物品の複列状態のままの流れの切替装置
や、カバープレート調節装置、ストッパー装置等を備え
ることによって、コンベヤ装置としてのシステム化が容
易であり、缶詰製造ライン等広範囲の用途に適用でき
る。
さらにまた、搬送路分岐区域に、外部から自動的に操作
できる切替レバーを設けることによって、密閉状態の搬
送路を外部より簡単に切り替えることができる。
さらに、単列搬送路にクッションを有するストッパープ
レートを有するストッパー装置を設けることによって、
衝撃が少なく凹み易い空缶であっても損傷させることな
く、安定して一時停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の空気コンベヤ装置の実施例を示すもの
で、第1図はその平面配置図、第2図はその要部斜視
図、第3図はカバープレート高さ調節装置の正面図、第
4図はその側面図、第5図は切替部の平面図、第6図は
第5A−A断面図、第7図は切替レバーの平面図、第8図
は単列搬送路を3個の単列搬送路の分岐する分岐区域の
平面図、第9図は単列搬送路を2個の単列搬送路に分岐
する分岐区域の平面図、第10図はストッパー装置の正面
図、第11図はその側面図である。 1:充填機、2:リンサー、3、4:複列搬送路、5:単列搬送
路、6:リンサー内搬送路、10:空気コンベヤ装置、15:ジ
ェットボード、16:圧力空気噴射孔、17:圧力空気室、1
8:側壁、19:搬送路カバープレート、20:搬送路、21:排
気孔、23:シリンダ装置取付ポスト、34、53:シリンダ装
置、25、54:ロッド、27、28:高さ調節長孔、30:ブラケ
ット、31、32:側面案内ガイド、33、34:位置決めピン装
置、40、45、46、47:切替レバー、41:枢軸、42:リンク
レバー、43:シリンダ装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被搬送物品を搬送する搬送方向に沿って多
    数の空気噴射孔が形成されたジェットボードを配置し、
    該ジェットボードの下面側に圧力空気室を形成すると共
    に、前記ジェットボードの上面の両側に搬送方向に沿っ
    て側壁を立設し、且つ該両側壁間に多数の排気孔が形成
    されたカバープレートを被せて搬送路を形成した円筒形
    物品搬送用の空気コンベヤ装置において、前記側壁に前
    記カバープレートの高さ調節長孔を形成し、該高さ調節
    長孔を貫通して外側に延びる連結具を有するブラケット
    に前記カバープレートを固定し、且つ前記連結具の搬送
    路外側部を、前記側壁の搬送路外側に立設された支持体
    に設けられたシリンダ装置のピストンロッドに固定し、
    さらに前記支持体に被搬送物品の高さに応じて前記カバ
    ープレートの高さを規定する位置決めピンを突出自在に
    設け、前記シリンダ装置により前記カバープレートを被
    搬送物品に応じて上下に調節できるようにしたことを特
    徴とする空気コンベヤ装置。
  2. 【請求項2】前記ブラケットに前記空気搬送路に沿って
    のびる側面搬送ガイドを固定し、前記カバープレートの
    上下動と同期して前記側面搬送ガイドも上下に調節でき
    るようにした請求項1記載の空気コンベヤ装置。
  3. 【請求項3】前記搬送路は、被搬送物品を複列状態で搬
    送する複列搬送路、該複列搬送路を複数の複列搬送路に
    分岐する複列分岐区域、複列の物品流から単列の被搬送
    物品流に収束する収束区域、被搬送物品を単列で搬送す
    る単列搬送路、単一搬送路を搬送されてきた被搬送物品
    流を複数の単列搬送路に分岐する単列分岐区域が連続し
    て構成され、且つ前記分岐区域には搬送路切替装置を備
    えている請求項1又は2記載の空気コンベヤ装置。
  4. 【請求項4】前記被搬送物品が空缶であり、缶詰製造ラ
    インにおけるデパレタイザーと充填装置上流の空缶リン
    ス装置との間に配置され、段積み包装体から分離された
    空缶を空缶リンス装置に搬送するものである請求項3記
    載の空気コンベヤ装置。
  5. 【請求項5】前記搬送路切替装置は、ほぼ長方形状で取
    付ボス部から先端に次第に肉厚が薄くなっている切替レ
    バーを、分岐交点に回動自在に軸受けされた枢軸に固定
    し、該枢軸の下部には、シリンダ装置のピストン先端に
    回動自在に枢着されたリンクレバーが固定され、シリン
    ダ装置が作動することによって、前記切替レバーを2位
    置に切り替えることができるようにした請求項3又は4
    記載の空気コンベヤ装置。
  6. 【請求項6】前記単一搬送路に、該単一搬送路を挟んで
    設けられる一対のストッパープレートの搬送路面側にク
    ッションを設け、該ストッパープレートを搬送路外方に
    設けられた変位手段に連結し、該変位手段を駆動するこ
    とにより、前記単一搬送路を搬送中の被搬送物品を1個
    以上同時に両側より狭持して、被搬送物品の流れを停止
    させるストッパー装置を設けてなる請求項3記載の空気
    コンベヤ装置。
JP63282591A 1988-11-10 1988-11-10 円筒形物品搬送用の空気コンベヤ装置 Expired - Fee Related JPH0671931B2 (ja)

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