JPH0671747U - 枠組足場の建枠と階段用手摺 - Google Patents

枠組足場の建枠と階段用手摺

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JPH0671747U
JPH0671747U JP1756293U JP1756293U JPH0671747U JP H0671747 U JPH0671747 U JP H0671747U JP 1756293 U JP1756293 U JP 1756293U JP 1756293 U JP1756293 U JP 1756293U JP H0671747 U JPH0671747 U JP H0671747U
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JP
Japan
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handrail
building
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pin
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JP1756293U
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Inventor
勝規 桃田
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Takenaka Corp
Original Assignee
Takenaka Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】組立・解体を容易にし、突出端部をなくし、突
出端部の切断をなくし、切断による損耗品扱いとなる不
経済をなくし、構造の複雑化・コスト高を排し、見栄え
をよくする等を目的とする。 【構成】一対の建地部材11の上端部相互に横木部材12を
一体に架設し、各建地部材11の内面にて、その上部と下
部に筋違用係合ピン13,14 を、中間部に手摺用係合ピン
15をそれぞれ突設した建枠1と、傾斜する手摺本体21の
両端部22を互い違いに水平に屈曲させ、その両端に上層
階・下層階の前記手摺用係合ピン15に対応させた扁平端
部23を形成するとともに、各手摺用係合ピン15を着脱自
在に挿通係合させるピン孔24を穿設した階段用手摺2と
から成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、枠組足場の建枠と階段用手摺に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、門型建枠、鋼製布板、交叉筋違、階段枠等を組み合わせる枠組足場は、 既によく知られているが、現在のところ具合のよい階段用手摺がなく、真っ直ぐ な単管やヘ字状に屈曲させた特殊なパイプ手摺をクランプで建枠に組み付けてい るのが実情である(実開昭62-40141号公報、実開平4-111849公報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、次のような問題点がある。 クランプで組み付けるのでは、部材点数も多くなり、その組立・解体に甚だ 手間がかかる。 建枠のスパン及び高さ(ジョイントを含む)が、1800mmに規格化されて いるのに対し、単管は、50mm単位で長さが異なるよう規格化されているため 、端部が突出し、場合によっては、この突出端部が資材の運搬の邪魔や作業員 の衣服を引っ掛けるなどの不都合を生ずる。 上述のような単管の突出端部は、一般的には切断されるが、この切断により 一層手間がかかることとなる。 リースの単管の場合、通常、上記切断により損耗品扱いとなるため、甚だ不 経済であり、コスト高を来すこととなる。 上述の特殊なパイプ手摺の場合、構造の複雑化により部材としての生産コス トが高くなる。 いずれの場合も見栄えが悪い。 本考案は、これらの問題点を解決しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記目的達成のため、本考案は、一対の建地部材11の上端部相互に横木部材12 を一体に架設し、各建地部材11の内面にて、その上部と下部に筋違用係合ピン13 ,14 を、中間部に手摺用係合ピン15をそれぞれ突設した建枠1と、傾斜する手摺 本体21の両端部22を互い違いに水平に屈曲させ、その両端に上層階・下層階の前 記手摺用係合ピン15に対応させた扁平端部23を形成するとともに、各手摺用係合 ピン15を着脱自在に挿通係合させるピン孔24を穿設した階段用手摺2とから成る ことを特徴とする。
【0005】
【作用】
如上の構成であるから、枠組足場Aの組み立てにおいて、少なくとも階段部の 建枠及び階段用手摺として、本考案に係る建枠1及び階段用手摺2を使用する。 而して、階段枠3に沿えてその上方に階段用手摺2を配し、該階段用手摺の両端 にある扁平端部23のピン孔24をそれぞれ上層階・下層階の手摺用係合ピン15に係 合させる。したがって、建枠1への階段用手摺2の取り付け・取り外しは、扁平 端部23のピン孔24を、手摺用係合ピン15に対し係合・離脱させるだけでよい。
【0006】
【実施例】
図面は、本考案の実施例を示している。 図において、Aは、枠組足場、1は、該枠組足場の階段部の建枠、2は、該建 枠の組み付けた階段用手摺、3は、建枠に組み付けた階段枠、4は、建枠に組み 付けた鋼製布板、5は、建枠に組み付けた交叉筋違である。 建枠1は、図示の場合、門型であり、図2に示すように、一対の建地部材11の 上端部相互に横木部材12を一体に架設し、各建地部材11の内面にて、その上部と 下部に筋違用係合ピン13,14 を、中間部に手摺用係合ピン15をそれぞれ突設し、 また、両建地部材11乃至横木部材12の内側に補強部材16を一体に付設している。 図2おいて、17a は、各建地部材11の上端に設けたジョイント、17b は、各建地 部材11の上端部に設けたジョイント用抜止めピンである。なお、建枠としては、 門型に限るものではなく、アーチ型、その他のものでもよい。 中間部の手摺用係合ピン15は、図3に示すように、建地部材11の内面に水平に 突出し、スプリング(図示せず)で出方向に付勢した抜止め用ストッパー18を押 し込み可能に枢着19している。上部と下部の筋違用係合ピン13,14 も同様に形成 する。 階段用手摺2は、所要長さのパイプから成る傾斜する手摺本体21の両端部22を 互い違いに水平に屈曲させるとともに、交叉筋違5を逃げ得るように両端部22の 軸心を平面上わずかに外方へ移動させ、更に、その両端に、上層階・下層階の前 記手摺用係合ピン15に対応させた扁平端部23を形成し、両扁平端部にそれぞれ前 記手摺用係合ピン15に着脱自在に係合させるピン孔24を穿設している。なお、建 枠1のスパン及び高さ(ジョイントを含む)が1800mmであれば、両ピン孔24 の中心間の距離は2476mm程度となる。
【0007】
【考案の効果】
本考案によれば、一対の建地部材11の中間部に手摺用係合ピン15を突設した建 枠1と、両端部22を互い違いに水平に屈曲させた傾斜する手摺本体21の両端に上 層階・下層階の前記手摺用係合ピン15へと係合させるピン孔24付き扁平端部23を 有する階段用手摺2とから成るので、これらの建枠1及び階段用手摺2を階段部 に配して、該階段用手摺の両端にある扁平端部23のピン孔24をそれぞれ上層階・ 下層階の手摺用係合ピン15に係合させることにより、階段に所要の階段用手摺を 装備させることができ、次の効果を奏する。 建枠1における階段用手摺2の組立・解体が、扁平端部23のピン孔24を手摺 用係合ピン15に対し係合・離脱させるだけで極めて簡単にかつ迅速に行え、ク ランプで組み付ける場合のような手間がかからない。 階段用手摺2を枠組足場Aの専用の組立部材とすることができて、適正にか つ便利に使用でき、単管の場合のように端部が突出することも、突出端部が資 材の運搬の邪魔や作業員の衣服を引っ掛けるなどの不都合をもたらすこともな い。 単管のように突出端部を切断する必要がないので、切断のための手間がかか らない。 切断を要しないので、リースであっても損耗品扱いとなる不経済を生ぜず、 コスト高を来すこともない。 構造を簡素化でき、部材点数を少なくできるので、部材としての生産コスト を低くおさえることができる。 階段用手摺2の納まりがよく、違和感を生ぜず、見栄えがよい。 階段用手摺2の両端部22を互い違いに水平に屈曲させているので、握り易く 、手触りのよい手摺を構成できる。 本考案の建枠1を階段部以外の箇所で用いることにより、中間部の手摺用係 合ピン15には水平手摺の取り付けも可能になり、安全性を向上させることがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の枠組足場の建枠と階段用手摺に係る
実施例を示す組立て状態の截断側面図である。
【図2】 同例の建枠を示す正面図である。
【図3】 同例の手摺用係合ピンを示す拡大截断正面図
である。
【図4】 同例の階段用手摺を示す拡大截断斜視図であ
る。
【符号の説明】
A…枠組足場 1…建枠 2…階段用手摺 3…階段枠 4…鋼製布板 5…交叉筋違 11…建地部材 12…横木部材 13,14 …筋違用係合ピン 15…手摺用係合ピン 16…補強部材 17a …ジョイント 17b …ジョイント用
抜止めピン 18…抜止め用ストッパー 19…枢着 21…手摺本体 22…両端部 23…扁平端部 24…ピン孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の建地部材11の上端部相互に横木部
    材12を一体に架設し、各建地部材11の内面にて、その上
    部と下部に筋違用係合ピン13,14 を、中間部に手摺用係
    合ピン15をそれぞれ突設した建枠1と、傾斜する手摺本
    体21の両端部22を互い違いに水平に屈曲させ、その両端
    に上層階・下層階の前記手摺用係合ピン15に対応させた
    扁平端部23を形成するとともに、各手摺用係合ピン15を
    着脱自在に挿通係合させるピン孔24を穿設した階段用手
    摺2とから成ることを特徴とする枠組足場の建枠と階段
    用手摺。
JP1756293U 1993-03-15 1993-03-15 枠組足場の建枠と階段用手摺 Pending JPH0671747U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1756293U JPH0671747U (ja) 1993-03-15 1993-03-15 枠組足場の建枠と階段用手摺

Applications Claiming Priority (1)

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JP1756293U JPH0671747U (ja) 1993-03-15 1993-03-15 枠組足場の建枠と階段用手摺

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0671747U true JPH0671747U (ja) 1994-10-07

Family

ID=11947360

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1756293U Pending JPH0671747U (ja) 1993-03-15 1993-03-15 枠組足場の建枠と階段用手摺

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JP (1) JPH0671747U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012092550A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Alinco Inc 楔緊結式足場における階段手摺り

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012092550A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Alinco Inc 楔緊結式足場における階段手摺り

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