JPH0670316U - リモコン機能付き記録装置 - Google Patents

リモコン機能付き記録装置

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JPH0670316U
JPH0670316U JP1601293U JP1601293U JPH0670316U JP H0670316 U JPH0670316 U JP H0670316U JP 1601293 U JP1601293 U JP 1601293U JP 1601293 U JP1601293 U JP 1601293U JP H0670316 U JPH0670316 U JP H0670316U
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JP
Japan
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signal
remote control
circuit
audio signal
light
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JP1601293U
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宏 末野
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電波障害を全く起こさず、装置本体に取付け
部や外部マイク入力端子,電源端子等を一切設ける必要
のない記録装置を提供すること。 【構成】 リモートコントローラ(2) 側には、マイクM
2 と、このマイクからの音声信号を変調する音声信号変
調回路5と、被変調音声信号を赤外線信号に変換して出
力する手段D1,1 とを備え、装置本体(1) 側には、受
信した赤外線信号を復調する赤外線信号復調回路6と、
この回路より音声信号を抽出して復調する音声信号復調
回路7と、復調された音声信号を録音する手段8,Hと
を少なくとも備えて構成した。 【効果】 コストアップやデザイン上の制約を殆ど伴わ
ない遠隔操作型の記録装置を実現できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、リモコン機能付き記録装置に係り、特に、マイクロホンをリモート コントローラに付加した記録装置に関する。なお、以下の説明においては、本考 案装置をリモコン機能付きビデオカメラ装置に適用するものとし、従って装置本 体をカメラ本体と表現して説明する。
【0002】
【従来の技術】
最近わが国におけるビデオムービー等のビデオカメラ装置の普及は目覚しく、 技術的にも進歩して、小型化や多機能化が日進月歩で図られている。かかる最近 のビデオカメラ装置の代表例について、図3の斜視図を参照して説明する。
【0003】 ビデオカメラ装置(特にカメラ本体)は周知の如く、ズームレンズZLを介して 得られた光学像を映像信号に光電変換するカメラ部と、物理的音響を電気的音声 信号に変換するマイクロホンM1 等の電気音響変換部と、この映像信号と音声信 号を所定の磁気テープに記録(及び再生)するデッキ部とを内蔵している。そし てその筺体表面には、図示の如く、電源スイッチSw1,スタート/ストップボタン SB1,ズームボタンZB1 等の各種ボタン、及び再生や速送り,巻戻し,アフレコ等 各種の操作キーを有するキー入力部K1 等を備えている。なお、VFはビューファ インダ、Grは右手でカメラ本体1を掴持するためのハンドグリップである。
【0004】 ところで、ビデオカメラ装置の多機能化にはいくつかの種類があり、本考案装 置を適用できるビデオカメラ装置においては、図3に示したようにワイヤレスリ モコン(遠隔操作)機能を備えており、カメラ本体1の他に専用のリモートコン トローラ2を有し、カメラ本体1側にはリモートコントローラ2の発光部(発光 ダイオード)D1 からの中心波長 940nm程度の赤外光を受光する受光部Sが設け られている。
【0005】 この受光部Sの表面には、可視光線等をカットして赤外光のみを通過させるフ ィルタが設けられ、その内部にはフォトトランジスタQ2 が設置されている。そ してリモートコントローラ2の表面には、カメラ本体1における録画のスタート /ストップやズーム動作等の諸遠隔操作を行なうための、スタート/ストップボ タンSB2,ズームボタンZB2,及び各種の操作キーを有するキー入力部K2 等が設け られている。なお、電源スイッチSw2 は設けずに、いずれかのキーが押された時 に同時に入電状態となり、最後のキー入力後に所定時間が経過したら自動的に電 源OFF となるよう構成されることが多い。
【0006】 また、他の多機能化の例として、カメラ本体1の所定個所(上部等)に“シュ ー”と呼ばれる取付け部を設け、遠方の被写体の音を明瞭に録音(記録)するた めに、マイクロホン(以下「マイク」と略記する)M1 の他にズームマイク等の 外部マイクをこの取付け部(いずれも図示せず)に取付けたり、更に可変ズーム マイクを取付けて、これをズームボタンZB1 でのズーム操作によりズームレンズ ZLに連動して指向性を変化させる従来装置もある。或いは、遠方の被写体の音を 更に明瞭に録音するために、被写体又はその近傍にワイヤレスマイクを設置して 電波で送信し、カメラ本体1側には上記取付け部に受信装置を取付けて電気音響 変換部を構成した従来装置もある。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
カメラ本体内蔵のマイクM1 の他に、ズームマイクやワイヤレスマイク等の外 部マイクを設置する場合には、カメラ本体1の筺体表面に取付け部を設ける必要 があり、また筺体表面に直接設けられない場合には、筺体底面に設けてある三脚 取付け部と、外部マイクやワイヤレスマイク受信装置とを結合できるようにした 取付け補助具を別に用意しなければならない。
【0008】 しかも外部マイクやワイヤレスマイク受信装置,更に必要に応じて取付け補助 具をも取付けることにより、全体の重量や外形寸法が増加するので、使用者にと って負担となってしまう。また、筺体表面に必ず外部マイク入力端子や外部装置 用の電源端子を設けなければならないので、コストアップやデザイン上の制約や 、撮影時の煩わしさが生じてしまう。更に、電波で送信するものに於いては、電 波障害を起すことがある等の欠点があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案装置は、リモートコントローラ側には、各種のキー操作に応じた変調を 施されたリモコン信号を出力するリモコン制御回路と、マイクロホンと、このマ イクロホンからの音声信号に所定方式の変調を施す音声信号変調回路と、この音 声信号変調回路からの被変調音声信号やリモコン制御回路からのリモコン信号に 応じて動作する発光部駆動手段と、この発光部駆動手段により明暗(点滅)制御 されて赤外線等の光を発光する発光部とを備え、装置本体には、発光部からの光 信号を受光して電気信号に変換する受光素子と、受光素子出力のうちのリモコン 信号を復調する光信号復調回路と、受光素子出力のうちの被変調音声信号を復調 する音声信号復調回路と、復調されたリモコン信号を解読して,復調された音声 信号の記録動作を含む種々の制御動作を行なうシステムコントローラとを少なく とも備えて構成することにより、上記課題を解決した。
【0010】
【実施例】
本考案のリモコン機能付き記録装置の一実施例について、これをリモコン機能 付きビデオカメラ装置に適用するものとして、図1及び図2を参照して説明する 。図1は本考案装置の主要部の回路構成図であり、図1(A) が送信部10、図1 (B)が受信部11である。説明の便宜上、各々の周辺回路の構成も図示している 。
【0011】 また、図2は本考案装置を構成するリモートコントローラ3の一実施例を示す 平面図であり、このリモートコントローラ3の中に送信部10の回路が組込まれ ている。この図2を前記図3と比較すれば明白なように、リモートコントローラ 3には、ワイヤレスマイクとしての機能を有するマイクM2 と、このマイクM2 からの音声のみを採用するか又はカメラ本体のマイクM1 の音声と混合(ミキシ ング)して録音するかを切替える選択ボタンMBを備えた点が相違し、その他は従 来例2と同一構成なので、夫々同一符号を付して、詳細説明は省略する。なお、 マイクM2 の形状や取付け個所は図示の例に限定されないことは勿論である。
【0012】 また、受信部11の回路はカメラ本体1の中に組込まれているが、カメラ本体 1の外観は図3に示した従来例と相違しないので、必要があればこの図3を用い て説明することにする。また、ビデオカメラ装置に必須の映像信号処理回路やA F(Auto Focus)等各種の制御回路についても、本考案の主旨に無関係なので省略 し、以下、本考案装置の主要部たる送信部10及び受信部11の構成や動作につ いてのみ説明する。
【0013】 送信部10は図1(A) に示すように、スタート/ストップボタンSB2,ズームボ タンZB2,及びキー入力部K2 等からの、各種のキー操作に応じた変調を施された リモコン信号を出力するリモコン制御回路4と、赤外光{紫外線等可視光線以外 の電磁波でも理論的には可能}を発光するLED(発光ダイオード)等の発光部 D1 と、マイクM2 からの音声(オーディオ)信号を適宜増幅するマイクアンプ A2 と、音声信号にPWM及びAM(振幅変調)等の変調を施す音声信号変調回 路5と、両信号ミキシング用の抵抗R1,2 と、リモコン制御回路4からのリモ コン信号や音声信号変調回路5からの被変調音声信号に応じて発光部D1 をドラ イブ(点滅制御)するトランジスタQ1 等を備えて構成される。
【0014】 以上の構成要素のうち、リモコン制御回路4,トランジスタQ1,発光部D1 や 電流制限用の抵抗R3 は、リモコン機能付きの従来装置においても設けられてい るもので、従って、リモコン制御回路4からは、リモコン信号によりPWM(又 はパルス間隔)変調されることにより結果的にAM(振幅)変調された例えば約 38kHz のキャリア周波数の制御信号が出力される。従って、音声信号変調回路5 のキャリア周波数を、この38kHz のキャリア周波数に近接しない値に選定してお けば、後述する受信部11における回路構成により、上記リモコン信号と被変調 音声信号とを同時に送信することも可能となる。
【0015】 次に、受信部11は図1(B) に示すように、上記発光部D1 からの光信号を受 光して光電変換(電気信号に変換)する受光素子(フォトトランジスタQ2 )と 、受光素子出力のうちのリモコン信号を復調する光信号復調回路{光信号として 赤外線を用いることが多いので、以下「赤外線信号復調回路」と記す}6と、受 光素子出力のうちの被変調音声信号を復調する音声信号復調回路7と、赤外線信 号復調回路6にて復調されたリモコン信号を解読して,周知のメカ部12の動作 制御を含む種々の制御動作を行なうシステムコントローラ9と、このシステムコ ントローラ9からの制御信号に応じて、音声信号復調回路7の出力信号又はマイ クアンプA1 で増幅された内蔵マイクM1 からの音声信号,若しくは両信号を混 合した音声信号を、記録ヘッドHやモニタ用端子Out に出力するオーディオ回路 8等を備えている。
【0016】 なお、R4 は負荷抵抗であり、受光素子としてフォトトランジスタQ2 の代り にフォトダイオードを使用しても良い。また、以上の構成において、音声信号復 調回路7は本考案特有のものであり、それ以外の各構成要素においては、リモコ ン機能付きの従来装置における各構成要素よりも多くの機能を有することが、以 下の説明から明瞭となろう。なお、赤外線信号復調回路6及び音声信号復調回路 7の前段に、夫々被変調リモコン信号及び被変調音声信号のみを夫々通過させる BPF(帯域濾波器)13,14等のフィルタを接続すれば、上記両信号をキャ リアにより周波数帯域分割して同時に送受信できるようになるので、例えばマイ クM1 からの音声を録音し乍らズーム動作できるので便利である。
【0017】 ところで、送信部10の音声信号変調回路5における変調方式はPWM及びA M変調に限定する必要はないが、これをリモコン制御回路4における変調方式と 同じくすれば、赤外線信号復調回路6においてリモコン信号の復調のみならず音 声信号の復調も可能となり、その場合、両信号の同時送受信はできないが、音声 信号復調回路7を省略できるので、構成が簡素化されるという特長を有する。
【0018】 次に、本考案装置の使用方法及び機能,動作について、全図を参照して説明す る。まず、カメラ本体1を三脚(図示せず)に設置したり適当な台の上に載置す る等して、カメラ本体1を撮像したい被写体方向に向けて設置する。次に、被写 体又はその近傍にリモートコントローラ3をその発光部D1 をカメラ本体1側に 向けて設置する。若しくは使用者自体がリモートコントローラ3を所持してカメ ラ本体1のズームレンズZL側に移動する。その場合、移動範囲は図3に示したよ うに、受光部Sの指向特性の範囲内{横方向±30°,縦方向±15°;ズームレン ズZLの広角時の視域と略同じ}で、且つその距離は発光部D1 からの赤外光が受 光部Sに届く範囲内であること勿論である。以下の実施例では、被写体ともなる 人物(図示せず)にリモートコントローラ3を持たせて撮像するものとする。
【0019】 まず、カメラ本体1の電源スイッチSw1 をONにし、リモートコントローラ3に 電源スイッチSw2 があればそれをONにした後、図2示の如く設けられた選択ボタ ンMBを操作して、マイクM2 からの音のみを収録するか又はマイクM1 の音声と 混合するかのいずれかを選択し、次に、キー入力部K2 の録画操作ボタンREC を 押し、更にスタート/ストップボタンSB2 をする。すると、以上の各キー操作に 応じた例えばPWM及びAM変調されたリモコン信号がリモコン制御回路4にて 生成され、抵抗R1 を介してトランジスタQ1 のベースに印加される。これによ りトランジスタQ1 のコレクタ電流が変化して発光部D1 を点滅(明暗)制御す る。これが赤外線信号となって出力されるわけである。以上の動作のうち、選択 ボタンMBの操作以外は従来装置と同じである。
【0020】 かかる赤外線信号をカメラ本体1(受信部11)の受光部Sにて受光した後、 フォトトランジスタQ2 にて光電変換し、赤外線信号復調回路6で復調して、シ ステムコントローラ9と音声信号復調回路7に供給する。なお、上記リモートコ ントローラ3側の操作では動作制御のみで音声信号は含まれていないので音声信 号復調回路7は働かないが、システムコントローラ9は上記リモコン信号の内容 を解読して諸制御動作を行なう。具体的には、選択ボタンMBの操作に応じてオー ディオ回路8の入力を音声信号復調回路7側のみに接続,又はマイクアンプA1 とミキシングするよう設定し、メカ部12を動作制御して磁気テープを走行させ て録画動作を開始する。
【0021】 この状態で、マイクM2 が音を拾うと、マイクアンプA2 にて必要なレベルに 増幅され、音声信号変調回路5にて赤外線伝送に適する例えばPWM及びAM変 調が施される。そしてこの音声信号変調回路5の出力は抵抗R2 を介してトラン ジスタQ1 のベースに印加され、上記同様の動作原理により発光部D1 から赤外 線信号となって出力されるわけである。
【0022】 ここで、発光部D1 から音声信号とリモコン信号が同時に供給されないように 、例えば一瞬でも早く発生した方を優先させるようにすべく、トランジスタQ1 に信号を送出している期間中は、データバスB1 を介して互いに制御信号を供給 し合っている。即ち、発光部D1 から音声信号を出力している間は、リモコン制 御回路4からリモコン信号が出力されないよう、音声信号変調回路5からデータ バスB1 を介してリモコン制御回路4に制御信号が供給される。逆に、リモコン 信号を出力している間は音声信号変調回路5から音声信号が出力されないよう、 リモコン制御回路4よりデータバスB1 を介して制御信号を供給する。
【0023】 或いは更に、両信号を周波数帯域分割して同時に送信できるように、PWM及 びAM変調用信号の搬送波周波数を選定して構成することも容易であり、その場 合には、例えば受信部11側の構成において、音声信号復調回路7の入力側を、 赤外線信号復調回路6の出力側に接続する代りに、図1(B) に破線で示す如くフ ォトトランジスタQ2 のコレクタ側に接続し、更に、赤外線信号復調回路6の前 段と音声信号復調回路7の前段に夫々必要な信号成分のみを伝送する帯域濾波器 を接続すれば良い。
【0024】 かかる赤外線信号をカメラ本体1側の受光部Sにて受光してフォトトランジス タQ2 にて光電変換し、赤外線信号復調回路6で復調してシステムコントローラ 9と音声信号復調回路7に供給する。今度は音声信号も含まれているので、音声 信号復調回路7はそれを復調(例えばFM復調)してオーディオ回路8に供給す る。オーディオ回路8はその接続態様に応じて単独で、或いは内蔵マイクM1 か らの音声信号とミキシングして、マイクM2 から遥々送られた音声信号を記録ヘ ッドHやモニタ用端子Out に出力する。なお、前記音声信号変調回路5における 変調方式を、PWM変調の代りにFM変調とした場合には、受信部11の回路構 成は、音声信号復調回路7の入力側を赤外線信号復調回路6の出力側に接続する 代りに、図1(B) に破線で示した如く、フォトトランジスタQ2 のコレクタ側に 接続して、各信号を個別に復調する。
【0025】 なお、カメラ本体1のみならず、リモートコントローラ3にも当然電源が必要 であり、単四等の電池又はボタン電池が内蔵されているが、カメラ本体1には必 ず電源スイッチSw1 が図3に示したように設けられているのに対し、リモートコ ントローラ3には前述の如く無いものが多い。そこで、消費電力を節約するため に、図2に示したように電源スイッチSw2 を設けて、必要なときだけ閉成(ON)し て使用することが考えられる。或いは少なくともマイクアンプA2 と音声信号変 調回路5を電源スイッチSw2 で電力供給の断続を行なうよう構成して、音声信号 の送信時のみ入電して使用するようにしたり、若しくは、更に自動音声検出回路 を設けて、所定レベル以上の音が発生した時だけマイクアンプA2 と音声信号変 調回路5に電力供給されるよう構成することもできる。
【0026】 一方、カメラ本体1(受信部11)側では、音声信号の受信時以外は赤外線信 号やノイズ等の不要信号がオーディオ回路8に供給されないよう、音声信号復調 回路7内に例えばスケルチ回路を設けたり、或いはオーディオ回路8の入力段に ミュート回路を設け、それらの動作制御を、上記システムコントローラ9により データバスB2 又はB3 を介して行なわせるよう構成すれば、S/Nの良好な録 音ができるようになる。
【0027】 また、リモートコントローラ3からの音声信号を、カメラ本体1側で正しく受 信していることを示す例えばタリーLEDの如き表示素子を、カメラ本体1の筺 体表面の所定個所に設けると、使用者は安心して録画動作ができるので便利であ る。なお、以上の説明においては、カメラ本体1を三脚に設置したり適当な台の 上に載置する等して撮像するものとしたが、これに限らず、例えば本出願人が先 に提案した特願平4−187510号明細書に記載したリモコン電動雲台装置の 電動雲台にカメラ本体1を取付けると共に、そのリモコン装置に前記マイクM2 や選択ボタンMBを設けてリモートコントローラを構成すれば、カメラ本体1のズ ーム動作のみならず、そのパン,チル動作をも自由に遠隔操作できるようになる ので、一層便利になる。
【0028】 更にまた、以上の説明においては受信部11をビデオカメラカメラ本体1に設 けるものとしたが、リモコン機能付きで且つ録音機能を有する装置であればこれ に限定されるものではなく、例えばDAT,DCC用録音機を含む従来のラジカ セやテープレコーダに適用して構成することも十分可能である。
【0029】
【考案の効果】
本考案のリモコン機能付き記録装置は以上のように構成したので、次のような 種々の優れた特長を有する。 送信手段として赤外線等の光を使用しているので、電波障害を起す虞れが無い 。音声信号の受信手段としてワイヤレスリモコンの受光部を使用しているので 、 カメラ本体の筺体表面に取付け部や外部マイク入力端子,外部装置用の電源 端 子等を設ける必要が一切なくなる。 ワイヤレスリモコンとワイヤレスマイクとで発光部と受光部を共用しているの で、コストを低く押さえられ、しかもデザイン上の自由度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の主要部の回路構成図である。
【図2】本考案装置を構成するリモートコントローラの
一実施例を示す平面図である。
【図3】リモコン機能付きビデオカメラ装置の従来例を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1…カメラ本体、2,3…リモートコントローラ、4…
リモコン制御回路、5…音声信号変調回路、6…赤外線
信号復調回路、7…音声信号復調回路、8…オーディオ
回路、9…システムコントローラ、10…送信部、11
…受信部、12…メカ部、A1,2 …マイクアンプ、B
1 〜B3 …データバス、D1 …発光部、H…記録ヘッ
ド、M1,2 …マイク、MB…選択ボタン、Q1 …トラン
ジスタ、Q2 …フォトトランジスタ、R1 〜R4 …抵
抗、S…受光部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 9/00 301 E 7170−5K

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】録音機能と、赤外線等の光リモコン信号の
    受信及び解読機能とを少なくとも有する装置本体と、該
    装置本体に対して赤外線等の光を発光することによりこ
    れを遠隔操作し得るリモートコントローラとより成るリ
    モコン機能付き記録装置であって、 上記リモートコントローラには、各種のキー操作に応じ
    た変調を施されたリモコン信号を出力するリモコン制御
    回路と、マイクロホンと、該マイクロホンからの音声信
    号に所定方式の変調を施す音声信号変調回路と、該音声
    信号変調回路からの被変調音声信号やリモコン制御回路
    からのリモコン信号に応じて動作する発光部駆動手段
    と、該発光部駆動手段により明暗(又は点滅)制御され
    て赤外線等の光を発光する発光部とを備え、 上記装置本体には、該発光部からの光信号を受光して電
    気信号に変換する受光素子と、受光素子出力のうちのリ
    モコン信号を復調する光信号復調回路と、該受光素子出
    力のうちの被変調音声信号を復調する音声信号復調回路
    と、上記復調されたリモコン信号を解読して,復調され
    た音声信号の記録動作を含む種々の制御動作を行なうシ
    ステムコントローラとを少なくとも備えた、リモコン機
    能付き記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006325145A (ja) * 2005-05-20 2006-11-30 Canon Inc 撮像装置及びその電源制御方法

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