JPH0738797A

JPH0738797A - ワイヤレスリモコンを備えたｖｔｒ一体型カメラ

Info

Publication number: JPH0738797A
Application number: JP5179169A
Authority: JP
Inventors: Takashi Sato; 孝佐藤; Takashi Sasaki; 隆佐々木
Original assignee: Hitachi Image Information Systems Inc; Hitachi Ltd; Hitachi Video and Information System Inc
Current assignee: Hitachi Image Information Systems Inc; Hitachi Ltd; Hitachi Advanced Digital Inc
Priority date: 1993-07-20
Filing date: 1993-07-20
Publication date: 1995-02-07

Abstract

(57)【要約】【目的】撮影者がＶＴＲ一体型カメラから離れた場所
でワイヤレスリモコンを用いて撮影を行う際にも、撮影
画像を視認できる、使い勝手の良いワイヤレスリモコン
を備えたＶＴＲ一体型カメラを提供すること。【構成】カメラ部で撮像し適宜に変換処理して得た映
像信号を、空中伝搬可能な信号に変換する信号変換部を
ＶＴＲ一体型カメラの本体１に内蔵させ、これによって
変換した信号を送信部１４から出力して、ワイヤレスリ
モコン４に飛ばすように構成される。一方、ワイヤレス
リモコンには、送信部からの信号を受ける受信部１５を
設けておき、受信信号を適宜に復調処理して映像信号
（ＲＧＢ信号）に戻し、液晶表示装置よりなる映像表示
部６によって撮影画像（被写体の映像）を表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤレスリモコン
（ワイヤレスリモートコントロール装置）を備えたＶＴ
Ｒ（ビデオテープレコーダー）一体型カメラに係り、さ
らに詳しくは、ＶＴＲ一体型カメラ操作用のワイヤレス
リモコンに、液晶表示装置を用いた映像表示部を具備さ
せたＶＴＲ一体型カメラに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】ＶＴＲ一体形カメラには、撮影している
映像を確認するためのビューファインダーが搭載されて
いる。このビューファインダーには、光学式と電子式と
があるが、最近のＶＴＲ一体形カメラでは電子式のもの
が主流となりつつあり、電子ビューファインダーを備え
ると、テープに記録した撮影内容をその場で見ることも
可能である。電子ビューファインダーには、一般的にテ
レビのブラウン管と同じ方式の小型ＣＲＴを用いている
が、最近になって液晶パネルを用いたものも出てきてい
る。この液晶パネルを用いた電子ビューファインダー
は、非常に薄く、また軽量になるため、ＶＴＲ一体型カ
メラの小型・軽量化に大いに貢献する。

【０００３】ところで、従来のＶＴＲ一体形カメラのビ
ューファインダーは、スチルカメラの流れを踏襲してお
り、撮影者がビューファインダーを覗き込んで被写体を
視認しつつ、ＶＴＲ一体型カメラによる撮影操作を行う
ことを主目的としているため、ＶＴＲ一体型カメラの後
面（撮影レンズと反対面）に固定的に配置されたものと
なっていた。

【０００４】一方、例えばＶＴＲ一体型カメラを三脚等
に固定した状態で、撮影者がＶＴＲ一体型カメラから離
れた場所で撮影操作を行うために、ワイヤレスリモコン
を装備したＶＴＲ一体型カメラも知られている。この従
来のワイヤレスリモコンには、上記したビューファイン
ダー機能が具備されていないため、撮影者がＶＴＲ一体
型カメラのビューファインダーを覗き込んで被写体を確
認した後、ワイヤレスリモコンを操作してＶＴＲ一体型
カメラに操作信号を飛ばし、ＶＴＲ一体型カメラを遠隔
制御するようになっていた。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のＶＴＲ一体型カメラにおけるビューファインダーは、
ＶＴＲ一体型カメラと一体となっていたものであったた
め、例えば撮影（記録）動作を持続させた状態で撮影者
がＶＴＲ一体型カメラから離れると、撮影している現在
の被写体の状況が確認できないものであった。このた
め、ワイヤレスリモコンによってＶＴＲ一体型カメラを
動作制御している際には、撮影画像を視認できないとい
う問題があった。

【０００６】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、撮影者がＶＴＲ一体型カメラ
から離れた場所でワイヤレスリモコンを用いて撮影を行
う際にも、撮影画像を視認できるようにし、例えばワイ
ヤレスリモコンを用いて被写体の画角合わせなどを可能
とした、使い勝手の良い、ワイヤレスリモコンを備えた
ＶＴＲ一体型カメラを提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明によるワイヤレス
リモコンを備えたＶＴＲ一体型カメラは、上記目的を達
成するため、カメラ部で撮像し適宜に変換処理して得た
映像信号を、空中伝搬可能な信号に変換する信号変換部
をＶＴＲ一体型カメラの本体に内蔵させ、これによって
変換した信号を送信部から出力して、ワイヤレスリモコ
ンに飛ばすように構成される。一方、ワイヤレスリモコ
ンには、送信部からの信号を受ける受信部を設けてお
き、受信信号を適宜に復調処理して映像信号に戻し、液
晶表示装置よりなる映像表示部によって撮影画像（被写
体の映像）を表示させるように、構成される。

【０００８】

【作用】一般に、カメラなどで撮影された映像信号を離
れた場所に空中伝送する場合、伝送に必要な変調などの
変換過程を受ける。この変換を受ける前の映像信号は、
ベースバンド信号とも称せられ、直流から数ＭＨｚの周
波数成分を有している。ベースバンド信号をそのまま伝
送すると、雑音や波形ひずみの影響によって伝送品質が
劣化してしまう。そこで、これらの伝送を行う場合、変
調＋周波数分割多重化、あるいは符号化＋時分割多重化
という操作によって伝送に適した形に変換され、数多く
の映像信号が一つにまとめられて伝送される。伝送され
た信号は受信系を介し、復調・変換回路によって元の映
像信号に戻される（斯様な映像伝送方式技術に関して
は、例えば、電気通信協会発行「通信システムと伝送方
式」；４５４〜４６４頁に記載されているので、必要で
あれば参照されたい）。

【０００９】そこで、本発明によるＶＴＲ一体型カメラ
の本体には、撮影した映像信号を伝送用の信号に変換処
理するための変調器あるいは変換器、および、それを空
中に飛ばすための送信部が設けられている。変調器や変
換器は、映像信号をＦＭ変調したり、ある一定のパルス
コードに変換したりするものであり、送信部は、それら
の変換された信号をワイヤレスリモコンに対して出力す
る。ＶＴＲ一体型カメラを遠隔操作するためのワイヤレ
スリモコンでは、送信部から出力された信号を受信部で
受信し、受信した信号を復調器で復調処理して元の映像
信号に戻し、液晶表示パネル上に撮影画像（被写体の映
像）を表示させる。また、ワイヤレスリモコンには通常
のリモコン操作機能が具備されており、ワイヤレスリモ
コンを適宜キー操作することによって、撮影者は、ワイ
ヤレスリモコンの液晶表示パネル上で被写体の状況を確
認しながら、例えば、被写体の画角合わせを行ったり、
撮影（記録）のスタート／ストップなどの操作を、ＶＴ
Ｒ一体型カメラに指示するようにされる。

【００１０】

【実施例】以下、本発明を図１〜図５に示した１実施例
によって説明する。図１は、ＶＴＲ一体型カメラの本体
に着脱可能なワイヤレスリモコンでＶＴＲ一体型カメラ
の遠隔操作をおこなっている様子を示す斜視図、図２
は、ＶＴＲ一体型カメラの本体にワイヤレスリモコンを
装着した状態の斜視図、図３はＶＴＲ一体型カメラの本
体にワイヤレスリモコンを装着した状態の背面図であ
る。

【００１１】図１〜図３において、１はＶＴＲ一体型カ
メラの本体（以下、カメラ本体１と称す）で、被写体を
撮像するカメラ部２や、該カメラ部２で撮像して得られ
た映像信号を記録／再生するＶＴＲ部３などを備えてい
る。４は、カメラ本体１における撮影レンズ５と反対側
の面（従来のＶＴＲ一体型カメラにおいてビューファイ
ンダーが位置する面）に着脱自在であるように取り付け
られるワイヤレスリモコン（以下、リモコン４と称す）
で、カメラ本体１の収納／搬送時や、カメラ本体１を操
作者が手に持って操作する際には、通常、図２，３に示
すようにカメラ本体１に装着した状態におかれるように
なっている。また、カメラ本体１を遠隔操作する際に
は、図１に示すように、リモコン４はカメラ本体１から
取り外されて用いられるようになっている。

【００１２】上記リモコン４には、電子ビューファイン
ダーとして機能するカラー液晶表示パネル（カラー液晶
表示装置）を用いた映像表示部６が設けられており、本
実施例では、カメラ本体１にリモコン４を取り付けた状
態では、見掛け上、映像表示部６がカメラ本体１と一体
の電子ビューファインダー部となり、カメラ本体１から
リモコン４を取り外した状態では、映像表示部６がカメ
ラ本体１とは独立した電子ビューファインダー部となる
ように構成されている。なお、リモコン４の映像表示部
６とは別個に、従来と同様に、カメラ本体１に固設され
た電子式もしくは光学式のビューファインダーを付加す
る構成としてもよい。

【００１３】リモコン４には、図１，３に示すように、
記録スタート／ストップ切り換え釦７、ズーム切り換え
釦８、テープ再生釦９、テープ静止釦１０、テープ早送
り／巻戻し釦１１等の各種操作釦が設けられている。そ
して、操作者がこれらの各操作釦を押すことによって、
リモコン４に内蔵された図示せぬ操作信号処理回路系か
らの信号が、リモコン４の送信部（発光部）１２で電光
変換されて赤外光（ＩＲ）信号として出力されるように
なっている。このリモコン４からの送信信号は、カメラ
本体１の図示せぬ受信部（受光部）で受信されて光電変
換され、カメラ本体１内の図示せぬ演算制御回路が、リ
モコン４からの送信信号に基づき各部を制御するように
なっている。なお、このリモコン４における送信系、お
よびカメラ本体１における受信系については、周知のも
のであるので、ここではその詳細説明は割愛する。ま
た、リモコン４には、出画ＯＮ／ＯＦＦ切り換えスイッ
チ１３が設けられており、前記映像表示部６による画面
確認の必要のないときには、該スイッチ１３によって映
像表示部６からの映像出力をＯＦＦすることができるよ
うになっており、これによってリモコン４の電力の消費
量を減らし、リモコン４内のバッテリー寿命の延命化を
図れるようになっている。

【００１４】そして本実施例では、上記したリモコン４
の各操作釦７〜１１等は、リモコン４をカメラ本体１に
取り付けた状態では、見掛け上、カメラ本体１と一体の
操作釦群として働くようになっている。したがって、本
実施例のカメラ本体１からは、これと一体となって固設
される各操作釦７〜１１等を割愛することが可能なよう
になっている。勿論、必要に応じカメラ本体１側にも、
各操作釦７〜１１等と同等機能の操作釦群を付加するよ
うにしても構わない。

【００１５】前記出画ＯＮ／ＯＦＦ切り換えスイッチ１
３をＯＮとした状態で、前記記録スタート／ストップ切
り換え釦７をプッシュして撮影（記録）の開始をカメラ
本体１に指示すると、カメラ本体１は撮影（記録）を開
始する。そして、カメラ本体１の前記カメラ部２で撮像
して得られた映像信号は、前記ＶＴＲ３部に送出されて
テープに記録されると共に、後述する変換／変調回路１
８にも送出されて適宜変換処理を受けた後（一定のパル
スコードなどに変調処理された後）、カメラ本体１の送
信部（発光部）１４で電光変換されて、赤外光（ＩＲ）
信号として出力される。このカメラ本体１からの送信信
号は、リモコン４の受信部（受光部）１５で受信されて
光電変換され、後述する復調回路１９で元の映像信号に
戻された後、前記映像表示部６によって表示・出力され
る。これにより、現在カメラ本体１で撮影している画像
（被写体の映像）を、リモコン４の映像表示部６で確認
することができる。したがって前述したように、リモコ
ン４をカメラ本体１に取り付けた状態では、映像表示部
６は従来とほぼ同様の電子ビューファインダーとなり、
リモコン４をカメラ本体１から取り外した状態では、映
像表示部６はカメラ本体１とは独立した電子ビューファ
インダーとして機能することになる。

【００１６】図４は、本実施例の要部回路系の構成を示
すブロック図である。同図に示すカメラ本体１側におい
て、２は、撮影レンズ５やカメラ信号処理部１６を具備
した前記カメラ部、３は前記ＶＴＲ部、１７はＲＧＢデ
コーダ、１８は変換／変調回路、１４は前記送信部（発
光部）である。また、リモコン４側において、１５は前
記受信部（受光部）、１９は復調回路、６は前記映像表
示部である。なお、図４において、２０は被写体であ
る。

【００１７】図４に示す構成において、カメラ本体１の
撮影レンズ５を撮影したい被写体２０の方向に向け、前
記したようにカメラ本体１に対し撮影開始（記録開始）
を指示すると、カメラ本体１は撮影動作を開始する。こ
れによって、撮影レンズ５を通して入力された光が、固
体撮像素子を含むカメラ信号処理部１６で電気信号に変
換された後、該カメラ信号処理部１６で公知の信号処理
を施されて映像信号に変換される。この映像信号はＶＴ
Ｒ部３に送られて、該ＶＴＲ部３内の記録処理系によっ
て磁気テープに記録され、また、必要に応じＶＴＲ部３
を介して外部のＴＶ等のモニタ画面に出力される。ま
た、リモコン１の映像表示部６とは別個に、１点鎖線で
示すようにカメラ本体１に電子ビューファインダー部２
１が設けられている場合には、映像信号は電子ビューフ
ァインダー部２１にも送出される。

【００１８】そして、これらとは別に、カメラ信号処理
部１６からの出力は、ＲＧＢデコーダ１７にも送出され
て、該ＲＧＢデコーダ１７でＲＧＢ３原色信号に変換さ
れる。このＲＧＢ信号は、変換／変調回路１８で一定の
パルスコードなどに置き換えられ、送信部１４から出力
される。本実施例では、この送信信号は赤外線（ＩＲ）
など、周波数特性が良く、伝送歪みの少ない信号を用い
ている。なお、最近のビデオカメラは、固体撮像素子で
受光した映像の情報を、そのままＲＧＢ信号に変換して
出力しており、このＲＧＢ信号を取り出して変換／変調
回路１８へ直接入力することにより、上記のＲＧＢデコ
ーダ１７を通さなくても良い場合が多い（この場合の信
号経路を図中１点鎖線で示している）。

【００１９】また、カメラ本体１に既記録済みの磁気テ
ープの再生を指示した場合には、ＶＴＲ部３内の再生処
理系によって磁気テープが再生され、再生された映像信
号が必要に応じ外部のＴＶ等のモニタ画面に出力される
と同時に、前記ＲＧＢデコーダ１７にも出力され、先と
同様の信号変換処理を受けて、送信部１４から出力され
る。

【００２０】リモコン４側では、カメラ本体１の発信部
１４から出力された送信信号（赤外光信号）を、受信部
（受光部）１５で受信して光電変換し、受信信号を復調
回路１９でＲＧＢ信号に復調し、これを映像表示部（カ
ラー液晶表示パネル）６に出力することで、映像表示部
６に撮影画面を表示させる。

【００２１】図５は、映像信号の伝送系のみを示したブ
ロック図である。本実施例では、カメラ部２やＶＴＲ部
３で処理された映像信号（コンポジット・ビデオ信号）
は、ＲＧＢデコーダ１７でＲＧＢ信号に変換される。こ
のようにＲＧＢ信号に変換する所以は、比較的に狭帯域
な伝送系で信号処理できるためである。先程も述べたよ
うにカメラ部２からはＲＧＢ信号を取り出せることが多
く、カメラ部２からの出力はＲＧＢデコーダ１７を通さ
なくても良いことが多い。この後、ＲＧＢ信号は、変換
／変調回路１８（パルス変調回路、または、Ａ／Ｄコン
バータなどの変換器）で、ある決まったパルスコードに
置き換えられ、送信部１４よりＩＲ信号として出力され
る。リモコン４の受信部１５で受信された送信信号は光
電変換された後、パルスコードをＲＧＢ信号に復調する
ため復調回路１９に送られる。そして、復調回路１９で
復調して得られたＲＧＢ信号は、そのまま映像表示部
（カラー液晶表示パネル）６に出力される。

【００２２】以上、本発明を図示した実施例によって説
明したが、当業者には本発明の精神を逸脱しない範囲で
種々の変形が可能であることはいうまでもなく、例え
ば、カメラ本体１にリモコン４を取り付けた場合には両
者をコネクタで結合し、電源供給や信号伝送を信号線を
通じて行うようにしてもよい。また、カメラ本体１とリ
モコン４との間のワイヤレスの信号伝送は、赤外光信号
以外にも電波を利用できることはいうまでもない。ある
いはまた、ＶＴＲ一体型カメラに撮影レンズの自動首振
り機能を持たせ、ワイヤレスリモコンから撮影レンズの
首振りを操作するようになすと、被写体の追尾動作も可
能となる。

【００２３】

【発明の効果】以上のように本発明によれば、三脚など
に固定したＶＴＲ一体型カメラから離れた場所で、撮影
者がワイヤレスリモコンを用いて撮影を行う際にも、ワ
イヤレスリモコンの映像表示部で撮影画像（被写体画
像）を確認できるので、ワイヤレスリモコンの映像表示
部を電子ビューファインダーとして現在の被写体の状況
を確認しながら、ＶＴＲ一体型カメラによる撮影動作を
遠隔操作できる。このため、ＶＴＲ一体型カメラから離
れた場所で、ワイヤレスリモコンを用いて被写体の画角
合わせなども可能となり、使い勝手が大いに向上する。
また、ワイヤレスリモコンの映像表示部には、薄型・軽
量の液晶表示パネルを用いているので、従来の小型ＣＲ
Ｔを用いた電子ビューファインダーよりも大きな表示画
面が、薄型・軽量のものとして容易に達成でき、さら
に、従来、片方の目でしか確認できなかったビューファ
インダーの映像の情報を、両目でも確認できるようにな
って、視認性も向上する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の１実施例に係るワイヤレスリモコンを
備えたＶＴＲ一体型カメラにおいて、ワイヤレスリモコ
ンをＶＴＲ一体型カメラから取り外して遠隔操作を行っ
ている様子を示す斜視図である。

【図２】本発明の１実施例に係るワイヤレスリモコンを
備えたＶＴＲ一体型カメラにおいて、ワイヤレスリモコ
ンをＶＴＲ一体型カメラに取り付けた状態を示す斜視図
である。

【図３】本発明の１実施例に係るワイヤレスリモコンを
備えたＶＴＲ一体型カメラにおいて、ワイヤレスリモコ
ンをＶＴＲ一体型カメラに取り付けた状態を示す背面図
である。

【図４】本発明の１実施例に係るワイヤレスリモコンを
備えたＶＴＲ一体型カメラにおける要部回路系の構成を
示すブロック図である。

【図５】本発明の１実施例に係るワイヤレスリモコンを
備えたＶＴＲ一体型カメラにおける映像信号の伝送系の
構成を示すブロック図である。

【符号の説明】

１ＶＴＲ一体型カメラの本体（カメラ本体）２カメラ部３ＶＴＲ部４ワイヤレスリモコン（リモコン）５撮影レンズ６映像表示部（液晶表示装置）７記録スタート／ストップ切り換え釦８ズーム切り換え釦９テープ再生釦１０テープ静止釦１１テープ早送り／巻戻し釦１２リモコンの送信部（発光部）１３出画ＯＮ／ＯＦＦ切り換えスイッチ１４カメラ本体の送信部（発光部）１５リモコンの受信部（受光部）１６カメラ信号処理部１７ＲＧＢデコーダ１８変換／変調回路１９復調回路２０被写体

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】被写体を撮像するカメラ部と、該カメラ
部で撮像して得た映像信号を少なくとも記録するＶＴＲ
（ビデオテープレコーダー）部とを一体化したＶＴＲ一
体形カメラにおいて、前記ＶＴＲ一体型カメラの本体に、着脱形のワイヤレス
リモコン（ワイヤレスリモートコントロール装置）を具
備させたことを特徴とするワイヤレスリモコンを備えた
ＶＴＲ一体形カメラ。
【請求項２】請求項１記載において、前記ワイヤレスリモコンには、電子ビューファインダー
として機能する液晶表示装置を用いた映像表示部が具備
されたことを特徴とするワイヤレスリモコンを備えたＶ
ＴＲ一体型カメラ。
【請求項３】請求項２記載において、前記ＶＴＲ一体型カメラの本体には、前記ワイヤレスリ
モコンに映像信号を送信するための送信部が設けられ、
前記ワイヤレスリモコンには、前記送信部から送信され
た映像信号を受信する受信部と、受信信号を前記映像表
示部に出力するための信号処理回路とが設けられたこと
を特徴とするワイヤレスリモコンを備えたＶＴＲ一体型
カメラ。
【請求項４】請求項３記載において、前記ワイヤレスリモコンは、前記ＶＴＲ一体型カメラの
本体における撮影レンズと反対側の面に着脱自在に取り
付けられ、ワイヤレスリモコンを前記本体に取り付けた
状態では、ワイヤレスリモコンの前記映像表示部は、Ｖ
ＴＲ一体型カメラの本体と一体となった電子ビューファ
インダーとして利用されることを特徴とするワイヤレス
リモコンを備えたＶＴＲ一体型カメラ。
【請求項５】請求項４記載において、前記ワイヤレスリモコンを前記ＶＴＲ一体型カメラの本
体に取り付けた状態では、ワイヤレスリモコンの各操作
手段は、ＶＴＲ一体型カメラの本体と一体となった操作
手段として利用されることを特徴とするワイヤレスリモ
コンを備えたＶＴＲ一体型カメラ。