JPH0669690A - 基板の位置決め装置 - Google Patents

基板の位置決め装置

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JPH0669690A
JPH0669690A JP4218954A JP21895492A JPH0669690A JP H0669690 A JPH0669690 A JP H0669690A JP 4218954 A JP4218954 A JP 4218954A JP 21895492 A JP21895492 A JP 21895492A JP H0669690 A JPH0669690 A JP H0669690A
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Toshiro Hirakawa
敏朗 平川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小形の基板をキャリアに載荷して、この基板
にチップを搭載するにあたり、基板を所定の位置にしっ
かり位置決めできる基板の位置決め装置を提供すること
を目的とする。 【構成】 基板2が載荷されるキャリア1に基板2の位
置決め用壁部3aを設けるとともに、この壁部1aの近
傍に孔部5を開孔する。またキャリア1の下方に突起部
材25が突設された基台13を昇降自在に配置した。し
たがって基台13を上昇させてこの孔部5に突起部材2
5を嵌入させ、そのままこの突起部材25を基板2の側
面に押接することにより、基板2を位置決め用の壁部3
aに押し付けて位置決めし、その状態で基板2にボンド
58を塗布し、またこのボンド58上にチップ61を搭
載するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は基板の位置決め装置に係
り、詳しくは、小形の基板の上面にチップを搭載する際
に、基板を所定の位置にしっかり位置決めしておくため
の基板の位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば水晶発振器などの電気素子は、基
板上にチップを搭載して組み立てられる。この基板は小
形であって、単独では搬送路を搬送することは困難であ
り、したがってキャリアに載荷して組立てラインを搬送
される。以下、基板にチップを搭載するための従来の基
板の位置決め装置を説明する。
【0003】図7は基板の位置決め装置の斜視図であ
る。プレート状のキャリア51には多数枚の基板52が
載荷されている。このキャリア51はコンベアベルト5
3により搬送路を搬送される。キャリア51の上方には
マスクプレート54が配置されており、このマスクプレ
ート54には基板52を露呈させるための窓部55が開
口されている。この窓部55から、ディスペンサ56の
ノズル57によりボンド58が塗布され、また塗布され
たボンド58上に、ヘッド59のノズル60に真空吸着
されたチップ61を搭載する。
【0004】マスクプレート54の下方には逆L字形の
昇降子62が設けられている。昇降子62の側面にはス
ライダ63が装着されており、このスライダ63はZ方
向のガイドレール64に沿って上下動する。また昇降子
62にはナット65が装着されており、ナット65には
垂直なボールねじ66が螺合している。したがってモー
タ67が駆動してボールねじ66が回転すると、昇降子
62はガイドレール64に沿って上下動し、その上面に
立設されたピン68によりキャリア51を下方から突き
上げる。
【0005】図8に示すようにマスクプレート54の下
面には板ばね69が装着されており、ピン68によりキ
ャリア51を突き上げると、基板52は板ばね69に押
し付けられて位置決めされる。70は基板52を嵌合さ
せるために、キャリア51の上面に凹設された凹部であ
り、基板52を出し入れできるように、基板52の寸法
よりもやや大きく凹設されている。図7において、71
は固定クランパ、72は可動クランパであり、可動クラ
ンパ72をコイルスプリング73で弾発することによ
り、キャリア51は両クランパ71、72に左右からク
ランプされて固定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置では、コ
ンベアベルト53によりマスクプレート54の真下に搬
送されてきたキャリア51をピン68により突き上げる
ことにより、図8に示すようにキャリア51の凹部70
に嵌合された基板52を板ばね69に押し当てて位置決
めし、その状態でディスペンサ56により基板52にボ
ンド58を塗布し、次にこのボンド58上にヘッド59
によりチップ61を搭載し、このような動作を繰り返し
てすべての基板52にチップ61を搭載したならば、ピ
ン68を下降させて板ばね69による押圧状態を解除
し、キャリア51をコンベアベルト53により次の工程
へ向かって搬送するようになっている。
【0007】しかしながらこの従来手段では、上述した
ように凹部70は基板52を出し入れできるようにやや
大きめに形成しておかねばならないので、基板52は水
平方向に位置ずれし、チップ61の搭載精度があがらな
いという問題点があった。
【0008】そこで本発明は、キャリアに載荷された基
板にチップを搭載する際に、基板をしっかり位置決めで
きる基板の位置決め装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、基
板が載荷されるキャリアに基板を位置決めするための壁
部を設けるとともに、この壁部の近傍に孔部を開孔して
いる。そしてこの孔部から突起部材を嵌入させ、その状
態でこの突起部材を基板の側面に押接することにより、
基板を壁部に押し付けて位置決めするようにしている。
【0010】
【作用】上記構成によれば、突起部材により基板を壁部
に押し付けることにより水平方向の位置決めが行われる
ので、この基板上にチップを精度よく搭載することがで
きる。
【0011】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
【0012】図1は基板の位置決め装置の斜視図であ
る。プレート状のキャリア1には、基板2が多数個載荷
されている。図3に示すように、キャリア1は上板1a
と下板1bを貼着して形成されており、上板1aには基
板2が嵌合する矩形の凹部3が形成されている。この基
板2は薄箱型であって、その上面にボンド58を塗布
し、このボンド58上にチップ61を搭載して組み立て
られる。凹部3の角部には、基板2の角部に生じがちな
ばりに対する逃げ用溝部4が形成されており、また凹部
3の近傍には孔部5が開口されている。なお図7及び図
8に示す従来装置と同一構成部品には同一符号を付して
いる。
【0013】図1および図2において、10はテーブル
装置であり、次にその構造を詳細に説明する。11、1
2は立壁であり、その上部にコンベアベルト53が配置
されている。立壁11、12の間には逆L字形の昇降子
62が設けられている。昇降子62の側面にはスライダ
63が装着されており、このスライダ63はガイドレー
ル64に沿って上下動する。また昇降子62にはナット
65が装着されており、ナット65には垂直なボールね
じ66が螺合している。したがってモータ67が駆動し
てボールねじ66が回転すると、昇降子62はガイドレ
ール64に沿って上下動する。
【0014】昇降子62の上方にはプレート状の基台1
3が設けられている。この基台13の下面に設けられた
スライダ14は、昇降子62上に設けられたガイドレー
ル15上を水平方向に摺動する。基台13の下面にはピ
ン16が突設されており、ピン16はコイルばね17に
より昇降子62と結合されている。また立壁12の外面
にはシリンダ18が設けられている。そのロッド19に
軸着されたローラ20は基台13の側面に押当してい
る。コイルばね17のばね力により、基台13はローラ
20に押し付けられているが、ロッド19が突出する
と、このコイルばね17のばね力に抗して基台13は左
方へ摺動する。
【0015】図1に示すように、基台13の上面には押
圧手段21が設けられている。この押圧手段21は、前
記キャリア1の凹部3に対応して多数個配設されてい
る。次に図4を参照しながら、この押圧手段21の構造
を説明する。この押圧手段21は、台部22と、この台
部22上に軸部23により回転自在に軸支されたアーム
24と、このアーム24の先端部に立設された突起部材
としてのピン25と、このアーム24を右方向に弾発す
るスプリング26と、アーム24の回転限度を規定する
ピン状のストッパー27から成っており、常時は、アー
ム24はスプリング26に弾発されてストッパー27に
当接している。
【0016】図1において、ヘッド59は移動テーブル
81に保持されており、またディスペンサ57は移動テ
ーブル82に保持されている。ディスペンサ57は移動
テーブル82に駆動されて水平方向に移動し、基板2は
ボンド58を塗布する。またヘッド59は移動テーブル
81に駆動されてウェハ83とキャリア1の間を移動
し、ウェハ83のチップ61を真空吸着してピックアッ
プし、基板2に塗布されたボンド58上に搭載する。8
4は立壁11、12の間に設けられたシリンダであっ
て、そのロッド85が突出することにより、コンベアベ
ルト53により搬送されてきたキャリア1を所定位置で
停止させる。
【0017】この位置決め装置は上記のような構成より
成り、次に動作の説明を行う。図1において、キャリア
1はコンベアベルト53により左方へ搬送され、シリン
ダ84のロッド85に当って停止する。図4(a)はこ
の状態を示すものであって、押圧手段21のピン25は
キャリア1の下方に位置している。
【0018】さて、次にモータ67が正回転して昇降子
62は上昇し、ピン25は孔部5に嵌入する(図4
(b)参照)。次に図2においてシリンダ18のロッド
19が突出することにより、基台13はX方向に移動す
る。すると、この基台13上に設けられた押圧手段21
もX方向に移動し、ピン25は基板2の側面に押接し、
基板2は凹部3の壁部3aに押し付けられて水平方向の
位置決めがなされる(図4(c)参照)。この場合、ス
プリング26のクッション作用により、基板2は壁部3
aにソフトに押し付けられる。
【0019】次に図1において、移動テーブル82を駆
動してディスペンサ57により基板2にボンド58を塗
布し、また移動テーブル81を駆動してヘッド59によ
りウェハ83にチップ61をこのボンド58上に搭載す
る。そしてキャリア1上のすべての基板2にチップ61
を搭載したならば、シリンダ18のロッド19を引き込
ませてピン25による押圧状態を解除し、次にモータ6
7を逆回転させて基台13を下降させ、ピン25を孔部
5から脱出させる。次に図1に示すシリンダ84のロッ
ド85を引き込ませて、コンベアベルト53によりキャ
リア1を次の工程へ搬出する。
【0020】図5及び図6は本発明の他の実施例を示し
ている。キャリア91にはリブ92が突設されており、
基板2はリブ92の内部に載荷される。このものも、図
6に示すようにピン25を孔部93から嵌入させ、シリ
ンダ18のロッド19を突出させてピン25をX方向へ
移動させることにより、基板2をリブ92の壁部に押し
当てて位置決めする。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、キャリア
上の基板を突起部材により壁部に押し付けて位置決めす
るようにしているので、基板を所定の位置にしっかり位
置決めしてチップを所定の位置に精度良く搭載できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る基板の位置決め装置の
斜視図
【図2】本発明の一実施例に係る基板の位置決め装置の
断面図
【図3】本発明の一実施例に係る基板の位置決め装置の
要部斜視図
【図4】(a)本発明の一実施例に係る基板の位置決め
中の要部斜視図 (b)本発明の一実施例に係る基板の位置決め中の要部
斜視図 (c)本発明の一実施例に係る基板の位置決め中の要部
斜視図
【図5】本発明の他の実施例の要部斜視図
【図6】本発明の他の実施例の要部断面図
【図7】従来の基板の位置決め装置の斜視図
【図8】従来の基板の位置決め装置の要部断面図
【符号の説明】
1 キャリア 2 基板 3a,92 壁部 5,93 孔部 10 テーブル装置 13 基台 18 シリンダ(水平方向移動手段) 25 ピン(突起部材) 65 ナット(上下動手段) 66 ボールねじ(上下動手段) 67 モータ(上下動手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板が載荷されるキャリアと、このキャリ
    アの下方に配置されるテーブル装置とを備え、前記キャ
    リアが前記基板を位置決めする壁部と、この壁部の近傍
    に開孔された孔部とを有し、また前記テーブル装置が、
    基台と、この基台上に突設された突起部材とを有し、且
    つこの突起部材を前記孔部に嵌入させるべく前記キャリ
    アに対してこの突起部材を相対的に上下動させる上下動
    手段と、この突起部材が前記孔部に嵌入した状態で前記
    押圧部材を前記基板の側面に押接して前記基板を前記壁
    部に押し付けるべくこの突起部材を前記キャリアに対し
    て相対的に水平方向に移動させる水平方向移動手段とを
    備えたことを特徴とする基板の位置決め装置。
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