JPH0669457A - メモリセル - Google Patents
メモリセルInfo
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- JPH0669457A JPH0669457A JP4036620A JP3662092A JPH0669457A JP H0669457 A JPH0669457 A JP H0669457A JP 4036620 A JP4036620 A JP 4036620A JP 3662092 A JP3662092 A JP 3662092A JP H0669457 A JPH0669457 A JP H0669457A
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- polycrystalline silicon
- memory cell
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- transistor
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Landscapes
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
- Thin Film Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 メモリセルを構成する各インバータのMOS
型トランジスタは、基板表面に形成されたソース及びド
レイン領域とゲート電極とを有し、前記各インバータの
薄膜トランジスタは、前記ゲート電極上方に少なくとも
配置されたシリコン層にチャネル領域と当該チャネル領
域を挟んで形成されるソース及びドレイン領域とを有
し、前記ゲート電極が前記MOS型トランジスタ及び前
記薄膜トランジスタの共通ゲート電極となり、一方の前
記インバータのトランジスタのドレイン同士の電気的接
続経路間に他方の前記インバータの前記ゲート電極配線
を延在させたシリコン層を介在させる。 【効果】 メモリセルを構成するインバータの2つのト
ランジスタを積層配置したので、メモリセルのサイズが
大幅に低減できる。
型トランジスタは、基板表面に形成されたソース及びド
レイン領域とゲート電極とを有し、前記各インバータの
薄膜トランジスタは、前記ゲート電極上方に少なくとも
配置されたシリコン層にチャネル領域と当該チャネル領
域を挟んで形成されるソース及びドレイン領域とを有
し、前記ゲート電極が前記MOS型トランジスタ及び前
記薄膜トランジスタの共通ゲート電極となり、一方の前
記インバータのトランジスタのドレイン同士の電気的接
続経路間に他方の前記インバータの前記ゲート電極配線
を延在させたシリコン層を介在させる。 【効果】 メモリセルを構成するインバータの2つのト
ランジスタを積層配置したので、メモリセルのサイズが
大幅に低減できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCMOS(相補型MOS
トランジスタ)を用いた半導体RAM(ランダム・アク
セス・メモリ)に関するものである。
トランジスタ)を用いた半導体RAM(ランダム・アク
セス・メモリ)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来CMOSRAMに用いられているメ
モリのセルを図1に示す。Pチャネルトランジスタ3,
4、及びNチャネルトランジスタ5,6より成るインバ
ータのループ接続によるフリップフロップに対しアドレ
ス線ADRによりON−OFFを制御させるNチャネル
トランジスタ(トランスファゲート)1,2を介してデ
ータの入力線であるBIT、及び
モリのセルを図1に示す。Pチャネルトランジスタ3,
4、及びNチャネルトランジスタ5,6より成るインバ
ータのループ接続によるフリップフロップに対しアドレ
ス線ADRによりON−OFFを制御させるNチャネル
トランジスタ(トランスファゲート)1,2を介してデ
ータの入力線であるBIT、及び
【0003】
【数1】
【0004】に接続されている。メモリセルのリード状
態ではフリップフロップからデータ線へ、又ライト状態
の時はデータ線からフリップフロップへ信号がトランス
ファゲートがONした時伝達する。このCMOSメモリ
セルの特徴としてはフリップフロップを構成するインバ
ータは安定状態では、CMOSであることによりパワー
は微少しか必要とせず、従ってメモリに格納されている
データの保持には殆ど電力が消費されないことと、又動
作状態においても、N−MOSに比しパワーの消費が少
ないことであり、低電力動作ということでかなり多方面
に活用されている。
態ではフリップフロップからデータ線へ、又ライト状態
の時はデータ線からフリップフロップへ信号がトランス
ファゲートがONした時伝達する。このCMOSメモリ
セルの特徴としてはフリップフロップを構成するインバ
ータは安定状態では、CMOSであることによりパワー
は微少しか必要とせず、従ってメモリに格納されている
データの保持には殆ど電力が消費されないことと、又動
作状態においても、N−MOSに比しパワーの消費が少
ないことであり、低電力動作ということでかなり多方面
に活用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方このCMOSメモ
リの欠点としてはそのセルサイズが大きく、従ってN−
MOSのRAMに比し同じチップサイズに格納されるメ
モリの容量が小さく、大容量化がむずかしいことにあ
る。この根本原因はCMOSであるために平面的にPチ
ャネルトランジスタを作成するスペース、及びNチャネ
ルを絶縁しかつ基板となるP- ウェルを作成、分離する
スペースが必要となることにある。
リの欠点としてはそのセルサイズが大きく、従ってN−
MOSのRAMに比し同じチップサイズに格納されるメ
モリの容量が小さく、大容量化がむずかしいことにあ
る。この根本原因はCMOSであるために平面的にPチ
ャネルトランジスタを作成するスペース、及びNチャネ
ルを絶縁しかつ基板となるP- ウェルを作成、分離する
スペースが必要となることにある。
【0006】本発明は上記の欠点を除去するものであ
り、Pチャネルトランジスタを、それと同等の働きをす
る多結晶シリコン膜を用いた薄膜トランジスタで置き換
えることによりメモリセルのサイズを大幅に低減化する
ことを目的とする。
り、Pチャネルトランジスタを、それと同等の働きをす
る多結晶シリコン膜を用いた薄膜トランジスタで置き換
えることによりメモリセルのサイズを大幅に低減化する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、CMOSイン
バータを相互接続しフリップフロップを構成するCMO
Sメモリセルにおいて、基板上方に一方の導電型の薄膜
トランジスタを、基板表面に他方の導電型のトランジス
タを作成し、前記の各々のトランジスタのドレイン同士
を接続したCMOSインバータより構成されることを特
徴とする。
バータを相互接続しフリップフロップを構成するCMO
Sメモリセルにおいて、基板上方に一方の導電型の薄膜
トランジスタを、基板表面に他方の導電型のトランジス
タを作成し、前記の各々のトランジスタのドレイン同士
を接続したCMOSインバータより構成されることを特
徴とする。
【0008】
【実施例】図2(a)は本発明によるメモリセルの平面
パターン図例、(b)にはABの断面図を示す。選択酸
化マスクの境界18内にソース・ドレイン領域となる部
分が存在する。選択酸化によるフィールド膜形成後にゲ
ート酸化膜を成長させてから第1層目の多結晶シリコン
と基板30の接続をするためのコンタクトホール10,
11の開孔をした後に第1層目の多結晶シリコン19,
20,21,27(斜線部のパターン)をデポジション
した後に全面にPイオンを打ち込んでソース・ドレイン
31,32,33を形成する。この後第2フィールド膜
36をデポジション、ゲートとなる多結晶シリコン1
9,20上の第2フィールド膜を除去し、前記多結晶シ
リコン19,20上を熱酸化して薄膜トランジスタのゲ
ート絶縁膜を形成する。その後第1層と第2層目の多結
晶シリコンを接続するコンタクトホール12,13,1
4を開孔し薄膜トランジスタのチャネル、及びソース・
ドレインを形成する第2層目の多結晶シリコン層22,
23(点部のパターン)をデポジションし選択的にP+
拡散をする。更に第3フィールド膜35をデポジション
した後にコンタクトホール15,16を開孔後Al−S
i層24,25,26を形成する。この結果N+ 拡散層
31を(−)電源VSSに接続されたソース、32をドレ
イン、多結晶シリコン20をゲートとするNチャネルト
ランジスタと、多結晶シリコン層22において(+)電
源VDDに接続されたソース55、チャネル54、ドレイ
ン56、多結晶シリコン20をゲートとするPチャネル
トランジスタが形成され、各々のドレインがダイオード
を介して接続されるCMOSのインバータが構成でき
る。
パターン図例、(b)にはABの断面図を示す。選択酸
化マスクの境界18内にソース・ドレイン領域となる部
分が存在する。選択酸化によるフィールド膜形成後にゲ
ート酸化膜を成長させてから第1層目の多結晶シリコン
と基板30の接続をするためのコンタクトホール10,
11の開孔をした後に第1層目の多結晶シリコン19,
20,21,27(斜線部のパターン)をデポジション
した後に全面にPイオンを打ち込んでソース・ドレイン
31,32,33を形成する。この後第2フィールド膜
36をデポジション、ゲートとなる多結晶シリコン1
9,20上の第2フィールド膜を除去し、前記多結晶シ
リコン19,20上を熱酸化して薄膜トランジスタのゲ
ート絶縁膜を形成する。その後第1層と第2層目の多結
晶シリコンを接続するコンタクトホール12,13,1
4を開孔し薄膜トランジスタのチャネル、及びソース・
ドレインを形成する第2層目の多結晶シリコン層22,
23(点部のパターン)をデポジションし選択的にP+
拡散をする。更に第3フィールド膜35をデポジション
した後にコンタクトホール15,16を開孔後Al−S
i層24,25,26を形成する。この結果N+ 拡散層
31を(−)電源VSSに接続されたソース、32をドレ
イン、多結晶シリコン20をゲートとするNチャネルト
ランジスタと、多結晶シリコン層22において(+)電
源VDDに接続されたソース55、チャネル54、ドレイ
ン56、多結晶シリコン20をゲートとするPチャネル
トランジスタが形成され、各々のドレインがダイオード
を介して接続されるCMOSのインバータが構成でき
る。
【0009】図5に図2に示したセルパターンの回路図
を示す。Nチャネルトランジスタ40〜43はバルクシ
リコン単結晶中に又、Pチャネルトランジスタ44,4
5は多結晶薄膜トランジスタとして形成され、ダイオー
ド46,47はPチャネルとNチャネルトランジスタの
多結晶シリコンにより接続点に発生するダイオードであ
り、このダイオードはメモリの動作上は障害とならな
い。
を示す。Nチャネルトランジスタ40〜43はバルクシ
リコン単結晶中に又、Pチャネルトランジスタ44,4
5は多結晶薄膜トランジスタとして形成され、ダイオー
ド46,47はPチャネルとNチャネルトランジスタの
多結晶シリコンにより接続点に発生するダイオードであ
り、このダイオードはメモリの動作上は障害とならな
い。
【0010】一般に多結晶シリコン層は単結晶シリコン
に比し、移動度が極端に低く、トランジスタ特性に劣悪
で、特にOFFリークが多いことが知られている。しか
し発明者らはこの特性の改善に努力した結果次のことが
わかった。図3に示すように多結晶シリコンのデポジシ
ョン温度を700℃以下にすると移動度が改善され、特
に500℃近辺では10に近い特性が得られた。又OF
Fリークの改善には多結晶シリコンを熱酸化して作るゲ
ート膜の製造方法に依存し、高温でドライ酸化の方式が
最も良かった。又多結晶シリコンの層のデポジション温
度が高くても、レーザによるアニーリングを実施すると
移動度、OFFリークの改善が可能である。
に比し、移動度が極端に低く、トランジスタ特性に劣悪
で、特にOFFリークが多いことが知られている。しか
し発明者らはこの特性の改善に努力した結果次のことが
わかった。図3に示すように多結晶シリコンのデポジシ
ョン温度を700℃以下にすると移動度が改善され、特
に500℃近辺では10に近い特性が得られた。又OF
Fリークの改善には多結晶シリコンを熱酸化して作るゲ
ート膜の製造方法に依存し、高温でドライ酸化の方式が
最も良かった。又多結晶シリコンの層のデポジション温
度が高くても、レーザによるアニーリングを実施すると
移動度、OFFリークの改善が可能である。
【0011】図4は500℃で多結晶シリコンをデポジ
ションし、更にチャネル部にイオン打ち込みによりPイ
オンをライトドープし、ゲート酸化膜を1100℃で形
成して得られたメモリセルに用いるものと同じサイズの
トランジスタの特性を示す。特性はメモリに応用するに
ついて十分である。
ションし、更にチャネル部にイオン打ち込みによりPイ
オンをライトドープし、ゲート酸化膜を1100℃で形
成して得られたメモリセルに用いるものと同じサイズの
トランジスタの特性を示す。特性はメモリに応用するに
ついて十分である。
【0012】
【発明の効果】本発明はCMOSRAMに用いるメモリ
セルを構成するPチャネルとNチャネルのトランジスタ
を積層配置するものであり、同じデザインルールで構成
した従来のセルの約二分の一のサイズとなり5μmルー
ルでは従来4Kbitが限度であったが、本発明の実施
により16Kbitにも手が届くようになった。
セルを構成するPチャネルとNチャネルのトランジスタ
を積層配置するものであり、同じデザインルールで構成
した従来のセルの約二分の一のサイズとなり5μmルー
ルでは従来4Kbitが限度であったが、本発明の実施
により16Kbitにも手が届くようになった。
【図1】 CMOSRAMのセル図。
【図2】 (a)は本発明によるCMOSRAMの平面
図 (b)は断面図。
図 (b)は断面図。
【図3】 多結晶シリコンの移動度とデポジションの温
度の関係を示す図。
度の関係を示す図。
【図4】 本発明により得られた多結晶シリコントラン
ジスタの特性を示す図。
ジスタの特性を示す図。
【図5】 図2の回路図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 メモリセル
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は膜膜トランジスタを用い
たメモリセルに関するものである。
たメモリセルに関するものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】本発明は上記の欠点を除去するものであ
り、メモリセルの負荷素子を多結晶シリコン層を用いた
薄膜トランジスタで置き換えることによりメモリセルの
サイズを大幅に低減化することを目的とする。
り、メモリセルの負荷素子を多結晶シリコン層を用いた
薄膜トランジスタで置き換えることによりメモリセルの
サイズを大幅に低減化することを目的とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、MOS型トラ
ンジスタ及び薄膜トランジスタをそれぞれ電源間に直列
接続して構成される2つのインバータの入出カを交差接
続し、基板表面及び該基板上方に形成されてなるメモリ
セルに於いて、前記各インバータの前記MOS型トラン
ジスタは、前記基板表面にチャネル領域を挟んで互いに
離間して形成されたソース及びドレイン領域となる2つ
の第1領域と該チャネル領域上方に配置されたゲート電
極とを有し、前記各インバータの前記薄膜トランジスタ
は、前記ゲート電極上方に少なくとも配置されたシリコ
ン層にチャネル領域と当該チャネル領域を挟んで互いに
離間するソース及びドレインとなる2つの第2領域とが
形成され、前記ゲート電極が前記MOS型トランジスタ
及び前記薄膜トランジスタの共通ゲート電極として機能
するように構成されてなり、一方の前記インバータの前
記第1領域の一方と前記第2領域の一方との電気的接続
経路間に他方の前記インバータの前記ゲート電極配線を
延在させたシリコン層を介在させることを特徴とする。
ンジスタ及び薄膜トランジスタをそれぞれ電源間に直列
接続して構成される2つのインバータの入出カを交差接
続し、基板表面及び該基板上方に形成されてなるメモリ
セルに於いて、前記各インバータの前記MOS型トラン
ジスタは、前記基板表面にチャネル領域を挟んで互いに
離間して形成されたソース及びドレイン領域となる2つ
の第1領域と該チャネル領域上方に配置されたゲート電
極とを有し、前記各インバータの前記薄膜トランジスタ
は、前記ゲート電極上方に少なくとも配置されたシリコ
ン層にチャネル領域と当該チャネル領域を挟んで互いに
離間するソース及びドレインとなる2つの第2領域とが
形成され、前記ゲート電極が前記MOS型トランジスタ
及び前記薄膜トランジスタの共通ゲート電極として機能
するように構成されてなり、一方の前記インバータの前
記第1領域の一方と前記第2領域の一方との電気的接続
経路間に他方の前記インバータの前記ゲート電極配線を
延在させたシリコン層を介在させることを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【実施例】図2(a)は本発明によるメモリセルの平面
パターン図例、(b)にはABの断面図を示す。選択酸
化マスクの境界18内にソース・ドレイン領域となる部
分が存在する。選択酸化によるフィールド膜形成後にゲ
ート酸化膜を成長させてから第1層目の多結晶シリコン
と基板30の接続をするためのコンタクトホール10,
11の開孔をした後に第1層目の多結晶シリコン19,
20,21,27(斜線部のパターン)をデボジション
した後に全面にPイオンを打ち込んでソース・ドレイン
31,32,33を形成する。この後第2フィールド膜
36をデポジション、ゲートとなる多結晶シリコン1
9,20上の第2フィールド膜を除去し、前記多結晶シ
リコン19,20上を熱酸化して薄膜トランジスタのゲ
ート絶縁膜を形成する。その後第1層と第2層目の多結
晶シリコンを接続するコンタクトホール12,13,1
4を開孔し薄膜トランジスタのチャネル、及びソース・
ドレインを形成する第2層目の多結晶シリコン層22,
23(点部のパターン)をデポジションし選択的にP+
拡散をする。更に第3フィールド膜35をデポジション
した後にコンタクトホール15,16を開孔後A1−S
i層24,25,26を形成する。この結果N+拡散層
31を(−)電源VSSに接続されたソース、32をド
レイン、多結晶シリコン20をゲートとするNチャネル
トランジスタと、多結晶シリコン層22において(+)
電源VDDに接続されたソース55、チャネル54、ド
レイン56、多結晶シリコン20をゲートとするPチャ
ネルトランジスタが形成され、各々のドレインがダイオ
ードを介して接続されるCMOSのインバータが構成で
きる。多結晶シリコン20は基板側に形成したMOS型
トランジスタと上層に形成した薄膜トランジスタの共通
ゲートとして機能する。また、コンタクトホール13に
於いて、薄膜トランジスタを構成する多結晶シリコン層
と拡散される多結晶シリコンは、他方のインバータの共
通ゲート電極20を延在させたものである。
パターン図例、(b)にはABの断面図を示す。選択酸
化マスクの境界18内にソース・ドレイン領域となる部
分が存在する。選択酸化によるフィールド膜形成後にゲ
ート酸化膜を成長させてから第1層目の多結晶シリコン
と基板30の接続をするためのコンタクトホール10,
11の開孔をした後に第1層目の多結晶シリコン19,
20,21,27(斜線部のパターン)をデボジション
した後に全面にPイオンを打ち込んでソース・ドレイン
31,32,33を形成する。この後第2フィールド膜
36をデポジション、ゲートとなる多結晶シリコン1
9,20上の第2フィールド膜を除去し、前記多結晶シ
リコン19,20上を熱酸化して薄膜トランジスタのゲ
ート絶縁膜を形成する。その後第1層と第2層目の多結
晶シリコンを接続するコンタクトホール12,13,1
4を開孔し薄膜トランジスタのチャネル、及びソース・
ドレインを形成する第2層目の多結晶シリコン層22,
23(点部のパターン)をデポジションし選択的にP+
拡散をする。更に第3フィールド膜35をデポジション
した後にコンタクトホール15,16を開孔後A1−S
i層24,25,26を形成する。この結果N+拡散層
31を(−)電源VSSに接続されたソース、32をド
レイン、多結晶シリコン20をゲートとするNチャネル
トランジスタと、多結晶シリコン層22において(+)
電源VDDに接続されたソース55、チャネル54、ド
レイン56、多結晶シリコン20をゲートとするPチャ
ネルトランジスタが形成され、各々のドレインがダイオ
ードを介して接続されるCMOSのインバータが構成で
きる。多結晶シリコン20は基板側に形成したMOS型
トランジスタと上層に形成した薄膜トランジスタの共通
ゲートとして機能する。また、コンタクトホール13に
於いて、薄膜トランジスタを構成する多結晶シリコン層
と拡散される多結晶シリコンは、他方のインバータの共
通ゲート電極20を延在させたものである。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】図5に図2に示したセルパターンの回路図
を示す。Nチャネルトランジスタ40〜43はバルクシ
リコン単結晶中に又、Pチャネルトランジスタ44,4
5は多結晶薄膜トランジスタとして形成され、ダイオー
ド46,47は薄膜トランジスタと基板側のトランジス
タの接続点に発生する多結晶シリコン同士のダイオード
であり、このダイオードはメモリの動作上は障害となら
ない。
を示す。Nチャネルトランジスタ40〜43はバルクシ
リコン単結晶中に又、Pチャネルトランジスタ44,4
5は多結晶薄膜トランジスタとして形成され、ダイオー
ド46,47は薄膜トランジスタと基板側のトランジス
タの接続点に発生する多結晶シリコン同士のダイオード
であり、このダイオードはメモリの動作上は障害となら
ない。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【発明の効果】本発明はCMOSRAMに用いるメモリ
セルを構成するインバータの2つのトランジスタを積層
配置するものであり、メモリセル内にA1等の配線材料
を用いないので同じデザインルールで構成した従来のセ
ルの約二分の一のサイズとなり5μmルールでは従来4
Kbitが限度であったが、本発明の実施により16K
bitにも手が届くようになった。
セルを構成するインバータの2つのトランジスタを積層
配置するものであり、メモリセル内にA1等の配線材料
を用いないので同じデザインルールで構成した従来のセ
ルの約二分の一のサイズとなり5μmルールでは従来4
Kbitが限度であったが、本発明の実施により16K
bitにも手が届くようになった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9056−4M H01L 29/78 311 C
Claims (1)
- 【請求項1】 CMOSインバータを相互接続しフリッ
プフロップを構成するCMOSメモリセルにおいて、基
板上方に一方の導電型の薄膜トランジスタを、基板表面
に他方の導電型のトランジスタを作成し、前記の各々の
トランジスタのドレイン同士を接続したCMOSインバ
ータより構成されることを特徴とするCMOSメモリセ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4036620A JPH0669457A (ja) | 1989-04-10 | 1992-02-24 | メモリセル |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1090316A JPH0214566A (ja) | 1989-04-10 | 1989-04-10 | フリップフロップ |
JP4036620A JPH0669457A (ja) | 1989-04-10 | 1992-02-24 | メモリセル |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1090316A Division JPH0214566A (ja) | 1989-04-10 | 1989-04-10 | フリップフロップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0669457A true JPH0669457A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=26375701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4036620A Pending JPH0669457A (ja) | 1989-04-10 | 1992-02-24 | メモリセル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0669457A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0421349A (ja) * | 1990-05-15 | 1992-01-24 | Matsushita Electric Works Ltd | リニアモータ |
-
1992
- 1992-02-24 JP JP4036620A patent/JPH0669457A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0421349A (ja) * | 1990-05-15 | 1992-01-24 | Matsushita Electric Works Ltd | リニアモータ |
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