JPH0669313U - 樹脂製サイレンサー装置 - Google Patents

樹脂製サイレンサー装置

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JPH0669313U
JPH0669313U JP1043593U JP1043593U JPH0669313U JP H0669313 U JPH0669313 U JP H0669313U JP 1043593 U JP1043593 U JP 1043593U JP 1043593 U JP1043593 U JP 1043593U JP H0669313 U JPH0669313 U JP H0669313U
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JP
Japan
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silencer
exhaust pipe
resin
mating surface
exhaust
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Withdrawn
Application number
JP1043593U
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English (en)
Inventor
上兼  正之
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
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Publication of JPH0669313U publication Critical patent/JPH0669313U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 樹脂製サイレンサーの本体を分割して構成し
たものにおいて、前記分割合わせ面にサイレンサー内の
凝縮水が接触するのを防止する。 【構成】 エンジンからの排気ガスを流出する排気管1
に設けられ、前記排気ガスの排気音を消音する樹脂製サ
イレンサーにおいて、前記排気管1の前記樹脂サイレン
サー4内に臨む部分の底部4cに排水用の孔7を設け、
前記サイレンサー4の本体を2分割するとともにその合
わせ面5をサイレンサー4の本体の底面よりも上方に離
間した位置に配置する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は樹脂製サイレンサー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車、自動二輪車等ではエンジンからの排気ガスを流出する排気管にサイレ ンサーを設け、排気音を消音するようにしている。そしてこのようなサイレンサ ーの中には例えば、特開昭63ー239306号公報に開示されるように前記サ イレンサーの本体を合成樹脂(耐熱性エポキシ樹脂)にて形成し、消音効果を向 上させたものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記サイレンサーは、その本体を予めいくつかに分割しておき、製 造時にこれらを接着剤を介して連結して組立てるということがよく行われている 。 しかしながら、このような構造では、サイレンサー本体内部の空気の一部が凝 縮してできた水がサイレンサー本体の底面部に溜まり、この際、この凝縮水が底 面部と他の部分との合わせ面に接することがある。このような場合、前記凝縮水 には排気ガス中の酸化イオン等が含まれることから、前記合わせ面の接着剤が劣 化する虞れがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本考案は、エンジンからの排気ガスを流出する排気管 に設けられ、前記排気ガスの排気音を消音する樹脂製サイレンサーにおいて、前 記排気管の前記樹脂サイレンサー内に臨む部分の底部に排水用の孔を設け、前記 サイレンサーの本体を2分割するとともにその合わせ面をサイレンサー本体の底 面よりも上方に離間した位置に配置したことを特徴とする。
【0005】
【作用】
サイレンサーの本体を2分割するとともにその合わせ面をサイレンサー本体の 底面よりも上方に離間した位置に配置するので、サイレンサー本体内の凝縮水が 前記合わせ面に触れることがなく、従ってサイレンサーの合わせ面の接着剤が劣 化することがない。
【0006】
【実施例】
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づいて説明する。 図1はサイレンサー装置の側面図を示し、図中、1は排気管で、この排気管1 は、上流側(図中左側)がエンジンに連結されている。 この排気管1には取付けパイプ2、3を介してサイレンサー4を取付け、この サイレンサー4は、合成樹脂、例えば耐熱性エポキシ樹脂にて形成する。このサ イレンサー4は、上部4a、下部4bの2部材で構成され、その合わせ面5を接 着剤を介して接着してこれら上部4a、下部4bを固定する。この上部4a、下 部4bの合わせ面5は、サイレンサー4の底面4cよりも上方の位置とする。 前記排気管1のサイレンサー4内の部分には公知なように複数の孔を形成し( 図示せず)、この孔で排気管1内と、サイレンサー4内とを連通することで排気 ガスの消音を図る。 一方、前記排気管1の底部1aには、排水用の孔7を形成し、この孔7は図2 、図3にも示すように底部1aの一部を下方に膨出させることで形成し、この孔 7の端縁7aをサイレンサー4の底面4cに適当な隙間を設けて固定する。
【0007】 以上において、エンジンの運転状態では排気管1内を排気ガスが下流側へ流出 していき、この際、サイレンサー4内の空気の一部が凝縮して水となり、サイレ ンサー4の底面4cに溜まる。この凝縮水には排気ガス中の酸化イオン等が溶け こんでいる。 ここで、本実施例では、サイレンサー4の合わせ面5は、サイレンサー4の底 面4cよりも上方の位置としているので、前記凝縮水が合わせ面5の接着剤に触 れることを防止することができ、接着剤の劣化を防止することができる。 一方、本実施例では、排気管1に設けた孔7の端縁7aをサイレンサー4の底 面4cに適当な隙間を設けて固定させているので、サイレンサー4の底面4cに 溜まった凝縮水は排気管1を流出する排気ガスの負圧により排気管1内に導かれ 、排気管1か外部に流出させることができる。
【0008】 図4乃至図9は孔7の別実施例を示し、図4、図5の例では排気管1の底部1 aに管体9を取付け、この管体9で孔7を構成しており、図6の例では前述した 消音用の孔のうち底部1a近傍に位置するものを排水用の孔7として利用してい る。又、図7の例では底部1aの前後方向にスリット状の孔7を形成しており、 図8の例では、排気管1の前部10、後部11の溶接部分の一部を未溶接として 孔7を形成している。更に図9の例では底部1aに丸孔を形成し、この丸孔を前 記孔7としている。作用効果等については前実施例と同様である。
【0009】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、サイレンサーの本体を2分割するとともに その合わせ面をサイレンサー本体の底面よりも上方に離間した位置に配置するの で、サイレンサー本体内の凝縮水が前記合わせ面に触れることがなく、従ってサ イレンサーの合わせ面の接着剤が劣化することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】樹脂製サイレンサーの側面図
【図2】排気管の斜め下方からの斜視図
【図3】排気管の縦断面図
【図4】別実施例に係る排気管の側面図
【図5】別実施例に係る排気管の縦断面図
【図6】別実施例に係る排気管の側面図
【図7】別実施例に係る排気管の縦断面図
【図8】別実施例に係る排気管の側面図
【図9】別実施例に係る排気管の縦断面図 1…排気管 4…樹脂製サイレンサー 4c…底面 5…合わせ面 7…排水用孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンからの排気ガスを流出する排気
    管に設けられ、前記排気ガスの排気音を消音する樹脂製
    サイレンサーにおいて、前記排気管の前記樹脂サイレン
    サー内に臨む部分の底部に排水用の孔を設け、前記サイ
    レンサーの本体を2分割するとともにその合わせ面をサ
    イレンサー本体の底面よりも上方に離間した位置に配置
    したことを特徴とする樹脂製サイレンサー装置。
JP1043593U 1993-03-11 1993-03-11 樹脂製サイレンサー装置 Withdrawn JPH0669313U (ja)

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ID=11750089

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011144690A (ja) * 2010-01-12 2011-07-28 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の排気系に接続される消音器
WO2014034731A1 (ja) * 2012-08-31 2014-03-06 フタバ産業株式会社 マフラー

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