JPH0669164B2 - 無線電話装置 - Google Patents
無線電話装置Info
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- JPH0669164B2 JPH0669164B2 JP59061362A JP6136284A JPH0669164B2 JP H0669164 B2 JPH0669164 B2 JP H0669164B2 JP 59061362 A JP59061362 A JP 59061362A JP 6136284 A JP6136284 A JP 6136284A JP H0669164 B2 JPH0669164 B2 JP H0669164B2
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W88/00—Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
- H04W88/02—Terminal devices
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/24—Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
- H04B7/26—Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Radio Relay Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、多機能化を可能とするための無線電話装置に
関する。
関する。
いわゆるコードレス電話と呼ばれる無線電話装置は、従
来より例えば第1図に示す如く、有線電話回線1に接続
される接続装置2と、この接続装置2に対し無線回線3
を介して接続される無線電話機4とから構成されてい
る。接続装置2は、接続制御を行なう制御回路21を備
え、この制御回路21の指示によりシンセサイザ22の発信
周波数を可変設定して送信機23および受信機24の制御チ
ャネルおよび通話チャネルを指定する。そして、有線電
話回線1を経て到来した通話信号をラインリレー25およ
びハイブリッド回路26を介して送信機23に導びき、この
送信機23よりアンテナ27を介して無線回線3へ送信す
る。また無線電話機4から無線回線3を経て到来した通
話信号をアンテナ28を介して受信機24で受信し、この受
信した通話信号をハイブリッド回路26およびラインリレ
ー25を介して有線電話回路1へ送出する。
来より例えば第1図に示す如く、有線電話回線1に接続
される接続装置2と、この接続装置2に対し無線回線3
を介して接続される無線電話機4とから構成されてい
る。接続装置2は、接続制御を行なう制御回路21を備
え、この制御回路21の指示によりシンセサイザ22の発信
周波数を可変設定して送信機23および受信機24の制御チ
ャネルおよび通話チャネルを指定する。そして、有線電
話回線1を経て到来した通話信号をラインリレー25およ
びハイブリッド回路26を介して送信機23に導びき、この
送信機23よりアンテナ27を介して無線回線3へ送信す
る。また無線電話機4から無線回線3を経て到来した通
話信号をアンテナ28を介して受信機24で受信し、この受
信した通話信号をハイブリッド回路26およびラインリレ
ー25を介して有線電話回路1へ送出する。
一方、無線電話機4は、接続制御用の制御回路41を備
え、この制御回路41の指示によりシンセサイザ42の発信
周波数を可変設定して送信機43および受信機44の制御チ
ャネルおよび通話チャネルを指定する。なお、ここで上
記無線回線3の制御チャネルは予め定められた1個の制
御チャネルに指定され、一方通話チャネルは複数の通話
チャネルのうち接続装置2で空きと判定された通話チャ
ネルが選択的に指定される。そして無線電話機4は、無
線回線3を介して前記接続装置2から到来した通話信号
をアンテナ45を経て受信機44で受信し、その受信信号を
受話器46へ供給して音声として出力する。また送話器47
で入力した音声信号を送信機43からアンテナ48を介して
無線回線3へ送信する。
え、この制御回路41の指示によりシンセサイザ42の発信
周波数を可変設定して送信機43および受信機44の制御チ
ャネルおよび通話チャネルを指定する。なお、ここで上
記無線回線3の制御チャネルは予め定められた1個の制
御チャネルに指定され、一方通話チャネルは複数の通話
チャネルのうち接続装置2で空きと判定された通話チャ
ネルが選択的に指定される。そして無線電話機4は、無
線回線3を介して前記接続装置2から到来した通話信号
をアンテナ45を経て受信機44で受信し、その受信信号を
受話器46へ供給して音声として出力する。また送話器47
で入力した音声信号を送信機43からアンテナ48を介して
無線回線3へ送信する。
なお、前記接続装置2は商用電源の出力(AC100V)を電
源回路29で整流してこれを電源として使用し、一方無線
電話機4は乾電池等のバッテリ49を電源として用いる。
また、無線電話機4には押しボタンダイヤル等のキース
イッチ50および低電圧や圏外表示等を行なうための表示
器51が設けてある。
源回路29で整流してこれを電源として使用し、一方無線
電話機4は乾電池等のバッテリ49を電源として用いる。
また、無線電話機4には押しボタンダイヤル等のキース
イッチ50および低電圧や圏外表示等を行なうための表示
器51が設けてある。
ところで、近年無線電話機4に多数のキースイッチや表
示器を設けて例えボタン電話機のような多くの機能を持
たせることが検討されている。しかし、このように多く
のキースイッチや表示器それに伴なう回路等を付加する
と無線電話機が大形化し、また電流の消費量が増加する
ため大容量で大形のバッテリが必要となり、この結果無
線電話機が重量化する問題を生じる。この問題は、通話
中の行動が自由になることを最大の特徴とした無線電話
装置にあって極めて重大である。
示器を設けて例えボタン電話機のような多くの機能を持
たせることが検討されている。しかし、このように多く
のキースイッチや表示器それに伴なう回路等を付加する
と無線電話機が大形化し、また電流の消費量が増加する
ため大容量で大形のバッテリが必要となり、この結果無
線電話機が重量化する問題を生じる。この問題は、通話
中の行動が自由になることを最大の特徴とした無線電話
装置にあって極めて重大である。
本発明の第1の目的は、通話中の移動の自在性を低下す
ることなく多機能化を図ることができるとともに、動作
信頼性の向上とバッテリの小容量化あるいは長寿命化と
を図り、かつ混信等の無線干渉を起こすことなく常に高
品質の通信を可能とし、さらには第2の無線回線の設定
を短時間にかつ正確に行ない得る無線電話装置を提供す
ることである。
ることなく多機能化を図ることができるとともに、動作
信頼性の向上とバッテリの小容量化あるいは長寿命化と
を図り、かつ混信等の無線干渉を起こすことなく常に高
品質の通信を可能とし、さらには第2の無線回線の設定
を短時間にかつ正確に行ない得る無線電話装置を提供す
ることである。
本発明の第2の目的は、送受話器部を誤って他のセット
の無線電話機本体にオンフックしても、終話処理が行な
われないようにした無線電話装置を提供することであ
る。
の無線電話機本体にオンフックしても、終話処理が行な
われないようにした無線電話装置を提供することであ
る。
本発明の第3の目的は、必ずしも送受話器部を無線電話
機本体に戻さなくても終話できるようにし、これにより
送受話器部を無線電話機本体にすぐに戻せないような場
合でも装置を即時待受状態に復帰させて、通話路の不要
な捕捉を低減することができる無線電話装置を提供する
ことである。
機本体に戻さなくても終話できるようにし、これにより
送受話器部を無線電話機本体にすぐに戻せないような場
合でも装置を即時待受状態に復帰させて、通話路の不要
な捕捉を低減することができる無線電話装置を提供する
ことである。
上記第1の目的を達成するために第1の発明は、無線電
話機を無線電話機本体と送受話器部とに分離し、これら
の無線電話機本体と送受話器部との間を接続装置および
無線電話機間を接続する第1の無線回線とは異なる第2
の無線回線で接続して通話路を形成するとともに、上記
無線電話機本体および送受話器部にオンフック状態にお
いて両者間を接続する制御端子を設け、上記第2の無線
回線を設定する際に、通話に先立ち予め用意された複数
の通話チャネルの中から空きの通話チャネルを選択し
て、その指定情報を上記制御端子を介して送受話器部へ
伝達し、送受話器部は上記第1の無線回線の接続制御動
作と連動して、上記指定情報により表わされた空きの通
話チャネルを第2の無線回線として無線電話機本体との
間に設定するようにしたものである。
話機を無線電話機本体と送受話器部とに分離し、これら
の無線電話機本体と送受話器部との間を接続装置および
無線電話機間を接続する第1の無線回線とは異なる第2
の無線回線で接続して通話路を形成するとともに、上記
無線電話機本体および送受話器部にオンフック状態にお
いて両者間を接続する制御端子を設け、上記第2の無線
回線を設定する際に、通話に先立ち予め用意された複数
の通話チャネルの中から空きの通話チャネルを選択し
て、その指定情報を上記制御端子を介して送受話器部へ
伝達し、送受話器部は上記第1の無線回線の接続制御動
作と連動して、上記指定情報により表わされた空きの通
話チャネルを第2の無線回線として無線電話機本体との
間に設定するようにしたものである。
この結果本発明によれば、無線電話機を無線電話機本体
と送受話器部とに分離し、両者間を第2の無線回線を介
して接続するようにしているので、通話中の移動の自在
性を何ら妨げることなく多機能化を図ることができ、か
つ動作安定性の向上とバッテリの小容量化あるいは長寿
命化を図ることができる。
と送受話器部とに分離し、両者間を第2の無線回線を介
して接続するようにしているので、通話中の移動の自在
性を何ら妨げることなく多機能化を図ることができ、か
つ動作安定性の向上とバッテリの小容量化あるいは長寿
命化を図ることができる。
また、第2の無線回線の設定を、予め用意された複数の
通話チャネルの中から空きの通話チャネルを選択して、
この空きの通話チャネルにより行なうようにしているの
で、接続装置と無線電話機本体との間の通信に対しては
勿論のこと、比較的近くに存在する他の同種の無線電話
装置の通信に対しても、混信などの無線干渉を及ぼすこ
となく常に高品質の通信を行なうことができる。
通話チャネルの中から空きの通話チャネルを選択して、
この空きの通話チャネルにより行なうようにしているの
で、接続装置と無線電話機本体との間の通信に対しては
勿論のこと、比較的近くに存在する他の同種の無線電話
装置の通信に対しても、混信などの無線干渉を及ぼすこ
となく常に高品質の通信を行なうことができる。
さらに、無線電話機本体および送受話器部にオンフック
状態において両者間を接続する制御端子を設け、上記第
2の無線回線を設定する際に、上記選択された空きチャ
ネルを指定するための情報を通話に先立ち上記制御端子
を介して無線電話機本体から送受話器部に転送し、第1
の無線回線の設定制御動作と連動して、上記指定情報に
基づき無線電話機本体と送受話器部との間に上記空きの
通話チャネルによる第2の無線回線を設定するようにし
ているので、第2の無線回線の設定を、短時間に正確
に、しかも制御回線を介して複雑な制御信号の授受を行
なうことなく簡単に行なうことができる。
状態において両者間を接続する制御端子を設け、上記第
2の無線回線を設定する際に、上記選択された空きチャ
ネルを指定するための情報を通話に先立ち上記制御端子
を介して無線電話機本体から送受話器部に転送し、第1
の無線回線の設定制御動作と連動して、上記指定情報に
基づき無線電話機本体と送受話器部との間に上記空きの
通話チャネルによる第2の無線回線を設定するようにし
ているので、第2の無線回線の設定を、短時間に正確
に、しかも制御回線を介して複雑な制御信号の授受を行
なうことなく簡単に行なうことができる。
一方、上記第2の目的を達成するために第2の発明は、
送受話器部および無線電話機本体にオンフック状態にお
いて両者間を接続するための制御端子を設け、通話路が
形成された状態で、送受話器部が無線電話機本体にオン
フックされた場合に、送受話器部で装置固有の識別コー
ドを発生してこれを上記制御端子を介して無線電話機本
体へ転送し、無線電話機本体においてこの転送された識
別コードを自装置の識別コードと照合し、両コードが不
一致の場合に無線電話機本体と送受話器部とが対応しな
いものと判断して第2の無線回線を保持し続けるととも
にその旨の警報を発するようにしたものである。
送受話器部および無線電話機本体にオンフック状態にお
いて両者間を接続するための制御端子を設け、通話路が
形成された状態で、送受話器部が無線電話機本体にオン
フックされた場合に、送受話器部で装置固有の識別コー
ドを発生してこれを上記制御端子を介して無線電話機本
体へ転送し、無線電話機本体においてこの転送された識
別コードを自装置の識別コードと照合し、両コードが不
一致の場合に無線電話機本体と送受話器部とが対応しな
いものと判断して第2の無線回線を保持し続けるととも
にその旨の警報を発するようにしたものである。
この結果本発明によれば、仮に複数のセットを並べた状
態で使用している場合に、使用者が誤って送受話器部を
他のセットの無線電話機本体にオンフックしたとして
も、終話処理は行なわれず第2の無線回線はそのまま保
持される。このため、オンフックにより他人の通話を切
断してしまうことはなくなる。また、誤ったオンフック
が行なわれた場合にはその旨の警報が発生されるので、
使用者はオンフック操作をその場で即時やり直すことが
できる。このため、装置がオンフック状態のまま放置さ
れて、着信が行なわれなくなる不具合は防止される。
態で使用している場合に、使用者が誤って送受話器部を
他のセットの無線電話機本体にオンフックしたとして
も、終話処理は行なわれず第2の無線回線はそのまま保
持される。このため、オンフックにより他人の通話を切
断してしまうことはなくなる。また、誤ったオンフック
が行なわれた場合にはその旨の警報が発生されるので、
使用者はオンフック操作をその場で即時やり直すことが
できる。このため、装置がオンフック状態のまま放置さ
れて、着信が行なわれなくなる不具合は防止される。
さらに上記第3の目的を達成するために第3の発明は、
送受話器部において、通話路が形成されている状態で終
話スイッチが操作された場合に、第2の無線回線への電
波の送信を一定時間断として終話を無線電話機本体に通
知し、無線電話機本体では、上記第2の無線回線を介し
て到来する電波の断を検出した場合に、終話が発生した
ものと判断して接続装置にその旨を伝え、かつ上記第2
の無線回線を保持するようにしたものである。
送受話器部において、通話路が形成されている状態で終
話スイッチが操作された場合に、第2の無線回線への電
波の送信を一定時間断として終話を無線電話機本体に通
知し、無線電話機本体では、上記第2の無線回線を介し
て到来する電波の断を検出した場合に、終話が発生した
ものと判断して接続装置にその旨を伝え、かつ上記第2
の無線回線を保持するようにしたものである。
したがって本発明によれば、送受話器部で終話スイッチ
を操作することにより終話することができる。したがっ
て、使用者は終話するためにその都度送受話器部を無線
電話機本体に戻してオンフックする必要がなくなる。こ
のため、例えば使用者が通話中に無線電話機本体から通
話可能な範囲内で遠くに移動した場合や、それ程遠くに
離れていなくても使用者の歩行が不自由な場合のよう
に、送受話器部を即時無線電話機本体に戻せない場合で
も、即時終話処理を行なって装置を待受状態に復帰させ
ることができる。したがって、実質的に通話が終了して
いるのにも拘らず、通話路が長時間に亘って不必要に保
持され続ける不具合は解消される。
を操作することにより終話することができる。したがっ
て、使用者は終話するためにその都度送受話器部を無線
電話機本体に戻してオンフックする必要がなくなる。こ
のため、例えば使用者が通話中に無線電話機本体から通
話可能な範囲内で遠くに移動した場合や、それ程遠くに
離れていなくても使用者の歩行が不自由な場合のよう
に、送受話器部を即時無線電話機本体に戻せない場合で
も、即時終話処理を行なって装置を待受状態に復帰させ
ることができる。したがって、実質的に通話が終了して
いるのにも拘らず、通話路が長時間に亘って不必要に保
持され続ける不具合は解消される。
また、終話処理が行なわれても、第2の無線回線のみは
送受話器部を無線電話機本体に戻すまで保持されるの
で、それまでの期間においても無線電話機本体から送受
話器部に対する通話チャネルの指定を行なうことができ
る。
送受話器部を無線電話機本体に戻すまで保持されるの
で、それまでの期間においても無線電話機本体から送受
話器部に対する通話チャネルの指定を行なうことができ
る。
第2図は、本発明の一実施例における無線電話装置の構
成を示す回路ブロック図である。なお、同図において、
前記第1図と同一部分には同一符号を付して詳しい説明
は省略する。
成を示す回路ブロック図である。なお、同図において、
前記第1図と同一部分には同一符号を付して詳しい説明
は省略する。
この無線電話装置の無線電話機5は、送受話器46,47を
除く本体6と、送受話器46,47を内蔵した送受話器部7
とからなり、両者は構造的に分離されている。
除く本体6と、送受話器46,47を内蔵した送受話器部7
とからなり、両者は構造的に分離されている。
さて、本体6は、電源回路61を備え、この電源回路61で
商用電源の出力(AC100V)を整流してその出力を電源と
して使用している。また本体6は、接続装置2との通信
に使用する送受信回路とは異なるシンセサイザ62、送信
機63、受信機64およびアンテナ65,66からなる第2の送
受信回路を備えており、この送受信回路を制御回路67で
制御することにより、送受話器部7との間に前記接続装
置2との間を接続する第1の無線回線3とは異なる第2
の無線回線8を形成する。さらに、本体6の送受話器部
7との接触部、つまり送受話器部7をオンフックした際
に接触する部位には、制御線路用の接続端子55および電
源出力用の端子56がそれぞれ設けられている。上記制御
端子55は、送受話器部7のオンフック状態において制御
回路67によるチャネル指定指示を送受話器部7に伝える
ためのものである。
商用電源の出力(AC100V)を整流してその出力を電源と
して使用している。また本体6は、接続装置2との通信
に使用する送受信回路とは異なるシンセサイザ62、送信
機63、受信機64およびアンテナ65,66からなる第2の送
受信回路を備えており、この送受信回路を制御回路67で
制御することにより、送受話器部7との間に前記接続装
置2との間を接続する第1の無線回線3とは異なる第2
の無線回線8を形成する。さらに、本体6の送受話器部
7との接触部、つまり送受話器部7をオンフックした際
に接触する部位には、制御線路用の接続端子55および電
源出力用の端子56がそれぞれ設けられている。上記制御
端子55は、送受話器部7のオンフック状態において制御
回路67によるチャネル指定指示を送受話器部7に伝える
ためのものである。
なお、図中68,69は多機能化のためのキースイッチ群お
よび表示器群を示している。
よび表示器群を示している。
一方送受話器部7は、送話器46および受話器47の他に前
記無線電話機の本体6との間に第2の無線回線8を形成
する送受信回路と、バッテリ回路とを備えている。上記
送受信回路は、第2の無線回線8を経て前記本体6から
到来する通信信号をアンテナ71を介して受信機72で受信
し、その受信信号を受話器46に供給するとともに、送話
器47から入力された通話信号を送信機73によりアンテナ
74を介して第2の無線回線8へ送出する。また送受信回
路はシンセサイザ75を有し、前記本体6の制御回路67か
ら制御端子55,76を介して供給される制御信号に従っ
て、前記シンセサイザ75で前記送信機73および受信機72
が使用する通話チャネルを指定する。
記無線電話機の本体6との間に第2の無線回線8を形成
する送受信回路と、バッテリ回路とを備えている。上記
送受信回路は、第2の無線回線8を経て前記本体6から
到来する通信信号をアンテナ71を介して受信機72で受信
し、その受信信号を受話器46に供給するとともに、送話
器47から入力された通話信号を送信機73によりアンテナ
74を介して第2の無線回線8へ送出する。また送受信回
路はシンセサイザ75を有し、前記本体6の制御回路67か
ら制御端子55,76を介して供給される制御信号に従っ
て、前記シンセサイザ75で前記送信機73および受信機72
が使用する通話チャネルを指定する。
一方バッテリ回路は、乾電池等のバッテリ77とスイッチ
78とからなり、送受話器部7のオンフック状態において
前記本体6の電源回路61から端子56,79を介して供給さ
れる電源出力によりバッテリ77の充電を行ない、またオ
フフック時にスイッチ78がオンとなってこれによりバッ
テリ77の出力を前記送信機43および受信機42に供給して
いる。なお、シンセサイザ75には、オンフック中にもバ
ッテリ77の出力を供給する。
78とからなり、送受話器部7のオンフック状態において
前記本体6の電源回路61から端子56,79を介して供給さ
れる電源出力によりバッテリ77の充電を行ない、またオ
フフック時にスイッチ78がオンとなってこれによりバッ
テリ77の出力を前記送信機43および受信機42に供給して
いる。なお、シンセサイザ75には、オンフック中にもバ
ッテリ77の出力を供給する。
次に、以上の構成に基づいて本実施例装置の作用を説明
する。先ず送受話器部7のオンフック状態では、本体6
の制御回路67は例えばキャリア監視により第2の無線回
線8で使用可能な複数の通話チャネルのうち空チャネル
を検出し、この空チャネルを指定する制御信号を制御端
子55,76を介して送受話器部7のシンセサイザ75に送
り、これにより第2の無線回線8における通話チャネル
を指定している。
する。先ず送受話器部7のオンフック状態では、本体6
の制御回路67は例えばキャリア監視により第2の無線回
線8で使用可能な複数の通話チャネルのうち空チャネル
を検出し、この空チャネルを指定する制御信号を制御端
子55,76を介して送受話器部7のシンセサイザ75に送
り、これにより第2の無線回線8における通話チャネル
を指定している。
さてこの状態で、例えば加入者が送受話器部7を取り上
げると、つまりオフフックすると、スイッチ78が導通し
てバッテリ77の出力が送受話器部7の送受信機73,72に
供給され、これにより送受信機73,72が動作状態となっ
て本体6と送受話器部7との間に第2の無線回線が形成
される。また同時に本体6と接続装置2との間には先ず
制御チャネルが設定され、この状態で本体6でダイヤル
操作を行なうと上記制御チャネルを介して接続装置2に
ダイヤル情報が送られ、以後周知の制御手順により発呼
およびその応答時の接続制御が行なわれて接続装置2と
本体6との間には第1の無線回線3を介して通話チャネ
ルが設定される。しかして有線電話回線1と送受話器部
7との間には、第1および第2の無線回線3,8をそれぞ
れ介して通話路が形成され、加入者は相手電話機の加入
者と通話可能となる。
げると、つまりオフフックすると、スイッチ78が導通し
てバッテリ77の出力が送受話器部7の送受信機73,72に
供給され、これにより送受信機73,72が動作状態となっ
て本体6と送受話器部7との間に第2の無線回線が形成
される。また同時に本体6と接続装置2との間には先ず
制御チャネルが設定され、この状態で本体6でダイヤル
操作を行なうと上記制御チャネルを介して接続装置2に
ダイヤル情報が送られ、以後周知の制御手順により発呼
およびその応答時の接続制御が行なわれて接続装置2と
本体6との間には第1の無線回線3を介して通話チャネ
ルが設定される。しかして有線電話回線1と送受話器部
7との間には、第1および第2の無線回線3,8をそれぞ
れ介して通話路が形成され、加入者は相手電話機の加入
者と通話可能となる。
ところで、この通話中加入者が手にしているものは小形
軽量の送受話器部7のみであり、しかも送受話器部7と
本体6とは第2の無線回線8により接続されている。こ
のため加入者は、姿勢を変えてもまた多少移動しても無
理な姿勢をとることなく常に楽な状態で通話を行ない得
る。
軽量の送受話器部7のみであり、しかも送受話器部7と
本体6とは第2の無線回線8により接続されている。こ
のため加入者は、姿勢を変えてもまた多少移動しても無
理な姿勢をとることなく常に楽な状態で通話を行ない得
る。
一方、通話が終了して送受話器部7を本体6の所定の位
置に戻すと、つまりオンフックすると、送受話器部7の
スイッチ78が断となって送信機73および受信機72への電
源供給が断たれ、この結果電波の送信が停止される。ま
た同時に本体6は、送受話器部7からの電波の断状態が
一定時間続いたことを検出した時点で終話と判断し、以
後周知の制御手順で接続装置2との接続を断ち、待受状
態に復帰する。
置に戻すと、つまりオンフックすると、送受話器部7の
スイッチ78が断となって送信機73および受信機72への電
源供給が断たれ、この結果電波の送信が停止される。ま
た同時に本体6は、送受話器部7からの電波の断状態が
一定時間続いたことを検出した時点で終話と判断し、以
後周知の制御手順で接続装置2との接続を断ち、待受状
態に復帰する。
このように本実施例であれば、無線電話機5を本体6と
送受話器部7とに分離して両者間を第2の無線回線8で
接続したことにより、加入者は小形軽量な送受話器部7
を持つだけで自在に姿勢や位置を変えることができる。
また、そのため本体6には例えばボタン電話機のように
多数のキースイッチや表示器、制御回路等を付加するこ
とが可能となり、電話機の多機能化をはかることができ
る。つまり、無線電話機が有する持ち運びの自在性を損
なうことなく、多機能化をはかることができる。さら
に、本体6の持ち運びを不要にしたことにより、本体6
の電源に商用電源を使用することができ、この結果本体
の動作安定性を高めることができる。また、送受話器部
7は送受信機73,72を動作させる電源を備えるだけでよ
く、しかも本体6と送受話器部7との間は近距離である
ことから上記送信機72の出力は小さなものでよいため、
送受話器部7で用いる電源としては小形で小容量のバッ
テリを使用することができ、しかも長寿命化をはかるこ
とができる。
送受話器部7とに分離して両者間を第2の無線回線8で
接続したことにより、加入者は小形軽量な送受話器部7
を持つだけで自在に姿勢や位置を変えることができる。
また、そのため本体6には例えばボタン電話機のように
多数のキースイッチや表示器、制御回路等を付加するこ
とが可能となり、電話機の多機能化をはかることができ
る。つまり、無線電話機が有する持ち運びの自在性を損
なうことなく、多機能化をはかることができる。さら
に、本体6の持ち運びを不要にしたことにより、本体6
の電源に商用電源を使用することができ、この結果本体
の動作安定性を高めることができる。また、送受話器部
7は送受信機73,72を動作させる電源を備えるだけでよ
く、しかも本体6と送受話器部7との間は近距離である
ことから上記送信機72の出力は小さなものでよいため、
送受話器部7で用いる電源としては小形で小容量のバッ
テリを使用することができ、しかも長寿命化をはかるこ
とができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではない。
例えば、前記実施例では送受話器部7をオンフックした
際にこれを即時終話と見做して終話処理するようにした
が、終話処理を行なう前に、オンフックした送受話器部
7が自己の電話機に対応するものか否か、つまり本体と
送受話器部とが一致するか否かを判断するようにしても
よい。その実現手段としては、例えば送受話器部7をオ
ンフックしたときに送受話器部7からこの無線電話装置
のセット固有の識別コード信号を出力し、この信号を制
御端子を経て本体6の制御回路67に導びいて識別コード
を判定するように構成すればよい。そして、上記判定の
結果本体と送受話器部とが一致すると判定されたときに
終話処理に移行するようにし、一方不一致と判定された
場合には警報を発するようにすればよい。なお、以上の
動作では終話に移行するまで本体と送受話器部との間の
無線回線は保持しておく。このようにすれば、仮に複数
のセットを並べた状態で使用したとしても、誤まって他
の本体に送受話器部を置き、これにより他のセットが終
話となるといった不都合を生じない。また、送受話器部
に終話スイッチを設け、この終話スイッチを操作するこ
とにより終話に移行させるようにしてもよい。これは、
終話スイッチの操作により送信電波を一定時間以上断と
し、このことを本体でキャリア監視により検出すること
により終話として認識し、終話処理を行なうことにより
実現できる。またこの場合、一旦終話スイッチにより終
話したのち再度終話スイッチを操作することによりオフ
フック状態にするように構成すれば、この終話スイッチ
をフックスイッチとして使用することができる。ただし
この場合、第2の無線回線はそのまま保持しておく。そ
の理由は、無線回線を断とすると本体と送受話器部との
制御端子が離れたままであるために、本体からのチャネ
ル指定を行なえなくなるからである。なお、上記終話ス
イッチが操作されたことを本体に伝達する手段として
は、終話データを送信することで行なってもよい。
例えば、前記実施例では送受話器部7をオンフックした
際にこれを即時終話と見做して終話処理するようにした
が、終話処理を行なう前に、オンフックした送受話器部
7が自己の電話機に対応するものか否か、つまり本体と
送受話器部とが一致するか否かを判断するようにしても
よい。その実現手段としては、例えば送受話器部7をオ
ンフックしたときに送受話器部7からこの無線電話装置
のセット固有の識別コード信号を出力し、この信号を制
御端子を経て本体6の制御回路67に導びいて識別コード
を判定するように構成すればよい。そして、上記判定の
結果本体と送受話器部とが一致すると判定されたときに
終話処理に移行するようにし、一方不一致と判定された
場合には警報を発するようにすればよい。なお、以上の
動作では終話に移行するまで本体と送受話器部との間の
無線回線は保持しておく。このようにすれば、仮に複数
のセットを並べた状態で使用したとしても、誤まって他
の本体に送受話器部を置き、これにより他のセットが終
話となるといった不都合を生じない。また、送受話器部
に終話スイッチを設け、この終話スイッチを操作するこ
とにより終話に移行させるようにしてもよい。これは、
終話スイッチの操作により送信電波を一定時間以上断と
し、このことを本体でキャリア監視により検出すること
により終話として認識し、終話処理を行なうことにより
実現できる。またこの場合、一旦終話スイッチにより終
話したのち再度終話スイッチを操作することによりオフ
フック状態にするように構成すれば、この終話スイッチ
をフックスイッチとして使用することができる。ただし
この場合、第2の無線回線はそのまま保持しておく。そ
の理由は、無線回線を断とすると本体と送受話器部との
制御端子が離れたままであるために、本体からのチャネ
ル指定を行なえなくなるからである。なお、上記終話ス
イッチが操作されたことを本体に伝達する手段として
は、終話データを送信することで行なってもよい。
以上詳述したように第1の発明では、無線電話機を無線
電話機本体と送受話器部とに分離し、両者間を第2の無
線回線を介して接続するようにしている。このため、通
話中の移動の自在性を何ら妨げることなく多機能化を図
ることができ、かつ動作安定性の向上とバッテリの小容
量化あるいは長寿命化を図り得る無線電話装置を提供す
ることができる。また、第2の無線回線の設定を、予め
用意された複数の通話チャネルの中から空きの通話チャ
ネルを選択して、この空きの通話チャネルにより行なう
ようにしている。したがって、接続装置と無線電話機本
体との間の通信に対しては勿論のこと、比較的近くに存
在する他の同種の無線電話装置の通信に対しても、混信
などの無線干渉を及ぼすことなく常に高品質の通信を行
なうことができる。さらに、無線電話機本体と送受話器
部とにこれらを相互を接続する制御端子を設け、上記第
2の無線回線を設定する際に、上記選択された空きチャ
ネルを指定するための情報を通話に先立ち上記制御端子
を介して無線電話機本体から送受話器部に転送し、第1
の無線回線の設定制御動作と連動して、上記指定情報に
基づき無線電話機本体と送受話器部との間に上記空きの
通話チャネルによる第2の無線回線を設定するようにし
ている。したがって、無線電話機本体と送受話器部との
間における第2の無線回線の設定を、短時間に正確にし
かも簡単に行なうことができる。すなわち、接続装置と
無線電話機本体との間に加え、無線電話機本体と送受話
器部との間をも無線接続するようにしたにも拘らず、接
続時間の長期化を生じることなく応答性の良い無線電話
装置を提供することができる。
電話機本体と送受話器部とに分離し、両者間を第2の無
線回線を介して接続するようにしている。このため、通
話中の移動の自在性を何ら妨げることなく多機能化を図
ることができ、かつ動作安定性の向上とバッテリの小容
量化あるいは長寿命化を図り得る無線電話装置を提供す
ることができる。また、第2の無線回線の設定を、予め
用意された複数の通話チャネルの中から空きの通話チャ
ネルを選択して、この空きの通話チャネルにより行なう
ようにしている。したがって、接続装置と無線電話機本
体との間の通信に対しては勿論のこと、比較的近くに存
在する他の同種の無線電話装置の通信に対しても、混信
などの無線干渉を及ぼすことなく常に高品質の通信を行
なうことができる。さらに、無線電話機本体と送受話器
部とにこれらを相互を接続する制御端子を設け、上記第
2の無線回線を設定する際に、上記選択された空きチャ
ネルを指定するための情報を通話に先立ち上記制御端子
を介して無線電話機本体から送受話器部に転送し、第1
の無線回線の設定制御動作と連動して、上記指定情報に
基づき無線電話機本体と送受話器部との間に上記空きの
通話チャネルによる第2の無線回線を設定するようにし
ている。したがって、無線電話機本体と送受話器部との
間における第2の無線回線の設定を、短時間に正確にし
かも簡単に行なうことができる。すなわち、接続装置と
無線電話機本体との間に加え、無線電話機本体と送受話
器部との間をも無線接続するようにしたにも拘らず、接
続時間の長期化を生じることなく応答性の良い無線電話
装置を提供することができる。
一方第2の発明では、通話路が形成された状態で、送受
話器部が無線電話機本体にオンフックされた場合に、送
受話器部で装置固有の識別コードを発生してこれを制御
端子を介して無線電話機本体へ転送し、無線電話機本体
においてこの転送された識別コードを自装置の識別コー
ドと照合し、両コードが不一致の場合に無線電話機本体
と送受話器部とが対応しないものと判断して第2の無線
回線を保持し続けるとともにその旨の警報を発するよう
にしている。
話器部が無線電話機本体にオンフックされた場合に、送
受話器部で装置固有の識別コードを発生してこれを制御
端子を介して無線電話機本体へ転送し、無線電話機本体
においてこの転送された識別コードを自装置の識別コー
ドと照合し、両コードが不一致の場合に無線電話機本体
と送受話器部とが対応しないものと判断して第2の無線
回線を保持し続けるとともにその旨の警報を発するよう
にしている。
したがって本発明によれば、送受話器部を誤って他のセ
ットの無線電話機本体にオンフックしても、終話処理が
行なわれないようにすることができる無線電話装置を提
供することができる。
ットの無線電話機本体にオンフックしても、終話処理が
行なわれないようにすることができる無線電話装置を提
供することができる。
さらに第3の発明では、送受話器部において、通話路が
形成されている状態で終話スイッチが操作された場合
に、第2の無線回線への電波の送信を一定時間断として
終話を無線電話機本体に通知し、無線電話機本体は、上
記第2の無線回線を介して到来する電波の断を検出した
場合に、終話が発生したものと判断して接続装置にその
旨を伝え、かつ上記第2の無線回線を保持するようにし
ている。
形成されている状態で終話スイッチが操作された場合
に、第2の無線回線への電波の送信を一定時間断として
終話を無線電話機本体に通知し、無線電話機本体は、上
記第2の無線回線を介して到来する電波の断を検出した
場合に、終話が発生したものと判断して接続装置にその
旨を伝え、かつ上記第2の無線回線を保持するようにし
ている。
したがって本発明によれば、必ずしも送受話器部を無線
電話機本体に戻さなくても終話することが可能となり、
これにより送受話器部を無線電話機本体にすぐに戻せな
いような場合でも装置を即時待受状態に復帰させて、通
話路の不要な捕捉を低減することができる無線電話装置
を提供することができる。
電話機本体に戻さなくても終話することが可能となり、
これにより送受話器部を無線電話機本体にすぐに戻せな
いような場合でも装置を即時待受状態に復帰させて、通
話路の不要な捕捉を低減することができる無線電話装置
を提供することができる。
第1図は従来の無線電話装置の回路ブロック図、第2図
は本発明の一実施例における無線電話装置の回路ブロッ
ク図である。 1……有線電話回線、2……接続装置、3……第1の無
線回線、5……無線電話機、6……本体、7……送受話
器部、8……第2の無線回線。
は本発明の一実施例における無線電話装置の回路ブロッ
ク図である。 1……有線電話回線、2……接続装置、3……第1の無
線回線、5……無線電話機、6……本体、7……送受話
器部、8……第2の無線回線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 1/00 N 7117−5K
Claims (3)
- 【請求項1】有線電話回線に接続される接続装置と、 この接続装置に対し第1の無線回線を介して接続される
無線電話機本体と、 この無線電話機本体に対し前記第1の無線回線とは異な
る第2の無線回線を介して接続される送受話器部とを具
備し、 前記無線電話機本体および送受話器部は、送受話器部を
無線電話機本体にセットしたオンフック状態において両
者間を接続する制御端子を有し、 前記無線電話機本体は、 通話に係わる動作を指示入力するためのスイッチ入力手
段と、 このスイッチ入力手段により通話要求が入力された場合
に、前記接続装置と協動して、予め用意された複数の通
話チャネルの中から空きと判定された通話チャネルを前
記第1の無線回線として前記接続装置との間に設定する
第1の無線接続制御手段と、 通話に先立ち予め用意された複数の通話チャネルの中か
ら選択された空きの通話チャネルの指定情報を前記制御
端子を介して前記送受話器部へ伝達し、前記第1の無線
接続制御手段による制御動作と連動して、前記指定情報
により表わされた空きの通話チャネルを前記第2の無線
回線として前記送受話器部との間に設定する第2の無線
接続制御手段と、 前記第1の無線接続制御手段により設定された第1の無
線回線と前記第2の無線接続制御手段により設定された
第2の無線回線との間を接続して、前記接続装置と送受
話器部との間に通話路を形成する無線回線接続手段とを
備えたことを特徴とする無線電話装置。 - 【請求項2】有線電話回線に接続される接続装置と、 この接続装置に対し第1の無線回線を介して接続される
無線電話機本体と、 この無線電話機本体に対し前記第1の無線回線とは異な
る第2の無線回線を介して接続される送受話器部とを具
備し、 前記無線電話機本体および送受話器部は、 送受話器部を無線電話機本体にセットしたオンフック状
態において両者間を接続するための制御端子を備え、 前記無線電話機本体は、 通話に係わる動作を指示入力するためのスイッチ入力手
段と、 このスイッチ入力手段により通話要求が入力された場合
に、前記接続装置と協動して予め用意された複数の通話
チャネルの中から空きと判定された通話チャネルを前記
第1の無線回路として前記接続装置との間に設定するた
めの第1の無線接続制御手段と、 通話に先立ち予め用意された複数の通話チャネルの中か
ら選択された空きの通話チャネルを、前記第1の無線接
続制御手段による制御動作と連動して、前記送受話器部
との間に前記第2の無線回線として設定するための第2
の無線接続制御手段と、 前記第1の無線接続制御手段により設定された第1の無
線回線と前記第2の無線接続制御手段により設定された
第2の無線回線との間を接続して、前記接続装置と送受
話器部との間に通話路を形成する無線回線接続手段とを
備え、 かつ送受話器部は、 前記無線電話機本体との間が第2の無線回線を介して接
続されている状態で送受話器部が無線電話機本体にオン
フックされた場合に、装置固有の識別コードを発生して
この識別コードを前記制御端子を介して前記無線電話機
本体へ転送する手段を備え、 前記無線電話機本体は、 前記転送された識別コードを自装置の識別コードと照合
し、両コードが不一致の場合に前記無線電話機本体と送
受話器部とが対応しないものと判断して前記第2の無線
回線を保持し続けるとともにその旨の警報を発する手段
を備えたことを特徴とする無線電話装置。 - 【請求項3】有線電話回線に接続される接続装置と、 この接続装置に対し第1の無線回線を介して接続される
無線電話機本体と、 この無線電話機本体に対し前記第1の無線回線とは異な
る第2の無線回線を介して接続される送受話器部とを具
備し、 前記無線電話機本体は、 通話に係わる動作を指示入力するためのスイッチ入力手
段と、 このスイッチ入力手段により通話要求が入力された場合
に、前記接続装置と協動して予め用意された複数の通話
チャネルの中から空きと判定された通話チャネルを前記
第1の無線回線として前記接続装置との間に設定する第
1の無線接続制御手段と、 通話に先立ち予め用意された複数の通話チャネルの中か
ら選択された空きの通話チャネルを、前記第1の無線接
続制御手段による制御動作と連動して、前記送受話器部
との間に前記第2の無線回線として設定するための第2
の無線接続制御手段と、 前記第1の無線接続制御手段により設定された第1の無
線回線と前記第2の無線接続制御手段により設定された
第2の無線回線との間を接続して、前記接続装置と送受
話器部との間に通話路を形成する無線回線接続手段とを
備え、 かつ前記送受話器部は、 終話スイッチと、 前記無線電話機本体との間が第2の無線回線を介して接
続されている状態で前記終話スイッチが操作された場合
に、前記第2の無線回線への電波の送信を一定時間断と
する手段とを備え、 前記無線電話機本体は、 前記第2の無線回線を介して到来する電波の断を検出し
た場合に、終話が発生したものと判断して前記接続装置
にその旨を伝えて終話処理を行なわせ、かつ前記第2の
無線回線による送受話器部との間に接続を保持する手段
を備えたことを特徴とする無線電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59061362A JPH0669164B2 (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | 無線電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59061362A JPH0669164B2 (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | 無線電話装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6042259A Division JPH0832090B2 (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 無線電話装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60204132A JPS60204132A (ja) | 1985-10-15 |
JPH0669164B2 true JPH0669164B2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=13168975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59061362A Expired - Fee Related JPH0669164B2 (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | 無線電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0669164B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0521546U (ja) * | 1991-09-03 | 1993-03-19 | 京セラ株式会社 | コードレス電話機 |
JPH0832090B2 (ja) * | 1994-03-14 | 1996-03-27 | 株式会社東芝 | 無線電話装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5333319U (ja) * | 1976-08-30 | 1978-03-23 | ||
JPS591016B2 (ja) * | 1980-03-26 | 1984-01-10 | 日本電気株式会社 | 携帯電話中継方式 |
-
1984
- 1984-03-29 JP JP59061362A patent/JPH0669164B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60204132A (ja) | 1985-10-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |