JP2903069B2 - コードレスボタン電話装置 - Google Patents

コードレスボタン電話装置

Info

Publication number
JP2903069B2
JP2903069B2 JP9962590A JP9962590A JP2903069B2 JP 2903069 B2 JP2903069 B2 JP 2903069B2 JP 9962590 A JP9962590 A JP 9962590A JP 9962590 A JP9962590 A JP 9962590A JP 2903069 B2 JP2903069 B2 JP 2903069B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
telephone
cordless
state
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9962590A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03297250A (ja
Inventor
正彦 廣野
泉 堀川
秋穂 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
NTT Mobile Communications Networks Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, NTT Mobile Communications Networks Inc filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP9962590A priority Critical patent/JP2903069B2/ja
Publication of JPH03297250A publication Critical patent/JPH03297250A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2903069B2 publication Critical patent/JP2903069B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、加入者線の一部に無線回線を使用したコー
ドレスボタン電話装置に関するものである。
(従来の技術) 近年、コードレス電話はその利便性ゆえに急速に普及
しつつある。通常のコードレス電話は1本の加入者線に
収容される電話機をコードレス化するものであり、電話
機を持ち運ぶことのできるエリアは一つの接続装置から
の電波の到達する範囲である。例えば、小電力型のコー
ドレス電話の場合、送信電力が10mWであり、使用可能エ
リアは接続装置から半径50m程度の範囲である。従っ
て、通常のコードレス電話は専ら一般家庭を中心に使用
されているのが現状である。
一方、最近、コードレス電話の無線ゾーンを複数化
(マルチゾーン化)した事業所向けのコードレス電話が
開発されている。このマルチゾーン化によって使用可能
エリアが拡大され、広い事業所での需要も喚起されつつ
ある。しかしながら、現在、実用化されている事業所向
けのコードレス電話は使用可能エリアの広域化に主眼を
置いたものであり、ボタン電話機能等の高機能化に対応
したものではない。
ボタン電話機能をコードレス電話で実現するアイデア
は特開昭61−174833号公報等において既に提案されてい
る。これは複数の加入者線を収容する接続装置と複数の
コードレスの電話機とでボタン電話機能を実現する基本
構成及び無線回線制御方式を提供するものである。
ここで、コードレス電話の利便性をもう一度整理する
と、第1に携帯性である。このためには、電話機の形状
はできるかぎり小さい方が望ましい。第2にワイヤレス
であることによる利点がある。つまり、電話機に線がな
いことにより、部屋のレイアウト変更に伴う電話移設工
事が不要になることである。ボタン電話装置のコードレ
ス化は後者のワイヤレス化による利便性向上が主眼であ
り、前記ボタン電話装置に関する発明考案は基本的に
は、このようなコードレスボタン電話装置を実現するこ
とを目指したものである。
事業所向けコードレス電話の最終形態としては、マル
チゾーン化により使用エリアを自在に広げることがで
き、且つ、そのエリア内を自由に持ち運ぶことのできる
という携帯性と、オフィスには欠くことのできないボタ
ン電話機能等の高機能性を同時に実現するものであるこ
とが望ましい。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、一般に、表示機能や局線選択等のボタ
ン電話装置の機能は、デスク上の電話として要求される
機能であり、携帯性より操作性が重視される。つまり、
携帯性を考慮すると小型コードレス電話(ワンピース型
ハンドセットタイプ)ということになり、また、高機能
性を考慮すると操作性に優れた半固定型(ツーピースコ
ードレスタイプ)ということになり、互いに相反する条
件であることがわかる。事業所向けのコードレス電話の
理想的な形態を追求すると以上述べた相反する条件を同
時に満たす必要があるが、これまではこれらの条件を同
時に満足するものは存在しなかった。
また、本格的なオフィス向けのコードレスボタン電話
装置としては、使用範囲が制限されていた。
本発明は、前記従来の欠点を解決し、携帯性と高機能
性を同時に満足するコードレスボタン電話装置であっ
て、使用範囲をマルチゾーン化することができ、本格的
なオフィス向けのコードレスボタン電話装置を実現する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明では前記目的を達成するため、請求項1とし
て、少なくとも有線回線による1本の電話回線を収容
し、少なくとも二つ以上のボタン電話機に対する回線の
接続制御機能を有する接続装置と、該接続装置と無線回
線を介して接続される少なくとも1つのコードレスボタ
ン電話機とで構成され、前記コードレスボタン電話機
は、電気的に独立した少なくとも2つの装置からなり、
少なくとも1つの装置が前記接続装置と無線回線を介し
て制御用及び通信用の回線を単独で設定する手段を有
し、且つ、他の装置のうちの少なくとも1つの装置が前
記接続装置と無線回線を介して制御用の回線を前記装置
と協調して設定する手段を有し、少なくとも2つの前記
接続装置をそれぞれ異なる場所に設置するとともに、コ
ードレスのボタン電話機に対して通信に必要な制御を行
う主装置を各接続装置と電話回線との間に設けたコード
レス電話機、請求項2として、前記主装置は、少なくと
も位置登録の制御機能を有することを特徴とする請求項
1記載のコードレス電話装置を提案する。
(作用) 本発明の請求項(1)によれば、コードレスのボタン
電話機からの発信は単独で回線を設定可能な装置のみで
行なうことができるとともに、該装置及びこれと協調し
て回線を設定可能な装置の両方を用いて行なうこともで
き、また、コードレスのボタン電話機への着信はその各
装置に対してなされ、着信応答も単独で回線を設定可能
な装置のみで行なうことができるとともに、該装置及び
これと協調して回線を設定可能な装置の両方を用いて行
なうことができる。
また、コードレスボタン電話装置は、異なる場所に設
置された各接続装置の何れのゾーンにおいても、使用す
ることができる。
さらに、請求項(2)によれば、コードレスボタン電
話装置は、主装置に対して位置登録を行うことができ
る。
(実施例) 第1図は本発明のコードレスボタン電話装置の概要を
示すもので、図中、1は接続装置、2は複数の電話回線
(市内交換機からの局線又は構内交換機からの構内線
等)、3−1〜3−nは本体装置4及びハンドセット部
5からなるコードレスのボタン電話機(以下、コードレ
ス電話機と称す。)である。
一般に、コードレス電話はそれぞれが固有のIDを保有
し、例えば着信受付時には無線区間の制御チャネル上に
自己IDを含む信号(着信信号等)を検出した場合に応答
を送信するように作られている。本発明のコードレスボ
タン電話装置においては、この固有のIDによって識別さ
れるコードレス電話機3−1〜3−nが本体装置4及び
ハンドセット部5から構成される。これらの本体装置4
及びハンドセット部5は接続装置1との間で制御信号の
授受を行なう機能を有し、後に詳述するように1つのボ
タン電話機として動作する。
ところで、1つの接続装置に同じIDを有する複数のコ
ードレスの電話機が接続可能なものとして親子コードレ
ス電話がある。該親子コードレス電話では子機同士が互
いに独立であるのに対し、本発明の装置では本体装置と
ハンドセット部とがそれぞれ機能分担を行ない、全体と
して1つの電話機を構成する点が異なる。
第2図は本体装置4の詳細な構成を示すもので、図
中、6はアンテナ、7はアンテナ共用器、8は受信部、
9は送信部、10はベースバンド回路、11は周波数設定
部、12は制御用インタフェース回路、13は制御部、14は
局線状態表示部、15は局線選択ボタン、16は表示部、17
はサウンダ、18はダイヤルキーパッドである。
また、第3図はハンドルセット部5の詳細な構成を示
すもので、図中、19はアンテナ、20はアンテナ共用器、
21は受信部、22は送信部、23はベースバンド回路、24は
周波数設定部、25は制御用インタフェース回路、26は制
御部、27は受話器、28は送話器、29は表示部、30はサウ
ンダ、31はダイヤルキーパッドである。
本体装置4は、ボタン電話機として必要不可欠な局線
状態表示部14や局線選択ボタン15等を備えるが、受話器
及び送話器は存在しない。デスク上で使用する場合には
ハンドセット部5が受話器及び送話器の機能を司る。こ
のため、本体装置4はハンドセット部5を置くための置
き台を兼ねた構造であることが望ましい。
ハンドセット部5は電話機としての独立した機能を備
え、且つ、本体装置4から離れた場合にも内線転送等の
基本的なボタン電話機能を提供できるよう構成される。
本実施例では本体装置4はこれとペアとなるハンドセ
ット部5を特定する必要があり、例えばハンドセット部
5がペアとなる本体装置4の置き台上に戻された状態で
は本体装置4とハンドセット部5とが一体となった一つ
の電話機として動作することでデスクトップ型ボタン電
話機としてのマンマシンインターフェースが実現され
る。
一方、ハンドセット部5を携帯してペアとなる本体装
置4から離れた位置(異なる部屋、フロア等)で使用す
る場合には、ハンドセット部5が単独の携帯型電話機と
して動作する必要がある。また、この時、本体装置4側
ではハンドセット部5を使用している人以外の第3者が
キー操作をしても動作しないようロックをかける等の措
置が必要となる。このようにペアとなる本体装置4とハ
ンドセット部5とは互いに連動して動作状態を切替える
必要があるが、この切替えは制御部13及び26がその動作
状態を判定して行なうことになる。前記状態の判定方法
については本実施例の最後に示す。
なお、後述する制御動作は接続装置1と本体装置4又
はハンドセット部5との間の無線チャネルを経由した信
号の送受によって成り立つものである。コードレス電話
では、一般に通話に先立って無線信号により相手の呼出
し、通話チャネル割当て等を行なう必要がある。この場
合、無線チャネル上に制御用のチャネルを設け、そのチ
ャネル上で信号の授受を行なう方式が一般に用いられ
る。このような無線チャネルの使用法において、以下に
述べる制御方式では、例えば接続装置1から本体装置4
やハンドセット部5への着信制御シーケンスにおける最
初の呼出しを行なう信号が1:N型の通信モードになるた
め、呼出しに対する応答が衝突しないように制御するこ
とが必要となる。このような無線チャネルのアクセス制
御法には1つのチャネルを複数のスロットに分け、時分
割されたタイミングのスロットを相互に使い分ける等の
方法が用いられる(スロット分ランダムアサイン(slot
ted ALOHA)方式)。
以下の説明においては、このような個々の無線チャネ
ルの信号衝突制御の方法までは言及しないが、前述した
ような既存技術の応用によって実現が可能である。ま
た、本体装置4やハンドセット部5の動作状態及びボタ
ン電話機能を実現するために不可欠となる通話回線の状
態表示等も前記制御チャネル上に通知用スロットを設け
ることで接続装置1から各本体装置4及びハンドセット
部5へ通知することができる。
以下、ペアとなるハンドセット部5が本体装置4に戻
されている状態及びハンドセット部5を本体装置4から
持ち出している状態の順にその動作を説明する。
まず、ハンドセット部5を本体装置4に戻した状態で
使用する場合の動作を説明する。この場合、電話機とし
ての動作はハンドセット部5が本体装置4とカールコー
ドで接続されている状態と何ら変ることはない。但し、
実際には本体装置4とハンドセット部5とは接続されて
いないため、そのままでは連動した動作を実現すること
はできない。無線区間の制御チャネルを使用して、相互
の動作状態を通知し合うことで前記問題は解決すること
が可能である。
まず、コードレス電話機からの発信時の動作をその制
御シーケンスの一例を示す第4図について説明する。
発信のトリガとなるオフフックは、ハンドセット部5
を本体装置4から取り上げること又はハンドセット部5
の発信キー(図示せず)を押下する等の通常のコードレ
ス電話に見られる操作で実行可能である。このオフフッ
クを契機として、接続装置1はハンドセット部5が送信
する発信要求信号を受信する。この状態は通常のボタン
電話の内線発信に相当する。
接続装置1は下りの制御信号でハンドセット部5が内
線発信状態になったことを本体装置4に通知する。本体
装置4はこの内線発信状態を認識すると、ダイヤル操作
受付状態となる。ここで、内線通話をしたければ、直ち
に内線番号をダイヤルする。また、外線に発信を行ない
たければ、局線選択ボタン15によって外線を選択し、そ
の後、ダイヤルを行なうこととなる。
この際、局線の使用状態は常時、接続装置1から制御
信号によって通知されているので、本体装置4の局線状
態表示部14には常に局線の使用状態が表示されている。
なお、この局線の状態通知は無線チャネルのトラヒック
を考慮すれば、実際には状態の変化を送信するだけで良
い。外線選択を行なわない場合には第4図中に破線で示
した制御シーケンスを省略することが可能である。な
お、外線選択、ダイヤリングの操作は第7図の説明でも
述べるようにハンドセット部5からも可能であるが、こ
こでは手元に本体装置4があることから、より操作性に
優れた本体装置4から行なう例を示した。
次に、コードレス電話機への着信時の動作をその制御
シーケンスの一例を示す第5図について説明する。着信
は先に述べた局線状態の通知と同様に接続装置1からの
下り制御信号として各コードレス電話機3−1〜3−n
宛てに送信される。本体装置4では自装置宛ての着信状
態通知信号を受信した場合、直ちに当該信号に対する応
答を返送するとともに、着信があったことを知らせるた
めにサウンダ17を鳴動させる。
一方、電話機の使用者は着信呼出しに答えるためにオ
フフック操作を行なう必要がある。オフフック操作は発
信の場合と同様に行なうことができ、該オフフック操作
を契機として、オフフック信号がハンドセット部5から
接続装置1宛てに送信される。接続装置1では該オフフ
ック信号を受信すると、通話路の設定を開始するととも
に、本体装置4に対して呼出しのサウンダ鳴動を停止さ
せるためのオフフック状態通知信号を送出する。本体装
置4ではサウンダ17の鳴動を停止するとともに、局線状
態表示部14中の該当する局線の状態表示をビジーとす
る。
なお、実際には本発明によるボタン電話装置は1つの
接続装置1に対して複数の本体装置4及びハンドセット
部5からなるコードレス電話機3−1〜3−nが属する
形のシステムであるから、接続装置1からの着信状態通
知信号に対する応答信号は複数の本体装置4から送信さ
れる。
次に、電話開始後の終話時の動作をその制御シーケン
スの一例を示す第6図について説明する。終話の方法は
発信の場合及び着信の場合とも同一であり、ハンドセッ
ト部5から終話要求信号を送信する。該信号を受信した
接続装置1はハンドセット部5に対して終話要求受付信
号を返送するとともに、本体装置4に対してアイドル状
態通知を送信し、電話機の通話動作が終了したことを通
知する。
なお、これまでの説明ではマルチチャネルアクセス制
御を省略したが、例えば第4図中の発信要求受付信号又
は応答及び通話開始信号で通話チャネル指定を兼ねるこ
と等により容易に実現可能である。
次に、ハンドセット部5を携帯した時のボタン電話機
としての動作を説明する。
ハンドセット部5は小型軽量化が重視されるため、本
体装置4のような局線状態の表示は困難であるが、接続
装置1からの局線状態の通知信号は待受け中に受信する
ことが可能であり、必要があれば液晶表示パネル等で構
成される表示部29に表示させることが可能である。
まず、発信時の動作をその制御シーケンスの一例を示
す第7図について説明する。基本的なシーケンスは第4
図の場合と同様であるが、外線選択及びダイヤリングの
操作を全てハンドセット部5側で行なうため、外線選択
信号やダイヤル通知信号がハンドセット部5から発信さ
れる点が異なる。また、外線選択後の外線選択状態の通
知を本体装置4宛てに行なう必要があるため、第7図中
に示すように、接続装置1は外線選択信号受信後、外線
選択状態通知によって局線状態を本体装置4宛てに送信
する。
次に、着信時の動作をその制御シーケンスの一例を示
す第8図について説明する。基本的なシーケンスは第5
図の場合と同様であるが、接続装置1からの着信状態通
知に対してハンドセット部5が応答を返送する。また、
本体装置4でも同時に該着信状態通知を受信するが、こ
の場合には局線状態表示部14における局線状態の着信中
を表わす点滅等に切換えるのみである。サウンダの鳴動
もハンドセット部5側で行なう。オフフック操作があっ
た場合、接続装置1はハンドセット部5からオフフック
信号を受信する。その後、接続装置1は本体装置4まで
オフフック状態通知信号を送信する。該オフフック状態
通知信号を受信した後の本体装置4の動作も局線状態表
示のビジーへの切換えのみである。
ところで、このように本体装置4とハンドセット部5
の動作に2つのモードを持たせるためには、それぞれの
装置がこれらの2つのモードを認識する必要があるが、
例えば次のような簡便な方法で実現可能である。即ち、
本体装置4とハンドセット部5との間に電気的接点を設
け、ハンドセット部5が本体装置4上に戻されている場
合に該電気的接点を介して電気信号によってIDを送受
し、ペアの相手を確認する。これによって、該接点を介
してIDが確認されている間は前述した協調動作モードで
動作し、IDが確認できない時は前述した単独動作モード
で動作すれば良い。また、このIDの確認によって、ハン
ドセット部5が間違った本体装置4上の戻されたことを
検出することも可能である。さらに、この電気的接点は
本体装置4からハンドセット部5への充電端子を兼ねる
こともでき、装置のデザイン上も問題ない。
第9図はマルチゾーン化した本発明のコードレスボタ
ン電話装置の概要を示すもので、図中、32は主装置、33
−1,33−2,……33−mは接続装置、34−1,34−2……34
−mは無線通話ゾーンである。主装置32は各接続装置33
−1〜33−mと接続し、本体装置やハンドセット部の移
動に伴う位置登録並びに位置登録先への着信接続、ハン
ドオーバ処理等の制御機能を有する。各接続装置33−1
〜33−mはそれぞれ異なる場所に設置され、その無線通
話ゾーン34−1〜34−m内のコードレス電話機に対して
前記同様な接続処理を実行する。
(発明の効果) 以上説明したように本発明の請求項(1)によれば、
少なくとも1本の電話回線を収容し、少なくとも1つの
ボタン電話機に対する回線の接続制御機能を有する接続
装置と、該接続装置と無線回線を介して接続される少な
くとも1つのコードレスのボタン電話機とで構成され、
前記コードレスのボタン電話機は電気的に独立した少な
くとも2つの装置からなり、少なくとも1つの装置が前
記接続装置と無線回線を介して制御用及び通信用の回線
を単独で設定する手段を有し、且つ、他の装置のうちの
少なくとも1つの装置が前記接続装置と無線回線を介し
て制御用の回線を前記装置と協調して設定する手段を有
するので、小型軽量化されたハンドセット部と操作性を
重視した本体装置とによってコードレス電話機を構成す
ることができ、携帯性と高機能性に優れたコードレスボ
タン電話装置を実現することができる。
また、コードレスボタン電話装置は、異なる場所に設
置された各接続装置の何れのゾーンにおいても、使用す
ることができ、本格的なオフィス向けのコードレスボタ
ン電話装置を実現することができる。
さらに、請求項(2)によれば、コードレスボタン電
話機に対する位置登録等の制御機能を有する主装置を各
接続装置と電話回線との間に設けたので、コードレス電
話機の利用範囲をマルチゾーン化することができ、本格
的なオフィス向けのコードレスボタン電話装置を実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のコードレスボタン電話装置の概要を示
す構成図、第2図は本体装置の詳細な構成を示す回路
図、第3図はハンドセット部の詳細な構成を示す回路
図、第4図は本体装置併用時の発信の際の制御シーケン
スを示す説明図、第5図は本体装置併用時の着信の際の
制御シーケンスを示す説明図、第6図は終話の際の制御
シーケンスを示す説明図、第7図はハンドセット部携帯
時の発信の際の制御シーケンスを示す説明図、第8図は
ハンドセット部携帯時の着信の際の制御シーケンスを示
す説明図、第9図はマルチゾーン化した本発明のコード
レスボタン電話装置の概要を示す構成図である。 1,33−1〜33−m……接続装置、2……電話回線、3−
1〜3−n……コードレス電話機、4……本体装置、5
……ハンドセット部、6,19……アンテナ、7,20……アン
テナ共用器、8,21……受信部、9,22……送信部、10,23
……ベースバンド回路、11,24……周波数設定部、12,25
……制御用インタフェース回路、13,26……制御部、14
……局線状態表示部、15……局線選択ボタン、16,29…
…表示部、17,30……サウンダ、18,31……ダイヤルキー
パッド、27……受話器、28……送話器、32……主装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 秋穂 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−109432(JP,A) 特開 平2−217028(JP,A) 特開 平2−155319(JP,A) 特開 昭55−154839(JP,A) 実開 平2−26846(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも有線回線による1本の電話回線
    を収容し、少なくとも二つ以上のボタン電話機に対する
    回線の接続制御機能を有する接続装置と、 該接続装置と無線回線を介して接続される少なくとも1
    つのコードレスボタン電話機とで構成され、 前記コードレスボタン電話機は、電気的に独立した少な
    くとも2つの装置からなり、少なくとも1つの装置が前
    記接続装置と無線回線を介して制御用及び通信用の回線
    を単独で設定する手段を有し、且つ、他の装置のうちの
    少なくとも1つの装置が前記接続装置と無線回線を介し
    て制御用の回線を前記装置と協調して設定する手段を有
    し、 少なくとも2つの前記接続装置をそれぞれ異なる場所に
    設置するとともに、コードレスのボタン電話機に対して
    通信に必要な制御を行う主装置を各接続装置と電話回線
    との間に設けたことを特徴とするコードレス電話装置。
  2. 【請求項2】前記主装置は、少なくとも位置登録の制御
    機能を有することを特徴とする請求項1記載のコードレ
    ス電話装置。
JP9962590A 1990-04-16 1990-04-16 コードレスボタン電話装置 Expired - Lifetime JP2903069B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9962590A JP2903069B2 (ja) 1990-04-16 1990-04-16 コードレスボタン電話装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9962590A JP2903069B2 (ja) 1990-04-16 1990-04-16 コードレスボタン電話装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03297250A JPH03297250A (ja) 1991-12-27
JP2903069B2 true JP2903069B2 (ja) 1999-06-07

Family

ID=14252268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9962590A Expired - Lifetime JP2903069B2 (ja) 1990-04-16 1990-04-16 コードレスボタン電話装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2903069B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990056111A (ko) * 1997-12-29 1999-07-15 윤종용 덱트 스펙을 적용한 무선 키폰단말기 구현 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03297250A (ja) 1991-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5363426A (en) Extended range paging for a radio frequency communication system
JP2000209664A (ja) セルラ・コ―ドレス電話
KR910008402B1 (ko) 무선전화장치 및 그 제어방법
EP0921668B1 (en) TDMA communication method and system
JPH09219678A (ja) コードレス通信システム
AU7225991A (en) Method and system for establishing link with wireless telephone
JP2903069B2 (ja) コードレスボタン電話装置
KR100277620B1 (ko) 무선 전화기의 구내 송, 수신 방법
JP3203758B2 (ja) 無線電話装置
JP2841993B2 (ja) 無線電話装置
JP2541349B2 (ja) コ―ドレス電話システム
KR100248102B1 (ko) 구내교환기에서 씨티-2국선 및 일반국선 선택사용장치 및 방법
JP2541334B2 (ja) コ―ドレス電話システム
JPS6242540B2 (ja)
JPH0528536B2 (ja)
JPH04165723A (ja) コードレスボタン電話装置
JP3619787B2 (ja) 親子電話装置の親機
JP3482726B2 (ja) 簡易型携帯電話機
JPH05244088A (ja) 携帯電話端末機
JPH047924A (ja) 通信端末装置及び当該装置を含む通信システム
JPH06244787A (ja) 家庭用コードレス電話ネットワークシステム
JPH1042370A (ja) 通信システム、コードレス電話の親機および携帯電話端末
JPH03227145A (ja) コードレス電話システム
JPH04242360A (ja) 携帯通信端末
JPH05183502A (ja) 無線電話装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080326

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090326

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090326

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100326

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100326

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110326

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110326

Year of fee payment: 12