JPH0668641B2 - 自動両面複写機 - Google Patents

自動両面複写機

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JPH0668641B2
JPH0668641B2 JP61158346A JP15834686A JPH0668641B2 JP H0668641 B2 JPH0668641 B2 JP H0668641B2 JP 61158346 A JP61158346 A JP 61158346A JP 15834686 A JP15834686 A JP 15834686A JP H0668641 B2 JPH0668641 B2 JP H0668641B2
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裕次 岡本
勝良 藤原
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00172Apparatus for electrophotographic processes relative to the original handling
    • G03G2215/00341Jam handling in document feeder
    • G03G2215/00345Copying machine problems

Landscapes

  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <技術分野> この発明は原稿の表面を用紙の表面に複写し、その原稿
の裏面を表面が複写された用紙の裏面に複写する複写機
に関し、特に異なる原稿を連続して複写する場合に、紙
づまり等が発生しても、原稿と用紙の表裏面が一致する
ように複写する自動両面複写機に関する。
<従来技術とその欠点> 一般に、自動両面複写機では設定された部数に相当する
枚数(マルチ複写設定枚数)だけ用紙の表面に複写を行
って中間トレイに一時貯留し、その後その用紙の裏面に
複写を行うことにより両面複写を行っている。このよう
な自動両面複写機では用紙の裏面に対する複写処理中に
紙づまり等が発生した場合、その紙づまりを起こした用
紙はジャム処理され取り除かれるため、両面複写された
用紙は設定枚数より少なくなる。そのため従来では、用
紙の表面の複写枚数と用紙の裏面の複写枚数との不一致
を検知することにより、用紙の裏面複写時に生じた紙づ
まり等の異常状態によるコピーの不足枚数を求め、不足
している場合にその不足枚数の複写を再度行うようにす
るものが提案されている。
しかしながら、このような自動両面複写機では、自動原
稿送り装置を設けて複数の両面原稿につしてそれぞれ両
面複写する場合に、ある原稿についての裏面複写時に紙
づまり等が発生すると、表面の複写実行回数が裏面複写
実行回数よりも多くなる。自動原稿送り装置を使用した
複写機では、全ての原稿に対してそれぞれマルチ複写設
定枚数だけ連続的に表面複写を行い、続いてその表面複
写済用紙を中間トレイから連続的に繰り出して全ての原
稿に対しての裏面複写をそれぞれマルチ複写設定枚数だ
け行うからである。そのため、途中の原稿に対する裏面
複写時に紙づまり等が発生すると次の原稿の裏面を複写
するべき用紙に前の原稿の裏面が複写され、用紙の表裏
面に原稿の表裏面が一致しない複写がなされてしまうと
いう不都合があった。
<発明の目的> この発明の目的は、複数の原稿に対して両面複写する複
写機において、用紙の裏面に対する複写処理中に紙づま
り等が発生しても、次以降の原稿に対し確実に原稿面の
表裏面に対応した複写面を形成させる自動両面複写機を
提供することにある。
<発明の構成> この発明は、原稿の表面をマルチ複写設定枚数だけ用紙
の表面に複写して複写済用紙を中間トレイに搬出する表
面複写動作を、セットされた複数枚の原稿分繰り返す表
面複写モードと、 前記表面複写モード終了後に、前記中間トレイに収納さ
れている用紙の裏面に原稿の裏面をマルチ複写設定枚数
だけ複写して複写済用紙を排紙トレイに搬出する裏面複
写動作を、前記複数枚の原稿分繰り返す裏面複写モード
と、 を両面複写動作時に行う自動両面複写機において、 表面複写モード時および裏面複写モード時に、複写済用
紙の搬出毎にカウント値を1ずつ減算し、0になったと
きその原稿の複写動作を終了させる第1のカウンタと、 裏面複写モード時に、前記中間トレイから用紙を繰り出
す毎にカウント値を1ずつ減算する第2のカウンタと、 新たな原稿の複写を開始する毎に前記第1、第2のカウ
ンタに前記マルチ複写設定枚数をセットするカウント値
セット手段と、 裏面複写モード実行中に用紙ジャムが発生したとき、そ
のときの第2のカウンタのカウント値を第1のカウンタ
にセットして該原稿の裏面複写モードを再開する手段
と、 該用紙ジャムが発生した原稿に対して複写されるべき用
紙の不足数を算出する手段と、 この原稿が前記複数枚の原稿のうち何枚目の原稿である
かを示す原稿番号を記憶する手段と、 複写動作完了後に、前記不足数および原稿番号を表示す
る手段と、 を備えたことを特徴とする。
第1図はこの発明に係る自動両面複写機の構成の概念図
を示している。
同図において、1は給紙カセットであり複写する用紙を
複写プロセス部2へ給送する。このとき、複写モードは
表面複写モードに設定されている。複写プロセス部2で
は原稿の表面が用紙の表面に複写され定着部3によって
この用紙の複写面が定着された後に中間トレイ4に搬送
される。表面複写モード実行時にはこのような動作がマ
ルチ設定枚数だけ繰り返し行われる。表面複写動作が原
稿枚にマルチ複写設定枚数だけ繰り返されると裏面複写
モードに移る。このモードに入ると、中間トレイ内に収
納された用紙が給紙ローラ10によって給紙され、複写プ
ロセス2へ送られる。この用紙は複写プロセス2で用紙
の裏面に原稿の裏面が複写され、定着部3で定着された
後排紙トレイに収納される。この動作が裏面複写モード
実行時にマルチ設定枚数だけ繰り返される。Yは一つの
原稿に対するマルチ複写残り回数を計数する第1のカウ
ンタである。YDDは裏面複写モード実行時に一つの原稿
に対する中間トレイからの用紙給紙残り回数を計数する
第2のカウンタである。
<作用> この発明の自動両面複写機の作用を第1図を参照して説
明する。
表面複写モード実行時には、給紙カセット1より給紙さ
れた用紙は複写プロセス部2によって用紙の表面に画像
が転写され、定着部3によって定着される。その後、こ
の用紙は中間トレイ4に貯留される。この複写動作がマ
ルチ設定枚数だけ繰り返される。一方、第1のカウンタ
Yは原稿毎に表面複写モード実行時毎にその内容がマル
チ設定枚数に設定され、表面複写モード実行時に用紙検
知センサS2のオン信号によりカウントダウンしマルチ複
写残り回数である設定枚数の残り枚数を算出する。
裏面複写モード実行時には、中間トレイ4に一旦貯留さ
れた用紙が排紙ローラ10によって順次複写プロセス部2
に搬送され、用紙の裏面に原稿けの裏面が複写される。
この用紙は定着部3で定着された後排紙トレイに排紙さ
れる。このような裏面複写動作がマルチ設定枚数繰り返
される。第2のカウンタYDDの内容は第1のカウンタY
と同様に原稿毎に表面複写モード実行毎にマルチ複写枚
数が設定されており、用紙が給紙ローラで給紙される毎
にカウントダウンし、設定枚数の残り枚数を算出する。
裏面複写モード実行時には第1のカウンタYの内容をマ
ルチ設定枚数に設定するとともに、排紙トレイの手前に
設置された用紙検知センサS1のオン信号によりカウント
ダウンし、中間トレイ内の用紙の裏面複写動作がマルチ
設定枚数繰り返される。すなわち裏面複写モード実行時
においても第1のカウンタYはマルチ複写残り回数を計
数する。
この裏面複写モード実行中に紙づまり等で用紙が複写プ
ロセス部2に搬送されない場合には、第1のカウンタY
の内容が第2のカウンタYDDの値に設定される。すなわ
ち裏面複写動作は表面複写動作と同様に、第1のカウン
タの内容でマルチ複写残り枚数の計数を行うが、裏面複
写時にジャム等で複写が実行されない場合には第2のカ
ウンタが裏面複写の給紙時にカウントダウンしているに
も関わらずそのカンウントダウンした用紙によって第1
のカウンタがカウントダウンしないためこの第2のカウ
ンタの内容を第1のカウンタに設定することにより裏面
複写モード時のマルチ複写残り回数を正しい値にするこ
とができる。したがって、用紙がジャムによって取り除
かれてもジャムで裏面複写モードが実行されたものと見
做され、その原稿に対しての裏面複写動作が見かけ上表
面複写動作と同じ枚数で行われたものとなる。このよう
に、第1のカウンタYは用紙がジャムで裏面複写動作が
実行されなかってもマルチ複写設定枚数の残り枚数(マ
ルチ複写残り回数)を正しい値に保持し原稿と用紙の複
写が常に正しい状態になるようにしている。例えば、第
2図に示すようにマルチ複写設定枚数が4で中間トレイ
4に4つの原稿が表面複写モードで複写された用紙が収
納されている場合、この16枚の用紙に対して最上面の用
紙から順々に裏面複写モードが実行される。このそれぞ
れの原稿毎に裏面複写設定枚数が表面複写設定枚数と同
じ数で第1のカウンタYに設定される。第1のカウンタ
Yは排紙トレイの手前に設置された用紙検知センサS1の
オン信号でカウントダウンして、裏面複写動作の残り回
数すなわちマルチ複写残り回数を算出する。
ところが、今、例えば第4の原稿の表面が複写された図
中の用紙が、紙づまり等で裏面複写されない場合、こ
の紙づまり等を検出するとともに、第1のカウンタYの
内容を第2のカウンタYDDの内容に設定するようにして
いる。つまり、紙づまり等が発生した場合、第1のカウ
ンタYは図中の用紙が用紙検知センサS1をオンさせて
いないため、カウンタYの内容は“3"のままであるが、
第2のカウンタYDDは裏面複写動作の給紙時にカウント
ダウンし、この原稿に対する用紙の中間トレイからの給
紙残り回数“2"を算出している。そのためこの第2のカ
ウンタの残り回数“2"が第1のカウンタに設定されると
第1のカウンタYの内容は、この原稿に対するマルチ複
写残り回数“2"に更新される。この更新によって、第1
のカウンタYは紙づまり等で裏面複写動作が実行されな
かった用紙をカウンタしたことになる。
このように、第4の原稿に対し、紙づまり等でマルチ複
写設定枚数より少ない裏面複写動作が行われても、その
とき第1のカウンタYは第2のカウンタの内容に設定さ
れることにより、一つの原稿に対するマルチ複写残り回
数“2"に更新することができる。そのためこの後、この
値“2"に基づく裏面複写動作が行われ、中間トレイ内の
第4の原稿が複写された用紙,の裏面複写が終了す
るときに、カウンタYの残り枚数は“0"になる。第1の
カウンタYは内容が“0"になると第3の原稿待ちとな
り、この原稿が原稿台にセットされて第3の原稿の裏面
複写が実行されると、第1のカウンタYはこの原稿に対
するマルチ複写設定枚数4に設定される。こうして裏面
複写時にジャムが生じてもその後の複写動作に影響を及
ぼすのを防ぐことができる。
<発明の効果> この発明は上記のように各原稿のマルチ複写残り回数を
計数する第1のカウンタの内容が、裏面複写モード実行
時に紙づまり等が発生し、そのジャム用紙に対して裏面
複写モードが実行されない場合に、中間トレイからの用
紙給紙回数を計数する第2のカウンタの設定値となる。
そのため、紙づまり等によってこの原稿に対する裏面複
写モードがマルチ複写設定枚数分だけ実行できなくと
も、第1のカウンタによって一つの原稿に対するマルチ
複写設定枚数のカウントが紙づまりの発生しない場合と
同様に行われることになり、複数の原稿が順々にマルチ
設定枚数で複写が行われても、原稿と用紙の表裏面にく
いちがいが生じることなくその原稿の表裏面に対応した
用紙の表裏面の複写が確実に行えるという利点がある。
さらに、この発明によれば、ジャムによって複写枚数が
不足することになった原稿の番号とその不足枚数が複写
完了後に表示されるため、利用者は容易にその不足分の
追加複写を行うことができ、ジャムによる枚数不足の解
消も容易である。
<実施例> 第3図はこの発明の実施例である自動両面複写機の概略
構成図である。
装置全体は複写機本体21,自動原稿送り装置22,ソータ2
3,キャビネット24からなる。複写機本体21の上面には原
稿台25が設けられており、その上部に自動原稿送り装置
22が装着されている。この自動原稿送り装置22は複数枚
の原稿を原稿台の所定の位置に順次搬送する。複写機本
体の内部の中央部には感光体ドラム26が設けられてお
り、複写プロセス部2が構成されている。複写プロセス
部2の右側には給紙トレイ27および用紙カセット28,29
が装着された給紙部1が構成されている。また、複写プ
ロセス部2の左側には排紙ローラ30を備えた排紙部4が
構成されている。排紙部4と複写プロセス部の間に定着
ローラ3が設けられている。複写機本体21の上面には図
示しない操作パネルが配設されている。
ソータ23には排紙トレイ31が設けられている。ソータ23
の上部の用紙搬送路内にはフラッパ32が設けられてい
る。フラッパ32は両面複写モード時の原稿の表面複写モ
ード実行時に複写プロセス部2で複写された用紙を排紙
部4を介してソータ内の搬送路33に導く。ソータ23の下
方には用紙反転部35が配設されており、用紙反転部の入
口にはフラッパ34が設けられている。フラッパ34は両面
複写モード実行時に通常、用紙を用紙反転部へ導くが、
構成複写モード実行時には、用紙反転部を経由させずに
直接キャビネット内の搬送路36に導く。キャビネット24
は複写機本体21を載置している。また、キャビネット24
の内部には、中間トレイ4が設けられている。この中間
トレイ4はソータ23内の搬送路33とキャビネット内の搬
送路36により搬送された用紙を一時貯留し搬送路37によ
り複写プロセス部2に給送する。この中間トレイの用紙
給送部には上方に給紙ローラ10が設けられている。給紙
ローラ10は中間トレイ内に貯留された用紙を裏面複写モ
ード実行時に複写プロセス部2の方へ給紙する。
この実施例の複写機において、給紙トレイ27或いは給紙
カセット28,29の何れかから給紙された用紙は、所定の
タイミングで感光体ドラム26の方向に搬送され、感光体
ドラム26の表面のトナー像がその用紙に転写される。こ
の用紙は表面にトナー像が転写された後定着ローラ3の
位置へ搬送され定着される。このように両面複写モード
時においては、表面複写がなされた用紙は排紙ローラ30
によってソータ23内に搬送され、ソータ23内の搬送路33
および用紙反転部35を経由して、キャビネット24内の搬
送路36から中間トレイへ収納される。この表面複写動作
は、図示しない操作部から入力されたマルチ複写設定枚
数が制御部に設けられているカウンタYに設定されて行
われる。設定後、複写された用紙が中間トレイの入紙部
付近に設けられている図示しない用紙検知センサによっ
て検知されたときそのオン信号でカウントダウンしマル
チ複写残り枚数を算出する。一つの原稿に対する表面複
写動作はその算出値がゼロになるまで繰り返される。
裏面複写動作に入ると、中間トレイ4に収納された用紙
は、所定のタイミングで給紙ローラ10によって右方向に
送り出され、用紙搬送路37を経由して複写プロセス部2
に導かれ、表面の複写処理と同様に用紙の裏面に複写処
理が行われる。
この裏面複写動作は表面複写実行前にマルチ複写枚数が
カウンタYに設定されておりソータ内の排紙ローラ38の
手前に配設された用紙検知センサのオン信号によりカウ
ントダウンし、その算出値がゼロになるまで繰り返され
る。また表面複写動作実行前にそのマルチ複写枚数が設
定され、中間トレイ4内の用紙が給紙ローラで給紙され
る毎にカウントダウンするカウンタYDDが設けられてお
り、裏面複写動作時に紙づまり等が発生した場合に、カ
ウンタYの内容がカウンタYDDの設定数に設定されて裏
面複写動作がなされる。
第4図は同複写機の制御部のブロック図である。全体の
制御はCPU41のプログラムによって行われる。ROM42には
その制御プログラムが予め書き込まれている。RAM43は
前記プログラムの実行に際して、片面複写モードと両面
複写モードの区別或いは両面複写モードにおける表面複
写モードと裏面複写モードの区別を表すフラグ等が割り
当てられたり、ワーキングエリア等として用いられる。
I/Oポート44には各種入力装置が接続され、CPUの処
理によって各入力出力装置が制御される。入出力装置は
モードを選択するためのキーや、複写処理の開始を指示
するプリントキーおよびテンキー等を備えた操作パネル
49,表面複写モード実行時に中間トレイに搬送される用
紙を検知し、その検知信号によってカウンタYを減算さ
せる用紙検知センサ47(S2)また排紙ローラ38の手前に
設置され、裏面複写動作が実行された裏面複写済用紙の
通過を検知し、その検知信号によりカウンタYを減算さ
せる用紙検知センサ46(S1),および裏面複写モード実
行時に中間トレイ4内の用紙を給紙ローラ10が給紙する
毎にその検知信号でカウンタYDDの値をカウントダウン
させるセンサ48,および用紙の搬送や感光体ドラムの回
転等の駆動を行うモード49等からなる。
第5図(A)および(B)は、上記自動両面複写機の両
面複写モード時の動作を示すフローチャートである。
電源がオンされるとステップn1(以下“ステップni"が
単に“ni"という)において、ウォームアップがなされ
る。n2でウォームアップが終了したか判断された後ウォ
ームアップが終了すると、n3において複写データが入力
される。複写データにはマルチ複写枚数設定値が含ま
れ、この値は第1のカウンタYに設定される。n3におい
て複写データの入力がない場合には、第1のカウンタY
を含むレジスタにはそれまでの値が保持される。したが
って、用紙ジャムにより後述のn20からn3に戻った場合
には、新たな複写データの入力が行われないため、第1
のカウンタYにはn20でセットされた値(YDD)が保持さ
れている。さらに、n4に進みプリントスイッチの操作を
待つ。
n4においてプリントスイッチが操作されると、n5でカウ
ンタYの内容を裏面複写実行時に中間トレイの用紙給送
部により用紙給送毎に減算されるカウンタYDDに設定す
るとともに、第n番目の原稿(最初はn=1)が自動原
稿送り装置(以下ADFという)から給紙される。n6にお
いて用紙が給紙部から正しく給紙されたか否かを判断
し、給紙されていれば、n7で現在が裏面複写モードか否
かの判断がなされる。n7において裏面複写モードが選択
されている場合にはn8へ進み、給紙ローラ10が駆動され
中間トレイ内の用紙を給紙するとともにカウンタYDDを
デクリメントする。n9に進みジャムが検出されているか
の判断がなされる。n9でジャムが検出されなければn10
に進む。n10では排紙トレイに出紙された否かの判別が
なされる。この用紙がまだ排紙トレイに出紙されていな
ければ、n5に戻り(n5→n6→n7→n8→n9→n10)の動作
が繰り返される。この間に裏面複写モードの複写プロセ
スが実行される。またn7において裏面複写モードが選択
されていない場合、すなわち表面複写モードが選択され
ている場合にはn17において選択された給紙カセットか
ら用紙が給紙される。同様にn9でジャム検出の有無が判
別されジャム検出が無ければn10において、中間トレイ
に出紙されているか否かの判別がなされ、中間トレイに
出紙されていなければn5に戻り、n5→n6→n7→n17→n9
→n10の動作が繰り返される。n6において、用紙給紙が
終了していない場合はn6からn9へスキップし、給紙が完
了した段階でn7に進む。n10において、用紙が中間トレ
イもしくは排紙トレイに排紙されればn11でマルチ複写
設定枚数が設定されたカウンタYをデクリメントし、n1
2で複写動作がマルチ複写設定枚数実行されたかの判断
をする。n12で複写データとして設定したマルチ複写設
定数の複写が実行されればn13に進み、次の原稿に置き
換えられ、この原稿に対するマルチ複写設定枚数Xがカ
ウンタYDDとカウンタYに設定される。以下、上記に示
したように複写するべき原稿に対してマルチ複写設定枚
数の複写処理が完了か否かの判断をn14で判断され、全
ての原稿に対して複写が完了していればn15に進み、そ
の原稿が裏面複写モードかどうかを判断する。最初は表
面複写モードであるため、n22に進み裏面複写モードに
設定される。裏面複写モードにおいても上記と同様の動
作が行われる。裏面複写モードを終了するとn16でそれ
ぞれの原稿に対する不足枚数があれば表示され両面複写
動作が終了するとともに複写のウォーミング状態に戻さ
れ、次のデータ入力待ちになる。
このような両面複写動作実行時にジャムが発生するとn9
でジャムが検知されn18に進む。n18でジャムが解除され
ると、n19でこのジャムが裏面複写モード実行時に発生
したか否かの判断がなされる。このJAMが表面複写モー
ド実行時に発生しておればn21に進みカウンタYの内容
はそのままで再び複写が実行できる状態に戻る。このJA
Mが裏面複写モード実行時に発生したものであればn20に
進みカウンタYの内容はカウンタYDDの内容に設定され
る。このn20においてカウンタYはこの原稿のマルチ複
写残り回数を表しており、カウンタYDDは裏面複写モー
ド実行時の中間トレイから給紙される残りの枚数を表し
ており、カウンタYの値からカウンタYDDの値を減算し
て、この原稿に対して複写されるべき用紙の不足数Yn
(通常は一枚。ジャムが複数枚発生するとその枚数にな
る)を算出するとともにこの複写されるべき原稿nnが何
番目であるかをRAMに書き込む。この後複写動作に戻
る。このようして、裏面複写モードが全ての原稿に恒っ
て終了するとn16において操作部のディスプレイにカウ
ンタYnの値とnn原稿の番号が表示される。
以上の動作において、n19,n20がこの発明のカウンタの
内容設定手段に対応している。このようにして本実施例
によれば、一つの原稿に対するマルチ複写残り回数を計
数するカウンタ内容が裏面複写モード実行時にJAMが発
生し裏面複写モードが実行されない場合にカウンタYDD
の内容に設定される。
このように裏面複写動作の実行中に紙づまり等が発生し
ても、正しいマルチ複写残り回数はカウンタYによって
確実に計数されることになるため、複数の原稿が順々に
マルチ複写設定枚数で複写されても原稿と用紙の表裏面
にくいちがいが生じることなくその原稿の表裏面に対応
した用紙の表裏面の複写が確実に行える。
また、ステップn20において、JAM検出された原稿に対し
て複写されるべき用紙の不足数Ynが算出され且つこの原
稿に何番目の原稿nnであるかをRAMに書き込み複写動作
完了後に、操作部の表示部にその不足数Ynと原稿nnの表
示がなされているため、ユーザによってその表示に従っ
て複写後のリカバーが速やかに行えるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る自動両面複写機の構成の概念図
を示している。第2図は第1図内の中間トレイと用紙の
一例を示す図である。第3図はこの発明の実施例である
自動両面複写機の概略構成図である。第4図は同複写機
の制御部のブロック図である。第5図(A),(B)は
同複写機の動作を示すフローチャートである。 4……中間トレイ、 10……給紙ローラ、 Y……第1のカウンタ、 YDD……第2のカウンタ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−70868(JP,A) 特開 昭58−150972(JP,A) 特開 昭56−6257(JP,A) 特開 昭56−36660(JP,A) 特開 昭55−156964(JP,A) 特開 昭56−121058(JP,A) 特開 昭57−182759(JP,A) 特開 昭57−207984(JP,A) 特開 昭60−33572(JP,A) 特開 昭60−64361(JP,A) 特開 昭60−138535(JP,A) 特開 昭60−230163(JP,A) 実開 昭58−93936(JP,U) 実開 昭63−80558(JP,U) 実開 昭57−74442(JP,U) 実開 昭60−98850(JP,U) 実開 昭62−22663(JP,U) 特公 平1−57786(JP,B2) 特公 昭59−3743(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の表面をマルチ複写設定枚数だけ用紙
    の表面に複写して複写済用紙を中間トレイに搬出する表
    面複写動作を、セットされた複数枚の原稿分繰り返す表
    面複写モードと、 前記表面複写モード終了後に、前記中間トレイに収納さ
    れている用紙の裏面に原稿の裏面をマルチ複写設定枚数
    だけ複写して複写済用紙を排紙トレイに搬出する裏面複
    写動作を、前記複数枚の原稿分繰り返す裏面複写モード
    と、 を両面複写動作時に行う自動両面複写機において、 表面複写モード時および裏面複写モード時に、複写済用
    紙の搬出毎にカウント値を1ずつ減算し、0になったと
    きその原稿の複写動作を終了させる第1のカウンタと、 裏面複写モード時に、前記中間トレイ用紙を繰り出す毎
    にカウント値を1ずつ減算する第2のカウンタと、 新たな原稿の複写を開始する毎に前記第1、第2のカウ
    ンタに前記マルチ複写設定枚数をセットするカウント値
    セット手段と、 裏面複写モード実行中に用紙ジャムが発生したとき、そ
    のときの第2のカウンタのカウント値を第1のカウンタ
    にセットして該原稿の裏面複写モードを再開する手段
    と、 該用紙ジャムが発生した原稿に対して複写されるべき用
    紙の不足数を算出する手段と、 この原稿が前記複数枚の原稿のうち何枚目の原稿である
    かを示す原稿番号を記憶する手段と、 複写動作完了後に、前記不足数および原稿番号を表示す
    る手段と、 を備えてなる自動両面複写機。
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