JPH06681U - 工具箱 - Google Patents

工具箱

Info

Publication number
JPH06681U
JPH06681U JP9365391U JP9365391U JPH06681U JP H06681 U JPH06681 U JP H06681U JP 9365391 U JP9365391 U JP 9365391U JP 9365391 U JP9365391 U JP 9365391U JP H06681 U JPH06681 U JP H06681U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
main body
rod
operating rod
main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9365391U
Other languages
English (en)
Inventor
忠敏 相場
Original Assignee
株式会社相忠
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社相忠 filed Critical 株式会社相忠
Priority to JP9365391U priority Critical patent/JPH06681U/ja
Publication of JPH06681U publication Critical patent/JPH06681U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の工具箱は、開被作動を行う作動部材全
部が本体の外部に露出して設けられてしるため、外観上
見苦しいと共に、枢結軸の多くが露出してゴミやホコリ
等による作動不良を起こし易いので主作動杆以外は本体
内に収納してなる工具箱を提供せんとしたものである。 【構成】上部収納箱2を蓋体3と本体1内に位置せしめ
ると共に、蓋体3を本体1と蝶結し、主作動杆41と連
動して上部収納箱2を動作せしめる副作動杆42および
添え杆43と、蓋体3を動作せしめる補助杆45とを工
具箱本体1及び蓋体3の内端面に添設した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、本体上方に収納箱を有し、持ち手と連結した主作動杆を開被方向に 動作せしめると、同時に蓋体及び収納箱が動作して本体を開被する工具箱に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
工具箱の上方部分に収納箱を付設し、持ち手と連結した主作動杆を開被方向に 動作せしめると、同時に蓋体及び収納箱が動作して本体を開被する工具箱は種々 知られている。その基本的構造は、実公昭56−46943号、同59−382 7号、同59−3828号に示されているように、本体の上部に収納箱を位置せ しめて本体の蓋とし、更に収納箱を蓋体で覆う様にし、持ち手を付設した主作動 杆を本体と収納箱とそれぞれ枢結軸で連結し、更に収納箱の水平移動を確保する 為に本体と収納箱とそれぞれ枢結軸で連結した添え杆を設けて、主作動杆の開被 方向動作で収納箱の開被作動を行わせ、蓋体は収納箱に軸支すると共に主作動杆 と蓋体との間を補助杆で連結し、主作動杆の開被方向動作で開被するようにして なる。
【0003】 又特に前記従来例の一部には主作動杆に付設した持ち手部分が起立倒伏する構 造も開示されている。 更に前記の添え杆の代わりにレール構造を採用したものも知られている(実公 昭59−43101号)
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで前記した従来の工具箱は、総て主作動杆、添え杆、補助杆が本体の外 部に露出して設けられており、外観上見苦しいと共に、枢結軸の多くが露出して いるので、ゴミやホコリ等によって枢結軸の作動不良を起こし易い。
【0005】 又持ち手の倒伏構造を備えた工具箱も開示されているが、従来の工具箱は上部 に作動杆との連結部分が突出し、而も蓋体上面が山形状であるため、多数の運搬 収納時における積層が困難である。 そこで本考案は、前記の課題を鑑み、主作動杆以外は本体内に収納してなる工 具箱を提案したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る工具箱は、持ち手を付設した主作動杆を開被方向に動作せしめる と、蓋体及び上部収納箱も同時に動作して本体を開被する工具箱に於いて、上部 収納箱を蓋体と本体内に位置せしめると共に蓋体の外側面下縁部分を本体と蝶結 し、主作動杆と連動して上部収納箱を動作せしめる副作動杆および添え杆と、前 記添え杆と連結して蓋体を動作せしめる補助杆とを工具箱本体及び蓋体の内端面 に添設してなることを特徴とするものである。
【0007】 又前記の工具箱に於いて、工具箱本体並びに蓋体からなる全体を方形体に形成 すると共に、閉塞した蓋体より下方の主作動杆部分に持ち手との連結部を設け、 前記連結部を回動用孔及び非回動孔の連通孔と、非回動に嵌合し且つ回動用孔内 で回動の軸部で形成したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
持ち手と主作動杆との連結状態が、非回動孔部分と軸部とによるものであると き、持ち手を開被方向に動作せしめると、持ち手の開被動作に伴って主作動杆も 開被方向に動き、主作動杆と連動する副作動杆並びに添え杆が作動して収納箱の 略水平移動を行って本体を開被し、これと同時に補助杆も動作して、蓋体を開被 する。 また持ち手と主作動杆との連結状態が、回動用孔部分と軸部とによるものであ るとき、持ち手を開被方向に動作せしめると、持ち手部分のみが回動倒伏する。
【0009】
【実施例】 次に本考案の実施例について説明する。 本考案に係る工具箱は、本体1、収納容器2、蓋体3、作動部4で構成され、 本体1は長方体の箱で、その端面部11に作動部4を枢支し、側面12の上縁に 蓋体3を蝶結13している。収納容器2は、本体1の上面を閉塞する大きさより 少し小さくした長尺容器体で、作動部4で支持される。蓋体3は前記本体1の上 面部分に位置せしめた収納容器2を包込む箱型で、本体1に蝶結13して観音開 きとしたものである。作動部4は本体長尺方向に対して左右対象に設けられてお り、主作動杆41,持ち手42,副作動杆43,添え杆44,補助杆45からな る。主作動杆41は本体1の端面外部に位置せしめ下方端を本体1の端面部11 に枢支し、枢結軸411本体1の内方に突出せしめ、上方端は持ち手12を連結 してなる。
【0010】 持ち手42は把持部(横杆)421と主作動杆41と連結する縦杆422から なり、主作動杆41との連結部46は、閉塞した蓋体3の上面より突出しない位 置に設けたもので、主作動杆41に回動用孔461a及び非回動孔461bの連 通孔461形成し、縦杆422の下端には前記の連通孔461に挿通し且つ前記 の回動用孔461a或は非回動孔461bの何れかに選択的に位置することがで きる軸部462を設けてなる。
【0011】 副作動杆43及び添え杆44は、何れも本体1の端面部11の内方に位置し、 本体1と収納容器2との間にほぼ平行に差し渡したもので、それぞれ端部を本体 1並びに収納容器2に枢結し、特に副作動杆43の下端の枢結部は主作動杆41 の枢結軸411と同一のものとする。又補助杆45は、添え杆44と蓋体3との 間にその端部を枢結して差し渡したものである。
【0012】 而して持ち手42が起立状態で、軸部462が非回動孔部461bと嵌合し、 持ち手42と主作動杆41とが連結状態であるとき、持ち手42を開被方向に動 作せしめると、持ち手42の開被動作に伴って主作動杆41も開被方向に動く。 此れに伴って主作動杆41と連動する副作動杆43並びに副作動杆43と連動す る添え杆44が作動して収納箱2の略水平移動を行って本体1を開被する。更に これと同時に補助杆45も動作して、蓋体3をも開被する。
【0013】 従って持ち手42の開被動作によって本体1及び収納箱2の開被がなされ、而 も作動部分は、主作動杆41と持ち手42のみが外部に露出しているにすぎない ものである。
【0014】 又連結部46の軸部462が非回動孔部461aに位置している場合は、持ち 手42を開被方向に動作せしめると、持ち手42部分のみが回動倒伏する。従っ て蓋体3の上面が平らで而も突出部分が無いので、複数の工具箱の積層が容易に なされ、運搬収納、商品展示等に便利である。
【0015】 尚本考案は、収納箱並びに蓋体の開被作動を行う作動部の内、主作動杆と持ち 手以外を本体並びに蓋体の内部に収納設置したものであれば、所定の動作が得ら れるものであれば、作動部自体の構造は任意に定めることができる。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、以上の様に上部収納箱を蓋体と本体内に位置せしめ、収納箱並びに 蓋体の開被作動を行う作動部の内、主作動杆と持ち手以外を本体並びに蓋体の内 部に収納設置し、また特に閉塞した蓋体より下方の主作動杆部分に持ち手との連 結部を設け、連結部に於いて主作動杆と持ち手との連結状態を、共回動と持ち手 のみの自由回動の選択を可能とした工具箱で、作動部分は主作動杆と持ち手みが 外部に露出しているにすぎなく、外観がすっきりとし、而も枢結軸部分の多くが 内部に保護され、ゴミやホコリ等による枢結軸の作動不良が生じ難く、更に持ち 手部分を回動倒伏する事で蓋体の上面が平らで而も突出部分が無い状態とするこ とが出来、複数の工具箱の積層が容易になされ、運搬収納、商品展示等に便利で ある利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の工具箱の全体斜視図である。
【図2】同動作状態を示す工具箱の端面図である。
【図3】同連結部を示す説明図である。
【図4】同作動部の動作(開被状態)を示す説明図であ
る。
【図5】同作動部の動作(閉塞状態)を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 本体 11 端面部 12 側面 13 蝶結 2 収納容器 3 蓋体 4 作動部 41 主作動杆 42 持ち手 43 副作動杆 44 添え杆 45 補助杆 46 連結部 461 連通孔 461a 回動用孔部 461b 非回動孔 462 軸部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 持ち手を付設した主作動杆を開被方向に
    動作せしめると、蓋体及び上部収納箱も同時に動作して
    本体を開被する工具箱に於いて、上部収納箱を蓋体と本
    体内に位置せしめると共に蓋体の外側面下縁部分を本体
    と蝶結し、主作動杆と連動して上部収納箱を動作せしめ
    る副作動杆および添え杆と、前記添え杆と連結して蓋体
    を動作せしめる補助杆とを工具箱本体及び蓋体の内端面
    に添設してなることを特徴とする工具箱。
  2. 【請求項2】 請求項1項記載の工具箱に於いて、工具
    箱本体並びに蓋体からなる全体を方形体に形成すると共
    に、閉塞した蓋体より下方の主作動杆部分に持ち手との
    連結部を設け、前記連結部を回動用孔及び非回動孔の連
    通孔と、非回動に嵌合し且つ回動用孔内で回動の軸部で
    形成したことを特徴とする工具箱。
JP9365391U 1991-10-18 1991-10-18 工具箱 Pending JPH06681U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9365391U JPH06681U (ja) 1991-10-18 1991-10-18 工具箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9365391U JPH06681U (ja) 1991-10-18 1991-10-18 工具箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06681U true JPH06681U (ja) 1994-01-11

Family

ID=14088344

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9365391U Pending JPH06681U (ja) 1991-10-18 1991-10-18 工具箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06681U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004291153A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Maeda Metal Industries Ltd 観音開きボックス

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5646943U (ja) * 1979-09-19 1981-04-25
JPS5715005A (en) * 1980-06-26 1982-01-26 Wabco Fahrzeugbremsen Gmbh Traction car with fastening preventive device

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5646943U (ja) * 1979-09-19 1981-04-25
JPS5715005A (en) * 1980-06-26 1982-01-26 Wabco Fahrzeugbremsen Gmbh Traction car with fastening preventive device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004291153A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Maeda Metal Industries Ltd 観音開きボックス
JP4527947B2 (ja) * 2003-03-27 2010-08-18 前田金属工業株式会社 観音開きボックス

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5248057A (en) Versatile double actuation trash container lid
US5730451A (en) Miracle top garbage cart
EP1340598A2 (en) Container
JPH06681U (ja) 工具箱
JP3635336B2 (ja) 包装用容器
JP2510103B2 (ja) 折りたたみ箱
JP3785224B2 (ja) 箱型容器
JPH089044Y2 (ja) ごみ容器
CN110952861B (zh) 一种吊柜翻门机构及吊柜
JP2005082281A (ja) 蓋構造及び収納容器
EP0701520A1 (en) Container with door comprising hinged section and sliding shutter
KR200228547Y1 (ko) 컴퓨터 책상
JP3713023B2 (ja) 収納キャビネット
JPH055184Y2 (ja)
JPH0221031Y2 (ja)
JPH0433234Y2 (ja)
JPH07137738A (ja) 折り畳み式コンテナ
JP3245700B2 (ja) 折畳み式収納容器
JPH078145Y2 (ja) 工具箱
JPH021240Y2 (ja)
JPS60282Y2 (ja) プリンタ
JP3069948B2 (ja) 蓋体の取付け構造
JP3967901B2 (ja) ペダル開閉式ごみ容器
JPH0536362Y2 (ja)
JPH0610848Y2 (ja) 回転収納体の安全装置