JPH0668146U - ディスク保護ケース装填装置 - Google Patents

ディスク保護ケース装填装置

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JPH0668146U
JPH0668146U JP1146493U JP1146493U JPH0668146U JP H0668146 U JPH0668146 U JP H0668146U JP 1146493 U JP1146493 U JP 1146493U JP 1146493 U JP1146493 U JP 1146493U JP H0668146 U JPH0668146 U JP H0668146U
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博 山本
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旭光学工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ディスク保護ケース2を収容する収容部31
に形成された長孔4内に、排出部材(ピン)5を移動自
在に挿入し、前記ピン5には待機位置へ向けて付勢する
付勢手段(復帰スプリング6)を係止し、長孔4内を復
帰するピン5によってディスク保護ケース2の排出を行
う構成とし、排出されるディスク保護ケース2に対して
排出抵抗を増大させる抵抗付与手段7を収容部31に設
けることによって、排出速度を緩和する。 【効果】 ディスク保護ケースの排出が確実で、しかも
適正な位置でディスク保護ケースの排出が停止される。
排出時のディスク保護ケースの飛び出し防止。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、光磁気ディスクなどを保護するディスク保護ケースを、記録再生装 置などにセットするために用いられるディスク保護ケース装填装置に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば光磁気ディスクなどのように、円盤状の記録媒体は、ディスク保 護ケースに収納され、このディスク保護ケースごと記録再生装置の装填装置に装 填されたり、取り出されたりしている。
【0003】 上記ディスク保護ケースは、円盤状の記録媒体を回転自在に収納する本体と、 収納されている記録媒体から情報を記録再生する光ヘッドからのレーザー光線や 、バイアスコイルからのバイアス磁界を受けるための窓と、この窓を保管時に閉 鎖するための蓋体とを有している。
【0004】 前記蓋体は、本体の表面に沿って平行に移動するように、本体に取り付けられ ており、窓を閉鎖する方向へ常時付勢されている。
【0005】 このような、ディスク保護ケースが装填される装填装置は、装置内にディスク 保護ケースを挿入した際、記録媒体を露出するために前記蓋体を開放する開閉機 構を有している。この開閉機構は、装填装置内に設けられた、長孔と、該長孔に 挿入されて立設されたピンと、このピンを、ディスク保護ケースを装填する前の 位置である待機位置に復帰させるためのスプリングとから構成されている。
【0006】 また、上記開閉機構は、装填されているディスク保護ケースを排出する排出機 構としても作用する。つまり、前記ピンを待機位置へ復帰させるスプリングの付 勢力によって、ディスク保護ケースが排出される。
【0007】 上記従来の構成では、前記ピンに直接スプリングが係止されているため、移動 距離が大きくなればなる程、即ちピンが装填位置に近付けば近付く程、復帰のた めの付勢力が強くなる。この結果、排出動作を開始した時の最初の排出力が強す ぎてしまい、ディスク保護ケースがディスク保護ケース装填装置から飛び出して しまうといった問題があった。
【0008】 一方、ディスク保護ケースが排出時に飛び出さない程度に、上記スプリングの 強さを調節すると、排出始動するための十分な付勢力が得られなかったり、また ピンが初期の待機位置に確実に復帰しないなどといった問題が生じる。
【0009】 このように、ディスク保護ケースの排出力を、スプリングの強弱のみで調節す るには限界があった。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、排出するディスク保護ケースを適正な位置で停止させ、かつ 確実に排出できるディスク保護ケース装填装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
このような目的は、以下の本考案により達成される。即ち、
【0012】 (1) ディスク保護ケース本体に蓋体が移動可能に設置されたディスク保護 ケースを収容する収容部と、 前記収容部に形成された長孔と、 前記長孔内に挿入保持され、挿入されるディスク保護ケースによって、待機位 置から装填位置まで前記長孔に沿って移動する排出部材と、 前記排出部材を待機位置へ復帰する方向へ付勢する付勢手段とを有し、 排出部材が復帰する際の付勢力によってディスク保護ケースを排出するディスク 保護ケース装填装置であって、 前記ディスク保護ケースの排出時に前記ディスク保護ケース本体と接触して排 出抵抗を増大する抵抗付与手段を有することを特徴とするディスク保護ケース装 填装置。
【0013】 (2) 前記長孔は、ディスク挿入方向に対し傾斜し、この長孔内を前記排出 部材が移動するのに伴って、前記蓋体をディスク保護ケース本体に対し移動させ るよう構成された上記(1)に記載のディスク保護ケース装填装置。
【0014】 (3) 前記抵抗付与手段は、ディスク保護ケース本体に接触する接触部と、 前記接触部を前記ディスク保護ケース本体の方向へ付勢する付勢部とを有する上 記(1)または(2)に記載のディスク保護ケース装填装置。
【0015】 (4) 前記接触部は2つ設けられ、前記ディスク保護ケースの挿入方向にお ける中心線に対して対称な位置にて前記ディスク保護ケースにそれぞれ接触する ものであり、前記付勢部は、前記2つの接触部の内少なくとも1つの接触部を前 記ディスク保護ケース本体の方向へ付勢するものである上記(3)に記載のディ スク保護ケース装填装置。
【0016】 (5) 前記接触部は、ディスク保護ケースの挿入排出時にディスク保護ケー ス本体に転接するフリーローラを有する上記(3)または(4)に記載のディス ク保護ケース装填装置。
【0017】 (6) 前記接触部は、挿入方向と平行なディスク保護ケース本体の端辺に接 触するものである上記(3)ないし(5)のいずれかに記載のディスク保護ケー ス装填装置。
【0018】 (7) 前記ディスク保護ケース本体は前記端辺に凹部を有し、前記ディスク 保護ケースの排出時に、前記接触部が前記凹部に係合して前記ディスク保護ケー スの排出移動が止められる上記(6)に記載のディスク保護ケース装填装置。
【0019】
【実施例】
以下、本考案の好適実施例について、添付図面に基づいて詳細に説明する。 図1は、第1の実施例のディスク保護ケース装填装置1の平面図である。ディ スク保護ケース装填装置1は、ディスク保護ケース2を収容するための収容部3 1を画成するハウジング3と、該収容部31の天井部に相当するハウジング3の 上面部材に形成された長孔4と、該長孔4に挿入された排出部材であるピン5と 、前記ピン5を待機位置へ復帰するように付勢する付勢手段である復帰スプリン グ6と、ディスク保護ケース装填装置1に装填されたディスク保護ケース2の排 出抵抗を増大させる抵抗付与手段7とを有している。
【0020】 また、前記収容部31に装填されるディスク保護ケース2は、円盤状の記録媒 体を収納して保護する本体21と、本体21に形成された窓22と、前記窓22 を閉鎖する蓋体23とを有している。蓋体23には、本体21の端辺に沿って設 けられたアーム231を有している。このアーム231の先端部(図1中右端部 )にピン5が当接する。記録媒体としては、例えば光記録媒体、光磁気記録媒体 、磁気記録媒体などが挙げられる。本実施例の装置では、光磁気ディスクの保護 ケースを装填する。
【0021】 前記蓋体23は、本体21内に収納されているバネ(図示せず)によって、前 記窓22を閉鎖する方向へ常時付勢されており、蓋体23が本体21に沿って移 動することによって、窓22が開放される構成となっている。また、ディスク保 護ケース2の挿入方向側端辺において、前記蓋体23のアーム231の先端部と 本体21とによって、凹状のピン係合部24が形成されている。
【0022】 そして、図1および図2に示されているように、本体21の挿入方向の中心線 に対して両側の端辺には、挿入側端辺の近傍に凹部25a、25bが形成されて いる。
【0023】 ここで、以下本明細書において、図1および図3に示されているように、ディ スク保護ケース2が挿入される方向をY方向、図1の平面内で前記Y方向に直角 な方向(即ち、ディスク保護ケース2の蓋体が移動する方向)をX方向、収容部 31の天井部に垂直な方向(図1の紙面に垂直な方向)をZ方向(図3参照)と 定義する。
【0024】 上記収容部31は、窓22が開いた状態でディスク保護ケース2を収容して固 定する。収容部31の下側には、装填されたディスク保護ケース2内の円盤状の 記録媒体を保持し回転させるための回転駆動機構(図示しない)が配置されてい る。
【0025】 また、収容部31の上側には、光磁気ディスク(光磁気記録媒体)にバイアス 磁界を与えるためのバイアスコイル34が取り付けられている。
【0026】 一方、前記収容部31は、上記ディスク保護ケース2を装填するための挿入口 32を有している。図1に示されているように、挿入口32から収容部31内へ 、ディスク保護ケース2を挿入する時、ディスク保護ケース2は蓋体23をY方 向へ向けた状態で挿入される。
【0027】 上記長孔4は、大旨上記Y方向へ沿って形成されており、上記Y方向に対して 傾斜して形成されている傾斜部4bと、前記Y方向と平行に形成されている平行 部4aとを有している。前記傾斜部4bと平行部4aは連続して形成されている 。長孔4の挿入口32側の端部は待機位置P1 となり、挿入されるディスク保護 ケース2のピン係合部24の位置に対応した右側部近傍位置に設けられている。
【0028】 傾斜部4bは前記待機位置P1 から、バイアスコイル34の近傍までの間に設 けられ、前記平行部4aはバイアスコイル34に沿って設けられている。そして 、ディスク保護ケース2が装填された時には、ピン5は平行部4aの端部に位置 し、この位置が装填位置P2 となる。
【0029】 上記長孔4にはピン5が挿入されている。図3に基づいて、前記ピン5の構造 について説明する。ピン5は、Z方向へ立設され、前記長孔4に挿入されている 基部50と、収容部31内に突出して、前記ディスク保護ケース2の蓋体23な どに接触する先端部52とを有している。
【0030】 前記先端部52と、基部50との間には、他の部分より大きな径を有する円板 (つば部)53が設けられている。この円板53は、ピン5が長孔4に挿入され ている状態で、前記収容部31の天井部に摺接する。
【0031】 また、図3中、基部50の基端には、基部50より小さな径を有する取付部5 4が形成されている。この取付部54には、押え部材56が圧入されて固定され ている。前記押え部材56と円板53とによって、ハウジング3の上面部材を上 下から挟み込んだ状態となり、先端部52は天井部に対して垂直となるように維 持される。
【0032】 取付部54の端部には周方向へ溝55が形成されており、ここに復帰スプリン グ6の一端部61が係止される。
【0033】 ハウジング3の上面には、係止ピン33が立設されている(図1参照)。この 係止ピン33には、復帰スプリング6の他端部62が係止され、前記ピン5と係 止ピン33との間に復帰スプリング6が張設される。この復帰スプリング6によ って、ピン5は、長孔4内の待機位置P1 の方向へ常時付勢されている。
【0034】 ハウジング3で構成される収容部31内には、収容部31から排出されるディ スク保護ケース2の排出抵抗を増大する抵抗付与手段7が設けられている。抵抗 付与手段7は、ディスク保護ケース2の本体21に接触して排出抵抗を付与する 接触部71と、接触部71を本体21へ付勢する付勢部72とを有している。
【0035】 そして、本実施例の装置においては、前記一対の接触部71a、71bは、収 容部31の内側面、つまり、ディスク保護ケース2のY方向における中心線に対 して対称の位置に配置されている。接触部71a、71bは、板バネの端部をデ ィスク保護ケース2側へ突出する円弧状に湾曲して形成され、前記板バネの他の 部分は前記接触部71a、71bを本体21へ付勢する付勢部72a、72bと なっている。一方、ハウジング3において、前記接触部71a、71bが設けら れる位置には、切欠き部35a、35bが設けられ、収容部31の外側に固定さ れた抵抗付与手段7は、前記切欠き部35a、35bを介して、外側から接触部 71a、71bを本体21に接触させている。
【0036】 以上のように構成されているディスク保護ケース装填装置1に、ディスク保護 ケース2を装填する時の作用について説明する。収容部31の挿入口32にディ スク保護ケース2を挿入すると、最初にディスク保護ケース2のピン係合部24 にピン5の先端部52が当接する。さらにディスク保護ケース2を押し込むと、 ピン5は長孔4の傾斜部4bに沿って移動する。この傾斜部4bはディスク保護 ケース2の挿入方向(Y方向)に対して傾斜して形成されているため、ピン5は 挿入されるディスク保護ケース2に対してX方向へも移動し、アーム231の先 端を押して蓋体23を開放する。
【0037】 ディスク保護ケース2の先端角部が、接触部71a、71bに接触し、さらに ディスク保護ケース2を押し込むと、接触部71a、71bが外側へ押し開かれ 、接触部71a、71bとディスク保護ケース2の両端辺が摺接する。さらに、 ディスク保護ケース2を押し込み、ピン5が装填位置P2 に到達すると、ディス ク保護ケース2の装填も完了する。この状態で、蓋体23の開放状態が維持され 、光磁気ディスクの記録または再生が可能となる。この状態では、復帰スプリン グ6が伸張された状態となり、この復帰スプリング6の作用によりピン5には十 分な復帰方向への付勢力が、ディスク保護ケース2の排出力として加わっている 。
【0038】 図示しない排出ボタン等を操作して、ディスク保護ケース2の排出操作を行う と、前記復帰スプリング6の付勢力によりピン5が復帰移動することによって、 ディスク保護ケース2が、挿入口32方向へ排出移動する。
【0039】 この時、接触部71a、71bとの接触によって、摩擦力が排出方向と逆方向 に作用し、排出抵抗がディスク保護ケース2に付与される。ディスク保護ケース 2は、前記接触部71a、71bによる排出抵抗の付与によって、排出速度が減 速しディスク保護ケース2の後端部が収容部31から突出し、取り出しが可能と なる位置で停止される。
【0040】 このように、排出されるディスク保護ケース2に対して、接触部71a、71 bによる制動力を有効に作用させるためには、十分な制動距離が必要となり、接 触部71a、71bの配置位置は、収容部31の中央位置よりも、手前側、つま り挿入口32側にあることが好ましい。最も好ましい位置は、挿入口32近傍位 置である。
【0041】 後端部が突出したディスク保護ケース2を手で引き抜いて取り出す。ディスク 保護ケース2が収容部31内から除かれると、復帰スプリング6の作用によって ピン5は待機位置P1 へ確実に復帰移動する。
【0042】 図1および図2に示されているように、凹部25a、25bを有するディスク 保護ケース2を使用する場合には、前記接触部71a、71bが凹部25a、2 5bに引っ掛かって、ディスク保護ケース2の排出を確実に止めることができる といった利点がある。このような効果は、例えば、図4に示されているように、 接触部71a、71bを、ディスク保護ケース2へ向けて突出した屈曲形状とす れば、より顕著なものとなり好ましい。
【0043】 図4の例では、挿入口32側のディスク保護ケース2の側端辺に対する接触部 71の傾斜角は小さく、反対側の同傾斜角は大きく形成されている。このような 形状とすることによって、ディスク保護ケース2を挿入する際の挿入抵抗は小さ く、排出する際の排出抵抗、即ち、凹部25a、25bに接触部71a、71b が引っ掛かった状態から、さらに排出する方向に移動させる際に生じる抵抗は大 きくなる。つまり、ディスク保護ケース2の装填抵抗は小さく、排出時には、後 端部が突出した状態で確実に停止するといった利点が生ずる。
【0044】 次に図5に示されている第2の実施例について説明する。本実施例の装置では 、抵抗付与手段7を構成する板バネで構成された付勢部72の先端に、軸受73 が形成され、該軸受73に接触部としてのフリーローラ74が軸支されている。 そして、前記フリーローラ74は、切欠き部35を介して、収容部31内のディ スク保護ケース2に押接されて回転する。
【0045】 上記軸受73は、付勢部72の先端において両側端に突出して形成された翼部 を収容部31側へ折り曲げて一対の軸受部材731とし、この軸受部材731の 間に軸732を挿通し、この軸732によりフリーローラ74を回動自在に軸支 して構成されている。図5では上側の軸受部材731のみが示されている。
【0046】 前記フリーローラ74は、接触部としてディスク保護ケース2に押接され、デ ィスク保護ケース2が挿入または排出される時、ディスク保護ケース2との摩擦 によって回転する。このフリーローラ74によって、ディスク保護ケース2を手 で取り出したり、挿入したりする操作を滑らかに行うことができる。また、ディ スク保護ケース2の表面を傷つけることもない。
【0047】 上記構成に加えて、フリーローラ74に、例えばラチェット機構のような、回 転方向規制手段を設け、ディスク保護ケース2を挿入する時にのみ回転するよう に構成してもよい。このようにすれば、ディスク保護ケース2を挿入するときは 、抵抗が少なく、排出時には、抵抗を大きくすることができる。
【0048】 上記のような、一対の接触部をディスク保護ケース2挿入方向における中心線 に対して対称位置に設けると、各接触部からの押圧力によって装填時や排出時に 収容部31内を移動するディスク保護ケース2の移動姿勢を安定させ、または矯 正する効果がある。即ち、ディスク保護ケース2が移動時に斜めにずれるなどし て、収容部31内に引っ掛かってしまうといったトラブルが抑制され、円滑な装 填、排出動作が可能となる。
【0049】 本考案は以上説明した実施例の構成に限定されるものではない。 例えば、以上説明した第1および第2の実施例の他、付勢部72は、一対の接 触部71a、71bのうち、いずれか一方にのみ設けられ、ディスク保護ケース の片側端辺にのみ排出抵抗が増大されるような構成とすることもでき、さらに接 触部も片側の1つのみとしてもよい。
【0050】 また、上記では、ディスク保護ケース2の側面に接触部が接触しているが、接 触位置はこれに限らず、ディスク保護ケース2の上下面に接触部が接触するよう に、収容部31の上下位置またはそのいずれか一方に接触部を配置した構成とし てもよい。
【0051】 一方、上記構成は、抵抗付与手段として、付勢部と接触部が別になっているが 、上記接触部の位置に、ディスク保護ケース2を挿入した時に、ディスク保護ケ ース本体21と接触して変形する弾性材を設けてもよい。つまり、接触部と付勢 部の作用を同時に発揮する構成要素を用いるこもできる。このような弾性材の例 としては、スポンジ、ゴムなど、一定の復元力を維持して変形し、ディスク保護 ケース2を除いた後は、ほぼ元の形状に復帰する材料であればよい。
【0052】 また、上記第2の実施例において、付勢部72は剛体とし、フリーローラ74 の材料をスポンジやゴムなどの弾性材料としてもよい。
【0053】 以上説明したディスク保護ケース装填装置は、例えばワードプロセッサ、パー ソナルコンピュータ、計測機器などに設置されたディスクドライブ装置に用いる ことができ、さらにフロッピーディスクの装填装置として利用することも可能で ある。
【0054】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の装置によれば、排出が確実であるとともに、排 出抵抗が付与されることで、ディスク保護ケースの排出速度が緩和され、ディス ク保護ケースが飛び出してしまうといった不都合も解消される。
【0055】 また、接触部がディスク保護ケースに対して、挿入方向における中心線の対称 位置に設けられている場合には、収容部への装填、排出の際の移動姿勢が安定し 、装填排出操作がやりやすいといった利点がある。
【0056】 この接触部をフリーローラとした場合には、ディスク保護ケースの取り出しや 、装填が滑らかに行えるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例の構成を示す、ディスク
保護ケース装填装置の平面図である。
【図2】ディスク保護ケースの部分斜視図である。
【図3】ピンの構造を示す全体断面図である。
【図4】接触部の他の構成例を示す、抵抗付与手段の拡
大平面図である。
【図5】本考案の第2の実施例の構成を示す、ディスク
保護ケース装填装置の平面図である。
【符号の説明】
1 ディスク保護ケース装填装置 2 ディスク保護ケース 21 本体 22 窓 23 蓋体 231 アーム 24 ピン係合部 25a、25b 凹部 3 ハウジング 31 収容部 32 挿入口 33 係止ピン 34 バイアスコイル 35a、35b 切欠き部 4 長孔 4a 平行部 4b 傾斜部 5 ピン 50 基部 52 先端部 53 円板 54 取付部 55 溝 56 押え部材 6 復帰スプリング 61 一端部 62 他端部 7 抵抗付与手段 71 接触部 72 付勢部 73 軸受 731 軸受部材 732 軸 74 フリーローラ P1 待機位置 P2 装填位置

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク保護ケース本体に蓋体が移動可
    能に設置されたディスク保護ケースを収容する収容部
    と、 前記収容部に形成された長孔と、 前記長孔内に挿入保持され、挿入されるディスク保護ケ
    ースによって、待機位置から装填位置まで前記長孔に沿
    って移動する排出部材と、 前記排出部材を待機位置へ復帰する方向へ付勢する付勢
    手段とを有し、 排出部材が復帰する際の付勢力によってディスク保護ケ
    ースを排出するディスク保護ケース装填装置であって、 前記ディスク保護ケースの排出時に前記ディスク保護ケ
    ース本体と接触して排出抵抗を増大する抵抗付与手段を
    有することを特徴とするディスク保護ケース装填装置。
  2. 【請求項2】 前記長孔は、ディスク挿入方向に対し傾
    斜し、この長孔内を前記排出部材が移動するのに伴っ
    て、前記蓋体をディスク保護ケース本体に対し移動させ
    るよう構成された請求項1に記載のディスク保護ケース
    装填装置。
  3. 【請求項3】 前記抵抗付与手段は、ディスク保護ケー
    ス本体に接触する接触部と、前記接触部を前記ディスク
    保護ケース本体の方向へ付勢する付勢部とを有する請求
    項1または2に記載のディスク保護ケース装填装置。
  4. 【請求項4】 前記接触部は2つ設けられ、前記ディス
    ク保護ケースの挿入方向における中心線に対して対称な
    位置にて前記ディスク保護ケースにそれぞれ接触するも
    のであり、前記付勢部は、前記2つの接触部の内少なく
    とも1つの接触部を前記ディスク保護ケース本体の方向
    へ付勢するものである請求項3に記載のディスク保護ケ
    ース装填装置。
  5. 【請求項5】 前記接触部は、ディスク保護ケースの挿
    入排出時にディスク保護ケース本体に転接するフリーロ
    ーラを有する請求項3または4に記載のディスク保護ケ
    ース装填装置。
  6. 【請求項6】 前記接触部は、挿入方向と平行なディス
    ク保護ケース本体の端辺に接触するものである請求項3
    ないし5のいずれかに記載のディスク保護ケース装填装
    置。
  7. 【請求項7】 前記ディスク保護ケース本体は前記端辺
    に凹部を有し、前記ディスク保護ケースの排出時に、前
    記接触部が前記凹部に係合して前記ディスク保護ケース
    の排出移動が止められる請求項6に記載のディスク保護
    ケース装填装置。
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