JP2003068004A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JP2003068004A
JP2003068004A JP2001254371A JP2001254371A JP2003068004A JP 2003068004 A JP2003068004 A JP 2003068004A JP 2001254371 A JP2001254371 A JP 2001254371A JP 2001254371 A JP2001254371 A JP 2001254371A JP 2003068004 A JP2003068004 A JP 2003068004A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクが排出された場合においてディスク
を手で引き抜く場合でも、該ディスクに擦り傷を生じさ
せることなく良好にディスクの引き抜きを行えるディス
ク再生装置を提供すること 【解決手段】 内部を覆うケース体20を有し、このケ
ース体20内に移動可能に設けられてディスク11を載
置するシャーシ体21を具備するディスク再生装置10
であり、ケース体20に設けられた回動規制手段68
と、シャーシ体21に設けられ、ディスク11に当接し
てこのディスク11の搬送をガイドするガイド手段73
と、シャーシ体21に回動自在に設けられ、ガイド手段
73との間で付勢力を与えながらディスク11を挟持し
て駆動力を付与すると共に、シャーシ体21がディスク
11の引き抜きに伴って移動する場合には、回動規制手
段68での移動規制によりガイド手段73との間におけ
るディスク11の挟持状態を解除する方向に回動される
ローラ手段60,66と、を具備している。この構成に
より、ディスクに擦り傷が生じるのを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク再生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】CD等のディスクを再生するディスク再
生装置は、ディスクを本体内部に搬送させるためのディ
スク差込口が設けられているのが、特にカーオーディオ
を中心に一般的となっている。かかるディスク再生装置
の中には、ディスクを搬送ローラとディスクガイドとの
間に挟み込んで、搬送ローラの回転運動により、ディス
クの搬送を行うスロットイン方式のディスク搬送機構を
有するディスク再生装置がある。
【0003】このスロットイン方式のディスク再生装置
では、ディスクを排出した際に、再び自動的にディスク
のローディングを行えるようにする、いわゆるディスク
リロード機能を備えたものがある。かかるリロード機能
を具備するディスク再生装置においては、該リロード機
能を有効にするために、ディスクの排出終了位置におい
て、ディスクを搬送ローラとディスクガイドに挟むこと
が必要である。リロード機能動作時には搬送ローラの駆
動により、再びディスクが本体内部に搬送される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のディ
スク再生装置においては、ディスクが排出終了位置まで
ローディングされると、リロードさせる場合を除いて使
用者がディスクを取り出す必要がある。このディスク取
り出しに際しては、使用者はディスクが搬送ローラとデ
ィスクガイドにより挟持されている側とは反対側のディ
スクの他端部又はディスクの中央部を把持し、ディスク
の引き抜き動作を行う。
【0005】このディスク引き抜きの様子を図5に示
す。ディスク1の引き抜きにおいては、不図示の本体内
部からディスク1が離間する方向に、ディスク1を引き
抜く。この場合に、使用者がディスク1を矢印X方向に
引き抜く場合のみならず、ディスク1を図5中の二点鎖
線で示すような所定の引き抜き角度α又はβを有した状
態で引き抜く場合もある。特に、カーオーディオ等にお
いては、インパネ部分において該カーオーディオが使用
者から見て下方側に位置しているのが通常であり、引き
抜き角度αを有した状態でディスク1が引き抜かれるケ
ースが多い。
【0006】このように、引き抜き角度がディスク1に
付与されると、搬送ローラ2がY方向に沈降し、それに
伴って搬送ローラ2に連結されているバネ4が伸張す
る。バネ4が伸張すると、それに伴ってバネ力も増大す
るため、搬送ローラ2がディスク1に付与する押圧力も
増大する。このため、ディスク1と搬送ローラ2及びデ
ィスクガイド3との間の摩擦力が増大し、ディスク1の
引き抜きに際して、ディスク1に擦り傷がついてしまう
虞が増大する、という問題が生じている。
【0007】ディスク1に擦り傷がついてしまうと、デ
ィスク1からの光の反射角度が変化する等によりディス
ク1からの信号の読み取り性能が悪化し、ディスク再生
装置で良好なディスク1の再生ができない。このため、
使用者が引き抜き角度を有した状態でディスク1を引き
抜いても、バネ4によって生じる摩擦力が小さく、ディ
スク1に擦り傷が生じないディスク再生装置が望まれて
いる。
【0008】本発明は、上記の事情に基づきなされたも
ので、その目的とするところは、ディスクが排出された
場合においてディスクを手で引き抜く場合でも、該ディ
スクに擦り傷を生じさせることなく良好にディスクの引
き抜きを行えるディスク再生装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明は、内部を覆うケース体を有し、このケース
体内に移動可能に設けられると共にディスクを載置する
シャーシ体を具備するディスク再生装置において、ケー
ス体に設けられた回動規制手段と、シャーシ体に設けら
れ、ディスクに当接してこのディスクの搬送をガイドす
るガイド手段と、シャーシ体に回動自在に設けられ、ガ
イド手段との間で付勢力を与えながらディスクを挟持し
て駆動力を付与すると共に、シャーシ体がディスクの引
き抜きに伴って移動する場合には、回動規制手段での移
動規制によりガイド手段との間におけるディスクの挟持
状態を解除する方向に回動されるローラ手段と、を具備
するものである。
【0010】また、他の発明は、上述のディスク再生装
置の発明に加えて更に、ローラ手段は、シャーシ体に対
し回動軸を介して回動自在に取り付けられているローラ
レバーと、回動軸から離間するローラレバーの一端側に
設けられ、ディスクに接触してこのディスクに駆動力を
付与するローラ体と、ローラレバーに取り付けられ、ガ
イド手段及び回動規制手段側に向かう付勢力を与える付
勢手段と、ローラレバーの一端側から回動規制手段側に
突出して設けられて回動規制手段に当接する当接手段
と、を具備しており、シャーシ体がディスクの引き抜き
に伴って回動規制手段から見て回動軸側に移動した場合
に、この移動に伴って回動規制手段に当接手段が当接す
ることにより回動規制手段からローラ体が離間する向き
に回動されることとしたものである。
【0011】さらに、他の発明は、上述のディスク再生
装置の各発明に加えて更に、ローラ手段は、回動維持手
段によりシャーシ体の移動に伴う回動後の状態が維持さ
れることとしたものである。
【0012】また、他の発明は、上述のディスク再生装
置の各発明に加えて更に、ローラ手段には、ローラレバ
ーの他端側にディスクが挿入されている場合に、他のデ
ィスクがケース体内部へ差し込まれるのを防止する防御
手段が具備されることとしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図1から図4に基づいて説明する。なお、以下の
実施の形態において、特に断りが無い限り、上方(上
側)とは、図1を除く各図における上方(上側)を指
し、下方(下側)とは、図1を除く書く図における下方
(下側)を指すものとする。
【0014】図1は、本発明のディスク再生装置10の
構成を示す平面図である。このディスク再生装置10
は、CD(Compact Disc)等のディスク11を再生する
ものである。しかしながら、このディスク再生装置10
において、再生するディスク11(記録媒体)はCDに
は限られず、例えばDVD(Digital Versatile Disc)
等の他の記録媒体でも良い。
【0015】この図において、ディスク再生装置10
は、内部に設けられる各種部品及び挿入されたディスク
11を覆うケース体としてのアウターケース20を有し
ている。このアウターケース20の内部には、シャーシ
体としてのフローティングシャーシ21が設けられてい
る。フローティングシャーシ21は、該アウターケース
20に対してディスク11の挿入時に所定だけ沈み込む
ことにより、該アウターケース20に対して弾性支持さ
れる。
【0016】このフローティングシャーシ21には、ク
ランパアーム22が回動支点23を介して回動自在に軸
支されている。かかる回動支点23に係止させるため、
クランパアーム22には、回動軸24が互いに離間する
向き(図1においては、夫々第1のスライダ30及び第
2のスライダ50側)に向かって突出して設けられてい
る。クランパアーム22には、板バネ25が取り付けら
れている。板バネ25は、図1に示すように、クランパ
アーム22が取り付けられている一端側と反対側の他端
側が突出ピン26となっていて、この突出ピン26が第
1のスライダ30に形成された揺動溝36を摺動する構
成となっている。そして、この摺動により、クランパア
ーム22は回動支点23を中心として、図1の法線方向
(図2における矢印Z方向)に回動することを可能とし
ている。
【0017】また、クランパアーム22には、ディスク
11を不図示のターンテーブルに対して圧接させるため
のクランパー27が設けられている。このクランパー2
7でのディスク11の圧接により、ディスク11がター
ンテーブル上に圧接した状態となる。そして、この圧接
状態で該ターンテーブルが回転駆動すると、ディスク1
1及びこのディスク11を圧接しているクランパー27
が回転駆動され、該ディスク11の再生が行える状態と
なる。
【0018】このクランパアーム22には、揺動可能に
光ピックアップ機構28が取り付けられている。光ピッ
クアップ機構28は、その先端部分に光ピックアップ素
子29を有していて、該光ピックアップ素子29がディ
スク11上に照射され、このディスク11からの反射光
を受光することにより、ディスク11に記載されている
信号情報の再生が可能となる。
【0019】また、フローティングシャーシ21には、
第1のスライダ30及び第2のスライダ50が、このフ
ローティングシャーシ21に対して移動自在に支持され
ている。第1のスライダ30は、図1に示すように、フ
ローティングシャーシ21に対して一方の側方側におい
て立設して設けられている。この第1のスライダ30に
は、アウターケース20から突出するように形成された
側面絞り部31a,31bがスライド自在とするスライ
ド溝32a,32bが設けられている。スライド溝32
a,32bは、図2に示すように、その長手方向がアウ
ターケース20(フローティングシャーシ21)の底面
と平行を為すように形成されている。
【0020】また、スライド溝32a,32bの一端側
は、夫々開放して設けられていて、このスライド溝32
a,32bに側面絞り部31a,31bが挿脱自在に設
けられている。ここで、側面絞り部31a,31bのス
ライド溝32a,32bに対する挿脱についてである
が、側面絞り部31a,31bには、その先端側にアウ
ターケース20内方の第1のスライダ30側に向かって
ピン状に突出したピン突出部33a,33bが設けられ
ている。そして、このピン突出部33a,33bが、ス
ライド溝32a,32bに挿通される。
【0021】なお、スライド溝32a,32bは、側面
絞り部31a,31bの設けられている位置に対応し
て、第1のスライダ30に2つ設けられている。そのう
ち1つであるスライド溝32aは、第1のスライダ30
の長手方向中途部に設けられていて、図2において上方
側(フローティングシャーシ21の底面と離間する側)
に位置している。また、他の1つであるスライド溝32
bは、第1のスライダ30のディスク差込口12とは反
対側のアウターケース20の奥側に設けられていて、か
つ図2においてフローティングシャーシ21の底面側に
位置している。
【0022】第1のスライダ30には、スライド溝32
aよりもディスク差込口12側の部位に2本のガイド溝
34a,34bが設けられている。ガイド溝34a,3
4bには、連結された一対の駆動体40のガイドピン4
1a,41bが差し込まれる。この駆動体40は、ガイ
ドピン41a,41bの他に、一対のギヤ42a,42
b、及び一対のギヤ42a,42bを互いに噛合可能に
軸支しているアーム43を有している。このうち、一方
のギヤ42aは、フローティングシャーシ21の底面側
に位置するものであり、ガイドピン41aがギヤ42a
の回転軸(不図示)と同軸をなすように設けられてい
る。
【0023】そして、このガイドピン41aがフローテ
ィングシャーシ21の底面側に形成されたガイド溝34
aに差し込まれる。なお、第1のスライダ30の移動を
可能とするために、ガイド溝34aは長孔状に形成され
ている。
【0024】また、他方のギヤ42bは、フローティン
グシャーシ21から離間して設けられていて、ディスク
11を搬入するとき、又は搬出するときは、後述するロ
ーラギヤ64と噛み合う位置に設けられる。ここで、ガ
イドピン41bは、アーム43の中途部に設けられてい
る。そして、このアーム43が差し込まれるガイド溝3
4bは、図2に示すようにディスク差込口12側が低く
なる段差を1つ有した長孔上に形成されている。それに
より、第1のスライダ30が移動した場合には、この第
1のスライダ30の移動に伴って、ギヤ42bの高さ位
置が変化するように設けられている。具体的には、ギヤ
42bが高い位置のときは、ローラギヤ64に対してギ
ヤ42bの噛合が解かれるように構成されている。
【0025】また、第1のスライダ30のうち、ガイド
溝34a,34bよりもディスク差込口12側には、回
動維持手段としてのレバーガイド溝35が設けられてい
る。このレバーガイド溝35は、後述するローラレバー
60のバネ係止ピン71が掛け止めされるものである。
そして、第1のスライダ30がディスク差込口12側に
移動した場合に、当初レバーガイド溝35のディスク差
込口12側である一端側に位置していたバネ係止ピン7
1は、ローラレバー60を回動させるためにレバーガイ
ド溝35の他端側に向かって相対的に移動する。
【0026】ここで、レバーガイド溝35は、ディスク
差込口12側である一端側が、該第1のスライダ30の
うち高さ方向(フローティングシャーシ21の法線方
向)の略中途部に位置するように設けられている。そし
て、この一端側からは、レバーガイド溝35は所定だけ
フローティングシャーシ21の底面と略並行に形成さ
れ、ディスク11を挿入する前のバネ係止ピン71の初
期状態を維持可能としている。
【0027】また、レバーガイド溝35の一端側からこ
のレバーガイド溝35に沿い、アウターケース20側に
進行すると、該レバーガイド溝35は緩やかにフローテ
ィングシャーシ21の底面側に向かう曲線を為して形成
されている。そして、所定だけフローティングシャーシ
21の底面に近接した後に、レバーガイド溝35はフロ
ーティングシャーシ21の底面と略並行となるように形
成されている。それによって、ディスク11が挿入され
た後の、ローラレバー60の閉じ状態を維持可能として
いる。
【0028】なお、この閉じ状態においては、防御ピン
61は略鉛直方向の上方を向くように設けられる。ま
た、後述するように初期状態から閉じ状態まで移行する
間のバネ係止ピン61の移動は、完全にディスク11を
内部に搬送した場合には、レバーガイド溝35により為
される。しかしながら、ディスク11を規定位置まで排
出し、その後使用者が該ディスク11を手で引き抜く場
合には、回動規制部材68に当接手段としての当接片6
7が衝突することにより為される。しかし、この衝突に
よる防御ピン61の移動は、相対的に小さなものであ
る。
【0029】さらに、第1のスライダ30のうち、ディ
スク差込口12から離間するアウターケース20の奥側
には、揺動溝36が設けられている。この揺動溝36
は、一端側が第1のスライダ30のうち、上方側に位置
するように形成されている。しかしながら、この一端側
から他端側に向かう場合、フローティングシャーシ21
の底面に近接するように、下方に向かうように曲線を描
いて形成され、所定位置からはフローティングシャーシ
21の底面と略平行をなす状態となって他端側にたどり
着く。この揺動溝36に突出ピン26が位置すること
で、第1のスライダ30の移動に伴って、クランパアー
ム22が揺動することを可能としている。
【0030】なお、クランパー27がディスク11を圧
接する場合に、この圧接状態を保持可能とするように、
揺動溝36のフローティングシャーシ21から離間する
上端側は、逆V字状に形成されている。
【0031】また、図3に示すように、第1のスライダ
30が設けられている側とは対向するアウターケース2
0の内壁面側には、該第1のスライダ30に対応して、
第2のスライダ50が設けられている。第2のスライダ
50も、フローティングシャーシ21に移動自在に設け
られていて、その移動は第1のスライダ30に追従する
ものである。そのため、第2のスライダ50、及びこの
第2のスライダ50と対向するアウターケース20の内
壁面は、上述の第1のスライダ30側に対応した略同様
の構成を有している。
【0032】すなわち、アウターケース20は、側面絞
り部31a,31bに対応した側面絞り部51a,51
bを有しており、また第2のスライダ50は、第1のス
ライダ30におけるスライド溝32a,32bに対応し
たスライド溝52a,52bを有している。なお、スラ
イド溝52bは、上述のスライド溝32bとは異なり、
フローティングシャーシ21の底面側から離間した上方
側に設けられている。また、側面絞り部51bも、スラ
イド溝51bに対応して、フローティングシャーシ21
の底面から離間する上方側に設けられている。
【0033】また、上述のレバーガイド溝35に対応し
て、第2のスライダ50にも、レバーガイド溝53が設
けられている。このレバーガイド溝53にも、バネ係止
ピン61が掛け止めされている。そして、第2のスライ
ダ50がディスク差込口12側に移動した場合に、当初
レバーガイド溝35のディスク差込口12側である一端
側に位置していたバネ係止ピン71は、ローラレバー6
0を回動させるためにレバーガイド溝35の他端側に向
かって相対的に移動する。
【0034】なお、これらスライド溝52a,52b、
レバーガイド溝53等は、第1のスライダ30に形成さ
れているスライド溝32a,32b、レバーガイド溝3
5等と、その形状や長さが異なるように形成されてい
る。しかしながら、全く同様の形状としても良い。
【0035】ここで、フローティングシャーシ21に
は、回動軸72を介して、ローラレバー60が回動自在
に取り付けられている。このローラレバー60には、図
1から図4に示すように、ディスク差込口12側に向か
い突出した防御ピン61が、ディスク差込口12のフロ
ーティングシャーシ21の底面から離間する上方に向か
って突出形成されている。この防御ピン61により、既
にディスク11が挿入されている場合において、再度の
ディスク11の挿入が防止される。
【0036】また、ローラレバー60には、その側方側
(ローラシャフト63の両端側)に側方支持部材62が
一対設けられている。この側方支持部材62により、ロ
ーラシャフト63は回転自在に支持されている。ここ
で、側方支持部材62に支持されるローラシャフト63
は、ローラレバー60のうち、第1のスライダ30及び
第2のスライダ50に近接する側に取り付けられてい
る。すなわち、回動軸72を挟んで、ディスク差込口1
2側に防御ピン61が設けられていて、この防御ピン6
1とは逆の、アウターケース20の奥側にローラシャフ
ト63が設けられている構成である。
【0037】さらに、ローラシャフト63の第1のスラ
イダ30側には、ローラギヤ64がローラシャフト63
の回転と同期するように取り付けられている。このロー
ラギヤ64は、側方支持部材62と第1のスライダ30
の間の位置に設けられている。そして、このローラギヤ
64が、上述のギヤ42a,42bと噛み合うことによ
り、ローラシャフト63に対して回転駆動力が与えられ
る構成である。
【0038】ローラシャフト63には、ローラカバー6
5がその外周を覆うように取り付けられている。このロ
ーラカバー65は、例えばゴムや樹脂等のように、ディ
スク11の裏面に接触しても損傷を生じさせない柔らか
めの材質であって、ディスク11の裏面に当接した場合
に摩擦力を良好に与える材質から構成されている。それ
により、これらローラシャフト63とローラカバー65
とで、ローラ体としての搬送ローラ66を構成してい
る。
【0039】ここで、図4に示すように、側方支持部材
62には、フローティングシャーシ21から離間する上
方側に向かって当接片67が突出形成されている。ま
た、当接片67に対応して、アウターケース20には、
該当接片67に衝突する回動規制手段としての回動規制
部材68が形成されている。回動規制部材68は、アウ
ターケース20の上面側から底面に向かうように、L字
状に折り曲げられて形成されている。
【0040】また、フローティングシャーシ21のう
ち、回動軸72よりもディスク差込口12側には、バネ
係止部69が設けられている。このバネ係止部69は、
図1、図2及び図4に示すように、付勢手段としてのバ
ネ70の一端側を掛け止めするためのものである。この
バネ係止部69に一端側が掛け止めされたバネ70は、
他端側がバネ係止ピン71に掛け止めされる。それによ
り、ローラレバー60は、バネ70から引張り力を受
け、この引張り力に抗する状態でレバーガイド溝35を
バネ係止ピン71は擦り動く。
【0041】また、フローティングシャーシ21には、
ディスク差込口12側にガイド手段としてのディスクガ
イド73が設けられている。ディスクガイド73は、デ
ィスク11の上面側に接触するものである。このディス
クガイド73は、なだらかな傾斜を有して形成されてい
て、その頂部がディスク11と接触する接触面(不図
示)となっている。それにより、ディスク11の上面側
に良好に接触することを可能としている。
【0042】なお、ディスクガイド73のフローティン
グシャーシ21に対する取付位置は、該ディスク11を
良好に搬送できる位置であれば、ディスク11の上面側
においてどのような位置・配置で取り付けられていても
構わない。なお、通常は、第1のスライダ30又は第2
のスライダ50の少なくとも一方に近接した部位に、フ
ローティングシャーシ21からディスク11の搬送と干
渉しない状態でディスクガイド72が取り付けられてい
る。
【0043】ここで、これらローラレバー60、防御ピ
ン61、側方支持部材62、ローラシャフト63及びロ
ーラカバー65からなる搬送ローラ66、後述する当接
片67、バネ70、バネ係止ピン71、回動軸72によ
り、ローラ手段が構成されている。
【0044】このディスクガイド73は、フローティン
グシャーシ21に取り付けられているため、該フローテ
ィングシャーシ21に対する高さ位置は、全く変わらな
い状態で設けられている。また、ディスク11が挿入さ
れた場合には、該ディスクガイド73が搬送ローラ66
と共にディスク11を挟み込む。そして、搬送ローラ6
6が駆動することにより、該ディスク11を搬送する構
成となる。この場合、搬送ローラ66はローラレバー6
0に取り付けられているので、このローラレバー60が
回動することにより、ディスク11の厚みに対応した搬
送が可能となる。
【0045】なお、第2のスライダ50側にも、ローラ
レバー60の防御ピン61が設けられている一端側とは
反対側の他端側に、バネ80を係止するバネ係止部81
が設けられている。バネ80は、その一端側がバネ係止
部81に係止されているが、他端側は第2のスライダ5
0のうち、レバーガイド溝53よりもディスク差込口1
2側に設けられたバネ受け部82に係止される。それに
より、バネ80は、図3(b)の状態から図3(a)の
状態に移行する場合に、該ローラレバー60側に付勢力
を及ぼす構成となっている。
【0046】以上のような構成を有するディスク再生装
置10の作用について、以下に説明する。
【0047】図2(a)及び図3(a)に示すような、
ディスク11の挿入状態から、使用者がイジェクトボタ
ンを押す等の操作により、ディスク11の排出動作が開
始される。この排出動作においては、搬送ローラ66が
図2(a)において反時計回りに回転する。それによ
り、ディスク11は不図示の駆動モータが駆動を停止す
る規定位置まで排出される。この規定位置では、ディス
ク11は搬送ローラ66とディスクガイド73により挟
持された状態となっている。
【0048】次に、使用者がディスク11の排出側端部
を把持し、該ディスク11を引き抜く。この様子を、図
4に従って説明する。まず、ディスク11の引き抜きを
まだ開始していない状態は、図4(a)に示す通りであ
る。このとき、第1のスライダ30及び第2のスライダ
50は、規定位置にある。そして、ディスク11は、未
だディスクガイド73と搬送ローラ66との間で挟持さ
れた状態である。
【0049】続いて、使用者がディスク11を引き抜
く。このとき、図4(b)に示すように、引き抜き動作
に伴って、フローティングシャーシ21が距離pだけ移
動する。この距離pの移動により、回動軸72も同じ距
離pだけ移動する。同じく、当接片67も、フローティ
ングシャーシ21の移動に伴って移動しようとする。し
かしながら、当接片67は、回動規制部材68に当接し
た状態のため、その移動が規制されて、これ以上フロー
ティングシャーシ21に沿って移動することはできな
い。そのため、当接片67の当接した状態でのフローテ
ィングシャーシ21の移動により、ローラレバー60
は、回動軸72を支点として回動する。
【0050】この回動により、搬送ローラ66は、図4
(a)の状態から矢印W方向に回転を行い、図4(b)
に示すように、搬送ローラ66がディスク11から距離
qだけ離間して、該ディスク11と非接触の状態とな
る。それにより、ディスク11は、ディスクガイド73
と搬送ローラ66によって挟持された状態から開放され
る。そして、この状態でディスク11を引き抜けば、使
用者はスムーズにディスク11を引き抜くことが可能と
なる。
【0051】すなわち、搬送ローラ66の回動により、
該搬送ローラ66とディスクガイド73との間で及ぼし
ている付勢力がなくなるか、大幅に軽減される。そのた
め、ディスク11の引き抜きの際の摩擦力が小さくな
り、該ディスク11の引き抜きがスムーズに行える。
【0052】このような構成のディスク再生装置10に
よれば、ディスク11の引き抜き動作に伴ってフローテ
ィングシャーシ21が移動し、同時に搬送ローラ66が
回動してディスクガイド73と搬送ローラ66の間で及
ぼしていた付勢力を軽減・無くして摩擦力を小さくする
構成のため、従来ディスク11に生じていた擦り傷の発
生を防止することができる。
【0053】特に、自動車のインパネに取り付けられて
いるディスク再生装置10においては、使用者はディス
ク11を角度が所定だけついた状態で引き抜くことが多
いが、かかる角度がついた状態でディスク11を引き抜
いても、該ディスク11に生じている摩擦力が小さいた
め、スムーズにディスク11を引き抜くことができる。
【0054】それにより、ディスク再生装置10による
ディスク11の読み取り性能を向上させることが可能と
なり、また該ディスク11の寿命を長時間保つことがで
きる。
【0055】また、使用者にとっては、上述の構成の採
用により、従来よりもスムーズにディスク11を引き抜
くことができるので、ディスク再生装置10としての操
作感の向上を図ることができる。さらに、上述のディス
ク11の損傷の防止機能は、当接片67と回動規制部材
68を設けることにより実現される。このため、安価に
ディスク11の損傷防止機能を実現可能となる。
【0056】さらに、付随的な部分として、防御ピン6
1が設けられていることにより、既にディスク11が挿
入されている状態において、再度のディスク11の挿入
を防止することが可能となる。また、ローラレバー60
は、ディスク11が挿入された状態において、レバーガ
イド溝35のアウターケース20奥側の他端側で係止状
態を維持することが可能となる。
【0057】以上、本発明の一実施の形態について説明
したが、本発明はこれ以外にも種種変形可能である。例
えば、上述の実施の形態では、ディスクをCD等の円盤
状のディスクとして説明しているが、例えばMD等のカ
ートリッジに収納されるディスクに本発明を適用しても
良い。
【0058】また、本発明は、ディスク11の手による
引き抜きの際に搬送ローラ66が回動してディスク11
の圧接状態を解除できる構成をその要旨とするものであ
り、かかる機能を具備する限りにおいて、種々形状変更
等を行うことは勿論可能である。
【0059】さらに、防御ピン61の代わりに、防御壁
をローラレバー60に取り付ける等しても構わない。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、ディスクと搬送ローラ
及びディスクガイドとの間の摩擦力を減少させることが
でき、それによって手によるディスクの引き抜きに際し
て、ディスクに擦り傷が生じるのを防止することが可能
となる。それにより、ディスクからの信号の読み取り性
能を良好な状態で維持可能となり、良好なディスクの再
生を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るディスク再生装置
の構成を示す平面図である。
【図2】図1のディスク再生装置において、アウターケ
ース内部の第1のスライダ付近の構成を示す側面図であ
り、(a)はディスクが挿入されている状態を示す図で
あり、(b)はディスクが規定位置まで排出された状態
を示す図である。
【図3】図1のディスク再生装置において、アウターケ
ース内部の第2のスライダ付近の構成を示す側面図であ
り、(a)はディスクが挿入されている状態を示す図で
あり、(b)はディスクが規定位置まで排出された状態
を示す図である。
【図4】図1のディスク再生装置において、ディスクを
手で引き抜く様子を示す図であり、(a)はディスクを
引き抜く前のフローティングシャーシの位置を示す図で
あり、(b)はディスクを引き抜くときのフローティン
グシャーシの位置を示す図である。
【図5】従来のディスク再生装置において、ディスクガ
イドと搬送ローラに挟持されるディスクを手で引き抜く
様子を示す図である。
【符号の説明】
10…ディスク再生装置 11…ディスク 12…ディスク差込口 20…アウターケース(ケース体) 21…フローティングシャーシ(シャーシ体) 22…クランパアーム 30…第1のスライダ 35…レバーガイド溝(回動維持手段) 50…第2のスライダ 60…ローラレバー(ローラ手段の一部) 61…防御ピン(ローラ手段の一部) 62…側方支持部材(ローラ手段の一部) 63…ローラシャフト(ローラ手段の一部) 65…ローラカバー(ローラ手段の一部) 66…搬送ローラ(ローラ体、ローラ手段の一部) 67…当接片(当接手段、ローラ手段の一部) 68…回動規制部材(回動規制手段) 70,80…バネ(付勢手段、ローラ手段の一部) 72…回動軸(ローラ手段の一部) 73…ディスクガイド(ガイド手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部を覆うケース体を有し、このケース
    体内に移動可能に設けられると共にディスクを載置する
    シャーシ体を具備するディスク再生装置において、 上記ケース体に設けられた回動規制手段と、 上記シャーシ体に設けられ、上記ディスクに当接してこ
    のディスクの搬送をガイドするガイド手段と、 上記シャーシ体に回動自在に設けられ、上記ガイド手段
    との間で付勢力を与えながら上記ディスクを挟持して駆
    動力を付与すると共に、上記シャーシ体が上記ディスク
    の引き抜きに伴って移動する場合には、上記回動規制手
    段での移動規制により上記ガイド手段との間における上
    記ディスクの挟持状態を解除する方向に回動されるロー
    ラ手段と、 を具備することを特徴とするディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 前記ローラ手段は、 前記シャーシ体に対し回動軸を介して回動自在に取り付
    けられているローラレバーと、 上記回動軸から離間する上記ローラレバーの一端側に設
    けられ、前記ディスクに接触してこのディスクに駆動力
    を付与するローラ体と、 上記ローラレバーに取り付けられ、前記ガイド手段及び
    前記回動規制手段側に向かう付勢力を与える付勢手段
    と、 上記ローラレバーの一端側から前記回動規制手段側に突
    出して設けられて前記回動規制手段に当接する当接手段
    と、 を具備しており、前記シャーシ体が前記ディスクの引き
    抜きに伴って前記回動規制手段から見て上記回動軸側に
    移動した場合に、この移動に伴って前記回動規制手段に
    上記当接手段が当接することにより前記回動規制手段か
    ら上記ローラ体が離間する向きに回動されることを特徴
    とする請求項1記載のディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 前記ローラ手段は、回動維持手段により
    前記シャーシ体の移動に伴う回動後の状態が維持される
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のディスク再生装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ローラ手段には、前記ローラレバー
    の他端側に前記ディスクが挿入されている場合に、他の
    ディスクが前記ケース体内部へ差し込まれるのを防止す
    る防御手段を具備することを特徴とする請求項2又は3
    記載のディスク再生装置。
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