JPH0667743U - 天蓋用取手装置 - Google Patents
天蓋用取手装置Info
- Publication number
- JPH0667743U JPH0667743U JP1302493U JP1302493U JPH0667743U JP H0667743 U JPH0667743 U JP H0667743U JP 1302493 U JP1302493 U JP 1302493U JP 1302493 U JP1302493 U JP 1302493U JP H0667743 U JPH0667743 U JP H0667743U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- canopy
- handle body
- handle
- lock
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作者が取手本体を深く握ることができるた
め、重量の大きな天蓋であっても開閉操作が軽快になさ
れる取手装置を提供する。 【構成】 天蓋1の側面部2の軸受座3,3に取手本体
4の脚部5,5を横断枢軸6,6で枢着し、脚部3,3
の先端部背面に基準面5a,5aよりも引き込み傾斜し
た斜面部5b,5bを設け、板バネ16によって取手本
体4を回転付勢し、錠前ユニット10のロックプレート
12の錠止突起13を固定枠体7の受金板9の受孔14
から離脱させたとき、斜面部5b,5bが側面部2に当
接して、握り部15が固定枠体7の側面部8から大きく
浮き上がる。
め、重量の大きな天蓋であっても開閉操作が軽快になさ
れる取手装置を提供する。 【構成】 天蓋1の側面部2の軸受座3,3に取手本体
4の脚部5,5を横断枢軸6,6で枢着し、脚部3,3
の先端部背面に基準面5a,5aよりも引き込み傾斜し
た斜面部5b,5bを設け、板バネ16によって取手本
体4を回転付勢し、錠前ユニット10のロックプレート
12の錠止突起13を固定枠体7の受金板9の受孔14
から離脱させたとき、斜面部5b,5bが側面部2に当
接して、握り部15が固定枠体7の側面部8から大きく
浮き上がる。
Description
【0001】
本考案は電気機器収納ボックス等の天蓋の開閉操作に使用される取手装置に関 するものである。
【0002】
従来の天蓋用取手装置では、不使用時に取手本体が突出して通行等の障害とな ることがないように、取手本体は埋め込みケース内に収容されているか、固定枠 体や天蓋側面に近接して配置されているため、操作者が取手本体を深く握るのが 容易でなく、重量の大きな天蓋においては開閉動作が軽快に行えない。
【0003】
したがって本考案の目的は、操作者が取手本体を深く握ることができるため、 重量の大きな天蓋であっても開閉操作が軽快になされる取手装置を提供すること である。
【0004】
以下、添付図面中の参照符号を用いて説明すると、本考案の天蓋用取手装置で は、天蓋1の側面部2に左右2個の軸受座3,3を固着し、正面視U字状の取手 本体4の左右の脚部5,5の先端部を横断枢軸6,6によって軸受座3,3に枢 着し、脚部3,3の先端部背面に基準面5a,5aよりも引き込むように傾斜し た斜面部5b,5bを設け、固定枠体7の側面部8に受金板9を固着し、一方の 脚部5の基端部に錠前ユニット10を埋め込み固着する。
【0005】 錠前ユニット10のロータ11にロックプレート12を連動装備し、ロックプ レート12の錠止突起13が係脱する受孔14を受金板9に設け、取手本体4の 左右脚部5,5の基端部間を連結する中央連絡部分を握り部15とし、板バネ1 6によって取手本体4を握り部15が浮き上がる方向に回転付勢する。
【0006】
天蓋1が閉鎖施錠されているときには、取手本体4の脚部5,5の背面側基準 面5a,5aが天蓋1の側面部2と固定枠体7の側面部8に当接しており、脚部 5,5の斜面部5b,5bは天蓋1の側面部2から離れている。また、ロックプ レート12の錠止突起13は受金板9の受孔14に係合している。
【0007】 錠前ユニット10のロータ11に鍵29を挿入し、ロックプレート12を駆動 して錠止突起13を受孔14から離脱させると、固定枠体7に対する天蓋1の施 錠が解除される。この解錠と同時に取手本体4は、板バネ16の回転付勢によっ て脚部5,5の斜面部5b,5bが天蓋1の側面部2に当接するまで横断枢軸6 ,6を中心に回転する。
【0008】 これによって取手本体4の握り部15と固定枠体7の側面部8との間には十分 に広い余裕空間が生じ、操作者は取手本体4を深く握ることができる。取手本体 4を引き上げることによって、天蓋1は開放操作される。
【0009】
図示の実施例では、取手本体4の背面側空洞部20にはベースプレート23が ビス24によって固着され、ロックプレート12はベースプレート23の背面側 に固着されたガイドケース17に摺動可能に収容されている。ロックプレート1 2のカムスロット19にはロータ11の先端部の駆動突起18が挿入されており 、ロックプレート12はロータ11を回転させることによって一定ストロークだ け摺動する。
【0010】 一方の軸受座3には板バネ16のガイド板部21が切り起こされており、基端 部をビス25によって取手本体4に固着された板バネ16は、先端部をガイド板 部21の背面側に挿入されている。天蓋1の下面には必要に応じてシール部材2 2が装着される。横断枢軸6は脚部5の透孔27から軸受座3の透孔28に挿通 されている。握り部15は操作者が握り易いように脚部5,5よりも細めに形成 してある。軸受座3はビス26によって天蓋1に固着されている。
【0011】
以上のように本考案の天蓋用取手装置では、天蓋1の側面部2の軸受座3,3 に取手本体4の脚部5,5を横断枢軸6,6で枢着し、脚部3,3の先端部背面 に基準面5a,5aよりも引き込み傾斜した斜面部5b,5bを設け、板バネ1 6によって取手本体4を回転付勢してあり、錠前ユニット10のロータ11の回 転操作によってロックプレート12の錠止突起13を固定枠体7の受金板9の受 孔14から離脱させたときには、前記斜面部5b,5bが天蓋1の側面部2に当 接することによって脚部5,5の基端部間の握り部15が固定枠体7の側面部8 から大きく浮き上がるため、握り部15を深く握って重量の大きな天蓋1を軽快 に開閉操作することができる。
【図1】本考案の一実施例に係る天蓋用取手装置の施錠
状態の正面図である。
状態の正面図である。
【図2】該取手装置の左側面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】該取手装置の天蓋開放過程を示す左側面図であ
る。
る。
【図5】図1のB−B線断面図である。
1 天蓋 2 天蓋の側面部 3 軸受座 4 取手本体 5 取手本体の脚部 5a 脚部背面の基準面 5b 脚部背面の斜面部 6 横断枢軸 7 固定枠体 8 固定枠体の側面部 9 受金板 10 錠前ユニット 11 ロータ 12 ロックプレート 13 錠止突起 14 受孔 15 取手本体の握り部 16 板バネ 17 ガイドケース 18 駆動突起 19 カムスロット 20 背面側空洞部 21 板バネ用ガイド板部 22 シール部材 23 ベースプレート 24 ビス 25 ビス 26 ビス 27 透孔 28 透孔 29 鍵
Claims (1)
- 【請求項1】 天蓋1の側面部2に左右2個の軸受座
3,3を固着し、正面視U字状の取手本体4の左右の脚
部5,5の先端部を横断枢軸6,6によって軸受座3,
3に枢着し、脚部3,3の先端部背面に基準面5a,5
aよりも引き込むように傾斜した斜面部5b,5bを設
け、固定枠体7の側面部8に受金板9を固着し、一方の
脚部5の基端部に錠前ユニット10を埋め込み固着し、
錠前ユニット10のロータ11にロックプレート12を
連動装備し、ロックプレート12の錠止突起13が係脱
する受孔14を受金板9に設け、取手本体4の左右脚部
5,5の基端部間を連結する中央連絡部分を握り部15
とし、板バネ16によって取手本体4を握り部15が浮
き上がる方向に回転付勢した天蓋用取手装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1302493U JPH0667743U (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 天蓋用取手装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1302493U JPH0667743U (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 天蓋用取手装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0667743U true JPH0667743U (ja) | 1994-09-22 |
Family
ID=11821577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1302493U Pending JPH0667743U (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 天蓋用取手装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0667743U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4928158U (ja) * | 1972-06-15 | 1974-03-11 | ||
JPS6143354B2 (ja) * | 1977-05-17 | 1986-09-26 | Nippon Kayaku Kk |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP1302493U patent/JPH0667743U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4928158U (ja) * | 1972-06-15 | 1974-03-11 | ||
JPS6143354B2 (ja) * | 1977-05-17 | 1986-09-26 | Nippon Kayaku Kk |
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