JPH0666551A - 地中連続壁掘削機用位置計測装置の共振防止装置 - Google Patents
地中連続壁掘削機用位置計測装置の共振防止装置Info
- Publication number
- JPH0666551A JPH0666551A JP22010792A JP22010792A JPH0666551A JP H0666551 A JPH0666551 A JP H0666551A JP 22010792 A JP22010792 A JP 22010792A JP 22010792 A JP22010792 A JP 22010792A JP H0666551 A JPH0666551 A JP H0666551A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheave
- wire
- pad
- continuous wall
- underground continuous
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 重錘用ワイヤの触れを抑止する。
【構成】 重錘用ワイヤ15を、第1シーブ3、第1シ
ーブ側方の第2シーブ4及び第1シーブ下方の第3シー
ブ5に巻回し、第2シーブ4の外周の弾性手段7に付勢
されたパッド6を当接して回転抵抗を与え、ワイヤの触
れを抑止する。
ーブ側方の第2シーブ4及び第1シーブ下方の第3シー
ブ5に巻回し、第2シーブ4の外周の弾性手段7に付勢
されたパッド6を当接して回転抵抗を与え、ワイヤの触
れを抑止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地中連続壁掘削機用位
置計測装置の共振防止装置に関する。
置計測装置の共振防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は本願の実施例を示す図面である
が、このうち公知部分について本願の発明をよく理解す
るために説明する。
が、このうち公知部分について本願の発明をよく理解す
るために説明する。
【0003】図1において、掘削溝10内にクレーン1
1により吊り下げられた地中連続壁掘削機12の頂部に
は、検出部すなわちコイル13が設けられている。この
コイル13内には、ウインチ14により細いワイヤ15
を介して重錘16が常態では正中して非接触に吊設され
ている。そして、コイル13により重錘16の位置を検
出し、掘削機12の位置を計測している。
1により吊り下げられた地中連続壁掘削機12の頂部に
は、検出部すなわちコイル13が設けられている。この
コイル13内には、ウインチ14により細いワイヤ15
を介して重錘16が常態では正中して非接触に吊設され
ている。そして、コイル13により重錘16の位置を検
出し、掘削機12の位置を計測している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の重錘式
位置計測装置においては、掘削機12の深度が大きくな
ると、ワイヤ15自体の振動と、掘削機12に重錘16
を追従させるウインチの駆動振動とが共振し、重錘16
の振れが大きくなる。そのため、重錘16がコイル13
から外れて計測不能になったり、コイル13が破損した
りする。
位置計測装置においては、掘削機12の深度が大きくな
ると、ワイヤ15自体の振動と、掘削機12に重錘16
を追従させるウインチの駆動振動とが共振し、重錘16
の振れが大きくなる。そのため、重錘16がコイル13
から外れて計測不能になったり、コイル13が破損した
りする。
【0005】本発明は、重錘用ワイヤの振れを抑止する
地中連続壁掘削機用位置計測装置の共振防止装置を提供
することを目的としている。
地中連続壁掘削機用位置計測装置の共振防止装置を提供
することを目的としている。
【0006】
【知見】本発明者は、種々研究の結果、ワイヤをガイド
するシーブに一定の回転抵抗を与えると、共振がなくな
ることを実験により確認した。これは、回転抵抗すなわ
ち摩擦を与えることで、ワイヤを微小間隔で間欠的に繰
り下げることにより、ワイヤの伸縮振動が吸収されてワ
イヤの弛みがなくなることによるものと推定される。本
発明は、この知見に基づいてなされたものである。
するシーブに一定の回転抵抗を与えると、共振がなくな
ることを実験により確認した。これは、回転抵抗すなわ
ち摩擦を与えることで、ワイヤを微小間隔で間欠的に繰
り下げることにより、ワイヤの伸縮振動が吸収されてワ
イヤの弛みがなくなることによるものと推定される。本
発明は、この知見に基づいてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、地上の
基準点から地中連続壁掘削機の検出部に重錘を吊り下ろ
したワイヤを第1シーブ、該第1シーブ側方の第2シー
ブ及び前記前記第1シーブ下方の第3シーブにそれぞれ
部分的に巻回し、前記第2シーブの外周に弾性手段で付
勢されたパッドを当接させている。
基準点から地中連続壁掘削機の検出部に重錘を吊り下ろ
したワイヤを第1シーブ、該第1シーブ側方の第2シー
ブ及び前記前記第1シーブ下方の第3シーブにそれぞれ
部分的に巻回し、前記第2シーブの外周に弾性手段で付
勢されたパッドを当接させている。
【0008】上記弾性手段には、コイルスプリングを用
いるのが好ましい。
いるのが好ましい。
【0009】
【作用】上記のように構成された地中連続壁掘削機用位
置計測装置の共振防止装置においては、パッドはコイル
スプリングに付勢されて第2シーブに圧接し、第2シー
ブに回転抵抗を与える。これにより、知見に示したよう
に、ワイヤの振れが抑止される。
置計測装置の共振防止装置においては、パッドはコイル
スプリングに付勢されて第2シーブに圧接し、第2シー
ブに回転抵抗を与える。これにより、知見に示したよう
に、ワイヤの振れが抑止される。
【0010】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0011】図1において、掘削溝10の開口部に設置
された口切りガイド17には、全体を符号1で示す共振
防止装置が設けられている。
された口切りガイド17には、全体を符号1で示す共振
防止装置が設けられている。
【0012】図2において、共振防止装置1のケース2
内には、第1シーブ3、その第1シーブ3側方の第2シ
ーブ4及び第1シーブ3下方の第3シーブ5が回転自在
に設けられており、これらのシーブ3、4及び5の外周
には、それぞれ細いワイヤ15をガイドするガイド溝3
a、4a及び5aが刻設されている。そして、ワイヤ1
5は、第1シーブ3の下部に巻回されたのち、反転され
略U字状に第2シーブ4の略左半部に巻回され、最後に
第2シーブ5の右上4半部に巻回されたのち垂下されて
いる。そして、第2シーブ4の外周には、左側からパッ
ド6が当接されており、そのパッド6とケース2との間
には、弾性手段であるコイルスプリング7が介装されさ
れている。このコイルスプリング7に付勢されたパッド
6により第2シーブ4には、回転抵抗が与えられるが、
その回転抵抗の大きさは、重錘16が掘削機12の下降
に追従できる範囲で、可及的に大きく設定されている。
内には、第1シーブ3、その第1シーブ3側方の第2シ
ーブ4及び第1シーブ3下方の第3シーブ5が回転自在
に設けられており、これらのシーブ3、4及び5の外周
には、それぞれ細いワイヤ15をガイドするガイド溝3
a、4a及び5aが刻設されている。そして、ワイヤ1
5は、第1シーブ3の下部に巻回されたのち、反転され
略U字状に第2シーブ4の略左半部に巻回され、最後に
第2シーブ5の右上4半部に巻回されたのち垂下されて
いる。そして、第2シーブ4の外周には、左側からパッ
ド6が当接されており、そのパッド6とケース2との間
には、弾性手段であるコイルスプリング7が介装されさ
れている。このコイルスプリング7に付勢されたパッド
6により第2シーブ4には、回転抵抗が与えられるが、
その回転抵抗の大きさは、重錘16が掘削機12の下降
に追従できる範囲で、可及的に大きく設定されている。
【0013】次に作用について説明する。
【0014】計測に際し、ウインチ14により重錘16
を下降する掘削機12のコイル13に収まるように追従
下降させる。その際、第2シーブ4には、パッド6によ
り回転抵抗が与えられていて、微小間隔で間欠的に繰り
下げられることにより、ワイヤ15の伸縮振動が吸収さ
れてワイヤ15の弛みがなくなり、その結果、ワイヤの
振れが防止される。
を下降する掘削機12のコイル13に収まるように追従
下降させる。その際、第2シーブ4には、パッド6によ
り回転抵抗が与えられていて、微小間隔で間欠的に繰り
下げられることにより、ワイヤ15の伸縮振動が吸収さ
れてワイヤ15の弛みがなくなり、その結果、ワイヤの
振れが防止される。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、重錘の共振を防止し、計測をスムーズに行
うことができる。
ているので、重錘の共振を防止し、計測をスムーズに行
うことができる。
【図1】本発明を実施した装置を設けた地中連続壁掘削
機用位置計測装置を示す側面図。
機用位置計測装置を示す側面図。
【図2】本発明の一実施例を示す側断面図。
1・・・共振防止装置 2・・・ケース 3・・・第1シーブ 3a、4a、5a・・・ガイド溝 4・・・第2シーブ 5・・・第3シーブ 6・・・パッド 7・・・コイルスプリング 10・・・掘削溝 11・・・クレーン 12・・・地中連続壁掘削機 13・・・コイル 14・・・ウインチ 15・・・細いワイヤ 16・・・重錘 17・・・口切りガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 裕士 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 高根 敏久 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 地上の基準点から地中連続壁掘削機の検
出部に重錘を吊り下ろしたワイヤを第1シーブ、該第1
シーブ側方の第2シーブ及び前記第1シーブ下方の第3
シーブにそれぞれ部分的に巻回し、前記第2シーブの外
周に弾性手段で付勢されたパッドを当接させたことを特
徴とする地中連続壁掘削機用位置計測装置の共振防止装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4220107A JP2595171B2 (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | 地中連続壁掘削機用位置計測装置の共振防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4220107A JP2595171B2 (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | 地中連続壁掘削機用位置計測装置の共振防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0666551A true JPH0666551A (ja) | 1994-03-08 |
JP2595171B2 JP2595171B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=16746025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4220107A Expired - Lifetime JP2595171B2 (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | 地中連続壁掘削機用位置計測装置の共振防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2595171B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103983225A (zh) * | 2014-04-24 | 2014-08-13 | 芜湖君禾电线电缆有限公司 | 线材测试仪 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019217917A1 (en) | 2018-05-11 | 2019-11-14 | Adventure Wagon Llc | Telescoping bed platform |
USD1010547S1 (en) | 2020-11-06 | 2024-01-09 | Adventure Wagon Llc | Modular wall mount for a vehicle |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5547458A (en) * | 1978-09-30 | 1980-04-03 | Matsushita Electric Works Ltd | Frequency discriminator circuit |
JPS55125401A (en) * | 1979-03-22 | 1980-09-27 | Taisei Corp | Device for measuring top end of slime and concrete, mortar or the like |
JPH0290038A (ja) * | 1988-09-28 | 1990-03-29 | Chiyouonpa Kogyo Kk | 自動プルテスト装置 |
-
1992
- 1992-08-19 JP JP4220107A patent/JP2595171B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5547458A (en) * | 1978-09-30 | 1980-04-03 | Matsushita Electric Works Ltd | Frequency discriminator circuit |
JPS55125401A (en) * | 1979-03-22 | 1980-09-27 | Taisei Corp | Device for measuring top end of slime and concrete, mortar or the like |
JPH0290038A (ja) * | 1988-09-28 | 1990-03-29 | Chiyouonpa Kogyo Kk | 自動プルテスト装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103983225A (zh) * | 2014-04-24 | 2014-08-13 | 芜湖君禾电线电缆有限公司 | 线材测试仪 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2595171B2 (ja) | 1997-03-26 |
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