JPH08192991A - クレーンの揚程測定方法及び装置 - Google Patents

クレーンの揚程測定方法及び装置

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JPH08192991A
JPH08192991A JP357895A JP357895A JPH08192991A JP H08192991 A JPH08192991 A JP H08192991A JP 357895 A JP357895 A JP 357895A JP 357895 A JP357895 A JP 357895A JP H08192991 A JPH08192991 A JP H08192991A
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lift
rope
crane
winch drum
hoisting winch
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JP357895A
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Tatsuo Koshi
達夫 越
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全ロープ長さとそれに対応する巻上ウインチ
ドラムの回転数を実測するという作業をなくし、スリッ
プ等の影響を受けることのない高精度な揚程測定方法及
び装置を提供する。 【構成】 巻上ウインチドラムにロープの巻取り、繰り
出しを検出する第1の検出器を取り付け、ブーム先端部
にロープの移動量を検出する第2の検出器を取り付け、
作業前の揚程特性を、ロープを試行的に移動させて得ら
れる第1、第2の検出器からの検出信号により得て、こ
れを記憶回路に登録し、作業中にあっては、第1の検出
器からの検出信号によって対応する揚程を記憶回路から
読み出し、表示器に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クレーンの本体や上部
旋回体前部に俯仰可能なブームを備え、このブームに取
り付けたロープの吊り具等の作業端部の揚程を測定する
クレーンの揚程測定方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クレーンにおいて、吊り具又は吊
り荷又はバケット等の作業端部の揚程を測定する方法及
び装置としては、例えば実開昭59−149895号公
報に記載のように巻上ウインチドラムの回転数を検出し
てロープの巻取り又は繰出し量を算出する方法、又は特
開昭58−60208号公報に記載のようにクレーンの
ブーム先端部にシーブを備え、該シーブの回転数を検出
してロープの巻取り又は繰出し量を算出する方法によ
り、クレーンの作業端部の揚程を測定する方法がとられ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の巻上ウ
インチドラムの回転数からロープの巻取り、繰出し長さ
を算出する方法は、その回転検出器を非接触型とするこ
とでドラム高速回転時においても回転数検出が可能とな
るという利点があるが、しかしロープは巻上ウインチド
ラムに多層に巻かれるため、各層間における巻上ウイン
チドラムの1回転あたりのロープ巻取り、繰出し量は相
違しており、より正確にロープ巻取り又は繰出し量を求
めるためには多層巻に対する補正を加える必要がある。
【0004】図8は、従来の巻上ウインチドラム−揚程
特性曲線の一例を示す説明図である。図8は前記の正確
なロープ巻取り又は繰出し量を求めるための補正方法の
一例を示すもので、実線Pは実測したロープの巻取り又
は繰出し量Lと巻上ウインチドラムの回転数との関係を
示す巻上ウインチドラム−揚程特性曲線を例示してお
り、記憶回路に予め実測したロープ巻始めからのロープ
の巻取り又は繰出し量長さと巻上ウインチドラムの回転
数とを対応させて記憶させておき、その後に巻上ウイン
チドラムの回転検出器から検出される回転数mに基づい
て、前記記憶回路から基準位置aから現在位置bにおけ
るドラム回転数mに対するロープ巻取り又は繰出し量L
(m)を読み出すものである。なお、図8の白丸印は巻
上ウインチドラム上のロープ巻層の変化位置を示すもの
で、ロープ巻層が同じであれば、巻上ウインチドラムの
回転数と揚程Lの関係はほぼ直線で比例していることが
わかる。しかしこの図8の従来方法においては、予めロ
ープ長さをメジャー等で実測し、それに対応するドラム
回転数を計測する必要があり、その段取り作業に多大な
時間を費やさなければならないという問題があった。
【0005】またブーム先端部にシーブを備え、該シー
ブの回転数を検出する回転検出器を有するものにあって
は、その回転数から揚程の変化量を直接検出するので前
記方法と比較して高精度であるが、しかしロープが高速
で移動するような場合には、ロープとシーブ間にスリッ
プが生じ、これにより同じロープの移動量に対してシー
ブの回転数が変わり、その誤差が生じるため、実用性に
欠けるという問題があった。
【0006】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解決し、クレーンの全ロープ長さとそれに対応する巻上
ウインチドラムの回転数を予め実測するという作業をな
くし、またロープとシーブ間のスリップ等の影響を受け
ることのない高精度なクレーンの揚程測定方法及び装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1のクレーンの揚程測定方法は、前記ク
レーン本体に俯仰可能なブームを備え、前記巻上ウイン
チドラムに巻かれたロープにより前記ブーム先端部のロ
ープの吊り下げ部を介して吊り具、バケット等の作業端
部を吊り下げ、該巻上ウインチドラムの回転によりロー
プの巻取り、繰出しを行うことにより作業端部の上下動
を行うクレーンにおいて、前記巻上ウインチドラムにロ
ープの巻取り、繰出しを行う時のドラム回転方向及び回
転角度を検出する第1の検出器を取り付け、前記ブーム
先端部のロープ吊り下げ部にロープの移動量を検出する
第2の検出器を取り付け実際の作業前にあって、前記ド
ラム回転方向及び回転角度に対する作業端部の揚程特性
を、ロープを試行的に移動させて得られる第1、第2の
検出器からの検出信号により得て、該揚程特性を記憶回
路に登録し、実際の作業中にあっては、第1の検出器の
検出信号によって該検出信号に対応する揚程を記憶回路
から読み出し、その内容を表示器に表示させるようにし
ている。
【0008】また本発明の第2のクレーンの揚程測定装
置は、クレーン本体に巻上ウインチドラムを搭載し、前
記クレーン本体に俯仰可能なブームを備え、前記巻上ウ
インチドラムに巻かれたロープを前記ブーム先端部のロ
ープ吊り下げ部を介して吊り具、バケット等の作業端部
を吊り下げ、該巻上ウインチドラムの回転によりロープ
の巻取り、繰出しを行うことにより作業端部の上下動を
行うクレーンにおいて、前記巻上ウインチドラムが所定
角度回転する毎に、その回転方向に従ってパルス信号を
出力する回転検出器と、その回転方向を区別して該パル
ス信号を計数するカウンタと、前記先端部のロープ吊り
下げ部に設けられてロープの移動量に対応する該ロープ
吊り下げ部の回転量を検出・計数する回転検出手段と、
実際の作業前前記巻上ウインチドラムによるロープの試
行的な巻取り又は繰出し時の前記回転検出手段の任意の
回転量検出ピッチ毎に作業端部の揚程を演算する演算回
路と、該各ピッチ毎の揚程を前記カウンタのピッチ毎の
計数内容と対応させた揚程特性曲線を記憶する回路と、
実際の作業端部を動かしての作業中の前記カウンタが計
数したそれぞれのパルス数に対応した揚程を逐次に前記
記憶回路から読み出す読み出し回路と、該読み出し回路
の出力信号を表示する表示する表示器と、より成る。
【0009】また本発明の第3のクレーンの揚程測定方
法は、クレーンの上部旋回体に巻上ウインチドラムを搭
載し、前記クレーンの上部旋回体前部に俯仰可能なブー
ムを備え、前記巻上ウインチドラムに巻かれたロープに
より前記ブーム先端部のロープ吊り下げ部を介して吊り
具、バケット等の作業端部を吊り下げ、該巻上ウインチ
ドラムの回転によりロープの巻取り、繰出しを行うこと
により作業端部の上下動を行うクレーンにおいて、前記
巻上ウインチドラムが所定角度回転する毎に、その回転
方向に従ってパルス信号を出力する回転検出器と、その
回転方向を区別して該パルス信号を計数するカウンタ
と、前記先端部のロープ吊り下げ部に設けられてロープ
の移動量に対応する該吊り下げ部の回転量を検出・計数
する回転検出手段を設け、実際の作業前の前記巻上ウイ
ンチドラムによるロープの試行的な巻取り又は繰出し時
の前記回転検出手段の任意の回転量検出ピッチ毎に作業
端部の揚程を演算する第1の演算回路と、該各ピッチ毎
の揚程を前記カウンタのピッチ毎の計数内容と対応させ
た揚程特性曲線を記憶する記憶回路と、実際の作業前に
あって、前記第1のカウンタが計数したそれぞれのパル
ス数に対応した揚程を逐次に前記記憶回路から読み出す
読み出し回路と、該読み出し回路に接続された基準揚程
指定用スイッチと、第2の演算回路と、表示器とを備
え、実際の作業中においては、前記作業端部が任意の位
置にある時、前記基準揚程指定用スイッチを投入するこ
とで前記表示器の表示が“0”となり、その時の前記カ
ウンタの計数内容に対応した揚程すなわち基準揚程を前
記読み出し回路により読み出し、その基準揚程を前記基
準揚程指定用スイッチ投入後の現在の前記カウンタの計
数内容に対応した揚程から減算する処理を前記第2の演
算回路にて行い、前記任意の位置からの揚程変化量を算
出し、その揚程変化量を前記表示器に表示するようにし
たものである。
【0010】また本発明の第4のクレーンの揚程測定方
法は、クレーンの上部旋回体に巻上ウインチドラムを搭
載し、前記クレーンの上部旋回体前部に俯仰可能なブー
ムを備え、前記巻上ウインチドラムに巻かれたロープを
前記ブームの先端部に設けたガイドシーブにかけ、更に
ポイントシーブと吊り具又はバケット等の作業端部との
間で掛け回し、該巻上ウインチドラムの回転によりロー
プの巻取り、繰出しを行うことにより、吊り具又はバケ
ット等の作業端部の上下動を行うクレーンにおいて、前
記巻上ウインチドラムとは非接触に設けられ、該巻上ウ
インチドラムが所定角度回転する毎に該回転方向に従っ
てパルス信号を出力する第1の回転検出器と、該回転方
向を区別して該パルス信号を計数するカウンタと、前記
ガイドシーブ、ポイントシーブの少なくとも1つの回転
量を検出計数する回転検出手段を設け、実際の作業前に
あって前記巻上ウインチドラムによりロープを試行的に
巻取り又は操出させ、前記回転検出手段の任意の回転量
検出ピッチ毎に作業端部の揚程変化量を演算する演算回
路と、該各ピッチ毎の揚程変化量を前記カウンタのピッ
チ毎の計数内容と対応させた揚程特性曲線を記憶する記
憶回路と、前記カウンタのピッチ毎の計数内容と対応さ
せた揚程特性曲線を記憶する記憶回路と、その読み出し
回路と、表示器とを備え、前記作業端部を動かしての実
際の作業中にあっては、前記第1のカウンタとが計数し
たそれぞれのパルス数に対応した揚程を逐次に前記記憶
回路から前記読み出し回路により読み出し、該読み出し
回路の出力信号を前記表示器に表示するようにしたもの
である。
【0011】
【作用】前記クレーンの揚程測定方法及び装置は、実際
の作業前においては、吊り具及びバケット等の作業端部
を基準位置におき、そこからブーム先端部の吊り下げ部
の例えばシーブとロープ間にすべりが生じない程度のロ
ープ移動速度で巻上ウインチドラムを回転させること
で、該シーブの回転数より作業端部の揚程が正確に求ま
り、その揚程と巻上ウインチドラムの回転数とを対応さ
せ、その内容を記憶回路に入力しておき、実際の作業中
においては、現在の巻上ウインチドラムの回転数に対応
した揚程を前記記憶回路から読み出し、基準位置からの
現在の揚程の表示を行う装置であり、従来のようにロー
プ長さとそれに対応する巻上ウインチドラムの回転数と
予め実測するひつようがなく、かつシーブの高速回転時
のロープ間のすべりの影響もない高精度な揚程計測が可
能となる。
【0012】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図1から図8に説
明する。図1は本発明のクレーンの揚程測定方法及び装
置の一実施例を示すクローラクレーンの全体側面図であ
る。図1において、クレーンの一例としたクローラクレ
ーンの場合の実施例を示す。図1のクレーンの上部旋回
体1は下部走行体2上に旋回可能に装架されている。こ
の上部旋回体1の前部にはブーム3が俯仰動可能に枢着
されており、またこの上部旋回体1の中央部には巻上ウ
インチドラム4が搭載されている。更にブーム3の先端
部にはガイドシーブ5と、ポイントシーブ6が設けられ
ており、巻上ウインチドラム4から繰り出されたロープ
7はガイドシーブ5に掛けられ、更にポイントシーブ6
と吊り具(フック)8との間で掛け回されていて、これ
により巻上ウインチドラム4を回動させることで吊り具
8が上下動する。またガイドシーブ5には該ガイドシー
ブ5の回転(回転方向及び回転角度)を検出する回転検
出器9が取り付けられている。この回転検出器9として
は例えばロータリエンコーダ9が使用され、また巻上ウ
インチドラム4にもその回転数を非接触で検出する回転
検出器(近接センサ)10が取り付けられている。尚、
この吊り具8の上下動する揚程L等についての説明は、
後に図4、図5等での動作説明で行われる。
【0013】図2は図1の回転検出器9の一例のロータ
リエンコーダ9をガイドシーブ5にギヤを介して取り付
けた一例を示す部分拡大断面図である。図2の取り付け
状態において、このガイドシーブ5が所定角度回転する
毎に、つまりロープ7が所定長さ移動する毎に、ロータ
リエンコーダ9はその回転方向に従ったパルス信号を出
力する。
【0014】図3は図1の巻上ウインチドラム4に、そ
の回転(回転方向及び回転角度)を非接触で検出する回
転検出器を取り付けた一例を示す部分拡大側面図であ
る。図3において、図1の巻上ウインチドラム4の回転
軸上に歯車4Aを取り付け、該歯車4Aの歯の凹凸を回
転検出器10として近接センサ10の2つの磁気センサ
10A、10Bにて感知させて、パルス波として出力す
るものを一例として示す。なお、この出力パルス波とし
ては、図3の巻上ウインチドラム4の実線矢印方向に回
転時には、磁気センサ10Aから磁気センサ10Bの順
にパルス出力が得られ、また点線矢印方向に回転時には
磁気センサ10Bから磁気センサ10Aの順にパルス出
力が得られる。なお、図3の近接センサ10の例のよう
に巻上ウインチドラム4の回転検出を非接触式とする
と、その設置スペースが少なくて済むのと、ドラム高速
回転時における振動の影響を受けないので故障しにく
い、といった実用上の利点がある。
【0015】図4は図1の本発明のクレーンの揚程測定
方法及び装置の一実施例を示す揚程測定装置のブロック
図である。図4において、アップダウンカウンタ11、
12は、それぞれシーブ回転検出器9のロータリエンコ
ーダ9、ドラム回転検出器10の磁気センサ10A、1
0Bの出力信号により、それぞれガイドシーブ5、巻上
ウインチドラム4がいずれの方向に回転しているかを検
出し、作業端部の吊り具(フック)8の巻上げ時(図3
の点線矢印方向)には出力信号のパルス数を加算し、ま
た下げ時(図3の実線矢印方向)には出力信号のパルス
数を減算とする。これらのアップダウンカウンタ11、
12の計数内容は演算器13に送られる。この演算器1
3は、揚程Lの演算回路16と、記憶回路17と、読み
出し回路18と、演算回路20とを備える。また演算器
13には、データ変更スイッチ14とリセットスイッチ
19の信号が入力し、掛数設定器15と表示器21が接
続される。
【0016】図5は図4の揚程測定装置の揚程演算処理
手順を示すフローチャートである。図5において、本揚
程演算処理は、作業前処理50A(ステップ50〜5
6)と作業中処理50B(ステップ57〜63)との2
つの処理を持つ。作業前処理50Aとは予め後記の図6
に示す揚程特性曲線を実際の作業前に得て、記憶してお
く処理であり、作業中処理50Bとはその記憶した揚程
特性曲線を利用して実際の作業中の揚程を読み出して表
示する処理である。なお作業前処理50Aと作業中処理
50Bとを区別するための切替えが必要であり、その切
替えは図4のデータ変更スイッチ14により行われる。
【0017】まず図5の作業前処理50Aについて説明
すると、作業者が図1のフック8を基準位置である例え
ば地面におき、図4のデータ変更スイッチ14を押下げ
ると、ロータリエンコーダ9に電圧が印加されると同時
に接点スイッチ17Aが“ON”となり、記憶回路17
内のデータ変更が可能となる。(ステップ50)。尚、
本実施例のようにガイドシーブ5にロータリエンコーダ
9が取り付けられている場合では、ポイントシーブ6と
フック(吊り具)8間でロープ7が掛け回されている回
数、すなわち掛数Kを予め掛数設定器15にて演算回路
16に入力しておく。(ステップ51、52)。その後
フック8をガイドシーブ5とロープ7との間ですべりが
生じない程度のゆっくりとしたロープ移動速度となるよ
うに巻上ウインチドラム4を回転させると、回転検出器
9、10からそれぞれパルス波が出力され、それらのパ
ルス波はアップダウンカウンタ11、12によりそれぞ
れ計数された後、演算器13に送られる(ステップ5
3、54)。ここでアップダウンカウンタ11、12が
計数したパルス数をそれぞれ計数値nとmとし、ロータ
リエンコーダ9が1回転あたりに出すパルス波の数を
N、ガイドシーブ5の半径をrとすると、演算回路16
は基準位置からのフック8の揚程Lを、
【数1】 L(n)=(2・π・r・n)/(N・K) なる式より算出し(ステップ55)、この揚程L(n)
とアップダウンカウンタ12が計数したパルスの計数値
mとを対応させ、巻取りドラム−揚程特定曲線L(m)
(図6)を得、演算器13の内部に設けられた記憶回路
17に記憶する。ここで、この作業前処理の終了にあっ
ては、図4のデータ変更スイッチ14を元に戻す(ステ
ップ56)。
【0018】次に図5の作業中処理50Bを説明する
と、先に図4のデータ変更スイッチ14が元に戻されて
いるため、接点17AはOFFとなっている。従って、
演算回路16は切り離されておりその利用はない(ステ
ップ50)。そこで作業中処理にあっては、作業者が図
1の任意に必要とする揚程L(m)までフック8を移動
させると、図4のアップダウンカウンタ12からのパル
ス数mが入力する(ステップ57)。すると読み出し回
路18は、その時のアップダウンカウンタ12が計数し
たパルス数の計数mに対応する図1の揚程L(m)を記
憶回路17から読み出し(ステップ58)、この時作業
者によるリセットスイッチ19からのリセット入力がな
ければ(ステップ59)、その揚程L(m)を表示器2
1へと送って表示する。
【0019】また図1の任意の位置(リセット位置)か
らの揚程変化量ΔLを求める必要がある時には、読み出
し回路18にはリセットスイッチ19が接続されてお
り、作業者が任意の位置のリセット位置Rでリセットス
イッチ19を押下げると、表示器21が“0”表示とな
り、その時点でのアップダウンカウンタ12の計数mに
対応する揚程L(m)を記憶回路17から読み出し(ス
テップ60)、このリセット時の揚程L(m)をL′
(m)として演算回路2内に保持し(ステップ61)、
その後の作業者による現在の揚程をL(m)とすると、
演算回路20は任意位置(リセット位置R)からの揚程
変化量ΔLを
【数2】ΔL=L(m)−L′(m) なる式から求め(ステップ62)、これを表示器21へ
と送って揚程変化量ΔLを表示する(ステップ63)。
【0020】図6は、図5の作業前処理50A(ステッ
プ55)で得られる前記巻上ウインチドラム−揚程特性
曲線L(m)の一例を示す説明図である。図6におい
て、図5の上述の作業前処理50A(ステップ50〜5
6)を行った場合の揚程L(m)とアップダウンカウン
タ12が計数したパルス数(ドラム回転数)mとの関係
は実線Qのような揚程特性曲線L(m)となって記憶回
路17に記憶される。なお図6中には、ロープ巻始めか
らの全揚程LTと、実際の作業時における基準位置から
のパルス数(ドラム回転数)1、2、…mに対応する揚
程L(1)、L(2)、…L(m)が示されている。
【0021】図7は図5の作業前処理時における図1の
クレーンのブーム角度変化時のブームの側面図である。
図7において、図5の作業前処理50Aにおいて、図7
に示すように図1のブーム3の角度θを最大角度θmax
に起こして、フック8を最大全揚程Lmaxまで巻き上げ
ることで、その時のクレーンの最大の巻上ウインチドラ
ム−揚程特性曲線L(m)を得ることができるため、一
度の作業前処理50Aで、そのクレーンが可能とする全
作業の揚程測定が可能となるが、しかし作業時のブーム
角度θや揚程L(m)が作業前処理時にわかっている場
合には、そのブーム角度θにおいて、その作業中に必要
とする揚程L(m)だけの作業前処理を行うことも可能
である。また、ブーム角度θを変化させた場合は、その
変化後のブーム角度において作業前処理50Aを行うこ
とで対応可能となる。加えて、図1のクレーンのブーム
3の長さを変えたことにより、図6における実線Qの巻
取ドラム−揚程特性曲線L(m)の範囲が変化する場合
や、ロープ7の径を変えたことにより巻取ドラム−揚程
特性曲線L(m)が変わる場合でも、それらに対応した
作業前処理を行うことで容易に対応できる。
【0022】なお前記揚程測定の基準位置は地面のほか
地上又は地下における任意の位置とすることもできる。
またロープの移動量を検出するための回転検出器のロー
タリエンコーダは、ガイドシーブ5に取り付ける代わり
にポイントシープ6に取り付けてもよい。さらにロープ
の移動量を検出するための手段はロータリエンコーダの
回転検出器に限定されるものではない。また前記実施例
はクローラクレーンの場合を示したが、他のクレーンに
適用できることは勿論であり、クレーン以外の類似の装
置にも利用可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、クレーンのフック等の
作業端部の基準位置からの揚程をブーム先端部のシーブ
等に取り付けた回転検出器からの出力信号より求めるよ
うにしたので、従来のような、メジャー等を用いてロー
プ長さを実測する必要がなく段取りが容易となり、且つ
その測定値は高精度なものとなる。また作業開始前に、
ブーム先端部のシーブ等から求めた揚程と巻上ウインチ
ドラム回転数とを対応させて記憶回路に入力しておき、
実際の作業中においては、現在の巻上ウインチドラム回
転数に対応した揚程量を記憶回路から読み出して、揚程
又は揚程変化量を表示することで、ロープが高速移動時
でも高精度な揚程表示が可能となり、実用的効果が大で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のクレーンの揚程測定方法及び装
置の一実施例を示すクローラクレーンの全体側面図であ
る。
【図2】図2は図1の回転検出器のロータリエンコーダ
をシーブに取り付けた一例を示す拡大断面図である。
【図3】図3は図1の回転検出器を巻上ウインチドラム
に取り付けた一例を示す部分拡大図である。
【図4】図4は図1の本発明のクレーンの揚程測定方法
及び装置の一実施例を示す揚程測定装置のブロック図で
ある。
【図5】図5は図4の揚程測定装置の揚程演算処理手順
を示すフローチャートである。
【図6】図6は図5の巻上ウインチドラム−揚程特性曲
線の一例を示す説明図である。
【図7】図7は図1のクレーンのブーム角度変化時のブ
ームの側面図である。
【図8】図8は従来の巻上ウインチドラム−揚程特性曲
線の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 上部旋回体 2 下部走行体 3 ブーム 4 巻上ウインチドラム 5 ガイドシーブ 6 ポイントシーブ 7 ロープ 8 吊り具(フック) 9 回転検出器(ロータリエンコーダ) 10 回転検出器(近接センサ) 11、12 アップダウンカウンタ 13 演算器 14 データ変更スイッチ 15 掛数設定器 16 演算回路 17 記憶回路 18 読み出し回路 19 リセットスイッチ 20 演算 21 表示器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレーン本体に巻上ウインチドラムを搭
    載し、前記クレーン本体に俯仰可能なブームを備え、前
    記巻上ウインチドラムに巻かれたロープにより前記ブー
    ム先端部のロープの吊り下げ部を介して吊り具、バケッ
    ト等の作業端部を吊り下げ、該巻上ウインチドラムの回
    転によりロープの巻取り、繰出しを行うことにより作業
    端部の上下動を行うクレーンにおいて、前記巻上ウイン
    チドラムにロープの巻取り、繰出しを行う時のドラム回
    転方向及び回転角度を検出する第1の検出器を取り付
    け、前記ブーム先端部のロープ吊り下げ部にロープの移
    動量を検出する第2の検出器を取り付け実際の作業前に
    あって、前記ドラム回転方向及び回転角度に対する作業
    端部の揚程特性を、ロープを試行的に移動させて得られ
    る第1、第2の検出器からの検出信号により得て、該揚
    程特性を記憶回路に登録し、実際の作業中にあっては、
    第1の検出器の検出信号によって該検出信号に対応する
    揚程を記憶回路から読み出し、その内容を表示器に表示
    させるようにしたクレーンの揚程測定方法。
  2. 【請求項2】 クレーン本体に巻上ウインチドラムを搭
    載し、前記クレーン本体に俯仰可能なブームを備え、前
    記巻上ウインチドラムに巻かれたロープにより前記ブー
    ム先端部のロープ吊り下げ部を介して吊り具、バケット
    等の作業端部を吊り下げ、該巻上ウインチドラムの回転
    によりロープの巻取り、繰出しを行うことにより作業端
    部の上下動を行うクレーンにおいて、前記巻上ウインチ
    ドラムが所定角度回転する毎に、その回転方向に従って
    パルス信号を出力する回転検出器と、その回転方向を区
    別して該パルス信号を計数するカウンタと、前記先端部
    のロープ吊り下げ部に設けられてロープの移動量に対応
    する該ロープ吊り下げ部の回転量を検出・計数する回転
    検出手段と、実際の作業前の前記巻上ウインチドラムに
    よるロープの試行的な巻取り又は繰り出し時の、前記回
    転検出手段の任意の回転量検出ピッチ毎に作業端部の揚
    程を演算する演算回路と、該各ピッチ毎の揚程を前記カ
    ウンタのピッチ毎の計数内容と対応させた揚程特性曲線
    を記憶する回路と、実際の作業端部を動かしての作業中
    の前記カウンタが計数したそれぞれのパルス数に対応し
    た揚程を逐次に前記記憶回路から読み出す読み出し回路
    と、該読み出し回路の出力信号を表示する表示する表示
    器と、より成るクレーンの揚程測定装置。
  3. 【請求項3】 クレーンの上部旋回体に巻上ウインチド
    ラムを搭載し、前記クレーンの上部旋回体前部に俯仰可
    能なブームを備え、前記巻上ウインチドラムに巻かれた
    ロープにより前記ブーム先端部のロープ吊り下げ部を介
    して吊り具、バケット等の作業端部を吊り下げ、該巻上
    ウインチドラムの回転によりロープの巻取り、繰出しを
    行うことにより作業端部の上下動を行うクレーンにおい
    て、前記巻上ウインチドラムが所定角度回転する毎に、
    その回転方向に従ってパルス信号を出力する回転検出器
    と、その回転方向を区別して該パルス信号を計数するカ
    ウンタと、前記先端部のロープ吊り下げ部に設けられて
    ロープの移動量に対応する該吊り下げ部の回転量を検出
    ・計数する回転検出手段と、実際の作業前の前記巻上ウ
    インチドラムによるロープの試行的な、巻取り又は繰り
    出し時の前記回転検出手段の出力の任意の回転量検出ピ
    ッチ毎に、作業端部の揚程を演算する第1の演算回路
    と、該各ピッチ毎の揚程を前記カウンタのピッチ毎の計
    数内容と対応させた揚程特性曲線を記憶する記憶回路
    と、実際の作業前にあって、前記カウンタが計数したそ
    れぞれのパルス数に対応した揚程を逐次に前記記憶回路
    から読み出す読み出し回路と、該読み出し回路に接続さ
    れた基準揚程指定用スイッチと、第2の演算回路と、表
    示器とを備え、実際の作業中においては、前記作業端部
    が任意の位置にある時、前記基準揚程指定用スイッチを
    投入することで前記表示器の表示が“0”となり、その
    時の前記カウンタの計数内容に対応した揚程すなわち基
    準揚程を前記読み出し回路により読み出し、その基準揚
    程を前記基準揚程指定用スイッチ投入後の現在の前記カ
    ウンタの計数内容に対応した揚程から減算する処理を前
    記第2の演算回路にて行い、前記任意の位置からの揚程
    変化量を算出し、その揚程変化量を前記表示器に表示す
    るようにしてたことを特徴とするクレーンの揚程測定方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のクレーンの揚程測定方法
    において、実際の作業前にあって前記作業端部を地面に
    接地させ、その接地位置から巻上ウインチドラムにより
    試行的にロープの巻取り、繰出しを行うことで、地面を
    基準位置とした揚程特性曲線を求めて前記記憶回路に記
    憶させ、実際の作業中にあってはその地面を基準位置と
    する作業端部の揚程を表示器に表示することを特徴とす
    るクレーンの揚程測定方法。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のクレーンの揚程測定方法
    において、実際の作業前にあって地上又は地下における
    任意の位置から巻上ウインチドラムにより試行的にロー
    プの巻取り、繰出しを行うことで、地上又は地下におけ
    る任意の位置を基準位置とした揚程特性曲線を求めて前
    記記憶回路に記憶させ、実際の作業中にあっては、その
    基準位置からの作業端部の揚程を表示することを特徴と
    するクレーンの揚程測定方法。
  6. 【請求項6】 クレーンの上部旋回体に巻上ウインチド
    ラムを搭載し、前記クレーンの上部旋回体前部に俯仰可
    能なブームを備え、前記巻上ウインチドラムに巻かれた
    ロープを前記ブームの先端部に設けたガイドシーブにか
    け、該ガイドシーブから更にポイントシーブと吊り具又
    はバケット等の作業端部との間で掛回し、該巻上ウイン
    チドラムの回転によりロープの巻取り、繰出しを行うこ
    とにより吊り具又はバケット等の作業端部の上下動を行
    うクレーンにおいて、前記巻上ウインチドラムとは非接
    触に設けられ、該巻上ウインチドラムが所定角度回転す
    る毎に該回転方向に従ってパルス信号を出力する回転検
    出器と、該回転方向を区別して該パルス信号を計数する
    カウンタと、前記ガイドシーブ、ポイントシーブの少な
    くとも1つの回転量を検出計数する回転検出手段を設
    け、実際の作業前にあって前記巻上ウインチドラムによ
    りロープを試行的に巻取り又は操出させ、前記回転検出
    手段の任意の回転量検出ピッチ毎に作業端部の揚程変化
    量を演算する演算回路と、該各ピッチ毎の揚程変化量を
    前記カウンタのピッチ毎の計数内容と対応させた揚程特
    性曲線を記憶する記憶回路と、前記カウンタのピッチ毎
    の計数内容と対応させた揚程特性曲線を記憶する記憶回
    路と、その読み出し回路と、表示器とを備え、前記作業
    端部を動かしての実際の作業中にあっては、前記カウン
    タとが計数したそれぞれのパルス数に対応した揚程を逐
    次に前記記憶回路から前記読み出し回路により読み出
    し、該読み出し回路の出力信号を前記表示器に表示する
    ようにしたことを特徴とするクレーン揚程測定方法。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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