JPH0666011U - コイル部品 - Google Patents
コイル部品Info
- Publication number
- JPH0666011U JPH0666011U JP678593U JP678593U JPH0666011U JP H0666011 U JPH0666011 U JP H0666011U JP 678593 U JP678593 U JP 678593U JP 678593 U JP678593 U JP 678593U JP H0666011 U JPH0666011 U JP H0666011U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron core
- shaped laminated
- laminated iron
- shaped
- triangular
- Prior art date
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- Pending
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- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種電子機器に使用するトランスなどのコイ
ル部品において組立て時の作業性の向上を図るコイル部
品を提供することを目的とする。 【構成】 片方に同一鉄心幅内で形成された三角形状部
９と他方に鉄心幅を越える大きさの三角形状部１０をも
ったＩ形ラミネート鉄心１１と、両端に上記Ｉ形ラミネ
ート鉄心１１の両端の三角形状部９，１０の片方のテー
パ面１２，１３に合致するテーパ面１４，１５をもった
一対のＣ形ラミネート鉄心１６と、Ｉ形ラミネート鉄心
１１に装着されたコイル８からなる構成により、組立て
時の作業性の向上を図るコイル部品が実現できるもので
ある。
ル部品において組立て時の作業性の向上を図るコイル部
品を提供することを目的とする。 【構成】 片方に同一鉄心幅内で形成された三角形状部
９と他方に鉄心幅を越える大きさの三角形状部１０をも
ったＩ形ラミネート鉄心１１と、両端に上記Ｉ形ラミネ
ート鉄心１１の両端の三角形状部９，１０の片方のテー
パ面１２，１３に合致するテーパ面１４，１５をもった
一対のＣ形ラミネート鉄心１６と、Ｉ形ラミネート鉄心
１１に装着されたコイル８からなる構成により、組立て
時の作業性の向上を図るコイル部品が実現できるもので
ある。
Description
【０００１】
本考案は各種電子機器に使用されるトランスやチョークコイルなどのコイル部 品に関するものである。
【０００２】
近年、各種民生電子機器に使用されるトランスなどのコイル部品において、軽 薄短小などの小型化や低損失、高効率などの電気特性向上が要求されている。こ の場合、生産性についても良い構造の物が必要となっている。
【０００３】 以下最近開発されたコイル部品の代表例としてトランスについて説明する。 図４において、両端に略三角形状部１を備えたＩ形ラミネート鉄心２と、この Ｉ形ラミネート鉄心２の両側に配置され両側磁脚の端部の内側にＩ形ラミネート 鉄心２の両端の三角形状部１のテーパ面３に合致するテーパ面４を設けたＣ形ラ ミネート鉄心５と、上記Ｉ形ラミネート鉄心２に装着されたコイル６から構成し ていた。
【０００４】
しかしながら、上記の構成では、図５に示すようにＩ形ラミネート鉄心２をコ イル６に装着後、Ｃ形ラミネート鉄心５を装着するまで保持、位置決めすること が困難で、Ｃ形ラミネート鉄心５を装着する時、Ｉ形ラミネート鉄心２のテーパ 面３とＣ形ラミネート鉄心５のテーパ面４を合致させる作業性が悪いという問題 点を有していた。
【０００５】 本考案は、上記課題を解決するもので、トランス組立て時の作業性が向上する コイル部分を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するために本考案のコイル部品は、片方に同一鉄心幅内で形成 された三角形状部と他方に鉄心幅を越える大きさの三角形状部をもったＩ形ラミ ネート鉄心と、両端部に上記Ｉ形ラミネート鉄心の両端の三角形状部の片方のテ ーパ面に合致するテーパ面をもった一対のＣ形ラミネート鉄心と、上記のＩ形ラ ミネート鉄心に装着されるコイルから構成したものである。
【０００７】
この構成において、片側が鉄心幅を越える大きさの三角形状部をもったＩ形ラ ミネート鉄心のため、Ｉ形ラミネート鉄心をコイルに装着すると、Ｉ形ラミネー ト鉄心幅を越える大きさの三角形状部がコイルの端面に接触し、保持・位置決め が可能となる。
【０００８】 また、両端部に上記Ｉ形ラミネート鉄心の両端の三角形状部の片方のテーパ面 に合致するテーパ面をもった一対のＣ形ラミネート鉄心も容易に合致することが できる。
【０００９】
以下、本考案の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
【００１０】 まず、図１（ａ），（ｂ）について説明する。 巻装されたコイル８に、一方に同一鉄心幅内で形成された三角形状部９と他方 に鉄心幅を越える大きさの三角形状部１０をもったＩ形ラミネート鉄心１１を挿 入、かつ保持し、両端部に上記Ｉ形ラミネート鉄心１１の両端の三角形状部９， １０の片方及び他方のテーパ面１２，１３に合致するテーパ面１４，１５をもっ たＣ形ラミネート鉄心１６を装着して構成されている。
【００１１】 このようにＩ形ラミネート鉄心１１として、鉄心幅を越える大きさの三角形状 部１０を備えているため、コイル８に装着する場合にも鉄心幅内の大きさの三角 形状部９側から挿入すると三角形状部１０の突出部で位置決めされて装着される ことになり、したがってその後に組込むＣ形ラミネート鉄心１６の組込みも安定 して行えることになる。
【００１２】 図２は、鉄心幅を越える大きさの三角形状部１０を大きくしたＩ形ラミネート 鉄心１１とＩ形ラミネート鉄心１１の両端の三角形状部９，１０の片方及び他方 のテーパ面１２，１３に合致するテーパ面１４，１５をもった一対のＣ形ラミネ ート鉄心１６を使用した構成を示す。
【００１３】 このように三角形状部１０をより大きくした場合は、コイル８にＩ形ラミネー ト鉄心１１を装着した場合その位置決めがより確実に行えることになる。なお、 図２においてコイル８はコイルボビン１７を用いて構成されたものを示している 。
【００１４】 図３は、鉄心幅を越える大きさの三角形状部１０を小さくしたＩ形ラミネート 鉄心１１とＩ形ラミネート鉄心１１の両端の三角形状部９，１０の片方及び他方 のテーパ面１２，１３に合致するテーパ面１４，１５をもった一対のＣ形ラミネ ート鉄心１６を使用し、コイル８を構成するのにコイルボビン１７を使用した構 成を示す。
【００１５】 この構成によれば、三角形状部１０でのコイル８との位置決めは少し不安定に なるが、Ｉ形ラミネート鉄心１１のフープ材からの打抜き時の材料ロスを最小限 に抑える効果が得られる。
【００１６】
以上のように本考案は、片方に同一鉄心幅内で形成された三角形状部と他方に 鉄心幅を越える大きさの三角形状部をもったＩ形ラミネート鉄心と、両端部に上 記Ｉ形ラミネート鉄心の両端の三角形状部の片方のテーパ面に合致するテーパ面 をもった一対のＣ形ラミネート鉄心と上記のＩ形ラミネート鉄心に装着されるコ イルからなる構成により、従来のコイル部品の特性を損なわず容易にＩ形ラミネ ート鉄心をコイルに保持、位置決めすることができ、Ｉ形ラミネート鉄心の両端 の三角形状部のテーパ面とＣ形ラミネート鉄心のテーパ面を容易に合致すること ができるため、組立て時の作業性に優れている。
【００１７】 このように、組立て時の作業性にも優れたコイル部品を提供できるものである 。
【図１】（ａ），（ｂ）本考案の一実施例を示すコイル
部品の分解斜視図と組立て状態を示す正面図
部品の分解斜視図と組立て状態を示す正面図
【図２】他の実施例の断面図
【図３】他の実施例の断面図
【図４】従来のコイル部品の分解斜視図
【図５】従来の組立て時の状態を示す平面図
８ コイル ９ 三角形状部 １０ 三角形状部 １１ Ｉ形ラミネート鉄心 １２ テーパ面 １３ テーパ面 １４ テーパ面 １５ テーパ面 １６ Ｃ形ラミネート鉄心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 梅原 佐登志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 片方に同一鉄心幅内で形成された三角形
状部と他方に鉄心幅を越える大きさの三角形状部をもっ
たＩ形ラミネート鉄心と、両端部に上記Ｉ形ラミネート
鉄心の両端の三角形状部の片方のテーパ面に合致するテ
ーパ面をもった一対のＣ形ラミネート鉄心と、上記Ｉ形
ラミネート鉄心に装着されるコイルからなるコイル部
品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP678593U JPH0666011U (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | コイル部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP678593U JPH0666011U (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | コイル部品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0666011U true JPH0666011U (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=11647834
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP678593U Pending JPH0666011U (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | コイル部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0666011U (ja) |
-
1993
- 1993-02-24 JP JP678593U patent/JPH0666011U/ja active Pending
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