JPH0665652U - ケーブルドラグチェーンのリンクプレートと結合杆との係止構造 - Google Patents

ケーブルドラグチェーンのリンクプレートと結合杆との係止構造

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JPH0665652U
JPH0665652U JP605793U JP605793U JPH0665652U JP H0665652 U JPH0665652 U JP H0665652U JP 605793 U JP605793 U JP 605793U JP 605793 U JP605793 U JP 605793U JP H0665652 U JPH0665652 U JP H0665652U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブルドラグチェーンのリンクプレートと
結合杆を係止させる構造において、意図しない外力によ
って結合杆が外れないようにするとともに、結合杆を必
要に応じて両端何れからも外すことができるような構造
を提供する。 【構成】 係止構造70は、ケーブルドラグチェーンの
一対のリンクプレート71,71の長手方向に形成され
た被係合軸74,74に、この被係合軸74の直径より
狭い開口部78を有するC字状の切欠79が形成された
結合部75を係合させて結合杆72をリンクプレート7
1に組込めるようになっているとともに、被係合軸74
に、結合杆72に形成された外れ防止片77が接触し、
結合杆72の外れを防止するようになっている。 結合
杆72は、両端に形成された何れか一方の係合部75を
被係合軸74から外すことによって、一端を選択的に外
すことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ケーブルドラグチェーンの一対のリンクプレートと結合杆との係止 構造において、ケーブルドラグチェーンの移動中等に生じるケーブルドラグチェ ーンの歪み等による外力によって結合杆が外れないようにするとともに、結合杆 を必要に応じて両端の何れからも外すことができるようにするための構造に関す る。
【0002】
【従来の技術】
一般に、機械、装置等の可動部に電力や圧油等を供給する場合、電力を供給す るケーブルや、圧油を供給するホース等(以下、「ケーブル等」と称する)の一 端を上記可動部と連結するため、ケーブル等には、可動部の移動距離に応じて長 さを余分に取らなければならない。このケーブル等の余分な部分は、可動部に引 きずられて移動するため、損傷を受ける恐れがある。そこで、従来から、損傷を 防止するために、ケーブル等を内部に収納して保護するケーブルドラグチェーン が使用されている。
【0003】 ケーブルドラグチェーンは、一対のリンクプレートとこの一対のリンクプレー トを互いに平行に連結する結合杆とを有するチェーンリンク同士が互いに屈曲自 在に連結された構成になっている。 この場合、ケーブル等の収納及び交換を行なえるように、結合杆は係止構造に よってリンクプレートに対して係脱自在に設けられている。
【0004】 実公平2−526号公報に記載されている第1の係止構造は、図20、図21 に示すように、一方のリンクプレート31に形成された断面半月形状の係合ピン 32に、結合杆33の一端に形成された突片34と半円形状の接合面35とを有 する包持部36が係合し、さらに、他方のリンクプレート31の長手方向に突設 された突片38に、結合杆33の他端に形成され突片38に係合する爪39を有 する挟持部40が係合するようになっている。
【0005】 実公平3−52774号公報に記載されている第2の係止構造は、図22に示 すように、一対のリンクプレート51,51の上端部に各々形成された係止ピン 52,52に、結合杆53の両端に形成された係合部54,54が係合するよう になっている。 係合部54には、係止ピン52に外方から係合できるようにU字状に切欠55 が形成されている。
【0006】 特開平2−186146号公報に記載されている第3の係止構造は、図23に 示すように、一対のリンクプレート61,61に突設された凸部62に、結合杆 63に形成された凹部64が係合するようになっている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記のような各係止構造は、各々次の問題点を有している。 先ず、第1の係止構造30は、挟持部40が形成されている側からしか結合杆 33を外すことができず、結合杆33の包持部36側からのケーブル等の交換を 行なうことができない。
【0008】 次に、第2の係止構造50は、結合杆53をこの結合杆53の両端の何れから も外すことができるようになっているが、結合杆53の係合部54の弾性変形の みを利用しているため、係合力が弱い。このため、 (1) 外力が作用しただけで結合杆53が簡単に外れる。 (2) ケーブルドラグチェーンが捻れると結合杆53が外れる。 (3) 射出成形機の金型が摩耗してくると寸法が変わり、係合力が変化し、係合 が不安定となる。 (4) また、係止ピン52と係合部54との外れを防止する立設片56によって 結合杆53を90度以上回転させることができないので、ケーブル等の挿入時、 結合杆53が邪魔になる。 (5) 結合杆53とリンクプレート51との係合力はそれぞれの寸法のクリアラ ンスで設定されるので、結合杆53とリンクプレート51の製作時に金型寸法の 割り出しが難しく何度も修正を必要とし、容易に製作できず、金型製造コストが 高くなりがちである。 (6) さらに、係止ピン52を結合杆53の係合部54で両側から抱え込むため 、リンクプレート51の厚みが厚くなり、ケーブルドラグチェーンの外幅に対し 、内幅が極端に狭く、ケーブル等の収納本数が少なくなる。しかも、その分、材 料を多く必要とし、ケーブルドラグチェーンの製造コストが高くなる。 (7) 結合杆53をリンクプレート51に係合させる方向(図22の矢印A方向 )と結合杆53を外す方向(矢印B方向)が同一線上にあるため、外れ防止機構 を設けることができない。
【0009】 最後に、第3の係止構造60は、凸部62を有している。このため、 (1) 係合する接触面積が少なく係合力が弱い。 (2) 結合杆63の開閉を何度も行なうと、凸部62が摩耗し、係合力が弱くな る。 (3) リンクプレート61の切欠65と結合杆63の端部との間にドライバーを 差し込み結合杆63を開閉する時、凸部62を破損する恐れがある。 (4) 係合力を大きくしようとして、凸部62の外径及び凹部64の穴径を大き くすると、結合杆63を外す時、大きな力を加えなければならず、一度に左右の 凸部62から凹部64が外れない恐れがある。 (5) 結合杆63を係合させる方向(矢印A方向)と結合杆63が外れる方向( 矢印B方向)が同一線上にあるため、外れ防止機構を設けることができない。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ケーブルドラグチェーンの一対のリンクプレートと結合杆との係止 構造であって、前記リンクプレートの長手方向に形成された被係合軸と、前記被 係合軸の直径より狭い開口部を有し前記被係合軸に係合するC字状の切欠が形成 されて前記結合杆の両端に設けられた一対の係合部と、一対の前記リンクプレー トの内、少なくとも一方のリンクプレート上の前記被係合軸の外周を切除して形 成された平坦面と、前記結合杆の少なくとも一方の端部に形成され前記平坦面に 接触する外れ防止片とを有し、前記係合部と前記外れ防止片は弾性を備えている 係止構造により、前記の課題を解決した。
【0011】
【作用】
結合杆をリンクプレートに組込む手順について説明する。 先ず、結合杆を平坦面に対して略々直角の状態にして、平坦面が形成された被 係合軸に結合杆の一方の係合部を押圧し、係合させる。 次に、結合杆をリンクプレート側に倒し、他方の係合部を他方の被係合軸に押 圧し、係合させる。このとき、他方の係合部の開口部は、一旦、押し広げられて から、元の状態に窄まる。 他方の係合部が被係合軸に係合するとき、外れ防止片は平坦面に接触或いは対 向する。 これによって、結合杆の組込みが完了する。
【0012】 ケーブルドラグチェーンの移動中に、ケーブルドラグチェーンに外力が加わり 、結合杆が被係合軸から外れそうになると、外れ防止片が平坦面に接触して結合 杆の外れを阻止する。
【0013】 被係合軸から結合杆を外す場合には、ドライバー等の工具で外れ防止片を押し て、平坦面と対向しないように撓ませてから、結合杆を被係合軸から引き離す。 このときも、開口部は、一旦、広がってから元の状態に窄まる。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1乃至図19に基づいて説明する。 ケーブルドラグチェーン90(図12参照)は、一対のリンクプレート71, 71(図1参照)とこの一対のリンクプレート71,71を互いに平行に連結す る結合杆72とを有するチェーンリンク73(図12参照)同士が互いに屈曲自 在に連結された構成になっている。 この場合、ケーブル等の収納及び交換を行なえるように、結合杆72(図1参 照)はリンクプレート71,71に対して係脱自在に設けられている。
【0015】 結合杆72の両端とリンクプレート71との間には、必要に応じて結合杆72 の係脱が行なえるようにする係合機能と、ケーブルドラグチェーン90の移動中 等に加わる外力による結合杆72の外れを防止する外れ防止機能とを備えた外れ 係止構造70が組込まれている。
【0016】 係止構造70は、一対の被係合軸74と一対の係合部75と平坦面76と外れ 防止片77とで構成されている。 一対の被係合軸74,74は、一対のリンクプレート71,71の上端部の長 手方向に形成されている。 一対の係合部75,75は結合杆72の両端に各々形成されている。各係合部 75には、被係合軸74の直径より狭い開口部78を有する切欠79が形成され ている。切欠79は被係合軸74を包むようなC字状に形成されている。
【0017】 平坦面76は、被係合軸74の外周を軸方向に切除して形成されている。平坦 面76は、図1において被係合軸74の下側の外周に形成されている。この場合 、平坦面76は、被係合軸74の直径の部分を残して形成されている。 外れ防止片77は、フック状の形状をしており、フック部81が切欠79の開 口部78の近くに形成されている。 結合杆72は合成樹脂で成形された成形品であり、係合部75と外れ防止片7 7は弾性を有している。
【0018】 次に図9、図10に基づいて結合杆72をリンクプレ−ト71に組込む手順に ついて説明する。 先ず、図9に示すように、結合杆72を平坦面76に対してほぼ直角の状態に して、被係合軸74に結合杆72の一方の係合部75を押圧し、想像線で示すよ うに係合させる。 被係合軸74は断面円弧状の部分があるため係合部75を円滑に係合させるこ とができる。また、係合部75を被係合軸74に押圧する際、外れ防止片77は 外れ防止片77の傾斜面80によって撓まされた後、フック部81が被係合軸7 4に係合する。
【0019】 次に、結合杆72をリンクプレート71側に倒し、他方の係合部75を他方の 被係合軸74に押圧し係合させる。他方の係合部75の開口部78は、一旦、押 し開げられてから、元に状態に窄まる。また、外れ防止片77も一旦撓んでから 平坦面76に接触する。これによって結合杆72は図1に示すように一対のリン クプレート71に組込まれたことになる。 ケーブルドラグチェーン90の移動中にケーブルドラグチェーン90に外力が 加わり、結合杆72が被係合軸74から外されそうになった場合、外れ防止片7 7が平坦面76に接触して、結合杆72の外れを阻止する。
【0020】 被係合軸74から結合杆72を外す場合には、ドライバーで外れ防止片77を 図1中矢印D方向に押し、平坦面76から離した後に、結合杆72を被係合軸7 4から引き離す。この時も、切欠79の開口部78は、一旦、広がってから元の 状態に窄まる。 図11に示すようにリンクプレート71から一端を外した結合杆72は、結合 杆72の端部の角がリンクプレート71の切欠82の底面に接触して開き角度が 規制される。
【0021】 以上のように、外れ防止片77によってリンクプレート71からの結合杆72 の外れが阻止されるとともに、必要に応じて外れ防止片77を平坦面76から離 すことによって結合杆72をリンクプレート71から容易に外すことができる。 又、以上の結合杆72は両端に係合部75が形成されているため、結合杆72 の両端の何れからも外すことができる。
【0022】 さらに、外れ防止片77のフック部81が平坦面76と接触する部分の長さは 、被係合軸74の直径以下の長さである。このため、フック部81は、リンクプ レート71の厚み内に収納され、被係合軸74を中心にして結合杆72を回転さ せたときであっても、ケーブルドラグチェーン90の内部空間に突出するような ことがない。従って、リンクプレート71を薄くすることができる。 又、リンクプレート71に対して結合杆72を回転させているとき、外れ防止 片77が、弾性によって被係合軸74の外周を押圧しているため、結合杆72を 例えば図10の想像線で示すように回転途中で止め、ケーブル等の挿入、交換等 の作業の邪魔にならないように傾けたままの状態にしておくことができる。
【0023】 なお、外れ防止片は図16乃至図19に示すように、結合杆172の一端にの み形成してもよい。 この場合、外れ防止片が形成されていない係合部175から先に組込んだ方が 組込み易い。 又、外れ防止片77が接触する平坦面76は、一対のリンクプレート71,7 1の内、片側のリンクプレート171に形成された被係合軸74にのみ形成して もよい。
【0024】 以上の係止構造70,170は、従来例の第1の係止構造30と比較して次の ような点において利点を有している。 (1) 被係合軸74の断面形状は、略々円に近いので、これを始点にして結合杆 72を回転させる時、結合杆72,72を円滑に動かすことができる。 (2) 従来例の第1の係止構造30の係合ピン32の断面形状は半月形状になっ ているため強度的に弱いが、本考案の実施例の被係合軸74の断面は略々円に近 いので強度的にすぐれている。 (3) 図10の実線で示した結合杆72を、ドライバーで外れ防止片77を撓ま せて平坦面76から離し、係合部75を被係合軸74から外した直後の図とした 場合、被係合軸74の断面形状が、略々円に近いので、外れ防止片77は、弾性 によって、被係合軸74の外周を押圧して板ばねのような作用をし、結合杆72 を飛び上がらせることができる。このため、作業者は手で結合杆72を持ち上げ なくとも自動的に外すことができる。 (4) 結合杆72,72はリンクプレート71の側面から係合させることができ るので、組立作業能率を向上させることができる。
【0025】
【考案の効果】
本考案の係止構造は、両端に係合部を有し更に結合杆の少なくとも一端に外れ 防止片を有しているため、次のような効果を奏する。 (1) ケーブルドラグチェーンの両脇の何れからも結合杆の係合及び係合解除を 行なうことができるので、ケーブル等の組込み交換を、ケーブルドラグチェーン の設置方向に関係なく容易に行なうことができる。 (2) ケーブルドラグチェーンに外力等が加わり被係合軸から係合部が外れよう とする時、外れ防止片によってその外れが阻止されるため、結合杆の外れを防止 することができる。 (3) 結合杆の一方の係合部を被係合軸に係合させた状態で、結合杆をリンクプ レートに対して回転させるとき、外れ防止片が、弾性によって被係合軸の外周を 押圧するため、結合杆を例えば図10の想像線で示すように回転途中で止め、ケ ーブル等の挿入、交換等の作業の邪魔にならないように傾けたままの状態にして おくことができる。 (4) 結合杆を開いた状態でも外れ防止片は被係合軸を抱え込んでいるため、結 合杆の脱落を防止することができる。 (5) 結合杆は90度以上に開閉することができるので、ケーブル等の挿入或い は交換時に結合杆が邪魔になるようなことがなく、ケーブル等の挿入交換作業を 円滑に行なうことができる。 (6) 外れ防止片は弾性を有しているため、工具によって容易に撓ませることが でき、被係合軸から結合杆を容易に外すことができる。
【提出日】平成6年5月2日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ケーブルドラグチェーンの一対のリンクプレートと結合杆との係止 構造であって、前記リンクプレートの長手方向に形成された被係合軸と、前記被 係合軸の直径より狭い開口部を有し前記被係合軸に係合するC字状の切欠が形成 されて前記結合杆の両端に設けられた一対の係合部と、前記結合杆の少なくとも 一方の端部に形成され前記切欠と協働して前記被係合軸を挟む外れ防止片とを有 し、前記係合部と前記外れ防止片は弾性を備えている係止構造により、前記の課 題を解決した。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【作用】
結合杆をリンクプレートに組込む手順について説明する。 先ず、結合杆の一方の係合部を被係合軸に押圧して、係合させる。 次に、結合杆をリンクプレート側に倒し、他方の係合部を他方の被係合軸に押 圧し、係合させる。このとき、他方の係合部の開口部は、一旦、押し広げられて から、元の状態に窄まる。 他方の係合部が被係合軸に係合するとき、外れ防止片は切欠と協働して被係合 軸を挟む。 このようにして、結合杆の組込みが完了する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】 ケーブルドラグチェーンの移動中に、ケーブルドラグチェーンに外力が加わり 、結合杆が被係合軸から外れそうになると、外れ防止片が被係合軸に接触して結 合杆の外れを阻止する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】 被係合軸から結合杆を外す場合には、ドライバー等の工具で外れ防止片を押し て、被係合軸から離す方向に撓ませてから、結合杆を被係合軸から引き離す。 このときも、開口部は、一旦、広がってから元の状態に窄まる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】 なお、外れ防止片は図16乃至図19に示すように、結合杆172の一端にの み形成してもよい。 この場合、外れ防止片が形成されていない係合部175から先に組込んだ方が 組込み易い。 又、外れ防止片77が接触する平坦面76は、一対のリンクプレート71,7 1の内、片側のリンクぷレート71に形成された被係合軸74にのみ形成しても よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の係止構造が組込まれたケーブルドラグ
チェーンの長手方向と交差する方向の断面図である。
【図2】リンクプレートの平面図である。
【図3】図2の正面図である。
【図4】図3における4−4矢視断面図である。
【図5】結合杆の平面図である。
【図6】図5の正面図である。
【図7】図5における7−7矢視断面図である。
【図8】図5における8−8矢視断面図である。
【図9】リンクプレートに結合杆を組込む手順の説明図
である。
【図10】リンクプレートに結合杆を組込む手順の説明
図である。
【図11】結合杆を開いた状態の図である。
【図12】本考案の係止構造を具えたドラグチェーンの
正面図である。
【図13】図12の平面図である。
【図14】図12のケーブルドラグチェーンの一端を右
側から見た図である。
【図15】図12における15−15矢視断面図であ
る。
【図16】他の実施例の結合杆の平面図である。
【図17】図16の正面図である。
【図18】図17の結合杆をリンクプレートに組込む直
前の状態図である。
【図19】リンクプレートに図17の結合杆が組込まれ
た状態の図である。
【図20】従来の第1の係止構造を具えた結合杆の断面
図である。
【図21】図20の結合杆をリンクプレートに組込む状
態の図である。
【図22】従来の第2の係止構造を具えたケーブルドラ
グチェーンの長手方向と交差するの断面図である。
【図23】従来の第3の係止構造を具えたケーブルドラ
グチェーンの斜視図である。
【符号の説明】
70 係止構造 71 リンクプレート 72,172 結合杆 73 チェーンリンク 74 被係合軸 75,175 係合部 76 平坦面 77 外れ防止片 78 開口部 79 切欠 90 ケーブルドラグチェーン
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図19
【補正方法】変更
【補正内容】
【図19】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルドラグチェーンの一対のリンク
    プレートと結合杆との係止構造であって、前記リンクプ
    レートの長手方向に形成された被係合軸と、前記被係合
    軸の直径より狭い開口部を有し前記被係合軸に係合する
    C字状の切欠が形成されて前記結合杆の両端に設けられ
    た一対の係合部と、一対の前記リンクプレートの内、少
    なくとも一方のリンクプレート上の前記被係合軸の外周
    を切除して形成された平坦面と、前記結合杆の少なくと
    も一方の端部に形成され前記平坦面に接触する外れ防止
    片とを有し、前記係合部と前記外れ防止片は弾性を備え
    ていることを特徴とする、ケーブルドラグチェーンのリ
    ンクプレートと結合杆との係止構造。
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