JPH0665570B2 - スタツカリクレ−マ - Google Patents

スタツカリクレ−マ

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JPH0665570B2
JPH0665570B2 JP62138398A JP13839887A JPH0665570B2 JP H0665570 B2 JPH0665570 B2 JP H0665570B2 JP 62138398 A JP62138398 A JP 62138398A JP 13839887 A JP13839887 A JP 13839887A JP H0665570 B2 JPH0665570 B2 JP H0665570B2
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JP
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frame
conveyor
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vertical conveyor
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健次 緒方
次雄 猿渡
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株式会社三井三池製作所
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は石炭、鉱石などのバラ物を貯蔵場において積
付、払い出し作業の際にバラ物を垂直に搬送する設備を
トリッパ部に設けることによって360°旋回が可能なス
タッカリクレーマに関する。
〔従来の技術〕
石炭、鉱石等のバラ物を地上に布設したコンベアで輸送
し、該バラ物を俯仰と旋回並びに走行が自由にできるブ
ームコンベア上に移し、該ブームコンベアの先端からバ
ラ物を貯蔵場に落下せしめて山積するスタッカー、上記
山積されたバラ物を、ブームコンベアの先端に設けた掻
出装置例えばショベルホイールで掻出し、ブームコンベ
アより地上コンベアに移し、目的地に輸送するリクレー
マ、上記スタッカーとリクレーマの両者の機能を兼備す
るスタッカリクレーマはそれぞれバラ物の処理設備とし
て知られている。
従来のスタッカリクレーマは第6図及び第7図に示すよ
うに走行用レール1上を走行可能な走行枠体2上に旋回
ベアリング3を介して載置された旋回フレーム4には先
端にバケットホイール5を備えたブームフレーム6が固
設されている。そしてブームフレーム6と反対側にはバ
ランスウエイト7が設けられていて旋回フレーム4は円
滑に回動できるようになっている。
一方、地上コンベア8によって運ばれてくるバラ物Rは
トリッパフレーム9の斜コンベア10によって斜上方に持
ち上げられ、その先端からブームフレーム6のブームコ
ンベア11に移動され、その先端に設けられたバケットホ
イール5によって貯蔵場の各堆積ヤードに払い出され
る。
また、上記の作業と反対に各堆積ヤードからバラ物Rを
搬出する際は、山積のバラ物をバケットホイール5によ
って掻き取り、ブームコンベア6によって走行枠体2の
中心部まで運び、シュート12から地上コンベア8に落し
搬出する。
また、この種の提案としては特公昭49-2746号公報によ
って開示されたバラ物を安息角にもとづいて山積する方
法が公知であり、これはバラ物積山の安息角をもとにし
て積山の高さを求め、設定積山高さと比較し、ブームコ
ンベアの俯仰角度を調節する方法である。
また、実開昭59-95033号公報にはコンベア乗り継ぎ部の
密閉構造について記載されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来のスタッカリクレーマに
おいて堆積ヤードの積付、払い出し作業の際に地上コン
ベア8のトリッパフレーム9が旋回フレーム4の回転中
心Pまで延びているため先端にバケットホイール5を有
するブームフレーム6を旋回フレーム4によって水平に
回動すると、第7図に示すように前記トリッパフレーム
9に旋回フレーム4が衝突し、回動範囲は最大でも片側
135°が限界であった。
したがって、第9図に示す堆積ヤードにおける積付、払
い出し作業においては、ヤードの長さaに対して従来の
スタッカリクレーマによって積付、払い出し作業ができ
る範囲は「bの範囲」となり、「cの範囲」は積付、払
い出し作業ができないという問題があった。
このことは特にヤード長さの短い所ではヤード利用率に
おいて大きな損失であった。
また、前記2つの公報にはブームフレームが360°回動
できる技術については全く触れられていない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ベル
ト式の垂直コンベアを左右に一定角度回動することによ
って容易にブームフレーム6が360°回転可能に構成
し、堆積ヤードでの積付、払い出しが広くでき、ヤード
利用率を大きく改善できるスタッカリクレーマを提供す
ることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するために2つの排出口を有
する下部シュートを搭載したレール上を走行可能な走行
枠体上に旋回フレームを回動可能に載置したスタッカリ
クレーマにおいて、前記旋回フレームには先端にバケッ
トホイールを備えたブームフレームを固設し、前記走行
枠体に固設した首振ベアリングによって下部の旋回中心
が支持されたベルト式の垂直コンベアを走行枠体に設け
たシリンダによって左右にそれぞれ一定角度だけ回動可
能に設け、該垂直コンベアの側方を前記レール上を走行
可能な旋回支持架台上で回動可能に支持し、該垂直コン
ベアの上部排出口を前記ブームフレームに設けたブーム
コンベアに上部シュートを介して連結し、前記ベルト式
の垂直コンベアを左右に一定角度回動することによって
旋回フレームに固設されたブームフレームを360度回動
可能に構成したことを特徴とし、上記下部シュートの2
つの排出口のうち、1つは垂直コンベアへの排出口と
し、他の1つは地上コンベアへの排出口とするものであ
る。
〔作用〕
次に、本発明の作用について説明すると、地上ベルトコ
ンベアによって搬送されてきたバラ物搬送物はバラ物堆
積ヤードにおいて、トリッパフレームの斜コンベアによ
って斜上方に持ち上げられ、スタッカリクレーマの走行
枠体の中心部に設けられたシュートを介して垂直コンベ
アに移送される。そして垂直コンベアによってブームフ
レームのブームコンベア上方に運ばれシュートを介して
このブームコンベアに移送され、その先端のバケットホ
イールから堆積ヤードに払い出し作業を行なうが、この
際走行枠体に設けたシリンダによって垂直コンベアを首
振ベアリングを介して一定角度回動することによって旋
回フレームは垂直コンベアに干渉されることなしに片側
につき180°回転することが可能である。
したがって、堆積ヤードにおいて積付、払い出し作業が
広範囲に可能となり、ヤード利用率が大きく改善され
る。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
と、第1図は本実施例の側面を示している。この第1図
において前記従来例と同一または同等部分については同
一符号を付して説明を省略する。
レール1上を走行する走行枠体2の中央部には上部に入
口を有するシュート13を設け、このシュート13は2つの
排出口をもち、1つは垂直コンベア14への排出口13a、
他の1つは地上コンベア8への排出口13bで図示しない
切換蓋によって選択される。
垂直コンベア14は走行枠体2に設けられた首振ベアリン
グ22によって下部が支持され、1対のベルトコンベアを
接して設け、その間で搬送物を挟持ながら上方に搬送
し、旋回フレーム4に固設されたブームフレーム6のブ
ームコンベア11の基部に設けられた上部シュート15を介
してバラ物搬送物をブームコンベア11に移送する。
旋回フレーム4の構造は、前記従来例とほぼ同一であ
り、走行枠体上に旋回ベアリング3を介して旋回フレー
ム4が載置されており、旋回フレーム4に設けたガイド
板16の下方はホッパ17によって下部シュート13に連絡さ
れている。
前記旋回フレーム4に固設されたブームフレーム6には
ブームコンベア11が装着されていて先端にバケットホイ
ール5を備え、全体は補強ブーム6aを有しており、旋回
フレーム6と共に左右に180°づつ、両側で360°回動で
きるようになっている。
また、第2図及び第3図に示すように前記垂直コンベア
14は、レール1上を走行する支持架台18上のガイドレー
ル19に乗っている支持ローラ20によって旋回中心Pの周
りにシリンダ21によって回動可能である。
次に、本実施例の作用について説明すると、地上コンベ
ア8によって搬送されてくるバラ物Rは、堆積ヤード附
近のトリッパフレーム9の部分において斜コンベア10に
よって斜上方に移送され、スタッカリクレーマの走行枠
体2に設けられている下部シュート13の上方入口から投
入される。
そして、シュート13の排出口13aから垂直コンベア14の
下部に供給される。
このようにして垂直コンベア14に供給されたバラ物Rは
1対のベルトコンベアに挟持されながら垂直に上昇し、
垂直コンベア14の上部において上部シュート15を介して
ブームコンベア11の基部に移送される。
このブームコンベア11を装備したブームフレーム6は旋
回フレーム4と共に回動し、先端に設けたバケットホイ
ール5によってバラ物Rを堆積ヤードの任意の場所にて
払い出しする。
この際、走行枠体2に取りつけたシリンダ21によって垂
直コンベア14を第2図、もしくは第3図に示すように支
持架台18上で回動すればブームフレーム6及び旋回フレ
ーム4の回動は垂直コンベア14に干渉されることなしに
片側180°回転することが可能である。
したがって、堆積ヤードにおいてバラ物Rの積付、払い
出し作業の範囲は、第8図に示すようにヤード長さaの
場合に、Aヤード側及びBヤード側の両方ともヤード長
さa全部にわたって可能となるため、ヤードの利用率が
大幅に改善される。
〔発明の効果〕
上述の本発明によれば、旋回フレームには先端にバケッ
トホイールを備えたブームフレームを固設し、前記走行
枠体に固設した首振ベアリングによって下部の旋回中心
が支持されたベルト式の垂直コンベアを走行枠体に設け
たシリンダによって左右にそれぞれ一定角度だけ回動可
能に設け、その垂直コンベアの側方を前記レール上を走
行可能な旋回支持架台上で回動可能に支持し、この垂直
コンベアの上部排出口を前記ブームフレームに設けたブ
ームコンベアに上部シュートを介して連結し、前記垂直
コンベアを左右に一定角度回動することによって旋回フ
レームに固設されたブームフレームを360度回動可能に
構成したから、前記垂直コンベアをシリンダにより一定
角度回動することによってバケットホイールを先端に備
えたブームフレームはこの垂直コンベアに干渉されるこ
となく両側で360度回転することが可能である。
したがって、本発明のスタッカリクレーマを使用すると
堆積ヤードにおける積付、払い出し作業の範囲はヤード
の長さいっぱいにわたって可能となり、ヤードの利用率
を大巾に改善することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示しており、第1図は本実施例
の側面図、第2図及び第3図は垂直コンベア部の平面
図、第4図は垂直コンベアの支持架台の平面図、第5図
は垂直コンベアの下部軸受部の正面図、第6図は従来例
の側面図、第7図は従来例の旋回フレーム部の平面図、
第8図は本実施例による堆積ヤードの平面図、第9図は
従来例による堆積ヤードの平面図である。 1……レール、2……走行枠体、 3……旋回ベアリング、 4……旋回フレーム、 5……バケットホイール、 6……ブームフレーム、 8……地上コンベア、 9……トリッパフレーム、 10……コンベアの傾斜部、 11……ブームコンベア、 13……下部シュート、 14……垂直コンベア、15……上部シュート、 16……ガイド板、17……ホッパ、 18……支持架台、19……ガイドレール、 20……支持ローラ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つの排出口を有する下部シュートを搭載
    したレール上を走行可能な走行枠体上に旋回フレームを
    回動可能に載置したスタッカリクレーマにおいて、前記
    旋回フレームには先端にバケットホイールを備えたブー
    ムフレームを固設し、前記走行枠体に固設した首振ベア
    リングによって下部の旋回中心が支持されたベルト式の
    垂直コンベアを走行枠体に設けたシリンダによって左右
    にそれぞれ一定角度だけ回動可能に設け、該垂直コンベ
    アの側方を前記レール上を走行可能な旋回支持架台上で
    回動可能に支持し、該垂直コンベアの上部排出口を前記
    ブームフレームに設けたブームコンベアに上部シュート
    を介して連結し、前記ベルト式の垂直コンベアを左右に
    一定角度回動することによって旋回フレームに固設され
    たブームフレームを360度回動可能に構成したことを特
    徴とするスタッカリクレーマ。
  2. 【請求項2】下部シュートの2つの排出口のうち、1つ
    は垂直コンベアへの排出口とし、他の1つは地上コンベ
    アへの排出口としたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のスタッカリクレーマ。
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