JPH0665514A - 金属キレート化合物及び該化合物を用いた光学記録媒体 - Google Patents

金属キレート化合物及び該化合物を用いた光学記録媒体

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JPH0665514A
JPH0665514A JP5126261A JP12626193A JPH0665514A JP H0665514 A JPH0665514 A JP H0665514A JP 5126261 A JP5126261 A JP 5126261A JP 12626193 A JP12626193 A JP 12626193A JP H0665514 A JPH0665514 A JP H0665514A
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裕 黒瀬
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卓美 長尾
Takako Tsukahara
貴子 塚原
Satoru Imamura
悟 今村
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 一般式〔I〕で示されるアゾ系化合物と金属
とのアゾ金属キレート化合物及び該化合物を用いた光学
記録媒体。 【化1】 (式中、Aはそれが結合している炭素原子及び窒素原子
と一緒になって複素環を形成する残基を表し、Xはそれ
が結合している二つの炭素原子と一緒になって芳香族を
形成する残基を表し、R1 は置換されていてもよいアル
キル基、置換されていてもよいアリール基、置換されて
いてもよいアルケニル基又は置換されていてもよいシク
ロアルキル基を表し、Yは水素原子又はカチオンを表わ
し、nは1〜3の整数である。) 【効果】 本発明のアゾ系化合物の金属キレート化合物
は、有機溶媒に対する溶解性が高く、塗布によるコーテ
ィングが可能であり、しかも感度が良好で耐光性、保存
安定性にすぐれているもので、該金属キレート化合物を
用いた光学記録媒体は工業的に極めて有用なものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アゾ系化合物と金属塩
との新規なアゾ金属キレート化合物及び該化合物を用い
た光学記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザーを用いた光学記録は、高密度の
情報記録保存及び再生を可能とするため、近年、特にそ
の開発が取り進められている。光学記録媒体の一例とし
ては、光ディスクを挙げることができる。一般に、光デ
ィスクは、円形の基体に設けられた薄い記録層に、1μ
m程度に集束したレーザー光を照射し、高密度の情報記
録を行なうものである。その記録は、照射されたレーザ
ー光エネルギーの吸収によって、その個所の記録層に、
分解、蒸発、溶解等の熱的変形が生成することにより行
なわれる。また、記録された情報の再生は、レーザー光
により変形が起きている部分と起きていない部分の反射
率の差を読み取ることにより行なわれる。したがって、
光学記録媒体としては、レーザー光のエネルギーを効率
よく吸収する必要がありレーザー吸収色素が用いられ
る。
【0003】この種の光学記録媒体として、種々の構成
のものが知られている。例えば、特開昭55−9703
3号公報には、基板上にフタロシアニン系色素の単層を
設けたものが開示されている。しかしながらフタロシア
ニン系色素は感度が低く、また分解点が高く蒸着しにく
い等の問題点を有し、さらに有機溶媒に対する溶解性が
著しく低く、塗布によるコーティングに使用することが
できないという問題点も有している。
【0004】また、特開昭58−112790号、同5
8−114989号、同59−85791号、同60−
83236号各公報にはシアニン系色素を記録層に設け
たものが開示されている。しかし、このような色素は溶
解性が高く、塗布によるコーティングが可能であるとい
う利点の反面、耐光性が劣るという問題点を有してい
る、このため、特開昭59−55795号公報には、こ
のシアニン系色素にクエンチャーを加えて耐光性を向上
させることが検討されているが、まだまだ不充分なレベ
ルである。
【0005】これらの問題点に関して特開昭62−30
090号公報には、有機溶媒に対する溶解性及び耐光性
を改良した媒体として、モノアゾ化合物と金属との錯体
が開示されている。しかしながら、これらの化合物は、
感光波長が短かく感度が劣り、さらに、高温高湿下での
保存安定性が劣っており、記録媒体としては問題点を有
していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決する記録用色素及びそれを用いた光学記録媒体
として、感度、保存安定性、耐候性に優れたスピンコー
ティングに適したアゾ系化合物と金属とのアゾ金属キレ
ート化合物及び該化合物を用いた光学記録媒体を提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記一般式
〔I〕で示されるアゾ系化合物と金属とのアゾ金属キレ
ート化合物及び該化合物を記録用色素として用いた光学
記録媒体をその要旨とするものである。以下、本発明に
つき詳細に説明する。
【0008】本発明における好ましいアゾ系化合物とし
ては、前記一般式〔II〕で示される化合物が挙げられ
る。より好ましいアゾ系化合物としては、前記一般式
〔III 〕で示される化合物が挙げられる。更に好ましい
アゾ系化合物としては、前記一般式〔IV〕で示される化
合物が挙げられる。
【0009】特に好ましいアゾ系化合物としては前記一
般式〔V〕で示される化合物が挙げられる。前記一般式
〔I〕において、Aとしては、それが結合している炭素
原子と窒素原子と一緒になって複素環を形成するもので
あればよく、特に限定されない。例えば、一般式〔I〕
における
【0010】
【化6】
【0011】としては下記のものが挙げられる。
【0012】
【化7】
【0013】(式中、環Dは置換基を有していてもよ
く、置換基としてはアルキル基、アルコキシ基、ハロゲ
ン原子、アルキルスルホニル基、アルキルカルボニル
基、ホルミル基、ニトロ基、トリフルオロメチル基、ト
リフルオロメトキシ基、シアノ基、アルキルチオ基等が
挙げられ、Z1 としては水素原子、アルキル基、ハロゲ
ン原子、アリール基等を表わし、Z2 は水素原子、水素
アルキル基等を表わす。) Xとしては、それが結合している2つの炭素原子と一緒
になって、ベンゼン環、ナフタレン環等の芳香環を形成
する基が挙げられる。
【0014】前記一般式〔II〕において、−SR1 基以
外の環Bの置換基としてはアルキル基、アルコキシ基、
ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、アルキルスルホニ
ル基、アルキルカルボニル基、トリフルオロメチル基、
トリフルオロメトキシ基、アルキルチオ基、ホルミル基
等が挙げられる。前記一般式〔III 〕において、−SO
3 Y基以外の環Cの置換基としてはアルキル基、アルコ
キシ基、ハロゲン原子等が挙げられ、R2 及びR3 とし
ては、水素原子又は炭素数1〜20のアルキル基、アリ
ール基、アルケニル基、又はシクロアルキル基を表し、
これらの基は置換されていてもよい。
【0015】R2 及びR3 で示されるアルキル基、アリ
ール基、アルケニル基又はシクロアルキル基の置換基と
しては、例えば、アルコキシ基、アルコキシアルコキシ
基、アルコキシアルコキシアルコキシ基、アリルオキシ
基、アリール基、アリールオキシ基、シアノ基、ニトロ
基、ヒドロキシ基、テトラヒドロフリル基、アルキルス
ルホニルアミノ基、ハロゲン原子等が挙げられ、この
他、アリール基、シクロアルキル基の置換基としてアル
キル基又はビニル基が挙げられる。
【0016】本発明において、金属とキレート化合物を
形成するアゾ系化合物の具体例としては、たとえば以下
のものが挙げられ、これらは単独又は複数を組み合わせ
て用いることができる。
【0017】
【化8】
【0018】
【化9】
【0019】
【化10】
【0020】
【化11】
【0021】
【化12】
【0022】
【化13】
【0023】
【化14】
【0024】本発明において、アゾ系化合物とキレート
化合物を形成する金属としては、一般に該アゾ系化合物
とキレート化合物を形成する能力のある金属なら特に制
限はないが、Ni、Co、Fe、Ru、Rh、Pd、O
s、Ir、Pt等の遷移元素が好ましく、特にNi、C
oが好ましい。本発明のアゾ金属キレート化合物の一般
的合成は、たとえば古川;Analytica Chi
mica Acta 140(1982)281−28
9の記載に準じて行うことができる。
【0025】すなわち、一般式〔VI〕
【0026】
【化15】
【0027】(式中、環B、R1 及びnは前記定義に同
じ。)で示されるアミノ化合物を常法に従い、ジアゾ化
し、下記一般式〔VII 〕
【0028】
【化16】
【0029】(式中、環C、R2 、R3 及びYは前記定
義に同じ。)で示される置換アニリンスルホン酸誘導体
とカップリングさせて前記一般式〔III 〕で示されるア
ゾ系化合物を得、ついで上記アゾ系化合物と金属塩と水
及び/又はジオキサン、テトラヒドロフラン、アセト
ン、エタノール、メタノール等の有機溶媒中、反応させ
ることによって本発明のアゾ金属キレート化合物を製造
することができる。
【0030】該金属キレート化合物の製造に用いる金属
塩の陰イオンとしては、SCN- 、SbF6 - 、C
- 、Br- 、F- 、ClO4 - 、BF4 - 、P
6 - 、CH3COO- 、TiF6 2 - 、Si
6 2 - 、ZrF6 2 - 、Ph−SO3 - 、CH 3 −P
h−SO3 - 、B- −(Ph)4 等の一価又は二価の陰
イオンが挙げられ、特にCH3 COO- が好ましい(前
記式中、Phはベンゼン環を表わす)。本発明の光学的
記録媒体は、基本的には基板と前記アゾ系化合物の金属
キレート化合物を含む記録層とから構成されるものであ
るが、さらに必要に応じて基板上に下引き層を設けるこ
とができる。また、好ましい層構成としては、記録層上
に金、アルミニウムのような金属反射層及び保護層を設
けて高反射率の媒体とし、迫記型のCDメディアとする
ことができる。
【0031】本発明における基板は、使用するレーザー
光に対して透明なものがよく、ガラス、プラスチック等
の一般の記録材料の支持体が挙げられるか、プラスチッ
クが種々の点から好適である。プラスチックとしてはア
クリル樹脂、メタクリル樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩化ビ
ニル樹脂、ニトロセルロース、ポリエチレン樹脂、ポリ
プロピレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリイミド樹
脂、エポキシ樹脂、ポリサルホン樹脂等が挙げられるこ
の中で、高生産性、コスト、耐吸湿性の点から射出成型
ポリカーボネート樹脂基板が特に好ましい。
【0032】本発明の光学記録媒体におけるアゾ系化合
物と金属との錯体を含有する記録層は、膜厚100Å〜
5μm、好ましくは700Å〜3μmである。成膜法と
しては真空蒸着法、スパッタリング法、ドクターブレー
ド法、キャスト法、スピナー法、浸漬法等一般に行なわ
れている薄膜形成法で成膜することができるが、量産性
・コスト面からスピナー法が好ましい。
【0033】また、必要に応じてバインダーを使用する
こともできる。バインダーとしてはポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン、ケトン樹脂、ニトロセルロ
ース、酢酸セルロース、ポリビニルブチラール、ポリカ
ーボネート等の既知のものが用いられる。スピナー法に
よる成膜の場合、回転数は500〜5000rpmが好
ましく、スピンコートの後、場合によっては、加熱ある
いは溶媒蒸気にあてる等の処理を行なってもよい。
【0034】また、記録層の安定性や耐光性向上のため
に、一重項酸素クエンチャーとして遷移金属キレート化
合物(たとえば、アセチルアセトナートキレート、ビス
フェニルジチオール、サリチルアルデヒドオキシム、ビ
スジチオ−α−ジケトン等)を含有していてもよい。更
に、必要に応じて他の色素を併用することもできる。他
の色素としては別の種類の同系統の化合物でもよいし、
トリアリールメタン系色素、アゾ染料、シアニン系色
素、スクワリリウム系色素、Ni−インドアニリン系色
素等他系統の色素でもよい。
【0035】ドクターブレード法、キャスト法、スピナ
ー法、浸漬法、特にスピナー法等の塗布方法により記録
層を形成する場合の塗布溶媒としては、テトラフルオロ
プロパノール、オクタフルオロペンタノール、テトラク
ロロエタン、ブロモホルム、ジブロモエタン、ジアセト
ンアルコール、エチルセロソルブ、キシレン、3−ヒド
ロキシ−3−メチル−2−ブタノン、クロロベンゼン、
シクロヘキサノン、乳酸メチル等の沸点120〜160
℃のものが好適に使用される。
【0036】この中でも、高生産性・コスト・耐吸湿性
に優れる射出成型ポリカーボネート樹脂基板に対して
は、該基板をおかすことなく、好適に使用できる溶媒と
して特に、ジアセトンアルコール、3−ヒドロキシ−3
−メチル−2−ブタノン等のケトンアルコール系溶媒;
メチルセロソルブ、エチルセロソルブ等のセロソルブ系
溶媒;テトラフルオロプロパノール、オクタフルオロペ
ンタノール等のパーフルオロアルキルアルコール系溶
媒;乳酸メチル、イソ酪酸メチル等のヒドロキシエステ
ル系溶媒;が挙げられる。
【0037】本発明の光学記録媒体の記録層は基板の両
面に設けてもよいし、片面に設けてもよい。上記のよう
にして得られた光学記録媒体への記録は、基体の両面又
は片面に設けた記録層に1μm程度に集束したレーザー
光、好ましくは、半導体レーザーの光をあてることによ
り行なう。レーザー光の照射された部分には、レーザー
光エネルギーの吸収による、分解、蒸発、溶融等の記録
層の熱的変形が起こる。
【0038】記録された情報の再生は、レーザー光によ
り、熱的変形が起きている部分と起きていない部分の反
射率の差を読み取ることにより行なう。本発明の光学的
記録媒体について使用されるレーザー光はN2 、He−
Cd、Ar、He−Ne、ルビー、半導体、色素レーザ
ー等が挙げられるが、特に、軽量性、取扱いの容易さ、
コンパクト性等の点から半導体レーザーが好適である。
【0039】
【実施例】以下実施例によりこの発明を具体的に説明す
るが、かかる実施例は本発明を限定するものではない。 実施例1 (a)製造例
【0040】
【化17】
【0041】上記構造式(1)で示されるp−アミノフ
ェニルトリフルオロメチルスルフィド4.83g、チオ
シアン酸アンモニウム7.61gを酢酸62.5ml、
水3.1mlの混合溶液に溶解し、10℃において臭素
5.0gの酢酸12.5ml溶液を滴下した。2時間攪
拌した後、一晩放置した。70℃に加熱し、4時間攪拌
した。熱時濾過し、濾液を熱水250mlに注ぎ、析出
した結晶を濾過して除いた。濾液に炭酸ナトリウムを加
えpH=6にし、析出した結晶を濾過し、水で洗浄し、
乾燥すると下記構造式(2)で示される化合物の薄い黄
色結晶5.21gが得られた(MASSスペクトル M
+ =250)。
【0042】
【化18】
【0043】得られた上記構造式(2)で示される2−
アミノ−6−トリフルオロメチルチオベンゾチアゾール
2.50gをリン酸17.8g、硫酸0.99gに溶解
し、酢酸6.3ml及び硝酸ナトリウム0.85gを加
えた後、0〜5℃で硫酸2.43gを滴下し、0〜−5
℃で44%ニトロシル硫酸3.47gを用いジアゾ化
し、得られたジアゾ液をメタノール150mlに2−ジ
プロピルアミノアニソール−4−スルホン酸3.73
g、尿素0.4g、酢酸ナトリウム4.0gを溶解させ
た溶液に0〜5℃の温度下でアンモニウム水溶液等のア
ルカリ化合物を用いてpH4〜6を保ちながら、滴下し
た。2時間攪はん後、一晩放置した。析出した結晶を濾
別し、乾燥して下記構造式(3)で示される濃茶色結晶
4.92gを得た。この化合物のλmax (メタノール
中)は561nmであった。
【0044】
【化19】
【0045】前記のようにして得られた構造式(3)で
示されるアゾ化合物4.06gをメタノール300ml
に溶解し、15〜18℃で酢酸ニッケル2.21gのメ
タノール30ml溶液を加えた後、室温で5時間攪拌し
た。析出した結晶を濾別し、これをメタノールで洗浄
し、乾燥すると、濃茶色結晶のニッケルキレート化合物
2.66gを得た。この化合物のλmax (クロロホルム
中)は688nm(ε=1.40×105 )であった
(図1)。また、融点は250℃より高かった。この化
合物の赤外吸収スペクトルを図2に示す。 (b)記録媒体例 前記製造例(a)で得たアゾ化合物のニッケルキレート
化合物0.15gをオクタフルオロペンタノール7.5
gに溶解し、0.22μmのフィルターで濾過し、溶解
液を得た。この溶液5mlを深さ700Å、幅0.7μ
mの溝(グルーブ)つき、射出成型ポリカーボネート樹
脂基板(直径5インチ)上に滴下し、スピナー法により
500rpmの回転数で塗布した。塗布後、60℃で1
0分間乾燥した。塗布膜の最大吸収波長は713nmで
あった。塗布膜の吸収スペクトルを図3に示す。
【0046】次に、この塗布膜の上に、スパッタリング
法により、膜厚2000Åの金膜を成膜し、反射層を形
成した。更に、この反射層の上に紫外線硬化性樹脂のス
ピンコートし、これに紫外線を照射して硬化させ、厚み
10μmの保護層を形成した。 (c)光記録法 上記記録媒体を1.4m/sで回転させながら、中心波
長780nmの半導体レーザー光で、記録パワー6.6
mWで照射し、EFM信号を記録した。次にこの記録部
を中心波長780nmの半導体レーザーを有するCDプ
レーヤーで再生したところ、良好な再生信号を得た。
【0047】本ディスクは、耐光性(キセノンフェード
メーター加速テスト;60時間)及び保存安定性(70
℃、85%RH;500時間)試験を行った結果、初期
と比べて感度及び再生信号の劣化はみられず、光学記録
媒体として極めて優れたものであった。 比較例1 下記構造式(4)
【0048】
【化20】
【0049】上記構造式(4)で示されるアゾ化合物と
酢酸ニッケルとから得られたニッケルキレート化合物を
実施例1と同様に塗布し、反射層、保護層をつけ、ディ
スクを作成、感度、反射率について評価・比較したとこ
ろ、本発明の実施例1の光学記録媒体と比べて、感度が
劣るものであった(感度7.5mW)。 実施例2 (a)製造例 実施例1で用いたp−アミノトリフルオロメチルスルフ
ィドの代わりに下記構造式(5)で示される4−(メチ
ルメルカプト)アニリン
【0050】
【化21】
【0051】20.88gを用いたこと以外は実施例1
と同様の方法で製造することにより下記構造式(6)で
示されるベンゾチアゾール誘導体11.72gを得た
(MASSスペクトル M+ =196)。
【0052】
【化22】
【0053】この構造式(6)で示される2−アミノ−
6−メチルチオベンゾチアゾール1.96gを用いたこ
と以外は実施例1と同様の方法で製造することにより下
記構造式(7)で示されるアゾ化合物の結晶1.94g
を得た。この化合物のλmax(メタノール中)は561
nmであった。
【0054】
【化23】
【0055】この構造式(7)で示されるアゾ化合物
1.48gを用いたこと以外は実施例1と同様の方法に
より製造して、ニッケルキレート化合物の濃茶色結晶
1.06gを得た。この化合物のクロロホルム溶液中の
吸収スペクトルはλmax 690nm(ε=1.34×1
5 )であった(図4)。また、融点は250℃より高
かった。この化合物の赤外吸収スペクトルを図5に示
す。 (b)記録媒体例 前記製造例(a)で得たアゾ化合物のニッケルキレート
化合物0.15gをオクタフルオロペンタノール7.5
gに溶解し、0.22μmのフィルターで濾過し、溶解
液を得た。この溶液5mlを深さ700Å、幅0.7μ
mの溝(グルーブ)つき、射出成型ポリカーボネート樹
脂基板(直径5インチ)上に滴下し、スピナー法により
500rpmの回転数で塗布した。塗布後、60℃で1
0分間乾燥した。塗布膜の最大吸収波長は717nmで
あった。塗布膜の吸収スペクトルを図6に示す。
【0056】次に、この塗布膜の上に、スパッタリング
法により、膜厚2000Åの金膜を成膜し、反射層を形
成した。更に、この反射層の上に紫外線硬化性樹脂のス
ピンコートし、これに紫外線を照射して硬化させ、厚み
10μmの保護層を形成した。 (c)光記録法 上記記録媒体を1.4m/sで回転させながら、中心波
長780nmの半導体レーザー光で、記録パワー6.9
mWで照射し、EFM信号を記録した。次にこの記録部
を中心波長780nmの半導体レーザーを有するCDプ
レーヤーで再生したところ、良好な再生信号を得た。
【0057】本ディスクは、耐光性(キセノンフェード
メーター加速テスト;60時間)及び保存安定性(70
℃、85%RH;500時間)試験を行った結果、初期
と比べて感度及び再生信号の劣化はみられず、光学記録
媒体として極めて優れたものであった。 実施例3 (a)製造例 特願平4−268857号に記載された方法に従って合
成した下記構造式(8)で示される4−アミノフェニル
ペンタフルオロエチルスルフィド
【0058】
【化24】
【0059】24.3g、チオシアン酸アンモニウム3
0.5gを酢酸240ml、水13mlの混合溶液に溶
解し、10℃において臭素20.0gの酢酸50ml溶
液を滴下した。4時間撹拌した後、70℃に加熱して3
時間撹拌した。熱時濾過し、濾液を熱水900mlに注
ぎ、析出した結晶を濾過し、水で洗浄し、乾燥すると下
記構造式(9)で示される化合物の黄色い結晶22.0
gが得られた(収率73.3%、MASSスペクトル
+ =250)。
【0060】
【化25】
【0061】得られた上記構造式(9)で示される2−
アミノ−6−(ペンタフルオロエチルチオ)ベンゾチア
ゾール15.0gの酢酸/プロピオン酸溶液(酢酸6
3.0ml/プロピオン酸63.0ml)をリン酸8
9.0g、硫酸4.95gに加えた。硝酸ナトリウム
4.25gを加えた後、0〜5℃で硫酸12.2gを滴
下し、0〜−5℃で44%ニトロシル硫酸17.4gを
滴下した後、1時間撹拌しジアゾ化した。得られたジア
ゾ液をメタノール750mlに2−ジ(n−プロピル)
アミノアニソール−4−スルホン酸18.7g、尿素
2.0g、酢酸ナトリウム20.0gを溶解させた溶液
に0〜5℃の温度下でアンモニウム水溶液等のアルカリ
化合物を用いてpH4〜6を保ちながら、滴下した。2
時間撹拌後、一晩放置した。析出した結晶を濾別し、乾
燥して下記構造式(10)で示される濃茶色結晶20.
3gを得た(収率67.9%、MASSスペクトル M
+ =598)。この化合物のλmax (メタノール中)は
562nmであった。
【0062】
【化26】
【0063】(b)記録媒体例 前記製造例(a)で得たアゾ化合物のニッケルキレート
化合物0.21gをオクタフルオロペンタノール7.5
gに溶解し、0.22μmのフィルターで濾過し、溶解
液を得た。この溶液5mlを深さ700Å、幅0.7μ
mの溝(グルーブ)つき、射出成型ポリカーボネート樹
脂基板(直径5インチ)上に滴下し、スピナー法により
500rpmの回転数で塗布した。塗布後、60℃で1
0分間乾燥した。塗布膜の最大吸収波長は709nmで
あった。図9に塗布膜の吸収スペクトルを示す。
【0064】次に、この塗布膜の上に、スパッタリング
法により、膜厚2000Åの金膜を成膜し、反射層を形
成した。更に、この反射層の上に紫外線硬化性樹脂のス
ピンコートし、これに紫外線を照射して硬化させ、厚み
10μmの保護層を形成した。 (c)光記録法 上記記録媒体を1.4m/sで回転させながら、中心波
長780nmの半導体レーザー光で、記録パワー6.9
mWで照射し、EFM信号を記録した。次にこの記録部
を中心波長780nmの半導体レーザーを有するCDプ
レーヤーで再生したところ、良好な再生信号を得た。
【0065】本ディスクは、耐光性(キセノンフェード
メーター加速テスト;60時間)及び保存安定性(70
℃、85%RH;500時間)試験を行った結果、初期
と比べて感度及び再生信号の劣化はみられず、光学記録
媒体として極めて優れたものであった。 実施例4 (a)製造例 前記構造式(9)で示される2−アミノ−6−(ペンタ
フルオロエチルチオ)ベンゾチアゾール2.1gの酢酸
/プロピオン酸溶液(酢酸8.8ml/プロピオン酸
8.8ml)をリン酸12.5g、硫酸0.69gに加
えた。硝酸ナトリウム0.60gを加えた後、0〜5℃
で硫酸1.70gを滴下し、0〜−5℃で44%ニトロ
シル硫酸2.49gを滴下した後、1時間撹拌しジアゾ
化した。得られたジアゾ液をメタノール105mlに2
−ジ(n−ブチル)アミノフェネトール−4−スルホン
酸3.0g、尿素0.28g、酢酸ナトリウム2.8g
を溶解させた溶液に0〜5℃の温度下でアンモニウム水
溶液等のアルカリ化合物を用いてpH4〜6を保ちなが
ら、滴下した。3時間撹拌後、一晩放置した。析出した
結晶を濾別し、水、トルエンで懸濁洗浄し、乾燥して下
記構造式(11)で示される濃茶色結晶3.19gを得
た(収率71.1%)。この化合物のλmax (メタノー
ル中)は568nmであった。
【0066】
【化27】
【0067】前記のようにして得られた構造式(11)
で示されるアゾ化合物3.0gをメタノール300ml
に溶解し、20〜22℃で酢酸ニッケル1.40gのメ
タノール20ml溶液を加えた後、5時間攪拌した。析
出した結晶を濾別し、これをメタノールで洗浄し、乾燥
すると、濃茶色結晶のニッケルキレート化合物1.96
gを得た。この化合物のλmax (クロロホルム中)は6
91nmであった。また、融点は250℃より高かっ
た。得られた化合物の赤外吸収スペクトルを図10に、
可視吸収スペクトルを図11に示す。 (b)記録媒体例 前記製造例(a)で得たアゾ化合物のニッケルキレート
化合物0.21gをオクタフルオロペンタノール7.5
gに溶解し、0.22μmのフィルターで濾過し、溶解
液を得た。この溶液5mlを深さ700Å、幅0.7μ
mの溝(グルーブ)つき、射出成型ポリカーボネート樹
脂基板(直径5インチ)上に滴下し、スピナー法により
500rpmの回転数で塗布した。塗布後、60℃で1
0分間乾燥した。塗布膜の最大吸収波長は708nmで
あった。塗布膜の吸収スペクトルを図12に示す。
【0068】次に、この塗布膜の上に、スパッタリング
法により、膜厚2000Åの金膜を成膜し、反射層を形
成した。更に、この反射層の上に紫外線硬化性樹脂のス
ピンコートし、これに紫外線を照射して硬化させ、厚み
10μmの保護層を形成した。 (c)光記録法 上記記録媒体を1.4m/sで回転させながら、中心波
長780nmの半導体レーザー光で、記録パワー6.8
mWで照射し、EFM信号を記録した。次にこの記録部
を中心波長780nmの半導体レーザーを有するCDプ
レーヤーで再生したところ、良好な再生信号を得た。
【0069】本ディスクは、耐光性(キセノンフェード
メーター加速テスト;60時間)及び保存安定性(70
℃、85%RH;500時間)試験を行った結果、初期
と比べて感度及び再生信号の劣化はみられず、光学記録
媒体として極めて優れたものであった。 実施例5 実施例1において用いた化合物の代わりに表−1に示し
た化合物を用いて得られた溶液を基板上に塗布して、表
−1に示す塗布膜の最大吸収波長を持つ光学記録媒体を
製造した。
【0070】得られた光学記録媒体に、光源として半導
体レーザーを用いて書き込みを行ったところ、記録感度
が良好であり、耐光性、保存安定性に優れていた。
【0071】
【表1】
【0072】
【発明の効果】本発明のアゾ系化合物の金属キレート化
合物は、有機溶媒に対する溶解性が高く、塗布によるコ
ーティングが可能であり、しかも感度が良好で耐光性、
保存安定性にすぐれているもので、該金属キレート化合
物を用いた光学記録媒体は工業的に極めて有用なもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1で得られたニッケルキレート
化合物のクロロホルム溶液中の可視部吸収スペクトルを
表わす図。
【図2】本発明の実施例1で得られたニッケルキレート
化合物の赤外吸収スペクトルを表わす図。
【図3】本発明の実施例1で得られたニッケルキレート
化合物の塗布薄膜の可視部吸収スペクトルを表わす図。
【図4】本発明の実施例2で得られたニッケルキレート
化合物のクロロホルム溶液中の可視部吸収スペクトルを
表わす図。
【図5】本発明の実施例2で得られたニッケルキレート
化合物の赤外吸収スペクトルを表わす図。
【図6】本発明の実施例2で得られたニッケルキレート
化合物の塗布薄膜の可視部吸収スペクトルを表わす図。
【図7】本発明の実施例3で得られたニッケルキレート
化合物の赤外吸収スペクトルを表わす図。
【図8】本発明の実施例3で得られたニッケルキレート
化合物のクロロホルム溶液中の可視部吸収スペクトルを
表わす図。
【図9】本発明の実施例3で得られたニッケルキレート
化合物の塗布薄膜の可視部吸収スペクトルを表わす図。
【図10】本発明の実施例4で得られたニッケルキレー
ト化合物の赤外吸収スペクトルを表わす図。
【図11】本発明の実施例4で得られたニッケルキレー
ト化合物のクロロホルム溶液中の可視部吸収スペクトル
を表わす図。
【図12】本発明の実施例4で得られたニッケルキレー
ト化合物の塗布薄膜の可視部吸収スペクトルを表わす
図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 233/88 235/30 A B 263/58 271/10 277/50 277/82 285/08 285/135 285/125 G03C 1/735 8910−2H G11B 7/24 A 7215−5D C07D 285/12 D (72)発明者 塚原 貴子 神奈川県横浜市緑区鴨志田町1000番地 三 菱化成株式会社総合研究所内 (72)発明者 今村 悟 神奈川県横浜市緑区鴨志田町1000番地 三 菱化成株式会社総合研究所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式〔I〕で示されるアゾ系化合物と
    金属とのアゾ金属キレート化合物。 【化1】 (式中、Aはそれが結合している炭素原子及び窒素原子
    と一緒になって複素環を形成する残基を表し、Xはそれ
    が結合している二つの炭素原子と一緒になって芳香族を
    形成する残基を表し、R1 は置換されていてもよいアル
    キル基、置換されていてもよいアリール基、置換されて
    いてもよいアルケニル基又は置換されていてもよいシク
    ロアルキル基を表し、Yは水素原子又はカチオンを表わ
    し、nは1〜3の整数である。)
  2. 【請求項2】 アゾ系化合物が、下記一般式〔II〕で示
    される化合物である請求項1記載のアゾ金属キレート化
    合物。 【化2】 (式中、環Bは−SR1 基以外の置換基も有していても
    よい。Xはそれが結合している二つの炭素原子と一緒に
    なって芳香族を形成する残基を表し、R1 は置換されて
    いてもよいアルキル基、置換されていてもよいアリール
    基、置換されていてもよいアルケニル基又は置換されて
    いてもよいシクロアルキル基を表し、Yは水素原子又は
    カチオンを表わし、nは1〜3の整数である。)
  3. 【請求項3】 アゾ系化合物が、下記一般式〔III 〕で
    示される化合物である請求項1記載のアゾ金属キレート
    化合物。 【化3】 (式中、環Bは−SR1 基以外の置換基も有していてよ
    い。環Cは−SO3 Y基以外の置換基も有していてもよ
    い。R1 は置換されていてもよいアルキル基、置換され
    ていてもよいアリール基、置換されていてもよいアルケ
    ニル基又は置換されていてもよいシクロアルキル基を表
    し、R2 及びR3 はそれぞれ独立して水素原子、置換さ
    れていてもよいアルキル基、置換されていてもよいアリ
    ール基、置換されていてもよいアルケニル基又は置換さ
    れていてもよいシクロアルキル基を表し、Yは水素原子
    又はカチオンを表わし、nは1〜3の整数である。)
  4. 【請求項4】 アゾ系化合物が、下記一般式〔IV〕で示
    される化合物であるアゾ金属キレート化合物。 【化4】 (式中、R1 は置換されていてもよいアルキル基、置換
    されていてもよいアリール基、置換されていてもよいア
    ルケニル基又は置換されていてもよいシクロアルキル基
    を表わし、R4 及びR5 はそれぞれ独立して炭素数1〜
    6のアルキル基、炭素数2〜7のアルコキシアルキル基
    を表わし、R6 及びR7 はそれぞれ独立して水素原子、
    炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のアルコキシ
    基又はカチオンを表し、nは1〜3の整数である。)
  5. 【請求項5】 アゾ系化合物が、下記一般式〔V〕で示
    される化合物であるアゾ金属キレート化合物。 【化5】 (式中、R4 及びR5 はそれぞれ独立して炭素数1〜6
    のアルキル基、炭素数2〜7のアルコキシアルキル基を
    表わし、R6 及びR7 はそれぞれ独立して水素原子、炭
    素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のアルコキシ基
    又はハロゲン原子を表わし、R8 は少なくとも一つの水
    素原子がフッ素原子に置換されている炭素数1〜6のア
    ルキル基を表わし、Xは水素原子又はカチオンを表わ
    し、nは1〜3の整数である。)
  6. 【請求項6】 基板上にレーザーによる情報の書き込み
    及び/又は読み取りが可能な記録層が設けられた光学記
    録媒体において、該記録層が前記一般式〔I〕で示され
    るアゾ系化合物と金属とのアゾ金属キレート化合物を含
    有することを特徴とする光学記録媒体。
  7. 【請求項7】 アゾ系化合物が、前記一般式〔II〕で示
    される化合物である請求項6記載の光学記録媒体。
  8. 【請求項8】 アゾ系化合物が、前記一般式〔III 〕で
    示される化合物である請求項6記載の光学記録媒体。
  9. 【請求項9】 アゾ系化合物が、前記一般式〔IV〕で示
    される化合物である請求項6記載の光学記録媒体。
  10. 【請求項10】 アゾ系化合物が、前記一般式〔V〕で
    示される化合物である請求項6記載の光学記録媒体。
  11. 【請求項11】 金属が遷移元素であることを特徴とす
    る請求項6〜10のいずれか1項に記載の光学記録媒
    体。
  12. 【請求項12】 記録層上に金属の反射層及び保護層を
    設けることを特徴とする請求項6〜10のいずれか1項
    に記載の光学記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0755052A2 (en) 1995-07-20 1997-01-22 Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated Optical recording medium
JP2005200335A (ja) * 2004-01-15 2005-07-28 Fuji Photo Film Co Ltd ジアゾニウム塩及び記録材料

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