JPH0664637A - ロールラベラ - Google Patents

ロールラベラ

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JPH0664637A
JPH0664637A JP23421592A JP23421592A JPH0664637A JP H0664637 A JPH0664637 A JP H0664637A JP 23421592 A JP23421592 A JP 23421592A JP 23421592 A JP23421592 A JP 23421592A JP H0664637 A JPH0664637 A JP H0664637A
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label
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roll
rotary
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JP23421592A
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Toshiaki Naka
俊明 中
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Shibuya Corp
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Shibuya Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表面に糊が塗布されたピッカによってラベル
を接着保持することによりそのラベルに糊付けを行うタ
イプのロールラベラにおいて、ラベルの全面にくまなく
糊付けできるようにする。 【構成】 ロールラベルを切断し保持搬送するロータリ
カッタ32と、表面に糊が塗布されたピッカ12aによ
ってラベルLを受取ってこのラベルに糊を付着させるピ
ッカドラム12との間に、ラベルの受渡しを行うデリバ
リローラ10を設ける。ピッカの表面の長さAを、ラベ
ルの長さBと等しいか、またはやや長くする。そして、
デリバリローラのラベル保持面の長さCをラベルの長さ
よりも短かくする。 【効果】 ピッカに塗布された糊は、ラベルの全面に付
着するとともに、デリバリローラのラベル保持面には付
着しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラベラ(ラベル貼付機)
に係り、特に、ロール状に巻かれた帯状のラベル素材を
一枚づつ切断して容器等の物品に貼付けるロールラベラ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロールラベラは、一般に、ロールラベル
(ロール状に巻かれた帯状のラベル素材)をカッタで一
枚づつ切断した後、このラベルをデリバリローラ(回転
搬送手段)を介してバキュームドラム(ラベル貼着手
段)に引き渡し、このバキュームドラム上で、ガミング
ローラ(糊付け手段)によってラベルの裏面に糊付けを
行い、その後、ロータリテーブル等の搬送手段によって
搬送されてきた容器等の物品の外面にそのラベルを貼付
けるようになっている。
【0003】上記構成に係る従来のロールラベラでは、
バキュームドラム上でバキュームによって吸着されてい
るラベルに糊を塗布するため、ガミングローラの糊の粘
着力によってラベルがバキュームドラムから剥がされて
しまうおそれがあるので、ラベルを押えるためのフォー
クを設けている。このフォークは糊付けされたラベルの
裏面を押えるので、糊が付着し次第に堆積してしまう。
その結果、ラベルが傾く等の搬送上の不具合を生じる場
合があり、定期的にフォークの交換、洗浄等を行わなけ
ればならないという問題があった。
【0004】また、表面に糊が塗布されたピッカ(ラベ
ル保持体)によってラベルを接着保持することにより、
このラベルの裏面に糊付けを行うピッカドラム(糊付け
搬送手段)を、上記カッタとラベルを受取って貼付けを
行うグリッパドラムとの間に設け、このピッカドラムに
よって糊付けしたラベルをグリッパドラムに引渡してロ
ータリテーブル上の容器に貼付けるようにしたロールラ
ベラが既に知られている(特表平2−504132)。
【0005】上記公報に記載のラベラ(ラベリング装
置)は、ブレードシリンダ(カッタ)3が切断したラベ
ルをそのままバキュームによって保持搬送し、このラベ
ルをパレットロータ6(上記ピッカドラムに相当)の接
着剤が塗布されている粘着パレット13で受取り、さら
に、転送シリンダ7(上記グリッパドラムに相当)に引
渡して瓶等の容器に貼付するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記ラベラは、ブレー
ドシリンダ3の刃がそのシリンダの外周面よりも僅かに
外方へ突出しており、この刃とパレットロータ6との干
渉を避けるため、粘着パレット13の回転方向の長さ
を、ラベルの長さよりも若干短かくしている。そのた
め、ラベルの全面に糊が付着せず、容器に貼付けた後、
糊の付いていない部分から剥がれてしまう等の問題があ
った。
【0007】本発明は、上記欠点を除くためになされた
もので、ラベルに糊付けをする際にこのラベルを押える
ためのフォークを必要とせず、しかも、ラベルの裏面全
体に糊を塗布することができるロールラベラを提供する
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るロールラベ
ラは、帯状に連続したラベル素材をロール状に巻いたロ
ールラベルを、一枚づつのラベルに切断するとともに、
この切断したラベルをそのまま保持して搬送し、次の回
転搬送手段に引渡すカッタ(切断手段)と、外面にラベ
ル保持面を有し各保持面にラベルを受取り保持して搬送
する回転搬送手段と、表面に接着剤が塗布されたラベル
保持体によって上記ラベルを回転搬送手段から受取って
ラベルの裏面に接着剤を付着させる糊付け搬送手段と、
この糊付け搬送手段からラベルを受取って、ロータリテ
ーブル等の搬送手段によって搬送されてきた容器等の物
品に貼付ける貼着手段とを備えており、しかも、上記糊
付け搬送手段のラベル保持体の長さを、ラベルの長さと
等しいかやや長くし、また、回転搬送手段のラベル保持
面の長さをラベルの長さよりも短かくしたものである。
【0009】
【作用】上記構成のラベラでは、カッタによって切断さ
れたラベルを受取る回転搬送手段のラベル保持面は、ラ
ベルの長さよりも短かいので、カッタの歯先と干渉する
おそれがなく、また、このラベル保持面からラベルを受
取る糊付け搬送手段のラベル保持体はラベルの長さと等
しいかそれよりも長いので、ラベル保持体の表面全体に
接着剤を塗布しておけば、ラベルの裏面全域に接着剤を
付着させることができる。
【0010】
【実施例】以下、図示実施例により本発明を説明する。
図1は本発明の一実施例に係るロールラベラを簡略化し
て示す平面図である。帯状に連続したラベル素材をロー
ル状に巻いたロールラベルは、ロールスタンド2上にセ
ットされている。このロールラベルは、多数のガイドロ
ーラ4間に掛回され、フィードローラ6によってカッタ
部8に送られる。カッタ部8において切断されたラベル
は、バキュームが内蔵されたデリバリローラ10によっ
て吸着移送され、ピッカドラム12に引渡される。ピッ
カドラム12はその表面にガミングローラ14によって
糊(接着剤)が塗布され、受取ったラベルの裏面にその
糊を付着させる。さらにラベルは、容器等の物品へ貼付
けるグリッパドラム16へ引渡される。
【0011】一方、容器等の物品は、コンベア18によ
って搬送され、タイミングスクリュー20で所定の間隔
に位置決めされ、入口スターホイール22を介してロー
タリテーブル上に供給される。容器はこのロータリテー
ブル24上で上記グリッパドラムによってラベルが貼付
けられる。その後、図示しないワイピングローラ等によ
って撫で付けられて完全に接着された後、出口スターホ
イール26を介して上記コンベア18上に排出され、次
の工程へ送られる。
【0012】次に、上記ロールスタンド2からフィード
ローラ6までのラベル供給部について説明する。この実
施例では、2台のロールスタンド2を備えており、図示
しないセンサによって一方のロールラベルの残量が少な
くなったことを検出すると、所定位置でこのロールラベ
ルを停止させ、あらかじめセットしてある予備のロール
ラベルの先端と接続する。この間、本機は、アキューム
装置28に貯留されているロールラベルを消費しながら
運転を続ける。各ガイドローラ4に沿ってフィードロー
ラ6に送られた帯状のラベルLは、このフィードローラ
6とプレッシャローラ30との間に挾持されてカッタ部
8に送り込まれる。フィードローラ6によるラベルLの
送り量は図示しないコントローラによって制御されてお
り、常に所定の位置で切断されるようになっている。
【0013】カッタ部8は、対称の位置に2枚の刃32
aをもったロータリカッタ32と、このロータリカッタ
32に向い合う1枚の刃34aを有する固定カッタ34
とを備えている。ロータリカッタ32はバキューム機構
を内蔵しており、両カッタ32,34の刃32a,34
aによって所定の長さに切断されたラベルは、そのまま
ロータリカッタ32に吸着され、回転搬送されて次のデ
リバリローラ10に引渡される。
【0014】デリバリローラ10は、その外周面上に僅
かに突出した複数のラベル保持面10aを有しており、
内蔵されたバキューム機構によって各ラベル保持面10
a上にラベルを1枚づつ吸着保持する。このラベル保持
面10aは、後に詳細に説明するように、円周方向の長
さがラベルの長さよりも若干短かくなっている。ラベル
保持面10a上に吸着されて回転搬送されたラベルは、
次のピッカドラム12に引渡される。
【0015】ピッカドラム12は複数個(本実施例では
4個)のピッカ(ラベル保持体)12aが円周方向等間
隔に設けられている。このピッカドラム12の側部に
は、各ピッカ12aの表面に糊を塗布するガミングロー
ラ14が配設されており、回転するピッカ12aの表面
に接触して糊を塗布する。糊が塗布されたピッカ12a
は、回転しつつ上記デリバリローラ10のラベル保持面
10aに吸着されているラベルに接触する。この時点で
デリバリローラ10のバキュームが解放され、ラベルは
ピッカ12aに接着されて受渡される。
【0016】上記ピッカ12aの表面(ラベルを接着す
る面)の長さは、ラベルの長さと等しいかあるいはラベ
ルの長さよりもやや長くなっている。従って、ラベルの
長さBと、上記デリバリローラ10のラベル保持面10
aの長さCおよびピッカドラム12のピッカ12aの表
面の長さAの関係は、以下の条件を満たしている。 A≧B>C …(1)式
【0017】図2は、上記関係を説明するために、ピッ
カ12a、ラベルLおよびデリバリローラ10のラベル
保持面10aを直線にして比較したもので、このような
関係にしたことにより、ピッカ12aがラベルLに接着
してデリバリローラ10から受取る場合に、ピッカ12
aの表面に塗布されている糊がラベルLの全面にまんべ
んなく付着するとともに、このピッカ12a表面の糊
が、それまでラベルLを保持していたデリバリローラ1
0のラベル保持面10a側に付着してしまうことがな
い。
【0018】ピッカ12aが、糊が塗布されている表面
にラベルLを接着保持することにより、その糊をラベル
Lの裏面に付着させる。次にこのラベルLは、グリッパ
ドラム16に渡される。このグリッパドラム16は、そ
の詳細な構成は図示しないが、外面に揺動可能な爪が設
けられており、この爪の先端をピッカ12aに接着され
ているラベルLの裏側に挿入してピッカ12aから剥が
し、このラベルLをそのまま自らの外周面上に保持して
ロータリテーブル24の方向へ回転搬送し、ラベリング
ポジションPおいてロータリテーブル24上の容器36
に貼付ける。なお、容器36へのラベルLの貼付けを行
うグリッパドラム(ラベル貼付手段)16は、上述のよ
うに爪式のものに限らずバキュームタイプのラベル貼付
手段を用いることもできる。
【0019】グリッパドラム16によってラベルLが貼
付けられた容器36は、ロータリテーブル24上を搬送
される間に、ワイピング装置(図示せず)によって撫で
つけられてラベルLが完全に接着されたのち、出口スタ
ーホイール26を介してコンベア18上に排出され図1
の左方へ搬送される。
【0020】上記実施例に係るロータリラベラは、ロー
ルラベルを切断し回転搬送するロータリカッタ32と、
切断されたラベルを糊が塗布されたピッカ12aによっ
て受取るピッカドラム12との間に、別のデリバリロー
ラ10を設け、しかも、ラベルLの長さと、ピッカ12
aおよびデリバリローラ10のラベル保持部10aの長
さを上記(1)式の関係にしたので、バキュームドラム
上で糊付けを行うタイプのようにフォークを設ける必要
がないため、フォークに糊が付着し堆積することが原因
で起こるラベルの傾きや搬送上の不都合が生ずるおそれ
がなく、しかも、ピッカ12を用いて糊付けを行う構成
であっても、ラベルLの全面にくまなく糊を付着させる
ことができる。なお、ロータリカッタ32、デリバリロ
ーラ10、ピッカドラム12、グリッパドラム16およ
びロータリテーブル24等は同期して回転しており、ラ
ベルは各部材の所定の位置に確実に受渡されるようにな
っている。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ロ
ールラベルを切断する切断手段と、糊が塗布されたラベ
ル保持体にラベルを接着保持することによってこのラベ
ルの裏面に糊を付着させる糊付け搬送手段との間に、別
の回転搬送手段を設けるとともに、ラベル保持体、回転
搬送手段のラベル保持面およびラベルの長さを所定の関
係にしたことにより、ラベルの裏面全体に糊を付着させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るロータリラベラを簡略
化して示す平面図である。
【図2】上記ロールラベラにおけるラベルの長さと、こ
のラベルを保持するピッカ(ラベル保持体)等との長さ
を比較するために、これらを直線状にして示す説明図で
ある。
【符号の説明】
10 回転搬送手段(デリバリローラ) 10a 回転搬送手段のラベル保持面 12 糊付け搬送手段(ピッカドラム) 12a ラベル保持体(ピッカ) 16 貼着手段(グリッパドラム) 32 切断手段(ロータリカッタ) 36 容器 A 糊付け搬送手段のラベル保持体の長さ B ラベルの長さ C 回転搬送手段のラベル保持面の長さ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状に巻いたラベルを1枚づつ所定
    の長さに切断する切断手段と、この切断手段によって切
    断されたラベルを、接着剤が塗布されたラベル保持体に
    よって受取りこのラベルの裏面に接着剤を付着させる糊
    付け搬送手段と、この糊付け搬送手段からラベルを受け
    取って容器等の物品に貼付ける貼着手段とを備えたロー
    ルラベラにおいて、上記切断手段と糊付け搬送手段との
    間に、外面にラベル保持面を有する回転搬送手段を設
    け、かつ、ラベルの長さ、糊付け搬送手段のラベル保持
    体の長さ、および回転搬送手段のラベル保持面の長さを
    以下の関係にしたことを特徴とするロールラベラ。 A≧B>C 但し、A:糊付け搬送手段のラベル保
    持体の長さ B:ラベルの長さ C:回転搬送手段のラベル保持面の長さ
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10101048A (ja) * 1996-09-25 1998-04-21 Nambu Electric Co Ltd 鶏卵等のラベル印字貼付装置
US6552817B1 (en) 1998-08-14 2003-04-22 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
DE102012216771A1 (de) * 2012-09-19 2014-03-20 Krones Ag Etikettieraggregat zum Etikettieren von Behältnissen mit Etiketten
JP2018177344A (ja) * 2017-04-19 2018-11-15 シブヤマシナリー株式会社 ラベラ
WO2021235556A1 (ja) 2020-05-22 2021-11-25 王子ホールディングス株式会社 印刷物、印刷物の製造方法、およびレーザー印刷用印刷媒体
WO2023095750A1 (ja) 2021-11-24 2023-06-01 王子ホールディングス株式会社 紫外線レーザー印刷用媒体、印刷物、および加工品

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