JPH0664236A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH0664236A
JPH0664236A JP23776092A JP23776092A JPH0664236A JP H0664236 A JPH0664236 A JP H0664236A JP 23776092 A JP23776092 A JP 23776092A JP 23776092 A JP23776092 A JP 23776092A JP H0664236 A JPH0664236 A JP H0664236A
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JP
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bitmap
memory
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recording
image
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JP23776092A
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Toyohiro Takahashi
豊宏 高橋
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速なビットマップ展開をを行ない、効率的
な記録を可能としたシリアル型の記録装置を提供する。 【構成】 1ページの画像を、記録する複数の帯状領域
毎に分け、帯状領域毎にビットマップ展開を行ない、該
帯状領域に割り当てられたビットマップメモリに格納す
る。帯状領域とにまたがった文字は、ビットマップ
メモリ32と33に、それぞれの部分毎にビットマップ
展開されて格納される。帯状領域のビットマップ展開
時には、帯状領域の展開時に展開された文字は、改め
てビットマップ展開する必要がない。各帯状領域のビッ
トマップ展開が終了する毎に記録される。ビットマップ
メモリは繰り返し用いられ、交代バッファの機能を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力された文字コード
等の画像データに基づき、ビットマップ展開を行なっ
て、記録を行なう記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、一般的に用いられている記録
装置として、シリアルプリンタがある。この種の記録装
置では、所定幅を有する記録ヘッドを、所定方向に移動
させながら、被記録媒体に、例えば1行分など、帯状領
域ごとに記録し、1つの帯状領域の記録が終了すると、
被記録媒体を記録を行なった方向と所定の関係をなす方
向に所定量、例えば、帯状領域の幅の分だけ搬送し、こ
のような記録動作を繰り返し行なって、1ページ内の記
録すべき画像データが終了すると、被記録媒体が排出さ
れる。このような技術が、特開平2−3398号公報な
どに記載されている。このような方式の記録装置では、
通常1行分の帯状領域に対応したビットマップメモリを
有し、例えば、ホストコンピュータから入力される文字
コード等をビットマップイメージに展開し、ビットマッ
プメモリに格納した後に、記録を行なっている。
【0003】現在、DTP(Desk Top Pub
lishing)などに対応した記録装置が要求されて
おり、記録する文字も、種類,大きさ,記録位置などが
細かく指定できるなど、多くの機能を有するに至ってい
る。このような多様な文字を記録する場合、文字をビッ
トマップイメージに展開したときに、1つの帯状領域に
入りきれなかったり、ある文字は次の帯状領域にまたが
って展開される場合が発生する。従来、このような場合
には、記録しようとする帯状領域に展開が可能な部分の
み、ビットマップイメージを帯状領域に対応したビット
マップメモリに格納し、記録終了後、残りの部分を含め
て、新たに次の帯状領域のビットマップイメージの展開
を行ない、ビットマップメモリに格納して、記録を行な
っていた。そのため、次の帯状領域にまたがって展開さ
れる文字に関しては、複数回のビットマップイメージへ
の展開を行なう必要があるとともに、帯状領域の境界に
おける処理、例えば、記録すべき部分だけ切り出す処理
等に時間を要し、さらに、今回の記録で、どの位置まで
記録したのかを記憶しておき、次回の記録の際に反映さ
せる必要がある。上述のような多様化した記録を行なう
場合、ビットマップイメージへの展開には、特に処理時
間を要する。そのため、1つの帯状領域に対応したビッ
トマップメモリだけでは、ビットマップメモリを読み出
して記録を行ない、記録の終了後、再びビットマップメ
モリを読み出すまでに待ちが発生する場合もある。この
問題を解決するため、複数の帯状の記録領域に対応した
ビットマップメモリを有し、交代で読み出し書き込みを
行なう、いわゆる交代バッファを応用することが考えら
れる。しかし、記録装置の高速化という要求からみる
と、ビットマップ展開に長時間を要することから、単に
交代バッファを用いただけでは十分でなく、より以上の
高速化が望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、高速なビットマップ展開を
を行ない、効率的な記録を可能としたシリアル型の記録
装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力された文
字コード等の画像データに基づき記録を行なうシリアル
型の記録装置において、帯状の記録領域に対応したビッ
トマップイメージを格納する複数のビットマップメモリ
と、入力された画像データに基づき上記帯状の記録領域
毎にビットマップメモリにビットマップイメージとして
展開するビットマップ展開手段を有し、ビットマップ展
開を行なう際に、展開を行なうビットマップイメージが
隣接する帯状の記録領域にまたがっている場合には、該
隣接する帯状の記録領域に対応するビットマップメモリ
にも展開したビットマップイメージを格納することを特
徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、複数のビットマップメモリを
有し、ビットマップ展開手段によりビットマップ展開を
行なう際に、展開を行なうビットマップイメージが隣接
する帯状の記録領域にまたがっている場合には、該隣接
する帯状の記録領域に対応するビットマップメモリにも
展開したビットマップイメージを格納することにより、
文字などが2つの帯状の記録領域にまたがる場合でも、
1回のビットマップ展開のみにより、展開を終了するこ
とができ、ビットマップ展開時における処理時間の遅延
を回避することができる。さらに、帯状領域の境界にお
ける情報を記憶しておく必要もなくなり、帯状領域間で
画像データが分断されることによる状態管理および処理
の煩雑さを解消することができる。
【0007】また、ビットマップメモリを3個以上用い
ることにより、ビットマップ展開の終了したビットマッ
プメモリから、記録を行ない、隣接した帯状領域に対応
するビットマップメモリと、さらにその隣の帯状領域に
対応するビットマップメモリへのビットマップ展開を開
始するように構成することにより、交代バッファの機能
を合わせて利用することができる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明が適用されるシリアル型の記
録装置の概略構成図である。図中、1はパルスモータ、
2はタイミングベルト、3はヘッドキャリッジ、4はガ
イド、5は紙送りモータ、6は記録用紙である。ヘッド
キャリッジ3には、記録用紙6に記録を行なうための図
示しない記録ヘッドが搭載されている。また、ヘッドキ
ャリッジ3は、パルスモータ1により、タイミングベル
ト2を介して駆動され、ガイド4に沿って移動し、所定
幅の帯状領域の記録を行なう。また、記録用紙6は、紙
送りモータ5によって駆動され、ヘッドキャリッジ3の
駆動される方向に対して、ほぼ直角方向に搬送される。
記録用紙6の搬送は、帯状領域の記録が終わり、記録ヘ
ッドによる記録が行なわれていないときに行なわれ、例
えば帯状領域の幅や、空白領域の分だけ、あるいはホス
トコンピュータからの指示に従った量だけ、搬送が行な
われる。記録用紙6を搬送する代わりに、ヘッドキャリ
ッジ3を帯状領域の記録を行なう方向とほぼ直角方向に
移動させるように構成することもできる。
【0009】図2は、本発明の記録装置の一実施例の構
成を示すブロック図である。図中、11はホストコンピ
ュータ、12は記録装置、13は入力処理部、14は入
力バッファメモリ、15はデータ解析部、16はページ
フォーマットメモリ、17はビットマップ処理部、18
は文字パターンメモリ、19はビットマップメモリ、2
0はプリンタ制御部、21はプリンタ部である。
【0010】ホストコンピュータ11は、記録装置12
に対し、文字コード等の画像データを送出する。ホスト
コンピュータ11から送出される画像データには、文字
コードの他、記録フォーマットに関する情報や、各文字
を記録すべき位置や大きさに関する情報等が含まれてい
てもよい。記録装置12は、ホストコンピュータ11か
ら送られてくる画像データを受け取り、記録を行なう。
また、記録装置12は、入力処理部13,入力バッファ
メモリ14,データ解析部15,ページフォーマットメ
モリ16,ビットマップ処理部17,文字パターンメモ
リ18,ビットマップメモリ19,プリンタ制御部2
0,およびプリンタ部21等を有している。
【0011】入力処理部13は、ホストコンピュータ1
1とのデータのやりとりを行ない、ホストコンピュータ
11から送られてくる画像データを受け付けて、入力バ
ッファメモリ14に順次格納する。入力バッファメモリ
14は、ホストコンピュータ11より送出された画像デ
ータを順次格納するバッファである。データ解析部15
は、入力バッファメモリ14より画像データを順次取り
出し、解析を行ない、画像データをページ単位にフォー
マットし、ページフォーマットメモリ16に格納する。
ページフォーマットメモリ16は、ページ単位にフォー
マットされた画像データを格納するバッファメモリであ
る。ビットマップ処理部17は、ページ単位にフォーマ
ットされた画像データを、文字パターンメモリ18を用
いながら帯状領域ごとにビットマップイメージへ展開
し、帯状領域に対応したビットマップメモリ19へ格納
する。文字パターンメモリ18は、文字コードに1対1
に対応させた文字パターンを格納するメモリである。ド
ットマトリクス形式の文字パターンの他、アウトライン
フォントなど、種々の形式で格納しておくことができ
る。また、各文字パターンに対応して、ベースラインの
位置や、大きさなどの情報をも取り扱うように構成する
こともできる。ビットマップメモリ19は、ビットマッ
プ処理部17において、帯状領域ごとにビットマップ展
開されたビットマップイメージを格納するようにした複
数のビットマップメモリである。各ビットマップメモリ
19は、プリンタ部21において記録される帯状領域に
対応した容量を有し、また、ビットマップ展開時には帯
状領域と対応付けて用いられ、対応付けられた帯状領域
への記録が終わると、別の帯状領域と対応付けられて使
用される。プリンタ制御部20は、ビットマップメモリ
19に格納されたビットマップイメージを取り出し、印
字データとしてプリンタ部21内の記録ヘッドに転送す
るとともに、ヘッドキャリッジおよび記録媒体等を駆動
制御する。プリンタ部21は、実際に記録を行なうため
のヘッドドライバやモータードライバ等で構成されてい
る。
【0012】図2の記録装置の動作を説明する。ホスト
コンピュータ11から送られてくる文字コード等の画像
データは、入力処理部13で受け付けられ、入力バッフ
ァメモリ14に格納される。入力バッファメモリ14に
格納された画像データは、データ解析部15により順次
読み出され、解析が行なわれる。このデータ解析部15
において行なわれる解析としては、例えば、画像データ
中のフォーマットに関する指定情報や、文字を記録すべ
き位置および大きさに関する指定情報に従って、記録す
べき順序を決定する処理を含むことができる。この解析
の結果に基づき、画像データの並べ替えなどを行なっ
て、ページ単位にフォーマットし、ページフォーマット
メモリ16に格納する。ページフォーマットメモリ16
に格納された画像データは、ビットマップ処理部17に
おいて順次読み取られ、文字パターンメモリ18に格納
されている文字情報を用いて、ビットマップイメージへ
の展開が行なわれる。このとき、ビットマップ処理部1
7では、プリンタ部21において記録される帯状領域ご
とにビットマップ展開を行ない、展開したビットマップ
イメージを、帯状領域に割り当てられたビットマップメ
モリ19へ格納する。その際、帯状領域をまたいで展開
されるビットマップイメージについての処理も行なう。
その詳細は後述する。ビットマップメモリ19に展開さ
れたビットマップイメージは、プリンタ制御部20にお
いて読み出され、プリンタ部21を駆動して実際の記録
が行なわれる。
【0013】図3は、本発明の記録装置の一実施例にお
けるビットマップイメージへの展開方法の説明図であ
る。図中、31,32,33はビットマップメモリであ
る。ここでは、(A)に示すように、一例として、ビッ
トマップメモリの数が3つの場合について説明する。ま
た、記録する画像は、(B)に示すような画像であり、
1ページの画像を〜までの帯状領域に分割して記録
するものとする。分割する帯状領域は、記録装置のヘッ
ドの記録幅などに基づいて決定される。また、記録され
る画像が1ページのうちの一部であってもよいことは当
然である。
【0014】記録処理が開始される時には、ビットマッ
プメモリ31,32,33は、使用可能状態、すなわ
ち、ビットマップ処理部17から書き込み可能な状態に
あるものとする。まず、3つのビットマップメモリが、
帯状領域に割り当てられる。例えば、図3(C)に示す
ように、ビットマップメモリ31が帯状領域に割り当
てられ、ビットマップメモリ32が帯状領域に割り当
てられ、さらに、ビットマップメモリ33が帯状領域
に割り当てられる。ビットマップメモリが帯状領域に割
り当てられた時に、メモリのクリアなどの予備処理がな
される。ビットマップ処理部17は、ページフォーマッ
トメモリ16から帯状領域に記録すべき画像データを
読み出し、文字パターンメモリ18に格納されている文
字情報を基にして、ビットマップイメージへ展開し、ビ
ットマップメモリ31に格納する。帯状領域に記録さ
れる画像データは、帯状領域をまたぐことはないので、
ビットマップメモリ31のみを用いてビットイメージへ
の展開がなされる。帯状領域へのビットマップ展開が
終了すると、プリンタ制御部20がビットマップメモリ
31の読み出しを開始し、ビットマップイメージをプリ
ンタ部21に送り、帯状領域の記録を行なう。帯状領
域の記録が終了すると、ビットマップメモリ31は、
図3(D)に示すように、帯状領域に割り当てられ
る。また、帯状領域へのビットマップ展開の終了とと
もに、ビットマップ処理部17は、帯状領域に記録す
べき画像データのビットマップ展開を開始する。そのた
め、帯状領域の記録と、帯状領域に記録すべき画像
データのビットマップ展開が並行して行なわれる。
【0015】帯状領域に記録される画像データのビッ
トマップ展開については、帯状領域内に収まる画像デ
ータは、ビットマップイメージに展開して、帯状領域
に割り当てられたビットマップメモリ32に格納する。
しかし、帯状領域は、帯状領域と帯状領域にまた
がって記録される画像データを含んでいる。このような
場合、帯状領域に含まれる部分が存在する文字に関し
ては、ビットマップ展開を行なう。そして、帯状領域
に含まれるビットマップイメージの部分をビットマップ
メモリ32に格納し、帯状領域に含まれる部分をビッ
トマップメモリ33に格納するように制御する。帯状領
域へのビットマップ展開が終了すると、ビットマップ
処理部17は、次の帯状領域に記録すべき画像データ
のビットマップ展開を開始する。また、プリンタ制御部
20によるビットマップメモリ31の読み出しおよび記
録がすでに終了している場合には、プリンタ制御部20
は、ビットマップメモリ32の読み出しを開始し、帯状
領域の記録を行なう。もし、ビットマップメモリ31
の読み出しおよび記録が完了していない場合には、ビッ
トマップメモリ31の読み出しおよび記録を完了した
後、ビットマップメモリ32の読み出しおよび記録を開
始する。
【0016】帯状領域に記録される画像データのビッ
トマップ展開を開始するときには、すでに帯状領域に
おけるビットマップ展開によって、帯状領域と帯状領
域にまたがって存在する画像データのうち、帯状領域
に含まれる部分のビットマップ展開は終了している。
そのため、改めてそれらの画像データに対してビットマ
ップ展開を行なう必要がない。帯状領域では、帯状領
域と帯状領域にまたがった画像データ以外の帯状領
域に記録される画像データのみについてビットマップ
展開を行ない、ビットマップイメージをビットマップメ
モリ33に格納する。図3(D)では、帯状領域と帯
状領域にまたがって存在する画像データはないので、
ビットマップメモリ33のみを用いてビットマップ展開
の処理が行なわれる。
【0017】帯状領域へのビットマップ展開が終了す
ると、ビットマップ処理部17は、帯状領域に記録す
べき画像データのビットマップイメージへの展開を開始
する。しかし、帯状領域に割り当てられるビットマッ
プメモリ31は、帯状領域の記録の際に使用されてい
る。そのため、帯状領域に対応するビットマップイメ
ージの記録が終了し、図3(D)や図3(E)に示すよ
うに、ビットマップメモリ31が帯状領域に割り当て
られている状態にならないと利用することはできない。
すでにビットマップメモリ31が利用可能な状態になっ
ている場合には、引き続き帯状領域に記録すべき画像
データのビットマップイメージへの展開を開始するが、
まだプリンタ制御部20において読み出し中の場合に
は、記録が終了するまで展開を停止し、ビットマップメ
モリ31が利用可能となってから、ビットマップイメー
ジへの展開を開始する。帯状領域における画像データ
のビットマップイメージへの展開は、帯状領域におけ
る展開動作と同様である。帯状領域のビットマップ展
開が終了すると、ビットマップ処理部17は、帯状領域
のビットマップ展開を開始する。
【0018】帯状領域には、ビットマップメモリ32
が割り当てられる。帯状領域の場合と同様に、ビット
マップ展開を行なうためには、ビットマップメモリ32
が帯状領域に割り当てられて利用可能な状態になって
いる必要がある。帯状領域では、帯状領域と帯状領
域にまたがって展開される画像データが存在するの
で、上述の帯状領域の場合と同様に、帯状領域にも
ビットマップイメージを展開することになる。そのた
め、ビットマップメモリ32とともに、帯状領域に割
り当てられたビットマップメモリ33も利用可能な状態
になっている必要がある。帯状領域と帯状領域にま
たがった画像データのビットマップイメージへの展開
は、ビットマップメモリ32とともに、ビットマップメ
モリ33の利用可能を確認した後に行なわれる。ビット
マップイメージへの展開は、帯状領域の場合と同様で
ある。帯状領域のビットマップ展開が終了した後、帯
状領域のビットマップ展開を行なう。帯状領域にお
けるビットマップ展開は、帯状領域の場合と同様に行
なわれる。帯状領域のビットマップ展開が終了する
と、1ページのビットマップ展開が終了する。
【0019】上述のように、3つのビットマップメモリ
31,32,33は、それぞれ繰り返して使用される。
すなわち、図3(C)のように、帯状領域,,に
それぞれビットマップメモリ31,32,33が割り当
てられ、帯状領域の記録が終了すると、ビットマップ
メモリ31は、図3(C)に示すように、帯状領域の
ビットマップ展開用として割り当てられる。同様に、帯
状領域のビットマップ展開が終了し、記録が終了する
と、ビットマップメモリ32は、図3(D)に示すよう
に、帯状領域のビットマップ展開用として割り当てら
れることになる。ビットマップメモリ33についても同
様である。
【0020】また、プリンタ制御部20が読み出すビッ
トマップメモリも、順次切り替えられて使用される。す
なわち、帯状領域のビットマップメモリ31へのビッ
トマップ展開が終了すると、ビットマップメモリ31の
読み出しを開始する。ビットマップメモリ31の読み出
しおよび記録が終了すると、ビットマップメモリ32へ
のビットマップ展開が終了しているか否かを判断し、終
了していればビットマップメモリ32の読み出しを開始
し、ビットマップ展開が終了していなければ、終了する
まで待ち、ビットマップ展開終了後に読み出しを開始す
る。ビットマップメモリ32の読み出しおよび記録の終
了後、ビットマップメモリ33に対する処理を行ない、
その後はビットマップメモリ31に戻り、同様な処理を
繰り返すことになる。
【0021】ここで、ビットマップ処理部17と、プリ
ンタ制御部20とは、同じビットマップメモリをアクセ
スしないので、上述のような3つのビットマップメモリ
を用いる場合、1つはプリンタ制御部20が読み出しお
よび記録を行ない、他の2つのビットマップメモリを用
いてビットマップ展開を行なうことができる。このよう
に、ビットマップ展開と記録動作を並行して行なうこと
ができる。また、2つのビットマップメモリを用いてい
るので、隣接した帯状領域にまたがった画像データも、
1回のビットマップ展開のみで記録を行なうことができ
る。
【0022】上述の説明では、ビットマップメモリを3
つとしたが、もっと多くのビットマップメモリを用いて
構成してもよい。例えば、4つのビットマップメモリを
用いた場合には、3つの帯状領域にまたがる画像データ
であっても、1回のビットマップ展開でよい。このよう
に、ビットマップメモリの個数の増加に従って、大きな
文字でも展開できるようになるが、反面、メモリの容量
が増大し、コストアップにつながるので、これらのこと
を考慮して設計すればよい。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、展開を行なう画像データが、隣接する帯状領
域にまたがっている場合でも、1回のビットマップ展開
のみにより、展開を終了することができ、ビットマップ
展開時における処理時間の遅延を回避することができ
る。さらに、帯状領域の境界における情報を記憶してお
く必要もなくなり、帯状領域間で画像データが分断され
ることによる状態管理および処理の煩雑さを解消するこ
とができる。また、複数のビットマップメモリを繰り返
し用い、交代バッファの機能を合わせて利用することが
できる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用されるシリアル型の記録装置の
概略構成図である。
【図2】 本発明の記録装置の一実施例の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】 本発明の記録装置の一実施例におけるビット
マップイメージへの展開方法の説明図である。
【符号の説明】
1 パルスモータ、2 タイミングベルト、3 ヘッド
キャリッジ、4 ガイド、5 紙送りモータ、6 記録
用紙、11 ホストコンピュータ、12 記録装置、1
3 入力処理部、14 入力バッファメモリ、15 デ
ータ解析部、16 ページフォーマットメモリ、17
ビットマップ処理部、18 文字パターンメモリ、19
ビットマップメモリ、20 プリンタ制御部、21
プリンタ部、31,32,33 ビットマップメモリ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された文字コード等の画像データに
    基づき記録を行なうシリアル型の記録装置において、帯
    状の記録領域に対応したビットマップイメージを格納す
    る複数のビットマップメモリと、入力された画像データ
    に基づき上記帯状の記録領域毎にビットマップメモリに
    ビットマップイメージとして展開するビットマップ展開
    手段を有し、ビットマップ展開を行なう際に、展開を行
    なうビットマップイメージが隣接する帯状の記録領域に
    またがっている場合には、該隣接する帯状の記録領域に
    対応するビットマップメモリにも展開したビットマップ
    イメージを格納することを特徴とする記録装置。
JP23776092A 1992-08-13 1992-08-13 記録装置 Pending JPH0664236A (ja)

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JP23776092A JPH0664236A (ja) 1992-08-13 1992-08-13 記録装置

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JP23776092A JPH0664236A (ja) 1992-08-13 1992-08-13 記録装置

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ID=17020048

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