JPH0664225A - 電源出力補正法 - Google Patents
電源出力補正法Info
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- JPH0664225A JPH0664225A JP24273692A JP24273692A JPH0664225A JP H0664225 A JPH0664225 A JP H0664225A JP 24273692 A JP24273692 A JP 24273692A JP 24273692 A JP24273692 A JP 24273692A JP H0664225 A JPH0664225 A JP H0664225A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 回路実装時に簡易な処理を施すだけで出力電
流や出力電圧を補正できるようにし、小型で安価な電源
供給回路を得る。 【構成】 補正用トランジスタ3a〜3cの各ベースと
対応して接続されたパッド9a〜9cと、パッド9aか
ら9cとリード電極10a〜10cとを切断可能な状態
で接続するワイヤ11a〜11cとを備えている。これ
らのワイヤ11a〜11cを選択的に切断することによ
り、選択され切断されたワイヤに対応する補正用トラン
ジスタのON/OFF可能状態を切り換える。これによ
り選択された補正用トランジスタがONすると、メイン
出力用トランジスタ4による出力電流に加え補正電流が
流れ、出力電流が補正される。
流や出力電圧を補正できるようにし、小型で安価な電源
供給回路を得る。 【構成】 補正用トランジスタ3a〜3cの各ベースと
対応して接続されたパッド9a〜9cと、パッド9aか
ら9cとリード電極10a〜10cとを切断可能な状態
で接続するワイヤ11a〜11cとを備えている。これ
らのワイヤ11a〜11cを選択的に切断することによ
り、選択され切断されたワイヤに対応する補正用トラン
ジスタのON/OFF可能状態を切り換える。これによ
り選択された補正用トランジスタがONすると、メイン
出力用トランジスタ4による出力電流に加え補正電流が
流れ、出力電流が補正される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えばLEDプリンタ
のヘッド等の外部素子に適切な出力電流又は出力電圧を
与えるために出力電流又は出力電圧を補正して外部素子
に供給する電源供給回路の電源出力補正法に関するもの
である。
のヘッド等の外部素子に適切な出力電流又は出力電圧を
与えるために出力電流又は出力電圧を補正して外部素子
に供給する電源供給回路の電源出力補正法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の電源出力補正法による電源
供給回路の回路図である。この電源供給回路の出力はL
EDプリンタのヘッドに供給するものとして説明する。
図2において、1は電源ライン、2a,2b,2cは外
部補正データライン、3a,3b,3cは出力電流を補
正する補正用トランジスタ、4はメイン出力用トランジ
スタ、5は外部へ電流を出力するか否かを決定するため
の印字データライン、6は出力時間を定めるためのスト
ローブ信号ライン、7は出力電極である。
供給回路の回路図である。この電源供給回路の出力はL
EDプリンタのヘッドに供給するものとして説明する。
図2において、1は電源ライン、2a,2b,2cは外
部補正データライン、3a,3b,3cは出力電流を補
正する補正用トランジスタ、4はメイン出力用トランジ
スタ、5は外部へ電流を出力するか否かを決定するため
の印字データライン、6は出力時間を定めるためのスト
ローブ信号ライン、7は出力電極である。
【0003】次に動作について説明する。電源ライン1
より電源電圧が与えられ駆動回路状態にある本電源供給
回路に図示しない外部ROM等から補正データライン2
a,2b,2cを介して補正データが入力される。この
補正データにより補正用トランジスタ3a,3b,3c
のうちのどれをON可能状態にするかが決定する印字デ
ータが印字データライン5に与えられ、メイン出力用ト
ランジスタ4がON状態の場合はストローブ信号ライン
6からのストローブ信号により定められた時間だけ補正
用トランジスタ(補正用トランジスタ3a,3b,3c
のうちのON状態になったもの)からの電流も加えた出
力電流が出力電極7から外部の図示しないLEDプリン
タのヘッドに供給される。
より電源電圧が与えられ駆動回路状態にある本電源供給
回路に図示しない外部ROM等から補正データライン2
a,2b,2cを介して補正データが入力される。この
補正データにより補正用トランジスタ3a,3b,3c
のうちのどれをON可能状態にするかが決定する印字デ
ータが印字データライン5に与えられ、メイン出力用ト
ランジスタ4がON状態の場合はストローブ信号ライン
6からのストローブ信号により定められた時間だけ補正
用トランジスタ(補正用トランジスタ3a,3b,3c
のうちのON状態になったもの)からの電流も加えた出
力電流が出力電極7から外部の図示しないLEDプリン
タのヘッドに供給される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電源出力補正法
は以上のように構成されているので、補正データを保持
しておく専用ROMを電源供給回路基板に装着するか、
又は外部データ保持回路が必要であり、このため電源供
給回路の小型化及びコストダウンを図ることが難しいと
いう課題があった。
は以上のように構成されているので、補正データを保持
しておく専用ROMを電源供給回路基板に装着するか、
又は外部データ保持回路が必要であり、このため電源供
給回路の小型化及びコストダウンを図ることが難しいと
いう課題があった。
【0005】ところで、例えば特開平2−174414
号公報に示されるような半導体集積回路装置が知られて
いるが、この装置における電源出力補正法はトリミング
抵抗が設けられ、出力電流を補正する場合、レーザ光線
を選択されたトリミング抵抗に照射して、選択されたト
リミング抵抗を切断して出力電流を補正している。しか
しながら、このような電源出力補正法はレーザ光線発生
装置等が必要となり、処理も複雑でコストダウンを図る
のが難しいという課題がある。
号公報に示されるような半導体集積回路装置が知られて
いるが、この装置における電源出力補正法はトリミング
抵抗が設けられ、出力電流を補正する場合、レーザ光線
を選択されたトリミング抵抗に照射して、選択されたト
リミング抵抗を切断して出力電流を補正している。しか
しながら、このような電源出力補正法はレーザ光線発生
装置等が必要となり、処理も複雑でコストダウンを図る
のが難しいという課題がある。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、補正データを保持する専用ROM
や外部データ保持回路等を必要とせず、回路実装時に簡
易な処理を施すことにより出力電流や出力電圧の補正が
できる電源出力補正法を得ることを目的とする。
めになされたもので、補正データを保持する専用ROM
や外部データ保持回路等を必要とせず、回路実装時に簡
易な処理を施すことにより出力電流や出力電圧の補正が
できる電源出力補正法を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る電
源出力補正法は、複数個の補正用トランジスタ3a〜3
cの各制御端子(ベース)と対応して接続された複数個
のパッド9a〜9cと、これらのパッド9aから9cと
初期電位を与えるリード電極10とを切断可能な状態で
接続する複数個のワイヤ11a〜11cとを設け、これ
らのワイヤ11a〜11cを選択的に切断することによ
り、選択され切断されたワイヤに対応する補正用トラン
ジスタのON/OFF可能状態を切り換え、電源からの
出力電流又は出力電圧を補正し、外部素子に適切な出力
電流又は出力電圧を供給するものである。
源出力補正法は、複数個の補正用トランジスタ3a〜3
cの各制御端子(ベース)と対応して接続された複数個
のパッド9a〜9cと、これらのパッド9aから9cと
初期電位を与えるリード電極10とを切断可能な状態で
接続する複数個のワイヤ11a〜11cとを設け、これ
らのワイヤ11a〜11cを選択的に切断することによ
り、選択され切断されたワイヤに対応する補正用トラン
ジスタのON/OFF可能状態を切り換え、電源からの
出力電流又は出力電圧を補正し、外部素子に適切な出力
電流又は出力電圧を供給するものである。
【0008】請求項2の発明に係る電源出力補正法は、
複数個の補正用トランジスタの各制御端子と対応して接
続された複数個のパッドを設け、外部素子が必要とする
電流又は電圧を予め測定しておき、この電流又は電圧を
供給できるように上記複数個のパッドから該当パッドを
選択し、この該当パッドと初期電位を与えるリード電極
とをワイヤにより接続し、上記リード電極に接続された
パッドに対応するトランジスタのON/OFF可能状態
を切り換え、電源からの出力電流又は出力電圧を補正
し、外部素子に適切な出力電流又は出力電圧を供給する
ものである。
複数個の補正用トランジスタの各制御端子と対応して接
続された複数個のパッドを設け、外部素子が必要とする
電流又は電圧を予め測定しておき、この電流又は電圧を
供給できるように上記複数個のパッドから該当パッドを
選択し、この該当パッドと初期電位を与えるリード電極
とをワイヤにより接続し、上記リード電極に接続された
パッドに対応するトランジスタのON/OFF可能状態
を切り換え、電源からの出力電流又は出力電圧を補正
し、外部素子に適切な出力電流又は出力電圧を供給する
ものである。
【0009】請求項3の発明に係る電源出力補正法は、
複数個の補正用トランジスタの各制御端子と電源電位の
一方供給点(GND)との間に各切換スイッチを設け、
上記各切換スイッチを選択的に閉じることにより、選択
された切換スイッチに対応する補正用トランジスタのO
N/OFF可能状態を切り換え、電源からの出力電流又
は出力電圧を補正し、外部素子に適切な出力電流又は出
力電圧を供給するものである。
複数個の補正用トランジスタの各制御端子と電源電位の
一方供給点(GND)との間に各切換スイッチを設け、
上記各切換スイッチを選択的に閉じることにより、選択
された切換スイッチに対応する補正用トランジスタのO
N/OFF可能状態を切り換え、電源からの出力電流又
は出力電圧を補正し、外部素子に適切な出力電流又は出
力電圧を供給するものである。
【0010】
【作用】請求項1の発明においては、選択されたワイヤ
を切断すると、このワイヤに対応する補正用トランジス
タが例えばON状態になり、外部素子に適切な出力電流
を供給できるように電源からの出力電流を補正する。
を切断すると、このワイヤに対応する補正用トランジス
タが例えばON状態になり、外部素子に適切な出力電流
を供給できるように電源からの出力電流を補正する。
【0011】請求項2の発明においては、選択されたパ
ッドとリード電極をワイヤで接続すると、それ以外の接
続されていないパッドに対応する補正用トランジスタが
例えばON状態になり、外部素子に適切な出力電流を供
給できるように電源からの出力電流を補正する。
ッドとリード電極をワイヤで接続すると、それ以外の接
続されていないパッドに対応する補正用トランジスタが
例えばON状態になり、外部素子に適切な出力電流を供
給できるように電源からの出力電流を補正する。
【0012】請求項3の発明においては、選択された切
換スイッチを閉じると、それ以外の切換スイッチに対応
する補正用トランジスタが例えばON状態になり、外部
素子に適切な出力電流を供給できるように電源からの出
力電流を補正する。
換スイッチを閉じると、それ以外の切換スイッチに対応
する補正用トランジスタが例えばON状態になり、外部
素子に適切な出力電流を供給できるように電源からの出
力電流を補正する。
【0013】実施例1.(請求項1対応) 図1は請求項1の発明の電源出力補正法を採用した電源
供給回路の実施例1の回路図である。図1において、1
は電源ライン、3a,3b,3cは補正用トランジス
タ、4はメイン出力用トランジスタ、5は印字データラ
イン、6はストローブ信号ライン、7は出力電極、8
a,8b,8cは補正用トランジスタ3a,3b,3c
のベースにそれぞれ接続されたプルアップ抵抗、9a,
9b,9cは補正用トランジスタ3a,3b,3cのベ
ースを外部と接続するための補正用パッド、10a,1
0b,10cは図示しない基板上のリード電極、11
a,11b,11cは補正用パッド9a,9b,9cと
リード電極10a,10b,10cをそれぞれ接続する
補正用ワイヤである。
供給回路の実施例1の回路図である。図1において、1
は電源ライン、3a,3b,3cは補正用トランジス
タ、4はメイン出力用トランジスタ、5は印字データラ
イン、6はストローブ信号ライン、7は出力電極、8
a,8b,8cは補正用トランジスタ3a,3b,3c
のベースにそれぞれ接続されたプルアップ抵抗、9a,
9b,9cは補正用トランジスタ3a,3b,3cのベ
ースを外部と接続するための補正用パッド、10a,1
0b,10cは図示しない基板上のリード電極、11
a,11b,11cは補正用パッド9a,9b,9cと
リード電極10a,10b,10cをそれぞれ接続する
補正用ワイヤである。
【0014】この実施例1は、補正用トランジスタ3a
〜3cの各ベースと対応して接続された補正用パッド9
a〜9cと、これらの補正用パッド9a〜9cと初期電
位(この場合GNDレベル電位)を与えるリード電極1
0a〜10cとを切断可能な状態で接続する補正用ワイ
ヤ11a〜11cとを備え、これらの補正用ワイヤ11
a〜11cを選択的に切断することにより、選択され切
断された補正用ワイヤに対応する補正用トランジスタの
ON/OFF可能状態を切り換え、電源ライン1からの
出力電流を補正し、外部素子である図示しない例えばL
EDプリンタのヘッドに適切な出力電流を供給すること
を特徴とする。
〜3cの各ベースと対応して接続された補正用パッド9
a〜9cと、これらの補正用パッド9a〜9cと初期電
位(この場合GNDレベル電位)を与えるリード電極1
0a〜10cとを切断可能な状態で接続する補正用ワイ
ヤ11a〜11cとを備え、これらの補正用ワイヤ11
a〜11cを選択的に切断することにより、選択され切
断された補正用ワイヤに対応する補正用トランジスタの
ON/OFF可能状態を切り換え、電源ライン1からの
出力電流を補正し、外部素子である図示しない例えばL
EDプリンタのヘッドに適切な出力電流を供給すること
を特徴とする。
【0015】次に動作について説明する。本電源供給回
路のIC実装工程において、あらかじめIC上の補正用
パッド9a〜9cとGNDレベル電位になっている基板
上のリード電極10a〜10c間を、補正用ワイヤ11
a〜11cで接続しておく。この状態では補正用トラン
ジスタ3a〜3cはベースがローレベル(GNDレベ
ル)となり、全てOFFとなることから、電流は流れな
い。このような初期状態で印字データライン5に印字デ
ータをインプットし、ストローブ信号ライン6にストロ
ーブ信号を印加すると、メイン出力用トランジスタ4の
みがONとなり、その容量分の電流が出力電極7から出
力される。
路のIC実装工程において、あらかじめIC上の補正用
パッド9a〜9cとGNDレベル電位になっている基板
上のリード電極10a〜10c間を、補正用ワイヤ11
a〜11cで接続しておく。この状態では補正用トラン
ジスタ3a〜3cはベースがローレベル(GNDレベ
ル)となり、全てOFFとなることから、電流は流れな
い。このような初期状態で印字データライン5に印字デ
ータをインプットし、ストローブ信号ライン6にストロ
ーブ信号を印加すると、メイン出力用トランジスタ4の
みがONとなり、その容量分の電流が出力電極7から出
力される。
【0016】次にその出力電流を受け取って回部素子
(例えばLED)を動作させ、その特性を測定し、仕様
を満足させる為にどれだけの電流を追加したらよいかを
決定する。決定した電流値に最も近い電流が確保出来る
補正用トランジスタ3a〜3cの組み合わせを算出し、
そのトランジスタに対応する補正用ワイヤをカットす
る。ワイヤがカットされた補正用トランジスタのベース
は、プルアップ抵抗を介してハイレベル(電源電圧レベ
ル)となり、この補正用トランジスタはON可能状態と
なる。この状態で初期同様、印字データをインプット
し、ストローブ信号を印加すると、選択された補正用ト
ランジスタの容量分の電流が加わった出力電流が出力電
極7を介して外部素子に供給され、外部素子の仕様を満
足させる。
(例えばLED)を動作させ、その特性を測定し、仕様
を満足させる為にどれだけの電流を追加したらよいかを
決定する。決定した電流値に最も近い電流が確保出来る
補正用トランジスタ3a〜3cの組み合わせを算出し、
そのトランジスタに対応する補正用ワイヤをカットす
る。ワイヤがカットされた補正用トランジスタのベース
は、プルアップ抵抗を介してハイレベル(電源電圧レベ
ル)となり、この補正用トランジスタはON可能状態と
なる。この状態で初期同様、印字データをインプット
し、ストローブ信号を印加すると、選択された補正用ト
ランジスタの容量分の電流が加わった出力電流が出力電
極7を介して外部素子に供給され、外部素子の仕様を満
足させる。
【0017】実施例2.(請求項2対応) 上記実施例1では予め補正用ワイヤ11a〜11cを装
着した状態からのワイヤのカットによる補正法を示した
が、実施例2として外部素子の必要とする電流を測定し
た後、補正用ワイヤを装着して出力電流を補正してもよ
い。即ち、この実施例2は、複数個の補正用トランジス
タの各ベースと対応して接続された複数個の補正用パッ
ドを備え、外部素子が必要とする電流を供給できるよう
に上記複数個の補正用パッドから該当パッドを選択し、
この該当パッドとリード電極を補正用ワイヤにより接続
し、このワイヤを介して接続された補正用パッドに対応
する補正用トランジスタのON/OFF可能状態を切り
換え、電源ラインからの出力電流を補正し、外部素子に
適切な出力電流を供給することを特徴とする。
着した状態からのワイヤのカットによる補正法を示した
が、実施例2として外部素子の必要とする電流を測定し
た後、補正用ワイヤを装着して出力電流を補正してもよ
い。即ち、この実施例2は、複数個の補正用トランジス
タの各ベースと対応して接続された複数個の補正用パッ
ドを備え、外部素子が必要とする電流を供給できるよう
に上記複数個の補正用パッドから該当パッドを選択し、
この該当パッドとリード電極を補正用ワイヤにより接続
し、このワイヤを介して接続された補正用パッドに対応
する補正用トランジスタのON/OFF可能状態を切り
換え、電源ラインからの出力電流を補正し、外部素子に
適切な出力電流を供給することを特徴とする。
【0018】実施例3.(請求項3対応) 上記実施例1では補正用ワイヤや11a〜11cを設け
たが、実施例3として、これらの代りに切換スイッチを
設けてもよい。即ち、この実施例3は、複数個の補正用
トランジスタの各べースと電源電位の一方供給点との間
に各切換スイッチを備え、各切換スイッチを選択的に閉
じることにより、選択された切換スイッチに対応する補
正用トランジスタのON/OFF可能状態を切り換え、
電源ラインからの出力電流を補正し、外部素子に適切な
出力電流を供給することを特徴とする。なお、上記電源
電位の一方供給点とは、この場合GNDである。各切換
スイッチは、例えば図1において、リード電極10a,
10b,10cとGNDとの間に設けてもよいし、ある
いは補正用パッド9a,9b,9cとリード電極10
a,10b,10cとの間に設けてもよい。要するに各
切換スイッチは、補正用トランジスタ3a,3b,3c
のベースとGNDとの間に設ければよい。
たが、実施例3として、これらの代りに切換スイッチを
設けてもよい。即ち、この実施例3は、複数個の補正用
トランジスタの各べースと電源電位の一方供給点との間
に各切換スイッチを備え、各切換スイッチを選択的に閉
じることにより、選択された切換スイッチに対応する補
正用トランジスタのON/OFF可能状態を切り換え、
電源ラインからの出力電流を補正し、外部素子に適切な
出力電流を供給することを特徴とする。なお、上記電源
電位の一方供給点とは、この場合GNDである。各切換
スイッチは、例えば図1において、リード電極10a,
10b,10cとGNDとの間に設けてもよいし、ある
いは補正用パッド9a,9b,9cとリード電極10
a,10b,10cとの間に設けてもよい。要するに各
切換スイッチは、補正用トランジスタ3a,3b,3c
のベースとGNDとの間に設ければよい。
【0019】なお、上記実施例1ではリード電極10a
〜10cをGNDに接続しているが、回路構成によって
はリード電極10a〜10cを電源ライン1に接続して
もよい。また、上記実施例1では補正用トランジスタを
3段設けたが、補正の精度によっては2段でもよいし、
4段以上でもよい。また、上記実施例1,2,3では出
力電流の補正の場合について説明したが、出力電圧の補
正にも適用できる。また、外部素子としてLEDプリン
タのヘッドに限ることはない。
〜10cをGNDに接続しているが、回路構成によって
はリード電極10a〜10cを電源ライン1に接続して
もよい。また、上記実施例1では補正用トランジスタを
3段設けたが、補正の精度によっては2段でもよいし、
4段以上でもよい。また、上記実施例1,2,3では出
力電流の補正の場合について説明したが、出力電圧の補
正にも適用できる。また、外部素子としてLEDプリン
タのヘッドに限ることはない。
【0020】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
ワイヤを選択的に切断することにより、選択され切断さ
れたワイヤに対応する補正用トランジスタのON/OF
F可能状態を切り換え、電源からの出力電流又は出力電
圧を補正し、外部素子に適切な出力電流又は出力電圧を
供給するようにしたので、従来のように補正データを保
持する専用ROMや外部データ保持回路等を用いず、回
路実装時に簡易な処理を施すだけで出力電圧を補正で
き、したがって小型で安価な電源供給回路を提供できる
という効果が得られる。
ワイヤを選択的に切断することにより、選択され切断さ
れたワイヤに対応する補正用トランジスタのON/OF
F可能状態を切り換え、電源からの出力電流又は出力電
圧を補正し、外部素子に適切な出力電流又は出力電圧を
供給するようにしたので、従来のように補正データを保
持する専用ROMや外部データ保持回路等を用いず、回
路実装時に簡易な処理を施すだけで出力電圧を補正で
き、したがって小型で安価な電源供給回路を提供できる
という効果が得られる。
【0021】請求項2の発明によれば、選択したパッド
とリード電極とをワイヤにより接続し、補正用トランジ
スタのON/OFF可能状態を切り換え、電源からの出
力電流又は出力電圧を補正し、外部素子に適切な出力電
流又は出力電圧を供給するようにしたので、上記と同様
な効果が得られる。
とリード電極とをワイヤにより接続し、補正用トランジ
スタのON/OFF可能状態を切り換え、電源からの出
力電流又は出力電圧を補正し、外部素子に適切な出力電
流又は出力電圧を供給するようにしたので、上記と同様
な効果が得られる。
【0022】請求項3の発明によれば、切換スイッチを
選択的に閉じることにより、選択された切換スイッチに
対応する補正用トランジスタのON/OFF可能状態を
切り換え、電源からの出力電流又は出力電圧を補正し、
外部素子に適切な出力電流又は出力電圧を供給するよう
にしたので、上記と同様な効果が得られる。
選択的に閉じることにより、選択された切換スイッチに
対応する補正用トランジスタのON/OFF可能状態を
切り換え、電源からの出力電流又は出力電圧を補正し、
外部素子に適切な出力電流又は出力電圧を供給するよう
にしたので、上記と同様な効果が得られる。
【図1】この発明の実施例による電源供給回路の回路図
である。
である。
【図2】従来の電源供給回路の回路図である。
1 電源ライン 3a,3b,3c 補正用トランジスタ 4 メイン出力用トランジスタ 9a,9b,9c 補正用パッド 10a,10b,10c リード電極 11a,11b,11c 補正用ワイヤ
Claims (3)
- 【請求項1】 電源からの出力電流又は出力電圧を外部
素子に供給するメイン出力用トランジスタと、このメイ
ン出力用トランジスタに並列に接続された複数個の補正
用トランジスタとを備え、これらの補正用トランジスタ
のうちの該当トランジスタのON/OFF可能状態を切
り換えることにより上記出力電流又は出力電圧を上記外
部素子に適するように補正する構成を有した電源供給回
路において、上記複数個の補正用トランジスタの各制御
端子と対応して接続された複数個のパッドと、これらの
パッドと初期電位を与えるリード電極とを切断可能な状
態で接続する複数個のワイヤとを設け、これらのワイヤ
を選択的に切断することにより、選択され切断されたワ
イヤに対応する補正用トランジスタのON/OFF可能
状態を切り換え、上記電源からの出力電流又は出力電圧
を補正し、上記外部素子に適切な出力電流又は出力電圧
を供給することを特徴とする電源出力補正法。 - 【請求項2】 電源からの出力電流又は出力電圧を外部
素子に供給するメイン出力用トランジスタと、このメイ
ン出力用トランジスタに並列に接続された複数個の補正
用トランジスタとを備え、これらの補正用トランジスタ
のうちの該当トランジスタのON/OFF可能状態を切
り換えることにより上記出力電流又は出力電圧を上記外
部素子に適するように補正する構成を有した電源供給回
路において、上記複数個の補正用トランジスタの各制御
端子と対応して接続された複数個のパッドを設け、上記
外部素子が必要とする電流又は電圧を予め測定してお
き、この電流又は電圧を供給できるように上記複数個の
パッドから該当パッドを選択し、この該当パッドと初期
電位を与えるリード電極とをワイヤにより接続し、上記
リード電極に接続されたパッドに対応する補正用トラン
ジスタのON/OFF可能状態を切り換え、上記電源か
らの出力電流又は出力電圧を補正し、上記外部素子に適
切な出力電流又は出力電圧を供給することを特徴とする
電源出力補正法。 - 【請求項3】 電源からの出力電流又は出力電圧を外部
素子に供給するメイン出力用トランジスタと、このメイ
ン出力用トランジスタに並列に接続された複数個の補正
用トランジスタとを備え、これらの補正用トランジスタ
のうちの該当トランジスタのON/OFF可能状態を切
り換えることにより上記出力電流又は出力電圧を上記外
部素子に適するように補正する構成を有した電源供給回
路において、上記複数個の補正用トランジスタの各制御
端子と電源の電位の一方供給点との間に各切換スイッチ
を設け、上記各切換スイッチを選択的に閉じることによ
り、選択された切換スイッチに対応する補正用トランジ
スタのON/OFF可能状態を切り換え、上記電源から
の出力電流又は出力電圧を補正し、上記外部素子に適切
な出力電流又は出力電圧を供給することを特徴とする電
源出力補正法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24273692A JP3065440B2 (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | 電源出力補正法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24273692A JP3065440B2 (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | 電源出力補正法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0664225A true JPH0664225A (ja) | 1994-03-08 |
JP3065440B2 JP3065440B2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=17093489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24273692A Expired - Lifetime JP3065440B2 (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | 電源出力補正法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3065440B2 (ja) |
-
1992
- 1992-08-19 JP JP24273692A patent/JP3065440B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3065440B2 (ja) | 2000-07-17 |
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