JPH07212197A - クロック発生器及びこのクロック発生器を用いた液晶駆動装置 - Google Patents

クロック発生器及びこのクロック発生器を用いた液晶駆動装置

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JPH07212197A
JPH07212197A JP2205494A JP2205494A JPH07212197A JP H07212197 A JPH07212197 A JP H07212197A JP 2205494 A JP2205494 A JP 2205494A JP 2205494 A JP2205494 A JP 2205494A JP H07212197 A JPH07212197 A JP H07212197A
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clock generator
circuit
liquid crystal
resistor
frequency
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JP2205494A
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Inventor
Tomoyuki Kuniyori
朋之 国寄
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型でかつ容易に発振周波数を調整できるク
ロック発生器及びこのクロック発生器を用いた液晶駆動
装置を提供することを目的としている。 【構成】 液晶駆動回路3のチップ内にクロック発生器
10とこのクロック発生器10の発振周波数を調整する
周波数調整回路20が形成されており、チップ外に配線
7a、7bと該配線7a、7bに形成されたカット部7
c、7dからなる電圧処理部7が形成されている。チッ
プ外のカット部7c、7dの切断を行うか行わないかに
より、トランジスタTr1、Tr2のオン/オフが行わ
れ、トランジスタTr1、Tr2がオン/オフすること
により、クロック発生器10の抵抗R1に直列に接続さ
れた抵抗R2、R3の抵抗R1への接続/切り離しが行
われる。抵抗R1への抵抗R2、R3の接続/切り離し
により、クロック発生器10の発振周波数が調整され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クロック発生器及びこ
のクロック発生器を用いた液晶駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】クロック発生器は、電子回路を駆動する
ために重要な役割を果たしており、例えば、液晶駆動装
置は、従来、ガラス基板1上に液晶表示パネルと、デー
タライン駆動回路と、走査ライン駆動回路と、が形成さ
れている。
【0003】このような従来の液晶駆動装置は、ガラス
基板上に液晶表示パネルを製造する際、データライン駆
動回路や走査ライン駆動回路をも組み込んでLSI製造
方法で同時に製造したり、データライン駆動回路や走査
ライン駆動回路を別のチップとして製造して、液晶表示
パネルを形成した基板に取り付けるが、このデータライ
ン駆動回路や走査ライン駆動回路には、クロック発生器
を組み込んで製造する。
【0004】そして、このクロック発生器は、その全て
の回路部品がデータライン駆動回路や走査ライン駆動回
路内に組み込まれており、データライン駆動回路や走査
ライン駆動回路は、この内蔵のクロック発生器から出力
されるクロック信号に基づいて液晶表示パネルを駆動す
る。
【0005】また、クロック発生器を単独で製造する場
合、従来、クロック発生器の全ての回路部品をチップ内
に組み込んで形成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のクロック発生器及びクロック発生器を組み込
んだ液晶駆動装置にあっては、クロック発生器単独のチ
ップ内に組み込まれていたり、液晶駆動装置のデータラ
イン駆動回路や走査ライン駆動回路に組み込まれていた
ため、クロック発生器の発生するクロック信号の周波数
のバラツキを容易に修正することができず、機器の動作
の不良に繋がる、特に、液晶駆動装置にあっては、液晶
の表示のチラツキの原因になるという問題があった。
【0007】この問題を解決するために、クロック発生
器や液晶駆動装置のチップの外にクロック発生器の回路
部品を設けると、回路構成が複雑で、かつ大型化すると
ともに、コストが高くつくという新たな問題が発生す
る。
【0008】そこで、本発明は、上記実情に鑑みてなさ
れたもので、小型で、簡単な回路で、簡単、かつ容易に
発振周波数のバラツキを修正することのできるクロック
発生器及びそのクロック発生器を用いた液晶駆動装置を
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のクロック発生器
は、請求項1に記載するように、チップ内に形成された
所定周波数のクロック信号を発生させるクロック発生器
において、前記チップ外に、切断あるいは接続されるこ
とにより所定の電圧の供給あるいは遮断を行う電圧処理
部が形成され、前記チップ内に、前記電圧処理部の切断
あるいは接続に応じて、前記クロック発生器の発生する
クロック信号の周波数を調整する周波数調整回路が形成
されることにより、上記目的を達成している。
【0010】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記クロック発生器は、抵抗の大きさに応じてそ
の発生するクロック信号の周波数が変化し、前記周波数
調整回路は、前記クロック発生器の抵抗に直列あるいは
並列に接続された少なくとも1つの調整用抵抗と、前記
調整用抵抗に並列あるいは直列に接続されたスイッチン
グ素子と、前記電圧処理部の切断あるいは接続に応じて
前記スイッチング素子をオン/オフさせる切換回路と、
を備えていてもよい。
【0011】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記クロック発生器は、抵抗とコンデンサによるC
R発振により所定周波数のクロック信号を発生するCR
クロック発生器であり、前記調整用抵抗は、前記クロッ
ク発生器の抵抗に直列に接続され、前記スイッチング素
子は、前記調整用抵抗に並列に接続されたスイッチング
トランジスタであり、前記切換回路は、前記電圧処理部
の切断あるいは接続に応じて前記スイッチングトランジ
スタをオン/オフする論理回路であってもよい。
【0012】さらに、前記電圧処理部は、例えば、請求
項4に記載するように、所定電圧源に接続される配線で
あってもよい。
【0013】また、本発明の液晶駆動装置は、請求項5
に記載するように、チップ内に所定周波数のクロック信
号を発生するクロック発生器を内蔵し、該クロック発生
器の発生するクロック信号に基づいて液晶を駆動する液
晶駆動装置において、前記チップ内に、前記クロック発
生器として前記請求項1から請求項4のいずれかに記載
のクロック発生器を内蔵し、前記チップ外に、前記請求
項1から請求項4のいずれかに記載の電圧処理部が形成
されていることにより、上記目的を達成している。
【0014】
【作用】本発明のクロック発生器によれば、クロック発
生器のチップ外に、切断あるいは接続されることにより
所定の電圧の供給あるいは遮断を行う電圧処理部が形成
され、チップ内に、電圧処理部の切断あるいは接続に応
じて、クロック発生器の発生するクロック信号の周波数
を調整する周波数調整回路が形成されているので、クロ
ック発生器を大型化することなく、チップ外に形成され
た電圧処理部の切断あるいは接続を行うだけで、チップ
内に形成されたクロック発生器の発生するクロック信号
の周波数を簡単に調整することができ、クロック発生器
の発振周波数のバラツキを簡単に修正することができ
る。
【0015】また、請求項2に記載するように、クロッ
ク発生器が、抵抗の大きさに応じてその発生するクロッ
ク信号の周波数が変化するものとし、周波数調整回路
が、前記電圧処理部の切断あるいは接続に応じてスイッ
チング素子をオン/オフさせて、クロック発生器の抵抗
に直列あるいは並列に接続された少なくとも1つの調整
用抵抗のクロック発生器の抵抗との接続関係を切り換え
るようにすると、チップ内の周波数調整回路を簡単なも
のとすることができるとともに、電圧処理部の切断ある
いは接続を行うことにより、クロック発生器の抵抗値を
切り換えて、簡単にクロック発生器の発振周波数を調整
することができる。
【0016】また、請求項3に記載するように、クロッ
ク発生器が、抵抗とコンデンサによるCR発振により所
定周波数のクロック信号を発生するCRクロック発生器
であると、周波数調整回路の調整用抵抗を、前記クロッ
ク発生器の抵抗に直列に接続し、周波数調整回路の複数
のスイッチング素子を、調整用抵抗に並列に接続された
スイッチングトランジスタとし、切換回路を、電圧処理
部の切断あるいは接続に応じて該スイッチングトランジ
スタをオン/オフする論理回路とすると、CRクロック
発生器において、周波数調整回路を簡単な回路構成で形
成することができ、簡単に発振周波数を調整することの
できるクロック発生器をより一層小型で、簡単なものと
することができる。
【0017】さらに、電圧処理部を、請求項4に記載す
るように、所定電圧源に接続される配線、例えば、コモ
ン電圧に接続される配線とすると、この配線の切断ある
いは接続を行うだけで、クロック発生器の発振周波数を
調整することができ、クロック発生器の周波数のバラツ
キを、より一層簡単に調整することができる。
【0018】また、本発明の液晶駆動装置によれば、請
求項5に記載するように、液晶駆動装置の形成されたチ
ップ内に、請求項1から請求項4のいずれかに記載のク
ロック発生器を内蔵し、該チップ外に、電圧処理部を形
成しているので、液晶駆動装置を大型化することなく、
チップ外に形成された電圧処理部の切断あるいは接続を
行うだけで、チップ内に形成されたクロック発生器の発
生するクロック信号の周波数を簡単に調整することがで
き、クロック発生器の発振周波数のバラツキを簡単に修
正することができる。したがって、液晶の表示のチラツ
キの原因を簡単に除去することができ、液晶の適切な表
示を行うことができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図を参照して
説明する。
【0020】図1〜図8は、本発明のクロック発生器及
び液晶駆動装置の一実施例を示す図であり、本実施例
は、液晶表示装置に本発明のクロック発生器及び液晶駆
動装置を適用したものである。
【0021】まず、本実施例の構成を説明する。
【0022】図1において、液晶表示装置1は、液晶表
示パネル2と液晶駆動回路(液晶駆動装置)3を備えて
おり、液晶駆動回路3は、1つのチップ内に形成されて
いる。液晶駆動回路3には、図外の制御回路からインタ
ーフェイス信号線4を介して各種信号と各種電圧が供給
されており、液晶駆動回路3は、コモン駆動信号線5を
介してコモン駆動信号を液晶表示パネル2に出力し、ま
た、セグメント駆動信号線6を介してセグメント駆動信
号を液晶表示パネル2に出力する。
【0023】液晶表示パネル2は、複数のセグメント線
とコモン線との交点にそれぞれセグメントが形成されて
おり、液晶駆動回路3からのコモン駆動信号及びセグメ
ント駆動信号により各セグメントが駆動される。
【0024】前記液晶駆動回路3は、クロック発生器
(図3参照)10をそのチップ内に内蔵しており、さら
に、液晶駆動回路3のチップ内には、このクロック発生
器10の発生するクロック信号の周波数を調整するため
の電圧処理部7が形成されている。
【0025】この電圧処理部7は、図2に示すように、
インターフェイス信号線4のうちの1本でありグランド
電圧(接地電圧)を供給するグランド線4aに接続され
た2本の配線7a、7bであり、特に、配線7a、7b
に設けられたカット部7c、7dとして形成されてい
る。
【0026】液晶駆動回路3は、図3に示すように、ク
ロック発生器10を内蔵しており、クロック発生器10
は、2個のコンデンサC1、C2、3個のインバータI
n1、In2、In3及び3個の抵抗R1、R2、R3
を備えている。このクロック発生器10は、コンデンサ
C1、C2と抵抗R1、R2、R3のCR発振による、
いわゆるCRクロック発生器であり、CRの時定数に対
応した周波数のクロック信号CLKを発生する。そし
て、液晶駆動回路3は、このクロック発生器10の発生
するクロック信号CLKに基づいて液晶表示パネル2を
駆動する。
【0027】上記抵抗R2には、並列にスイッチング素
子としてのトランジスタTr1が接続されており、抵抗
R3には、並列にスイッチング素子としてのトランジス
タTr2が接続されている。トランジスタTr1、Tr
2は、共にnチャネルTFT(thin film transistor)
であり、それぞれそのソースとドレインが抵抗R2及び
抵抗R3の両端に接続されている。
【0028】トランジスタTr1のゲートには、アンド
回路11の出力端子が接続されており、トランジスタT
r2のゲートには、オア回路12の出力端子が接続され
ている。
【0029】アンド回路11は、2個の入力端子を備え
ており、一方の入力端子には、インバータIn4を介し
て前記配線7aが接続されているとともに、インバータ
In4及び抵抗R4を介してインターフェイス信号線4
のうちの1本の電源線4bが接続されている。また、ア
ンド回路11の他方の入力端子には、前記配線7bが接
続されているとともに、抵抗R5を介して前記電源線4
bが接続されている。この電源線4bには、上記図外の
制御回路からグランド電圧よりも所定電圧値だけ高い所
定の電源電圧VDDが供給されている。
【0030】前記オア回路12は、2個の入力端子を備
えており、一方の入力端子には、アンド回路回路11の
一方の入力端子と同様に、インバータIn4を介して配
線7aが接続されているとともに、インバータIn4及
び抵抗R4を介して電源線4bが接続されている。ま
た、オア回路12の他方の入力端子には、前記配線7b
が接続されているとともに、抵抗R5を介して前記電源
線4bが接続されている。
【0031】そして、配線7a、7bには、上述のよう
に、それぞれカット部7c、7dが形成されている。
【0032】したがって、電圧処理部7のカット部7c
が切断(カット)されていないときには、インバータI
n4の入力端子は、カット部7c及び配線7aを介して
グランド線4aに接続され、インバータIn4の入力電
圧は、グランド電圧となる。インバータIn4は、この
グランド電圧を反転した値である、電源電圧VDDがアン
ド回路11及びオア回路12の一方の入力端子に出力す
る。
【0033】また、電圧処理部7のカット部7dが切断
(カット)されていないときには、アンド回路11及び
オア回路12の他方の入力端子は、カット部7d及び配
線7dを介してグランド線4aに接続され、アンド回路
11及びオア回路12の他方の入力端子には、グランド
電圧が入力される。
【0034】そして、上記抵抗R4、R5、インバータ
In4、アンド回路11、オア回路12、トランジスタ
Tr1、Tr2及びクロック発生器10の抵抗R2、R
3は、全体として液晶駆動回路3の形成されたチップ内
に形成され、後述するように電圧処理部7の切断あるい
は接続に応じてクロック発生器10の発生するクロック
信号CLKの周波数を調整する周波数調整回路20とし
て機能する。
【0035】また、この周波数調整回路20は、クロッ
ク発生器10の抵抗R1に直列に接続された2個の抵抗
R2、R3と、これらの抵抗R2、R3に並列に接続さ
れたスイッチング素子としてのトランジスタTr1、T
r2と、電圧処理部7の切断あるいは接続に応じてトラ
ンジスタTr1、Tr2をオン/オフさせる切換回路と
してのアンド回路11、オア回路12、インバータIn
4及び抵抗R4、R5を備えている。
【0036】すなわち、周波数調整回路20には、イン
ターフェイス信号線7の1つである電源線4bを介して
所定電源電圧VDDが供給されるとともに、グランド線4
a及び電圧処理部7を介してグランド電圧が供給され、
周波数調整回路20は、後述するように、電圧処理部7
のカット部7cとカット部7dの切断/接続状態に応じ
て、トランジスタTr1、Tr2がオン/オフし、クロ
ック発生器10の抵抗R1に直列に接続された抵抗R
2、R3の接続と切り離しを行って、クロック発生器1
0の発生するクロック信号CLKの周波数を調整する。
【0037】次に、作用を説明する。
【0038】本実施例は、液晶表示装置1の液晶駆動回
路3がクロック発生器10を内蔵しており、液晶駆動回
路3は、このクロック発生器10の発生するクロック信
号CLKに基づいて液晶表示パネル2を駆動するが、こ
のクロック発生器10の発生するクロック信号CLKの
周波数を、電圧処理部7の配線7a、7bのカット部7
c、7dを切断するか否かにより調整できるところにそ
の特徴がある。
【0039】以下、この電圧処理部7のカット部7c、
7dの切断とクロック発生器10の発生するクロック信
号CLKの周波数との関係について説明する。
【0040】周波数調整回路20には、インターフェイ
ス信号線7の1つである電源線4bを介して所定電源電
圧VDDが供給されるとともに、グランド線4aから電圧
処理部7を介してグランド電圧が供給され、周波数調整
回路20は、電圧処理部7のカット部7cとカット部7
dの切断/接続状態に応じて、トランジスタTr1、T
r2がオン/オフし、クロック発生器10の抵抗R1に
直列に接続された抵抗R2、R3の接続と切り離しを行
って、クロック発生器10の発生するクロック信号CL
Kの周波数を調整する。
【0041】すなわち、カット部7cとカット部7dの
双方が切断(カット)されていないときには、アンド回
路11の一方の入力端子に接続されたインバータIn4
の入力端子がカット部7c及び配線7aを介してグラン
ド線4aに接続され、アンド回路11の他方の入力端子
がカット部7d及び配線7bを介してグランド線4aに
接続されるので、アンド回路11は、その一方の入力端
子にインバータIn4を介してハイ「1」の電圧が、そ
の他方の入力端子にグランド線4aのロー「0」のグラ
ンド電圧が入力される。したがって、アンド回路11
は、nチャネルTFTであるトランジスタTr1をオフ
させる低電圧であるロー「0」信号をトランジスタTr
1のゲートに出力する。その結果、トランジスタTr1
は、カット部7cとカット部7dの双方が切断されてい
ないときには、図4に示すように、オフ(OFF)とな
って、抵抗R2に並列に接続されたトランジスタTr1
によるバイパス回路を閉じた状態とし、抵抗R2がクロ
ック発生器10に接続された状態とする。
【0042】また、カット部7cとカット部7dの双方
が切断されたときには、アンド回路11の一方の入力端
子には、インバータIn4及び抵抗R4を介して電源電
圧VDDの反転電圧であるロー「0」の電圧が入力され、
アンド回路11の他方の入力端子には、抵抗R5を介し
て電源電圧VDDであるハイ「1」の電圧が入力される。
したがって、この場合も、アンド回路11は、低電圧で
あるロー「0」信号をトランジスタTr1のゲートに出
力する。その結果、トランジスタTr1は、カット部7
cとカット部7dの双方が切断されているときには、図
4に示すように、オフ(OFF)となって、抵抗R2に
並列に接続されたトランジスタTr1によるバイパス回
路を閉じた状態とし、抵抗R2がクロック発生器10に
接続された状態とする。
【0043】さらに、カット部7cが切断され、カット
部7dが切断されていないときには、アンド回路11の
一方の入力端子には、インバータIn4を介してロー
「0」の電圧が入力され、アンド回路11の他方の入力
端子には、ロー「0」の電圧が入力される。したがっ
て、この場合も、アンド回路11は、低電圧であるロー
「0」信号をトランジスタTr1のゲートに出力する。
その結果、トランジスタTr1は、カット部7cが切断
され、カット部7dが切断されていないときには、図4
に示すように、オフ(OFF)となって、抵抗R2に並
列に接続されたトランジスタTr1によるバイパス回路
を閉じた状態とし、抵抗R2がクロック発生器10に接
続された状態とする。
【0044】また、カット部7cが切断されず、カット
部7dが切断されているときには、アンド回路11の一
方の入力端子には、インバータIn4を介してハイ
「1」の電圧が入力され、アンド回路11の他方の入力
端子には、抵抗R5を介してハイ「1」の電圧が入力さ
れる。したがって、アンド回路11は、nチャネルTF
TであるトランジスタTr1をオンさせる高電圧である
ハイ「1」の信号をトランジスタTr1のゲートに出力
する。その結果、カット部7cが切断されず、カット部
7dが切断されているときには、トランジスタTr1
は、図4に示すように、オン(ON)となって、抵抗R
2に並列のバイパス回路を開いた状態とし、抵抗R2が
クロック発生器10から切り離された状態とする。
【0045】すなわち、トランジスタTr1は、カット
部7cが切断されず、カット部7dが切断されたときの
み、オンとなって、クロック発生器10から抵抗R2を
切り離した状態とし、その他の場合には、オフとなっ
て、クロック発生回路に抵抗R2を接続した状態とす
る。
【0046】また、カット部7cとカット部7dの双方
が切断(カット)されていないときには、オア回路12
の一方の入力端子に接続されたインバータIn4の入力
端子がカット部7c及び配線7aを介してグランド線4
aに接続され、オア回路12の他方の入力端子がカット
部7d及び配線7bを介してグランド線4aに接続され
るので、オア回路12は、その一方の入力端子にインバ
ータIn4を介してハイ「1」の電圧が、その他方の入
力端子にグランド線4aのロー「0」のグランド電圧が
入力される。したがって、オア回路12は、nチャネル
TFTであるトランジスタTr2をオンさせる高電圧で
あるハイ「1」信号をトランジスタTr2のゲートに出
力する。その結果、トランジスタTr2は、カット部7
cとカット部7dの双方が切断されていないときには、
図5に示すように、オン(ON)となって、抵抗R3に
並列に接続されたトランジスタTr2によるバイパス回
路を開いた状態とし、抵抗R3がクロック発生器10か
ら切り離された状態とする。
【0047】また、カット部7cとカット部7dの双方
が切断されたときには、オア回路12の一方の入力端子
には、インバータIn4及び抵抗R4を介して電源電圧
VDDの反転電圧であるロー「0」の電圧が入力され、オ
ア回路12の他方の入力端子には、抵抗R5を介して電
源電圧VDDであるハイ「1」の電圧が入力される。した
がって、この場合も、オア回路12は、高電圧であるハ
イ「1」信号をトランジスタTr2のゲートに出力す
る。その結果、トランジスタTr2は、カット部7cと
カット部7dの双方が切断されているときには、図5に
示すように、オン(ON)となって、抵抗R3に並列の
バイパス回路を開いた状態とし、抵抗R3がクロック発
生器10から切り離された状態とする。
【0048】さらに、カット部7cが切断されず、カッ
ト部7dが切断されているときには、オア回路12の一
方の入力端子には、インバータIn4を介してハイ
「1」の電圧が入力され、オア回路12の他方の入力端
子には、ハイ「1」の電圧が入力される。したがって、
この場合も、オア回路12は、高電圧であるハイ「1」
信号をトランジスタTr2のゲートに出力する。その結
果、トランジスタTr2は、カット部7cが切断され
ず、カット部7dが切断されているときには、図5に示
すように、オン(ON)となって、抵抗R3に並列のバ
イパス回路を開いた状態とし、抵抗R3がクロック発生
器10から切り離された状態とする。
【0049】また、カット部7cが切断され、カット部
7dが切断されていないときには、オア回路12の一方
の入力端子には、インバータIn4を介してロー「0」
の電圧が入力され、オア回路12の他方の入力端子に
は、抵抗R5を介してロー「0」の電圧が入力される。
したがって、オア回路12は、nチャネルTFTである
トランジスタTr2をオフさせる低電圧であるロー
「0」の信号をトランジスタTr2のゲートに出力す
る。その結果、カット部7cが切断され、カット部7d
が切断されていないときには、トランジスタTr2は、
図5に示すように、オフ(OFF)となって、抵抗R3
に並列のバイパス回路を閉じた状態とし、抵抗R2をク
ロック発生器10に接続した状態とする。
【0050】すなわち、トランジスタTr2は、カット
部7cが切断され、カット部7dが切断されていないと
きのみ、オフとなって、クロック発生器10に抵抗R3
を接続した状態とし、その他の場合には、オンとなっ
て、クロック発生器10から抵抗R3を切り離した状態
とする。
【0051】このように、カット部7c及びカット部7
dを切断するか、接続された状態のままにするかによ
り、トランジスタTr1及びトランジスタTr2をオン
/オフさせることができ、このトランジスタTr1及び
トランジスタTr2がオン/オフすることにより、抵抗
R2と抵抗R3をクロック発生器10から切り離した
り、接続したりすることができる。したがって、トラン
ジスタTr1とトランジスタTr2がオン/オフするこ
とにより、図6に示すように、クロック発生器10の抵
抗値を抵抗R1の抵抗値から抵抗R1+R2+R3の抵
抗値まで切り換えることができる。
【0052】すなわち、トランジスタTr1とトランジ
スタTr2の双方がオンのときには、抵抗R2と抵抗R
3の双方が抵抗R1から切り離されるため、クロック発
生器10の抵抗は、図6に示すように、抵抗R1のみと
なり、トランジスタTr1とトランジスタTr2の双方
がオフのときには、抵抗R2と抵抗R3の双方がクロッ
ク発生器10に接続されるため、クロック発生器10の
抵抗は、図6に示すように、抵抗R1、抵抗R2及び抵
抗R3を直列接続した状態となって、抵抗R1+R2+
R3の抵抗値となる。
【0053】また、トランジスタTr1がオンで、トラ
ンジスタTr2がオフのときには、抵抗R2がクロック
発生器10から切り離され、抵抗R3がクロック発生器
10に接続された状態となるため、クロック発生器10
は、図6に示すように、抵抗R1と抵抗R3を直列接続
した状態となって、抵抗R1+R3の抵抗値となる。
【0054】さらに、トランジスタTr1がオフで、ト
ランジスタTr2がオンのときには、抵抗R2がクロッ
ク発生器10に接続され、抵抗R3がクロック発生器1
0から切り離された状態となるため、クロック発生器1
0は、図6に示すように、抵抗R1と抵抗R2を直列接
続した状態となって、抵抗R1+R2の抵抗値となる。
【0055】そして、クロック発生器10は、トランジ
スタTr1及びトランジスタTr2がオン/オフするこ
とにより、クロック発生器10の直列抵抗値が変化する
と、このクロック発生器10の直列抵抗値の変化に伴っ
てCRの時定数が変化し、クロック発生器10の発振周
波数が変化する。
【0056】すなわち、トランジスタTr1とトランジ
スタTr2の双方がオンのときには、クロック発生器1
0の抵抗は、図6に示したように、抵抗R1のみの最も
小さい抵抗値となるため、クロック発生器10の発振周
波数は、図7に示すように、高くなり、トランジスタT
r1とトランジスタTr2の双方がオフのときには、ク
ロック発生器10の抵抗は、図6に示したように、抵抗
R1、抵抗R2及び抵抗R3が直列に接続された最も大
きい抵抗値となるため、クロック発生器10の発振周波
数は、図7に示すように、小さくなる。
【0057】また、トランジスタTr1とトランジスタ
Tr2の一方がオンし、他方がオフのときには、クロッ
ク発生器10の抵抗は、図6に示したように、抵抗R1
と抵抗R2、あるいは抵抗R1と抵抗R3が直列に接続
された中間の抵抗値となるため、クロック発生器10の
発振周波数は、図7に示すように、中間の周波数とな
る。
【0058】そして、トランジスタTr1とトランジス
タTr2は、上述のように、電圧処理部7のカット部7
c、7dを切断するか、接続された状態のままにするか
により、オン/オフさせることができ、トランジスタT
r1とトランジスタTr2のオン/オフとカット部7
c、7dの切断の有/無とトランジスタTr1及びトラ
ンジスタTr2のオン/オフとは、図4及び図5に示し
た関係にあり、トランジスタTr1及びトランジスタT
r2のオン/オフとクロック発生器10の発振周波数と
は、図7に示した関係にあるため、カット部7c及びカ
ット部7dの切断(カット)の有/無と、クロック発生
器10の発振周波数との関係は、図8に示すようにな
る。
【0059】すなわち、カット部7cとカット部7dの
双方が切断されたとき及び双方が切断されていないとき
には、クロック発生器10の発振周波数は、中間の周波
数となる。また、カット部7cが切断され、カット部7
dが切断されていないときには、クロック発生器10の
発振周波数は、低い周波数となる。さらに、カット部7
cが切断されず、カット部7dが切断されているときに
は、クロック発生器10の発振周波数は、高い周波数と
なる。
【0060】したがって、液晶駆動回路3に組み込まれ
たクロック発生器10の発振周波数にバラツキがある場
合に、電圧処理部7のカット部7c、7dのいずれを切
断するか選択することにより、クロック発生器10の発
振周波数を調整することができ、クロック発生器10の
発振周波数のバラツキを簡単に、かつ適切に修正するこ
とができる。
【0061】このように、液晶駆動回路3の形成された
チップ内にクロック発生器10が組み込まれ、このチッ
プ外に、切断あるいは接続されることにより所定の電圧
の供給あるいは遮断を行う電圧処理部7が形成されてい
る。さらに、このチップ内に、電圧処理部7の切断ある
いは接続に応じて、クロック発生器10の発生するクロ
ック信号CLKの周波数を調整する周波数調整回路20
が形成されているので、クロック発生器10の組み込ま
れた液晶駆動回路3のチップを大型化することなく、チ
ップ外に形成された電圧処理部7の切断あるいは接続を
行うだけで、チップ内に形成されたクロック発生器10
の発生するクロック信号CLKの周波数を簡単に調整す
ることができ、クロック発生器の発振周波数のバラツキ
を簡単に修正することができる。
【0062】また、本実施例では、クロック発生器10
が、抵抗の大きさに応じてその発生するクロック信号C
LKの周波数が変化し、周波数調整回路20が、クロッ
ク発生器10の抵抗R1に直列に接続された2個の抵抗
R2、R3と、これらの抵抗R1、R2に並列に接続さ
れたスイッチング素子としてのトランジスタTr1、T
r2と、電圧処理部7の切断あるいは接続に応じてトラ
ンジスタTr1、Tr2をオン/オフさせるアンド回路
11やオア回路12等の論理回路で構成される切換回路
と、を備えており、電圧処理部7の切断あるいは接続に
応じてトランジスタTr1、Tr2をオン/オフさせ
て、クロック発生器10の抵抗R1に直列に接続された
抵抗R2、R3の接続関係を切り換えているので、チッ
プ内の周波数調整回路20を、より簡単なものとするこ
とができるとともに、電圧処理部7の切断あるいは接続
を行うことにより、クロック発生器10の抵抗値を切り
換えて、クロック発生器の発振周波数を簡単に調整する
ことができる。
【0063】また、本実施例では、クロック発生器10
が、抵抗とコンデンサによるCR発振により所定周波数
のクロック信号CLKを発生するCRクロック発生器を
用い、周波数調整回路20の抵抗R2、R3を、クロッ
ク発生器10の抵抗R1に直列に接続するとともに、周
波数調整回路20の抵抗R2、R3に並列に接続された
トランジスタTr1、Tr2を、アンド回路11及びオ
ア回路12等の論理回路からなる切換回路により、オン
/オフしているので、周波数調整回路20をより簡単な
回路構成とすることができ、簡単にクロック信号CLK
の周波数を調整することのできるクロック発生器10を
より一層小型で、簡単なものとすることができる。
【0064】さらに、本実施例では、電圧処理部7を、
グランド電圧(コモン電圧)のグランド線4aに接続さ
れる配線7a、7bに設けているので、この配線7a、
7bの切断あるいは接続を行うだけで、クロック発生器
10の発振周波数を調整することができ、クロック発生
器10の発振周波数のバラツキを、より一層簡単に調整
することができる。特に、配線7a、7bに、カット部
7c、7dを設けているので、切断をより一層簡単に行
うことができる。
【0065】また、本実施例では、チップ内に形成され
た液晶駆動回路3のチップ内に、クロック発生器10を
内蔵し、このチップ外に、電圧処理部7を形成している
ので、液晶駆動回路3を大型化することなく、チップ外
に形成された電圧処理部7の切断あるいは接続を行うだ
けで、チップ内に形成されたクロック発生器10の発生
するクロック信号CLKの周波数を簡単に調整すること
ができ、クロック発生器の発振周波数のバラツキを簡単
に修正することができる。したがって、液晶駆動回路3
を好適なクロック信号CLKに基づいて駆動することが
でき、液晶の表示のチラツキの原因を簡単に除去して、
液晶の適切な表示を行うことができる。
【0066】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記
実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0067】例えば、上記実施例においては、液晶駆動
回路に適用しているが、これに限定されるものではな
く、チップ内に形成されたクロック発生器一般に適用す
ることができ、また、チップに形成されクロック発生器
を内蔵した電子回路一般に適用することができる。
【0068】また、上記実施例においては、CR発振に
よるクロック発生器に適用した場合について説明した
が、これに限るものではなく、他のクロック発生方法の
クロック発生器にも同様に適用することができる。
【0069】さらに、上記実施例においては、カット部
7c、7dは、上記構成のものに限るものではなく、例
えば、スイッチ等を用いて回路の接続/遮断を行うもの
であってもよい。
【0070】また、上記実施例においては、電圧処理部
7や切換回路を1つのみ設けているが、これに限るもの
ではなく、2つ以上設けてもよく、2つ以上設けると、
より一層細かくクロック発生器の発振周波数を調整する
ことができる。
【0071】
【発明の効果】本発明のクロック発生器によれば、クロ
ック発生器のチップ外に、切断あるいは接続されること
により所定の電圧の供給あるいは遮断を行う電圧処理部
が形成され、チップ内に、電圧処理部の切断あるいは接
続に応じて、クロック発生器の発生するクロック信号の
周波数を調整する周波数調整回路が形成されているの
で、クロック発生器を大型化することなく、チップ外に
形成された電圧処理部の切断あるいは接続を行うだけ
で、チップ内に形成されたクロック発生器の発生するク
ロック信号の周波数を簡単に調整することができ、クロ
ック発生器の発振周波数のバラツキを簡単に修正するこ
とができる。
【0072】また、請求項2に記載するように、クロッ
ク発生器が、抵抗の大きさに応じてその発生するクロッ
ク信号の周波数が変化するものとし、周波数調整回路
が、前記電圧処理部の切断あるいは接続に応じてスイッ
チング素子をオン/オフさせて、クロック発生器の抵抗
に直列あるいは並列に接続された少なくとも1つの調整
用抵抗の接続関係を切り換えるようにすると、チップ内
の周波数調整回路を簡単なものとすることができるとと
もに、電圧処理部の切断あるいは接続を行うことによ
り、クロック発生器の抵抗値を切り換えて、簡単にクロ
ック発生器の発振周波数を調整することができる。
【0073】また、請求項3に記載するように、クロッ
ク発生器が、抵抗とコンデンサによるCR発振により所
定周波数のクロック信号を発生するCRクロック発生器
であると、周波数調整回路の調整用抵抗を、前記クロッ
ク発生器の抵抗に直列に接続し、周波数調整回路のスイ
ッチング素子を、調整用抵抗に並列に接続されたスイッ
チングトランジスタとし、周波数調整回路の切換回路
を、電圧処理部の切断あるいは接続に応じて該スイッチ
ングトランジスタをオン/オフする論理回路とすること
により、CRクロック発生器において、周波数調整回路
をより簡単な回路構成で形成することができ、簡単に発
振周波数を調整することのできるクロック発生器をより
一層小型で、簡単な構成のものとすることができる。
【0074】さらに、電圧処理部を、請求項4に記載す
るように、所定電圧源に接続される配線、例えば、コモ
ン電圧に接続される配線とすると、この配線の切断ある
いは接続を行うだけで、クロック発生器の発振周波数を
調整することができ、クロック発生器の発振周波数のバ
ラツキを、より一層簡単に調整することができる。
【0075】また、本発明の液晶駆動装置によれば、チ
ップ内に形成された液晶駆動装置のチップ内に、請求項
1から請求項4のいずれかに記載のクロック発生器を内
蔵し、このチップ外に、電圧処理部を形成しているの
で、液晶駆動装置を大型化することなく、チップ外に形
成された電圧処理部の切断あるいは接続を行うだけで、
チップ内に形成されたクロック発生器の発生するクロッ
ク信号の周波数を簡単に調整することができ、クロック
発生器の発振周波数のバラツキを簡単に修正することが
できる。したがって、液晶の表示のチラツキの原因を簡
単に除去することができ、液晶の適切な表示を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクロック発生器及びこのクロック発生
器を内蔵した液晶表示装置の一実施例を適用した液晶表
示装置の全体ブロック図。
【図2】図1の液晶駆動回路の入力端子部分の拡大図。
【図3】液晶駆動回路に内蔵されたクロック発生回路及
び電圧調整回路の回路図。
【図4】図3のカット部7c、7dのカットの有/無と
トランジスタTr1の動作との関係を示す図。
【図5】図3のカット部7c、7dのカットの有/無と
トランジスタTr2の動作との関係を示す図。
【図6】図3のトランジスタTr1、Tr2のオン/オ
フとクロック発生回路の抵抗値との関係を示す図。
【図7】図3のトランジスタTr1、Tr2のオン/オ
フとクロック発生回路の発振周波数との関係を示す図。
【図8】図3のカット部7c、7dのカットの有/無と
クロック発生回路の発振周波数との関係を示す図。
【符号の説明】
1 液晶表示装置 2 液晶表示パネル 3 液晶駆動回路 4 インターフェイス信号線 4a グランド線 4b 電源線 5 コモン駆動信号線 6 セグメント駆動信号線 7 電圧処理部 7a、7b 配線 7c、7d カット部 10 クロック発生器 11 アンド回路 12 オア回路 20 切換回路 C1、C2 コンデンサ In1〜In4 インバータ R1〜R5 抵抗 Tr1、Tr2 トランジスタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チップ内に形成された所定周波数のクロッ
    ク信号を発生させるクロック発生器において、 前記チップ外に、切断あるいは接続されることにより所
    定の電圧の供給あるいは遮断を行う電圧処理部が形成さ
    れ、 前記チップ内に、前記電圧処理部の切断あるいは接続に
    応じて、前記クロック発生器の発生するクロック信号の
    周波数を調整する周波数調整回路が形成されたことを特
    徴とするクロック発生器。
  2. 【請求項2】前記クロック発生器は、抵抗の大きさに応
    じてその発生するクロック信号の周波数が変化し、 前記周波数調整回路は、 前記クロック発生器の抵抗に直列あるいは並列に接続さ
    れた少なくとも1つの調整用抵抗と、 前記調整用抵抗に並列あるいは直列に接続されたスイッ
    チング素子と、 前記電圧処理部の切断あるいは接続に応じて前記スイッ
    チング素子をオン/オフさせる切換回路と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載のクロック発生
    器。
  3. 【請求項3】前記クロック発生器は、抵抗とコンデンサ
    によるCR発振により所定周波数のクロック信号を発生
    するCRクロック発生器であり、 前記調整用抵抗は、前記クロック発生器の抵抗に直列に
    接続され、 前記スイッチング素子は、前記調整用抵抗に並列に接続
    されたスイッチングトランジスタであり、 前記切換回路は、前記電圧処理部の切断あるいは接続に
    応じて前記スイッチングトランジスタをオン/オフする
    論理回路であることを特徴とする請求項2記載のクロッ
    ク発生器。
  4. 【請求項4】前記電圧処理部は、所定電圧源に接続され
    る配線であることを特徴とする請求項1から請求項3の
    いずれかに記載のクロック発生器。
  5. 【請求項5】チップ内に所定周波数のクロック信号を発
    生するクロック発生器を内蔵し、該クロック発生器の発
    生するクロック信号に基づいて液晶を駆動する液晶駆動
    装置において、 前記チップ内に、前記クロック発生器として前記請求項
    1から請求項4のいずれかに記載のクロック発生器を内
    蔵し、 前記チップ外に、前記請求項1から請求項4のいずれか
    に記載の電圧処理部が形成されていることを特徴とする
    液晶駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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