JP3172849B2 - ダイスボンダ用のマップ方式とインク方式との切り換え装置及び切り換え方法 - Google Patents
ダイスボンダ用のマップ方式とインク方式との切り換え装置及び切り換え方法Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はダイスボンダ用のマップ
方式とインク方式との切り換え装置及び切り換え方法の
改良に関する。特に、マップ方式とインク方式との切り
換えに要する時間を大幅に短縮し、ダイスボンダの稼動
率を向上することができるダイスボンダ用のマップ方式
とインク方式との切り換え装置及び切り換え方法を提供
することを目的とする改良に関する。
方式とインク方式との切り換え装置及び切り換え方法の
改良に関する。特に、マップ方式とインク方式との切り
換えに要する時間を大幅に短縮し、ダイスボンダの稼動
率を向上することができるダイスボンダ用のマップ方式
とインク方式との切り換え装置及び切り換え方法を提供
することを目的とする改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】ダイスボンダは、ボンディングを行うダ
イスボンダ本体とダイスボンダ本体を制御する制御部と
この制御部に入力する情報を格納するフロッピーディス
クを駆動するフロッピーディスクドライバとより構成さ
れる。上記の制御部は複数のプリント回路板（ボード）
よりなり、これら複数のボードのうち、メインボードの
一部とメモリボードとがマップ方式とインク方式との切
り換えに関与する部分（切り換え装置）である。マップ
方式とは、ウェーハ上の各チップのデータにもとづいて
良品チップのみを取り出してボンディングする方式であ
り、インク方式とは、ウェーハ上の各チップのインクマ
ークを認識し、良品チップのみを取り出してボンディン
グする方式である。
イスボンダ本体とダイスボンダ本体を制御する制御部と
この制御部に入力する情報を格納するフロッピーディス
クを駆動するフロッピーディスクドライバとより構成さ
れる。上記の制御部は複数のプリント回路板（ボード）
よりなり、これら複数のボードのうち、メインボードの
一部とメモリボードとがマップ方式とインク方式との切
り換えに関与する部分（切り換え装置）である。マップ
方式とは、ウェーハ上の各チップのデータにもとづいて
良品チップのみを取り出してボンディングする方式であ
り、インク方式とは、ウェーハ上の各チップのインクマ
ークを認識し、良品チップのみを取り出してボンディン
グする方式である。
【０００３】以下、従来技術に係るダイスボンダ用のマ
ップ方式とインク方式との切り換え装置について説明す
る。
ップ方式とインク方式との切り換え装置について説明す
る。
【０００４】まず、メインボードにおいては、メインボ
ード上のＩＣのアドレスピンとメインボードのアドレス
出力端子との間はジャンパ線で接続されており、このジ
ャンパ線がマップ方式とインク方式との場合でそれぞれ
の実行開始アドレスに対応するアドレスピンに接続（ハ
ンダ付け）換えされる。
ード上のＩＣのアドレスピンとメインボードのアドレス
出力端子との間はジャンパ線で接続されており、このジ
ャンパ線がマップ方式とインク方式との場合でそれぞれ
の実行開始アドレスに対応するアドレスピンに接続（ハ
ンダ付け）換えされる。
【０００５】また、メモリボードの構成は図４に示すと
うりである。
うりである。
【０００６】図４参照 図において、１１はＲＯＭであり、このＲＯＭ１１は目
的に応じてマップ方式用ＲＯＭまたはインク方式用ＲＯ
Ｍである。１３はマップ方式とインク方式とで共用のＲ
ＡＭである。１４は、それぞれのアドレス範囲毎（例え
ば４Ｋバイト毎）にＲＯＭかＲＡＭかを選択する第２の
切り換えスイッチであり、１５は上記のそれぞれのアド
レス範囲毎に、格納されている情報が有効であるか無効
であるかを設定する第３の切り換えスイッチである。１
６は、上記のメインボードから入力されるアドレス信号
と上記の第２の切り換え手段１４から入力されるアドレ
ス信号とを比較し、これら両信号が合致したときに、上
記の第３の切り換え手段１５が有効に設定されているこ
とを条件に上記のＲＯＭ１１またはＲＡＭ１３に出力す
る比較手段である。この比較手段１６からの信号に応答
して上記のＲＯＭ１１またはＲＡＭ１３は情報をダイス
ボンダの制御部に出力する。
的に応じてマップ方式用ＲＯＭまたはインク方式用ＲＯ
Ｍである。１３はマップ方式とインク方式とで共用のＲ
ＡＭである。１４は、それぞれのアドレス範囲毎（例え
ば４Ｋバイト毎）にＲＯＭかＲＡＭかを選択する第２の
切り換えスイッチであり、１５は上記のそれぞれのアド
レス範囲毎に、格納されている情報が有効であるか無効
であるかを設定する第３の切り換えスイッチである。１
６は、上記のメインボードから入力されるアドレス信号
と上記の第２の切り換え手段１４から入力されるアドレ
ス信号とを比較し、これら両信号が合致したときに、上
記の第３の切り換え手段１５が有効に設定されているこ
とを条件に上記のＲＯＭ１１またはＲＡＭ１３に出力す
る比較手段である。この比較手段１６からの信号に応答
して上記のＲＯＭ１１またはＲＡＭ１３は情報をダイス
ボンダの制御部に出力する。
【０００７】つぎに、従来技術に係る上記の切り換え装
置を使用して、マップ方式とインク方式とを切り換える
切り換え方法について説明する。
置を使用して、マップ方式とインク方式とを切り換える
切り換え方法について説明する。
【０００８】図５は切り換え手順を示すフローチャート
である。
である。
【０００９】図５参照 作業を中断して電源をオフし（ａ）、ダイスボンダの制
御部ラックからメモリボードを取り外し（ｂ）、メモリ
ボード上のマップ方式用ＲＯＭまたはインク方式用ＲＯ
Ｍをインク方式用ＲＯＭまたはマップ方式用ＲＯＭと交
換し（ｃ）、メモリボード上の第２の切り換えスイッチ
及び第３の切り換えスイッチを切り換え（ｄ）、ダイス
ボンダの制御部ラックにメモリボードを取り付け
（ｅ）、ダイスボンダの制御部ラックからメインボード
を取り外し（ｆ）、メインボード上のジャンパ線を、マ
ップ方式かインク方式かによってそれぞれの実行開始ア
ドレスに対応するアドレスピンに接続換えし（ｇ）、ダ
イスボンダの制御部ラックにメインボードを取り付け
（ｈ）、システムディスクを交換し（ｉ）、電源をオン
して作業を再開する（ｊ）。
御部ラックからメモリボードを取り外し（ｂ）、メモリ
ボード上のマップ方式用ＲＯＭまたはインク方式用ＲＯ
Ｍをインク方式用ＲＯＭまたはマップ方式用ＲＯＭと交
換し（ｃ）、メモリボード上の第２の切り換えスイッチ
及び第３の切り換えスイッチを切り換え（ｄ）、ダイス
ボンダの制御部ラックにメモリボードを取り付け
（ｅ）、ダイスボンダの制御部ラックからメインボード
を取り外し（ｆ）、メインボード上のジャンパ線を、マ
ップ方式かインク方式かによってそれぞれの実行開始ア
ドレスに対応するアドレスピンに接続換えし（ｇ）、ダ
イスボンダの制御部ラックにメインボードを取り付け
（ｈ）、システムディスクを交換し（ｉ）、電源をオン
して作業を再開する（ｊ）。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】従来技術に係るダイス
ボンダ用のマップ方式とインク方式との切り換え装置を
使用してマップ方式とインク方式とを切り換えると、切
り換え作業に約３０分を要し、この時間はダイスボンダ
が使用不能となり、ダイスボンダの稼動率を著しく低下
させると言う欠点が従来技術にはある。
ボンダ用のマップ方式とインク方式との切り換え装置を
使用してマップ方式とインク方式とを切り換えると、切
り換え作業に約３０分を要し、この時間はダイスボンダ
が使用不能となり、ダイスボンダの稼動率を著しく低下
させると言う欠点が従来技術にはある。
【００１１】本発明の目的は、この欠点を解消すること
にあり、マップ方式とインク方式との切り換えに要する
時間を大幅に短縮し、ダイスボンダの稼動率を向上する
ことができるダイスボンダ用のマップ方式とインク方式
との切り換え装置及び切り換え方法を提供することにあ
る。
にあり、マップ方式とインク方式との切り換えに要する
時間を大幅に短縮し、ダイスボンダの稼動率を向上する
ことができるダイスボンダ用のマップ方式とインク方式
との切り換え装置及び切り換え方法を提供することにあ
る。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記二つの目的の内の第
１の目的（ダイスボンダ用のマップ方式とインク方式と
の切り換え装置の提供）は、ダイスボンダ用のマップ方
式とインク方式との切り換え装置において、この切り換
え装置を構成するメインボードは、マップ方式とインク
方式とにおける実行開始アドレスを選択する第１の切り
換え手段を有し、前記の切り換え装置を構成するメモリ
ボードは、マップ方式用ＲＯＭ（１）と、インク方式用
ＲＯＭ（２）と、ＲＡＭ（３）と、ＲＡＭ（３）と前記
のＲＯＭ（１・２）とのいづれかを選択する第２の切り
換え手段（４）と、アドレスの有効か無効かを設定する
第３の切り換え手段（５）と、前記の第１の切り換え手
段から入力されるアドレス信号と前記の第２の切り換え
手段（４）から入力されるアドレス信号とを比較し、該
両アドレス信号が合致し、同時に前記第３の切り換え手
段（５）の設定が有効であるときに出力する比較手段
（６）と、比較手段（６）が出力するときに、マップ方
式用ＲＯＭ（１）とインク方式用ＲＯＭ（２）とのいづ
れかを選択する第４の切り換え手段（７）とを有する、
ダイスボンダ用のマップ方式とインク方式との切り換え
装置によって達成される。そして、上記二つの目的の内
の第２の目的（ダイスボンダ用のマップ方式とインク方
式との切り換え方法の提供）は、上記のダイスボンダ用
のマップ方式とインク方式との切り換え装置を使用し
て、メモリボードに設けられた前記の第２の切り換え手
段（４）と前記の第３の切り換え手段（５）と前記の第
４の切り換え手段（７）とを、マップ方式またはインク
方式に対応して切り換えるとゝもに、メインボードに設
けられた前記の第１の切り換え手段をマップ方式または
インク方式に対応して切り換えることにより、マップ方
式とインク方式との切り換えを行うことゝされている、
ダイスボンダのマップ方式とインク方式との切り換え方
法によって達成される。
１の目的（ダイスボンダ用のマップ方式とインク方式と
の切り換え装置の提供）は、ダイスボンダ用のマップ方
式とインク方式との切り換え装置において、この切り換
え装置を構成するメインボードは、マップ方式とインク
方式とにおける実行開始アドレスを選択する第１の切り
換え手段を有し、前記の切り換え装置を構成するメモリ
ボードは、マップ方式用ＲＯＭ（１）と、インク方式用
ＲＯＭ（２）と、ＲＡＭ（３）と、ＲＡＭ（３）と前記
のＲＯＭ（１・２）とのいづれかを選択する第２の切り
換え手段（４）と、アドレスの有効か無効かを設定する
第３の切り換え手段（５）と、前記の第１の切り換え手
段から入力されるアドレス信号と前記の第２の切り換え
手段（４）から入力されるアドレス信号とを比較し、該
両アドレス信号が合致し、同時に前記第３の切り換え手
段（５）の設定が有効であるときに出力する比較手段
（６）と、比較手段（６）が出力するときに、マップ方
式用ＲＯＭ（１）とインク方式用ＲＯＭ（２）とのいづ
れかを選択する第４の切り換え手段（７）とを有する、
ダイスボンダ用のマップ方式とインク方式との切り換え
装置によって達成される。そして、上記二つの目的の内
の第２の目的（ダイスボンダ用のマップ方式とインク方
式との切り換え方法の提供）は、上記のダイスボンダ用
のマップ方式とインク方式との切り換え装置を使用し
て、メモリボードに設けられた前記の第２の切り換え手
段（４）と前記の第３の切り換え手段（５）と前記の第
４の切り換え手段（７）とを、マップ方式またはインク
方式に対応して切り換えるとゝもに、メインボードに設
けられた前記の第１の切り換え手段をマップ方式または
インク方式に対応して切り換えることにより、マップ方
式とインク方式との切り換えを行うことゝされている、
ダイスボンダのマップ方式とインク方式との切り換え方
法によって達成される。
【００１３】
【作用】本発明に係るダイスボンダ用のマップ方式とイ
ンク方式との切り換え装置においては、マップ方式用Ｒ
ＯＭとインク方式用ＲＯＭとが共にメモリボード上に搭
載されており、これらのＲＯＭのそれぞれが切り換え手
段によって切り換えられて使用されるので、従来技術の
場合におけるメモリボード上のＲＯＭの交換作業が不要
となる。
ンク方式との切り換え装置においては、マップ方式用Ｒ
ＯＭとインク方式用ＲＯＭとが共にメモリボード上に搭
載されており、これらのＲＯＭのそれぞれが切り換え手
段によって切り換えられて使用されるので、従来技術の
場合におけるメモリボード上のＲＯＭの交換作業が不要
となる。
【００１４】また、本発明においては、メインボード上
に切り換え手段が設けられており、この切り換え手段に
よってマップ方式とインク方式とにおける実行開始アド
レスの選択が可能とされているので、従来技術の場合の
ジャンパ線の接続（ハンダ付け）換えの必要がない。
に切り換え手段が設けられており、この切り換え手段に
よってマップ方式とインク方式とにおける実行開始アド
レスの選択が可能とされているので、従来技術の場合の
ジャンパ線の接続（ハンダ付け）換えの必要がない。
【００１５】その結果、本発明に係る切り換え装置を使
用すれば極めて短時間でマップ方式とインク方式とを切
り換えることができる。
用すれば極めて短時間でマップ方式とインク方式とを切
り換えることができる。
【００１６】
【実施例】以下、図面を参照しつゝ本発明の一実施例に
係るダイスボンダ用のマップ方式とインク方式との切り
換え装置及び切り換え方法について説明する。
係るダイスボンダ用のマップ方式とインク方式との切り
換え装置及び切り換え方法について説明する。
【００１７】マップ方式とインク方式との切り換え装置
は、メインボードの一部とメモリボードとをもって構成
される。
は、メインボードの一部とメモリボードとをもって構成
される。
【００１８】まず、メインボードにおいては、メインボ
ード上のＩＣのアドレスピンとメインボードのアドレス
出力端子との間に第１の切り換え手段（例えばワンタッ
チ切り換えスイッチ）が挿入されており、この第１の切
り換え手段によってマップ方式とインク方式とにおける
実行開始アドレスが選択される。
ード上のＩＣのアドレスピンとメインボードのアドレス
出力端子との間に第１の切り換え手段（例えばワンタッ
チ切り換えスイッチ）が挿入されており、この第１の切
り換え手段によってマップ方式とインク方式とにおける
実行開始アドレスが選択される。
【００１９】また、メモリボードの構成は図１に示すと
うりである。
うりである。
【００２０】図１参照 図において、１はマップ方式用ＲＯＭであり、２はイン
ク方式用ＲＯＭである。３はマップ方式とインク方式と
で共用のＲＡＭである。４は、それぞれのアドレス範囲
毎（例えば４Ｋバイト毎）に上記のＲＯＭ（１または
２）とＲＡＭ３とのいずれかを選択する第２の切り換え
手段（例えばワンタッチ切り換えスイッチ）である。５
は上記のそれぞれのアドレス範囲毎に、格納されている
情報が有効か無効かを設定する第３の切り換え手段（例
えばワンタッチ切り換えスイッチ）である。６は、上記
のメインボードから入力されるアドレス信号と上記の第
２の切り換え手段４から入力されるアドレス信号とを比
較し、これら両信号が合致し、同時に上記の第３の切り
換え手段５の設定が有効になっているときに出力する比
較手段である。７は、この比較手段６が出力するとき
に、上記のマップ方式用ＲＯＭ１と上記のインク方式用
ＲＯＭ２とのいずれかを選択する第４の切り換え手段
（例えばワンタッチ切り換えスイッチ）である。この第
４の切り換え手段によって選択されたマップ方式用ＲＯ
Ｍ１またはインク方式用ＲＯＭ２は、その格納されてい
る情報をダイスボンダの制御部へ出力する。
ク方式用ＲＯＭである。３はマップ方式とインク方式と
で共用のＲＡＭである。４は、それぞれのアドレス範囲
毎（例えば４Ｋバイト毎）に上記のＲＯＭ（１または
２）とＲＡＭ３とのいずれかを選択する第２の切り換え
手段（例えばワンタッチ切り換えスイッチ）である。５
は上記のそれぞれのアドレス範囲毎に、格納されている
情報が有効か無効かを設定する第３の切り換え手段（例
えばワンタッチ切り換えスイッチ）である。６は、上記
のメインボードから入力されるアドレス信号と上記の第
２の切り換え手段４から入力されるアドレス信号とを比
較し、これら両信号が合致し、同時に上記の第３の切り
換え手段５の設定が有効になっているときに出力する比
較手段である。７は、この比較手段６が出力するとき
に、上記のマップ方式用ＲＯＭ１と上記のインク方式用
ＲＯＭ２とのいずれかを選択する第４の切り換え手段
（例えばワンタッチ切り換えスイッチ）である。この第
４の切り換え手段によって選択されたマップ方式用ＲＯ
Ｍ１またはインク方式用ＲＯＭ２は、その格納されてい
る情報をダイスボンダの制御部へ出力する。
【００２１】上記の第１〜第４の切り換え手段は、制御
部ラックから当該ボードを取り外さずに切り換えが可能
な位置に配置される。
部ラックから当該ボードを取り外さずに切り換えが可能
な位置に配置される。
【００２２】また、従来、マップ方式の場合とインク方
式の場合とで、ＲＯＭとして使用するアドレス範囲とＲ
ＡＭとして使用するアドレス範囲とが共通部分と非共通
部分とに分かれていたが（図６参照）、本実施例におい
ては全てのアドレス範囲において共通化されており、従
来の非共通部分は全てＲＡＭとし（図３参照）、従来Ｒ
ＯＭとして存在していたプログラムはフロッピーディス
クにシステムディスクとして移行されている。
式の場合とで、ＲＯＭとして使用するアドレス範囲とＲ
ＡＭとして使用するアドレス範囲とが共通部分と非共通
部分とに分かれていたが（図６参照）、本実施例におい
ては全てのアドレス範囲において共通化されており、従
来の非共通部分は全てＲＡＭとし（図３参照）、従来Ｒ
ＯＭとして存在していたプログラムはフロッピーディス
クにシステムディスクとして移行されている。
【００２３】つぎに、本実施例に係る切り換え装置を使
用してマップ方式とインク方式とを切り換える切り換え
方法について説明する。
用してマップ方式とインク方式とを切り換える切り換え
方法について説明する。
【００２４】図２は切り換え手順を示すフローチャート
である。
である。
【００２５】図２参照 作業を中断して電源をオフし（ａ）、メモリボードに設
けられた第２・第３・第４の切り換え手段をマップ方式
またはインク方式に対応して切り換え（ｂ）、メインボ
ードに設けられた第１の切り換え手段を切り換えてマッ
プ方式とインク方式とにおける実行開始アドレスを選択
し（ｃ）、システムディスクを交換し（ｄ）、電源をオ
ンして作業を再開する（ｅ）。
けられた第２・第３・第４の切り換え手段をマップ方式
またはインク方式に対応して切り換え（ｂ）、メインボ
ードに設けられた第１の切り換え手段を切り換えてマッ
プ方式とインク方式とにおける実行開始アドレスを選択
し（ｃ）、システムディスクを交換し（ｄ）、電源をオ
ンして作業を再開する（ｅ）。
【００２６】切り換え作業は、ボードをラックに収納し
た状態で実行でき、しかも、作業が極めて簡単であるの
で、切り換え作業に要する時間は大幅（従来の約１／１
５）に短縮され、約２分である。
た状態で実行でき、しかも、作業が極めて簡単であるの
で、切り換え作業に要する時間は大幅（従来の約１／１
５）に短縮され、約２分である。
【００２７】なお、上記の第２の切り換え手段４と第３
の切り換え手段５とを、更に１組追加し、それぞれの組
をマップ方式用とインク方式用とに専用とすることもで
きる。この場合、マップ方式の場合とインク方式の場合
とで、ＲＯＭとして使用するアドレス範囲とＲＡＭとし
て使用するアドレス範囲とが共通か非共通かは関係なく
なるのでフロッピーディスクからプログラムを読み出す
必要がなくなり、メモリボードの切り換え手段を切り換
えるのみで起動することができる。
の切り換え手段５とを、更に１組追加し、それぞれの組
をマップ方式用とインク方式用とに専用とすることもで
きる。この場合、マップ方式の場合とインク方式の場合
とで、ＲＯＭとして使用するアドレス範囲とＲＡＭとし
て使用するアドレス範囲とが共通か非共通かは関係なく
なるのでフロッピーディスクからプログラムを読み出す
必要がなくなり、メモリボードの切り換え手段を切り換
えるのみで起動することができる。
【００２８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、ダイスボンダ制御部のメインボードはマップ方式と
インク方式とにおける実行開始アドレスを選択する第１
の切り換え手段を有し、ダイスボンダ制御部のメモリボ
ードは、マップ方式用ＲＯＭと、インク方式用ＲＯＭ
と、ＲＡＭと、上記のＲＯＭとＲＡＭとのいずれかを選
択する第２の切り換え手段と、アドレスの有効か無効か
を設定する第３の切り換え手段と、上記の第１と第２の
切り換え手段のそれぞれから入力されるアドレス信号を
相互に比較する比較手段と、上記のマップ方式用ＲＯＭ
とインク方式用ＲＯＭとのいずれかを選択する第４の切
り換え手段とを有しており、マップ方式とインク方式と
の切り換えは、メインボード及びメモリボードをラック
に収納した状態で、切り換え手段を切り換えることによ
って達成できるので、切り換え時間を従来の約１／１５
に短縮することができる。
は、ダイスボンダ制御部のメインボードはマップ方式と
インク方式とにおける実行開始アドレスを選択する第１
の切り換え手段を有し、ダイスボンダ制御部のメモリボ
ードは、マップ方式用ＲＯＭと、インク方式用ＲＯＭ
と、ＲＡＭと、上記のＲＯＭとＲＡＭとのいずれかを選
択する第２の切り換え手段と、アドレスの有効か無効か
を設定する第３の切り換え手段と、上記の第１と第２の
切り換え手段のそれぞれから入力されるアドレス信号を
相互に比較する比較手段と、上記のマップ方式用ＲＯＭ
とインク方式用ＲＯＭとのいずれかを選択する第４の切
り換え手段とを有しており、マップ方式とインク方式と
の切り換えは、メインボード及びメモリボードをラック
に収納した状態で、切り換え手段を切り換えることによ
って達成できるので、切り換え時間を従来の約１／１５
に短縮することができる。
【００２９】したがって、本発明は、マップ方式とイン
ク方式との切り換えに要する時間を大幅に短縮し、ダイ
スボンダの稼動率を向上することができるダイスボンダ
用のマップ方式とインク方式との切り換え装置及び切り
換え方法を提供することができる。
ク方式との切り換えに要する時間を大幅に短縮し、ダイ
スボンダの稼動率を向上することができるダイスボンダ
用のマップ方式とインク方式との切り換え装置及び切り
換え方法を提供することができる。
【図１】本発明の一実施例に係るダイスボンダ用メモリ
ボードの構成図である。
ボードの構成図である。
【図２】本発明の一実施例に係るダイスボンダのマップ
方式とインク方式の切り換えフローチャートである。
方式とインク方式の切り換えフローチャートである。
【図３】本発明に係るアドレスマップである。
【図４】従来技術に係るダイスボンダ用メモリボードの
構成図である。
構成図である。
【図５】従来技術に係るダイスボンダのマップ方式とイ
ンク方式の切り換えフローチャートである。
ンク方式の切り換えフローチャートである。
【図６】従来技術に係るアドレスマップである。
１ マップ方式用ＲＯＭ ２ インク方式用ＲＯＭ ３ ＲＡＭ（本発明） ４ 第２の切り換え手段 ５ 第３の切り換え手段 ６ 比較手段（本発明） ７ 第４の切り換え手段 １１ ＲＯＭ １３ ＲＡＭ（従来技術） １４ 第２の切り換えスイッチ １５ 第３の切り換えスイッチ １６ 比較手段（従来技術）
Claims (2)
- 【請求項１】 ダイスボンダ用のマップ方式とインク方
式との切り換え装置において、 該切り換え装置を構成するメインボードは、マップ方式
とインク方式とにおける実行開始アドレスを選択する第
１の切り換え手段を有し、 前記切り換え装置を構成するメモリボードは、マップ方
式用ＲＯＭ（１）と、インク方式用ＲＯＭ（２）と、Ｒ
ＡＭ（３）と、該ＲＡＭ（３）と前記ＲＯＭ（１・２）
とのいづれかを選択する第２の切り換え手段（４）と、
アドレスの有効か無効かを設定する第３の切り換え手段
（５）と、前記第１の切り換え手段から入力されるアド
レス信号と前記第２の切り換え手段（４）から入力され
るアドレス信号とを比較し、該両アドレス信号が合致
し、同時に前記第３の切り換え手段（５）の設定が有効
であるときに出力する比較手段（６）と、該比較手段
（６）が出力するときに前記マップ方式用ＲＯＭ（１）
と前記インク方式用ＲＯＭ（２）とのいづれかを選択す
る第４の切り換え手段（７）とを有することを特徴とす
るダイスボンダ用のマップ方式とインク方式との切り換
え装置。 - 【請求項２】 請求項１記載のダイスボンダ用のマップ
方式とインク方式との切り換え装置を使用して、前記メモリボードに設けられた前記第２の切り換え手段
（４）と前記第３の切り換え手段（５）と前記第４の切
り換え手段（７）とを、マップ方式またはインク方式に
対応して切り換えるとゝもに、 前記メインボードに設けられた前記第１の切り換え手段
をマップ方式またはインク方式に対応して切り換えるこ
とにより、 マップ方式とインク方式との切り換えを行う
ことを特徴とするダイスボンダのマップ方式とインク方
式との切り換え方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05345593A JP3172849B2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | ダイスボンダ用のマップ方式とインク方式との切り換え装置及び切り換え方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05345593A JP3172849B2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | ダイスボンダ用のマップ方式とインク方式との切り換え装置及び切り換え方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06267999A JPH06267999A (ja) | 1994-09-22 |
| JP3172849B2 true JP3172849B2 (ja) | 2001-06-04 |
Family
ID=12943339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05345593A Expired - Fee Related JP3172849B2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | ダイスボンダ用のマップ方式とインク方式との切り換え装置及び切り換え方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3172849B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6746812B2 (en) | 1998-04-06 | 2004-06-08 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Photosensitive resin composition |
-
1993
- 1993-03-15 JP JP05345593A patent/JP3172849B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6746812B2 (en) | 1998-04-06 | 2004-06-08 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Photosensitive resin composition |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06267999A (ja) | 1994-09-22 |
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