JPH0663990A - 光彩色模様付き成形品とその製造方法 - Google Patents
光彩色模様付き成形品とその製造方法Info
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- JPH0663990A JPH0663990A JP10047892A JP10047892A JPH0663990A JP H0663990 A JPH0663990 A JP H0663990A JP 10047892 A JP10047892 A JP 10047892A JP 10047892 A JP10047892 A JP 10047892A JP H0663990 A JPH0663990 A JP H0663990A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ムラや損傷のない光彩色模様が成形品表面に
強固に密着した光彩色模様付き成形品を得る。 【構成】 基体シート1上に光透過性と光反射性を有す
る平滑な金属薄膜層3からなる転写層5が形成された転
写材6を、キャビティ部表面に艶消しパターンの凹凸8
を有する可動型91と固定型92の間に挿入し固定す
る。ついで、金型9を閉じて形成されたキャビティ形成
部に溶融樹脂を射出し樹脂の冷却後、金型を開いて成形
品7を取り出すとともに基体シート1を剥離し、凹凸1
0となった金属薄膜層3が成形品7表面に形成される。
強固に密着した光彩色模様付き成形品を得る。 【構成】 基体シート1上に光透過性と光反射性を有す
る平滑な金属薄膜層3からなる転写層5が形成された転
写材6を、キャビティ部表面に艶消しパターンの凹凸8
を有する可動型91と固定型92の間に挿入し固定す
る。ついで、金型9を閉じて形成されたキャビティ形成
部に溶融樹脂を射出し樹脂の冷却後、金型を開いて成形
品7を取り出すとともに基体シート1を剥離し、凹凸1
0となった金属薄膜層3が成形品7表面に形成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ムラや損傷のない光
彩色模様が成形品表面に強固に密着した光彩色模様付き
成形品およびその製造方法に関する。
彩色模様が成形品表面に強固に密着した光彩色模様付き
成形品およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シャボン玉の模様や真珠の模様な
どのように眺める角度によって色が変化する光彩色模様
を有する成形品がある。
どのように眺める角度によって色が変化する光彩色模様
を有する成形品がある。
【0003】この光彩色模様付き成形品の製造方法とし
ては、基体シートの微細な凹凸上に剥離層が形成され、
その上に光透過性と光反射性のある蒸着層が形成され、
その上に接着層が形成された転写材を用いて、予め成形
された平滑な成形品の表面に接着層を転写する方法があ
った。ここで転写材は、基体シートの微細な凹凸は、基
体シート上に押し出しラミネート法で溶融樹脂が形成さ
れ、その上に冷却された凹凸ロールを押しつけることに
よって溶融樹脂が凹凸に形成されたものであった。
ては、基体シートの微細な凹凸上に剥離層が形成され、
その上に光透過性と光反射性のある蒸着層が形成され、
その上に接着層が形成された転写材を用いて、予め成形
された平滑な成形品の表面に接着層を転写する方法があ
った。ここで転写材は、基体シートの微細な凹凸は、基
体シート上に押し出しラミネート法で溶融樹脂が形成さ
れ、その上に冷却された凹凸ロールを押しつけることに
よって溶融樹脂が凹凸に形成されたものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の製造方法では、
蒸着層が基体シートの凹凸上に形成された転写材を用い
るので、蒸着層に蒸着ムラやヒビがはいる。また、剥離
層や接着層の造膜性が損なわれる。したがって、光彩色
模様にムラやヒビのはいったり、基体シートの剥離不良
や成形品への密着不良が発生し、容易に転写できない。
蒸着層が基体シートの凹凸上に形成された転写材を用い
るので、蒸着層に蒸着ムラやヒビがはいる。また、剥離
層や接着層の造膜性が損なわれる。したがって、光彩色
模様にムラやヒビのはいったり、基体シートの剥離不良
や成形品への密着不良が発生し、容易に転写できない。
【0005】また、従来の製造方法では、転写材が凹凸
ロールにより蒸着層が凹凸に形成されたものなので、蒸
着層の凹凸が凹凸ロールの凹凸の深さに規定されてしま
う。また、凹凸が全面に形成されてしまい、不要な部分
にまで光彩色模様が形成されてしまう。したがって、光
彩色模様の表現の範囲の限られてしまう。また、成形品
の成形工程と凹凸の形成工程とを別々に行う必要がある
ので、生産効率が非常に悪い。
ロールにより蒸着層が凹凸に形成されたものなので、蒸
着層の凹凸が凹凸ロールの凹凸の深さに規定されてしま
う。また、凹凸が全面に形成されてしまい、不要な部分
にまで光彩色模様が形成されてしまう。したがって、光
彩色模様の表現の範囲の限られてしまう。また、成形品
の成形工程と凹凸の形成工程とを別々に行う必要がある
ので、生産効率が非常に悪い。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、以上のよう
な問題点を解決するために、基体シートの平滑な表面上
に形成された光透過性と光反射性を有する金属薄膜層が
形成された転写材を、微細な凹凸を有する金型内に固定
し、ついで金型内に樹脂を射出し冷却した後、基体シー
トを剥離することによって金属薄膜層を転写し、金型の
微細な凹凸に追従された凹凸の金属薄膜層を成形品表面
に形成するように構成した。
な問題点を解決するために、基体シートの平滑な表面上
に形成された光透過性と光反射性を有する金属薄膜層が
形成された転写材を、微細な凹凸を有する金型内に固定
し、ついで金型内に樹脂を射出し冷却した後、基体シー
トを剥離することによって金属薄膜層を転写し、金型の
微細な凹凸に追従された凹凸の金属薄膜層を成形品表面
に形成するように構成した。
【0007】また、この発明は、基体シート上に光透過
性と光反射性を有する平滑な金属薄膜層が形成された転
写材を、微細な凹凸を有する金型内に固定し、ついで金
型内に樹脂を射出し冷却し、転写材を転写し、金型の微
細な凹凸に追従された凹凸の金属薄膜層を成形品表面に
形成するように構成した。
性と光反射性を有する平滑な金属薄膜層が形成された転
写材を、微細な凹凸を有する金型内に固定し、ついで金
型内に樹脂を射出し冷却し、転写材を転写し、金型の微
細な凹凸に追従された凹凸の金属薄膜層を成形品表面に
形成するように構成した。
【0008】また、この発明は、光透過性と光反射性を
有する平滑な金属薄膜層が、成形品の凹凸に追従した凹
凸形状とされた光彩色模様付き成形品である。
有する平滑な金属薄膜層が、成形品の凹凸に追従した凹
凸形状とされた光彩色模様付き成形品である。
【0009】
【作用】光透過性と光反射性を有する金属薄膜層が、金
型の微細な凹凸表面に追従されて凹凸となり成形品表面
に形成され光彩色模様を発する。
型の微細な凹凸表面に追従されて凹凸となり成形品表面
に形成され光彩色模様を発する。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例で詳しく説
明する。図1、図2はこの発明の光彩色模様付き成形品
の製造方法の一工程の断面図である。図3はこの発明の
製造方法に用いる転写材の断面図である。図4、図5は
この発明の光彩色模様付き成形品の断面図である。
明する。図1、図2はこの発明の光彩色模様付き成形品
の製造方法の一工程の断面図である。図3はこの発明の
製造方法に用いる転写材の断面図である。図4、図5は
この発明の光彩色模様付き成形品の断面図である。
【0011】この発明の製造方法に用いる転写材6の構
成を説明する。転写材6は、基体シート1上に剥離層
2、光透過性と光反射性を有する平滑な金属薄膜層3、
接着層4からなる転写層5が形成されたものであり(図
3参照)、剥離層2・金属薄膜層3・接着層4が転写層
5として成形品7表面に転写されるものである(図4参
照)。
成を説明する。転写材6は、基体シート1上に剥離層
2、光透過性と光反射性を有する平滑な金属薄膜層3、
接着層4からなる転写層5が形成されたものであり(図
3参照)、剥離層2・金属薄膜層3・接着層4が転写層
5として成形品7表面に転写されるものである(図4参
照)。
【0012】基体シート1は、ポリエチレンテレフタレ
ートやポリプロピレンなどののフィルム状物あるいはシ
ート状物であり、平滑な表面を有しているものである。
基体シート1は成形品への転写後、転写層5から剥離さ
れるものである。
ートやポリプロピレンなどののフィルム状物あるいはシ
ート状物であり、平滑な表面を有しているものである。
基体シート1は成形品への転写後、転写層5から剥離さ
れるものである。
【0013】剥離層2は、基体シート1の転写層5から
の剥離性や転写層5の保護性を良くするために、基体シ
ート1上に形成される。この剥離層2の表面は平滑であ
る。
の剥離性や転写層5の保護性を良くするために、基体シ
ート1上に形成される。この剥離層2の表面は平滑であ
る。
【0014】光透過性と光反射性を有する金属薄膜層3
は、基体シート1上に平滑に形成される。金属薄膜層3
は、アルミニウムや銀などの純粋な金属単体や、あるい
は、酸化チタン、二酸化硅素などの金属酸化物、硫化
銅、硫化亜鉛金属硫化物、無機物などの金属化合物を蒸
着法、イオンプレーティング法、スパッタリング法など
の薄膜形成方法で光透過性と光反射性を有するように平
滑に形成される。この金属薄膜層3の膜厚としては50〜
1000Åが好ましく、光透過率としては20〜99%が好まし
い。この金属薄膜層3は、必要に応じて部分的に設ける
こともできる。部分的に設ける方法としては、水溶性樹
脂を用いて金属薄膜層3の不要な部分を水洗除去する方
法や、金属薄膜層3の不要な部分をエッチング除去する
方法等がある。
は、基体シート1上に平滑に形成される。金属薄膜層3
は、アルミニウムや銀などの純粋な金属単体や、あるい
は、酸化チタン、二酸化硅素などの金属酸化物、硫化
銅、硫化亜鉛金属硫化物、無機物などの金属化合物を蒸
着法、イオンプレーティング法、スパッタリング法など
の薄膜形成方法で光透過性と光反射性を有するように平
滑に形成される。この金属薄膜層3の膜厚としては50〜
1000Åが好ましく、光透過率としては20〜99%が好まし
い。この金属薄膜層3は、必要に応じて部分的に設ける
こともできる。部分的に設ける方法としては、水溶性樹
脂を用いて金属薄膜層3の不要な部分を水洗除去する方
法や、金属薄膜層3の不要な部分をエッチング除去する
方法等がある。
【0015】接着層4は、溶融樹脂からなる成形品7と
転写層5とをあるいは、成形品7と転写材6とを密着さ
せるものであり、金属薄膜層3の上に形成される。接着
層4としては、接着される成形品7の素材に適した感熱
性あるいは感圧性の樹脂を適宜使用する。例えば、成形
品7が、AS樹脂の場合は、アクリル系樹脂やビニル系
樹脂を用いるようにするとよい。
転写層5とをあるいは、成形品7と転写材6とを密着さ
せるものであり、金属薄膜層3の上に形成される。接着
層4としては、接着される成形品7の素材に適した感熱
性あるいは感圧性の樹脂を適宜使用する。例えば、成形
品7が、AS樹脂の場合は、アクリル系樹脂やビニル系
樹脂を用いるようにするとよい。
【0016】また、必要に応じて、所望の文字や図柄模
様などの柄インキ層を形成してもよい。柄インキ層は、
剥離層2と金属薄膜層3との間に形成してもよいし、金
属薄膜層3と接着層4との間に形成してもよい。
様などの柄インキ層を形成してもよい。柄インキ層は、
剥離層2と金属薄膜層3との間に形成してもよいし、金
属薄膜層3と接着層4との間に形成してもよい。
【0017】また、必要に応じて剥離層と金属薄膜層3
との間に前アンカー層を設けたり、金属薄膜層3と接着
層6との間に後アンカー層を設けて、相互の密着性を良
好にしておいてもよい。
との間に前アンカー層を設けたり、金属薄膜層3と接着
層6との間に後アンカー層を設けて、相互の密着性を良
好にしておいてもよい。
【0018】あるいは、転写材6は、基体シート1上に
光透過性と光反射性を有する平滑な金属薄膜層3が形成
されたもので、基体シート1ごと成形品7上に転写され
るものでもよい(図5参照)。この場合は、転写材6は
転写された部分を残して金型9内で打ち抜かれるか、金
型9内から取り出した後に不要部分が切り取られる。
光透過性と光反射性を有する平滑な金属薄膜層3が形成
されたもので、基体シート1ごと成形品7上に転写され
るものでもよい(図5参照)。この場合は、転写材6は
転写された部分を残して金型9内で打ち抜かれるか、金
型9内から取り出した後に不要部分が切り取られる。
【0019】次に、上記転写材6を用いて射出成形同時
転写をおこない光彩色模様付き成形品を製造する方法を
説明する。転写材6を固定する金型9は、可動型91と
固定型92とからなり、可動型91側に転写材6を固定
できるように構成されている。両金型を閉じることによ
って、溶融樹脂が射出されるキャビティ部を形成する。
可動型91の表面のうちキャビティ部を構成する表面に
微細な凹凸8が形成されている。この凹凸8は射出成形
後、転写材6の金属薄膜層3および成形品7表面に写し
取られるものである。
転写をおこない光彩色模様付き成形品を製造する方法を
説明する。転写材6を固定する金型9は、可動型91と
固定型92とからなり、可動型91側に転写材6を固定
できるように構成されている。両金型を閉じることによ
って、溶融樹脂が射出されるキャビティ部を形成する。
可動型91の表面のうちキャビティ部を構成する表面に
微細な凹凸8が形成されている。この凹凸8は射出成形
後、転写材6の金属薄膜層3および成形品7表面に写し
取られるものである。
【0020】金型の凹凸8のパターンとしては、単なる
艶消し状のものやヘアライン形状やスピン形状などでも
よい。また、互いに微小間隔で平行に配列された溝群か
らなる区画領域を複数個有する凹凸表面のものでもよ
く、この場合、溝を形成する平行線の方向を区画領域ご
とに異なるようにすると、見る方向によって反射のトー
ンが強いところと弱いところを併存させることができ
る。こうすると視覚的に凹凸感がより一層強調されるの
で効果的である。
艶消し状のものやヘアライン形状やスピン形状などでも
よい。また、互いに微小間隔で平行に配列された溝群か
らなる区画領域を複数個有する凹凸表面のものでもよ
く、この場合、溝を形成する平行線の方向を区画領域ご
とに異なるようにすると、見る方向によって反射のトー
ンが強いところと弱いところを併存させることができ
る。こうすると視覚的に凹凸感がより一層強調されるの
で効果的である。
【0021】可動型91と固定型92との間に転写材6
を挿入し、転写材6の基体シート1側が可動型91に接
するようにして所定の位置に固定する(図1参照)。つ
いで、金型を閉じて形成されたキャビティ形成部に溶融
樹脂を射出する(図2参照)。樹脂の冷却後、金型を開
いて成形品7を取り出すとともに基体シート1を剥離す
る。なお、基体シート1ごと転写する場合は、基体シー
ト1は剥離しない。えられた成形品7表面には金属薄膜
層3、接着層4などが接着され、成形品7表面と金属薄
膜層3は金型の凹凸8が写し取られ凹凸10となる。
を挿入し、転写材6の基体シート1側が可動型91に接
するようにして所定の位置に固定する(図1参照)。つ
いで、金型を閉じて形成されたキャビティ形成部に溶融
樹脂を射出する(図2参照)。樹脂の冷却後、金型を開
いて成形品7を取り出すとともに基体シート1を剥離す
る。なお、基体シート1ごと転写する場合は、基体シー
ト1は剥離しない。えられた成形品7表面には金属薄膜
層3、接着層4などが接着され、成形品7表面と金属薄
膜層3は金型の凹凸8が写し取られ凹凸10となる。
【0022】
【発明の効果】この発明では、平滑な金属薄膜層を形成
した転写材を用いて、成形品の成形と同時に金属薄膜層
を凹凸にして転写し光彩色模様を形成するので、ムラや
損傷のない良好な光彩色模様が成形品表面に形成され、
かつ剥離層や接着層の造膜性もよく光彩色模様が強固に
密着した光彩色模様付き成形品が得られる。
した転写材を用いて、成形品の成形と同時に金属薄膜層
を凹凸にして転写し光彩色模様を形成するので、ムラや
損傷のない良好な光彩色模様が成形品表面に形成され、
かつ剥離層や接着層の造膜性もよく光彩色模様が強固に
密着した光彩色模様付き成形品が得られる。
【0023】また、この発明では、金型表面の凹凸によ
り金属薄膜層に凹凸を形成するので、光彩色模様の深み
や形成箇所が任意に設定されたものとなり、幅の広い光
彩色模様表現ができる成形品ができる。また、成形品の
成形と凹凸表面の形成とを同時におこなうので、生産効
率が向上する。
り金属薄膜層に凹凸を形成するので、光彩色模様の深み
や形成箇所が任意に設定されたものとなり、幅の広い光
彩色模様表現ができる成形品ができる。また、成形品の
成形と凹凸表面の形成とを同時におこなうので、生産効
率が向上する。
【図1】 この発明の製造方法の一実施例の一工程を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】 この発明の製造方法の一実施例の一工程を示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】 この発明の製造方法に用いられる転写材の一
実施例を示す断面図である。
実施例を示す断面図である。
【図4】 この発明の光彩色模様付き成形品の一実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図5】 この発明の光彩色模様付き成形品の一実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
1 基体シート 2 剥離層 3 金属薄膜層 4 接着層 5 転写層 6 転写材 7 成形品 8 凹凸 9 金型 10 凹凸 91 可動型 92 固定型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29L 9:00 4F (72)発明者 奥野 至郎 京都府京都市中京区壬生花井町3番地 日 本写真印刷株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 基体シート上に光透過性と光反射性を有
する平滑な金属薄膜層が形成された転写材を、微細な凹
凸を有する金型内に固定し、ついで金型内に樹脂を射出
し冷却した後、基体シートを剥離することによって金属
薄膜層を転写し、金型の微細な凹凸に追従された凹凸の
金属薄膜層を成形品表面に形成することを特徴とする光
彩色模様付き成形品の製造方法。 - 【請求項2】 基体シート上に光透過性と光反射性を有
する平滑な金属薄膜層が形成された転写材を、微細な凹
凸を有する金型内に固定し、ついで金型内に樹脂を射出
し冷却し、転写材を転写し、金型の微細な凹凸に追従さ
れた凹凸の金属薄膜層を成形品表面に形成することを特
徴とする光彩色模様付き成形品の製造方法。 - 【請求項3】 光透過性と光反射性を有する平滑な金属
薄膜層が、成形品の凹凸に追従した凹凸形状とされてい
ることを特徴とする光彩色模様付き成形品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10047892A JPH0663990A (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | 光彩色模様付き成形品とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10047892A JPH0663990A (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | 光彩色模様付き成形品とその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0663990A true JPH0663990A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=14275032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10047892A Withdrawn JPH0663990A (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | 光彩色模様付き成形品とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0663990A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1327510A1 (en) * | 2000-10-17 | 2003-07-16 | Nissha Printing Co., Ltd. | Antireflective formed article and method for preparation thereof, and mold for antireflective formed article |
JP2006137475A (ja) * | 2004-11-15 | 2006-06-01 | Toppan Printing Co Ltd | クリアケースとその製造方法 |
WO2010053142A1 (ja) * | 2008-11-06 | 2010-05-14 | 小野産業株式会社 | 樹脂成形品およびその製造方法 |
WO2011081994A1 (en) * | 2009-12-28 | 2011-07-07 | 3M Innovative Properties Company | Manufacturing method of decorative molding |
JP2011212904A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 加飾合成樹脂成形品 |
JP2014117944A (ja) * | 2012-12-19 | 2014-06-30 | Jnc Corp | インモールド成形用転写フィルム、インモールド成形体の製造方法および成形体 |
-
1992
- 1992-03-25 JP JP10047892A patent/JPH0663990A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1327510A1 (en) * | 2000-10-17 | 2003-07-16 | Nissha Printing Co., Ltd. | Antireflective formed article and method for preparation thereof, and mold for antireflective formed article |
EP1327510A4 (en) * | 2000-10-17 | 2006-08-30 | Nissha Printing | REFLECTION-FREE OBJECT AND MANUFACTURING METHOD AND METHOD FOR THE REFLECTION-FREE OBJECT |
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JP4622470B2 (ja) * | 2004-11-15 | 2011-02-02 | 凸版印刷株式会社 | クリアケースの製造方法 |
WO2010053142A1 (ja) * | 2008-11-06 | 2010-05-14 | 小野産業株式会社 | 樹脂成形品およびその製造方法 |
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