JP3074218B2 - 光拡散転写シートとこれを用いたインジケータパネルの製造方法 - Google Patents

光拡散転写シートとこれを用いたインジケータパネルの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、裏面からの光を均一に
拡散透過させる光拡散転写シートとこれを用いたインジ
ケータパネルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビデオ、オーディオ製品など
の表示部、車のメータ部などとなるインジケータパネル
20としては、光透過性を有する基材10に非透光性
飾部分18が設けられ、パネル後方に配置した光源17
の形が見えるのを防止するために光拡散透過部分19を
有したものがある(図12参照)。インジケータパネル
20を製造するには、転写法により光透過性を有する基
材10表面に非透光性装飾部分18および光拡散透過部
分19を設ける。転写法に用いる光拡散転写シートは、
剥離面に凹凸部を部分的に有する基体シート1上に剥離
層2が設けられ、基体シート1の凹凸部以外の個所に剥
離層2を介して非透光性装飾層4が設けられ、剥離層2
および非透光性装飾層4上に接着層5が設けられている
(図11参照)。したがって、この転写シート1の剥離
層2、非透光性装飾層4および接着層からなる転写層を
基材10に転写すると、基体シート1の凹凸部が反映さ
れた剥離層2が最上層となって基材10上に形成され
る。そして、この剥離層2の凹凸部が光拡散透過部分1
9を形成することになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように、
従来の光拡散転写シートを転写して製造されたインジケ
ータパネルは、表面に油、汚れなどが付着して剥離層の
凹凸を埋めると、光の散乱が少なくなるため、すりガ
ラスの表面が水でぬれたときと同じように凹凸状境界面
における光散乱程度が大きく低減していた。
【0004】したがって、本発明の目的は、表面に湯、
汚れなどが付着しても必要な光散乱が確保されるインジ
ケータパネルを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するよ
うに、本発明の光拡散転写シートは、基体シート上に
凸部を部分的に有する剥離層が設けられ、剥離層の凹凸
部全面に透光性の蒸着層が設けられ、剥離層の凹凸部以
外の個所に非透光性装飾層が設けられ、蒸着層および非
透光性装飾層上に接着層が設けられているように構成し
た。
【0006】また、本発明の光拡散転写シートは、基体
シート上に表面の平滑な剥離層が設けられ、剥離層上に
透光性の凹凸形成層が部分的に設けられ、凹凸形成層全
面に透光性の蒸着層が設けられ、剥離層の凹凸形成層が
設けられていない個所に非透光性装飾層が設けられ、蒸
着層および非透光性装飾層上に接着層が設けられている
ように構成することができる。
【0007】本発明のインジケータパネルの製造方法
は、上記光拡散転写シートを用い、転写シートの接着
側と光透過性を有する基材とを重ね合わせ、熱圧を加え
て接着させた後基体シートを剥離するように構成した。
【0008】また、本発明のインジケータパネルの製造
方法は、上記光拡散転写シートを用い、転写シートを可
動型と固定型の間に配置し、型閉め後に光透過性の溶融
樹脂を射出成形し、冷却固化後成形品を取りだし基体シ
ートを剥離するように構成することができる。
【0009】以下に、本発明の光拡散転写シートとこれ
を用いたインジケータパネルの製造方法を図を用いてさ
らに詳しく説明する。
【0010】図1〜8は本発明の光拡散転写シートの実
施例を示す断面図である。図9および10は本発明のイ
ンジケータパネルの製造方法の実施例を示す断面図であ
る。1は基体シート、2は剥離層、3は蒸着層、4は
透光性装飾層、5は接着層、6は凹凸形成層、7はアン
カー層、8は光拡散転写シート、9は転写層、10は基
材、11は加熱ローラ、12は移動台、13はロール転
写機、14は固定型、15は可動型、16は溶融樹脂射
出口、21は透光性装飾層をそれぞれ示す。なお、転写
層9は、剥離層、蒸着層、非透光性装飾層および接着層
を必須構成層と する。
【0011】まず、本発明の光拡散転写シートの各層に
ついて述べる。基体シート1は、転写層を支持し転写後
は剥離除去されるものである。基体シート1としては、
ポリエチレンテレフテレート・ポリプロピレン・ポリエ
チレン・ナイロン・セロハンなどのプラスチックフィル
ム、あるいはこれらと紙の複合フィルムなど、通常の転
写箔の基体シートとして用いられるものを使用する。
【0012】剥離層2は、基体シート1上に全面に設け
られ、転写後は基体シート1から剥離するものである。
剥離層2の材質としては、アクリル系樹脂やセルロース
系樹脂、ゴム系樹脂などがある。剥離層2の形成方法と
しては、グラビア印刷、スクリーン印刷などの通常の印
刷法のほかグラビアコート、ロールコートなどのコート
法やスプレー法などが使用される。
【0013】本発明の光拡散転写シートは、図1に示す
ように表面に油、汚れなどが付着しても必要な光散乱が
確保されるインジケータパネルを製造するために、基体
シート上に凹凸部を部分的に有する層を剥離層2として
設け、剥離層2の凹凸部全面に透光性の蒸着層3を設け
る。剥離層2表面に凹凸を形成するには、 1.剥離層2を印刷した後、プレスなどにより表面にエ
ンボス加工を施す。 2.凹凸を有する版で剥離層2を印刷する。 3.剥離層2の樹脂中に体質顔料などの拡散剤を混ぜて
印刷する。 などがある。
【0014】蒸着層3は、剥離層の凹凸部全面に設けら
れるものであり、凹凸において転写層を透過する光を
散乱させるものである。蒸着層3は厚さ50〜1000
Åの薄膜で形成され、蒸着層3の材質として薄膜状態で
光透過率が20〜99%であるような金属、金属酸化
物、金属硫化物などを用いる。たとえば、ITO、Si
、Al、ZnSの薄膜などがある。蒸着層3を形成
する方法としては、真空蒸着、イオンプレーティング、
スパッタリングなどの方法がある。また、蒸着層3を部
分的に設けるには、蒸着層3を必要としない部分にあら
かじめ水溶性樹脂をパターン状に形成し、その上から全
面に蒸着層を形成し、水洗を行なって水溶性樹脂ととも
に不要な層を除去したり、あるいはマスクを介して真空
蒸着などを施したりする。なお、剥離層2上に蒸着層3
を設けるに際し、蒸着層3の密着性を向上させるために
アンカー層7を設けてもよい。蒸着層3上または下に、
後述する非透光性装飾層4より光透過率の高い透光性装
飾層21を設けてもよい。たとえば、装飾層4が、図2
および図5に示すように蒸着層3上に設けられてもよい
し、図4に示すように蒸着層3と剥離層2との間に設け
られてもよい。
【0015】非透光性装飾層4は、剥離層2の凹凸部以
外の個所に設けられるものであり、転写により移されて
基材10に加飾を施すものである。非透光性装飾層4
材質としては、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体・ポリア
ミド・ポリエステル・アクリル・ポリウレタン・ポリビ
ニルアセタール・ポリメチルメタアクリレート・塩化ゴ
ムなどの樹脂をバインダーとし、適切な色の染顔料を着
色材として含有するものや、金属光沢に優れた金属薄膜
がある。非透光性装飾層4の形成方法としては、グラビ
ア印刷、スクリーン印刷などの通常の印刷法のほかグラ
ビアコート、ロールコートなどのコート法が使用され
る。
【0016】接着層5は、蒸着層3および非透光性装飾
層4上に設けられるものであり、基材10上に各層を密
着転移させるものである。接着層5の材質としては、被
転写物の材質により適宜、設計変更する必要があるが、
たとえば、被転写物の材質がポリスチレン樹脂、アクリ
ロニトリルスチレン樹脂アクリロニトリルブタジエン
スチレン共重合樹脂メタクリル酸メチル樹脂ノリル
樹脂、ポリカーボネート樹脂などの場合は、アクリル樹
スチレン樹脂ポリアミド樹脂などの樹脂を使用す
ればよい。また、被転写物の材質がポリエチレン樹脂、
ポリプロピレン樹脂などの樹脂の場合は、塩素化ポリオ
レフィン樹脂、塩素化エチレン酢酸ビニル共重合体、
化ゴムなどの樹脂が使用可能である。また、その他の
各種被転写物の材質に対応して、飽和ポリエステル樹
脂、硝化綿なども使用することができる。接着層5の形
成方法としては、グラビア印刷、スクリーン印刷などの
通常の印刷法のほかグラビアコート、ロールコートな
どのコート法やスプレー法などが使用される。
【0017】本発明の光拡散転写シートの第2の態様
は、図3に示すように、基体シート1上に表面の平滑な
剥離層2を設け、剥離層2上に透光性の凹凸形成層6を
設け、凹凸形成層6全面に透光性の蒸着層3を設け蒸着
層3および非透光性装飾層4上に接着層5を設けてもよ
い。凹凸形成層6は、光透過性の樹脂層よりなり、基体
シート1表面と対向する面と反対側に凹凸を有する。凹
凸形成層6の凹凸を形成する方法としては、 A.樹脂層を印刷した後、プレスなどにより表面にエン
ボス加工を施す。 B.凹凸を有する版で樹脂層を印刷する。 C.表面張力の違う樹脂、または相溶性の悪い樹脂を混
ぜ合わせ、その印刷時に樹脂を分離する。 D.樹脂中に体質顔料などの拡散剤を混ぜて印刷する。 などがある。光透過性の樹脂としては、上記A、B、D
の方法では塩化ビニル酢酸ビニル共重合体ポリアミド
樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリウレタン
樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリメチルメタアク
リレート樹脂、塩化ゴムなどの樹脂が用いられ、上記C
の方法ではスチレン樹脂またはニトロセルロース樹脂
ビニル系樹脂とを混ぜ合わせて用いる。また、凹凸形成
層6となる樹脂層を印刷する方法としては、アクリル樹
脂などの光透過性の樹脂を用い、グラビア印刷、スクリ
ーン印刷などの通常の印刷法のほかグラビアコート、
ロールコートなどのコート法が使用される。
【0018】また、図8に示すように、基体シート1が
表面に凹凸を有していてもよい。また、図6および図
7に示すように、アンカー層7が凹凸形成層6、剥離層
2のうちいずれかと蒸着層との間に設けられてもよ
い。アンカー層7は、蒸着適性を増すためのもので、蒸
着層を形成する面の凹凸が消えない程度の薄さにす
る。アンカー層7の材質としては、たとえばウレタン
脂、ポリエステル系樹脂塩化ビニル酢酸ビニルマレイ
ン酸共重合樹脂アクリル樹脂硝化綿などがある。ア
ンカー層7の形成方法としては、グラビア印刷、スクリ
ーン印刷などの通常の印刷法のほかグラビアコート、
ロールコートなどのコート法が使用される。
【0019】以上のような光拡散転写シートを用いて、
インジケータパネルを製造する。
【0020】本発明のインジケータパネルの製造方法
は、上記層構成の光拡散転写シート8を用い、光拡散転
写シート8の接着層5側と光透過性を有する基材10と
を重ね合わせ、熱圧を加えて接着させた後基体シート1
を剥離する。たとえば、図9に示すようなロール転写機
13を用いる場合、まず、光透過性を有する基材10と
光拡散転写シート8の接着側とを重ね合わせて移動台1
2に載置する。その後移動台12を加熱ローラ11側
へ送り基材10および光拡散転写シート8を加熱ロー
ラ11と移動台12とで挟み込む。加熱ローラ11を通
過した後基体シート1を剥離して基材10表面に転写
層9を設ける。光透過性を有する基材10としては、ポ
リエチレンテレフタレート樹脂ポリカーボネート樹
アクリル樹脂アクリロニトリルスチレン樹脂
チロール樹脂などからなるものが使用される。
【0021】また、本発明のインジケータパネルの製造
方法は、図10に示すように、上記層構成の光拡散転写
シートを8用い、転写シートを可動型15と固定型14
の間に配置し、型閉め後に溶融樹脂を溶融樹脂射出口1
6より射出し、冷却固化後成形品を取りだし基体シート
1を剥離してもよい。
【0022】
【実施例】実施例1 ポリエチレンテレフタレートを基体シート1として用
い、その上に全面にグラビア印刷にてアクリル樹脂から
なる剥離層2を形成した。その後、剥離層2上にプレス
により部分的にエンボス加工を施して凹凸部を形成し
。次に、ウレタン樹脂からなるアンカー層7を剥離層
2の凹凸部全面にグラビア印刷により設け。次に、ア
ンカー層7上の全面にSiO2をスパッタリングして
光性の蒸着層3を設けた。さらに、剥離層2の凹凸部以
外の個所にポリウレタン樹脂中に黒色顔料を含有する
透光性装飾層4をグラビア印刷にて形成した。最後にス
チレン樹脂からなる接着層5を蒸着層3および非透光性
装飾層4上に形成した。
【0023】このようにして得られた光拡散転写シート
8の接着層5側とアクリロニトリルスチレン樹脂板であ
る透明な基材10とを重ね合わせて移動台12に載置
し、その後移動台12を加熱ローラ11側へ送り基材
10および光拡散転写シート8を加熱ローラ11と移動
台12とで挟み込み、加熱ローラ11を通過した後基体
シート1を剥離して基材10表面に転写層9を設けてイ
ンジケータパネルを得た。このインジケータパネルは、
その表面に油、汚れなどが付着しても必要な光散乱が
確保された。
【0024】実施例2 ポリエチレンテレフタレートを基体シート1として用
い、その上に全面にグラビア印刷にてアクリル樹脂から
なる表面の平滑な剥離層2を形成した。その後、剥離層
2上にアクリル樹脂からなる樹脂層を部分的にグラビア
印刷しプレスにより樹脂層表面にエンボス加工を施して
透光性の凹凸形成層6を形成した。次に、凹凸形成層6
全面にSiOをスパッタリングして透光性の蒸着層3
を設けた。さらに、剥離層2の凹凸形成層6が設けられ
ていない個所にポリウレタン中に黒色顔料を含有する
透光性装飾層4をグラビア印刷にて形成した。最後にス
チレン樹脂からなる接着層5を蒸着層3および非透光性
装飾層4上に形成した。
【0025】このようにして得られた光拡散転写シート
8を可動型15と固定型14の間に配置し、型閉め後に
アクリロニトリルスチレン樹脂からなる透明な溶融樹脂
を溶融樹脂射出口16より射出し、冷却固化後成形品を
取りだし基体シート1を剥離したところ、製造されたイ
ンジケータパネル表面に油、汚れなどが付着しても必要
な光散乱が確保された。
【0026】
【作用】 本発明は、以上の構成よりなるから、次の作用
が得られる。すなわち、本発明に係る光拡散転写シート
は、基体シート上に凹凸部を部分的に有する剥離層が設
けられるか、平滑な剥離層上に凹凸形成層が設けられて
いるから、基材上に転写層を転写した場合、透光部の表
面層は平滑であるが、内部に凹凸部が形成されることに
なり、光が散乱される。
【0027】 また、凹凸部または凹凸形成層の裏面には
蒸着層が形成されることになるから、凹凸部と蒸着層ま
たは凹凸形成層と蒸着層との間に光の屈折率の差が生
じ、光の散乱はより効果的に行なわれる。
【0028】 さらに、剥離層の凹凸部以外の個所または
剥離層の凹凸形成層が設けられていない個所には、非透
光性装飾層が形成されることになるから、光を遮断する
とともに非透光性装飾部分を形成することができる
【0029】
【発明の効果】本発明は、以上の構成、作用からなるの
で、次の効果が得られる。すなわち、本発明に係る光拡
散転写シートおよびこれを用いたインジケータパネル
は、光の散乱が常に確保されるので、その表面に油や汚
れが付着しても、光散乱程度がほとんど低減することが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光拡散転写シートの一実施例を示す断
面図である。
【図2】本発明の光拡散転写シートの他の実施例を示す
断面図である。
【図3】本発明の光拡散転写シートの他の実施例を示す
断面図である。
【図4】本発明の光拡散転写シートの他の実施例を示す
断面図である。
【図5】本発明の光拡散転写シートの他の実施例を示す
断面図である。
【図6】本発明の光拡散転写シートの他の実施例を示す
断面図である。
【図7】本発明の光拡散転写シートの他の実施例を示す
断面図である。
【図8】本発明の光拡散転写シートの他の実施例を示す
断面図である。
【図9】本発明のインジケータパネルの製造方法の一実
施例を示す断面図である。
【図10】本発明のインジケータパネルの製造方法の他
の実施例を示す断面図である。
【図11】従来の光拡散転写シートを示す断面図であ
る。
【図12】本発明のインジケータパネルの実施例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 基体シート 2 剥離層 3 蒸着層 4 非透光性装飾層 5 接着層 6 凹凸形成層 7 アンカー層 8 光拡散転写シート 9 転写層 10 基材 11 加熱ローラ 12 移動台 13 ロール転写機 14 固定型 15 可動型 16 溶融樹脂射出口 17 光源 18 非透光性装飾部分 19 光拡散透過部分 20 インジケータパネル21 透光性装飾層
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 5/02 G09F 9/00 B44C 1/16 - 1/175

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体シート上に凹凸部を部分的に有する
    剥離層が設けられ、剥離層の凹凸部全面に透光性の蒸着
    層が設けられ、剥離層の凹凸部以外の個所に非透光性装
    飾層が設けられ、蒸着層および非透光性装飾層上に接着
    層が設けられていることを特徴とする光拡散転写シー
    ト。
  2. 【請求項2】 アンカー層が、剥離層と蒸着層の間に設
    けられている請求項1記載の光拡散転写シート。
  3. 【請求項3】 基体シート上に表面の平滑な剥離層が設
    けられ、剥離層上に透光性の凹凸形成層が部分的に設け
    られ、凹凸形成層全面に透光性の蒸着層が設けられ、剥
    離層の凹凸形成層が設けられていない個所に非透光性装
    飾層が設けられ、蒸着層および非透光性装飾層上に接着
    層が設けられていることを特徴とする光拡散転写シー
    ト。
  4. 【請求項4】 アンカー層が、凹凸形成層と蒸着層の間
    に設けられている請求項3記載の光拡散転写シート。
  5. 【請求項5】 基体シートの剥離面が凹凸を有している
    請求項1〜4のいずれかに記載の光拡散転写シート。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5記載の光拡散転写シートを
    用い、転写シートの接着側と光透過性を有する基材と
    を重ね合わせ、熱圧を加えて接着させた後基体シートを
    剥離することを特徴とするインジケータパネルの製造方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5記載の光拡散転写シートを
    用い、転写シートを可動型と固定型の間に配置し、型閉
    め後に光透過性の溶融樹脂を射出成形し、冷却固化後成
    形品を取りだし基体シートを剥離することを特徴とする
    インジケータパネルの製造方法。
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