JPH0997026A - 表示パネルとその製造方法 - Google Patents

表示パネルとその製造方法

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JPH0997026A
JPH0997026A JP7276685A JP27668595A JPH0997026A JP H0997026 A JPH0997026 A JP H0997026A JP 7276685 A JP7276685 A JP 7276685A JP 27668595 A JP27668595 A JP 27668595A JP H0997026 A JPH0997026 A JP H0997026A
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JP
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light
display panel
infrared
resin
panel base
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JP7276685A
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English (en)
Inventor
Kentaro Fujii
憲太郎 藤井
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Nissha Printing Co Ltd
Original Assignee
Nissha Printing Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F13/00Illuminated signs; Luminous advertising
    • G09F13/20Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts
    • G09F13/22Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts electroluminescent

Abstract

(57)【要約】 【目的】 LEDの発光を確実に認識でき、赤外線リモ
コンの動作を確実に行うことができる表示パネルとその
製造方法を得る。 【構成】 樹脂からなるパネルベース2の表面に転写材
の転写層3またはインサートフィルム3を積層し、パネ
ルベース2のLED光または赤外線を透過させる部分の
厚みを他の部分より薄くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オーディオ機
器、家電製品、自動車などに使用するLEDまたは赤外
線リモコン用受光素子を背面に配置して用いる表示パネ
ルとその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、隠蔽性のインキで印刷された隠蔽
性の部分と印刷を施されない透過性の部分とをもった表
示パネルであって、表示パネルの透過性部分の背面に発
光体を配置し、表面パネルの表側から背面の発光体の点
滅などを認識するものがあった。また、発光体と同様
に、赤外線リモコン受光素子を配置した製品も多く存在
し、外部のリモコンにより赤外線を受け遠隔操作を行う
ものであった。
【0003】従来の表示パネルは、樹脂板に直接印刷す
る方法、または印刷が施されたシートを樹脂板に貼りあ
わせる方法で作製されていたので、表示パネルの厚みは
全体的に均等で分厚いものになりがちであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】オーディオ機器などが
小型化されるにつれて表示パネル背面の発光体も小型化
され、消費電力の少ないLEDになってきた。しかし、
LEDは電球などに比較すると発光量が小さく、また表
示パネルを通して見た場合、表示パネルの樹脂内部の拡
散、内部反射により減光されてしまい、期待する発光輝
度が得られないという問題があった。
【0005】また、表示パネルの背面に赤外線リモコン
用受光素子を設けた場合でも、表示パネルの厚みは均一
であり、上記と同様の理由で赤外線の受光感度が鈍くな
り遠隔操作がしづらいという問題があった。
【0006】また、LED自体またはLEDの内部構造
がパネル表面から直接見えないようにするために、表示
パネル背面に光拡散用シボを設けたものがある。この場
合、表示パネルの樹脂内部の光拡散や内部反射により、
表示パネルの厚みが大きいと発光部分がぼやけて大きく
見え、輝度も減少するという問題があった。
【0007】したがって、この発明は、上記のような欠
点を解消し、LEDの発光が確実に認識でき、赤外線リ
モコンの動作も確実に行うことのできる表示パネルとそ
の製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【発明を解決するための手段】この発明の表示パネルと
その製造方法は、以上の目的を達成するために、つぎの
ように構成した。
【0009】つまり、この発明の表示パネルは、樹脂か
らなるパネルベースの表面に転写材の転写層またはイン
サートフィルムが積層され、パネルベースのLED光ま
たは赤外線を透過させる部分の厚みが他の部分より薄い
ように構成した。
【0010】また、樹脂からなるパネルベースの表面に
転写材の転写層またはインサートフィルムが積層され、
パネルベースのLED光を透過させる部分の厚みが他の
部分より薄く、表示パネルのLED光または赤外線を透
過させる部分の400〜700nmの光透過率または700〜1200n
mの赤外線透過率が50〜100%であるように構成してもよ
い。
【0011】上記の発明において、パネルベースのLE
D光または赤外線を透過させる部分の厚みが0.3〜3mmで
あるように構成してもよい。
【0012】上記の発明において、パネルベースのLE
D光または赤外線を透過させる部分の裏面の形状が光拡
散用シボであるように構成してもよい。
【0013】上記の発明において、転写材の転写層のL
ED光または赤外線を透過させる部分の400〜700nmの光
透過率または700〜1200nmの赤外線透過率が50〜100%で
あるように構成してもよい。
【0014】上記の発明において、インサートフィルム
のLED光または赤外線を透過させる部分の400〜700nm
の光透過率または700〜1200nmの赤外線透過率が50〜100
%であるように構成してもよい。
【0015】また、この発明の表示パネルの製造方法
は、パネルベースのLED光または赤外線を透過させる
部分の厚みが他の部分より薄いパネルベースに対し、転
写材を重ね合わせ、加熱加圧して転写材の転写層をパネ
ルベースに接着した後、転写材の基体シートを剥離して
転写層のみを転移するように構成した。
【0016】また、パネルベースのLED光または赤外
線を透過させる部分の厚みが他の部分より薄いパネルベ
ースに対し、インサートフィルムを重ね合わせ、加熱加
圧して接着するように構成してもよい。
【0017】また、転写材を成形金型内に挟み込み、金
型内に樹脂を射出充満し、冷却してパネルベースを得る
のと同時にパネルベース表面に転写材の転写層を接着し
た後、転写材の基体シートを剥離して転写層を転移して
表示パネルを得る製造方法であって、パネルベースのL
ED光または赤外線を透過させる金型部分に対応する部
分を凸部にしてパネルベースの厚みを他の部分より薄く
するように構成してもよい。
【0018】また、インサートフィルムを成形金型内に
挟み込み、金型内に樹脂を射出充満し、冷却してパネル
ベースを得るのと同時にパネルベース表面にインサート
フィルムを接着して表示パネルを得る製造方法であっ
て、パネルベースのLED光または赤外線を透過させる
部分に対応する金型部分を凸部にしてパネルベースの厚
みを他の部分より薄くするように構成してもよい。
【0019】上記の発明において、パネルベースのLE
D光または赤外線を透過させる部分の厚みを0.3〜3mmと
するように構成してもよい。
【0020】上記の発明において、パネルベースのLE
D光または赤外線を透過させる部分の裏面に光拡散用シ
ボを形成するように構成してもよい。
【0021】上記の発明において、パネルベースのLE
D光または赤外線を透過させる部分の400〜700nmの光透
過率または700〜1200nmの赤外線透過率が50〜100%であ
るように構成してもよい。
【0022】上記の発明において、転写材の転写層のL
ED光または赤外線を透過させる部分の400〜700nmの光
透過率または700〜1200nmの赤外線透過率が50〜100%で
あるように構成してもよい。
【0023】上記の発明において、インサートフィルム
のLED光または赤外線を透過させる部分の400〜700nm
の光透過率または700〜1200nmの赤外線透過率が50〜100
%であるように構成してもよい。
【0024】上記の発明において、表示パネルのLED
光または赤外線を透過させる部分の400〜700nmの光透過
率または700〜1200nmの赤外線透過率が50〜100%である
ように構成してもよい。
【0025】
【発明の実施の形態】図面を参照しながらこの発明の実
施の形態について詳しく説明する。
【0026】図1は、この発明の表示パネルの一実施例
を示す断面図である。図2は、この発明の表示パネルの
パネルベースのLED光または赤外線を透過させる部分
の光拡散用シボを示す断面図である。図3は、この発明
の表示パネルの製造方法の各工程の一実施例を示す断面
図である。図4は、この発明の表示パネルの製造方法の
各工程の一実施例を示す断面図である。図中、1は表示
パネル、2はパネルベース、3は転写層、4はLEDま
たは赤外線リモコン用受光素子、5は転写材、6は金
型、7はインサートフィルムである。
【0027】表示パネル1は、樹脂からなるパネルベー
ス2の表面に転写材の転写層3またはインサートフィル
ム7が積層され、パネルベース2のLED光または赤外
線を透過させる部分の厚みが他の部分より薄いものであ
る(図1参照)。
【0028】パネルベース2は樹脂からなり、LED光
または赤外線を透過させる部分、つまり、背面に配置す
るLED4または赤外線リモコン用受光素子4に対応し
た部分の厚みを他の部分より薄くする。ここで、LED
4とは発光ダイオードであり、赤色、黄色、緑色、青色
などに発光するものがある。表示パネル1の一部を薄く
するのは、透過率を高くするためである。成形樹脂とし
て有色透明のものを使用する場合、とくに有効である。
表示パネル1を薄くする際、その厚みを0.3〜3mmにする
のが好適である。0.3mm未満であると、成形樹脂が流れ
にくいため、製造するのが困難である。また、強度も不
足する。3mm以上であると、表示パネル1として実際的
でなく、表示パネル1の樹脂内散乱により光の透過率も
低下する。また、LED光または赤外線を透過させる部
分の裏面に光拡散用シボを形成してもよい。シボとは、
何らかの規則性のある凹凸形状をいう。具体的には図2
に示すような断面の形状がある。また、マット(艶消
し)形状、ローレット形状、レンズ形状であってもよ
い。マット形状であれば、LED4からの光が均一に散
乱する。また、レンズ形状であれば、LED4からの光
の焦点を調節することができ、点光源に見せたりするな
どLED4の見え方を多様化することができる。さら
に、外部リモコンから赤外線が照射された場合に、赤外
線リモコン用受光素子4への赤外線の入り方を調節する
ことができる。シボを形成するには、金型6に凹凸を作
成し、成形樹脂にその形状を写し取るようにすればよ
い。
【0029】被転写物となるパネルベース2は樹脂成形
品であり、透明、半透明のいずれでもよい。不透明のも
のは、可視光や赤外線を透過しないので不適当である。
また、パネルベース2は、着色されていても、着色され
ていなくてもよい。樹脂としては、ポリスチレン系樹
脂、ポリオレフィン系樹脂、ABS樹脂、AS樹脂、A
N樹脂などの汎用樹脂を挙げることができる。また、ポ
リフェニレンオキシド・ポリスチレン系樹脂、ポリカー
ボネート系樹脂、ポリアセタール系樹脂、アクリル系樹
脂、ポリカーボネート変性ポリフェニレンエーテル樹
脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテ
レフタレート樹脂、超高分子量ポリエチレン樹脂などの
汎用エンジニアリング樹脂やポリスルホン樹脂、ポリフ
ェニレンサルファイド系樹脂、ポリフェニレンオキシド
系樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリエーテルイミド樹
脂、ポリイミド樹脂、液晶ポリエステル樹脂、ポリアリ
ル系耐熱樹脂などのスーパーエンジニアリング樹脂を使
用することもできる。さらに、無機フィラーなどの補強
材を添加した複合樹脂も使用できる。
【0030】また、パネルベース2のLED光を透過さ
せる部分の光透過率を400〜700nmで50〜100%とすると
よい。可視光領域は、400〜700nmである。光透過率を40
0〜700nmで50〜100%とする理由は、内部のLED4の
輝度を表示パネル1外部に表すためであり、50%に満た
ないとLED4の減光が大きく実用的価値がないからで
ある。光透過率を50〜100%とするには、パネルの厚み
を薄くすることによって実現できる。また、パネルベー
ス2の赤外線を透過させる部分の赤外線透過率を700〜1
200nmで50〜100%とするとよい。赤外線領域は、700〜1
200nmである。赤外線透過率を700〜1200nmで50〜100%
とする理由は、リモコンの反応を遠距離であっても確実
にするためであり、50%に満たないとリモコンの反応が
確実でないからである。赤外線透過率を50〜100%とす
るには、パネルの厚みを薄くすることによって実現でき
る。なお、光の透過率または赤外線透過率は、入射光量
T、透過光量T0とすると、光の透過率=(T0/T)
×100(%)である。
【0031】表示パネル1を得るには、転写材5を利用
した転写法、または成形同時転写法を用いるとよい。転
写法とは、基体シート上に、剥離層、図柄層、接着層な
どからなる転写層3を形成した転写材5を用い、加熱加
圧して転写層3をパネルベース2に接着した後、基体シ
ートを剥離して、パネルベース2表面に転写層3のみを
転移する方法である。また、転写法をより合理的に行う
方法として、成形同時転写法がある。成形同時転写法と
は、転写材5を成形金型6内に挟み込み、金型6内に樹
脂を射出充満させ、冷却してパネルベース2を得るのと
同時にパネルベース2表面に転写材5を接着させた後、
基体シートを剥離して、パネルベース2表面に転写層3
を転移する方法である。
【0032】まず、転写材5について説明する。
【0033】基体シートの材質としては、ポリプロピレ
ン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポ
リエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系
樹脂などの樹脂シート、アルミニウム箔、銅箔などの金
属箔、グラシン紙、コート紙、セロハンなどのセルロー
ス系シート、あるいは以上の各シートの複合体など、通
常の転写材5の基体シートとして用いるものを使用する
ことができる。
【0034】基体シートからの転写層の剥離性がよい場
合には、基体シート上に転写層を直接設ければよい。基
体シートからの転写層の剥離性を改善するためには、基
体シート上に転写層を設ける前に、離型層を全面的に形
成してもよい。離型層は、転写後または成形同時転写後
に基体シートを剥離した際に、基体シートとともに転写
層から離型する。離型層の材質としては、メラミン樹脂
系離型剤、シリコーン樹脂系離型剤、フッ素樹脂系離型
剤、セルロース誘導体系離型剤、尿素樹脂系離型剤、ポ
リオレフィン樹脂系離型剤、パラフィン系離型剤および
これらの複合型離型剤などを用いることができる。離型
層の形成方法としては、ロールコート法、スプレーコー
ト法などのコート法、グラビア印刷法、スクリーン印刷
法などの印刷法がある。
【0035】剥離層は、基体シートまたは離型層上に全
面的または部分的に形成する。剥離層は、転写後または
成形同時転写後に基体シートを剥離した際に、基体シー
トまたは離型層から剥離して被転写物の最外面となる層
である。剥離層の材質としては、アクリル系樹脂、ポリ
エステル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、セルロース系
樹脂、ゴム系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリ酢酸ビニ
ル系樹脂などのほか、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体
系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体系樹脂などのコ
ポリマーを用いるとよい。剥離層に硬度が必要な場合に
は、紫外線硬化性樹脂などの光硬化性樹脂、電子線硬化
性樹脂などの放射線硬化性樹脂、熱硬化性樹脂などを選
定して用いるとよい。剥離層は、着色したものでも、未
着色のものでもよい。剥離層の形成方法としては、グラ
ビアコート法、ロールコート法、コンマコート法などの
コート法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印
刷法がある。
【0036】図柄層は、剥離層の上に、通常は印刷層と
して形成する。印刷層の材質としては、ポリビニル系樹
脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリル
系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリビニルアセタール系
樹脂、ポリエステルウレタン系樹脂、セルロースエステ
ル系樹脂、アルキド樹脂などの樹脂をバインダーとし、
適切な色の顔料または染料を着色剤として含有する着色
インキを用いるとよい。印刷層の形成方法としては、オ
フセット印刷法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法な
どの通常の印刷法などを用いるとよい。特に、多色刷り
や階調表現を行うには、オフセット印刷法やグラビア印
刷法が適している。また、単色の場合には、グラビアコ
ート法、ロールコート法、コンマコート法などのコート
法を採用することもできる。印刷層は、表現したい図柄
に応じて、全面的に設ける場合や部分的に設ける場合も
ある。
【0037】また、図柄層は、金属薄膜層からなるも
の、あるいは印刷層と金属薄膜層との組み合わせからな
るものでもよい。金属薄膜層は、図柄層として金属光沢
を表現するためのものであり、真空蒸着法、スパッター
リング法、イオンプレーティング法、鍍金法などで形成
する。表現したい金属光沢色に応じて、アルミニウム、
ニッケル、金、白金、クロム、鉄、銅、スズ、インジウ
ム、銀、チタニウム、鉛、亜鉛などの金属、これらの合
金または化合物を使用する。部分的な金属薄膜層を形成
する場合の一例としては、金属薄膜層を必要としない部
分に溶剤可溶性樹脂層を形成した後、その上に全面的に
金属薄膜を形成し、溶剤洗浄を行って溶剤可溶性樹脂層
と共に不要な金属薄膜を除去する方法がある。この場合
によく用いる溶剤は、水または水溶液である。また、別
の一例としては、全面的に金属薄膜を形成し、次に金属
薄膜を残しておきたい部分にレジスト層を形成し、酸ま
たはアルカリでエッチングを行い、レジスト層を除去す
る方法がある。なお、金属薄膜層を設ける際に、他の転
写層と金属薄膜層との密着性を向上させるために、前ア
ンカー層や後アンカー層を設けてもよい。前アンカー層
および後アンカー層の材質としては、2液性硬化ウレタ
ン樹脂、熱硬化ウレタン樹脂、メラミン系樹脂、セルロ
ースエステル系樹脂、塩素含有ゴム系樹脂、塩素含有ビ
ニル系樹脂、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、ビニル
系共重合体樹脂樹脂などを使用するとよい。前アンカー
層および後アンカー層の形成方法としては、グラビアコ
ート法、ロールコート法、コンマコート法などのコート
法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印刷法が
ある。
【0038】接着層は、図柄層上に全面的に形成する。
接着層は、パネルベース2面に上記の各層を接着するも
のである。接着層としては、パネルベース2の素材に適
した感熱性あるいは感圧性の樹脂を適宜使用する。たと
えば、パネルベース2の材質がアクリル系樹脂の場合は
アクリル系樹脂を用いるとよい。また、パネルベース2
の材質がポリフェニレンオキシド・ポリスチレン系樹
脂、ポリカーボネート系樹脂、スチレン共重合体系樹
脂、ポリスチレン系ブレンド樹脂の場合は、これらの樹
脂と親和性のあるアクリル系樹脂、ポリスチレン系樹
脂、ポリアミド系樹脂などを使用すればよい。さらに、
パネルベース2の材質がポリプロピレン樹脂の場合は、
塩素化ポリオレフィン樹脂、塩素化エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体樹脂、環化ゴム、クマロンインデン樹脂が使
用可能である。接着層の形成方法としては、グラビアコ
ート法、ロールコート法、コンマコート法などのコート
法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印刷法が
ある。
【0039】転写層3の構成は、上記した態様に限定さ
れるものではなく、たとえば、図柄層の材質としてパネ
ルベース2との接着層性に優れたものを使用する場合に
は、接着層を省略することができる。
【0040】また、転写層3のLED光を透過させる部
分の光透過率を400〜700nmで50〜100%とするとよい。
光透過率を400〜700nmで50〜100%とする理由は、内部
のLED4の輝度を表示パネル1外部に表すためであ
り、50%に満たないとLED4の減光が大きく実用的価
値がないからである。光透過率を50〜100%とするに
は、図柄層などの着色材の量を減らすことによって実現
することができる。また、転写層3の赤外線を透過させ
る部分の赤外線透過率を700〜1200nmで50〜100%とする
とよい。赤外線透過率を700〜1200nmで50〜100%とする
理由は、リモコンの反応を遠距離であっても確実にする
ためであり、50%に満たないとリモコンの反応が確実で
ないからである。赤外線透過率を50〜100%とするに
は、たとえば赤外線透過率が70〜80%で可視光透過率が
0〜20%の染料インキを用いて印刷することにより、パ
ネルの外部から赤外線受光素子が見えず、しかも、リモ
コンが作動するようにすることができる。
【0041】前記した層構成の転写材5を用い、転写法
を利用してパネルベース2に転写を行う方法について説
明する。まず、パネルベース2の表側に、転写材5の接
着層側を密着させる。次に、シリコンラバーなどの耐熱
ゴム状弾性体を備えたロール転写機、アップダウン転写
機などの転写機を用い、温度80〜260℃程度、圧力50〜2
00kg/m2程度の条件に設定した耐熱ゴム状弾性体を介し
て転写材5の基体シート側から熱と圧力とを加える。こ
うすることにより、接着層がパネルベース2表面に接着
する。最後に、冷却後に基体シートを剥がすと、基体シ
ートと剥離層との境界面で剥離が起こり、転写が完了し
て表示パネル1を得ることができる。
【0042】次に、前記した転写材5を用い、射出成形
による成形同時転写法を利用して被転写物であるパネル
ベース2の面に装飾を行う方法について説明する。ま
ず、可動型と固定型とからなる成形用金型6内に転写材
5を送り込む(図3参照)。キャビティ面を単一曲面ま
たは平面で構成し、LED部または赤外線受光素子部の
厚みが薄くなるように、コア型を部分的に突出させるよ
うに構成することにより、成形品の一部分の厚みを薄く
することができる。枚葉の転写材5を1枚づつ送り込ん
でもよいし、長尺の転写材5の必要部分を間欠的に送り
込んでもよい。長尺の転写材5を使用する場合、位置決
め機構を有する送り装置を使用して、転写材5の図柄層
と成形用金型6との見当が一致するようにするとよい。
また、転写材5を間欠的に送りむ際に、転写材5の位置
をセンサーで検出した後に転写材5を可動型と固定型と
で固定するようにすれば、常に同じ位置で転写材5を固
定することができ、図柄層の位置ずれが生じないので便
利である。成形用金型6を閉じた後、固定型に設けたゲ
ートより溶融樹脂をキャビティ内に射出充満させ、パネ
ルベース2を形成するのと同時にその面に転写材5を接
着させる(図4参照)。成形樹脂は透明樹脂でも着色樹
脂でもよい。樹脂の着色は染料で行うと、不透明になら
ない。被転写物であるパネルベース2を冷却した後、成
形用金型6を開くのと同時に基体シートを剥がすことに
より、転写が完了し、表示パネル1を得ることができ
る。
【0043】また、表示パネル1を得るには、インサー
トフィルム7を利用したインサート法を用いてもよい。
インサート法とは、あらかじめ所望の形状に切断あるい
は予備成形したインサートフィルム7を射出成形用金型
6内に供給し、パネルベース2の成形と同時にインサー
トフィルム7をパネルベース2に一体的に貼り付ける方
法である。インサート成形法は、金型6内で成形と同時
にインサートフィルム7の貼り付けができるため、製造
工程を非常に簡略化できる。また、溶融樹脂の射出圧力
によりインサートフィルム7が伸ばされ、金型6に追随
するため、3次元形状の表示パネル1を容易に得ること
ができる利点がある。
【0044】インサートフィルム7は、基体シート上
に、図柄層、接着層などを形成したものである(図5参
照)。
【0045】基体シートの材質としては、ポリプロピレ
ン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポ
リエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系
樹脂などの樹脂シート、セロハンなどのセルロース系シ
ート、あるいは上記の各シートを積層したものなど、通
常のインサートフィルム7の基体シートとして用いるも
ので、透明あるいは半透明のものを使用するとよい。ま
た、基体シートの両面にコートを施したものを用いても
よい。
【0046】次に、図柄層を形成する。図柄層は、転写
材5と同様にして形成するとよい。
【0047】接着層は、成形品の表面に上記の各層を接
着するものである。接着層は、図柄層の上に全面的に形
成する。接着層は、転写材5と同様にして形成するとよ
い。
【0048】また、インサートフィルム7の光透過率を
400〜700nmで50〜100%とするとよい。光透過率を400〜
700nmで50〜100%とする理由は、内部のLED4の輝度
を表示パネル1外部に表すためであり、50%に満たない
とLED4の減光が大きく実用的価値がないからであ
る。光透過率を50〜100%とするには、インサートフィ
ルム7の図柄層などの着色材の量を減らすことによって
実現することができる。また、インサートフィルム7の
赤外線透過率を700〜1200nmで50〜100%とするとよい。
赤外線透過率を700〜1200nmで50〜100%とする理由は、
リモコンの反応を遠距離であっても確実にするためであ
り、50%に満たないとリモコンの反応が確実でないから
である。赤外線透過率を50〜100%とするには、たとえ
ば赤外線透過率が70〜80%で可視光透過率が0〜20%の
染料インキを用いて印刷することにより、パネルの外部
から赤外線受光素子が見えず、しかも、リモコンが作動
するようにすることができる。
【0049】この発明のインサートフィルム7を用いて
成形品表面に加飾する方法は、射出成形と同時に成形品
とフィルムを一体化するインサート成形法のほかに、先
に成形された成形品に対し熱圧でインサートフィルム7
を接着する方法でもよい。
【0050】前記した層構成のインサートフィルム7を
用い、あらかじめ成形されたパネルベース2に対し熱圧
でインサートフィルム7を接着する方法について説明す
る。まず、パネルベース2にインサートフィルム7を密
着させる。次に、シリコンラバーなどの耐熱ゴム状弾性
体を備えたロール加熱加圧機、アップダウン加熱加圧機
などの加熱加圧機を用い、温度80〜260℃程度、圧力50
〜200kg/m2程度の条件に設定した耐熱ゴム状弾性体を
介してインサートフィルム7に熱と圧力とを加える。こ
うすることにより、インサートフィルム7がパネルベー
ス2表面に接着し、表示パネル1を得ることができる。
【0051】次に、前記したインサートフィルム7を用
い、インサート成形法を利用してパネルベース2表面に
接着する方法について説明する。
【0052】まず、可動型と固定型とからなる成形用金
型6内にインサートフィルム7を送り込む。キャビティ
面を単一曲面または平面で構成し、LED4部または赤
外線受光素子部の厚みが薄くなるように、コア型を部分
的に突出させるように構成することにより、成形品の一
部分の厚みを薄くすることができる。枚葉のインサート
フィルム7を1枚づつ送り込んでもよいし、長尺のイン
サートフィルム7の必要部分を間欠的に送り込んでもよ
い。長尺のインサートフィルム7を使用する場合、位置
決め機構を有する送り装置を使用して、インサートフィ
ルム7の図柄層と成形用金型6との見当が一致するよう
にするとよい。また、インサートフィルム7を間欠的に
送り込む際に、インサートフィルム7の位置をセンサー
で検出した後にインサートフィルム7を可動型と固定型
とで固定するようにすれば、常に同じ位置でインサート
フィルム7を固定することができ、図柄層の位置ずれが
生じないので便利である。ここで、インサートフィルム
7が金型6に沿いやすくするために、インサートフィル
ム7を加熱してもよい。加熱をするには、赤外線ヒータ
ーやニクロムヒーターなどをインサートフィルム7の近
傍に配置するとよい。
【0053】成形用金型6を閉じた後、固定型に設けた
ゲートより溶融樹脂を金型6内に射出充満させ、パネル
ベース2を形成するのと同時にその面にインサートフィ
ルム7を接着させる。溶融樹脂としては、成形同時転写
法と同様のものを用いることができる。
【0054】成形品を冷却した後、成形用金型6を開い
てインサートフィルム7成形品を取り出してインサート
成形が完了し、表示パネル1を得ることができる。
【0055】
【実施例】厚さ25μmのポリエステルフィルムにインキ
で図柄層を設けてインサートフィルムを得た。LEDに
対応する個所には図柄を設けないようにし、赤外線受光
素子に対応する部分には赤外線を透過する灰色で柄の一
部とするようにデザインした。LEDに対応する個所の
400〜700nmの光透過率は96%であった。赤外線受光素子
に対応する個所の400〜700nmの光透過率は20%、700〜1
200nmの赤外線透過率は80%であった。
【0056】射出成形用金型内にインサートフィルムを
挿入し、染料でグレースモークに着色した成形樹脂を射
出して表示パネルを得た。LEDに対応する個所は、表
示パネルの厚みを0.8mmとし、その形状を凸レンズにし
た。
【0057】このようにして得た表示パネルのLEDに
対応する個所の400〜700nmの光透過率は80%、赤外線受
光素子に対応する個所の400〜700nmの光透過率は10%、
700〜1200nmの赤外線透過率は75%であった。また、L
EDを点灯したところ、光が収束され、点状で輝度の高
い表示となった。また、外部からは柄として認識されリ
モコンが発する940nmの赤外線によって5m離れた位置
からの操作が可能であった。
【0058】
【発明の効果】この発明は、前記した構成からなるの
で、次のような効果を有する。
【0059】パネルベースのLED光または赤外線を透
過させる部分の厚みが他の部分より薄いので、表示パネ
ルを通してみるとLEDの輝度が高く見える。また、赤
外線リモコン用受光素子を内蔵した部分は、リモコンの
感度が高く、動作も確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の表示パネルの一実施例を示す断面図
である。
【図2】この発明の表示パネルのパネルベースのLED
光または赤外線を透過させる部分の光拡散用シボを示す
断面図である。
【図3】この発明の表示パネルの製造方法の各工程の一
実施例を示す断面図である。
【図4】この発明の表示パネルの製造方法の各工程の一
実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 表示パネル 2 パネルベース 3 転写層 4 LEDまたは赤外線リモコン用受光素子 5 転写材 6 金型 7 インサートフィルム

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂からなるパネルベースの表面に転写
    材の転写層またはインサートフィルムが積層され、パネ
    ルベースのLED光または赤外線を透過させる部分の厚
    みが他の部分より薄いことを特徴とした表示パネル。
  2. 【請求項2】 樹脂からなるパネルベースの表面に転写
    材の転写層またはインサートフィルムが積層され、パネ
    ルベースのLED光を透過させる部分の厚みが他の部分
    より薄く、表示パネルのLED光または赤外線を透過さ
    せる部分の400〜700nmの光透過率または700〜1200nmの
    赤外線透過率が50〜100%であることを特徴とした表示
    パネル。
  3. 【請求項3】 パネルベースのLED光または赤外線を
    透過させる部分の厚みが0.3〜3mmである請求項1または
    2に記載の表示パネル。
  4. 【請求項4】 パネルベースのLED光または赤外線を
    透過させる部分の裏面の形状が光拡散用シボである請求
    項1または2に記載の表示パネル。
  5. 【請求項5】 転写材の転写層のLED光または赤外線
    を透過させる部分の400〜700nmの光透過率または700〜1
    200nmの赤外線透過率が50〜100%である請求項1または
    2に記載の表示パネル。
  6. 【請求項6】 インサートフィルムのLED光または赤
    外線を透過させる部分の400〜700nmの光透過率または70
    0〜1200nmの赤外線透過率が50〜100%である請求項1ま
    たは2に記載の表示パネル。
  7. 【請求項7】 パネルベースのLED光または赤外線を
    透過させる部分の厚みが他の部分より薄いパネルベース
    に対し、転写材を重ね合わせ、加熱加圧して転写材の転
    写層をパネルベースに接着した後、転写材の基体シート
    を剥離して転写層のみを転移することを特徴とした表示
    パネルの製造方法。
  8. 【請求項8】 パネルベースのLED光または赤外線を
    透過させる部分の厚みが他の部分より薄いパネルベース
    に対し、インサートフィルムを重ね合わせ、加熱加圧し
    て接着することを特徴とした表示パネルの製造方法。
  9. 【請求項9】 転写材を成形金型内に挟み込み、金型内
    に樹脂を射出充満し、冷却してパネルベースを得るのと
    同時にパネルベース表面に転写材の転写層を接着した
    後、転写材の基体シートを剥離して転写層を転移して表
    示パネルを得る製造方法であって、パネルベースのLE
    D光または赤外線を透過させる金型部分に対応する部分
    を凸部にしてパネルベースの厚みを他の部分より薄くす
    ることを特徴とした表示パネルの製造方法。
  10. 【請求項10】 インサートフィルムを成形金型内に挟
    み込み、金型内に樹脂を射出充満し、冷却してパネルベ
    ースを得るのと同時にパネルベース表面にインサートフ
    ィルムを接着して表示パネルを得る製造方法であって、
    パネルベースのLED光または赤外線を透過させる部分
    に対応する金型部分を凸部にしてパネルベースの厚みを
    他の部分より薄くすることを特徴とした表示パネルの製
    造方法。
  11. 【請求項11】 パネルベースのLED光または赤外線
    を透過させる部分の厚みを0.3〜3mmとする請求項7〜1
    0のいずれかに記載の表示パネルの製造方法。
  12. 【請求項12】 パネルベースのLED光または赤外線
    を透過させる部分の裏面に光拡散用シボを形成する請求
    項7〜10のいずれかに記載の表示パネルの製造方法。
  13. 【請求項13】 パネルベースのLED光または赤外線
    を透過させる部分の400〜700nmの光透過率または700〜1
    200nmの赤外線透過率が50〜100%である請求項7〜10
    のいずれかに記載の表示パネルの製造方法。
  14. 【請求項14】 転写材の転写層のLED光または赤外
    線を透過させる部分の400〜700nmの光透過率または700
    〜1200nmの赤外線透過率が50〜100%である請求項7〜
    10のいずれかに記載の表示パネルの製造方法。
  15. 【請求項15】 インサートフィルムのLED光または
    赤外線を透過させる部分の400〜700nmの光透過率または
    700〜1200nmの赤外線透過率が50〜100%である請求項7
    〜10のいずれかに記載の表示パネルの製造方法。
  16. 【請求項16】 表示パネルのLED光または赤外線を
    透過させる部分の400〜700nmの光透過率または700〜120
    0nmの赤外線透過率が50〜100%である請求項7〜10の
    いずれかに記載の表示パネルの製造方法。
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