JP2019082653A - 表示窓の作成方法 - Google Patents

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【課題】 細長形状の表示光窓の透光面の中央部のみが強く発光して、両端部は暗くなってしまう表示光とならず、表示窓全体が均一に発光する表示窓の製造方法を提供する。【解決手段】 細長形状の表示窓の透光面2に、背後に配置された発光光源からの発射光が直射する長手方向の中央部2aの濃度が濃く、両方の端部2bに向かって連続的に濃度が薄くなるグラデーションパターンを、インクジェット印刷により付与する。【選択図】図1

Description

本発明は電気機器や各種装置の操作盤等に設置される表示板における表示窓の作成方法に関する。
機器・装置の運転状況や各種スイッチのオン・オフ状況を表示するために、操作盤等には各種の表示板が設置され、押釦スイッチを兼ねている表示板も多い。操作盤に設置される表示板はプラスチック製の表示板用基材に表示文字記号等を設けて作成されるが、表示板には名称や運転状況を示す表示文字記号だけでなく、運転状況やスイッチのオン・オフ状況を点灯・消灯などにより知らせるための表示光用の表示窓が設けられている。この表示窓は、表示板の背後に設置され、運転状況やスイッチのオン・オフ状況に対応して点灯・消灯されるLED等の発光光源からの表示光を透光表示する。この表示窓は、表示板の背面着色層の一部分を開口して窓を設けて、発光光源からの発射光を透過させて表示光とする。この場合、単に点灯・消灯だけでなく透光表示される表示光を赤色や緑色などの着色光とする場合が多い。着色光としては、光源からの発光色自体を着色させるか、表示窓の透光面を着色して着色光とする。
表示板に表示文字記号と共に設けられる表示窓は、表示光を点状に発光するだけでなく、認識しやすいように細長の形状に作成し、窓全体を発光させることが好ましい。そのため、表示板の背後に設置された発光光源からの光により、窓全体を発光させるために、透光面をマット化して、透過光を散乱させることが行われている。例えば特許文献1には、銘板の透光表示部の裏面にマットメジウム層を設けることが示されており、また、特許文献2には押釦スイッチの押圧部を、側部に設けた光源からの射出する光で発光させるため、押圧部にシボ加工を行うことが示されている。
しかしながら、単に透光面をマット化したのみでは、細長の形状に設けられた表示窓全体を均一に発光した表示光とすることが難しい。図3は従来の表示窓8が設けられた表示板の断面説明図であり、表示板用基材4の背面5に、表示用文字6と背面着色層7を設けた表示板3を操作盤の筐体13に取付け、表示板3の背後に設置された光源10からの発射光11を、表示窓8の透光面9を透過させて、表示光12を表示している状態を模式的に示した説明図であり、表示窓8の底面である透光面9はマット化し、発射光11を拡散させて、均一な表示光12が得られるようにしている。
しかし、上記のように透光面9を単にマット化したのみでは、図4に示すように、透光面9は窓全体が均一に発光するのではなく、透光面9の中央部9aが強く発光し、中央部9aから離れるに従い発光が弱くなり、両方の端部9bは暗くなり、「目玉」とも称される状態となって窓全体は均一に発光表示されず、好ましい表示窓とはならない。
特開平9−185338号公報 特開2007−84206号公報
本発明の課題は、上記したように細長形状の表示光窓の透光面の中央部のみが強く発光して、両端部は暗くなってしまう表示光とならず、表示窓全体が均一に発光する表示窓の製造方法を提供することである。
本発明に係る表示窓の作成方法は、細長形状の表示窓の透光面に、背後に配置された発光光源からの発射光が直射する長手方向の中央部の濃度が濃く、両方の端部に向かって連続的に濃度が薄くなるグラデーションパターンを、インクジェット印刷により付与することを特徴とする。
さらに、表示窓を表示板の背面に凹状に設け、該凹状表示窓の底面を透光面としてグラデーションパターンを付与することを特徴とする表示窓の作成方法も提供される。
また、インクジェット印刷においては、光硬化性インクを用いることが好ましい。
表示窓の透光面にグラデーションパターンが付与されることにより、発光光源からの発射光が直射する透光面中央部において発射光を強く減光し、端部においては減光の程度を少なくして、表示窓の透光面全体が均一に発光する表示光とすることができる。また、インクジェット印刷では印刷版を用いることなく印刷パターンを付与するため、発光光源と表示窓の組み合わせに応じて、グラデーションパターンの濃度勾配を調整することが容易にできるため、表示窓全体が均一に発光するように調整することが容易にできる。
一方、表示窓は背面着色層の一部分を開口して窓とするが、背面着色層は転写箔による転写印刷により設けられることが多く、表示窓は転写箔の転写着色層に窓を設けることで行うことができる。しかしこの場合、印刷時の印刷転写箔の伸縮により、窓の位置精度を維持することが難しく、窓の位置にバラツキが生ずることが多い。しかし、図2や図3に示すように表示窓1、8を凹状として、予め表示板用基材4の背面5の正確な位置に設けたのち転写印刷を行えば、背面着色層7の転写時に、表示窓1、8の部分には圧力が加わらないために、この部分には転写着色層の転写が行われないため、転写箔には窓を設ける必要がなく、全面が転写着色層の転写箔を使用して、転写箔の伸縮に係らず、正確な表示窓の位置を確保することができる。グラデーションパターンの付与もインクジェット印刷で行えば、凹状に設けられた表示窓1の底面2にもグラデーションパターンを付与することができるため、凹状表示窓にも簡単にグラデーションパターンを付与することができる。
また、インクジェット印刷において、光硬化性インクを用いることにより、インクが短時間で乾燥し、印刷効率を上げることができるだけでなく、厚いインク皮膜を得ることができ、グラデーションパターンの濃度勾配の調整が容易にできる。
グラデーションパターンの付与された透光面の説明図。 表示窓が設けられた表示板の正面及び断面説明図。 従来の表示窓が設けられた表示板の断面説明図。 表示窓の表示光が均一に発光していない従来の表示窓の説明図。
以下、図に基づき本発明を詳細に説明する。
図1は細長形状の表示窓のグラデーションパターンが付与された透光面2の説明図であり、透光面2の長手方向の中央部2aの濃度が濃く、両方の端部2bに向かって連続的に濃度が薄くなっているグラデーションパターンが付与されている。従来の表示窓では、図3と図4に示すように、発光光源10からの発射光11により、透光面9による窓全体が均一に発光するのではなく、前記したように透光面中央部9aが強く発光し、中央部9aから離れるに従い発光が弱くなり、両方の端部9bは暗くなり、透光面9では、表示窓全体が均一に発光表示されず、好ましい表示窓とはならないが、前記のように両方の端部に向かって連続的に濃度が薄くなるグラデーションパターンを付与することにより、表示窓を均一に発光させることができる。
すなわち、図1に示すグラデーションパターンが付与された透光面2では、発光光源からの発射光に直射される中央部2aではパターンの濃度が濃く、発射光が強く減光されるが、両方の端部2bではパターンの濃度が薄く、あまり減光されないため、透光面2では均一の明るさの表示光とすることができるものである。
このグラデーションパターンの濃度勾配は発光光源の出力や、表示窓に対する配置位置により、調整する必要があるが、版を使用することなくデジタルデータにより制御して印刷が行われるインクジェット印刷によりパターン付与を行うことで、このような調整を自由に行うことができる。
インクジェット印刷では、印刷ヘッドに設けられたインジェットノズルへのインク供給量や印字のオン・オフなどをデジタル信号により制御することで、印字記録を行う方式であり、印字記録される印刷パターンの形状濃度などをデジタル信号で入力して制御することが可能である。そのため、表示窓と発光光源との位置設計や発光光源の照度などを基に、表示窓の透光面に付与するグラデーションパターンの濃度勾配を設計することができると共に、実際に試験印刷を行って、表示窓の発光状態の観察結果に基づき修正を行うことも可能である。そのため、求められる表示光の明るさや表示色に応じて、グラデーションパターンの濃度及び濃度勾配やパターン色を発現するための印刷条件の設定を行い、印刷ヘッドを制御することができる。
また、表示窓1の透光面2にグラデーションパターンを付与するに際して、各種の色インクを用いてグラデーションパターンを着色し、着色表示光にて表示窓を表示することもできる。着色表示光とするためには、このように透過面2を着色するだけでなく、グラデーションパターンは無彩色で付与し、発光光源として着色LEDなどを用いて、着色表示光としてもよく、これらの両方の手段を併用することでもよい。
さらに、透光面にグラデーションパターンを付与するに当って、透光面をマット化することも有効であり、透光面をマット化した後にグラデーションパターンを付与することでもよく、グラデーションパターンの付与に際して、インクとしてマットメジウムウムインクを用いて、マット化してもよい。
また、前記したように光硬化性インクを用いることで、印刷効率を上げたり、厚いインク皮膜によるグラデーションパターンの濃度勾配の調整が容易にできたりするほかに、上記のマット化印刷も容易となる。
また、表示窓の細長形状として、横方向の形状の図を基に説明を行ったが、表示窓が縦方向に細長形状であっても良い。
以上、表示板の表示窓についての説明を行ったが、本発明の方法は、操作盤等に直接設置される表示窓の透光面にも応用でき、同様に均一の表示光を必要とする表示窓にも応用できる。
1 表示窓
2 透光面(グラデーションパターン付与)
2a 中央部
2b 端部
3 表示板
4 表示板用基材
5 背面
6 表示用文字記号
7 背面着色層
8 表示窓(従来技術)
9 透光面(従来技術)
9a 中央部(従来技術)
9b 端部(従来技術)
10 発光光源
11 発射光
12 表示光

Claims (3)

  1. 細長形状の表示窓の透光面に、背後に配置された発光光源からの発射光が直射する長手方向の中央部の濃度が濃く、両方の端部に向かって連続的に濃度が薄くなるグラデーションパターンを、インクジェット印刷により付与することを特徴とする表示窓の作成方法。
  2. 表示窓を表示板の背面に凹状に設け、該凹状表示窓の底面を透光面としてグラデーションパターンを付与することを特徴とする請求項1に記載の表示窓の作成方法。
  3. 光硬化インクを用いてインクジェット印刷を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の表示窓の作成方法。
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