JPH066331B2 - プリフォーム首部の直径,上端面および高さ検査装置 - Google Patents

プリフォーム首部の直径,上端面および高さ検査装置

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JPH066331B2
JPH066331B2 JP63183685A JP18368588A JPH066331B2 JP H066331 B2 JPH066331 B2 JP H066331B2 JP 63183685 A JP63183685 A JP 63183685A JP 18368588 A JP18368588 A JP 18368588A JP H066331 B2 JPH066331 B2 JP H066331B2
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/42Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C49/78Measuring, controlling or regulating
    • B29C49/80Testing, e.g. for leaks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C2949/00Indexing scheme relating to blow-moulding
    • B29C2949/07Preforms or parisons characterised by their configuration
    • B29C2949/0715Preforms or parisons characterised by their configuration the preform having one end closed
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/02Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
    • B29C49/06Injection blow-moulding

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プリフォームの結晶化した首部における直
径、上端部および高さの良否を検査する装置に関する。
[従来の技術] 延伸ポリエステルびんは、容器胴部が二軸方向に分子配
合されており、透明性,耐衝撃性,ガスバリヤー性およ
び軽量性等に優れていることから、現在種々内容物の容
器として広く用いられている。
しかし、延伸ポリエステルびんの首部は、胴部のような
二軸分子配合がなされていないため、剛性,耐熱性に弱
く内容物の熱間充填や高温殺菌工程において首部に変形
を生じ、密封性や外観性を著しく低下させることがあ
る。
そこで、延伸ポリエステルびんの首部の剛性,耐熱性等
を向上させるため、結晶化装置によってびんの首部を熱
処理し、その結晶化度を高めることが行なわれている。
しかしながら、プリフォームの首部を結晶化させる場合
には、剛性,耐熱性等が向上する反面、結晶化にともな
う密度の増加(体積の減少)による首部の変形、すなわ
ち首部上端面の歪み、平面度の低下、首部の径方向およ
び/もしくは軸方向への不均一なる伸縮を生じることが
ある。これら首部の変形は、びんの密封性や外観性を低
下させることから、首部に変形の生じている製品を排除
するための検査が必要であった。
従来、延伸ポリエステルびんの首部における各検査は、
びんに成形した後に行なっており、プリフォームの段階
で行なう検査装置は存在しなかった。
また、びんに成形した後における首部の各検査は、次の
ようにして行なっていた。
第一に、首部の直径検査は、検査員がノギス等を用いて
びんの首部を手作業で、測定することにより行なってい
た。
第二に、首部上端面の検査は、びんの首部上端面を覆う
とともに、びん内に高圧空気を封入し、この封入した空
気圧の低下具合を測定することにより行なっていた。
第三に、首部の高さ検査は、測定機によりびん全体の高
さを測定し、この測定結果にもとづいて首部の高さを推
定し、間接的に検査を行なっていた。
[解決すべき課題] しかしながら、第一の首部直径検査は、検査員の手作業
によるため、抜き取り検査しか行なえず、全製品の検査
を行なえないことから信頼性の点で問題があった。
また、第二の首部上端面の検査は、びんの容量が大きい
ため、空気の洩れによる圧力低下を検出し、これによっ
て上端面平面度の良否を判定するには長い時間を要し
た。このため、近年のびん製造の高速化に対応すること
がてきないという問題があった。
さらに、第三の首部高さ検査は、びんの高さから首部の
高さを推定する間接的な検査であるため、正確さに欠け
るといった問題があった。
本発明は、上記の各問題点にかんがみてなされたもの
で、 第一に首部直径の検査を自動化することにより、全製品
の検査を正確にかつ迅速に行なえるようにして信頼性の
向上を図ったプリフォームの首部直径検査装置の提供を
目的とし、 第二に、プリフォーム内の圧力変化を短時間のうちに検
知して、首部上端面の良否を判定し、びん製造の高速化
に対応できるプリフォームの首部上端面検査装置の提供
を目的とし、 さらに、第三に、首部の高さを直接測定することによっ
て、首部高さの良否を正確に検査できるようにしたプリ
フォームの首部高さ検査装置の提供を目的とする。
[課題の解決手段] 上記各目的を達成するため、 本発明のプリフォーム首部の直径検査装置は、プリフォ
ームの移動線上において、該移動線を挾んで対峙し、か
つ開閉自在に設けられた一対の測定子と、この一対の測
定子を閉じる方向に付勢する弾性部材と、上記一対の測
定子の一方に取り付けられた検出片と、上記一対の測定
子の他方に取り付けられたセンサと、このセンサからの
出力にもとづいて首部直径の良否を判定する判定部とを
具備した構成としてある。
また、本発明のプリフォーム首部の上端面検査装置は、
プリフォームの首部を保持する保持部材と、プリフォー
ムの首部上端面に当接するヘッド部材と、このヘッド部
材を介してプリフォームの内部と連通し、該プリフォー
ム内を所定時間吸引する吸引ポンプと、プリフォーム内
部の圧力を測定するセンサと、このセンサからのデータ
により、吸引を停止してから所定時間経過後におけるプ
リフォームの内部圧および、さらにその後の所定時間経
過後におけるプリフォームの内部圧との差圧を求め、か
つこの差圧と基準圧とを比較して首部上端面の良否を判
定する判定部とを具備した構成としてある。
さらに、本発明のプリフォーム首部の高さ検査装置は、
プリフォームの首部を保持する基準部材と、この基準部
材の上方に配置され、上記プリフォームの首部上端面に
当接するヘッド部材と、このヘッド部材に取り付けられ
た検出片と、基準部材とヘッド部材が移動し、所定の位
置に到達したときに上記検出片と対向するセンサと、こ
のセンサからの出力にもとづいて首部高さの良否を判定
する判定部とを具備した構成としてある。
[実施例] 以下、本発明の実施例について図面を参照しつつ説明す
る。
なお、プリフォームの首部検査は、プリフォームの首部
結晶化と連続的に行なうことが好ましい。したがって、
以下の説明は、結晶化装置と一体的に構成したプリフォ
ームの首部検査装置について行なう。
第1図(a),(b)はプリフォームの首部検査装置と
首部結晶化装置を一体的に組込んだ装置全体の概略構成
図を二つに分けて示す図、第2図は検査装置のターレッ
ト部平面図、第3図は第2図のI−I切断側面図、第4
図は第3図のII−II切断平面図、第5図は第3図のIII
−III切断平面図、第6図は首部の上端面および高さを
検査する検査機の一部截断平面図、第6図は首部の上端
面検査機の一部截断平面図、第7図は同じく一部截断側
面図、第8図は同じく一部截断部分平面図、第9図は判
定部における判定フローチャートを示す図である。
第1図(a),(b)において、1は結晶化したプリフ
ォームの首部の各種検査を行なう検査装置、2はプリフ
ォームの供給部、3はプリフォームの首部を加熱する加
熱部、4はプリフォームの首部を自然冷却する冷却ター
レット、5はプリフォームの首部を冷却し、かつプリフ
ォームを検査装置1に送る打込ターレット、6はプリフ
ォームを保持しこれら各装置間を循環する移送チェー
ン、6aはホルダーである。
プリフォームの供給装置2は、シュート21、分離ター
レット22、搬入ターレット23、および投入ターレッ
ト24からなっており、図示せざる射出成形機あるいは
プリブロー成形機等により連続して送られてくる高温状
態のプリフォームWを、分離ターレット22において分
離し、搬入ターレット23を経て投入ターレット24か
ら移送チェーン6のホルダー6aへ投入する。
移送チェーン6は、投入ターレット24および冷却ター
レット4の各ポケットの間隔と同じ間隔で、多数のホル
ダー6aを環状に連結してある。
投入ターレット24から移送チェーン6のホルダー6a
に投入されたプリフォームWは、移送チェーン6より加
熱部3に送られ、ここでホルダー6aより露出している
首部W2に対し加熱が行なわれる。次いで、プリフォー
ムWは、移送チェーン6により冷却ターレット4へ送ら
れ、ここで首部は自然冷却される。
その後、プリフォームWは移送チェーン6により打込タ
ーレット5へ送られ、ここで首部W2にコアー(図示せ
ず)を嵌合した状態で強制冷却が行なわれる。
この一連の加熱および冷却処理によってプリフォームW
の首部W2は結晶化される。
このようにして首部W2を結晶化されたプリフォームW
は、打込みターレット5において、移送チェーン6のホ
ルダー6aより抜き取られ、かつコアーからも外されて
検査装置1に送られる。
第2図は検査装置1のターレット配置を示しており、1
01は第一ターレット、103は第二ターレット、10
5は排出ターレットである。これらターレット101,
103,105にはそれぞれポケット101a,103
a,105aが設けてある。102,104,106は
案内路であり、案内路102は第一ターレット101の
外周に、案内路104は第二ターレット103の外周
に、案内路106は排出ターレット105の外周にそれ
ぞれ配置してあり、各ターレット101,103,10
5とともにプリフォームWのつばW1を保持している。
なお、つばW1は、首部W2とほぼ一体となっており、
つばW1を保持すると首部W2を保持したと同様とな
る。
プリフォーム首部の直径検査装置 第一ターレット101のプリフォーム移動線上適所に
は、首部の直径検査装置110が配置してある。この検
査装置110は、プリフォームWの移動線Lを挾んで対
峙し、かつ基台111に開閉可能(第3図参照)に取り
付けられた摺動体112a,112bと、この摺動体1
12a,112bの先端に固定され、プリフォームWの
首部W2の直径より僅かに小さい間隔で配置された一対
の測定子113a,113bを有している。そして、一
対の測定子113a,113bは、摺動体112a,1
12bの間に張設したスプリング114によって常時閉
じる方向に付勢されている。
また、摺動体112aには検出片116a,摺動体11
2bには渦電流式等のセンサ116bが設けてあり、一
対の測定子113a,113bの間隔に対応した信号を
判定部140に出力するようになっている。
なお、検出片116aと、センサ116bは、測定子1
13a,113bに直接取り付けることもできる。した
がって、本明細書においては、検出片116aと、セン
サ116bを測定子113a,113bに直接的または
間接的に取り付ける両方の場合を含めて、単に、測定子
113a,113bに取り付けると称すこともある。
判定部140は、センサ116bからの測定値を、予め
設定してある上限値および下限値と比較し、 上限値>測定値>下限値 の関係にある場合に良品との判定を行なう。
この場合、ターレット101と案内路102は、プリフ
ォームWのつばW1を水平に保持し、首部W2が測定子
113a,113bと垂直の状態で当接するようにして
いる。
直径の測定は、センサ116bからのデータ信号を5回
サンプリングし、このうち最大値と最小値を除き、残り
3回のデータの相加平均値を求め測定値としている。こ
れにより、測定ミスを除去でき高精度の測定が可能とな
る。
プリフォーム首部の上端面検査装置 プリフォーム首部の上端面検査装置120は、第二ター
レット103のプリフォーム移動線上適所に配置してあ
る。この検査装置において121は、ターレット103
の上部に設けられ同期回転する回転体である。122は
ガイド軸であり、回転体121上に各ポケット103a
と対向して設けられた回転体121のガイド孔121a
に案内され、かつ上端にL字型部材123を介してカム
ローラ123aを、下端にはヘッド部材124が設けて
ある。
このうち、カムローラ123aは、ターレット103と
同心状に固定されたカム体107の外周面に設けたカム
溝107aと係合している。このカム溝107aは、首
部上端面検査装置および後述する首部高さ検査位置にお
いて低く水平状になっており、他の位置においては高く
なっている。
ガイド軸下端のヘッド部材124は、筒体124aに固
定された基部124bと、この基部124bに自在継手
124cを介して取り付けられた当接片124dとから
なっている。また、当接片124dの、プリフォーム首
部W2の上端面と実際に接触する部分には、ウレタンゴ
ム等から表面仕上をしたゴム板124eが貼着してあ
る。さらに、基部124bと当接片124dの間には、
スプリング124fを介設させ、首部W2の上端面に当
接片124dを均等な押圧力で当接させるようになって
いる。
なお、本発明におけるヘッド部材124は、上記実施例
のものに限定されず種々態様のものを用いることができ
る。
125は回転体121の外周に設けられたディスクリン
グで、ヘッド部材124を対応する位置に連通孔125
aを設けてある。この連通孔125aの一方は、ヘッド
部材124の当接面ほぼ中央に開口する連通孔126と
配管接続し、他方はジョイント部材127の連通孔12
7aと接合している。
ジョイント部材127の連通孔127aは、第8図に示
すように、ディスクリング125(回転体121)の回
転方向に沿って長尺状に開口してある。したがって、回
転体121が所定の角度回転する間、ディスクリング1
25の連通孔125aと連通している。また、ジョイン
ト部材127は、スプリング127bによってディスク
リング125に押し付けられている。ジョイント部材1
27の連通孔127aの他方は、吸引ポンプ128と接
続し、その中間にストップ弁128aが設けてある。
129は圧力センサで、ジョイント部材127の連通孔
127aとストップ弁128aの間に設けてあり、ディ
スクリング125およびヘッド部材124における連通
孔125a,126を介してプリフォームWの内部の圧
力を測定する。この圧力センサ129には、半導体圧力
センサ等を用いており、測定圧力に対応した信号を判定
部140に常時出力する。
判定部140は、圧力センサ129からの出力を、第9
図に示すフローチャートの手順で処理し、プリフォーム
首部W2の上端面の良否判定を行なう。すなわち、 吸引ポンプ128による吸引を停止し、ストップ弁1
28aを閉じてから所定時間経過後(例えば、数秒/10
0)におけるプリフォームの内部圧を一次圧として測定
し記憶する。
この一次圧測定値を、予め設定してある一次圧下限値
と比較し、 一次圧下限値<一次圧測定値 の関係にある場合に以後の処理を続行する。
上記測定時より、さらに所定時間経過後におけるプリ
フォームの内部圧を二次圧として測定し記憶する。
一次圧と二次圧の差圧を求める。
差圧=一次圧−二次圧 この差圧を、予め設定してある差圧上限値と比較し、 差圧上限値>差圧 の関係にある場合に良品との判定を行なう。
なお、一次圧および二次圧の測定も、測定ミスを除去
し、高精度の測定を可能ならしめるため、圧力センサ1
29からのデータ信号を5回サンプリングし、このうち
最大値と最小値を除き、残り3回のデータの相加平均値
を求め測定値としている。また、上記一連の処理は、約
0.3秒以内の間に行なわれる。
本実施例のごとく、プリフォームWの内部を負圧にして
検査を行なうと、圧縮空気を供給して行なう場合に生じ
やすい、プリフォーム内への油やごみ等の異物の侵入を
防止できる。
一定以上首の曲がったプリフォーム場合は、基部124
bと当接片124dが干渉を起し、プリフォームの上端
面とゴム板124eの間に隙間を生じることになるの
で、上記検査によって不良品と判定される。これによ
り、基部124bと当接片124dの間隔を適当に取る
ことによって一定以上の首の曲がったプリフォームを排
除することが可能となる。
プリフォーム首部の高さ検査装置 プリフォーム首部の高さ検査装置130は、上端面検査
装置120と並べて配置してある(第2,6図参照)。
この高さ検査装置130は、上述したヘッド部材124
を利用しており、ヘッド部材124が首部上端面を押圧
しているときのヘッド部材124の高さ位置を測定して
いる。
すなわち、第7図に示すように、ヘッド部材124の筒
体124aの外側水平方向に検出片131を取り付けて
ある。また、首部上端面の検査が終了し、ヘッド部材1
24が下降したまま所定角度移動した位置にセンサ13
3を設けてある。このセンサ133は、基台132に上
下動調整可能に取り付けてあり、検出片131と対向し
たときに、その間隔に応じたデータ信号を判定部140
に出力する。センサ133としては、渦電流式等のもの
を用いる。
判定部140は、センサ133からの測定値を予め設定
してある高さ上限値および高さ下限値と比較し、 高さ上限値>測定値>高さ下限値 の関係にある場合に良品との判定を行なう。
また、首部高さの検査においては、首部下端の位置決め
も重要となることから、第二ターレット103のポケッ
ト103aの周面および案内路104は、首部W2(つ
ばW1)を保持するための基準部材としてあり、プリフ
ォームWのつばW1を常に一定の高さで水平に保持する
ようになっている。
この検査においても、センサ133からのデータ信号を
5回サンプリングし、このうち最大値と最小値を除き、
残り3回のデータの相加平均値を求め測定値としてい
る。
これら各検査装置におけるデータは、オンラインで得る
ことができ、しかも図示せざるディスプレイあるいはプ
リンタ等によって表示することもできる。したがって、
移動中のラインの傾向を容易に知ることができ、管理を
的確かつ迅速に行なえる。
次に、上記のような構成からなる各種検査装置の作動に
ついて説明する。
首部結晶化装置において、首部W2を結晶化されたプリ
フォームWは、打込ターレット5より検査装置1の第一
ターレット101に送り込まれる。第一ターレット10
1に送り込まれたプリフォームWは、ポケット101a
と案内路102によりつばW1を保持され、かつ第一タ
ーレット101の回転により第2図矢印方向に移送され
る。そして、首部直径検査装置110に至ると、首部W
2が測定子113a,113bの間に割り込み、スプリ
ング114の引張力に抗し測定子113a,113bを
押し開きながら通過する。
首部直径検査装置110は、プリフォーム通過時の測定
子113a,113bの開き量をセンサ116bにより
測定し、この測定値を判定部140において上限および
下限設定値と比較する。もし、首部が変形している場合
には、首部直径が上限もしくは下限設定値を越えること
になり、判定部140において不良品と判定される。
首部直径検査の終了したプリフォームWは、第一ターレ
ット101より第二ターレット103に移送され、ポケ
ット103aと案内路104によりつばW1を保持さ
れ、かつ第二ターレット103の回転により第2図矢印
方向に移送される。そして、ジョイント部材127の配
置位置の手前に至ると、ヘッド部材124がカム溝10
7aの案内により下降してきて首部W2の上端面を押圧
する。その後ジョイント部材127の位置まで移送さ
れ、ディスクリング125の導通孔125aがジョイン
ト部材127の導通孔127aと接続すると、首部上端
面の検査が開始される。
すなわち、プリフォームW内部を吸引して負圧とする。
吸引を停止してから所定時間後にプリフォームW内部の
一次圧を圧力センサ129により測定し、この測定値を
判定部140において一次圧下限値と比較する。もし、
首部W2の上端面に大きな歪みがあると、一次圧は急激
に上昇し下限値を越えることになり、判定部140にお
いて不良品と判定される。
次いで、さらに所定時間経過後、再度プリフォーム内部
の二次圧を測定し、一次圧との差圧を求める。そして、
この差圧を判定部140において差圧上限値と比較す
る。もし、首部W2の上端面の平面度が悪いと、一次圧
測定時から二次圧測定時までの間にプリフォーム内部圧
が上昇し、差圧の上限値を越えることになり、判定部1
40において不良品と判定される。
上述のように、首部上端面検査装置120では、まず最
初に、大きなリークを生じる原因となる首部上端面の歪
み等を検査し、次いで小さなリークを生じる原因となる
首部上端面の平面度の不良を検査している。
首部上端面検査の終了したプリフォームWは、ヘッド部
材124が下降し、首部上端面を押圧した状態のまま首
部高さ位置まで移送される。この位置に至ると、検出片
131がセンサ133の下方に移動してくるので、セン
サ133は検出片131との間隔を測定し判定部140
に送る。判定部140では、この測定値と上限および下
限と高さ設定値と比較する。もし首部W2に収縮等に起
因する変形があると、測定値は上限値もしくは下限値を
越えることになり、判定部140において不良品と判定
される。
首部高さ検査の終了したプリフォームWは、さらに移送
され、ヘッド部材124がカム溝127aにより上昇し
た後、排出ターレット105に移される。
なお、いずれかの検査において首部不良と判定されたプ
リフォームWは、不良品取出し部(図示せず)において
ラインより取り除かれる。
[発明の効果] 以上のように、プリフォームの首部直径検査装置によれ
ば、検査を自動化することにより、全製品の首部直径を
正確かつ迅速に検査することができ、信頼性の向上を図
れる。
また、プリフォームの首部上端面検査装置によれば、圧
力変化を短時間のうちに検知して、首部上端面における
歪みや平面度の良否を判定することができ、びん製造の
高速化に対応できる。
さらに、プリフォームの首部高さ検査装置によれば、首
部の高さを直接測定することができ、首部の高さを正確
かつ迅速に検査することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)はプリフォームの首部検査装置と
首部結晶化装置を一体的に組込んだ装置全体の概略構成
図を二つに分けて示す図、第2図は検査装置のターレッ
ト部平面図、第3図は第2図のI−I切断側面図、第4
図は第3図のII−II切断平面図、第5図は第3図のIII
−III切断平面図、第6図は首部の上端面および高さを
検査する検査機の一部截断平面図、第6図は首部の上端
面検査機の一部截断平面図、第7図は同じく一部截断側
面図、第8図は同じく一部截断部分平面図、第9図は判
定部における判定フローチャートを示す図である。 1:検査装置、101:第一ターレット 103:第二ターレット 110:首部直径検査装置 113a,113b:測定子 116b:センサ 120:首部上端面検査装置 124:ヘッド部材 125:ディスクリング 127:ジョイント部材 129:圧力センサ 130:首部高さ検査装置 131:検出片 133:センサ 140:判定部 W:プリフォーム W2:首部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリフォームの移動線上において、該移動
    線を挾んで対峙し、かつ開閉自在に設けられた一対の測
    定子と、この一対の測定子を閉じる方向に付勢する弾性
    部材と、上記一対の測定子の一方に取り付けられた検出
    片と、上記一対の測定子の他方に取り付けられたセンサ
    と、このセンサからの出力にもとづいて首部直径の良否
    を判定する判定部とを具備したことを特徴とするプリフ
    ォームの首部直径検査装置。
  2. 【請求項2】プリフォームの首部を保持する保持部材
    と、プリフォームの首部上端面に当接するヘッド部材
    と、このヘッド部材を介してプリフォームの内部と連通
    し、該プリフォーム内を所定時間吸引する吸引ポンプ
    と、プリフォーム内部の圧力を測定するセンサと、この
    センサからのデータにより、吸引を停止してから所定時
    間経過後におけるプリフォームの内部圧および、さらに
    その後の所定時間経過後におけるプリフォームの内部圧
    との差圧を求め、かつこの差圧と基準圧とを比較して首
    部上端面の良否を判定する判定部とを具備したことを特
    徴とするプリフォーム首部の上端面検査装置。
  3. 【請求項3】プリフォームの首部を保持する基準部材
    と、この基準部材の上方に配置され、上記プリフォーム
    の首部上端面に当接するヘッド部材と、このヘッド部材
    に取り付けられた検出片と、基準部材とヘッド部材が移
    動し、所定の位置に到達したときに上記検出片と対向す
    るセンサと、このセンサからの出力にもとづいて首部高
    さの良否を判定する判定部とを具備したことを特徴とす
    るプリフォームの首部高さ検査装置。
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