JPH06631Y2 - 軸流ファン装置 - Google Patents

軸流ファン装置

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JPH06631Y2
JPH06631Y2 JP2451589U JP2451589U JPH06631Y2 JP H06631 Y2 JPH06631 Y2 JP H06631Y2 JP 2451589 U JP2451589 U JP 2451589U JP 2451589 U JP2451589 U JP 2451589U JP H06631 Y2 JPH06631 Y2 JP H06631Y2
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JP
Japan
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main body
split case
outer peripheral
axial fan
fan device
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JP2451589U
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忠美 田口
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Nidec America Corp
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Nidec Corp
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、主として各種機器の冷却に用いられる軸流フ
ァン装置に関する。
[従来の技術] 従来、回転ファンが設けられた電動機をファンケーシン
グ内に形成された通風路内に支持部材によって支持して
なる機器冷却用軸流ファン装置は、方形状輪郭のファン
ケーシングと支持部材と電動機の基部を一体的に形成し
てなるファンフレーム内に電動機制御回路を設けてい
た。
[考案が解決しようとする課題] このような軸流ファン装置においては、用途に応じ、特
殊機能の付加等の機能の変更を行なう必要が生ずること
がしばしばあるが、機能の変更が外形の変更を伴うと、
軸流ファン装置自体の梱包や各種機器への組み込みにお
いて困難が起ることがある。
如上の軸流ファン装置自体における特殊機能の付加等の
機能の変更を、外形の変更をほとんど伴うことなく行な
うには、ファンフレーム内に設ける電動機制御回路の基
板の変更が要求され、それに伴って、生産ラインの主要
部分における変更が必要となることもあり、様々な異な
った機能を備えた各種軸流ファン装置の生産を円滑に行
なう上で問題があった。
本考案は、このような従来軸流ファン装置に存した問題
点に鑑みなされたものであって、その目的とするところ
は、様々な異なった機能を備え、外形上はほとんど同一
の、各種軸流ファン装置の生産を円滑に行なうことので
きる軸流ファン装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案軸流ファン装置は、
通風路(1)の外周側を外周方形状に形成し、回転ファン
(2)……(2)が設けられた電動機(3)をその回転ファン(2)
……(2)外周を通風路(1)内壁が囲繞するように支持した
装置を、着脱機構(4)を介して相互着脱可能ならしめた
本体(A)と分割ケース(B)とに、前記通風路(1)のが外周
側において分割し、その分割ケース(B)内に電動機制御
回路の少なくとも一部を設けると共に、本体(A)内回路
と分割ケース(B)内回路との電気的接続を可能ならしめ
る接続具(5)を設けている。
この場合の着脱機構(4)は、本体(A)と分割ケース(B)と
の各接合面(6A)・(6B)のうち、何れか一方にあり溝(7)・
(7)を、他方にそのあり溝(7)・(7)に対応するありほぞ
(8)・(8)を設けると共に、前記各接合面(6A)・(6B)のうち
何れか一方に抜け止め孔(9)・(9)を設け、他方にはその
抜け止め孔(9)・(9)に対応する抜け止めフック(10)・(10)
を弾性的に保持したものとすることができる。
[作用] 本考案軸流ファン装置は、本体(A)と分割ケース(B)を着
脱機構(4)を介して接合し、且つ本体(A)内回路と分割ケ
ース(B)内回路とを接続具(5)により電気的に接続するこ
とにより完成品となるものであり、その場合の、通風路
(1)の外周側の外周形状は、方形状をなす。電動機(3)
は、少なくとも一部が分割ケース(B)内に設けられた電
動機制御回路により制御されて、回転ファン(2)……(2)
を回転させる。分割ケース(B)を、別の回路が設けられ
たものに変更することにより、ファン装置の機能を変更
したり、別の機能を付与することができる。
本体(A)と分割ケース(B)との各接合面(6A)・(6B)のう
ち、何れか一方にあり溝(7)・(7)を、他方にそのあり溝
(7)・(7)に対応するありほぞ(8)・(8)を設けると共に、前
記各接合面(6A)・(6B)のうち何れか一方に抜け止め孔(9)
・(9)を設け、他方にはその抜け止め孔(9)・(9)に対応す
る抜け止めフック(10)・(10)を弾性的に保持させた場
合、本体(A)と分割ケース(B)を確実容易に接合し得、取
り外しも容易である。また、抜け止め孔(9)・(9)に掛合
するところの弾性的に保持された抜け止めフック(10)・
(10)により、少なくとも自然脱落が防止される。
[実施例] 本考案の実施例について、図面を参照しながら説明す
る。
第1図〜第6図に示されるのは本考案軸流ファン装置の
1実施例であり、主として本体(A)と分割ケース(B)から
なっている。全体の正背面方向における輪郭の形状、す
なわち通風路(1)の外周側の外周形状は、正方形状とな
っているが、長方形状でも勿論差し支えない。
装置の正背面方向に通風路(1)が形成され、略正方形の
1隅の通風路(1)の外周側において、その正方形の対角
線に直交する線で本体(A)と分割ケース(B)とに、分割さ
れている。
本体(A)は、主にファンケーシング(11)、フィンガーガ
ード(12)、電動機(3)及び回転ファン(2)……(2)からな
る。
ファンケーシング(11)内に形成された通風路(1)の正面
側開口部に、周骨(13)……(13)とそれを支持する支骨(1
4)……(14)からなるフィンガーガード(12)が設けられ、
支骨(14)……(14)は、電動機(3)を、その基部(15)にお
いて支持している。ファンケーシング(11)の隅部には、
取付穴(16)……(16)が設けられている。
回転ファン(2)……(2)は、電動機(3)におけるロータ(1
7)の外周側に設けられており、電動機(3)は、その軸心
方向が通風路(1)のそれと一致し、且つ回転ファン(2)…
…(2)外周を通風路(1)内壁が囲繞するように設けられて
いる。
電動機(3)の基部(15)の中央部軸心方向に、内側に向っ
て軸受ハウジング(18)が突設され、その周囲にステータ
コイル(19)が配設されてステータ(20)を構成している。
また、軸受ハウジング(18)内に設けられた軸受(21)を介
してロータ(17)が設けられ、ロータマグネット(22)がス
テータコイル(19)の外周部に位置するように配設されて
いる。基部(15)内側には、ロータ位置検出器(23)を備え
た本体(A)内回路の基板(24)が設けられている。
フィンガーガード(12)を構成する支骨(14)……(14)の1
には、リード線押え(25)・(25)を備えたリード線引出し
溝(26)が併設され、そのリード線引出し溝(26)内をリー
ド線(27)が通っている。
ファンケーシング(11)、フィンガーガード(12)、電動機
(3)の基部(15)、軸受ハウジング(18)及びリード線引出
し溝(26)は、絶縁性合成樹脂により一体成形されてい
る。
分割ケース(B)は、それぞれ絶縁性合成樹脂製のケース
部(B1)と蓋部(B2)により中空角柱体状に構成され、内部
に、分割ケース(B)内回路として電動機制御回路が設け
られている。
本体(A)の接合面(6A)には、正面側端部開放・背面側端
部閉塞のあり溝(7)・(7)が2本刻設されると共に、接合
面(6A)の背面側の縁部に、抜け止め孔(9)・(9)が刻設さ
れている。そして、分割ケース(B)の接合面(6B)には、
本体(A)のあり溝(7)・(7)に対応するありほぞ(8)・(8)を
設けると共に、本体(A)の抜け止め孔(9)・(9)に対応する
抜け止めフック(10)・(10)を、片持ち支持することによ
り弾性的に保持し、以って、本体(A)と分割ケース(B)と
を相互着脱可能ならしめている。第6図は、抜け止め孔
(9)・(9)に抜け止めフック(10)・(10)が掛合した状態を示
す。
本体(A)内回路と分割ケース(B)内回路とは、上記リード
線(27)及び着脱可能なコネクタ(接続具(5))(28)を介
して電気的に接続するようにしている。
(29)及び(30)は、それぞれファンケーシング(11)及び分
割ケース(B)のリード線溝である。
尚、外部電源へは、分割ケース(B)内回路から接続する
ことが好ましいが、図示を省略する。
第7図〜第9図の実施例においては、リード線(27)が接
続された本体側端子(31)を本体(A)の接合面(6A)に露出
し、分割ケース(B)の接合面(6B)には、本体(A)に分割ケ
ース(B)を取り付けた状態において本体側端子(31)に圧
接するように、分割ケース側端子(32)が弾性的に突設さ
れており、以って接続具(5)となしている。
[考案の効果] 請求項1の軸流ファン装置においては、本体に対し着脱
可能な分割ケース内に電動機制御回路の少なくとも一部
を設け、接続具によって本体内回路と分割ケース内回路
との電気的接続を可能ならしめているので、軸流ファン
装置自体における、特殊機能の付加等の機能の変更を、
生産ラインのいわば分岐的部分における変更のみでもっ
て行ない得、様々な異なった機能を備えた各種軸流ファ
ン装置の生産を容易に行ない得る。また、のちに分割ケ
ースを交換して機能を変更することも容易である。
また、通風路の外周側を外周方形状に形成し、通風路の
外周側において本体と電動機制御回路の少なくとも一部
を設けた分割ケースとに分割しているため、外形の変更
をほとんど伴うことなく機能の変更を行ない得、製品の
梱包及び冷却対象機器への組み込みなどに不便を来し難
い。
更に、分割ケースは、通風路の外周側に位置し、而も、
本体とは別体であって、所望により、例えば各種遮蔽に
用いられるような別材料により構成することも自在に行
ない得るので、分割ケース内の制御回路等が電動機から
受ける電気的、磁気的、熱的影響、或は機械的振動の影
響等を容易に低減させ得る。
従って、デリケートな部品を用いる高度の機能の付加な
ども、設計上及び生産プロセス上容易に行ない得る。
請求項2の軸流ファン装置によれば、本体と分割ケース
をありつぎにより確実容易に接合し得、取り外しも容易
であり、また抜け止め孔に掛合するところの弾性的に保
持された抜け止めフックにより、少なくとも自然脱落が
防止されるため、製造上及びのちに分割ケースを交換す
る上でも好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は、本考案軸流ファン装置の1実施例を
示すものであって、第1図は正面図、第2図は、第1図
におけるM−M線断面図、第3図は底面図(III−III線
方向)、第4図及び第5図は、それぞれ本体及び分割ケ
ースの接合面を表わす図、第6図は、第1図におけるN
−N線要部断面図である。第7図及び第8図は、それぞ
れ本考案軸流ファン装置の別の実施例における本体及び
分割ケースの接合面を表わす図、第9図は、その実施例
における分割ケースの正面図である。 A:本体 B:分割ケース 1:通風路 2……2:回転ファン 3:電動機 4:着脱機構 5:接続具 6A・6B:接合面 7・7:あり溝 8・8:ありほぞ 9・9:抜け止め孔 10・10:抜け止めフック

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】通風路(1)の外周側を外周方形状に形成
    し、回転ファン(2)……(2)が設けられた電動機(3)をそ
    の回転ファン(2)……(2)外周を通風路(1)内壁が囲繞す
    るように支持した装置を、着脱機構(4)を介して相互着
    脱可能ならしめた本体(A)と分割ケース(B)とに、前記通
    風路(1)の外周側において分割し、その分割ケース(B)内
    に電動機制御回路の少なくとも一部を設けると共に、本
    体(A)内回路と分割ケース(B)内回路との電気的接続を可
    能ならしめる接続具(5)を設けてなる、軸流ファン装
    置。
  2. 【請求項2】着脱機構(4)が、本体(A)と分割ケース(B)
    との各接合面(6A)・(6B)のうち、何れか一方にあり溝(7)
    ・(7)を、他方にそのあり溝(7)・(7)に対応するありほぞ
    (8)・(8)を設けると共に、前記各接合面(6A)・(6B)のうち
    何れか一方に抜け止め孔(9)・(9)を設け、他方にはその
    抜け止め孔(9)・(9)に対応する抜け止めフック(10)・(10)
    を弾性的に保持したものである、請求項1記載の軸流フ
    ァン装置。
JP2451589U 1989-03-02 1989-03-02 軸流ファン装置 Expired - Lifetime JPH06631Y2 (ja)

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JPH02115992U JPH02115992U (ja) 1990-09-17
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0671098A (ja) 1992-01-29 1994-03-15 Ejnar Jensen & Soen As アイロンローラなどの洗濯処理ユニットへフラットワーク物品を供給するための装置
US9957965B2 (en) 2014-10-07 2018-05-01 Nidec Corporation Axial flow fan

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JP3114948B2 (ja) * 1992-03-05 2000-12-04 三菱電機株式会社 送風機
JP6892096B2 (ja) * 2016-06-28 2021-06-18 株式会社日本計器製作所 リード線レスファンモータ

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