JP3032322U - 軸流送風機 - Google Patents

軸流送風機

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JP3032322U
JP3032322U JP1996006242U JP624296U JP3032322U JP 3032322 U JP3032322 U JP 3032322U JP 1996006242 U JP1996006242 U JP 1996006242U JP 624296 U JP624296 U JP 624296U JP 3032322 U JP3032322 U JP 3032322U
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JP
Japan
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lead wire
spoke
electric motor
axial blower
casing
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Application number
JP1996006242U
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Inventor
薫 松本
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Minebea Co Ltd
Original Assignee
Minebea Co Ltd
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 OA機器などの放熱用に使用する軸流送
風機の電動機リード線の保持構造を改良した。 【解決手段】 中央から外側に延びるスポーク2を有す
る枠状のケーシング1の中央部に、軸に羽根4を取付け
た電動機5を取付け、この電動機5のリード線6をスポ
ーク2に沿わせて配索し、ケーシング1の外周部でリー
ド線6を沿わせたスポーク2の外端に位置するところ
に、リード線6を保持する突片12を設けた。この突片
12はリード線6の側部の一方向からのみ延出してもよ
いし、これに加え、他方側からも延出してもよい。リー
ド線6は突片12で押えられるので、従来のもののよう
に、スポーク2側に垂れてくるようなことがない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、各種のOA機器に設けられるフランジレス軸流送風機に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
各種のOA機器等のように、多数の電子回路を装置内に収容したものでは、電 子部品が発生する熱が籠って電子部品を破損させる虞がある。そこで装置の側壁 に通気口を設け、ここに軸流送風機を取付けて装置内部の熱を外部に放出するよ うにしている。
【0003】 装置内部の熱放出用として、従来多く用いられていたフランジレス軸流送風機 の一例を、電動機側から見た図6、その右側面図である図7および平面図である 図8について説明する。これらの図において1はケーシングであり、一方向スラ イド型成型機で樹脂成型により略四角形に製作されているものである。ケーシン グ1の形状は、中央から放射状に外側に延びる4本のスポーク2の外端を板状の 枠3で結んだ略四角形の枠状になっている。
【0004】 このケーシング1の中央部には、軸(図示せず)に羽根4を取付けた電動機5 が取付けられており、この電動機5のリード線6は、4本のスポーク2のうちの 1本に沿わせてある。7は橋板、8は突片であって、いずれもリード線6を押え るものである。ケーシング1は、枠3の四隅にある4個の孔9により、OA機器 の通気口に取付けられる。
【0005】 図6および図8に示すように、枠3の一部で、電動機5のリード線6を沿わせ たスポーク2の外端に臨む部分には凹部10が形成されており、リード線6がこ こから外方に延ばしてある(図7参照)。
【0006】 この構造のフランジレス軸流送風機において、リード線6から電動機5に電流 を供給すると、電動機5の軸に取付けられた羽根4が枠3で囲まれるベンチュリ 部11内で回転し、発生した風を軸方向に送ることになる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
このように作動する従来の軸流送風機においては、羽根4で風を発生させ、そ の風を軸方向に送るという本来の機能とは関係がないが、枠3の凹部10から外 方に延びるリード線6を最終的に押えるのが突片8であり、その先は保持するも のがなくフリー状態であることから、スポーク2側に垂れ、この軸流送風機をO A機器に組み込むときに作業の邪魔をすることがある場合があった。
【0008】 本考案はこの点に鑑みてなされたものであり、リード線の保持構造を設けて、 上記組込み時の作業性を向上させた軸流送風機を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するための手段として、請求項1に記載された考案 においては、中央から外側に延びるスポークを有する枠状のケーシングの中央部 に、軸に羽根を取付けた電動機を取付け、該電動機のリード線を前記スポークの 凹部に沿わせて配索した軸流送風機において、前記ケーシングの外周部で前記リ ード線を沿わせたスポークの外端に位置するところに、リード線を保持する突片 を設けたことを特徴とする。
【0010】 請求項2に記載された考案においては、請求項1における前記突片を、リード 線の側部の一方向から延出して設けたことを特徴とする。
【0011】 請求項3に記載された考案においては、請求項1における前記突片を、リード 線の側部の一方向と他方向の双方から対向するように設けたことを特徴とする。
【0012】
【考案の実施の形態】 以下、本考案の一実施形態を図1について、図6ないし図8と同様部分には同 様の符号を付して説明する。ケーシング1の外周部で、凹部10内にリード線6 を沿わせたスポーク2の外端に位置するところに、リード線6を保持する突片1 2が設けてある。そしてこの突片12は、リード線6の側部の左方からの一方向 から延出して設けてある。この構造により、スポーク2に沿わせたリード線6は 、突片12の先端に形成される隙間13から差し込み、図3に示す位置に置いて 図2に示すように上方に伸ばすことができる。突片12で押えられることにより 、リード線6がスポーク2側に垂れることはない。
【0013】 図4および図5に示すものは、本考案の他の実施形態である。この場合には、 突片12を、リード線6の側部の一方向と他方向の双方から対向するように設け てある。突片12がこのように設けられていれば、一度定位置に納まったリード 線6は、たとえ何らかの外力を受けても、隙間13から脱落するようなことがな くなる。
【0014】 以上説明した二つの実施形態のいずれの突片12も、ケーシング1を一方向ス ライド型成型機で樹脂成型するときに同工程中で形成することができる。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、以上説明した軸流送風機であるから、請求項1に記載の構成により 、従来はスポーク側に垂れることがあったリード線を垂れることがないように保 持することができる。そして請求項2および請求項3に記載したような具体的な 構成によって、スポークに沿わせたリード線の突片内側への挿入が容易になり、 また挿入後の抜止め効果が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態の正面図である。
【図2】図1のものを右方から見た側面図である。
【図3】図1のものを上方から見た平面図である。
【図4】本考案の他の実施形態の正面図である。
【図5】図4のものを上方から見た平面図である。
【図6】従来の軸流送風機の正面図である。
【図7】図6のものを右方から見た側面図である。
【図8】図6のものを上方から見た平面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 スポーク 4 羽根 5 電動機 6 リード線 12 突片

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央から外側に延びるスポークを有する
    枠状のケーシングの中央部に、軸に羽根を取付けた電動
    機を取付け、該電動機のリード線を前記スポークの凹部
    に沿わせて配索した軸流送風機において、前記ケーシン
    グの外周部で前記リード線を沿わせたスポークの外端に
    位置するところに、リード線を保持する突片を設けたこ
    とを特徴とする軸流送風機。
  2. 【請求項2】 前記突片を、リード線の側部の一方向か
    ら延出して設けたことを特徴とする請求項1に記載の軸
    流送風機。
  3. 【請求項3】 前記突片を、リード線の側部の一方向と
    他方向の双方から対向するように設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載の軸流送風機。
JP1996006242U 1996-06-11 1996-06-11 軸流送風機 Expired - Lifetime JP3032322U (ja)

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