JP3032438U - 軸流送風機 - Google Patents

軸流送風機

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Publication number
JP3032438U
JP3032438U JP1996006399U JP639996U JP3032438U JP 3032438 U JP3032438 U JP 3032438U JP 1996006399 U JP1996006399 U JP 1996006399U JP 639996 U JP639996 U JP 639996U JP 3032438 U JP3032438 U JP 3032438U
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JP
Japan
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casing
motor
axial blower
axial
flange
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1996006399U
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English (en)
Inventor
薫 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minebea Co Ltd
Original Assignee
Minebea Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 OA機器などの放熱用に使用する軸流送
風機のOA機器などへの取付部を改良した。 【解決手段】 略方形で枠状のケーシング1の中央にモ
ータを支持し、このモータの軸に羽根5を取付けた軸流
送風機において、ケーシング1の四隅に貫通するように
設けられる取付孔10のうちの対角位置にある2個を、
ケーシング1の側部から突出させた板状のフランジ9に
孔を設けたものとし、他の2個を、ケーシング1の隅か
らケーシング1の高さで外方に突出させたリブ11に孔
を設けた構造とした。そして2個のフランジ9は、一方
を風の吸入側に、他方は吐出側に設けた。2個のリブ1
1と1個のフランジ9にタッピングスクリューを挿通す
ることにより、OA機器の筐体に取付けるとき、風の吸
入側と吐出側のいずれでも取付けることができることに
なる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、各種のOA機器等の冷却用に使用される軸流送風機に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
各種OA機器等のように、多数の電子回路を装置の筐体内に収容したものでは 、電子部品が発生する熱が籠って電子部品を破損させる虞がある。そこで筐体の 側壁に通気孔を設け、この通気孔に軸流送風機を取付け、筐体内部の熱を外部に 排出するようにしている。このように用いられる軸流送風機の一例を、モータ側 から見た正面図である図7と、その右側面を示す図8、平面を示す図9について 説明する。
【0003】 1は略方形のケーシングであり、その高さは、少なくともモータと、このモー タの軸に取付けられた羽根が収容できるものとなっている。ケーシング1の中央 部には円形のモータ取付部2が形成され、ここにモータ(図示せず)が取付けら れる。モータ取付部2からは4本のスポーク3が四隅に向けて放射状に延びてお り、全体が枠状に形成されている。
【0004】 4は円形のベンチュリ部で、モータの回転軸に取付けられた羽根5がこの内部 で回転し、軸(モータの回転軸)方向の風の流れを発生するようになっている。 6はリード線で、モータに電源供給を行うものである。リード線6は4本のスポ ーク3のうちの1本に設けられたリード線支持溝7に嵌合し、上面が突片8に押 えられて固定されている。
【0005】 ケーシング1の四隅は平板状のフランジ9に形成されており、このフランジ9 に設けられた取付孔10にボルトあるいはタッピングスクリューを挿通して、ケ ーシング1をOA機器の筐体の通気孔に取付けることになる。
【0006】 上記のような形状のケーシング1は合成樹脂の成形で製作される。成形型の図 示は省略するが、入子型をケーシング1の図8における右側、図9では上側の一 方向から脱着する。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上記構造の軸流送風機においてモータに電源を供給し、ベンチュリ部内で羽根 を回転させれば、軸(モータの回転軸)方向の風の流れを発生させることができ る。この作動において問題はない。ただし、軸流送風機をOA機器の筐体の通気 孔に取付けるとき、ボルトあるいはタッピングスクリューを挿通するすべての取 付孔がケーシングの四隅の平板状のフランジに設けられているために、特にタッ ピングスクリュー等で取付けるときにフランジ側を筐体に合わせる向きにしか向 けることができず、方向性が制限されるという問題があった。
【0008】 本考案はこの点に鑑みてなされたものであり、ケーシングを従来同様に入子型 を一方向に抜く成形型を使用して製作できるようにし、完成後はOA機器の筐体 の通気孔に取付けるときの方向性の制約を除去できるようにした、軸流送風機を 提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するための手段として、請求項1に記載された考案で は、略方形で枠状のケーシングの中央にモータを支持し、該モータの軸に羽根を 取付けた軸流送風機において、前記ケーシングの四隅に貫通するように設けられ る取付孔のうちの対角位置にある2個を、ケーシングの側部から突出させた板状 のフランジに孔を設けたものとし、他の2個を、ケーシングの隅からケーシング の高さで外方に突出させたリブに孔を設けたものとしたことを特徴とする。
【0010】 また、請求項2に記載された考案では、請求項1に記載のものにおいて、前記 フランジのケーシングに対する位置を、一方は風の吸入側に、他方は吐出側に設 けたことを特徴とする。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下本考案の一実施形態を、正面図である図1と、その右側面を示す図2、左 側面を示す図3、背面を示す図4およびケーシングの隅部を示す図5、図6につ いて説明する。1は略方形のケーシングであり、その高さは、少なくともモータ と、このモータの軸に取付けられた羽根が収容できるものとなっている。
【0012】 ケーシング1の中央部には円形のモータ取付部2が形成され、ここにモータ( 図示せず)が取付けられる。モータ取付部2からは4本のスポーク3が四隅に向 けて放射状に延びており、全体が枠状に形成されている。
【0013】 4は円形のベンチュリ部で、モータの回転軸に取付けられた羽根5がこの内部 で回転し、軸(モータの回転軸)方向の風の流れを発生するようになっている。 6はリード線で、モータに電源供給を行うものである。リード線6は4本のスポ ーク3のうちの1本に設けられたリード線支持溝7に嵌合し、上面が突片8に押 えられて固定されている。
【0014】 ケーシング1の四隅に貫通するように設けられる取付孔10のうちの対角位置 にある2個は、図5に示すようにケーシング1の一側から突出させた板状のフラ ンジ9に孔10を設けた構造としてある。そして対角位置にある2個のフランジ 9は、図1ないし図4で明らかなように、一方は風の吸入側(図2のA側)に、 他方は吐出側(図2のB側)に設けられている。
【0015】 図1に示すように、ケーシング1のフランジ9を設けない部分には、図6に示 すように、ケーシング1の高さで外方に突出させたリブ11が形成され、このリ ブ11に取付孔10が設けられている。リブ11がケーシング1の高さと同一に してあることにより、タッピグスクリューを用いてケーシング1をOA機器の筐 体に取付けるとき、タッピグスクリューを図6の上方からでも下方からでも挿通 できる。したがってケーシング1のOA機器の筐体(図示せず)への取付けは、 2個のリブ11といずれか1個のフランジ9の3箇所で行うことができる。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成された軸流送風機であるから、ケーシング をタッピングスクリューでOA機器の通気孔に取付けるとき、2個のリブといず れか1個のフランジにタッピングスクリューを挿通して取付けることができる。 2個のフランジは、風の吸入側と吐出側に1個ずつ設けられているから、吸入側 と吐出側のいずれの面での取付けもできることになる。よって用途が大きく広が ることになる。そしてこのように変更しても、ケーシングを合成樹脂の成形で製 作するとき、従来同様に入子型を一方向に抜くことができるので、製作コストを 小さく抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る軸流送風機の一実施形態の正面図
である。
【図2】図1のものの右側面図である。
【図3】図1のものの左側面図である。
【図4】図1のものの背面図である。
【図5】図1のものの一部の斜視図である。
【図6】図1の他の部分の斜視図である。
【図7】従来の軸流送風機の正面図である。
【図8】図7のものの右側面図である。
【図9】図7のものの平面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 5 羽根 9 フランジ 10 取付孔 11 リブ A 風の吸入側 B 風の吐出側

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略方形で枠状のケーシングの中央にモー
    タを支持し、該モータの軸に羽根を取付けた軸流送風機
    において、前記ケーシングの四隅に貫通するように設け
    られる取付孔のうちの対角位置にある2個を、ケーシン
    グの側部から突出させた板状のフランジに孔を設けたも
    のとし、他の2個を、ケーシングの隅からケーシングの
    高さで外方に突出させたリブに孔を設けたものとしたこ
    とを特徴とする軸流送風機。
  2. 【請求項2】 前記フランジのケーシングに対する位置
    を、一方は風の吸入側に、他方は吐出側に設けたことを
    特徴とする請求項1に記載の軸流送風機。
JP1996006399U 1996-06-14 1996-06-14 軸流送風機 Expired - Lifetime JP3032438U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3384704B2 (ja) 1997-02-27 2003-03-10 東芝ホームテクノ株式会社 送風装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0527295B2 (ja) * 1983-06-01 1993-04-20 Canon Kk
JPH0716076U (ja) * 1993-08-27 1995-03-17 エヌオーケー株式会社 密封装置

Patent Citations (2)

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