JPH0656797B2 - 除電器 - Google Patents

除電器

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JPH0656797B2
JPH0656797B2 JP2209207A JP20920790A JPH0656797B2 JP H0656797 B2 JPH0656797 B2 JP H0656797B2 JP 2209207 A JP2209207 A JP 2209207A JP 20920790 A JP20920790 A JP 20920790A JP H0656797 B2 JPH0656797 B2 JP H0656797B2
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fan case
electrode
fan
electrodes
static elimination
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信義 斎藤
信雄 野村
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Kasuga Denki Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、除電電極の放電によって生じたイオンを送風
により吹き飛ばして除電する除電器に関する。
【従来の技術】
従来のこの種の除電器は、第4図及び第5図に示すよう
に、多数の電極針1をそれぞれ所定の間隔で突設した棒
状のプラス電極2とマイナス電極3とを送風器4の前方
に平行に配置し、これら電極2・3間にコロナ放電を起
こし、それによって生じたイオンを送風器4からの風に
よって遠方に吹き飛ばすものであった。
【発明が解決しようする課題】
しかし、このような構造では、両電極2・3が送風器4
と離れて配置されているため、設置スペースを多くと
り、また設置位置を変える場合には、プラス電極2とマ
イナス電極3と送風器4とをそれぞれ別々に設置変更し
なければならず、非常に面倒であった。 本発明の目的は、このような従来の欠点を解決し、送風
部分と一体化された構造で取り扱いが非常に至便である
とともに、除電性能が良く、かつファンからのエアーを
電極針に有効に当てることができる構造で、電極針の清
掃を行えるとともに、放電を助長できる、除電器を提供
することにある。
【課題を解決するための手段】
本発明による除電器は、枠形のファンケース5の中央部
に、モータ収納部6を複数のリブ7で一体に連結して設
け、このモータ収納部6に内蔵されたモータによって回
転されるファン8を、ファンケース5からはみ出ること
なくその枠内で回転するように配設し、このファンケー
ス5に少なくとも一対の電極取付孔10を円周方向に離
して設け、これら電極取付孔10に、プラス・マイナス
の直流用除電電極11・12を挿着し、これら除電電極
11・12の電極針16を、ファンケース5の内周面に
よって形成される通風路の内方へ突出させたものであ
る。
【作用】
この除電器では、送風部分自体が、枠形のファンケース
5の中央部に、モータ収納部6を複数のリブ7で一体に
連結して設けるとともに、ファン8を、ファンケース5
からはみ出ることなくその枠内で回転するように配設し
た小型のものである上に、除電電極11・12と送風部
分とがファンケース5により一体化されているため、送
風部分を有する除電器として小型化できるとともに、除
電電極11・12とファン8とを同時に設置変更でき
る。 各除電電極11・12は、ファンケース5の電極取付孔
10に挿着されているため、除電電極11・12を取り
付けるための専用の部材は不要である。 除電電極は、プラス・マイナスの両電極を有する直流型
であるため、多数の電極針を有する交流型に比べて電極
数が少なくても、正負のイオンの生成量を多くすること
ができ、また印加するプラス高電圧とマイナス高電圧に
差を持たせることによりイオンバランスが図れる。 プラス・マイナスの除電電極11・12の電極針16
は、ファンケース5の内周面によって形成される通風路
の内方へ突出しているので、ファン8による風を吹きつ
けられることになり、イオンを効率良く吹き飛ばすこと
ができるとともに、電極針からの放電を助長でき、かつ
電極針を清掃することもできる。 従って、本発明の除電器は、各種機器内に設置して冷却
と除電を行う場合とか、印刷機の排紙部分に設置して印
刷済用紙の送風による紙押さえと除電を行う場合などの
用途に好適である。
【実施例】
次に、本発明の一実施例を図面に基づき詳述する。 第1図(正面図)及び第2図(側面図)において、ファ
ンケース5は内周面が円形の枠形をなし、その中央に、
前面が開口した円形のモータ収納部6を複数のリブ7で
一体に連結して設けている。モータ収納部6にはファン
8を回転させるモータが内蔵されている。ファン8は、
ファンケース5からはみ出ることなくその枠内で回転
し、ファンケース5の後面の吸込口から吸い込んだ空気
をリブ7の間の前面の吹出口9から吹き出す。 ファンケース5には、その直径線上の対向する位置に段
付きの一対の電極取付孔10が設けられ、これら電極取
付孔10にプラス・マイナスの直流用除電電極11・1
2が嵌着されている。これら除電電極11・12は同じ
構造で、第3図に示すように鍔13及び接続孔14を有
する絶縁体15に電極針16を植設したものである。そ
して、電極針16を接続孔14中において高圧ケーブル
17の心線と圧着接続し、その接続部を樹脂封入してあ
る。両除電電極11・12の電極針16は、ファン8よ
り吹出口9側においてファンケース5の円形の内周面の
内方へ突出し、つまりファンケース5の内周面によって
形成される通風路の内方へ突出し、同一直径線上でプラ
ス・マイナス相対向している。 従って、プラス・マイナスの除電電極11・12に、図
示しない直流高圧電源からそれぞれプラス・マイナスの
直流高電圧を印加してその電極針16間にコロナ放電を
起こすと、それによって生じたイオンがファン8による
風によって遠方まで吹き飛ばされるので、遠方の帯電物
体でもまた狭い場所でも除電できる。 電極針16としては、ステンレス針又は抵抗導電性セラ
ミック針(導電性セラミックに炭素等を混合し焼結して
所定の抵抗値としたもの)を用いる。抵抗導電性セラミ
ック針を用いた場合には、それ自体が電流制限作用をす
るため別に電流制限用素子は不要であるが、ステンレス
針を用いた場合には、電流制限用に抵抗を高圧電源側に
接続する。 また、除電電極11・12はファン8に対して吸い込み
側に設置しても良い。
【発明の効果】
本発明によれば次のような効果がある。 送風部分自体が、枠形のファンケースの中央部に、
モータ収納部を複数のリブで一体に連結して設けるとと
もに、ファンを、ファンケースからはみ出ることなくそ
の枠内で回転するように配設した小型のものである上
に、プラス・マイナスの除電電極と送風部分とがファン
ケースにより一体化されているため、送風部分を有する
除電器として小型化できるとともに、プラス・マイナス
の除電電極とファンとを同時に設置変更できる。 プラス・マイナスの除電電極は、ファンケースに設
けられた電極取付孔に挿着されているため、これら除電
電極を取り付けるための専用の部材は不要であり、部品
点数の削減と一層の小型化が図れる。 除電電極は、プラス・マイナスの両電極を有する直
流型であるため、多数の電極針を有する交流型に比べて
電極数が少なくても、正負のイオンの生成量を多くする
ことができ、また印加するプラス高電圧とマイナス高電
圧に差を持たせることによりイオンバランスが図れる。 プラス・マイナスの除電電極の電極針は、ファンケ
ースの内周面によって形成される通風路の内方へ突出し
ているので、ファンによる風を吹きつけられることにな
り、イオンを効率良く吹き飛ばすことができるととも
に、電極針からの放電を助長でき、かつ電極針を清掃す
ることもできる。 本発明の除電器は、各種機器内に設置して冷却と除
電を行う場合とか、印刷機の排紙部分に設置して印刷済
用紙の送風による紙押さえと除電を行う場合などの用途
に好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による除電器の正面図、第2図は同断面
図、第3図はそれにおける除電電極の側面図、第4図及
び第5図は従来例の正面図及び側面図である。 5……ファンケース、8……ファン、6……モータ収納
部、7……リブ、10……電極取付孔、11・12……
除電電極、16……電極針。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠形のファンケース5の中央部に、モータ
    収納部6を複数のリブ7で一体に連結して設け、このモ
    ータ収納部6に内蔵されたモータによって回転されるフ
    ァン8を、上記ファンケース5からはみ出ることなくそ
    の枠内で回転するように配設し、このファンケース5に
    少なくとも一対の電極取付孔10を円周方向に離して設
    け、これら電極取付孔10に、プラス・マイナスの直流
    用除電電極11・12を挿着し、これら除電電極11・
    12の電極針16を、ファンケース5の内周面によって
    形成される通風路の内方へ突出させたことを特徴とする
    除電器。
JP2209207A 1990-08-09 1990-08-09 除電器 Expired - Fee Related JPH0656797B2 (ja)

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