JPH019641Y2 - - Google Patents

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JPH019641Y2
JPH019641Y2 JP12151883U JP12151883U JPH019641Y2 JP H019641 Y2 JPH019641 Y2 JP H019641Y2 JP 12151883 U JP12151883 U JP 12151883U JP 12151883 U JP12151883 U JP 12151883U JP H019641 Y2 JPH019641 Y2 JP H019641Y2
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mesh electrode
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は空気中に浮遊する塵埃等を捕集する空
気清浄機に関する。
(ロ) 従来技術 空気清浄機の集塵方式として高電圧を用いて行
なうものにあつてはフイルタを取り外して掃除を
する際空気清浄機が運転状態にあると感電事故を
発生することがある。この点を改良した空気清浄
機としてフイルタの着脱に連動する安全スイツチ
及び帯電短絡片を設けたものがあるが、その組み
込みにあつては個々に行なわれることで、構造が
複雑となり作業能率の悪いものであつた。
(ハ) 考案の目的 本案は構造簡単にして感電事故を防止した空気
清浄機を提供することを目的とする。
(ニ) 考案の構成 本案は前項(ハ)の目的を得るために、高電圧発生
装置、送風装置等を内装し、吹出口と吸込口とを
形成した本体と、前記高電圧発生装置の正極に接
続される第1網状電極板と、負極に接続される第
2網状電極板と、両電極板に挾持される誘電材料
製通気フイルタと、前記本体に着脱自在に装着さ
れる吸込グリルとよりなる前記吸込口を被覆する
電気集塵装置と、前記吸込グリルの離脱にて前記
第1網状電極板を負極に接続する短絡片と、前記
吸込グリルの離脱にて給電を阻止する安全スイツ
チとを備え、前記本体には前記短絡片を回動枢支
する枢支部と前記安全スイツチの係止保持部とを
形成した取付板の固定部と、前記安全スイツチを
前記取付板との間にて挾持する支持部とを形成し
た構成としたものである。
(ホ) 実施例 空気清浄機1は、上下に分割形成された上ケー
ス2と下ケース3とよりなる本体4と、該本体4
の前面に形成された吹出口5に装着される吹出グ
リル6と、前記本体4の上面から後面に渡り形成
された吸込口7に装着される電気集塵装置8と、
前記本体4内に形成される送風装置9と、該送風
装置9の吹出通風路内に形成されるイオン発生装
置10と、前記電気集塵装置8及びイオン発生装
置10に高電圧を給電する高電圧発生装置11
と、前記本体4内に形成される放香装置12と、
前記送風装置9と高電圧発生装置11とイオン発
生装置10と放香装置12の制御を行なう操作部
13とよりなる。
前記上ケース2と下ケース3と吹出グリル6は
絶縁材料製合成樹脂にて成型している。前記吹出
グリル6は中央部に前記操作部13の取付部14
を形成し、両側部に格子状通風部15を形成して
いる。前記吹出グリル6は前記上ケース2と下ケ
ース3に形成した支持部にて係止されると同時に
前記上ケース2と下ケース3にて挾み込まれて固
定される。前記上ケース2と下ケース3は該下ケ
ース3から前記上ケース2に捩じ込まれる螺子に
て連結される。
前記送風装置9は両端に回転軸16を突出せし
めた電動機17と、前記回転軸16に装着される
送風羽根18と、前記上ケース2と下ケース3に
分割形成された上ケーシング19と下ケーシング
20とよりなる。前記送風羽根18はシロツコフ
アンを用いている。前記電動機17は本実施例に
おいては隈取型誘導電動機を用いている。前記空
気清浄機1の電気回路を簡略化するために前記高
電圧発生装置11への供給整流回路のトランス二
次側巻線21を前記電動機17の固定子に巻き込
んでおり、前記電動機17の固定子巻線22をト
ランス一次側巻線に兼用している。前記固定子巻
線22からは中間調速タツプ23を引き出してお
り、前記操作部13のスイツチ24に前記電動機
17のタツプを接続することで、該電動機17の
停止、調速を行なう。前記電動機17とスイツチ
24の回路中には直列に安全スイツチ25を接続
している。該安全スイツチ25は前記電気集塵装
置8の着脱にて切入される。前記安全スイツチ2
5は本実施例においては一般にマイクロスイツチ
と称されるスイツチを用いている。
前記電気集塵装置8は第1網状電極板26と、
第2網状電極板27と、両電極板26,27間に
挾持される誘電材料製通気フイルタ28と、活性
炭等よりなる脱臭フイルタ29と、格子状吸込グ
リル30とよりなる。前記第1網状電極板26と
第2網状電極板27と吸込グリル30とは本実施
例において略L字状に形成している。前記通気フ
イルタ28と脱臭フイルタ29は屈曲自在であ
り、挾持されることで略L字状に折曲される。前
記通気フイルタ28は誘電材料で成型されておれ
ばよく、具体的にはポリエステル、ナイロン等の
合成樹脂繊維体がある。前記脱臭フイルタ29は
活性炭等の脱臭効果を備えた材料を板状にして形
成される。本実施例では発泡ウレタンに活性炭を
塗布した板状体を非誘電材料の通気性体にて包み
込んで前記脱臭フイルタ29を形成している。前
記吸込グリル30の周側部内面には前記第2網状
電極板27の周縁部を係止する係止部を形成して
いると共に、前記第2網状電極板27の周縁部適
所を螺子31にて前記吸込グリル30に固定して
いる。該吸込グリル30の下端には前記安全スイ
ツチ25を押圧操作する押圧突部32を一体成型
している。また前記吸込グリル30の下端には前
記第2網状電極板27を固定する螺子31にて垂
下固定される導電材料製操作突部33を形成して
いる。前記吸込グリル30の周端面部には前記本
体4の吸込口7内面部に形成した係止部34,3
5に係合する係合部36,37を形成している。
前記吸込グリル30の下端部に形成した係合部3
7に近接した部分には指引掛部38を形成してい
る。
前記下ケース3の後部には前記第1網状電極板
26に給電する給電片39の取付ボス部40と、
前記第1網状電極板26の電荷を放電する短絡片
41を枢支する取付板42の固定部43と、前記
取付板42との間で前記安全スイツチ25を挾持
する支持部44とを形成している。前記短絡片4
1と取付板42とは導電材料にて成型されてい
る。前記給電片39は前記高電圧発生装置11の
負極に接続され、前記取付板42は正極(アー
ス)に接続される。前記取付板42は略コ字型に
形成されている。前記固定部43は固定用螺子4
5を捩じ込むボスにて形成され、前記固定部43
を境にして1対のリブ46を形成している。前記
取付板42は前記リブ46に跨る如く載置された
後、前記高電圧発生装置11の正極(アース)か
ら配線された電気コードと共に前記螺子45にて
前記固定部43に装着される。前記取付板42に
は前記短絡片41を枢支する枢支部47と前記安
全スイツチ25の取付用穴に挿入される突部48
を形成した係止保持部49とよりなる。前記安全
スイツチ25と係止保持部49間には絶縁板50
が介在され、前記支持部44と係止保持部49に
て前記安全スイツチ25を挾持する。前記短絡片
41は前記給電片39に接触する方向にバネ51
にて付勢している。前記短絡片41と安全スイツ
チ25とを個々に前記下ケース3に組み込むので
はなく、前記取付板42を介して同時に組み込む
ことで、組立作業能率が向上するものである。
前記上ケース2には前記安全スイツチ25と短
絡片41と給電片39とを被う載置被部52を形
成している。該載置被部52には前記電気集塵装
置8の下端が当接支持される。前記上ケース2の
前記電気集塵装置8が装着される吸込口7内面部
には前記第1網状電極板26の周縁部を載置支持
する受部53と、前記第1網状電極板26の周縁
部を係止する係止部と、前記第1網状電極板26
を着脱自在に固定する螺子54を捩じ込むボス部
と、前記吸込グリル30の周縁部を載置支持する
段部55と、前記係止部34を形成している。前
記載置被部52には前記第1網状電極板26の下
端が挿入嵌合する溝部56と、前記給電片39が
露出する前記溝部56内に形成された挿通部57
と、前記通気フイルタ28と脱臭フイルタ29下
端の浮き上りを阻止する保持部58と、前記係止
部35と前記押圧突部32が挿入される挿通部5
9と、前記操作突部33が挿入される挿通部60
とを形成している。前記挿通部59は前記安全ス
イツチ25に対向し、前記挿通部60は前記短絡
片41に対向して形成される。前記第1網状電極
板26は前記溝部56に挿入されることで、前記
挿通部57に露出した給電片39に接触して前記
高電圧発生装置11の負極に接続される。前記吸
込グリル30を前記上ケース2に装着すること
で、前記押圧突部32が前記安全スイツチ25を
押圧すると共に前記操作突部33が短絡片41を
押圧して、前記給電片39との接触を継ち、前記
操作突部33と短絡片41との接触にて前記第2
網状電極板27を正極(アース)に接続す。この
状態で、前記空気清浄機1は運転可能状態にあ
る。該空気清浄機1が運転状態にあるにもかかわ
らず、前記通気フイルタ28と脱臭フイルタ29
を掃除すべく前記吸込グリル30を外すと、前記
安全スイツチ25が切れて空気清浄機1の運転が
停止されると共に、前記短絡片41が給電片39
に接触して前記第1網状電極板26に蓄えられた
電荷を放電する。従つて前記空気清浄機1を停止
せずに前記吸込グリル30を外しても、感電事故
を起こすことがない。前記短絡片41の給電片3
9への接触は前記安全スイツチ25が切れた後に
行なわれる。
なお、前記取付板42の構造、いわゆる枢支部
47と係止保持部49の構造および固定部43と
支持部44の構造等は前述の実施例に限定される
ものではなく、本案の目的及び構成それに伴なう
効果を逸脱しないものであればよく、種々考えれ
らるものである。
(ヘ) 考案の効果 本案は短絡片と安全スイツチとを取付板にて同
時に本体に組み込むことで、構造が簡単にしてコ
ンパクトに形成でき、組立作業能率が向上する等
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は空気清浄機の斜視図、第2図は分解斜
視図、第3図は吸込グリルの分解斜視図、第4図
は下ケースの一部断面した上ケースを含む平面
図、第5図は第4図の−断面図、第6図は第
4図の−断面図、第7図は短絡片付近の平面
図、第8図は第7図の−断面図、第9図は第
8図の−断面図、第10図は第8図の−
断面図、第11図は電気回路図である。 4……本体、11……高電圧発生装置、25…
…安全スイツチ、26……第1網状電極板、27
……第2網状電極板、28……通気フイルタ、2
9……脱臭フイルタ、30……吸込グリル、32
……押圧突部、33……操作突部、39……給電
片、41……短絡片、42……取付板、43……
…固定部、44……支持部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 高電圧発生装置、送風装置等を内装し、吸込
    口と吹出口とを形成した本体と、前記高電圧発
    生装置の正極に接続される第1網状電極板と、
    負極に接続される第2網状電極板と、両電極板
    に挾持される誘電材料製通気フイルタと、前記
    本体に着脱自在に装着される吸込グリルとより
    なる前記吸込口を被覆する電気集塵装置と、前
    記吸込グリルの離脱にて前記第1網状電極板を
    負極に接続する短絡片と、前記吸込グリルの離
    脱にて給電を阻止する安全スイツチとを備え、
    前記本体には前記短絡片を回動枢支する枢支部
    と前記安全スイツチの係止保持部とを形成した
    取付板の固定部と、前記安全スイツチを前記取
    付板との間にて挾持する支持部とを形成してな
    る空気清浄機。 2 第2網状電極板を吸込グリルの内面に装着
    し、該吸込グリルには短絡片を操作する前記第
    2網状電極板に接続される導電材料製操作突部
    と安全スイツチの押圧突部とを形成し、取付板
    を導電材料にて成型すると共に高電圧発生装置
    の負極に接続してなる実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の空気清浄機。
JP12151883U 1983-08-03 1983-08-03 空気清浄機 Granted JPS6031345U (ja)

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