JP2751714B2 - 送風機 - Google Patents
送風機Info
- Publication number
- JP2751714B2 JP2751714B2 JP4042790A JP4279092A JP2751714B2 JP 2751714 B2 JP2751714 B2 JP 2751714B2 JP 4042790 A JP4042790 A JP 4042790A JP 4279092 A JP4279092 A JP 4279092A JP 2751714 B2 JP2751714 B2 JP 2751714B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blower
- frame
- rotor
- motor
- connection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電子機器等の空冷用に
用いられる軸流型の送風機に関するものである。
用いられる軸流型の送風機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記この種の送風機は従来においては、
例えば実開平2ー18697号公報に示されているよう
な構成となっている。即ち、図5に示すように通風路を
形成し、通風路の中央に取付脚20を介して回転軸を回
転自在に保持した軸支部を持つ枠体21に対して、その
軸支部の外周にステータが、ステータの外側にロータが
それぞれ構成されて羽根車22を回すモータが構成され
ている。羽根車22は羽根ボスの内径内にモータのロー
タが嵌合され、またボス部において回転軸に嵌合されて
ロータと回転軸と一体になって通風路内で回転するよう
になっている。モータ内にはモータに対する入出力を行
なう電子回路を構成した回路基板が組付けられていて、
回路基板には電気接続部材23を介するか直接に電源供
給用やアラーム等のための出力電送のための複数本の電
気導体線24が接続され、それぞれ外部に引き出されて
いる。各電気導体線24は取付脚20から枠体21の一
側に繋る溝に案内されて外部に引き出され、その引き出
し端には適用する電子機器側のコネクタと付合するコネ
クタ等が接続されている。
例えば実開平2ー18697号公報に示されているよう
な構成となっている。即ち、図5に示すように通風路を
形成し、通風路の中央に取付脚20を介して回転軸を回
転自在に保持した軸支部を持つ枠体21に対して、その
軸支部の外周にステータが、ステータの外側にロータが
それぞれ構成されて羽根車22を回すモータが構成され
ている。羽根車22は羽根ボスの内径内にモータのロー
タが嵌合され、またボス部において回転軸に嵌合されて
ロータと回転軸と一体になって通風路内で回転するよう
になっている。モータ内にはモータに対する入出力を行
なう電子回路を構成した回路基板が組付けられていて、
回路基板には電気接続部材23を介するか直接に電源供
給用やアラーム等のための出力電送のための複数本の電
気導体線24が接続され、それぞれ外部に引き出されて
いる。各電気導体線24は取付脚20から枠体21の一
側に繋る溝に案内されて外部に引き出され、その引き出
し端には適用する電子機器側のコネクタと付合するコネ
クタ等が接続されている。
【0003】上記構成の送風機は、適用する機器に取り
付け、電気導体線24のコネクタ等を機器側のコネクタ
に接続することにより機器を空冷する機能を果たす。即
ち、ステータの外側のロータが回転し、ロータと結合し
た羽根車22と回転軸が回り、通風路に空気流を形成す
る。
付け、電気導体線24のコネクタ等を機器側のコネクタ
に接続することにより機器を空冷する機能を果たす。即
ち、ステータの外側のロータが回転し、ロータと結合し
た羽根車22と回転軸が回り、通風路に空気流を形成す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の送風機では
適用する機器毎に、それに合った長さの電気導体線24
を付け、さらに機器に適合する接続仕様としなければな
らないため、送風機自体は同じであっても結局のところ
電気導体線24の長さやコネクタ等の異なる多種類の送
風機を作ることになり、生産が煩雑で能率も低くなると
いった課題とともに、梱包についても引き出されている
電気導体線24の処置が面倒であるといった課題を含ん
でいる。
適用する機器毎に、それに合った長さの電気導体線24
を付け、さらに機器に適合する接続仕様としなければな
らないため、送風機自体は同じであっても結局のところ
電気導体線24の長さやコネクタ等の異なる多種類の送
風機を作ることになり、生産が煩雑で能率も低くなると
いった課題とともに、梱包についても引き出されている
電気導体線24の処置が面倒であるといった課題を含ん
でいる。
【0005】この発明は、適用する機器毎の要請に対し
て標準構成で対応でき、梱包も簡単な生産性の良い送風
機を得ることを目的とする。
て標準構成で対応でき、梱包も簡単な生産性の良い送風
機を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる送風機
は、通風路を形成するとともに、この通風路のほぼ中央
に取付脚を介して回転軸を回転自在に保持する軸支部を
備えた枠体に対して、軸支部の外周にステータを、この
ステータの外側にロータをそれぞれ構成してモータを構
成し、このモータのロータと一体に通風路内で回転する
羽根車を構成し、モータ内にはモータに対する入出力を
行なう電子回路を構成した回路基板を有する送風機につ
いて、その取付脚から枠体の外表部までの間には一連の
チャンネルを形成し、このチャンネルに一端が回路基板
に電気的に接続され、他端が枠体の投影平面内における
外部に臨む箇所に設けられた機構に差し込み装着され、
コネクタ接続の可能の連結接続部材に接続した入出力用
の複数本の電気導体線を埋設し、その機構に装着した連
結接続部材が枠体の投影平面内にあるようにしたもので
ある。
は、通風路を形成するとともに、この通風路のほぼ中央
に取付脚を介して回転軸を回転自在に保持する軸支部を
備えた枠体に対して、軸支部の外周にステータを、この
ステータの外側にロータをそれぞれ構成してモータを構
成し、このモータのロータと一体に通風路内で回転する
羽根車を構成し、モータ内にはモータに対する入出力を
行なう電子回路を構成した回路基板を有する送風機につ
いて、その取付脚から枠体の外表部までの間には一連の
チャンネルを形成し、このチャンネルに一端が回路基板
に電気的に接続され、他端が枠体の投影平面内における
外部に臨む箇所に設けられた機構に差し込み装着され、
コネクタ接続の可能の連結接続部材に接続した入出力用
の複数本の電気導体線を埋設し、その機構に装着した連
結接続部材が枠体の投影平面内にあるようにしたもので
ある。
【0007】
【作用】この発明における送風機においては、適用する
機器に応じた長さの電気導体線に、適用する機器に対応
するコネクタを付けた仲介用の接続線を別に用意すれば
機器側の要請に対応することができ、梱包も送風機から
延び出すものが無いので簡単になる。即ち、送風機自体
は機器に応じた構成をとらずに済むので標準仕様に統一
することができ、扱いが簡単になる。
機器に応じた長さの電気導体線に、適用する機器に対応
するコネクタを付けた仲介用の接続線を別に用意すれば
機器側の要請に対応することができ、梱包も送風機から
延び出すものが無いので簡単になる。即ち、送風機自体
は機器に応じた構成をとらずに済むので標準仕様に統一
することができ、扱いが簡単になる。
【0008】
【実施例】図1はこの発明の一実施例としての送風機の
斜視図で、図2は同じくその一部品の平面図、図3は同
じく連結接続部材の拡大斜視図、図4は他の実施例を示
す送風機の斜視図である。
斜視図で、図2は同じくその一部品の平面図、図3は同
じく連結接続部材の拡大斜視図、図4は他の実施例を示
す送風機の斜視図である。
【0009】図示の送風機のモータは、樹脂製の枠体1
により形成された通風路の中央に構成されている。即
ち、通風路のほぼ中央に枠体1から延び出した数本の取
付脚2を介して回転軸3を回転自在に支持する軸支部が
設けられ、軸支部の外周にステータが、ステータの外側
にロータがそれぞれ構成されている。このモータのロー
タは回転軸3にボスにおいて嵌合された羽根車4の羽根
ボスに内嵌めされている。羽根車4はプラスチックの成
形体で、このモータの軸方向の一側部とロータの外周部
を覆い回転軸3とロータとに一体化され、これらと共回
りするようになっている。
により形成された通風路の中央に構成されている。即
ち、通風路のほぼ中央に枠体1から延び出した数本の取
付脚2を介して回転軸3を回転自在に支持する軸支部が
設けられ、軸支部の外周にステータが、ステータの外側
にロータがそれぞれ構成されている。このモータのロー
タは回転軸3にボスにおいて嵌合された羽根車4の羽根
ボスに内嵌めされている。羽根車4はプラスチックの成
形体で、このモータの軸方向の一側部とロータの外周部
を覆い回転軸3とロータとに一体化され、これらと共回
りするようになっている。
【0010】通風路を形成する枠体1から通風路側に突
き出した取付脚2の一つと枠体1の一側までの間には一
連のチャンネル5が形成され、チャンネル5の外端に近
接する枠体1の四隅6の一つには連結接続部材9を設置
可能な機構7が形成されている。チャンネル5には一端
に接続具8を他端に連結接続部材9を接続した複数本の
電気導体線10よりなる導電部品が埋設されている。接
続具8はモータに組付けられている回路基板に電気的に
接続され、連結接続部材9は枠体1の四隅6の前記機構
7において差し込み装着されている。連結接続部材9自
体は図3に示すように、外表に係止突起11と元側に送
り止め突起を有するコネクタとして構成され係止突起1
1の弾性変形により送り止め突起に位置決めされて機構
7に係止される。ただし、取り付け状態において連結接
続部材9は枠体1の投影平面内に収まっている。
き出した取付脚2の一つと枠体1の一側までの間には一
連のチャンネル5が形成され、チャンネル5の外端に近
接する枠体1の四隅6の一つには連結接続部材9を設置
可能な機構7が形成されている。チャンネル5には一端
に接続具8を他端に連結接続部材9を接続した複数本の
電気導体線10よりなる導電部品が埋設されている。接
続具8はモータに組付けられている回路基板に電気的に
接続され、連結接続部材9は枠体1の四隅6の前記機構
7において差し込み装着されている。連結接続部材9自
体は図3に示すように、外表に係止突起11と元側に送
り止め突起を有するコネクタとして構成され係止突起1
1の弾性変形により送り止め突起に位置決めされて機構
7に係止される。ただし、取り付け状態において連結接
続部材9は枠体1の投影平面内に収まっている。
【0011】上記の構成の送風機においては、これとは
別に適用する機器に応じた長さと適用する機器に対応す
るコネクタ等を一端に、他端に連結接続部材9に電気的
に接続できるコネクタ12を付けた仲介用の接続線13
を用意することになる。即ち、特定の機器に対してはそ
れに応じた接続線13を使って送風機の枠体1の外表に
ある連結接続部材9と機器側の電気回路とを電気的に接
続すればよい。従って、適用する機器毎に電気導体線1
0の長さやコネクタ等の接続様式について異なる要請が
あっても、それらの要請は接続線13のみの対応で応え
ることができ、送風機自体は同一仕様のもので良く標準
化することが可能になる。また、本体外へ延び出すもの
が一切ないので、梱包操作も梱包資材も簡単になり、取
扱も簡単になる。
別に適用する機器に応じた長さと適用する機器に対応す
るコネクタ等を一端に、他端に連結接続部材9に電気的
に接続できるコネクタ12を付けた仲介用の接続線13
を用意することになる。即ち、特定の機器に対してはそ
れに応じた接続線13を使って送風機の枠体1の外表に
ある連結接続部材9と機器側の電気回路とを電気的に接
続すればよい。従って、適用する機器毎に電気導体線1
0の長さやコネクタ等の接続様式について異なる要請が
あっても、それらの要請は接続線13のみの対応で応え
ることができ、送風機自体は同一仕様のもので良く標準
化することが可能になる。また、本体外へ延び出すもの
が一切ないので、梱包操作も梱包資材も簡単になり、取
扱も簡単になる。
【0012】なお、図4に示すように連結接続部材9の
取り付け位置を通風路の端の枠体1における背面の一部
とすることもできる。
取り付け位置を通風路の端の枠体1における背面の一部
とすることもできる。
【0013】
【発明の効果】以上実施例による説明からも明らかなよ
うに、この発明によれば適用する機器毎に電気導体線の
長さや接続様式について異なる要請があっても、送風機
側と機器側を電気的に接続しうるだけの簡単な構成の接
続線のみの対応で応えることができるので、送風機自体
は同一仕様に標準化することができ、生産性が向上する
うえ、延び出すものが一切ないので、梱包操作も取扱も
ともに簡単になる。
うに、この発明によれば適用する機器毎に電気導体線の
長さや接続様式について異なる要請があっても、送風機
側と機器側を電気的に接続しうるだけの簡単な構成の接
続線のみの対応で応えることができるので、送風機自体
は同一仕様に標準化することができ、生産性が向上する
うえ、延び出すものが一切ないので、梱包操作も取扱も
ともに簡単になる。
【図1】この発明の実施例を示す送風機の背面側からの
斜視図である。
斜視図である。
【図2】この発明にかかる導電部品の接続部分を示す側
面図である。
面図である。
【図3】この発明にかかる連結接続部材の平面図であ
る。
る。
【図4】この発明の他の実施例を示す送風機の斜視図で
ある。
ある。
【図5】従来の送風機を示す背面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久良 竜三 岐阜県中津川市駒場町1番3号 三菱電 機株式会社 中津川製作所内 (72)発明者 小宮山 菊夫 岐阜県中津川市駒場町1番3号 三菱電 機株式会社 中津川製作所内 (72)発明者 安本 和弘 岐阜県中津川市駒場町1番3号 三菱電 機株式会社 中津川製作所内 (56)参考文献 実開 平2−18697(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04D 29/18 - 29/38
Claims (1)
- 【請求項1】 通風路を形成するとともに、この通風路
のほぼ中央に取付脚を介して回転軸を回転自在に保持す
る軸支部を備えた枠体に対して、上記軸支部の外周にス
テータを、このステータの外側にロータをそれぞれ構成
してモータを構成し、このモータのロータと一体に上記
通風路内で回転する羽根車を構成し、上記モータ内には
モータに対する入出力を行なう電子回路を構成した回路
基板を有する送風機において、上記取付脚から上記枠体
の外表部までの間には一連のチャンネルを形成し、この
チャンネルに一端が上記回路基板に電気的に接続され、
他端が上記枠体の投影平面内における外部に臨む箇所に
設けられた機構に差し込み装着され、コネクタ接続の可
能の連結接続部材に接続した入出力用の複数本の電気導
体線を埋設し、その上記機構に装着した連結接続部材が
上記枠体の投影平面内にあることを特徴とする送風機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4042790A JP2751714B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4042790A JP2751714B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 送風機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05240191A JPH05240191A (ja) | 1993-09-17 |
JP2751714B2 true JP2751714B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=12645762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4042790A Expired - Lifetime JP2751714B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 送風機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2751714B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6104134B2 (ja) | 2013-09-13 | 2017-03-29 | 山洋電気株式会社 | ファンモータの筐体 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0528399Y2 (ja) * | 1988-07-15 | 1993-07-21 |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP4042790A patent/JP2751714B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05240191A (ja) | 1993-09-17 |
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