JPH0662642A - コンバインのクローラ走行装置 - Google Patents

コンバインのクローラ走行装置

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Publication number
JPH0662642A
JPH0662642A JP21387292A JP21387292A JPH0662642A JP H0662642 A JPH0662642 A JP H0662642A JP 21387292 A JP21387292 A JP 21387292A JP 21387292 A JP21387292 A JP 21387292A JP H0662642 A JPH0662642 A JP H0662642A
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JP
Japan
Prior art keywords
track frame
crawler traveling
frame
machine body
combine
Prior art date
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Pending
Application number
JP21387292A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuginobu Ujita
次延 氏田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Publication of JPH0662642A publication Critical patent/JPH0662642A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機体バランスを良好にするための機体に対す
るクローラ走行装置の取り付け位置の修正やクローラ走
行装置に対するメンテナンス作業を簡易に行うことがで
きるコンバインのクローラ走行装置を提供する。 【構成】 機体の主フレーム7に連結され、かつその前
端部に車軸11を支持した上部トラックフレーム9A
と、接地用転輪10群を枢着した下部トラックフレーム
9Bとを別体に構成してあるコンバインのクローラ走行
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバインのクローラ
走行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコンバインのクローラ走
行装置としては、例えば実開平4−51881号公報に
開示されているように、機体の主フレームと、接地用転
輪群と緊張輪とを支持するための単一のトラックフレー
ムとが、連結用脚部フレームを介して溶接等により一体
化されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ものにあっては、同一機種でも脱穀した後の穀粒貯留回
収するための形態として、穀粒貯留タンク構造や穀粒袋
詰めする構造等、搭載装置に仕様の違いがあり、又、排
ワラ処理装置として重量物の結束装置を装備したり、結
束装置にかえて別の軽量な装置を装備したり仕様が異な
ることで機体の前後左右の重量バランスがその仕様に応
じて異なるために、仕様に合わせて機体の重量バランス
を前後左右で安定したものに修正するバランスウエイト
を装着していた。このため、上記従来のものでは、機体
重量が増大化するという問題があり、そこで、バランス
ウエイトを搭載しないで、仕様の異なる機体の重量バラ
ンスを安定したものに修正する手段として、クローラ走
行装置における機体に対する接地位置を機体全体のバラ
ンスを安定にするように仕様に合わせたトラックフレー
ムを各仕様ごとに製作することが考えられるが、各仕様
ごとにトラックフレームの仕様を変えることは、製作上
コスト的に不利になるという欠点があった。又、接地用
転輪等に対するメンテナンスも転輪をトラックフレーム
につけたまま行ったりするので手間がかかり煩わしいも
のであった。本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、機体バランスを良好にするための機体に対す
るクローラ走行装置の取り付け位置の修正やクローラ走
行装置に対するメンテナンス作業を簡易に行うことので
きるコンバインのクローラ走行装置の提供を目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるコンバイ
ンのクローラ走行装置は、上記目的を達成するために、
冒記構造のものにおいて、機体の主フレームに連結さ
れ、かつその前端部に車軸を支持した上部トラックフレ
ームと、接地用転輪群を枢着した下部トラックフレーム
とを別体に構成してあることを特徴構成とする。かかる
特徴構成による作用・効果は次の通りである。
【0005】
【作用】即ち、トラックフレームを上部トラックフレー
ムと下部トラックフレームとに別体に構成したものであ
るから、主フレームに連結された上部トラックフレーム
に対しての接地用転輪群を枢着した下部トラックフレー
ムの取り付け位置を変更することで、機体の前後左右バ
ランスを適宜な状態に修正することができると共に、メ
ンテナンスにおいて例えばクローラベルトから接地用転
輪群を外したりする場合でも、上部トラックフレームに
対する下部トラックフレームの連結を解除したり、適宜
に変位することで接地用転輪群を個別に着脱することな
く、クローラベルトから外し易い状態にできる。
【0006】
【発明の効果】従って、トラックフレームを上下の部材
に分割して互いを連結位置変更可能に連結することで簡
単に機体の前後左右バランスを安定した状態に修正でき
るから、例えば同一機種において機体がわに装備される
装置の違い等によって機体バランスに差異が生ずる場
合、単に上部トラックフレームに対する下部トラックフ
レームの取り付け位置変更によって機体の重量バランス
等を簡易に調節できると共に、又、接地用転輪等に対す
るメンテナンスを行う場合でも、上部トラックフレーム
から下部トラックフレームを取り外すだけの簡易な作業
でメンテナンスしやすくできるので、作業性を向上でき
るに至った。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に、コンバインを示している。このコンバイ
ンは、左右一対のクローラ走行装置1,1で走行可能に
支持された機体2に、脱穀装置3、操縦部4、穀粒貯留
部5等を搭載すると共に、機体2前部に、刈取前処理部
6を横軸芯周りで昇降自在に装備して構成してある。
【0008】左右一対のクローラ走行装置1,1は、図
2及び図3に示すように、夫々、機体2の前後方向に沿
って配設された左右一対の主フレーム7,7に前後一対
の連結フレーム8,8を介してトラックフレーム9のう
ち上部トラックフレーム9Aを連結し、この上部トラッ
クフレーム9Aにボルト連結した下部トラックフレーム
9Bに前後に複数個の接地用転輪10‥を並設した状態
で枢着すると共に、上部トラックフレーム9Aの前端部
に車軸11を支持した状態で設けた駆動輪12と、前記
接地用転輪10‥群と、上部トラックフレーム9Aの後
端部に支持した緊張輪13とにわたってゴム製のクロー
ラベルト14を張設して構成してある。
【0009】そして、各クローラ走行装置1のトラック
フレーム9の前記上部トラックフレーム9Aと、下部ト
ラックフレーム9Bとは別体に構成しており、図2に示
すように、上部トラックフレーム9Aと連結するための
ボルト15,15を挿通するための上下貫通孔16を、
下部トラックフレーム9Bには前後方向で所定間隔おき
に穿設している。
【0010】上記構成により、図3に示すように、機体
2を左右一対のクローラ走行装置1,1で支持する状態
で前後左右の重量バランス、つまり機体の前後左右での
重心位置が、左右のクローラ走行装置1,1が接地した
状態での前後左右での中心位置に平面視でほぼ位置する
ように設定するために、機体2に装備された前記脱穀装
置3、操縦部4、原動部、穀粒貯留部5や刈取前処理部
6等との配設関係に基づいて機種に応じて、クローラ走
行装置1,1の機体2に対する接地位置を変更できるも
のとなっている。つまり、図3に例として示したよう
に、機体2前部がわの方に比較的重量物が搭載される機
体2の右側部のクローラ走行装置1における上部トラッ
クフレーム9Aに対する下部トラックフレーム9Bの連
結状態に比較して、機体2後部がわの方に比較的重量物
が搭載される機体2の左側部のクローラ走行装置1にお
ける上部トラックフレーム9Aに対して下部トラックフ
レーム9Bを後方に位置をずらした状態にしてボルト1
5で連結しているように、上部トラックフレーム9Aに
対する下部トラックフレーム9Bの取り付け位置を前後
に変更できるようにしてある。
【0011】又、図4に示すように、湿田用に特に供さ
れる機種のクローラ走行装置1と通常の田地に使用され
る機種のクローラ走行装置1とで共通部品を用いること
ができるように、上記通常機種のクローラ走行装置1で
は、上部トラックフレーム9Aを下部トラックフレーム
9Bに直接載置した状態でボルト15で連結して製作
し、上記湿田用機種のクローラ走行装置1では、上部ト
ラックフレーム9Aと下部トラックフレーム9Bとの間
に機体2の対地高さを嵩上げするためのブロック材17
を介装してボルト18で連結して製作するようにしても
良い。
【0012】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインを示す全体側面図
【図2】下部トラックフレームを上部トラックフレーム
に対して相対的に前側(イ)又は後側(ロ)に位置させ
て取り付けたクローラ走行装置を示す側面図
【図3】コンバインにおける左右のクローラ走行装置を
示す平面図
【図4】別実施例をのコンバインのクローラ走行装置を
示す側面図
【符号の説明】
7 主フレーム 9A 上部トラックフレーム 9B 下部トラックフレーム 10 接地用転輪 11 車軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体の主フレーム(7)に連結され、か
    つその前端部に車軸(11)を支持した上部トラックフ
    レーム(9A)と、接地用転輪(10)群を枢着した下
    部トラックフレーム(9B)とを別体に構成してあるコ
    ンバインのクローラ走行装置。
JP21387292A 1992-08-11 1992-08-11 コンバインのクローラ走行装置 Pending JPH0662642A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020037117A (ko) * 2000-11-13 2002-05-18 석창성 차동제한기능을 갖는 차동장치
JP2005229936A (ja) * 2004-02-20 2005-09-02 Iseki & Co Ltd コンバインの走行フレーム
KR20140132772A (ko) * 2012-05-11 2014-11-18 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 아날로그 변환 장치 및 프로그래머블 컨트롤러 시스템

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